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感染症学の教授は新型コロナウイルスの猫から人への感染の可能性を示唆







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(summary)
In Canada, Scott Weese, chief of infection control at the University of Guelph's Ontario Veterinary College, "indicates the possibility of cat-to-human COVID-19 infection."


(本記事は、7121ブログ記事中2位を獲得しました)

 記事、新型コロナウイルスの猫から猫への感染の再現実験に成功~フランス、の続きです。 
 先月、中国の研究機関による、「猫から猫に新型コロナウイルス(COVID-19)が感染することが確かめられた」との研究論文がネイチャー誌に掲載されました。さらに中国武漢の猫の約15%で、新型コロナウイルスの抗体が認められた(つまり武漢の猫の15%に感染歴がある)との論文も公表されています。その後もフランスの獣医大学の再現実験でも、「猫から猫に新型コロナウイルスの感染」が確かめられました。さらにニューヨークでは、個人の飼い猫が新型コロナウイルスに感染した例が相次いで発見されました。「人から猫」、「猫から猫」の新型コロナウイルスの感染は、もはや既成事実です。「猫から人への感染の可能性」を指摘しているカナダの大学教授もいます。



 私は、すでに、「猫から猫に新型コロナウイルスは感染する」と、「中国武漢の猫の約15%が新型コロナウイルスの抗体を持っていた(つまり15%の猫が感染済みである)」との、中国の研究機関による論文について記事にしています。


「猫は新型コロナウイルスに感染しやすい」という研究結果
中国武漢の猫の15%が新型コロナウイルスに感染しているという研究結果


 さらにその後も、フランスの獣医大学で「猫から猫への新型コロナウイルス感染の再現実験に成功した」、「ニューヨークで一般飼い主の猫が新型コロナウイルスに感染していいることが発見された」例が相次いで報告されています。それらについて報道するニュースソースから引用します。

 今回記事では、「ニューヨークで一般飼い主の猫が新型コロナウイルスに感染していいることが発見された」ことを報じるニュースソースから引用します。なおこの記事では、動物園のネコ科動物の感染も報じられています。皿のこの記事では、カナダの感染症学の教授が、「猫から人への新型コロナウイルスの感染の可能性」も示唆しています。
 Two New York cats tested positive for coronavirus. Here’s what you need to know about the virus and animals. 「ニューヨークの猫2匹がコロナウイルス陽性で陽性でした。新型コロナウイルスと動物について知っておくべきことは次のとおりです」 2020年4月22日(ワシントンポスト)


Two pet cats in New York have tested positive for the coronavirus, which causes covid-19 in humans, the U.S. Department of Agriculture and the Centers for Disease Control and Prevention said Wednesday.
One cat is owned by a person who tested positive for the coronavirus before the cat showed signs, but the other cat lives in a household where no members had confirmed cases of the virus.
The cats’ positive tests came a little more than two weeks after another New York cat, a Malayan tiger at the Bronx Zoo, became the first confirmed coronavirus case in a U.S. animal.
Four other tigers and three lions at the zoo also tested positive, the zoo said Wednesday.
A preliminary study of blood samples from 102 stray, shelter and pet cats in Wuhan, China, found that about 15 percent had been infected with the virus.
A laboratory experiment in which scientists introduced the virus to animals found that cats and ferrets were highly susceptible.
J. Scott Weese, chief of infection control at the University of Guelph’s Ontario Veterinary College, said he’s “hopeful” that dogs are dead-end hosts because the virus doesn’t appear to reproduce well in them.
The jury is still out on cats, he said.

アメリカ連邦農務省と疾病管理予防センターは、ニューヨークのペットの猫2匹が、コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応を示し、これは人から感染したと述べました。
1匹の猫は症状が現れる前にコロナウイルス陽性の人が飼っていましたが、もう1匹の猫はウイルスの発生が確認されていない世帯に住んでいます。
これらの猫の検査での陽性は、別のニューヨークのネコ科動物である、アメリカで最初に動物で確認されたブロンクス動物園のマレートラのコロナウイルスの感染症例の2週間後に行われました。
動物園では他の4頭のトラと3頭のライオンも陽性だったと、動物園は水曜日に述べました。
中国の武漢での102匹の野良猫、保護施設の猫、ペットの猫の血液サンプルの予備調査では、約15%がウイルスに感染していたことがわかりました。
科学者はウイルスを動物に感染させる実験室での実験で、猫とフェレットが非常に感染しやすいことを発見しました。
グエルフにある、オンタリオ大学獣医学部の感染学の責任者のJ.スコット・ウィーゼ氏は、犬はウイルスを体内でうまく増殖できないように思われるために、行き止まりの宿主(註 感染したとしても体内で十分にウイルスが増殖できないために、いずれはその動物の体内でウイルスが死滅し、他に感染させることができない)であることを「望んでいる」と語りました。
猫に関しては、結論はまだ出ていないと、彼は言いました。



(画像)

 私が記事、「猫は新型コロナウイルスに感染しやすい」という研究結果中国武漢の猫の15%が新型コロナウイルスに感染しているという研究結果、を公開する前のコメントに対して、Twitterで揚げ足をとるツィートをした人がいます。
 このツィートでは「猫が新型コロナウイルスに感染しやすい」、「武漢の猫の15%の猫が新型コロナイルスに感染していた(抗体の陽性反応があるということは感染歴があるという証明です)」との私のコメントが、「エビデンスがないデマ」という趣旨で拡散されました。その後の記事をお読みいただければわかることですが、「新型コロナウイルス(COVID-19)は猫から猫へ感染する」論文は世界的に権威ある科学誌ネイチャーと、サイエンスに掲載されています。また「武漢の猫の約15%が新型コロナウイルスの抗体を持っている(感染したとの証明)」との論文は、論文の掲載サイト、BioRxivに収録されているものです。
 おそらくこの揚げ足取りのツィートをした人物は、日本語検索だけしかしない人です。私のブログを毎日目を皿のようにしてあらさがしをし、この情報を日本語検索して該当する情報がなかったためにフライングしたものと思われます。まさに赤恥です。私は海外のニュースサイトを直接読んでいますので、日本のマスコミが日本語訳して再配信するより情報の入手が早いのです。その後日本のマスコミで「新型コロナウイルスの猫から猫への感染」の例が多く報道されています。

ツナ缶 白痴


(画像)

 中傷を受けている該当する私の記事は、「猫は新型コロナウイルスに感染しやすい」という研究結果です。元となる論文が掲載された、世界的な権威ある科学誌のネイチャーの記事、Coronavirus can infect cats — dogs, not so muchをそのままリンクしているのですが(呆)。
 このツィートをした人は英語どころか、日本語も不自由しているみたいです。何度も繰り返していますが、このサイトの読者様は、義務教育を修了した方を想定しています。もしこの方が義務教育を修了されてたのならば、頭が大丈夫ではありません。大変心配しております。

 野良猫外猫愛誤の、なにがなんでも「自由に徘徊している猫は感染症をはじめとするリスクも被害も一切ない」という、嘘プロパガンダの固持に必死なのはわかります。しかし「猫(ネコ科動物)は新型コロナウイルスに感染しやすい」との論文は、すでに多くのマスメディアが報道しています。また「猫から猫に新型コロナウイルスが感染する」論文についても、日本の複数のマスメディアが報道しています。
 新型コロナウイルスは新しい感染症で、まだよくわかっていない点が多いのです。感染症のリスク対応は、予防が原則です。「猫から人への感染」の可能性が否定できないのであれば、それに対した予防を講じるべきなのです。また仮に猫が新型コロナウイルスに感染したことにより人に感染させないとしても、猫の体についたウイルスにより、人への感染を広げる可能性があります。現に、アメリカCDC(アメリカ連邦疾病予防管理センター )とAVMA(全米獣医師会)は、猫などのペットから人が感染する可能性があるという前提の対策を推奨しています。単なる思い込みでの、根拠のない「野良猫外猫は安全」というデマを拡散することは有害です。

バカ愛誤の見本


(参考資料)

新型コロナウイルス 猫 感染 (日本語検索結果)
COVID-19 Cat infection (「新型コロナウイルス 猫 感染」 英語検索結果)
新型コロナウイルス 武漢 猫 感染 15% (日本語検索結果)
COVID-19 Wuhan Cat Infection 15% (「新型コロナウイルス 武漢 猫 感染 15%」 英語検索結果)



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No title

フランスの研究結果はかなりまずいですね。
既にご存知かもしれませんが、こんな記述を見つけました。
武漢ウイルスではないのですが、WHOの文書の中に

https://www.who.int/csr/delibepidemics/bcjapaneses.pdf

表A3.1 ヒトを標的とした兵器への転用可能性が指摘されている生物剤
トキソプラズマ・ゴンジ、B58 (トキソプラズマ症)

という記載があります。
トキソプラズマを変異させるないしは、なにかまずいものを抱かせて人に感染させる恐れを危惧しているのだと思います。
で、トキソプラズマは猫以外にオーシストを人に寄生させられない事なんて周知の事実ですよね。
実現すれば兵隊は野良猫ということになりそうです。
今回の武漢ウイルスもそうですが、猫を野放しにしている事のリスクはかなり大きいはずなのですが、武漢ウイルスを武漢ウイルス研究所製じゃないかと糾弾している学者やエコノミスト達はそこを無視。
先日お伝えした自称国際経済学者の藤井厳喜氏にいたっては、中国を糾弾するその舌で猫は感染症に影響しないなどと言い切ってしまっている始末。
いまだに訂正すらしようといたしません。

https://twitter.com/DHCNetTV/status/1258579804594421763

中国の兵器として猫が使われる未来はそう遠くなさそうです。

Re: No title

―様、コメントありがとう語x材ます。

> フランスの研究結果はかなりまずいですね。

再現実験(replication )に成功したということは、猫→猫感染が起きるということが証明されたと確定してよいでしょう。


> 既にご存知かもしれませんが、こんな記述を見つけました。
> 武漢ウイルスではないのですが、WHOの文書の中に
>
> https://www.who.int/csr/delibepidemics/bcjapaneses.pdf
>
> 表A3.1 ヒトを標的とした兵器への転用可能性が指摘されている生物剤
> トキソプラズマ・ゴンジ、B58 (トキソプラズマ症)
>
> という記載があります。

資料をありがとうございます。
量が多い資料ですので、後ほどゆっくり拝見いたします。


> トキソプラズマを変異させるないしは、なにかまずいものを抱かせて人に感染させる恐れを危惧しているのだと思います。

現時点ではトキソプラズマ症は急性でかつ致死的な感染症ではないです。
ただし変異させて不顕性感染を引き起こし、後にトキソプラズマ脳症などの致死的な疾患を引き起こす傾向を強くすれば、敵国に生物兵器と感づかれずに国力をそぐ有効な手段になります。


> 先日お伝えした自称国際経済学者の藤井厳喜氏にいたっては、中国を糾弾するその舌で猫は感染症に影響しないなどと言い切ってしまっている始末

多分脳内にトキソプラズマが巣食っているんでしょう。


> 中国の兵器として猫が使われる未来はそう遠くなさそうです。

リンクの資料ですが。ペストなども生物兵器に挙がっています。
かつては731部隊が、ネズミを使ってペストの生物兵器を研究していました。
ペットはネズミから感染するのではなく、ネズミに寄生するノミから人に感染します。
猫もペストノミが寄生します。
現在はネズミの駆除はだいぶ進んでおり、猫の方がはるかにペストを伝播させる動物として有望です。
日本は地域猫などという愚策を進めており、野良猫が蔓延している地域が多いです。
「猫はペストを予防する」という無知無学な猫誤は多く、ペストが発生しても猫駆除を妨害するでしょう。
急性で致死性の疾患であれば、ペストの方が有効でしょう。
また生物兵器は化学兵器と異なり、足が付きにくいです。
テロリストにとっては願ったりかなったりです。
生物兵器は化学兵器とともに「貧者の核兵器」と揶揄されるぐらい、効果は絶大です。
安全保障上、日本は外猫の対策を講じるべきだと思います。

No title

この記事(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00000012-asahi-soci)のコメ欄を見ても野良猫礼賛ばかりですから危機感など全く無いのでしょう。

それにしても野良猫・地域猫がネズミを減らすとまだ信じている人がいるとは驚きです。飲食街に限らずネズミは身近にいるのが当然で、それが顕在化するのは衛生管理に問題があるからです。個々の店や街全体で衛生管理を見直すべきところ、ネコによる捕食で対応しようとするなら中世ヨーロッパ以下の科学的知識しかないことを露呈したようなものです。

Re: No title

野生動物への餌やり反対 様

> この記事(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00000012-asahi-soci)のコメ欄を見ても野良猫礼賛ばかりですから危機感など全く無いのでしょう。

飲食店街で地域猫(って、行政が認めたものなのか?)をする衛生概念のなさにも呆れますが、利用する客もそれを肯定的に報道するマスコミもどうかと思う。


> それにしても野良猫・地域猫がネズミを減らすとまだ信じている人がいるとは驚きです。

東京の飲食店街でネズミが目立つようになったというのは、休業している店が増えて人が少なくなってネズミが警戒しなくなったからです。
猫がネズミを獲るのならば、餌やりや残飯がなくなって猫が必至でネズミを狩るようになりますから、むしろ飲食店が休業していればネズミは減るはずなのですが。


>ネコによる捕食で対応しようとするなら中世ヨーロッパ以下の科学的知識しかないことを露呈したようなものです。

現在では猫によるペスト抑止効果は否定されています。
むしろアメリカの獣医師会は、「ペストが発生した地域は猫は外に出さない、狩りをさせないこと」と注意喚起しています。
ペストはネズミからうつるのではなく、ネズミについたノミに人が咬まれることで感染します。
猫もノミを運びますので、ネズミと同じ効果があります。
むしろ猫はネズミと異なり人に近いですので、より危険な存在になります。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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