fc2ブログ

飼主の目の前でハンターに射殺された犬〜ドイツ、チューリンゲン州







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Thüringer Jagdgesetz (ThJG)
Der Eigentümer eines in einem Jagdbezirk getöteten Hundes oder einer dort getöteten Katze kann wegen der Tötung und Beseitigung Schadenersatz nur verlangen, sofern er nachweist, dass die gesetzlichen Voraussetzungen für die Zulässigkeit der Tötung nicht vorgelegen haben.<


 最近起きた事件です。ドイツ、チューリンゲン州で飼主が犬を散歩させている途中で、リードを離した直後にハンターに射殺されました。チューリンゲン州狩猟法の規定によれば、この件でハンターの民事上の責任を問うのは難しいと思われます。チューリンゲン狩猟法においては「狩猟区域内で犬猫を殺害された場合に飼主がハンターに損害賠償を求めるには、ハンターが法的要件を満たしていないことを飼主が立証しなければならない」としているからです。

 
 ドイツでは全州で犬の狩猟が通年合法です(本記事公開時点ですべての州法を確認済み)。一部日本では「ドイツでは3州で野犬などの狩猟が禁じられ、他の州でも禁止の法改正が進んでいる」という情報がありますが全くのデマです。ごく最近ですが、ドイツ、チューリンゲン州で飼主が散歩中に犬のリードを外したところ、直後に犬はハンターに射殺されました。犬の飼い主はハンターを刑事告訴しました。飼主はハンターに民事訴訟では法的責任を問うのは難しいと思われます。
 それはチューリンゲン州狩猟法の規定にあります。チューリンゲン州狩猟法においては「狩猟区域内で犬猫が殺害された場合、飼主がハンターに損害賠償を求めるには飼主がハンターの犬猫の狩猟の法的要件を満たしていないことを証明しなければならない」と定めているからです。仮にこのハンターがチューリンゲン州狩猟法に基づき、正規の犬の狩猟の許可を得ていたとすれば、ハンターの違法性を立証するのは困難です。先に、この事件を伝えるニュースソースから引用します。


Hund in Jena: Jäger erschießt Tier – weil er DAS beschützen will: „Miro starb in meinen Armen“ 「チューリンゲン州イエナの犬:ハンターが犬を射殺-ハンターは狩猟鳥獣を彼は守りた狩ったので:『ミロ(註 射殺された犬)は私の腕の中で死んだ』」 2021年6月11日

Am Mittwoch, den 2. Juni, wurde Hund Miro bei einem Abendspaziergang mit seinem Herrchen von einem Jäger erschossen.
„Miro starb in meinen Armen. Es war schrecklich“, berichtet die Hunde-Halterin Doreen Jaenichen gegenüber der „Thüringer Allgemeine“.
Thomas Hornung zückte seine Waffe, weil er den tschechoslowakischen Wolfshund als eine Bedrohung für sein Wild ansah und dieses schlichtweg verteidigen wollte.
Da seine Besitzerin Doreen Miro auf einer Wiese von der Leine ließ, hatte der Jäger die Befürchtung, der Hund könne eine Häsin in der Brutzeit von ihren Jungen trennen und sah sich als Obmann für Jagdhundewesen deshalb zu seiner Tat verpflichtet.
Wie Jäger Thomas Hornung sagt, habe er die Familie schon oftmals zuvor dazu ermahnt, den Hund an die Leine zu nehmen, da Miro angeblich schon häufig gewildert hätte.
Die Hunde-Halterin hat nun Strafanzeige gestellt.

6月2日(水)に、飼主と夕方に散歩をしていたところ、犬のミロがハンターに撃たれました。
「ミロは私の腕の中で死にました。 ひどい状況でした」と、飼い主のドリーン・イェーニチェン氏は「チューリンガー・アルゲマイネ(註 新聞社)」に述べました。
ハンターのトーマス・ホルヌング氏は、チェコスロバキア・ウルフハウンド(註 ミロのこと)を、狩猟鳥獣自分への脅威と見なし単にそれを守りたかったので、銃を用いました。
飼主のドリーン氏がミロを牧草地でリードを外したので、ハンター(のトーマス・ホルヌング氏)は、犬が繁殖期に母ウサギを仔ウサギから引き離すのではないかと恐れ、猟犬協会の会長としての責務を務める義務があると感じました。
ハンターのトーマス・ホルヌング氏の発言によればミロが何度も狩猟鳥獣を狩っているので、ホルヌング氏は以前からミロの飼主の家族に犬にはリードにつないでおくように警告していました。
犬の飼い主は現在、刑事告訴を行っています。



 次に、チューリンゲン州狩猟法から、犬猫の狩猟に関する条文を引用します。


Thüringer Jagdgesetz (ThJG) 「チューリンゲン州狩猟法」 42条 抄

§ 42 Aufgaben und Befugnisse der Jagdschutzberechtigten
(1) Die zur Ausübung des Jagdschutzes berechtigten Personen sind befugt:
2. wildernde Hunde mit Genehmigung der unteren Jagdbehörde und wildernde Katzen zu töten.
Die Tötung nach Satz 1 Nr. 2 setzt voraus, dass andere zumutbare und mildere Maßnahmen des Wildtierschutzes zu diesem Zeitpunkt nicht erfolgversprechend sind.
Auf Antrag und Nachweis des Jagdausübungsberechtigten erteilt die untere Jagdbehörde die Genehmigung nach Satz 1 Nr. 2 als Allgemeinverfügung.
Die Tötungsbefugnis gilt nicht gegenüber Blinden-, Hirten-, Dienst-, Jagd- und Rettungshunden, soweit sie als solche kenntlich sind und solange sie von dem Hundeführer zu seinem Dienst verwendet werden oder sich aus Anlass des Dienstes seiner Einwirkung entzogen haben sowie gegenüber in Fallen gefangenen Katzen.
Hunde gelten als wildernd, wenn sie mehrfach dem Wild nachstellen und dieses im Jagdbezirk erkennbar gefährden können, es sei denn, dass sich der Hund nach erkennbaren Umständen nur vorübergehend der Einwirkung seines Herrn entzogen hat.
Katzen gelten als wildernd, wenn sie im Jagdbezirk in einer Entfernung von mehr als 200 Metern vom nächsten bewohnten Gebäude dem Wild nachstellend angetroffen werden.
(3) Der Eigentümer eines in einem Jagdbezirk getöteten Hundes oder einer dort getöteten Katze kann wegen der Tötung und Beseitigung Schadenersatz nur verlangen, sofern er nachweist, dass die gesetzlichen Voraussetzungen für die Zulässigkeit der Tötung nicht vorgelegen haben.

42条 狩猟鳥獣保護の権限の行使の資格ある者の義務と権限
1項 狩猟鳥獣保護を行使する権限を与えられた者は以下が認められています。
2号 地方狩猟局の承認を得て、狩猟鳥獣を狩る犬と猫と殺すこと。
(1号、2号で規定する)犬猫の殺害においては、殺害以外の合理的で優しい野生生物保護措置が現時点では望めないことが前提です。
狩猟を許可された者(註 狩猟免許保持者)の申請と証明がなされたのであれば地方狩猟当局は、1号、2号に従い、通常は承認を与えることとします。
盲導犬、牧羊犬、介助犬、狩猟犬、救助犬またはそのように認識され、犬の飼い主が使役のために使用している犬、または狩猟の際にわなにかかって狩猟鳥獣への影響から離れた猫に限り、犬猫の殺害の許可は適用されません。
犬が狩猟鳥獣を数回追跡した場合は犬は狩猟鳥獣を狩っているとみなされ、犬が飼主の管理下から一時的に離れていると認識できる状況を除き、狩猟区域内では危険にさらされる可能性があるのは明らかです。
猫は、最も近い人が住んでいる住居から200m以上離れた狩猟地区で狩猟鳥獣を追跡しているのが見つかった場合は、狩猟鳥獣を狩っていると見なされます。
3項 狩猟区域内で殺された犬または猫の飼主は、犬猫殺害の許可に関する法的要件が満たされていないことを証明できる場合に限り、殺害および処分の損害賠償を請求することができます。



(画像)

 一般社団法人日本トラウムハイム協会 2017年3月3日投稿

 「3. (ドイツでは)野犬などハンターにより銃殺が許可されていると聞きますが、本当ですか? 回答: 色々な条件付きの許可となっていますが、ここ数年来、ドイツでは3州でどんな条件でも射殺は禁止となり、おそらく近いうちに他の州でも禁止令が出されるとみられています」
 よくもまあ、こんなデタラメをぬけぬけと書けたものだと感心します。本記事公開時(2021年8月)においては、ドイツ連邦共和国全州では犬(野犬に限らない。飼犬も)の狩猟が通年合法です。このようなデマを平気で垂れ流すような団体の質は推して知るべし。現在はほとんど活動はしていないようです。この団体にはドイツ在住獣医師のクレス聖美氏他、錚々たるメンバーがなお連ねていますが、自分たちが発信する情報には責任を感じていないのでしょうか。

トラウムハイム 3
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

日本でもたまに見るけど。

たまにドッグランでもないのにリード離すバカをみかけますが、日本でもドイツの様に飼い主に厳しい法であって欲しいと思います。

自由とは義務を果たしている人の語る権利であり、安全義務すら放棄してるバカが権利を語られても片腹痛いというものです。

この記事でも散々警告されているにもかかわらず犬を放した結果が射殺という話ですし、日本でもこうあって欲しいと思いますね。
特に地域猫とかいう住民の権利を無視した青空猫牧場とか、全頭駆除が妥当だと思います。

日本は何の権利もないキチガイの言い分と正しく地権を持つ住民の権利が何故か同等に扱われるのが意味不明な国です。


Re: 日本でもたまに見るけど。

猫ボラ滅びろ! 様、コメントありがとうございます。

> たまにドッグランでもないのにリード離すバカをみかけますが、日本でもドイツの様に飼い主に厳しい法であって欲しいと思います。

日本では「ドイツは犬はリードをしなくて良い」という、真逆のデマがはこびっています。
このデマにより「犬にリードをするのは良くないこと」と本気で思っているバ飼主が日本にいます。
本当に有害なデマです。
ドイツは国際的にも最も犬のリード義務が厳しい部類の国で、例えばベルリン州では許可を受けた使役犬以外は『全域で』犬はリードをしなければならず、特定の犬種は口輪も必要です。
ベルリン州ではリードを外した直後に、飼主の目の前で犬を警察官に射殺された事件もあります。


> この記事でも散々警告されているにもかかわらず犬を放した結果が射殺という話ですし、日本でもこうあって欲しいと思いますね。

チューリンゲン州では、継続的か複数回犬をリードを外して自由にさせればハンターが撃つのは合法と法律に定めてあります。


> 特に地域猫とかいう住民の権利を無視した青空猫牧場とか、全頭駆除が妥当だと思います。

アメリカでは、飼い猫TNRマネジメント猫ともMCでの個体識別と自治体への登録が義務化されている自治体が多いです。
行政が外猫を捕獲し、MCで飼主がわかる猫は罰金と返還手数料を払わなければ殺処分されます。
TNRマネジメント猫でも、住民から苦情があれば行政が捕獲、改善がなければ殺処分されることもあります。

No title

>2号 地方狩猟局の承認を得て、狩猟鳥獣を狩る犬と猫と殺すこと。
(1号、2号で規定する)犬猫の殺害においては、殺害以外の合理的で優しい野生生物保護措置が現時点では望めないことをが前提です。

野生動物とのバランスを考えるという発想が日本の猫・犬だけ愛護との大きな違いです。日本の動物愛護管理法も25条に「周辺の生活環境の保全」が規定されていますが、あくまで人間の「生活環境の保全」なんですよね。猫・犬に限らず人間が外部から持ち込む生物が自然環境に与える影響はもっと考慮されてもよいのではないかと考えます。

Re: No title

野生動物への餌やり反対 様、コメントありがとうございます。

>2号 地方狩猟局の承認を得て、狩猟鳥獣を狩る犬と猫と殺すこと。
> (1号、2号で規定する)犬猫の殺害においては、殺害以外の合理的で優しい野生生物保護措置が現時点では望めないことをが前提です。

> 野生動物とのバランスを考えるという発想が日本の猫・犬だけ愛護との大きな違いです。

チューリンゲン州はまだ犬に対してやさしいと言えます。
この法律の規定は、「犬はライブトラップなどで生きたまま捕獲できるのであればそれを優先しなければならない。射殺はそれができない場合に限る」としているからです。


>日本の動物愛護管理法も25条に「周辺の生活環境の保全」が規定されていますが、あくまで人間の「生活環境の保全」なんですよね。猫・犬に限らず人間が外部から持ち込む生物が自然環境に与える影響はもっと考慮されてもよいのではないかと考えます。

例えば猫のTNRですが、アメリカなどでは反対論者の意見では「人社会への環境被害」とともに「感染症の危険」と「野生動物への危害」が必ず言われます。
しかし日本の地域猫やTNRに対する批判は、「人社会への環境被害(糞尿がくさい不潔、発情期の声がうるさい、クルマに傷をつけられる)」しか言われ無いことが多いです。
地域猫推進派も「臭い汚いうるさいぐらいは我慢しろ」です。
日本は犬や猫の野生動物への被害を軽視していると感じます。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

びっくりしたなぁ、もぅ FC2支店

動物にやさしいライフスタイルのススメ♪

遊休地

野良猫駆除協力会本部

野生動物である野良猫、行政対応に思う

迷惑な愛誤達
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR