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新型コロナは猫から人に感染する






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(Domestic/inländisch)

 最近タイで、新型コロナウイルスに感染した猫から獣医師に感染した症例が発見されました。感染した猫の新型コロナウイルスと、獣医師が感染した新型コロナウイルスの遺伝子型が一致したために、新型コロナウイルスの猫→人感染が確定しました。それ以前にも、新型コロナウイルスは猫から人に感染する、その症例はすでにある可能性があるという論文は公表されていました。オランダとデンマークでは養殖ミンクから人に新型コロナウイルス感染が確認されており、デンマークは国内の養殖ミンクをすべて殺処分しました。私は以前から人から猫への感染が早くから確認されていることから、新型コロナウイルスの猫から人への感染は当然ありうると思っていました。


 サマリーで示した、「タイで発見された新型コロナウイルスの、『猫→人』感染」の症例に関する、ニュースソースから引用します。


「ネコから獣医師に」新型コロナが伝播…「動物と人間間」初の感染事例=米メディア 2022年6月13日

10日(現地時間)ニューヨークタイムズ(NYT)によると、タイのプリンス・オブ・ソンクラー大学の研究陣は「昨年、獣医師がネコからコロナウイルスに感染した」という研究結果を発表した。
獣医師がネコから検体採取をする過程で、フェイスシールドをしていない獣医師の顔に向かってネコがくしゃみをした。32歳の女性獣医師は当時、マスクと手袋は着用していた。
確認の結果、ネコの検体からは新型コロナウイルスが検出され、獣医師もネコと接触した3日後に新型コロナの症状が表れた。獣医師が濃厚接触した人のうち新型コロナの感染者はいなかったことに加え、ネコは主人と会っていなかったことから「獣医師はネコから感染した」という仮説が有力になったと、この研究陣は分析した。



 上記の記事の続報です。新型コロナウイルスに感染した猫と、その猫から新型コロナウイルスに感染したとされる獣医師からそれぞれウイルスを採取し、遺伝子型が一致しました。そのために、猫から人に新型コロナウイルスが感染したことが確定しました。


猫から人間へのコロナ感染を初確認 検体採取時にくしゃみされた獣医師が陽性、タイ研究チーム報告 2022年6月17日

タイのプリンス・オブ・ソンクラー大学は6月17日までに、南部ソンクラー県で、新型コロナウイルスがネコを介して人間に感染したケースが確認されたとする研究結果をまとめた。
研究チームは、ネコと獣医師のウイルスの遺伝子が一致したことや、獣医師の濃厚接触者に新型コロナの感染者がなかったことなどから父子からネコに感染し、さらに獣医師に感染した可能性が高いと結論付けた。



 さらに本ケース以前から、新型コロナウイルスの「猫→人」感染の可能性は高く、すでにそのような症例が発生している可能性があるという論文があります。以下に引用します。


Does having a cat in your house increase your risk of catching COVID-19? 「家で猫を飼っていると新型コロナウイルスに人が感染するリスクが高まるのだろうか?」 2022年6月14日 ドイツ(フリードリッヒレフラー研究所)、イギリス(エジンバラ大)、アメリカ(コーネル大)、オランダ(ユトレヒト大)、スイス(ベルン大)、香港市大の研究者らの共同研究

Cats are highly susceptible to SARS-CoV-2 and were shown experimentally to transmit the virus to other cats.
Infection of cats has been widely reported.
Domestic cats in COVID-19-positive households could therefore be a part of a human to animal to human transmission pathway.
After the introduction of SARS-CoV-2 to a household by a human, cats may become infected and infected cats may pose an additional infection risk for other members of the household.
The separation of cats from humans suffering from SARS-CoV-2 infection should contribute to preventing further transmission.

猫は新型コロナウイルス感染に対する感受性が非常に高く、他の猫にウイルスを感染させることが実験で証明されました。
猫の新型コロナウイルスの感染は多く報告されています。
したがって新型コロナウイルス感染の陽性者がいる世帯で飼われているイエネコは、人から動物への感染経路の一部である可能性があります。
人が新型コロナウイルスを家庭内に持ち込んだ後に猫が感染する可能性があり、感染した猫は他の家族にさらなる新型コロナウイルスの感染リスクをもたらす可能性があります。
SARS-CoV-2感染に苦しむ人間から猫を分離することは、さらなる感染の防止に貢献するはずです。



 すでに書いた通り、デンマークでは毛皮用のミンク養殖場でミンクから人への新型コロナウイルスの感染が確認されました。そのちに、国内のミンクをすべて殺処分しました。しかしミンクの養殖場は一般の人から隔離された状態で、ミンク養殖場関係者以外が新型コロナウイルスに感染したミンクに接する可能性はほぼありません。猫、特に放飼いされている猫や、給餌されて人なれした猫の方が、はるかに新型コロナウイルスを無関係の人に感染させる可能性が高いと言えます。
 デンマークで国内のミンクをすべて殺処分したことを鑑みれば、猫の放飼いを禁じ、野良猫を捕獲して殺処分するのが当然とも考えられます。しかし「猫から人に新型コロナウイルスが感染した」症例のニュースは、日本ではほとんど報道されませんでした。何らかの理由で、意図的に大メディアが取り上げなかったことも考えられます。
 猫はその他でも日本ではFSTSを人に感染させ、すでに猫から感染して死亡した症例が複数あります。アメリカでは、カリフォルニア州の自治体でTNR猫が発疹チフス流行の原因となった事例があります。TNR活動家らは刑事訴追され、それらの自治体では野良猫の給餌を例外なく禁じる条例が制定されました。放飼いの猫や野良猫は、重大な感染症のリスクを人社会にもたらします。日本では、そのリスクが意図的に過小評価されていると私は感じます。


(動画)

 Cats and Dogs Top List of COVID-19 Infected Animals in U.S. 「アメリカ合衆国で院型コロナウイルスに感染した動物の」トップリストにある猫と犬」 2021年8月9日

概要:新型コロナウイルスは、最初に野生のコウモリから人に感染した可能性があります。ペットから人への感染はどうでしょうか。UC DAVIS獣医学部の附属病院によると、すでに多くの飼育動物の感染例があります。特に猫は40%を占めます。猫は人に他の動物より密着しているので、より感染しやすいのです。新型コロナウイルスは、最初は野生動物から人に感染しました。再び新型コロナウイルスが人から動物、さらに野生動物等に感染して変異して感染力を高め、人動物間での感染が循環していく可能性は否定できません。

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前から言われてましたが今回正式に報道されましたね。

コロナが人畜共通感染症であるという話は前々からありましたが、今回正式にマスコミから発信されましたね。

こういう話こそ狂犬病が猫から人もよくある話だという事なども含め正しく社会に流布されるべきだと思いますね。

野良犬の駆逐を狂犬病が根拠となっているのであれば、野良猫も同様に保健所で駆除すべきだと思います。

管理者のいない管理責任が誰にも及ばない愛玩動物が人間社会に当たり前に存在する時点で日本社会は異常だと思います。

Re: 前から言われてましたが今回正式に報道されましたね。

猫ボラ滅びろ!様、コメントありがとうございます。

> コロナが人畜共通感染症であるという話は前々からありましたが、今回正式にマスコミから発信されましたね。
> こういう話こそ狂犬病が猫から人もよくある話だという事なども含め正しく社会に流布されるべきだと思いますね。

かつて狂牛病(BSE)では、日本は兆という予算をつぎ込んで防除対策をしました。
しかし実は、BSEは日本での感染例は1例もありません。
イギリスから帰国した人が発症して死亡した1例だけです。
しかしSFTSはすでに数十例の人死亡例があり、猫から感染して死亡した例も複数あります。
しかし放飼い野良猫の危険性はほぼ言われません。
さらに地方自治体で地域猫や野良猫のTNRの補助金の予算を計上して進めています。
本t来ならばSFTSで野良猫から感染して死亡した症例が発生した時点で地域猫制度は廃止、猫の放飼いは禁止、野良猫は行政9が捕獲して殺処分すべきでしょう。
その他口蹄疫でも猫が感染を拡大させたという論文がありますし、新型コロナも猫から人が感染したことが確定しました。
日本はまさに猫愛誤に狂った国会です。


> 野良犬の駆逐を狂犬病が根拠となっているのであれば、野良猫も同様に保健所で駆除すべきだと思います。

アメリカやドイツでは、行政が野良猫も捕獲殺処分しています。



> 管理者のいない管理責任が誰にも及ばない愛玩動物が人間社会に当たり前に存在する時点で日本社会は異常だと思います。

というか、それを温存させる政策があり、温存すべきという政治家などがいる点では異常です。
野良猫野良犬は欧米先進国でも多くいます。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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