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頻繁に犬猫殺処分薬がペットフードに混入しリコールされるアメリカ〜日本のドッグフードは遅れているというデマ記事






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(Summary)
Some pet food companies buy raw goods from rendering facilities that process animals euthanized at animal shelters. That means that some pet food is made from a variety of meats that humans wouldn't eat, including diseased livestock and cats and dogs containing lethal doses of sodium pentobarbital. In other words, the body of a stray dog killed in a shelter may be ground up into dog food. Euthanized animals are still getting slaughtered to feed pets.


 「日本のペットフードの品質は動物愛護先進国のアメリカ、ドイツ、イギリスなどと比べれば著しく遅れている」とう情報があります。しかしこれは偏向です。順次これらの国のペットフードの法定の基準や問題点を取り上げていきます。今回はアメリカのペットフードについて述べます。アメリカでは実際には安楽死された犬猫などのペットの死体がペットフードの原料に用いられています。そのためにペットの安楽死に用いられる麻酔薬のペントバルビタールがペットフードに混入し、頻繁にペットフードのリコールが発動されます。実際にペットフードに混入したペット安楽死薬により、犬が死亡した事件も起きています。


 サマリーで述べた、「日本のペットフードの品質は動物愛護先進国のアメリカ、ドイツ、イギリスなどの動物愛護先進国に比べて劣る」というソースから引用します。


ペット先進諸国アメリカと日本のドッグフードの違い ~安全基準、医療、法律など

ペット先進国と言われるのは、アメリカ・イギリス・カナダ・ドイツなどの欧米諸国です。
これらの国では動物愛護、動物に関する法律、ドッグフードの品質管理、医療面でも進んでいます。
日本と、海外の犬を取り巻く事情を比較していくと、やはり日本はまだまだ遅れているように感じます。
ドッグフードの面でも大きな違いがあります。



 結論から言えば、上記のソースの記述、「日本のペットフードの品質はアメリカに比べて劣る」ですが、偏向、もしくは誤りです。サマリーで述べたとおり、アメリカでは安楽死された犬猫などのペットの死体をペットフードの原料にすることが実際には行われています。そのためにペットの安楽死に用いられる麻酔薬、ペントバルビタールがペットフードに混入し、それを食べた犬が死ぬなどの事件がしばしば発生します。アメリカFDA(アメリカ合衆国食品医薬品局)は、頻繁にペットフードにこの有毒なペントバルビタールがペットフードに混入したことにより、リコールを発動しています。それを裏付けるいくつかのニュースソースを挙げ、以下に引用します。


Do you know what’s in your pet’s food? It could be mold, chicken feathers or euthanasia drugs 「あなたはペットフードに何が入っているか知っていますか? それにはカビ、鶏の羽または安楽死薬である可能性があります」 2021年1月28日

Things like mold, chicken feathers and even euthanasia drugs have been found in some wet and dry cat and dog foods.
He’s one of five dogs Mael rushed to the vet in 2016 after giving them a can of dog food.
Within 15 minutes, they could barely breathe.
One of her dogs, Tallulah, died.
Tests at a FDA lab later showed the canned dog food had pentobarbital in it.
“Euthanasia solution pentobarbital, it’s been found in many, many pet foods,” said Dr. Judy Morgan, a veterinarian and a nationally known animal advocate.
Morgan said a lot of pet food companies use tainted and diseased animals for meat.
“These diseased animals may have been euthanized with euthanasia solution and that does not disintegrate in that rendering and cooking process,” said Morgan.
Along with preservatives, many pet foods also contain toxins like mold.
And don’t be fooled by the packaging: when it says real chicken inside, it might just be chicken feathers.
“It is a hydrolyzed poultry protein product, so that a pet owner wouldn’t be able to tell that is chicken feathers in the food,” said Morgan.
Exposure to euthanasia drugs in pet foods not only can make them sick but also can kill them.
Euthanized animals are still getting slaughtered to feed pets.

カビ、鶏の羽、さらには安楽死薬のようなものがいくつかのウェットおよびドライの猫と犬のフードで発見されています。
2016年にマエルさんが缶のドッグフードを与えた後に、獣医に駆けつけた5頭の犬のうちの1頭ですが。
15分以内で5頭の犬はほとんど虫の息でした。
マエルさんの犬の1頭の、タルラが死にました。
後におこなわれたFDA(アメリカ食品医薬品局)の実験室でも検査では、缶詰のドッグフードにペントバルビタール(主にペットの安楽死に用いられる麻酔薬が含まれていることが示されました。
「安楽死に用いられるペントバルビタールは多くのペットフードに含まれています」と獣医であり、全国的に有名な動物保護活動家であるジュディ・モーガン博士は述べています。
モーガン氏によると、多くのペットフードメーカーが原料の肉に汚染された動物や病気の動物を使用していると言います。
「これらの病気の動物は安楽死薬で安楽死させられた可能性があり、それはそのレンダリングと調理の過程では分解しません」とモーガン氏は言いました。
多くのペットフードには防腐剤に加えて、カビなどの有害物質も含まれています。
そしてパッケージに騙されないでください。
パッケージに本物の鶏肉が入っていると書かれている場合は、鶏の羽だけかもしれません。
「これは加水分解されたニワトリのタンパク質製品であるため、ペットの飼い主はそれが食品に含まれるニワトリの羽であるとはわかりません」とモーガン氏は述べています。
ペットフードに含まれる安楽死薬に暴露されればペットは病気になるだけではなく、死ぬ可能性があります。
安楽死させられた動物は、ペットを養うためにも屠殺されているのです。


Dog Food Recall: FDA Finds Deadly Pet Euthanasia in Several Common Brands 「ドッグフードのリコール:FDA(アメリカ食品医薬品局)はいくつかの一般的に販売されているブランドのペットフードで致命的なペットの安楽死薬を発見しました」 2018年2月19日 NEWSWEEK

The U.S. Food and Drug Administration has found a euthanasia drug in several brands of dog food, leading some brands to issue a voluntary recall and causing concern among pet owners.
The J.M. Smucker Company, famous for Smuckers Jam, has responded to this report by issuing a voluntary recall of the tainted pet foods they sell.
Pet food with the labels Gravy Train, Ol'Roy, Kibbles N' Bits, or Skippy Premium, can be returned to the store for a full refund.
The FDA asked pet stores to stop selling these brands immediately.
The same goes for the dog food brand Against the Grain, which also issued a recall last week for the same concern.
There are other ways to euthanize animals, and guns and tools similar to guns are more practical for large animals.
Some pet food companies buy raw goods from rendering facilities that process animals euthanized at animal shelters.
That means that some pet food is made from a variety of meats that humans wouldn't eat, including diseased livestock and cats and dogs containing lethal doses of sodium pentobarbital.
In other words, the body of a stray dog killed in a shelter may be ground up into dog food.

FDA(アメリカ)食品医薬品局は、ドッグフードのいくつかのブランドでペットの安楽死薬を発見し、そのために一部のブランドのペットフードは自主的なリコールを発動しました。
ペットの飼主は懸念を生じています。
スマックジャム(SmuckersJam)で有名なJMスマックカンパニー(J.M.Smucker Company)は、この報告に応えて販売している汚染されたペットフードの自主回収を発動しました。
グレイビートレイン(Gravy Train)、オーロイ(Ol'Roy)、キブルNビッツ(Kibbles N'Bits)、またはスキッピー・プレミアム(Skippy Premium)のラベルが付いたペットフードは、全額返金を求めて販売店に返品できます。
FDAは、ペットショップにこれらのブランドの販売を直ちに停止するよう求めました。
同じことがドッグフードブランドのアゲインスト・グレイン(Againstthe Grain)にも当てはまります。
このブランドも先週、同じ懸念によりリコールを発動しました。
動物を安楽死させる方法はペントバルビタールを用いることの他にもありますが、大きな動物には銃や銃に類似した道具がより実用的です。
一部のペットフード会社は、アニマルシェルターで安楽死させた動物を処理するレンダリング施設から原材料を購入しています。
つまり一部のペットフードは、病気の家畜や、致死量のペントバルビタールナトリウムを含む猫や犬など、人間が食べられないさまざまな肉から作られています。
言い換えればアニマルシェルターで殺された野良犬の体は、粉砕されてドッグフードにされる可能性があります。


 
これらのニュスソースでは、次のことが書かれています。
1、アメリカではペットの安楽死薬が混入したことによるペットフードのリコールが頻繁に起きる。
2、実際にそれにより死亡した犬、健康被害を受けたペットがある。
3、アニマルシェルターでのペットの安楽死死体を引き取っているレンダリング業者からペットフードメーカーは原料を仕入れている、したがってアニマルシェルターで殺処分された犬の死体がペットフードに加工されているということになる。


 次回記事では、アメリカでは非常に頻繁に、ペットフードのリコールが発動されてる実例を上げます。年に数回はあります。対して日本では、国内生産のペットフードでペットが死んだ事件はあったでしょうか。またペットフードが行政命令によりリコールされた例はほぼないと思います。
 自主回収は過去ぬ何度かありますが、ビタミンDが過剰に含有していたことや、サルモネラ菌が含有されている恐れがある(実際には検出していない)などがある程度です。また後ほど述べますが、日本では殺処分された犬猫の死体がペットフードの原料になることはありません。


(動画)

 Vernon Rendering Plant is where they take all of our dead shelter animals. 「ヴァーノンレンダリング工場は、私たちの死んだアニマルシェルターの動物をすべて連れて行く場所です」 2016年9月19日

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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