杉本彩氏が示した捏造ビデオ〜毛皮の生き剥ぎがありえない理由

Please send me your comments. dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare. dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。 dreieckeier@yahoo.de
(domestic/inländisch)
"Animals skinned alive in China" is a fraudulent video.
記事、
・有名な偽「毛皮の生き剥ぎ」ビデオで超上から目線の杉本彩氏(笑)
・杉本彩氏が取上げた「毛皮の生き剥ぎビデオは捏造でした」と「出演者」は証言した、
の続きです。
マスコミに出るたびに毎回びっくり仰天なデマ情報をばら撒き、失笑を買っている杉本彩氏。20年近く前に制作され、業界の調査により意図的に作られた「ニセモノ」と暴かれた「毛皮の生き剥ぎ」ビデオを自慢気にマスコミで紹介しています。このビデオは、スイスの動物愛誤団体SAPが中国の毛皮業者にカネを支払い、ことさら通常は行われない方法で残酷な毛皮の生き剥ぎなどを「演技」させたことが明らかになっています。制作した動物愛誤団体SAP自身は捏造が暴かれて、この動画をすでにネット上から削除しています。今回は「毛皮生産では生剥が行われない」合理的な理由を述べます。
まずサマリーで示した、杉本彩氏の「デマであることが証明され、それが周知されている毛皮の生き剥ぎ」のビデオに関する記事から引用します。
・それでも毛皮着ますか、動物が毛皮に処理されるまでの真実【杉本彩のEva通信】 2021年10月23日
消費者がその生産過程を知れば、二度とリアルファーを「購入したくない」「着たくない」と思うでしょう。
おぞましい動物虐待の産物だと知ったならば、「買わない」という倫理的な選択をすべきだと思います。
スイスの動物保護協会「SAP」が、アジアの動物保護活動家たちの協力を得て、中国の残酷な毛皮生産の実態を隠しカメラで撮影し、2005年に映像を公開しました。
逆さ吊りになった動物は、頭を金属や木製の棒で何度も殴られます。
後ろ脚を掴んで地面に叩きつけられることもあります。
これらは、失神させるための方法ですが、多くの動物は痙攣したり、もがき苦しみながら横たわり、失神も絶命もできないという凄惨な虐待を受けます。
感電死があります。(*)
後ろ脚をフックにかけられて逆さ吊りにされた動物は、ナイフで毛皮を腹部から剥がされます。後ろ脚から徐々に前へと、そして最後は頭まですべての毛皮を引き剥がすのです。
この過程の中で、最期まで意識を保っていた動物が何匹も映像に記録されています。
動物はもがき苦しみ、それでも最期まで空しく抵抗し続けます。
皮膚が完全に剥ぎ取られた後でさえ、5分から10分の間、呼吸や心臓の鼓動、体の動き、瞬きが確認されています。
また、意識を失っていた動物が、毛皮を剥がされる途中で意識を取り戻し、苦痛にもがく様子もたくさん確認されています。
業者はナイフの柄で、動物が動かなくなるまで何度も頭を殴ったり、頭や首の上に乗り窒息死させようとします。
(*)
感電殺は、ブタなどの屠殺で動物福祉に先進的なEUでも広く行われています。またドイツのティアハイムで犬を感電殺していた施設がありましたが、刑事訴追すらされませんでした。
このスイスの動物愛護団体SAPが作成したビデオでは、「毛皮は生きたまま剥がされる」ことを強調しています。「最期まで意識を保っていた動物」、「皮膚が完全に剥ぎ取られた後でさえ、5分から10分の間、呼吸や心臓の鼓動、体の動き、瞬きが確認」、「意識を失っていた動物が、毛皮を剥がされる途中で意識を取り戻し、苦痛にもがく様子」などです。
しかしこれらの映像は、スイスの動物愛誤団体SAPが意図的に、通常ではありえない生剥という方法で中国の毛皮労働者にカネを払い、「演技」してもらった捏造であることが明らかになっています。この点はすでに連載記事で述べたとおりです。さらに「毛皮の生剥」が生産現場では行われていない、合理的な理由があります。今回はその点について述べようと思います。
まず「毛皮が生きたまま剥がされることがありえない理由」ですが、アメリカの毛皮生産団体のHPから引用します。
・5 Reasons Why It’s Ridiculous to Claim Animals are Skinned Alive 「動物が生きたまま皮を剥がされているという主張がばかげている5つの理由」 2018年5月1日
One of the most insulting and insidious lies spread by animal activists is that animals are “skinned alive” for their fur.
Animals are NOT skinned alive for their fur.
Here are some of the reasons why it is absolutely ridiculous to even suggest it.
1. It would be completely inhumane
2. It would be dangerous for the operator
A live and conscious animal will move, putting the farmer at risk of being bitten or scratched or cut with his own knife – creating a real risk of infection or disease transmission.
3. It would take longer and be less efficient
Farming is a business and, like in most businesses, it is important to be efficient.
Clearly it must be faster to skin an animal after it’s been euthanized.
It is also important to understand that the skinning of a mink or other fur animal must be done very carefully, to avoid nicks and other damage that would lower the value of the fur.
It would make no business sense whatsoever.
4. It would spoil the fur
Skinning animals alive would work against the farmer’s financial interest.
The heart of a live animal would be beating and pumping blood; attempting to skin a live animal would therefore unnecessarily stain the fur.
5. It’s illegal
アニマルライツ活動家によって広められた最も侮辱的で陰湿な嘘の1つに、動物が毛皮生産のために「生きたまま皮を剥がされる」があります。
動物は毛皮生産では、生きたまま皮を剥がされません。
それを思いつくことさえ絶対ばかげている、いくつかの理由は以下のとおりです。
1、完全に非人道的です
2、作業者にとって危険です
生きていて意識のある動物が動き、作業者が動物に引っかかれたり咬まれたり、ナイフで自分が怪我をしたりする−さらには本当に動物から感染症がうつる危険が生じます。
3、作業の時間がかかり、効率が低下します
毛皮畜産はビジネスであり、他の大多数のビジネスと同様に効率的であることが重要です。
安楽死させた後の動物の皮を剥ぐ方が、明らかに速いはずです。
ミンクや他の毛皮の獣の皮を剥ぐことは毛皮の価値を下げるような傷や、他の損傷を避けるために大変注意深く行われなければならないことを理解することも重要です。
それはビジネスの上では意味がありません。
4、生きたまま毛皮を剥ぐことは毛皮を台無しにするでしょう
生きている動物の皮を剥ぐことは、毛皮畜産家の経済的利益に反することとなるでしょう。
生きている動物の心臓は収縮拡張をして血液を循環させています。そのために、生きている動物の皮を剥がそうとすると(出血のために)毛皮が不必要に汚れてしまいます。
5、違法です
上記のうち、「3」の「毛皮の価値を下げるような傷や他の損傷を避ける」と、「4」の、「生きたまま毛皮を剥ぐと出血して毛皮を台無しにする」点は重要です。棍棒で滅多打ちにしたり、地面に叩きつければ体毛が折れたり皮膚が傷ついて損傷します。血液が付着するとその血液や皮膚が腐敗し、毛皮の商品価値を台無しにします。
そのために毛皮を剥ぐ前には、動物を速やかに死に至らせる安楽死を行った後に必ず放血します。完全に放血した後は心臓が停止していますので、その動物は死んでいます。
この点については、一般社団法人「日本毛皮協会」が強調していることです。「毛皮は生きたまま剥がされる」というデマに関する、日本毛皮協会の反論から引用します。
・異論・反論 「ケイ&リル この世界のために」からのご質問とその回答 平成20年3月28日
怯える時間をできるだけ作らずに、仮死または即死させています。
血を抜いて動物が死亡してから皮をはいでいきます。
毛皮を剥ぐ時に、毛の面も皮の面も傷がつかないようにする事です。
毛の面に傷がつけば使用面積が減るので、値段が下がってしまいますし、皮の面の傷は、すべての毛を鞣しの工程の途中で失いかねませんので、毛の面の傷よりも更に値段がつかなくなります。
又、皮の面に多くの動物の血痕が残りますと、皮が腐ってしまいますので、その場合には、毛皮は無価値になってしまいます。
以前この毛皮協会の文書を引用したことがありますが、愛誤から「毛皮を生産するような奴らは嘘つきで言うことなど信用できない」という攻撃を私は受けました。しかし絶対言えることは、毛皮産業従事者は営利でしているということです。営利でしているのならば、より非効率で商品価値が下がり、さらに従業員の安全を脅かすような手段は絶対採用しません。
毛皮の生剥は、「非効率で商品価値が下がり、さらに従業員の安全を脅かす」のです。対して経済的利益は皆無です。それでも「毛皮の生剥が行われている」と信じる人は知能が正常に満たないか、危険なカルトに精神を侵されているということです。
(動画)
Pneumatically Powered Dehider Hand-Held Tool — Bunzl Processor Division/Koch Supplies 2014年7月18日
屠殺後の牛の皮剥。牛豚等の食用家畜では、まず意識喪失の後に放血をします。その後に皮を剥いで解体をします。この動画では屠殺後で完全に放血した牛の皮をはいでいます。全く出血していません。「毛皮は生きたまま剥がされる」と主張している人は、「動物が死ぬと死後硬直して皮を剥がすことが難しくなる」があります。
しかし死後硬直は2〜3時間経たなければ始まらず、全身に及ぶには少なくとも6〜8時間はかかります。それまでに皮剥と解体は行われます。死後硬直が始まる時間は動物の大きさはさほど関係しません。なぜ牛や豚で完全に放血後(死んでいる)に皮剥ができるのに、毛皮獣ではできないのですかね。また毛皮獣では、屠殺放血の後に冷蔵して硬直が解けた後に皮をはぐこともあります。「毛皮は生きたまま剥がされる」と主張している人にはその点を合理的に説明していただきたい。
(動画)
Amazing Mink Farming Technology - Mink Fur Harvest and Processing in Factory - Mink Fur Industry ▶53 「素晴らしいミンクの畜産技術-ミンクの毛皮のと工場での加工-ミンクの毛皮産業▶53」 2021年7月10日
6:02から6:12にかけて、ミンクを一酸化炭素で安楽死させた後に冷蔵し、皮剥を行っている様子が写っています。この工場の場合は屠殺放血後に一旦冷蔵して死後硬直が解けた後に皮剥作業を行っているようです。映像で見られるように一瞬です。偽物ビデオの「生剥」より、よほど作業効率が良いです。
(画像)
杉本彩氏の自著の自らの紹介文。この方の知能知識は小学生以下でしょう。中学生は簡単な英語検索で、海外にいくらでも生体販売ペットショップがあることが分かります(日本語でもいくらでもあるのだが)。もしくは正確な動物愛護に関する情報に異常に敵愾心を持って、意図的に荒唐無稽なデマを流布してるのかもしれません。そうであれば何らかの精神疾患すら疑われます。
杉本彩氏のぶったまげそうな海外の動物愛護に関する情報は、上記と今回の連載記事で取上げたことばかりではありません。マスコミなどにしゃしゃり出ての発言は、私が知る限り100%デマで、真逆の大嘘しかありません。


(画像)
業界関係者から頂いたFaceBookでのメッセージ。アカウント名は消してあります。杉本彩氏は公的な会合で場にそぐわない派手なミンクのロングコートを着込んで出席しているとの情報は、このアカウント管理人の方以外からも聞いています。

- 関連記事