カドミウム、有害な消毒薬、サルモネラ菌で汚染されリコールされるドイツのペットフード〜「ドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務」というデマ記事

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(Zusammenfassung)
In Deutschland wird Hundefutter oft zurückgerufen.
Die Ursache ist ein zu hoher Gehalt an schädlichen Desinfektionsmitteln, Cadmium, Salmonellen und Vitamin D.
記事、
・頻繁に犬猫殺処分薬がペットフードに混入しリコールされるアメリカ〜日本のドッグフードは遅れているというデマ記事、
・続・頻繁に犬猫殺処分薬がペットフードに混入しリコールされるアメリカ〜日本のドッグフードは遅れているというデマ記事、
・イギリス製のキャットフードで500匹以上の猫が死傷した〜日本のドッグフードは遅れているというデマ記事、
・カビ毒や病原菌で頻繁に汚染されるカナダのペットフード〜日本のペットフードは遅れているというデマ記事、
・家畜の糞便をペットフード原料に含めて良いドイツ〜「ドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務」というデマ記事、
の続きです。
日本のペットフードの品質は動物愛護先進国のアメリカ、ドイツ、イギリス、カナダと比べれば著しく遅れている」という情報があります。しかしこれは偏向です。連載記事ではアメリカではペットの安楽死に用いる麻酔薬がペットフードに混入し、リコールが頻繁に発動されていることを書きました。食べた犬が死ぬ事件も起きています。今回は「ドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務づけられています」が真っ赤な嘘であることを述べます。ドイツは他の多くの国と同じく、ペットフードと人の食品の品質基準の根拠となる法律が異なります。ドイツでもペットフードのリコールは頻繁に起き、有毒な消毒薬や高濃度のカドミウムが混入した例も最近あります。
サマリーで述べた、「日本のペットフードの品質は動物愛護先進国のアメリカ、ドイツ、イギリスなどの動物愛護先進国に比べて劣る」というソースから引用します。
・ペット先進諸国アメリカと日本のドッグフードの違い ~安全基準、医療、法律など
ペット先進国と言われるのは、アメリカ・イギリス・カナダ・ドイツなどの欧米諸国です。
これらの国では動物愛護、動物に関する法律、ドッグフードの品質管理、医療面でも進んでいます。
日本と、海外の犬を取り巻く事情を比較していくと、やはり日本はまだまだ遅れているように感じます。
ドッグフードの面でも大きな違いがあります。
特にドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務づけられています。
上記の「特にドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務づけられています」という記述が真っ赤な嘘であることは前回記事で述べました。ドイツでは人の食品の品質基準とペットフードとは根拠となる法律が異なります。ドイツの法律によるペットフードの品質基準では、ペットフードの原料に家畜などの糞便を含めても良いのです。
今回は、ドイツにおいても頻繁にペットフードのリコールが発動されていることを述べます。驚くことに有害な消毒液や重金属であるカドミウムの混入も珍しいことではありません。以下にいくつかの実例を上げます。
(動画)
Warnung: Rückruf von Aniforte Barf-Zusatz wegen Ethylenoxid im Moringa-Pulver / Nature Trails 「ネイチャートレイル社のモリンガパウダー(ドッグフード)に有害な消毒薬エチレンオキシドが含有されていたためにリコールされた」 2021年7月24日
Uns wurde weitergeleitet, dass sich leider Ethylenoxid im Moringa-Pulver befindet.
Ethylenoxid ist giftig für euren Hund!
Besonders, wenn ihr dies über einen längeren Zeitraum gebt!
残念ながら、モリンガパウダー(ドッグフードの添加物)にはエチレンオキシド(有害なな消毒薬の成分)が含まれているとのことです。
エチレンオキシドはあなたの犬にとって有毒です!
特にこれをより長期間与えると!
・Auf keinen Fall verfüttern Achtung: Bundesweiter Rückruf von Hundefutter 「いかなる状況でもこれらの餌を与えないでくださいと警告します:ドッグフードのドイツ全土のリコール」 2021年2月23日
Rückruf in Deutschland: Bei zwei beliebten Hundefuttermarken gibt es einen aktuellen Rückruf.
Das Futter kann gesundheitsschädlich für die Tiere sein.
Trockenfutter könnte gefährlich für Hunde sein und Nieren schädigen.
Betroffen sind die Marken Pedigree und Chappi.
Wird es über einen längeren Zeitraum in sehr hohen Mengen konsumiert, kann es sogar zu äußerst ernsten gesundheitlichen Einschränkungen bei Hunden führen, einschließlich Nierenfunktionsstörungen.
Grund ist erneut ein überhöhter Vitamin-D-Gehalt.
ドイツでの製品リコール:現在、2つの人気のドッグフードのブランドのリコールがあります。
フードは犬の健康に害を及ぼす可能性があります。
これらのドライフードは犬にとって危険であり、腎臓に傷害を与える可能性があります。
ペディグリーとチャッピーのブランドがリコールされています。
実際に長期間にわたって非常に大量にこれらのドッグフードを摂取すると、腎臓の機能障害など犬に非常に深刻な健康上の問題を引き起こす可能性があります。
その理由は過剰なビタミンDの含有量です。
・Fressnapf ruft Produkte wegen Salmonellen und zu hohem Cadmium-Gehalt zurück 「フレスナプフ(Fressnapf)社(ドイツ最大手の生体販売ペットショップチェーン)はサルモネラ菌とカドミウム含有量が高濃度で含まれているために製品(ドッグフード)をリコールします」 2019年7月
Achtung, Produktrückruf! In mehreren Futterprodukten wurden bei der Zoofachhandlungskette Fressnapf gesundheitsschädliche mikrobielle Belastungen mit Salmonellen und zu ein hoher Cadmium-Gehalt festgestellt.
Kunden, die diese Produkte gekauft haben, sollten diese auf keinen Fall ihren Hunden füttern.
注意、製品のリコール! ペットショップチェーンのフレスナプフ(Fressnapf)社のいくつかのペットフード製品で、サルモネラ菌による有害な微生物汚染と高いカドミウム含有量が見つかりました。
これらの製品を購入した顧客は、いかなる状況でも犬にそれらを与えてはなりません。
(動画)
Fressnapf-Rückruf: Hundefutter könnte Cadmium und Salmonellen enthalten 「フレスナプフ(Fressnapf)社のリコール:ドッグフードにはカドミウムとサルモネラ菌が含まれている可能性があります」 2019年7月30日
家畜の糞便がペットフードの原料に含まれても合法な国(ドイツ)ですからね。それにしても消毒薬や極めて有害な重金属のカドミウムがどうしてペットフードに混入するのか、そのほうが不思議。
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