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フランスは殺処分大国~殺処分数が人口比で90倍の県もある







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France/Frankreich

 私は今まで何度も、フランスの犬猫の殺処分の多さを取り上げています。フランス全土の年間の犬猫の殺処分数は50万頭と推定されています。この数は人口比で日本の約40倍です。またフランスの公営私営とも、アニマルシェルターでの殺処分率は非常に高く、特に地方では殺処分率が100%という公営シェルターもあります(日本の公的犬の殺処分率は15%)。行政が頻繁に野良犬猫を捕獲して施設に収容し、その多くが殺処分されます。また一部の自治体では、犬猫の狩猟が許可されています。今回取り上げるのは、フランスのリゾート地で、「行政が猫の毒殺を行っており、犬の銃殺も行政が行うことになった」件について取り上げます。


 サマリーで示した、
1、フランスでは年間の犬猫殺処分数が50万頭と推計され、人口比で日本の約40倍である。
2、フランスのアニマルシェルターの殺処分率は大変高い。
3、フランスでは一部の自治体では犬猫の狩猟が合法。

ですが、以下の記事で取り上げています。

フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
ハンターが犬猫を射殺駆除する犬猫の狩猟が合法なフランスの自治体

 今回取り上げるのはフランスのリゾート地、レユニオン県で、野良犬を射殺によって駆除する法令が2017年に成立することとなった件です。同地では、以前から野良猫は毒餌により駆除されていました。
 この法令に反対して、現在署名活動が継続しています。本法令に反対する嘆願署名サイトは2019年に更新し、現在も署名を募っています。それによりレユニオン県では、野良犬を射殺により駆除することが公的事業として行われていると推測されます。嘆願署名サイトから引用します。


New scandal in Reunion Island: soon stray dogs to be killed with rifles! 「フランス レユニオン島の新たな醜聞:まもなく野良犬がライフルで殺されようとしています!」 2017年12月19日

On the Reunion Island, a new decree would soon allow the shooting on sight of stray dogs.
After the authorization of the poisoning and trapping of stray cats, it is now the dogs that are in the sights of the authorities of the Reunion Island.
The prefect of the island was working on the creation of extermination officers, which should be operational during the first half of 2018. In other words, dogs can be killed by rifle shots!
At the root of this incredible decision were stray dog attacks on herds that have angered farmers.
Not only is this cruelty unacceptable from an ethical point of view, but they will not solve the problem.
It is also time to put an end to cruel pseudo-solutions.
Stray dogs and cats need to be saved, not slaughtered!
And for a real protection of our companions’ dogs and cats, please sign and spread this petition.

フランス、レユニオン島では、野良犬を発見した場合には、まもなく新しい法令によって銃殺することが許可されることになりました。
野良猫の毒殺と捕獲が許可された後に、レユニオン島の当局者が目をつけているのは犬です。
島の知事は2018年の前半に運用されるはずの、野良犬の駆除担当者の育成に取り組んでおり、それはつまり犬がライフル銃で殺される可能性があるということです。
この驚くべき決定の根拠は、農家を怒らせた野良犬の群れによる攻撃でした.
この残虐な行為は倫理的な見地から容認できないのみならず、野良犬問題を解決することもありません。
今こそ、残酷なニセの解決策を終わらせるべきです。
野良犬や野良猫は殺されるのではなく、救われるべきです。
そして私たちの仲間である犬と猫を真に保護するために、この請願書に署名して広めてください。



(動画)

 SPA Réunion Errance Animale Réunion LOCATERRE, reportage Réunion 1ère 2016年4月5日

 フランス レユニオン県の公営アニマルシェルターの犬猫殺処分数は年間15,000頭。同県の人口は86万人なので、この数は人口比で日本の約92倍です。野良猫の毒餌と犬のライフルでの駆除もあります。フランス全土での犬猫殺処分数が50万頭で人口比で日本の約40倍だから驚きません。




(動画)

 Refuge animalier du Grand Prado La Réunion 2018年6月1日

 2018年5月末から6月初頭にかけて、レユニオン県の公的動物収容所の犬は全て殺処分されました。民間のアニマルシェルターの収容不足で犬を移せないためです。殺処分を減らすためには新しい飼主に譲渡する以外はないです。犬を引き取ってください。

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また無責任な餌やりの被害に動物があう

確かに犬猫にゃ罪はないけど迷惑だから駆除されるのは仕方ない罪はなくとも害だから。

犬猫が殺されるのではなく救われるべきというなら愛好者だけで管理できる範囲で繁殖させるべき、犬猫に興味もない人々の税金をアテにすべきではない。

愛護が弾劾すべきは愛誤共であり殺処分をする行政ではない、飼育するにゃ資本がいるんだから犬猫なんざ人の生活圏でしか存続できないのだし自分たちの手に負える範囲で繁殖させればいい。
無責任に繁殖させてる同好の士を弾劾せずに、被害があるから駆除する行政を批判するバカばっかしかいないから永遠に不要な犬猫が死ぬ。

犬猫関連に限って言えば基本的に犬猫の愛護を訴えてる奴等の99%は愛誤であると思う。

Re: また無責任な餌やりの被害に動物があう

猫ボラ滅びろ! 様、コメントありがとうございます。

> 確かに犬猫にゃ罪はないけど迷惑だから駆除されるのは仕方ない罪はなくとも害だから。

犬猫以外の有害獣は駆除されています。
なぜ犬猫に限りいけないのか、合理的な理由はありません。


> 犬猫が殺されるのではなく救われるべきというなら愛好者だけで管理できる範囲で繁殖させるべき、犬猫に興味もない人々の税金をアテにすべきではない。

フランスの地方では行政が相当の予算をかけて犬猫の駆除を行い、捕獲してして収容し、殺処分しています。
それだけでもいい加減公費の無駄遣いです。


> 愛護が弾劾すべきは愛誤共であり殺処分をする行政ではない、自分たちの手に負える範囲で繁殖させればいい。

その通りです。しかし増えてしまった野良動物は、公費で殺処分するのが次善の策でやむなしでしょう。
フランスで、野良犬のライフル銃で駆除することに反対している愛誤は、じゃあどうしたらいいのかって。
代替案も出さずに反対しても一歩も進まない。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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