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「ドイツではカフェなどに犬を同行でき動物の権利が確立されている」という杉本彩らの無知無学







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(Zusammenfassung)
Hunde sind nicht erlaubt in Supermarkt, in Restaurant und in Textilshops.


 記事、「ドイツでは犬の乗車チケットの自動販売機がある」という、懲りない杉本彩氏の妄想発言、の続きです。
 「吸った息で嘘を吐かなければ窒息して死ぬ人」。動物愛誤活動家の杉本彩氏はそのような人です。典型的な欧米出羽守、ドイツ出羽守で「欧米」、中でもドイツに関する発言が大好きです。しかし悲しいかな、私が知る限り、正確な情報は一つもありませんでした。杉本彩氏と二階堂ふみ氏の対談記事では「ドイツではカフェなどに犬を同行させることができる動物の権利が確立された国」という吹き出す発言が収録されています。ドイツでは日本で喧伝されているほど店での犬同行はできません。半面日本では禁止されていない場所で厳しく制限されています。



 「ドイツではカフェなどの店に犬を同行することができる動物の権利が確立した国」という、杉本彩氏らの発言はこちらです。


二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会 2022年3月19日

二階堂ふみ(以下ふみ):日本ではペットショップで動物を買うことがまだ当たり前に行われているし、ペットショップの数はかなか減りませんよね。
杉本彩(以下杉本):日本の生体販売ビジネスには大企業が参入して、大きな利益をあげているから、壊しにくいものになっているのも事実ですよね。
ふみ:海外では動物をモノのようにショーケースに入れて展示販売しているところをあまり見かけませんよね。犬と一緒にカフェに入ったり、動物と一緒にお店に入ったりする人が街のいたるところにいて、そもそも動物の権利が確立されている。ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて(笑)。
ドイツではホテルのなかでも犬が自由に出入りしているし、電車に乗るときは犬のチケットの自動販売機があるんですよね。
日本は誰でもなんの審査もなく動物を入手して飼育できるし、繁殖業や動物を販売する事業者も登録さえすればできる。



 前回記事では杉本彩氏の「ドイツでは電車に乗るときは犬のチケットの自動販売機がある」という発言が大嘘であることを指摘しました。今回はドイツにおける犬の店の利用について述べます。
 結論から言えば、ドイツでは日本で喧伝されているほど飲食店では犬の入店が許可されてはいません。マスコミや動物愛誤家の情報では「全てかほぼすべての飲食店で犬の入店が許されており、食品店以外は犬の入店は自由である」とあります。正確な統計はありませんが、私や他のドイツ在住者の体験では飲食店での犬可は、大都市で半分あるかないか、と言ったところです。また繊維製品を扱う店(衣類やカーテンなどのファブリック)や医薬品を扱う店はほぼ100%犬お断りです。それを裏付けるドイツの資料があります。引用するのは、ドイツ移住を希望する人向けのドイツ情報サイトですので、実情に近いと言えます。


Darf man mit Hund ins Restaurant ? 「(ドイツでは)犬はレストランで許可されていますか?」

Da dies ja meistens verboten ist.
Da ist Deutschland wirklich sehr spiessig.....

Ich finde es eckelig(ecklig?) !
Bei uns ist sowas unvorstellbar.

Die Tiere müssen immer draussen bleiben!

Dafür braucht man in 90% der Welt doch kein Gesetz.
Hunde sind nicht erlaubt in Supermarkt, in Restaurant und in Textilshops.

多くの犬の飼い主がレストランに行くと、実際はほとんどのレストランで犬が禁止されています。
ドイツという国は、(犬をレストランで禁止するので)本当に息苦しいです・・・

私は犬がいることが嫌だと思います!
私たちと(犬がレストランで)一緒にいるのは、想像を絶します。

動物は、常に外にいなければなりません!

そのため(レストランでの犬禁止)、この分野では法律が90%必要でしょうが。
犬はレストランで、ファブリックの店で(繊維製品。服など)、スーパーマーケットでは(実際問題)許可されていません。


 
 とはいえ、ドイツでは日本より犬の入店できる飲食店が多いのは認めます。しかし犬可であっても「テラス席のみ(ヨーロッパではテラス席が多い、日本はテラス席は断りがなくても犬はOKだろう)」という店も多いですし、店が「犬の入店お断り」というステッカーを店頭に貼ってあるにも関わらず、犬を入店させる飼主がドイツには多いのです。
 さらに日本では禁止されていない場所でドイツでは厳しく犬を制限する法律があります。例えばシーズン中のビーチや湖の遊泳場では、特殊なプライベートビーチを除いてドイツでは100%犬の同行が禁止されています。シュレースヴィッヒーホルシュタイン州ではシーズン中は犬のビーチの入場を禁止し、違反した飼い主には1万ユーロ(約135万円)の罰金を科す法律があります。
 またドイツ全土では、児童公園はほぼ100%犬の入場を禁止しています。逃げ出した犬が児童公園内で徘徊し、通報を受けた警察官が出動し、飼主の目前(犬が飼主の呼び戻しに応じなかった)ために犬を射殺した事件がベルリン州でありました。日本で完全に法律で犬の入場を禁止してる公園はほぼないと思います。そのほかドイツでは墓地などの宗教施設や公園の芝生などでも犬が禁止されることが多いです。
 犬を禁止する場所と許可する場所は日本とドイツをはじめとするヨーロッパでは異なります。一概にドイツのほうが犬を同行できる場所が多いとは言えません。それは文化の差でしょう。
 
 杉本彩氏らは、僅かな例で表面的な事柄と言うか、実際にドイツで体験したわけではなく、伝聞と自身の思い込み妄想で発言していると思われます。それも一部のカフェで犬連れて入店できることが「ドイツでは動物の権利が確立している」とはお笑いです。そのような荒唐無稽なことを超上から目線で偉そうに知ったかぶりで喋りまくるのは、滑稽を通り越して醜悪です。必死で「犬を人並みに扱っている」ということをデマで、「ドイツは動物の権利が確立されている」という妄論を広めたいカルトめいた使命でもあるのですかね。なおホテルに関する杉本氏の発言も著しい偏向があります。それは次回記事で述べます。
 日本では犬の入場を完全に禁止した公園はほぼないと思われますし、もしあったとしても犬が入り込んで飼主が呼び戻しに失敗したとしても、警察官がサブマシンガンまで持ち出して犬を射殺することはありえません。そのような国が「動物の権利が確立している」とはお笑いです。


(参考資料)

 Hunde am Strand: Neues Gesetz schafft Verwirrung  「ビーチでの犬:新しい法律が混乱を招いています」 2017年9月19日 

Das im vergangenen Jahr novellierte Landesnaturschutzgesetz sieht vor, dass Hundehalter mit ihren Tieren erst ab 1. November an den Strand dürfen, einen Monat später als bisher.
Lübeck/Kiel
Aus Naturschutzgründen sei es völlig egal, ob Hunde ab Oktober oder ab November an den Strand gelassen werden.
Es geht um touristische Belange.
Wo es keine Strandsatzung gibt, greift das Verbot automatisch.

昨年のシュレースヴィッヒーホルシュタイン州自然保護法(Landesnaturschutzgesetz )の改正により犬の飼い主は、11月1日までにビーチに行くことができないと規定されています。
リューベック/キール
自然保護が理由で、犬禁止を10月から11月にするかが問われているのではありません。
それは観光客の問題です。
そのビーチに独自の法令がないばあいは、自動的に犬が禁止となります。



(参考資料)

Am Ende schoss die Polizeibehörde schritt nicht gegen aggressiven Kampfhund ein「結論は、警察官が攻撃的な闘犬を射殺したのは職務権限内という事です」 2010年12月22日

Ein aggressiver Staffordshire-Terrier tobte auf einem Spielplatz in Neukölln.
Polizisten erschossen das Tier,das vorher schon auffällig geworden war.
Die Nachbarn sind erleichtert.
Denn der Kampfhund „Schoko“, den ein Polizist am vergangenen Freitag auf einem Spielplatz am Sinsheimer Weg in Ost-Neukölln erschoss, war dort offenbar schon mehrfach durch sein aggressives Verhalten aufgefallen.
„Hunde verboten“ steht unübersehbar am Eingang des Spielplatzes am Sinsheimer Weg in Neukölln.

攻撃的なスタッフォードシャー・テリアは、ノイケルン区の子供の遊び場で興奮していました。
犬の興奮状態は既に顕著になっていたので、警察官はその犬を射殺しました。
近隣の人は、安堵しています。
先週金曜日に、東ノイケルンのジンスハイマー通りの遊び場で警察官が射殺した闘犬種の「ショコ」は、その攻撃的な行動のために何度か注目を集めていたようです。
「犬は禁じられています」という看板には、ノイケルンのシンスハイマー通りの遊び場の入り口にはっきりと書かれています。


Polizei erschießt Hund auf Berliner Spielplatz
Vom "Hunde verboten"-Schild lassen sich weder Hund noch Herrchen beeindrucken.
Der Kampfhund verbeißt sich in einer Kinderseilbahn auf dem Spielplatz im Sinsheimer Weg in Neukölln.

ベルリンの児童公園で、警察官は犬を射殺しました。
2010年年12月月20日
「犬禁止」の看板は、どの犬の飼い主に対しても、(ここは犬が禁止であるとの)認識を与えることができます。
闘犬種の犬は、ノイケルンのジンスハイマー通りの児童公園で、子ども用のケーブルカーに噛み付いていました。

(*ドイツ全土で、ほぼ全ての児童公園が犬禁止です)。

6-format36.jpg


Ein Anwohner ruft die Polizei.
Nicht wegen des Hundes auf dem Spielplatz, sondern weil der Hund angeblich geschlagen wurde.
Die Polizei trifft ein und sondiert die Lage.

地元住民が警察に通報しました。
児童公園は犬は禁じられていますが、伝えられた情報によれば、その犬は(飼い主から)暴行を受けていました(飼い主から逃げ出したということでしょう)。
警察が到着し、状況が調べられました。


2-format11.jpg


Die Polizisten sind mit Maschinepistolen und einem Schutzschild angerückt.
Rechts im Bild übrigens der Hundehalter.

警察官はサブマシンガンと盾で武装しました。
画像の一番右は、この犬の飼い主です。


3-formatOriginal.jpg


Als der Hund plötzlich in Richtung Herrchen und den Beamten stürmt, entschließen sich die Polizisten zu handeln.
Mit mehreren Schüssen aus der Maschinenpistole wird das Tier niedergestreckt.

犬が突然警察官と飼い主に向かってきたので、警察官は行動を起こしました。
サブマシンガンの銃弾が犬に向かって、数発撃ち込まれました。


ノイケルン 機関銃


Das Tier verendet im Schnee.

犬は、雪の中で死にました。


ノイケルン犬

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ELLE変臭部に抗議しました

ELLEに抗議しました
https://www.hearst.co.jp/contact-us/form/digital-editorial-personal/

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a39170207/focus-on-vol16/?fbclid=IwAR1SDth6OPQbhwE9cxueiVOK5cX95LFQYw6AMln5iIlUGzLYSvvk-s_XY50
に関して。
杉本彩氏らの発言が荒唐無稽なデマの羅列だ。マスコミとして真実に完全に反する報道は社会に有害。厳重に抗議する。

まず、以下ついて指摘する。
「ドイツは犬の電車の乗車券の自動販売機がある」〜ない。犬乗車の場合は複合機で「子供用」のチケットを購入して代用する。反証の出典は全てこちらにリンクしてある。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1850.html
「ドイツではカフェなど店に犬が自由に出入り」〜飲食店では日本より犬可の店は多いと思われるが、半数はないだろう。食品店、繊維衣類の店、医薬品店などは犬はほぼ100%禁止。この記事では「ドイツでは犬はどこでも連れていける」との記述だが、日本では禁止されていないビーチや児童公園、宗教施設は犬は禁止で、侵入した場合は警察官に射殺されることもある。反証の出典はこちら。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1851.html

その他の問題の記事での記述では「ドイツではホテルに犬が自由に出入り」であるが、犬宿泊可ホテルは日本のほうが遥かに多い。「日本は大企業がペット産業に参入しペットショップが減らない」だが、ドイツの最大の生体販売ペットショップチェーンは世界3位であり、日本最大のイオンペットの売上の10倍以上。巨大ペットショップ企業はアメリカとドイツが上位を独占している。ペットショップ数もアメリカ、ドイツのほうが多く、犬の商業生産もアメリカ、イギリスのほうが遥かに多い。
「日本では動物販売業は誰でも登録さえすればできる」だが、アメリカ、ドイツ、イギリスに比べて資格要件は日本は厳しい。
「日本は誰でも審査なく動物を買うことができる」だが、アメリカやドイツの複数の州では、日本の特定動物の規制に相当する法律がない。したがってドイツ、アメリカの複数の州では、ニシキヘビやワニ、トラなど危険な動物を日本と異なり誰でも無審査で購入飼育できる。
「海外ではショーケースで動物を展示販売することは少ない」だが、生体販売ペットショップは人口比でアメリカ、イギリス、ドイツのほうが遥かに多い。ドイツなどは犬以外は最小ケージサイズの法的規制すらなく、矮小ケージでの展示販売が問題になっている。
これらは順次、反証を挙げて指摘する。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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