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続・ペットを冷凍庫で処分していたアメリカの準大手ペットショップチェーン






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(summary)
In Petland, —the last nationwide chain of pet stores to sell puppies, kittens and bunnies.
"Animals Frozen Alive"


 記事、ペットを冷凍庫で処分していたアメリカの準大手ペットショップチェーン、の続きです。
 私が「歴史的悪書」としてしばしば取り上げてきたのが、朝日新聞記者である太田匡彦氏の、犬を殺すのは誰か ペット流通の闇です。この著作はほぼ全てが嘘、偏向です。その中で「日本のペットショップは売れ残りのペットを冷凍庫で凍死させて処分する。このようなことをしているのは動物愛護後進国日本だけだ」があります。しかしそのような事件は日本では1例も報道されていません。また刑事訴追された事件も確認できません。しかし欧米では、売れ残りの犬などのペットを冷凍庫でそのまま凍死させて処分したペットショップ、ブリーダーの事件が掃いて捨てるほどあります。最近では、アメリカの準大手ペットショップチェーン、ペットランド社の不祥事が暴露されました。



 前回記事での寝たことですが、アメリカ合衆国jの生体販売ペットショップチェーンで、準大手のペットランド(Petland)という会社があります。アメリカの大手動物愛護団体、全米ヒューメイン・ソサエティは、このペットランドの複数の店に、覆面調査員を従業員として送り込み、これらの店での動物虐待の証拠をビデオや写真に収めました。
 調査した7店舗のうちすべてで、バックヤードで病気の子犬が見つかり、適切な獣医療を受けさせることがなく、無資格の従業員が治療をしていました。また5つの店舗では冷蔵庫内で死んだ子犬やウサギが見つかり、それらは生きたまま冷蔵庫に入れられ、凍死たことが確認されています。それを裏付ける記事、全米ヒューメイン・ソサエティのプレスリリースから引用します。
 Frisco, Texas Petland store faces citations after undercover investigation by the Humane Society of the United States finds sick puppies, lack of proper veterinary care 「テキサス州フリスコのペットランドの店舗は、全米ヒューメイン・ソサエティによる覆面調査で病気の子犬や適切な獣医師の治療の欠如が見つかったために、司法機関からの召喚に直面しています」 2019年9月12日


Between July and August 2019, a hidden-camera investigation conducted by the Humane Society of the United States in the Frisco, Texas, Petland store uncovered both animal mistreatment and rampant disease.
Puppy cages were overcrowded, and the store sometimes had more than 100 puppies on site at a time.
They were often in cages so small that there wasn’t enough space for every dog to lie down without laying across another puppy.
The Frisco investigation was the HSUS’s seventh undercover investigation of a Petland store in less than a year.
Investigations revealed sick puppies in the back rooms of all seven stores and dead animals in the freezers of five of stores.
Which closed in April after our investigation led law enforcement to a dead puppy and more than 30 dead rabbits in the store’s freezer.

2019年7月から8月にかけて、全米ヒューメイン・ソサエティによって行われたテキサス州フリスコのペットランドの店舗での隠しカメラ調査により、動物虐待と蔓延している病気の両方が明らかになりました。
子犬のケージは過密で、店内には時々100頭を超える子犬がありました。
ケージの中は非常にせまいので、すべての犬が別の子犬の体に重ならなければ、体を横たえるには十分なスペースがありませんでした。
ペットランドのフリスコ店での調査は全米ヒューメイン・ソサエティが1年に満たない期間で、ペットランドの店舗を調査した7番目の覆面調査でした。
調査の結果、7つの店舗のすべてのバックヤードで病気の子犬が見つかり、5つの店舗では冷凍庫の中で死んだ動物が見つかりました。
全米ヒューメイン・ソサエティの調査が導いたことですが、ペットランドのフリスコ店は冷凍庫で子犬と30匹以上のウサギを殺害したために司法機関により4月に閉鎖されました。



 「病気や売れ残りの子犬などを冷蔵庫に入れて殺処分するペットショップなどの業者」の存在は、前回記事で述べた通り、アメリカ、イギリス、ドイツですらしばしば報道されます。実際に刑事訴追を受けて有罪になった例もありますし、内部告発者によるビデオや写真もネット上で多くが公開されています。しかし日本では私が確認した限り、そのような事件は一例も報道されていませんし、業者が刑事訴追されたことも、内部告発者による暴露ビデオや写真もありません。
 しかし前回記事でも述べたことですが「日本のペットショップは売れ残りの犬を冷蔵庫に入れて殺害し、処分する。このようなことをしているのは動物愛護後進国の日本だけだ」と記述している著作があります。朝日新聞記者の太田匡彦しによる、犬を殺すのは誰か ペット流通の闇です。太田匡彦氏は、情報が真実である証明として、証拠となるビデオや写真、そして具体的な店舗名を挙げるべきでしょう。

 犬を殺すのは誰か ペット流通の闇の趣旨は、次の通りです。前回記事と今回記事で取り上げたのは、「3、」に関してです。
1、日本のようなペットの大量生産、大量販売が進んだ国はない。日本の、展示生体販売ペットショップの多さは異常である。
2、ペットの大量生産消費を支えるペットオークションは日本しかない、動物虐待的な悪質なシステムだ。
3、日本のペット業界のペットの扱いは虐待的で、冷蔵庫で売れ残りの犬を凍死させて殺害するなど横行している。

 「1、」、「2、」に関しても、私は太田匡彦氏の主張が誤りであることを何度も出典を挙げて証明しています。例えば、「日本のようなペットの大量生産、大量販売が進んだ国はない。日本の、展示生体販売ペットショップの多さは異常である」ですが、日本は欧米の先進国に比べて犬の商業生産数は少なく、生体販売ペットショップも少ないのです。アメリカ合衆国は、生体販売ペットショップの数は日本の人口比で2.7倍あります。イギリスは1.6倍、ドイツは1.2倍です。
 「2、ペットの大量生産消費を支えるペットオークションは日本しかない」ですが、これも嘘です。アメリカではドッグオークションが古くからあり、盛んに行われています。

 太田匡彦氏の著作、犬を殺すのは誰か ペット流通の闇に書かれたデマを、私は今まで何度も指摘し、批判してきました。それにもかかわらず、 犬を殺すのは誰か ペット流通の闇の内容を蒸し返した著作を新たに出しています。「奴隷」になった犬、そして猫です。
 新しい著作でも、「子猫は死んだら冷凍庫」「不要な犬は農薬で……」との記述があります。太田匡彦氏は、その証拠を挙げるべきです。そのほかの記述でも、旧著作の内容をそのまま踏襲しています。さらに新しい著作では、「日本は犬などのブリーダーなどの数値規制で欧米に遅れている」とあります。これもデマです。アメリカ合衆国では犬ブリーダーに関する、最低ケージ容量を数値で規制する法令はありません(USDAのガイドラインはあります)。それらの太田匡彦氏の嘘に関しては、改めて記事にします。


(動画)

 Panda deserved better than Petland. 「パンダ(子犬の名前)の命は、ペットランド(註 ペットショップの名前)より重い」 2019/06/05公開

This is Panda.
She’s one of three puppies who became ill in the backroom of a Petland store in Texas.
Instead of being immediately taken to a vet, Panda was drugged and force-fed by Petland’s staff.
Our investigator later found her lifeless body in their freezer.

パンダという名の子犬。
この子犬はテキサス州のペットランドの店のバックヤードで病気になった3頭の子犬の1頭です。
すぐに獣医に連れて行かれる代わりに、パンダはペットランドのスタッフによって薬を与えられ、強制給餌されました。
私たちの覆面調査員は、後にパンダの死体を冷凍庫の中で見つけました。





(動画)

 Shocking undercover investigation at Petland! 「ペットランド(註 ペットショップ名)での衝撃的な潜入調査!」 2019/09/12(冷凍庫から子犬の死体などが出てきます。閲覧注意)

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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