4月は春の狂犬病予防週間です。犬の飼い主に、飼い犬に狂犬病予防接種を受けるように促す厚生労働省のラジオ広報放送を何気なく聞いていました。「狂犬病は犬、キツネ、タヌキ、アライグマなど、ほとんどの哺乳類が感染します・・・」。私はそれを聞いて驚きました。猫が挙げられていなからです。先進国では、今では人への感染源は猫が突出して多く、最も狂犬病感染リスクが高いとされているからです。 まず狂犬病の定義を以下に引用します。
狂犬病 ウィキペディア狂犬病(英:rabies)は、ラブドウイルス科リッサウイルス属の狂犬病ウイルス(rabies virus)を病原体とするウイルス性の人獣共通感染症であり、ヒトを含めたすべての哺乳類が感染する。
毎年世界中で約5万人の死者を出している。感染した動物の咬み傷などから唾液と共にウイルスが伝染する場合が多く、傷口や目・唇など粘膜部を舐められた場合も危険性が高い。
発症後の死亡率は約95%で、確立した治療法はない。
北米では人への感染は年間数名だが、ネコで200 - 300件、イヌで20 - 30件の狂犬病報告がある。 WHOでは、全世界での狂犬病感染源で最も多いのは犬とされています。発展途上国や中進国では、犬の係留飼育や登録、狂犬病ワクチン接種義務を課しているところは未だに少ないからです。犬が放し飼いされて野犬も多く、狂犬病ワクチンも未接種ならば、犬~犬への感染が多いでしょう。また人への咬傷事故も多くなります。
しかし先進国では、犬は管理飼育が行き届いています。係留飼育、登録、ワクチン接種が法制化され、野犬は捕獲駆除されますので少ないです。管理飼育されているために犬は感染機会が少なく、感染個体も少なくなります。人の狂犬病感染源は、犬よりもはるかに猫からの感染の方が多いのです。近年のアメリカ国内でのヒトへの狂犬病の感染源(狂犬病ウイルス暴露後支柱者治療を受けたケース)のほとんどは猫でした。
犬猫を比較すれば、狂犬病感染個体の発生数は、北米では猫は犬の約10倍ですから当然でしょう。猫は犬と異なり、先進国でも管理飼育が遅れており、放し飼いされることが多いです。そのために、感染した野生動物との接触の機会が犬よりはるかに多いことが原因でしょう。私は、このような記事も書いています。
狂犬病感染猫が子供たちを襲う。
北米では、ヒトの狂犬病感染源が殆どが猫であるという、アメリカの学術誌の記述を引用します。
audubonmagazine2009年。オウドゥボン誌から引用。
About 80 percent of rabies shots administered to humans result from contact with feral or stray cats.
人間の狂犬病感染(狂犬病ウイルス暴露後注射治療を受けたケース)理由の約80%は、野良猫か放し飼い猫との接触です。 上記、オウドボン誌に述べられていること(狂犬病の人の感染源はほとんどが猫である。犬よりはるかに多い)は、先進国では概ね当てはまるでしょう。なぜならば、先進国では、犬の管理飼育(係留飼育、登録、ワクチン接種義務。野犬の捕獲駆除)が進んでいますが、猫では遅れているという共通点があるからです。
日本は狂犬病清浄国です。昭和32年以降は発生していません(最後の感染例は「猫」です)。しかし、もし日本に再び狂犬病が発生すれば、犬よりも猫の方がはるかに大きなリスクになります。なぜならば、上記の先進国と「犬の管理飼育は進んでいる。しかし猫では遅れている」という共通点があるからです。自由に徘徊する野良猫と放し飼い猫は、狂犬病拡大の最大のリスクです。
しかし厚生労働省の、狂犬病に関する資料を見て愕然としました。
狂犬病 厚生労働省。その中では、飼育動物に関しては、犬に対するワクチン接種しか狂犬病予防対策として挙げられていないからです。また図表、「世界各地の狂犬病媒介動物」では、コウモリ、アライグマ、スカンク、コヨーテ、キツネ(北米大陸)とあり、そのほかの地域でも、イヌ、オオカミ、キツネ、コウモリ、マングース、ジャッカルとあります。しかし猫はありません。
北米大陸では、狂犬病感染個体の発見数は猫が犬の10倍であり、ヒトの感染源(狂犬病ウイルス暴露後注射の治療を受けたケース)の80%を猫が占めるのです。それを考慮すれば、厚生労働省の資料は著しい偏向です。もはや誤りと言えるでしょう。猫愛誤のテロや圧力でもあるのでしょうか。そう思わざるを得ません。
その他にも、狂犬病予防法、同施行規則でも矛盾点があります。日本では、狂犬病予防接種が義務付けられているのは犬のみで、年1回です。しかし狂犬病ワクチンによる抗体は、2年以上持つとされています。毎年のワクチン接種は犬にとって負担です。
対して管理飼育が徹底した犬よりはるかに狂犬病リスクが高い野良猫は放置で、猫の放し飼いは自由、その上猫は狂犬病ワクチン接種義務もありません。タワーマンションの高層階で飼育されている、外に出たことがない体重2キロのひ弱なチワワと、体重が7キロの、外来生物のアライグマやネズミに常に接している野生的な野良猫や放し飼い猫と、どちらが狂犬病感染と拡大リスクが高いと思われますか。
アメリカを例に挙げますと、狂犬病ワクチンの接種義務は、犬猫とも課している州がほとんどです。そしてワクチン接種間隔は犬猫とも、2~3年です。次回は、アメリカの犬猫等の狂犬病ワクチン接種についての法制度をご紹介し、日本の狂犬病政策の矛盾点を論じたいと思います(続く)。
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鍵コメ様、コメントありがとうございます。
失礼ながら、勝手にコメントの一部を引用します。
>猫に関しての法改正がされないのも国会議員等にも愛誤が相当いるからでしょうか?
それは私も疑っています。
アメリカでは、犬猫とも、3年ごとの接種を義務付けている州がほとんどです。
日本の狂犬病対策で、なぜ犬だけ過剰(ワクチンは1年毎。不活性化ワクチンでも、犬の体に対する負担は多少あるでしょうし、飼い主の経済的時間的負担も無意味に増やしています。今では3年間抗体が持続するワクチンが主流です)で猫が放任なのか、理解に苦しみます。
中国や北米では野良猫による狂犬病感染が大きな問題になってますよね。
感染した野良猫に引っかかれたり、咬まれたりしただけで
かなりの確立で感染し、発病したら高死亡率なのですから
狂犬病が日本に再侵入してきたらアウトブレイクは必至でしょう。
とくに危険なのは、日常的に野良猫に餌やりをする
いわゆる餌やり愛誤たちですね。
餌やりたちがバタバタと狂犬病に倒れるのは自業自得ですが
公園等で興味本位で野良猫に近づいた子供が感染してしまったら
それは悲劇です。
子供たちを守るためにも、狂犬病防止の対策を猫(野良猫を含む)にも拡大させるべきです。
三ニ一閣下様、コメントありがとうございます。
> 中国や北米では野良猫による狂犬病感染が大きな問題になってますよね。
北京オリンピック前に、狂犬病予防対策として中国は犬猫を大量に殺処分しました。
猫から狂犬病をうつされた、中国の子供のニュースは、日本でも報じられました。
> 狂犬病が日本に再侵入してきたらアウトブレイクは必至でしょう。
猫は威嚇する時に、つばを吐きかけるでしょう。
唾液が目に入れば、噛まれなくても狂犬病が感染することもあります。
私は子供の頃に、ブロック塀の上から猫に理由もなく襲われたことがありますし、つばを吐きかけられました。
> 餌やりたちがバタバタと狂犬病に倒れるのは自業自得ですが
> 公園等で興味本位で野良猫に近づいた子供が感染してしまったら
> それは悲劇です。
公園で遊ぶのは子供達ですし、餌やりも公園で行われます。
最も狂犬病のリスクにさらされているのは幼児であるとの指摘は、アメリカの公的機関もしています。
おはようございます。
千葉県のHPに最後の感染事例は昭和32年の【ネコ】が最後であるとしています。
http://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/rabies.html
しかし厚生労働省のHPでは世界の発生状況を見ても【ネコ】が見当たらず意図的に外しているように私は感じます。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/
これは、日本でのネコから人への感染事例が極端に少なかったからではないかと推測しています。
現に犬のみの規制で清浄国化に成功しています。
狂犬病予防法は、他にも野犬に噛まれる事故や犬の糞尿被害の減少、現在の犬の殺処分減少に効果がありました。
ネコは犬ほど噛まれる事故は無いでしょうが、概ね同様の効果も期待出来ます。
また感染ネコが輸入された場合に人への感染リスクがある以上、ネコも犬同様に規制した方が良いと私は思います。
狂犬病は発症したらほぼ100%死亡しますが、管理飼育することで容易に感染を防げる病気だからです。
ネコ愛誤が感染して死亡するのは【自業自得】かも知れませんが、感染が起きた場合はそう都合よく愛誤だけ感染するとは限りませんから。
私は愛誤は嫌いですが、やっぱり人権も同じなので誰も感染犠牲者にならないほうが良いと思います。
「○○は死ななきゃ治らない」とも言いますけどね。。
猫糞被害者@名古屋様、コメントありがとうございます。
> 千葉県のHPに最後の感染事例は昭和32年の【ネコ】が最後であるとしています。
私が記事で述べた通りです。
> しかし厚生労働省のHPでは世界の発生状況を見ても【ネコ】が見当たらず意図的に外しているように私は感じます。
こちらのリンクも、記事に貼っています。
> 現に犬のみの規制で清浄国化に成功しています。
昭和32年以前の日本と、現在では状況が異なります。
当時は、中大型犬の外飼いが主で、放し飼いも普通に行われていました。
また野犬の数は大変多く、虚圏病撲滅後の1970年でも、100万頭以上の犬が殺処分されました。
今では、犬は小型室内犬が主で、放し飼いする人はほぼ皆無です。
また野犬も皆無です。
相対的に、野良猫外飼い猫の狂犬病リスクが上がっています。
> また感染ネコが輸入された場合に人への感染リスクがある以上、ネコも犬同様に規制した方が良いと私は思います。
輸入動物の検疫については、猫も犬同様の狂犬病防止のための規定があります。
> 狂犬病は発症したらほぼ100%死亡しますが、管理飼育することで容易に感染を防げる病気だからです。
ですから猫も室内飼いで管理飼育するべきなのです。
しかしアメリカでは、完全室内飼いしていたとしても、猫に対する狂犬病ワクチンの義務が課され、違反者は刑事罰をもって処せられます。
完全室内飼いで、外に出たことがないチワワでも、日本では同様です。
> 私は愛誤は嫌いですが、やっぱり人権も同じなので誰も感染犠牲者にならないほうが良いと思います。
もし狂犬病が日本で再発生したら、最も感染リスクが高いのは、濃厚に接している猫愛誤です。
猫愛誤が言う「動物愛護先進国欧米では、TNRがスタンダード。餌やりや野良猫に寛容な社会だ」というのは大嘘です。
アメリカでは、TNR(自称)猫ボラ活動をして、逮捕起訴有罪となった事件なんていくらでもあります。
アメリカでは、猫飼育の規制を強化しつつあり、野良猫への餌やりは厳しい刑事罰を持って処する、TNRは廃止し、TNRを狙い撃ちした禁止条例も相次いで制定されたいます。
狂犬病対策という面もあります。
日本ほど野良猫が野放し状態でも保護され、餌やりの横暴が通用する国は先進国ではありません。
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ありがとうございました。
もう少しでレコード更新となるところでした。
引き続き、愛誤の欺瞞を暴いていきます。
検索上位でヒットするためにも、アクセス数アップにご協力をおねがいします。
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鍵コメ様、コメントありがとうございます。
失礼ながら、コメントの一部を引用します。
> 金儲けの主義の獣医が考えたのでしょうか?
その可能性も疑ってしまいますね。
> TNRが地域猫の増加の一因にもなっていると思います。
全く同感です。
TNR(地域猫)が浸透してきてから、ますます野良猫が増え、その被害は深刻化してきていると思います。
日本でhydrophobiaが再流行した場合は、医療体制の限界から被害も大きくなりそうですね。
日本独自の曝露前接種方法では、0、28、180日の三回接種に半年も要する上に、抗体価の減弱化も早いようです。
欧米でのWHO方式では、0、7、28(21)と緊急接種の場合は21日で、有効期間は2年とされています。
欧米のワクチンは日本では未承認です。
曝露後ワクチン接種でも0、3、7、14、30、90日の計6回ワクチンを皮下に注射することになりますが、0日目に必要な抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)は世界的に不足している上に、日本では製造も輸入もしていないため、ほぼ入手不可能です。
日本で狂犬病ワクチンを製造しているのは化学及血清療法研究所のみで、生産量は年間4~5万本です。
曝露前接種で3本、曝露後接種で6本必要なんですから、絶対的に不足しています。
ひとたび再流行すればパニックは必至でしょうね。
日本は狂犬病清浄国であるがゆえに、いろいろな面で後進国なんですから。
水際での狂犬病防疫-小樽市における狂犬病サーベイランスの現況-(2004.8)
http://www.jsava.com/ippan/junju/2004_2.html
こうして外国の動物が簡単に上陸している現実のなかでの日本人の意識の低さはどうしようもないですね。
「自分もイヌを飼っているが、いつも散歩をさせてやっている。ロシアのイヌだって船の中だけでなく陸地を歩きたいはずだ。船に乗せたままではかわいそうじゃないか。」だそうですw
日本で92年ぶりに流行した口蹄疫は猛威を振るいましたね。
あれでドイツ・バイエル製薬の消毒剤「ビルコン」の争奪戦があったわけですが、狂犬病ワクチンを買い占めておいて日本で狂犬病を流行させれば莫大な利益を得られますね。
名無しさん@13周年様、コメントありがとうございます。
> 日本でhydrophobiaが再流行した場合は、医療体制の限界から被害も大きくなりそうですね。
hydro=水、phobia=恐怖症、で狂犬病のことですが、日本でも狂犬病の名を改め、恐水症と意識的に使っている医療従事者の方もいるようです。
ただ一度定着した名称は変えにくいし、狂犬病=犬、という意識も根強いです。
> 日本独自の曝露前接種方法では、0、28、180日の三回接種に半年も要する上に、抗体価の減弱化も早いようです。
たしか日本での人用狂犬病ワクチンは、受精鶏卵由来のもののみと記憶しています。
安全性に考慮した、相当弱毒化したウイルス株を使用しているので、それだけ抗体値の減弱が早いのではないでしょうか。
外国ではヤギ脳由来のワクチンも認可されていますが、先進国では、多分家畜用のみではないでしょうか。
> 曝露後ワクチン接種でも0、3、7、14、30、90日の計6回ワクチンを皮下に注射することになりますが、0日目に必要な抗狂犬病ウイルス免疫グロブリン(RIG)は世界的に不足している上に、日本では製造も輸入もしていないため、ほぼ入手不可能です。
こんなこと言ってはなんですが、暴露後のワクチン接種で完治したのはいずれも幼児で、それも極めて確率が低いです。
一度狂犬病に感染すれば、大人はほぼ100%死ぬでしょうね。
と言って治療しないわけにはいかないですが。
> ひとたび再流行すればパニックは必至でしょうね。
もし、国内での感染が発生すればそうなるでしょう。
感染そのものより、パニックの方が怖いくらいです。
> 日本は狂犬病清浄国であるがゆえに、いろいろな面で後進国なんですから。
一般人の意識も低すぎます。
狂犬病は「犬が凶暴になる病気」とでも思っている人が多いですから。
> ロシアのイヌだって船の中だけでなく陸地を歩きたいはずだ。船に乗せたままではかわいそうじゃないか。
実際、小樽や新潟舞鶴港などでは、ロシア人が検疫なしで犬を上陸させ、ひどい場合は捨てていくこともあるそうです。
> あれでドイツ・バイエル製薬の消毒剤「ビルコン」の争奪戦があったわけですが、
界面活性剤と有機溶剤を混合した消毒薬ですか。
それを静脈注射したという。
日本のパコマも使われました。
私は口蹄疫も記事にしましたが、宮崎大学農学部では、野良猫や放し飼い猫が感染拡大の一因という論文を出しています。
不謹慎ながら、クルマのタイヤを消毒したり、犬の散歩を禁じたりしているのを見て「バカじゃないか」と思いました。
野良猫、放し飼い猫なんて、クルマや飼い犬なんかより、よほど自由に徘徊して畜舎の中まで入り込みます。
普通の感覚ならば、野良猫放し飼い猫は一斉捕獲、殺処分です。
しかし野良猫放し飼い猫は、全くのお咎めなし。
今の日本は、猫憐れみの令国家なのでしょうか。
ネコ科なのに
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%A7%91
っでも猫そのものは規定が無いのは如何にも不自然ですね。
愛誤議員の圧力ですかね。
しかし、狂犬病も怖いけど、今度の鳥インフルエンザも
侮りがたい敵です。こんなのが野良猫みたいな
ウイルスキャリアが跋扈している日本に侵入したら
「ってか既に水面下では感染してるかもですが」
一番最初に犠牲になるのは野良猫愛誤は構いませんが
公園で遊ぶ無邪気な子供達がヤバイですね。
早急に野良猫狩りをやらないと・・・。
只野乙三様、コメントありがとうございます。
> ネコ科なのに
科より一つ上の分類の目が「ネコ目」ですね。
> 愛誤議員の圧力ですかね。
厚生労働省の資料に「猫」の一文字もないのは、いかにも不自然です。
行政、議員双方にトキソ慢性感染者がいるのかも。
> しかし、狂犬病も怖いけど、今度の鳥インフルエンザも
> 侮りがたい敵です。
以前鳥インフルエンザ感染で鶏を大量に処分した時に、HNKが和歌山の養鶏場での感染は、放し飼い猫が原因である可能性が濃厚との報道をしました。
インフルエンザウイルスは、その動物が感染しなくても、飛沫が体について運んだだけで感染が拡大します。
> 公園で遊ぶ無邪気な子供達がヤバイですね。
大概、野良猫の餌やりをするのは公園でしょう。
経口感染の猫虫中やトキソプラズマは、既に危険水域です。
感染例も一定数ありますしね。
和牛の冷凍精液盗まれる=「日本一」の宮崎で-県畜産試験場
2009/04/07(火)
宮崎県畜産試験場(高原町)で保管していた県産和牛の冷凍精液が入った容器が盗まれていたことが7日、分かった。
冷凍精液は優秀な和牛を開発するため使用されている。
宮崎牛の中には、「和牛のオリンピック」と称される「全国和牛能力共進会」で日本一(内閣総理大臣賞)を獲得した種類もあり、県は交配に悪用される可能性もあるとみて、県警に被害届を出した。
試験場によると、盗まれたのは牛舎の人工授精室で保管されていた0.5ccの精液が入った容器。
2007年3月4日、職員が保管箱を確認したところ、143本減っていることが発覚したという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009040700293
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当時は民主党のごり押しで口蹄疫が蔓延している韓国の畜産研修生をノーガードで多数受け入れていました。
この事件の後、なぜか和牛と遺伝的特徴がほぼ同じ「韓国牛」というブランドが出来ました。
そして案の定、宮崎で口蹄疫が発生し、その後も民主党は意図的に日本の畜産を壊滅させようとしているとしか思えない対応ばかりしていましたね。
こんな民主党の「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」にも胡散臭いものを感じるんですが。
横浜の愛誤市議会議員も日本人じゃないですし。
名無しさん@13周年様
> 和牛の冷凍精液盗まれる=「日本一」の宮崎で-県畜産試験場
> 当時は民主党のごり押しで口蹄疫が蔓延している韓国の畜産研修生をノーガードで多数受け入れていました。
> この事件の後、なぜか和牛と遺伝的特徴がほぼ同じ「韓国牛」というブランドが出来ました。
宮崎の口蹄疫のDNAの方は、当時韓国で流行していたものと同じということをニュースで報道されていました。
韓国人研修生が持ち込んだ可能性もありますね。
「韓国牛」の牛肉からDNAを抽出し、解析して、宮崎で盗まれた精液と一致すれば盗まれたことは間違いありませんが、犯罪として立件するにはそれだけでは無理です。
口蹄疫では、宮崎などの畜産家の方々は、大変お気の毒としか言い様がないです。
> こんな民主党の「動物愛護管理法改正を検討する議員連盟」にも胡散臭いものを感じるんですが。
ペットショップ規制とか、殺処分をなくせと言っている方もおられるようです。
では海外の事情をご存知なのでしょうか。
ペットショップにしても、ドイツではむしろ自由化が進んで、今では世界最大の犬猫生体店頭販売ショップがあります。
それと、日本で殺処分をなくすなんてとんでもないことです。
公的殺処分がない、極めて少ない国は、日本より多くの犬猫を狩猟駆除したり(ドイツ、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルグなどのドイツ語圏)、民間シェルターで大量に殺処分したり(イギリスなど)しています。
また、飼い主が獣医師に安楽死を依頼することも、欧米では一般的です。
日本のように、犬猫を狩猟する習慣がなく、管理責任者のない動物までを保護の対象とする悪法「動物愛護管理法」がある国では、このまま公的殺処分をなくせば大変なことになります。
動物愛護管理法35条1項は廃止しても、飼い主が自費で獣医師に安楽死を依頼すれば良いのですが、所有者不明猫の引取りを定めた35条2項は絶対必要です。
馬鹿げたことをほざいている議員連中は、海外の事情を知らないのでしょうか。
それとも知らないふりをしているのでしょうか。
私はこれからも、正しい情報を発信していかなければならないと思います。
> 横浜の愛誤市議会議員も日本人じゃないですし。
O議員ですか。
帰化されたのでしょうか。
蛇足ですが、愛誤プロパガンダの広告塔のオーストリア人がいますね。
かの国ではドイツルールと同じく、野良猫犬は大量に狩猟駆除されています。
その数は、人口比で日本の数倍です。
記事で指摘されている、厚労省の「世界各地の狂犬病媒介動物」の北米にネコの記載がない理由についてですが、
CDCによると、アメリカにおける狂犬病報告件数の92.4%が野生動物であり、上位4位がコウモリ、アライグマ、スカンク、キツネとあります。
https://www.cdc.gov/rabies/location/usa/surveillance/wild_animals.html猫は244件と、一見数字だけ見ればキツネに迫る数ですが、実際はテストした検体数が異なります(キツネ325件/1732件に対し猫244件/23101件)し、ワクチン接種歴のレポートがあることから野良猫ではなく飼い猫が対象のようにも読めます。
(上記リンクの2015年サーベイランスより)
純粋な野良猫に関するサーベイランスが不明であること、猫ではウイルスの増殖が悪く猫から猫への二次感染は起こりにくいこと(動物の狂犬病調査ガイドラインより)、猫の狂犬病の多くはアライグマ変異株であることなどから、狂犬病の「媒介動物」としてネコの記載がないのではと思います。
ちなみに厚労省の別のページ(狂犬病に関するQ&Aについて)にはネコの記載があります。
Q4 どのような動物から感染しますか。
A4 感染動物すべてから感染する可能性がありますが、主な感染源動物は以下のとおりです。渡航中は特にこれらの動物に咬まれないように注意してください。中でも、犬が人に対する主な感染動物です。
アジア、アフリカ;犬、ネコ
アメリカ、ヨーロッパ;キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ、ネコ、犬
中南米;犬、コウモリ、ネコ、マングース
あこ様、コメントありがとうございます。
> 記事で指摘されている、厚労省の「世界各地の狂犬病媒介動物」の北米にネコの記載がない理由についてですが、
> CDCによると、アメリカにおける狂犬病報告件数の92.4%が野生動物であり、上位4位がコウモリ、アライグマ、スカンク、キツネとあります。
>
https://www.cdc.gov/rabies/location/usa/surveillance/wild_animals.html情報提供ありがとうございます。
後ほど、詳しく資料を拝見します。