fc2ブログ

犬の去勢率の国際比較~日本はヨーロッパよりも去勢率が高い






Please send me your comments.  dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de)
メールはこちらへお寄せください。  dreieckeier@yahoo.de

(summary)
International comparison of Dog castration


 記事、
犬の去勢が法律で禁止されているノルウェー~去勢への意識が低いヨーロッパ
スウェーデンの犬の去勢率はわずか1%~去勢の意識が低いヨーロッパ
ドイツでは犬の去勢は違法との連邦政府の見解と司法判断~去勢の意識が低いヨーロッパ
「ティアハイムが犬の購入者に去勢を義務づける契約は無効」というドイツの判決
犬猫の去勢を義務づけ違反は犯罪になる自治体があるアメリカ合衆国
の続きです。
 ノルウェーでは犬の去勢が禁止され、スウェーデンでは99%の犬が未去勢であることを述べました。またドイツでは動物保護法の解釈では犬の去勢は違法であるとの司法判断および連邦政府の見解があります。犬の去勢率の統計はありませんが、低いと思われます。対して北米やオーストラリアでは、犬の去勢率は大変高いです。またアメリカでは犬猫とも去勢を義務としている自治体もあります。日本は犬の去勢率は、アメリカとヨーロッパの中間と言った位置づけです。今回記事では、犬の去勢率の国際比較を行います。



 「犬の去勢率の国際比較」を一覧にした資料は見つかりませんでしたので、いくつかの資料の数値を取り上げます。同じ調査年の資料を揃えることはできませんでしたので、その点はご容赦ください。


(出典)

Why You Should Consider NOT Spaying or Neutering Your Dog
Demographic Data of a Population of Insured Swedish Dogs Measured in a Questionnaire Study
Should dogs be neutered?
公益社団法人日本獣医師会及び 一般社団法人ペットフード協会による実態調査


(犬の去勢率)

・アメリカ合衆国の一部の自治体   100%(法律で義務付けられているため)
・アメリカ合衆国              90%
・オーストラリア            雌犬92%   雄犬57%
・イギリス          54%
・日本           49.6%
・ハンガリー        43%
・スウェーデン       1%
・ノルウェー        0%(法律で去勢が禁止されている)

*その他ドイツでは犬の去勢率の資料は見つかりませんでしたが、司法判断および連邦政府の見解により犬の去勢は動物保護法に違反とされていますので、かなり低いと思われます。


 概ね日本の去勢率は犬に関しては、アメリカ合衆国と北欧の中間に位置すると思います。ですから一部で言われているように、「日本は欧米に比べて去勢率が著しく低く、飼い主の意識が低い動物愛護後進国である」というのは誤りです。
 アメリカ合衆国では非常に犬猫の去勢に関する意識が高く、いくつかの自治体では犬猫とも一般の飼い主には去勢を義務づけています。例えばロサンゼルスなどです(Spay/Neuter Ordinance LA Animal Services)。またドッグランなどの利用では、アメリカ合衆国では未去勢の犬利用が一般的に断られます。

 なお、参考としてドイツでは犬猫とも去勢率に関する資料は見つかりませんでした。しかし、「去勢で犬の生殖器を外科的に除去するのは動物保護法に違反する」という論評が根強くあります。現にドイツ連邦動物保護法(Tierschutzgesetz)を読む限り、犬の去勢は違法であると理解できます。したがってドイツにおいては、とくに犬に関しては去勢に対する意識はそれほど高いとは私は思えませんし、去勢率も高くはないと推測します(猫に関しては近年繁殖制限を義務づける州法条例の制定が相次いでおり、去勢率は以前より向上していると思われます。2015年に動物保護法で「猫の繁殖制限に関する立法を促す条文を加える改正があったため)。
 日本で流布されている、「ドイツでは大変犬猫の去勢に対する意識が高く、ほぼ100%が去勢されている。ティアハイムで譲渡される犬も100%去勢されている」との情報は、デマの部類です。ティアハイムは積極的には犬の去勢を行っていません。すでにティアハイムが引き受けた時点で去勢済みか、法律で去勢が義務付けられている危険犬種は去勢されています。しかしすべての犬を譲渡前に去勢しているわけではありません。買主に対して「去勢を義務づける譲渡契約は動物保護法に違反するために無効」との司法判断が複数出されています。一般にすでに去勢されている犬は、販売価格(譲渡価格)にそのコストが上乗せされています。


(動画)

 10 Reasons To Neuter Your Pets! 「ペットを去勢すべき10の理由」 2018/10/11

 アメリカを中心とする北米とヨーロッパでは、犬猫のペットの去勢に対する考え方は対極にあります。またアメリカでは早期の去勢が推奨されています。北米は極めて犬猫の去勢に積極的であり、アメリカでは法律で義務付ける自治体すらあります。対してヨーロッパでは犬の去勢を法律で禁止することを明文化しているノルウェーや、禁止と解釈される動物保護法があるドイツがあります。去勢に対しては慎重です。動物愛誤界では「欧米では」が口癖の欧米出羽守が多いですが、本人はそれが「バカの証明」ということをわかっているんですかね(笑い)。

Neutering a puppy or kitten, which requires taking certain precautions while under anesthesia, is considered safer than neutering an adult, because puppies and kittens tend to bounce back quicker.
It is recommend to neuter puppies and kittens before 6 months of age!

麻酔中に一定の危険予防策を講じる必要がある去勢は、子犬または子猫はより早い回復傾向があるために、成犬成猫を去勢するよりも安全であると考えられています。
生後6か月より前の子犬や子猫を避妊することをお勧めします。





(参考資料)

中央環境審議会動物愛護部会 第48回議事録  平成30年7月4日(水)10:00~12:00

【則久動物愛護管理室長】
自治体からの譲渡に際しての不妊去勢措置を徹底したほうがいいのではないかというところで、ご指摘をいただいております。
欧米では譲渡前の不妊去勢手術は一般的でありますよということで、これを義務づけか何かできないのかというご指摘だったと思います。


 「ヨーロッパでは自治体からの譲渡に際して~欧米では(こちらでも「欧米出羽守とは(笑い)」)譲渡前の不妊去勢は一般的」という、真逆の狂った発言にはあきれ果てる。まさにバ環狂症、税金泥棒、国賊亡国省。則久動物愛護管理室長は給料を返還すべき。今は動物愛護管理室長は違う方ですが、則久室長は御入院でもされたのではないかと心配しております。メールでの問い合わせにも一切回答がありませんし。

関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

多分早期去勢で精神疾患になり、殺処分になっている犬もいるな・・日本・・

日本語じゃいくら調べても早期去勢で精神疾患になりやすいなんて滅多に引っ掛からないと思いますし・・

Re: タイトルなし

犬好き様、コメントありがとうございます。

> 多分早期去勢で精神疾患になり、殺処分になっている犬もいるな・・日本・・
>
> 日本語じゃいくら調べても早期去勢で精神疾患になりやすいなんて滅多に引っ掛からないと思いますし・・

もちろん去勢はよくせぬ繁殖を防止するというメリットがあります。
しかし特に早期去勢は、犬猫の健康に悪影響を与える面もあります。
私は情報は、正確に過不足なく伝えることが必要だと思います。
去勢のデメリットもそうですが、かなり犬の去勢に消極的なドイツを「犬猫共去勢の意識が価格、ほぼすべてで行われている」というデマはよくないです。

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

びっくりしたなぁ、もぅ FC2支店

動物にやさしいライフスタイルのススメ♪

遊休地

野良猫駆除協力会本部

野生動物である野良猫、行政対応に思う

迷惑な愛誤達
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR