「犬の乗車はクレートに密閉するか、短時間であればハーネスとベルトで固定しなければならない」というドイツの道路交通法

Please send me your comments. dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare. dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。 dreieckeier@yahoo.de
(Zusammenfassung)
So transportieren Sie Ihren Hund richtig im Pkw.
Der §23 der Straßenverkehrsordnung (StVO) schreibt allgemein vor, dass im Fahrzeug mitgeführtes Transportgut in einer Weise gesichert werden muss, dass Mitfahrende und Verkehrssicherheit nicht gefährdet werden.
Das bezieht sich auch auf den Hund an Bord.
記事、
・「ドイツでは犬の乗車チケットの自動販売機がある」という、懲りない杉本彩氏の妄想発言、
・「ドイツではカフェなどに犬を同行でき動物の権利が確立されている」という杉本彩らの無知無学、
・犬が宿泊できるホテル等の数は日本はドイツの6倍ある〜「ドイツでは犬がホテルを自由に出入り」という杉本彩氏の狂気の発言、
・ドイツでの犬の宿泊は犬可宿泊施設がドイツの6倍ある日本に比べて非常に困難〜杉本彩氏の妄想、
・ドイツのタクシー運転手はほとんどがアラブ人で盲導犬ですら乗車拒否が横行している、
の続きです。
動物愛誤活動家の杉本彩氏は典型的な欧米出羽守、ドイツ出羽守で「欧米」、中でもドイツに関するデマ嘘発言が大好きです。しかし私が知る限り正確な情報は一つもありませんでした。杉本彩氏と二階堂ふみ氏の対談記事では「ドイツではタクシーの運転手が営業車に自分の犬を載せて勤務している」とあります。このような事例がある可能性は否定しませんが、それを一般的と誤認させるのは問題です。ドイツの道路交通法では「犬の乗車ではクレートに密閉するか、短時間に限りハーネスとベルトで固定しなければならない」としています。もし法律を順守するならば、長時間のタクシー運転手の勤務時間では虐待でしょう。
「ドイツではタクシー運転手が自分の犬を営業車に載せながら勤務している」という、杉本彩氏らの発言はこちらです。
・二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会 2022年3月19日
二階堂ふみ(以下ふみ):日本ではペットショップで動物を買うことがまだ当たり前に行われているし、ペットショップの数はかなか減りませんよね。
杉本彩(以下杉本):日本の生体販売ビジネスには大企業が参入して、大きな利益をあげているから、壊しにくいものになっているのも事実ですよね。
ふみ:海外では動物をモノのようにショーケースに入れて展示販売しているところをあまり見かけませんよね。犬と一緒にカフェに入ったり、動物と一緒にお店に入ったりする人が街のいたるところにいて、そもそも動物の権利が確立されている。ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて(笑)。
ドイツではホテルのなかでも犬が自由に出入りしているし、電車に乗るときは犬のチケットの自動販売機があるんですよね。
日本は誰でもなんの審査もなく動物を入手して飼育できるし、繁殖業や動物を販売する事業者も登録さえすればできる。
「ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて」。この発言では、犬は拘束されていない状態と解せます。少なくとも「シートに座っていて」ですから、クレートに入れていません。
ドイツでの犬の自動車の乗車ですが、道路交通法に規定があります。具体的には「犬を自動車に乗せる場合はクレートに密閉した状態で入れクレートを固定すること。短時間に限り、ハーネスと専用のベルトで犬を固定することが許可される」です。つまり犬が自由な状態でシートに座っていればそれは道路交通法違反であり、30ユーロ以上の反則金が科される可能性があります。また事故があれば、犬は固定していなければウィンドウを突き破って車外に放り出される可能性があり、犬にとっても危険です。その運転手は勤務時間内に道路交通法違反をしていたのでしょうか。仮に「ハーネスとベルトで固定していた」としても、タクシー運転手の長い勤務時間では明らかに虐待です。まず犬の自動車の乗車に関する、ドイツの道路交通法の資料を引用します。
・Hunde im Auto transportieren: Das müssen Fahrzeughalter beachten 「自動車での犬の輸送:自動車の所有者はこれらのことを考慮しなければなりません」 2022年3月29日
Viele Hundebesitzer lassen ihre Vierbeiner ungesichert im Auto mitfahren. Das ist nicht nur lebensgefährlich, sondern auch strafbar.
Wir zeigen Ihnen sichere Transportmöglichkeiten.
Bußgeld für Hundehalter.
Gerade auf kurzen Strecken nehmen Fahrzeughalter oftmals keine Rücksicht auf die Sicherheit für Mensch und Tier: Der Hund wird im Fußraum, auf dem Beifahrersitz bzw.
Für große Hunde eignen sich stabile Transportboxen aus Metall besonders gut, die im Kofferraum sicher unterbracht werden können.
Mittelgroße Hunde können mithilfe eines Geschirrs und eines Sicherheitsgurtes gesichert werden.
Für kleine Hunde hingegen gibt es ebenfalls spezielle Transportboxen.
Für kurze Strecken können Sie Ihr Haustier mit einem speziellen Sicherheitsgurt für das Auto anschnallen.
Nehmen Sie in jedem Fall ein möglichst kurzes und stabiles Hundegeschirr, das am Sicherheitsgurt befestigt wird.
多くの犬の飼い主は、4本足の友人(犬)が安全でない状態で自動車に乗せていますが、これは犬の命を脅かすだけでなく、罰せられる犯罪でもあります。
安全な犬の輸送の選択肢をご紹介します。
(安全な輸送方法でなければ)犬の飼い主には反則金が科されます。
特に短距離の乗車では、自動車の所有者は人や動物の安全に注意を払わないことがよくあり、犬は車内で足元、助手席にいます(がこれは違反です)。
トランクに安全に収納できる金属製の頑丈な輸送用のクレートは、大型犬に特に適しています。
中型犬はハーネスとシートベルトで固定できます。
一方小型犬用の、専用の輸送クレートもあります。
短距離の場合は、専用の自動車のシートベルトでペットを拘束することができます。
いずれの場合も、できるだけ短く安定した犬用ハーネスを安全ベルトに取り付けて使用してください。
・Die perfekten Hunde-Autos 「完全に正しい犬の自動車の乗車」 2022年1月25日
Sicherheitsvorschriften für den Transport von Hunden im Auto
Der §23 der Straßenverkehrsordnung (StVO) schreibt allgemein vor, dass im Fahrzeug mitgeführtes Transportgut in einer Weise gesichert werden muss, dass Mitfahrende und Verkehrssicherheit nicht gefährdet werden.
Das bezieht sich auch auf den Hund an Bord.
Die Fellnasen dürfen nur dann mitfahren, wenn sie so untergebracht werden können, dass sie während der Fahrt oder bei einem Unfall nicht zu einer Gefahr werden.
Der Platz auf der Hutablage oder auf dem Schoß von Mitfahrenden ist also in jedem Fall tabu. Sonst droht ein Bußgeld in Höhe von mindestens 30 Euro.
Der Hund darf etwa mitfahren, wenn er
auf dem Rücksitz ein Hundegeschirr zum Anschnallen trägt oder in einem geschlossenen Hundesitz Platz findet,
im hinteren Fußraum in Transporttasche oder Box untergebracht ist,
in einer Hundebox auf dem Rücksitz oder im Ladeabteil reist,
seinen eigenen eingebauten Transportkäfig im Laderaum zur Verfügung hat,
das Ladeabteil etwa durch ein Hundegitter vom Fahrgastraum abgetrennt ist.
自動車で犬を輸送するための安全規則
ドイツ道路交通法 (StVO) の23条では、車両で輸送される物品は乗客と道路の安全が危険にさらされないように固定しなければならないと規定しています。
これは車内の犬にも適用されます。
犬は移動中または事故の際に危険にならないように収容できる場合にのみ、自動車の乗車が許可されます。
荷物の棚や乗客の膝の上は、いかなる場合でもしてはなりません。
違反した場合は、少なくとも30ユーロの罰金のリスクがあります。
犬は、
後部座席に固定する犬の専用ハーネスを着用するか、密閉した犬の専用の座席に収容すれば自動車に乗車することができます。
輸送用バッグまたは箱に入れて後部座席の足元に保管すること。
後部座席またはラゲッジスペースの犬専用クレートで移動すること。
ラゲッジスペースを利用した、犬専用に組み込んだ輸送用ケージが自動車にあること。
犬用のラゲッジスペースは、ドッグをガードによって客室(人が乗車するスペース)から分離されていること。
上記の通り、犬を自動車に条はさせる場合はドイツ道路交通法の規定により「クレートで密閉状態するか、短距離に限りハーネスと専用のベルトで固定した場合、犬専用の収容スペースが荷物室にあり、人が乗車するスペースと完全に分離していることのみ許可される」と規定されています。「違反した場合は30ユーロ(日本円で4,000あまり)の反則金が科せられる」のです。
「ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて」の発言では、犬は拘束されていない状態と解せます。少なくとも「後ろのシートに座っていて」ですから、クレートに入れていません。また後部シートに「ハーネスとベルトで拘束している状態」とも解せなくはないですが、この方法は短距離に限るとしています。タクシー運転手の労働時間は長時間です。そのような状態で長時間犬を乗車させることは虐待ですし、「短距離に限る」とされています。
つまり、ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて」は、法令違反であることは間違いなく、さらには動物虐待なのです。杉本彩氏らは「ドイツではこのように犬はタクシー運転手の勤務中ですら連れていけるほど犬に寛容なのだ」ということをデマでも強調したいという意図があったのだと思われます。「タクシー運転手が勤務中に営業車内に自分の飼犬を乗せている」という従業員の道路交通法違反を、タクシー会社が容認しているとは考えにくいです。杉本彩氏らの経験が嘘とは断言しませんし、そのようなケースが有ることは否定しません。しかし明らかに違反行為で犬の虐待でもあり、安全運行に反する行為を「ドイツでは犬の権利が確立されている」という飛躍は有害だと私は思います。日本では犬の乗車についての道路交通法の規定はありませんが、杉本彩氏らの発言は「動物愛護先進国のドイツ」の誤った事情で危険な犬の乗車が増える可能性すらあります。
その様なことは少し考えればわかることです。要するに、彼女らは知能が正常に満たない「愛誤」なのです。この様な馬鹿げた発言を記事にして、公にするマスメディの知性も疑います。
(動画)
Hunde sicher im Auto transportieren- Darauf musst Du achten 「自動車に犬を乗車させて安全に輸送する-あなたはこれらの点に注意を払わなけれなりません」 2021年7月18日公開
このビデオでは、犬を自動車に乗車させる場合は、座席にベルトで固定する方法ですら危険と指摘しています。犬は専用のクレートで、さらに内側に緩衝材を用いるなどするべきとしています。「タクシーの運転手が座席に犬を乗せているドイツは犬の権利が確立された国」という杉本綾氏らの発言は呆れます。動物愛護を語る(騙る)割には無知。日本でも、犬の無防備な自動車の乗車は危険と指摘されています。だから彼女らは「愛誤」なのです。まさに赤恥の上塗り(笑)。
- 関連記事
-
- ドイツでは法律上動物はほぼモノとして扱われる~串田誠一参議院議員の狂気のドイツ法解釈
- ドイツの野良猫餌やりと猫の放飼いに対する厳しい判決~「欧米では野良猫の餌やりはやりたい放題」というペット法学会の狂気のデマ
- 「ドイツでは長時間犬に留守番をさせてはならない法律があるので共働き家庭は犬を預けなければならない」というわんちゃんホンポの大嘘記事
- 「犬の乗車はクレートに密閉するか、短時間であればハーネスとベルトで固定しなければならない」というドイツの道路交通法
- ドイツ「動物福祉法」には犬の飼養やブリーダーの数値基準の規定はありません〜わんちゃんホンポのデマ記事
- 家畜の糞便をペットフード原料に含めて良いドイツ〜「ドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務」というデマ記事
- 「ドイツ民法90条a『動物は物ではない』は動物に法的な利益をもたらさない」とし、改正を求める署名