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「TNRは壁のないアニマル(猫)ホーダーである」という、アメリカの論文







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(summary)
Trap-neuter-return is essentially cat hoardingwithout walls.


 私はかつてアメリカの「TNRは一種のアニマルホーダーであり、精神疾患の一種である。またTNRはアニマル(猫)ホーダーを誘発する」という論文を取り上げたことがあります。「TNRはアニマルホーダーであり一種の精神疾患のである」という論文は、私がかつて取り上げた論文以外にもいくつかあります。今回記事においてはそれ以外の論文を紹介します。またこの論文の実証となる、「TNR活動家がアニマル(猫)ホーダーになった、アニマル(猫)ホーダーだった」という実例が、近年アメリカでは多数発見されています。


 サマリーで示した、私が過去に「TNRは精神疾患であるアニマルホーダーの一類型であり、またアニマルホーダーを誘発する」という、アメリカの論文を取り上げた記事はこちらです。

TNR(地域猫)は動物収集という精神疾患(アニマルホーダー)を誘発し、温床となる


 この記事では、Trap Neuter and Release Programs (TNR) Lead to Hoarding  「TNR(地域猫)は、アニマルホーディングを誘発する」(2011年)は、animalblawgというサイトに掲載された論説を取り上げました。このブログサイトは、Pace Law School professors, David N. Cassuto、ペース法科大学院教授のディビッドN.カッスート教授が運営するもので、動物愛護関連法、(動物に関する)倫理、政策を論じています。学者、実務者、法学部学生、動物愛護団体、その他利害関係者による寄稿で成り立っています。
 この論説以外にも実はアメリカでは、「TNRは精神疾患の一種であるアニマルホーダーそのものである」という論文がいくつかあります。例えば次のようなものです。Free-ranging domestic cat abundance and sterilization percentage following five years of a trap-neuter-return program CHRISTOPHER A. LEPCZYK,∗NICO DAUPHIN´E,† DAVID M. BIRD,‡ SHEILA CONANT,§ROBERT J. COOPER,∗∗ DAVID C. DUFFY,†† PAMELA JO HATLEY,§§ PETER P. MARRA,∗∗∗ELIZABETH STONE,††† AND STANLEY A. TEMPLE‡‡§§§ 「保全生物学者がTNRに対抗してできること:Longcore etal への回答」 2010年 から引用します。


The animal welfare community opposes“cat hoarding,” whereby people care for more pets thanthey can adequately support, because it is consideredinhumane.
Trap-neuter-return is essentially cat hoardingwithout walls.
Considering that most communities havelaws banning animal hoarding, we should consider thesame standard for outdoor cats as those that are in a per-son’s home.

動物福祉にかかわる人たちにおいては、人が十分に世話をできる数を超える多くのペットを飼う、「猫ホーダ(猫のアニマルホーダー)」に反対しています。
TNRは、本質的には壁のない猫ホーダーです。
ほとんどの自治体にはアニマルホーダーを禁止する法律があることを考えると、屋外の猫についても、個人の家の中にいる猫と同じ基準を検討する必要があります。



 上記の論文は、RSPCAオーストラリアの論文でも引用されています。なおRSPCAオーストラリアは、猫TNRに真っ向から反対する立場です。以下に、A review of trap-neuter-return (TNR) for the management of unowned cats 「野良猫の管理のためのトラップニューターリターン(TNR)のレビュー」 2019年


If reduced numbers of unowned cats is the only aim, TNR seems to be no more effective than euthanasia alone in closed populations and less effective in open populations (Denny & Dickman, Research Report – Trap-neuter-return 2010).
The cost of running a TNR program is also greater than other control methods and one could argue that it may not be the best use of limited resources.
Some have argued that managed colonies can lead to a form of animal hoarding (Lepczyk et al., 2010).

野良猫の数を減らすことが唯一の目的である場合はTNRは、閉鎖集団では殺処分だけ行うよりも効果が低く、開放集団ではさらに効果が低いと思われる(Denny&Dickman、Research Report – Trap-neuter-return2010)。
TNRプログラムを実行するコストも他の野良猫抑制方法よりも高く、限られた資源を最大限に活用できない可能性があると主張する人もいるでしょう。
TNRで管理された猫の一群は、ある種のアニマルホーダーにつながる可能性があると主張する人もいます(Lepczyk et a 2010)。



 これらの「TNRは精神疾患であるアニマル(猫)ホーダーそのものである。またTNRはアニマル(猫)ホーダーを誘発する」との実例がアメリカ合衆国では近年相次いで発見されています。アメリカPETAはそれを問題視しています。また、「車上生活者がTNR活動を行っていたが、死後実はアニマル(猫)ホーダーだったことが発見された」事例もあります。
 これらの具体的な事例は次回の記事で取り上げます。多くの先進国(例えばオーストラリアはTNRは違法と解釈されています)では、TNRを違法とするフロリダ州の法律の解釈や、TNRを違法とするアメリカ合衆国の多くの自治体があります。日本では海外の先進国ではすでに効果がないとされ、また法律で禁止されているTNRをいまさらになって進めています。まさに狂った動物愛誤先進国と言わざるを得ません。


(動画)

 300 cats rescued from apartment unit 「アパートの一部屋から300匹の猫を救出した」 2019年5月6日
 カナダのノースヨークのアニマル(猫)ホーダー




(動画)

 Can't stop feeding stray cats = hoarding? 「野良猫に餌をやることは止められない=それはアニマルホーダーだから?」 2011年11月22日

Feeding too many strays is commonly the first sign that animal hoarding might become a problem, experts say.

専門家によると多くの野良猫に餌を与えることは、一般的にアニマル(猫)ホーダーとして問題になる可能性がある最初の兆候です。




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非公開コメント

野良猫が多く餌やりさんが多い我が国は、精神疾患者(無自覚)が多いかも?

基本TNR(地域猫)やってる奴は話が通じない。

猫ボラがアニマルホーダーという精神疾患者だというのであれば普通に納得できます、なんせ何を言っても同じ言語を話しているはずなのに意思疎通ができないですしね。

とにかく迷惑だからペットの飼育で他人に迷惑をかけるなという事を主張しても全く意味がありませんし、行政も行政で日本の行政は頭がおかしい奴が多いのかクソ迷惑な愛誤の主張と、連中の迷惑動物飼育で被害を受けてる被害者の弁を同じ基準でとりあげる・・・というかむしろ愛誤より。

ほんと外をウロついてる猫とか保健所ですべて回収して野良犬と同じ要領でドリームボックス逝きにしてもらいたいものです。

昭和の頃ならいざしらず哺乳類であれば狂犬病の感染リスクはほぼ同じであり、猫は人を襲わないというが狂犬病ウィルスに感染した動物はふつうに猫でも人を襲いますしね。

犬の駆除が狂犬病を根拠にしているのであれば現代の基準においては猫の狂犬病の感染リスクは同じなんで保健所で駆除すべきでしょう。
無論ですがTNRなど論外ですね。

だいたい地域猫などという頭のおかしい施策を延々続ける意味がわかりません、ただ他人の土地を勝手にペット飼育している連中に提供しろとバカげてます。
行政は公平に裁いてもらいたいものです、むろんですが正しい知識をもってです愛誤の流布した大嘘を調べもせずに基準に盛り込むなバカ行政。

Re: タイトルなし

犬好き様、コメントありがとうございます。

> 野良猫が多く餌やりさんが多い我が国は、精神疾患者(無自覚)が多いかも?

実は日本は、学術的に耐えられる野良猫の推計値はないです。
野良猫ノネコの科学的な推計値があるのはアメリカが8000万、フランスが1000万、イギリスが900万から1050万、ドイツが250万から300万とされています。
かぎられた情報ですが、野良猫が多い国はTNRの公的制度があり狂信的な野良猫愛好家が多いと感じます。

Re: 基本TNR(地域猫)やってる奴は話が通じない。

猫ボラ滅びろ!様、コメントありがとうございます。

> 猫ボラがアニマルホーダーという精神疾患者だというのであれば普通に納得できます、

でしょ。


> 行政も行政で日本の行政は頭がおかしい奴が多いのかクソ迷惑な愛誤の主張と、連中の迷惑動物飼育で被害を受けてる被害者の弁を同じ基準でとりあげる・・・というかむしろ愛誤より。

地域猫の推進や、保健所が引き取り拒否するのは、牧原秀樹衆議院議員が提唱した、通称「牧原プラン」が根拠です。
殺処分ゼロ議員連の中心メンバーですが、この方の海外に関する無知は相当ひどいです。
日本は政治家から所管省庁、マスコミ、学者まで愛誤カルトに冒されています。
末端の愛誤の愛誤で正常な人がいれば奇跡です。


> ほんと外をウロついてる猫とか保健所ですべて回収して野良犬と同じ要領でドリームボックス逝きにしてもらいたいものです。

それが当然と思います。
なぜ犬猫に限り殺してはならないのか、合理的な理由はありません。


> 犬の駆除が狂犬病を根拠にしているのであれば現代の基準においては猫の狂犬病の感染リスクは同じなんで保健所で駆除すべきでしょう。

アメリカでは犬猫とも狂犬病ワクチンが義務です。
ドイツでは、狂犬病に感染もしくは疑いがある場合は、犬猫とも強制殺処分の対象であり、扱いは同じです。


> 無論ですがTNRなど論外ですね。

アメリカではごく一部でTNRの公的制度がありますが、対象の猫はワクチン義務です。
また徘徊猫を行政が捕獲殺処分しています。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
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