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ドイツの犬猫医療保険加入率は14%~「ドイツのペット医療保険加入率は1%」という悶絶大嘘







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(Zusammenfassung)
Im Jahr 2017 gaben rund 14 Prozent der Befragten an, eine Krankenversicherung für ihren Hund oder ihre Katze zu haben.


 記事、
犬猫とも飼育数が激増しているドイツ~なぜ日本のメディアは真逆の嘘報道ばかりするのか?
続・犬猫とも飼育数が激増しているドイツ~なぜ日本のメディアは真逆の嘘報道ばかりするのか?
コロナ禍で犬の飼育数が激増しているドイツ。その多くが東欧などからの違法輸入である。
の続きです。
 損保会社が運営するペットに関する連載記事、ドイツ&オランダ動物保護事情③ ~ドイツ人の動物との接し方~ ですが、①②とも読む者がまさに悶絶死しかねない嘘デタラメの羅列です。この中で「ドイツではペット医療保険の普及率は1%である」という記述があります。しかし真実は2017年の統計では、ドイツの犬猫医療保険加入率は14%で、普及率は日本の約2倍(本記事の記述が正しいと仮定すれば)です。これほどひどいデマを出典もあげず(出典を挙げられないだろうが)堂々と公にするとは、ライターは無知無学以前に精神疾患を抱えているのではないかと心配になります。

 

 ドイツでは、2017年の統計では犬猫の医療保険加入率は14%です。それを示す統計資料はこちらです。Umfrage unter Haustierbesitzern zu einer Krankenversicherung für ihr Tier 2017 「ペットの医療保険に関するペット飼主の調査」 2019年12月20日(なおこのサイトは有料統計資料サイトですので、一部文字数字がマスキングされています) から引用します。


Diese Daten zeigen das Ergebnis einer Umfrage unter Haustierbesitzern in Deutschland zu einer Krankenversicherung für ihre Tiere.
Im Jahr 2017 gaben rund 14 Prozent der Befragten an, eine Krankenversicherung für ihren Hund oder ihre Katze zu haben.

このデータは、ドイツのペットの飼主がペットの医療保険の加入について調査した結果を示しています。
2017年には調査対象者の約14%が、自分の犬または猫の医療保険に加入していると回答しました。



(動画)

 Tierkrankenversicherung | Krankenversicherung für unseren Vierbeiner | Gesundheit für unser Haustier 「ペットの医療保険| 四本足の友達(犬猫のこと)のための医療保険| ペットの健康 2020年9月7日


Erstattet werden die Tierarzt- und Operationskosten für ambulante, stationäre und chirurgische Behandlungen sowie die Kosten für Medikamente und auch die jeweilige Diagnostik.
Grundsätzlich gilt, es werden nur die Kosten für medizinisch notwendige Behandlungen übernommen.
Ist eine Kastration z.B. nicht medizinisch notwendig, zahlt man die Kosten selbst.
In der Regel zahlen die Tierkrankenversicherer nicht 100% der Kosten, meist liegt die Erstattung bei 80 - 90%, somit hat man einen Selbstbehalt von 10 - 20%.

外来、入院、および外科治療の獣医および手術の費用、ならびに投薬そしてそれぞれの診断の費用は保険で補償されます。
基本的には、医学的に必要な治療の費用のみが適用となります。
去勢では、 医学的に必要ではない場合は飼主自身が費用を負担します。
原則として、ペットの医療保険では費用の100%を支払いません。
通常補償割合は80〜90%で、10〜20%の免責額があります。





 しかしこの真実とはまさに正反対の、真逆の大嘘を報じているメディアがあります。ドイツ&オランダ動物保護事情③ ~ドイツ人の動物との接し方~ 2029年8月8日(以下、「本記事」と記述する)で、ペット保険大手の㈱アニコムによるサイトです。以下に問題の記述を引用します。


保険事情に関してドイツが日本と大きく異なることがあります。
日本で「ペット保険」といえば、ケガや病気のときの医療費を補償するタイプが一般的ですが、ドイツではそのタイプはあまり普及していません(普及率は日本では8%、ドイツでは1%といわれています)
そのかわりにドイツで「ペット保険」といえば、賠償責任保険が一般的です。(*)
賠償責任保険とは、ペットが他人やそのペットにケガをさせたり、物を壊したりしてしまった時にその補償をするための保険です。日本のペット保険では特約として付けられることが多いですが、ドイツでは賠償責任保険単体で販売されていて、ベルリン州やハンブルク州など一部では義務化されている州もあるほどです。


(*) 日本では犬の賠償責任保険は医療保険などの特約として加入することが多いようですが、ドイツでは異なります。犬の賠償責任保険は、医療保険とは別個に単独で加入します。また日本と異なり、大変保険料は高価です。犬種にもよりますが、大型の闘犬種では日本の自動車強制賠償保険より高くなるかもしれません。それは事故率の高さが原因です。


 本記事では「ドイツにおけるペット医療保険の加入率は1%である」と記述しています。私は保険に関する種々のドイツの統計を調べましたが、「ドイツにおけるペット医療保険加入率は1%」という資料は見つかりませんでした。もしかしたらペット医療保険の黎明期の何十年も前にさかのぼれば1%という数字を見つけることができるかもしれませんが。しかし統計値を引用するのであれば、何年の調査で、調査機関や調査を明示した資料を示さなければ無意味です。本記事では連載の他の記事でも出典を全く示していません。
 本記事を書いたライターは、無知無学以前に精神疾患が疑われます。根拠となる資料をまったく調べずに、勝手な思い込み妄想の情報を公にしているからです。㈱アニコムにも本記事の記述に関して出典を求めていますが、回答はありません。情報が誤っているのであれば訂正して謝罪記事を書けばいいだけです。正しければ出典が必ずあるはずなので、それを提示すればいいのです。ダンマリで嘘を公開し続けてデマを拡散するのは、社会に有害です。まさに有害物質の公害を垂れ流し、産廃の不法投棄をするのに等しい。運営会社はまさにゴミ企業です。
 次回記事では、ドイツにおける犬の賠償責任保険について述べます。本記事では、ドイツにおける犬の賠償責任保険についての記述も誤り偏向の羅列です。しかし損保会社が海外の同業についてのこれほどの酷いデマ記事を出すとは(呆)。マーケティング調査という概念がないのでしょう。ドイツのペット医療保険加入率の資料などは、わずか数秒の検索で入手できるのですがね。
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㈱アニコム お問い合わせフォーム
https://faq.anicom-sompo.co.jp/helpdesk?category_id=234&site_domain=default/


御社は、「anicom you アニコムどうぶつコミュニティー」というサイトを運営されていますが、その記事の内容がほぼデマ嘘誤りであり、あまりにもひどいので忠告します。

https://mag.anicom-sompo.co.jp/10232
ドイツ&オランダ動物保護事情〜ドイツ人の動物との接し方〜
ですが、記述内容はほぼすべてが真実の真逆で、目を覆いたくなるほどひどいです

「ドイツでのペット医療保険は1パーセント程度」ですが、2017年の統計では14%です。
出典はこちらに付けております。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1577.html

その他すでに述べた点ですが、「ドイツでは犬猫の飼育数が大きく減少している」ですが、ドイツでは10年余りの期間で犬は500頭前後から2018年の960頭にまで2倍近くまで激増しています。
猫も激増してます(出典は後に付けたリンクにすべて付けてあります)。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1574.html
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1575.html

補足情報として、2020年もドイツでは犬の新規登録数が前年同期より25%も激増しています。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1576.html

その他のこの記事の誤りについては、追って連絡します。
「(ドイツではペットショップの)スペース確保等の規制が細かくて厳しく」ですが、ドイツではペットショップでの動物の展示に関する数値基準の法令は存在しません(犬に限り一般飼い主も含めた全般規制での数値基準はある)。
「ドイツも日本と同じく、集合住宅では家主の許可がなければ(ペットを)飼育することはできません」〜2014年の連邦最高裁で、家主がペット飼育を禁じる契約は無効という判決が確定しています。
その他にも、誤り記述が多数あります。
さほど長い文章ではないですか、これほどの嘘誤り偏向をぎっしりてんこ盛りにできるのは一種の才能か?
特に損保会社が海外の同業種に関して、まったく逆の記述をするとは笑止です。
これらの正しい情報は、ネット検索で数秒で資料を入手できるのですが。
さらに、同じライター(兵藤未來)の記事、ドイツ&オランダ動物保護事情〜ここが日本と違う!ドイツの制度や文化〜、ドイツ&オランダ動物保護事情 〜ティアハイムにもいろいろある〜、も同様に嘘デタラメの羅列です。
このような事実無根で正反対のデマを流布させることは社会に有害ですし、御社の信用をも毀損すると思料します。
対処されることをお勧めします。

メモ

メモ

https://www.zentralplus.ch/luzerner-hundezuechterin-die-nachfrage-ist-riesig-1838501/
スイスの犬は、50%が外国から輸入されたものである。

https://www.planet-wissen.de/natur/tier_und_mensch/tiermedizin/zoonosen-100.html
ドイツは東欧か地中海国家から50万頭の犬を輸入している。

https://www.vetline.de/eine-schnauzenlaenge-voraus-zucht-mit-brachycephalen-rassen
オランダの主力犬種は70%が輸入である。



プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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