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「ドイツでは生餌が禁止され生餌給餌のビデオも公開できない」という、あまりのバカっぷりの仰天デマ






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(Zusammenfassung)
auch wenn das Gesetz den Ausdruck "Futtertier" nicht kennt, darf trotz allem lebend gefüttert werden In Deutschland.
Prinzipiell ist eine Lebentierfütterung nicht verboten und diese Art der Fütterung darf niemand einem verbieten.


 記事、「生き餌は動物愛護管理法違反」という、殺処分ゼロ議員連顧問弁護士のトンデモ解釈、の続きです。
 前回記事では、日本で公開された「ヘビに生きたハムスターなどを給餌する動画」を取り上げました。国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟) の顧問弁護士である渋谷寛氏はこのビデオに関し、「生餌は違法である」と発言しましたが、明らかに矛盾があります。このビデオはyoutubeから削除されました。その理由を、「ドイツなどでは生餌が禁止されている国が海外であるため」と実に恥ずかしい、知ったかぶりをコメントしている人がいるので取り上げます。



 問題のコメントはこちらです。生きたエサ食べさせる動画” 一体どこまで制限すべき? YouTuberを刑事告発した動物愛護団体代表と議論 2021年1月20日 以下に問題のコメントを引用します。なお元となる動画は既に削除されましたが、こちらに概要があります。生きたエサ食べさせる動画が訴えられるΣ(・□・;) 2021年1月22日


seath(註 HN) 4ヶ月前
その観点から考えてみましたが、広告収入を得ている以上投稿主が動画を削除したのはYouTubeから差し止めがあったということですかね。んで、Youtubeは世界規模の動画サイトです。当然、ドイツのように生き餌が禁止されている国でも視聴できるでしょう。簡単にいうなら、この投稿主が「お住まいの地域ではご覧になれません」っていうアレの設定を知らなかったのでは?

seath 4ヶ月前
>一応説明するとYoutubeには明確に境界線があって外国ではOKだけど日本では見れない動画とかあるわけです。たとえば外国では「動物を苦しめて殺してはいけない」という法律があって視聴者側からyoutubeにそういった陳情があった場合youtubeは利益を守るために対応せざるを得ないわけです。

seath 4ヶ月前
投稿主が外国では公開せず、日本国内に限って視聴を公開していれば違った結果になっていたのではないでしょうか。そうしなかったということは知らなかったか、もしくは個人では設定できないかのどちらかでは?



 つまり、seathさんは、「ドイツなどでは削除された日本の動画のように、爬虫類に生餌を食べさせることは禁止されている。したがってドイツなどでは爬虫類に生餌を与える動画は公開できない。日本の爬虫類に生餌を与える動画が削除されたのは公開の範囲を日本国内に設定することをしなかったのでドイツなどでは違法な動画となり、そのために削除された。最初から日本限定で公開すれば結果は変わっていた(削除されなかっただろう)」と述べています。しかしこの解説は全くのデタラメです。
 まずドイツでは、生餌を他の動物に与えることを明示的に禁止する法律の規定はありません。また、日本で削除された動画の内容のような給餌方法(小型の哺乳類の脊椎を切断する等の前処置を行い給餌する)で、有罪になった判例はありません。学説では意見が分かれています。

 そのためにドイツでは爬虫類に生きたマウスなどを給餌する動画は多数公開されており、問題にすらなっていません。さらに視聴の年齢制限すらありません。
 seath さんの、「ドイツなどでは削除された日本の動画のように、爬虫類に生餌を食べさせることは禁止されている。したがってドイツなどでは爬虫類に生餌を与える動画は公開できない。日本の爬虫類に生餌を与える動画が削除されたのは公開の範囲を日本国内に設定することをしなかったのでドイツなどでは違法な動画となり、そのために削除された。最初から日本限定で公開すれば結果は変わっていた(削除されなかっただろう)」との投稿は、seath さんは全く何も調べずに、単なる憶測の「知ったかぶり」が根拠です。おそらく件の動画が削除されたのは、投稿者自身が自ら削除したと私は推測します。もしseath さんがこの記事を目にすることがあれば反省していただきたいです。事実無根の情報であっても、それが独り歩きし、さらにデマが拡大して定着する可能性もあるのです。デマ情報の流布は社会に有害です。


(動画)

 Reptil.TV - Folge 17 - Fütterung von Schlangen 「爬虫類テレビー7集 ヘビの給餌 2010年5月3日

Stefan Broghammer zeigt uns wie man verschiedene Schlangen füttern sollte und gibt uns Hinweise was zu tun ist, wenn die Schlangen mal nicht richtig fressen wollen.

ステファン・ブログハンマーさんは、それぞれの種のヘビに餌をやる方法を示し、ヘビがちゃんと食べない場合の対処方法についてのヒントを提供してます。





(動画)

 Schlange richtig Füttern | FSK16 | Lebend & Frost | Reptil TV ヘビの正しい給餌方法| FSK16 | 生餌と冷凍の餌| 爬虫類テレビ 2019年6月21日
 「ドイツをはじめ多くの国では生餌の給餌が許可されており、スイスだけは制限があり冷凍のものだけ許可される(とはいえスイスでも給餌方法などに制限はあるものの、完全に禁止されているわけではありません。論文を確認済みです)」と、出演した男性は述べています。




(動画)

 Königspython - Allgemeines und Fütterung HD キングパイソン-一般的な給餌方法 2014年4月30日  




 その他、ドイツの爬虫類の愛好家のための、「マウスなどの生き餌の通販に関する情報提供フォーラム」があります。この中では投稿者が「どこのオンラインサイトで生餌のマウスを買えばよいか」、「価格は?」、「マウスの状態」などの質問や情報提供を投稿しています。
 Lebende Mäuse online bestellen? 「生きた餌用のマウスをオンラインで注文しますか?」 2013年3月6日 から引用します。


Mrscrocodile
Auf Frostmaus.de (und anderen Seiten) kann man sich ja auch lebende Futtermäuse- und Ratten zuschicken lassen.
Ich wollte da mal fragen, ob jemand von euch Erfahrung damit hat?
Geht das schnell?
Wie ist das mit den Versandkosten und sind die Mäuse in einem guten Zustand?
Da ich Lebendfütterung einfach besser finde, würde ich gerne lebend füttern.

Gemini
bekommt man Mäuse in fast jedem größeren Baumarkt mit eigener Zooabteilung.
Bei OBI kostet eine Maus beispielsweise 2€.

Mrscrocodile
Frostmaus.de(註 生餌のマウスの通販会社)(および他のサイト)では、生餌のマウスやラットの配達も可能です。
皆さんは何か経験がありますか?
配達は速いですか?
送料はどうですか、マウスはの状態は良かったですか?
生餌給餌の方がいいと思うので、生餌給餌をしたいと思っています。

Gemini
ペット販売部門を持つ、ほとんどすべての大手のホームセンターで(餌用の)マウスを入手することができます。
たとえば、OBI(註 ホームセンターチェーンの名称)では、(餌用)マウスの価格は2ユーロです。

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非公開コメント

No title

愛誤は相変わらず生餌を問題にしようとしていますが、コオロギなどの昆虫類だったらこんなに騒ぐんですかね。海釣りではイソメやゴカイなど生餌を使いますが、彼らの基準ならそれらも倫理的に問題があるということになるのではないでしょうか。

哺乳類を生餌とすることへの感情的な忌避があることは否定しませんが、それを規制してよいかどうかは別次元の話です。Youtubeも見たくない人は見なければよいだけですし、生餌動画は広告が付きにくくて(Youtubeの規制にかかるため未成年は閲覧できないことが影響しています)収益化が難しいという現状もあります。愛誤が問題にするほど生餌動画が出回っていないことは多くの人に知ってほしいところです。

Re: No title

野生動物への餌やり反対 様、コメントありがとうございます。

> 愛誤は相変わらず生餌を問題にしようとしていますが、コオロギなどの昆虫類だったらこんなに騒ぐんですかね。海釣りではイソメやゴカイなど生餌を使いますが、彼らの基準ならそれらも倫理的に問題があるということになるのではないでしょうか。

ハムスターなど人に飼育されている哺乳類は動物愛護管理法が適用される愛護動物ということで、動物愛誤団体が告発した根拠になっています。
イソメやゴカイは法律の適用外ですから、倫理上はさておき、法律では何ら問題はないということになります。


> 哺乳類を生餌とすることへの感情的な忌避があることは否定しませんが、それを規制してよいかどうかは別次元の話です。

ベルリンの動物園では、来園者がみられる状態で猫が動物などに生きたマウスを給餌しています。
割とふつうにみられると思います。
https://4travel.jp/travelogue/10963601

「ハツカネズミの血を流した死体がいくつもあって、ギョッとしました。海外の動物園では、少なくともドイツの動物園では、肉食の中・小型動物に生き餌を食べさせるようです。その方がより野生に近いのかもしれませんが、慣れていない見学者としては、ギョッとしてしまいます」。

日本の場合は感情が先走ってしまうのではないですか。
たまたまビデオ公開して目についたから過剰に反応するという。


>Youtubeも見たくない人は見なければよいだけですし、

私は問題の動画は見ていませんので何とも言えませんが。
しかし警告もされているのならば、愛誤団体が主張するような「子供に対する有害性」などはないと思います。
生き餌動画は、海外では極めて多く公開されており、外国語で検索しない日本人が少ないから知らないだけです。
また少なくとも北米や西ヨーロッパでは問題になっていませんし、削除された、刑事告発されたという事例も見つかっていません。
動画投稿主を刑事告発した愛誤団体の主張は、「動画での視聴回数を稼ぐために不必要な、わざわざ苦痛を与える生き餌を与えた」ことが「みだりな殺傷」と主張しています。
しかし冷凍マウスの製造過程に比べて、生きたまま給餌する方が著しく苦痛が大きいのかどうなのか。
新しい記事では、ドイツの事例を取り上げ「ペットショップが売残りのマウスやウサギを生きたまま小さなケースに押し込めて(骨折などしている)、そのまま冷凍にした」ことを問題にしています。
ドイツのサイトやスイスの学説では、「冷凍処理する過程の方が苦痛が大きいだろう」、「ヘビは一瞬で獲物の心臓を圧迫しさせるのでむしろ苦痛は少ないので生き餌は虐待に当たらない」とあります。
生き餌を与えることは「不必要な苦痛を与えるためみだりな殺傷に当たり、動物愛護管理法違反である」とするのならば、冷凍処理に比べて客観的に生き餌の方が苦痛が大きいことを証明しなければ犯罪とはなりません。
それは不可能と思います。

また、先の記事のコメントでも書きましたが、それ自体違法ではない行為を処罰するには、わいせつ物頒布罪などの特別な規定が必要です。
ビデオ公開したことで、動物愛護管理法違反になるというのは無理があります。
表現の自由が日本では保障されていますし。
例えば日常的に家畜がと殺や感染症対策として殺されていますが、編集なしにビデオにして公開するのはもちろん何ら問題はありません。
ではニワトリのと殺ビデオで不適切な字幕を入れたビデオを公開すれば動物愛護管理法違反になるかといえば、それも無理でしょう。

追記すれば、この件に関しては、4月28日に書類送検されているようです。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20210315-OYO1T50011/
https://news.livedoor.com/article/detail/20097533/
おそらく不起訴か起訴猶予になると思います。
司法関係者はあくまでも冷静に、犯罪の構成要件を分析して対処していただきたいと思います。
恣意的な感情論での動物愛護管理法違反の摘発をしては、日本は愛誤ファッショの暗黒国家になってしまいます。


>愛誤が問題にするほど生餌動画が出回っていないことは多くの人に知ってほしいところです。

海外では、興味本位の生き餌動画は極めて多いです。

Re: No title

野生動物への餌やり反対 様

>愛誤が問題にするほど生餌動画が出回っていないことは多くの人に知ってほしいところです。

欧米では明らかに不必要な演出付きの生き餌動画が多数で回っています。
しかし年齢制限も問題視されたこともありません。


https://youtu.be/5F98eiFAGuc
ピラニアに生きたマウスを与える。

https://youtu.be/_C77uAthLEI
ヘビに生きたマウスを与える。

https://youtu.be/wJOPDRm5F5M
ガラガラヘビに生きたマウスを与える。

https://youtu.be/j5qvmxs-v3w
https://youtu.be/dTEMUTODx8I
https://youtu.be/K5t1x9EMcQY

限がありませんのでね。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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