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ドイツでの犬の宿泊は犬可宿泊施設がドイツの6倍ある日本に比べて非常に困難〜杉本彩氏の妄想







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(Zusammenfassung)
In Deutschland gibt es 202 Hotels, in denen Hunde übernachten dürfen, und 1285 in Japan.


 記事、
「ドイツでは犬の乗車チケットの自動販売機がある」という、懲りない杉本彩氏の妄想発言
「ドイツではカフェなどに犬を同行でき動物の権利が確立されている」という杉本彩らの無知無学
犬が宿泊できるホテル等の数は日本はドイツの6倍ある〜「ドイツでは犬がホテルを自由に出入り」という杉本彩氏の狂気の発言
の続きです。
 動物愛誤活動家の杉本彩氏は典型的な欧米出羽守、ドイツ出羽守で「欧米」、中でもドイツに関するデマ嘘発言が大好きです。しかし私が知る限り正確な情報は一つもありませんでした。杉本彩氏と二階堂ふみ氏の対談記事では「ドイツでは犬が自由にホテルに出入りしている」と発言しています。これは「ドイツではほぼすべてのホテルで犬が制限できる」という意味になります。これは真逆の大嘘です。前回記事では日本はドイツの6倍の犬宿泊施設があることを述べ、ドイツは極めて少ない事を述べました。また宿泊できるホテル等であってもレストランの利用を禁止するなど、制限が多いのです。



 「ドイツでは犬が自由にホテルに出入りしている」という、杉本彩氏らの発言はこちらです。


二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会 2022年3月19日


二階堂ふみ(以下ふみ):日本ではペットショップで動物を買うことがまだ当たり前に行われているし、ペットショップの数はかなか減りませんよね。
杉本彩(以下杉本):日本の生体販売ビジネスには大企業が参入して、大きな利益をあげているから、壊しにくいものになっているのも事実ですよね。
ふみ:海外では動物をモノのようにショーケースに入れて展示販売しているところをあまり見かけませんよね。犬と一緒にカフェに入ったり、動物と一緒にお店に入ったりする人が街のいたるところにいて、そもそも動物の権利が確立されている。ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて(笑)。
ドイツではホテルのなかでも犬が自由に出入りしているし、電車に乗るときは犬のチケットの自動販売機があるんですよね。
日本は誰でもなんの審査もなく動物を入手して飼育できるし、繁殖業や動物を販売する事業者も登録さえすればできる。


 
 このドイツではホテルのなかでも犬が自由に出入りしている」との発言ですが、読者は「ドイツでは全てかほとんどのホテルで犬が無制限で利用できる」と解するはずです。しかしこれは真逆も真逆、正反対の大嘘です。
 ドイツでホテル等の宿泊施設で犬が宿泊できるのは202施設です。貸別荘25件を加えても227件です。対して日本は1285件あります。この数はドイツの約6.4倍で、人口比に直しても日本は犬が泊まれる宿泊施設が4.2倍も多いのです。
 さらにドイツで犬が利用できるホテル等は、施設内のレストランも利用できる施設はわずかです(81施設)。また「犬が宿泊できるホテル」として検索サイトに登録しているホテルでも。犬等が泊まれる部屋は専用の部屋に限られます、例えば1,000室以上ある大型ホテルで仮に「犬が宿泊できる専用部屋」が1室しかなかったとしても、検索サイトに「犬が宿泊できるホテル」として登録できます。また犬等と宿泊する場合はかなり高価な追加料金が発生します。そのようなことからドイツでは、「宿泊施設は犬等のペットには優しくない。日本のほうがはるかに犬等の利用に好意的である」といえます。
 
したがって杉本彩氏の「ドイツでは犬が自由にホテルに出入りしている」との発言(これは「ドイツではほぼすべてのホテルで犬が制限なく利用できる」と読者は解するでしょう)は真逆の大嘘、デマです。以下に、それを裏付ける出典を示します。


Urlaub mit Hund 「ドイツでの犬と一緒の休日」 2021年7月19日

Wenn Haustiere in der Unterkunft erlaubt sind, müsst ihr noch einiges beachten.
Viele Hotels haben nur eine bestimmte Anzahl an „Hundezimmern“, deshalb solltet ihr immer vor der Buchung nachfragen, ob und wie viele Vierbeiner euch begleiten dürfen.
Auch wenn Haustiere im Hotel übernachten dürfen, kann es sein, dass der Vierbeiner nicht mit in den Speisesaal darf.
Auch wenn Hunde erlaubt sind müsst ihr in vielen Unterkünften einen Aufpreis für euren vierbeinigen.

(ドイツの宿泊施設で)ペットの宿泊が許可されている場合でも、いくつかのことを考慮する必要があります。
多くのホテルには限られた数の「犬可の専用部屋」しかないために、予約する前に4本足の友人(犬)が同行できるかどうか、そしてその数か可能かを常に確認する必要があります。
ペットの宿泊が許可されている場合でも、4本足の友人(犬)はレストランに同伴できない場合があります。
犬が許可されている場合でも、多くの宿泊施設では4本足の友人(犬)に追加料金を支払う必要があります。



 さらにドイツは年間のペットの遺棄数が50万(犬猫以外の小動物も含む)と推計されています。まさに「ペット遺棄大国」です。この点については、私は何度か複数のソースを引用して記事にしています。
 特にドイツでペットの遺棄が増えるのは、夏の長期休暇の時期です。複数の資料によれば、夏の長期休暇の時期にペットの遺棄がドイツで増えるのは、「ドイツではペットを受け入れる宿泊施設が少ない」ことや、「人気のビーチリゾートで犬を禁止している場合ばほとんど」が要因として挙げられています。杉本彩氏の「ドイツでは犬がホテルに自由に出入りし」という発言は、全くのデタラメです。杉本綾氏の思いつきや妄想であり、根拠がありません。以下にそれを裏付けるソースを示します。


Ferienzeit: Viele Haustiere werden ausgesetzt 「ドイツではホリデーシーズンに多くのペットが捨てられます」 2018年7月13日

Für viele Familien beginnt mit den großen Sommerferien die schönste Zeit des Jahres.
Für viele Haustiere hingegen kann es zur schlimmsten Zeit werden – mit Ferienbeginn werden viele von ihnen einfach ausgesetzt.
Urlaub mit einem Haustier, das kann schwierig werden.
Deutschlandweit sind es in der Regel 500.000 Tiere, die jährlich ausgesetzt werden – die Dunkelziffer, da sind sich die Tierschutzvereine sicher, dürfte noch weit höher liegen.

多くの家族にとって、一年の最高の時期は長い夏休みから始まります。
一方、多くのペットにとって、それは最悪の時期になる可能性があります-休日が始まると、それらの多くは単に放棄されます。
ペットと一緒に旅行するのは難しいことだからです。
ドイツでは、通常、毎年50万頭の動物が遺棄されていますー報告されていない事例の数を含めれは、動物保護団体が確信しているようにそれよりはるかに多い可能性があります。



 問題の杉本彩氏の発言は、これまで指摘した事柄以外でも、全てが真実とは真逆の正反対、嘘デマの羅列です。調べもせずに単なる思い込み、妄想を公の場でべらべらと喋るまくるのは極めて有害です。これほど酷いのは、何らかの疾患が原因の作話症すら疑われます。杉本彩氏は、然るべき医療機関を受診した方が良いと、私は思います。


(画像)

 日本で喧伝されているよりも、ドイツでははるかに犬を禁止している場所、施設が多いのです。

 ドイツ、ベルリン市内の児童公園入口に掲げられている看板。「犬禁止」と明示されています。ドイツ国内ではほぼ100%児童公園では犬禁止です。

ベルリン 犬禁止


 ドイツのレストランやホテルの入口によく掲げられている「犬はお断りします」の看板。この様な看板を掲げていても犬を同行させる飼主が多いのがドイツ。なお盲導犬や介助犬は法律でホテル等の同行が認められています。

レストラン 犬禁止 (300x180) (300x180) (2) (300x180)


 日本で「全域が犬のリードフリーの広大な公園」と紹介されているベルリンのグリューネヴァルトの区域。2つの湖がある遊泳地区は、2015年から「犬全面禁止」となり、犬を侵入させた飼主には罰金が課されるようになりました。なおグリューネヴァルトで犬のノーリード(リードフリー)が許可されているのは、全体の面積の4%です。ドイツでは、ビーチなどの遊泳場所も、ほぼすべてで犬が禁止されています。

シュラハテンジー 犬禁止
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ELLE変臭部に抗議しました

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a39170207/focus-on-vol16/?fbclid=IwAR1SDth6OPQbhwE9cxueiVOK5cX95LFQYw6AMln5iIlUGzLYSvvk-s_XY50
ELLE変臭部

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a39170207/focus-on-vol16/?fbclid=IwAR1SDth6OPQbhwE9cxueiVOK5cX95LFQYw6AMln5iIlUGzLYSvvk-s_XY50
に関して。
杉本彩氏らの発言が荒唐無稽なデマの羅列だ。マスコミとして真実に完全に反する報道は社会に有害。厳重に抗議する。

既に「電車の乗車券の犬の自動販売機がドイツにはある」が嘘であることを述べた。その他の記述についても抗議する。
「ドイツでは犬がホテルに自由に出入りし」という記述だが、「ドイツでは全てかほぼすべてのホテルで無制限に犬が出入りできる」と読者は理解するだろう。しかしドイツでは犬可のホテルは非常に限られる。また犬が宿泊できる部屋は専用の部屋のみで、ダイニングルームでは都市型ホテルはほぼお断り。人口比で日本は犬が利用できるホテルは4倍以上も多い(近年は特にリゾートで犬可ホテルが増えているため)。
以下の記事で、全て反証を挙げてある。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1852.html
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1853.html

御社の記事を一部引用したので、著作権法に抵触するか、熟読されたい。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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よろしくお願いします。

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