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ドイツの犬リード義務は厳しく、違反者の犬は射殺されてもやむを得ない~環境省のデタラメ資料④







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(Zusammenfassung)
Deutsch Hundeleine Verpflichtung


 ドイツは、おそらく世界で最も犬のリード義務が厳しい国の部類だと思います。例えば州によっては、例えばノルトラインーヴェストファーレン州などは犬にリードをしなければ最高2万5000ユーロの罰金が科されます。また犬にリードをしていなければ安全対策として警察官はその犬を射殺して良いと警察法で警察官の職務規定が定められています。現に今までに何度も、「リードを外した」ことを理由として、警察官が飼い主の目前で犬を射殺した事件は報道されています。


 「警察官が飼い主が犬のリードを外した直後に飼い主の目前で犬を射殺した」。このような事件は、ドイツではしばしば報道されます。最近も、アルコール中毒でおそらく精神病院での閉鎖病棟での入院が命じられた患者が連れている飼い犬を、「飼い主がリードを外した」ことを理由に、警察官が射殺しました。犬の飼い主は精神病院への収容から逃亡していました。警察官から逃げるために、つれていた犬のリードを外したのですが、警察官は犬を射殺しました。
 Hund: Betrunkener hetzt sein Tier auf Polizisten – die Situation eskaliert komplett 「 犬:酔っぱらいは警察官に自分の犬をけしかけました-状況は完全にエスカレートしました」 2019年12月6日 (註 犬の飼い主は、記事を読む限り、犬を警察官にけしかけたという感じはしません)から引用します。


Polizisten haben bei einem Einsatz in Arnstadt in Thüringen einen Hund erschossen.
Der Hund hatte zu einem alkoholisierten 35-Jährigen gehört, der sich einem Platzverweis widersetzte.
Die Beamten wollten den Staffordshire-Terrier der Tierrettung übergeben.
Der Mann ließ das Tier jedoch von der Leine und versuchte zu flüchten.
Damit sie nicht gebissen werden, haben die Polizisten auf den Hund geschossen
Um einen Biss zu verhindern, sei aus einer Dienstwaffe zwei Mal gefeuert worden.

警察官は職務権限により、テューリンゲン州のアルンシュタットで犬を射殺しました。
この犬は35歳の、アルコール依存症の退院が許可されていない男の飼い犬でした。
行政当局は、このスタッフォードシャーテリアの品種の犬を、動物保護施設に引き渡したいと考えていました。
しかし犬の飼い主の男は、犬をリードから放して逃げようとしました。
警察官らは咬まれないように、犬を射殺しました。
咬まれるのを防ぐために、拳銃が2回発射されました。



 私はその他にも、ベルリン州で公園で犬を連れた男性が、犬のリードを外した直後に、その犬が警察官に射殺された事件を過去に取り上げています。例えばこのような記事です。リードを放したというだけで犬を警察官に射殺された飼い主の悲痛~ドイツ、ベルリン。この記事で引用した、飼い犬を射殺された飼い主の、Face Book への投稿文を再び引用します。


###BITTE TEILEN###
# LIEBEVOLLER HUND ERSCHOSSEN #
Mein Hund "Danti" wurde gestern (10.08.2015) von einem offensichtlich überforderten Polizisten im Volkspark Humboldthain erschossen.
Ich möchte auf diesem Weg mein Schweigen brechen und die wahre Geschichte erzählen.
Dieser machte sich gestern Mittag auf den Weg in den Volkspark Humboldthain um den beiden Hunden eine Abkühlung zu verschaffen.
Als er die Hunde los machte, damit die Beiden sich ein wenig erfrischen können, rannten sie zur Wasserstelle.
Es waren schließlich über 30°C.
Plötzlich schrie ein Polizist sofort los, dass er die Hunde wieder an die Leine nehmen soll.
Diese Möglichkeit bot der Beamte meinem Freund allerdings nicht.
Eine Sekunde später war mein Danti tot.
Hingerichtet, aus 25m, von einem sogenannten "Ordnungshüter".
Ich möchte auf diese Weise die Geschichte ins rechte Licht rücken und versuchen vielleicht noch ein paar Zeugen zu finden.
Anmerkung: Hunde werden rechtlich immer noch als "Gegenstände" bewertet.
Wir sollten alle gemeinsam dafür sorgen das dies geändert wird.
Marc
❤ DANTI, WIR VERMISSEN DICH ❤

###シェアをお願いします###
#愛する犬が射殺されました#
私の犬「ダンティ」は、フォルクスパーク フンボルターンで、明らかに残酷な警察官によって昨日(2015年8月10日)射殺されました。
私は沈黙を破り、真実を伝えたいと思います。
フォルクスパーク フンボルターンに、2頭の犬を涼ませるために向かった昨日の昼頃でした。
犬たちを少しリフレッシュさせるために、犬たちのリードを解き放すと、犬たちは池にむかって走りました。
気温は30度を超えていました。
突然警察官は、直ちに犬をリードにつなげと叫びました。
警察官は私の友人(犬たち)に、猶予を与えませんでした。
1秒後には、私の「ダンティ」は死んでいました。
25m離れた位置から、いわゆる「法の執行(註 犬の射殺)」が実行されたのです。
私はこの場でもって、この出来事を目撃したであろう、何人かの証人を探してみたいと思っています。
注意:ドイツでは、犬はまだ法的には「単なる物、物体」として評価されています。
私たちすべてが、それを変えるために協力しなければなりません。
マルク
❤ダンティ、私たちはあなたを失ってしまった❤



 この内容が真実であるとするならば、この事件では、「飼い主が単に犬のリードを外した」という理由だけで有無を言わずに飼い主の目前で、その犬を射殺したことになります。この事件などに見られるように、ドイツでは犬のリード義務に大変厳しい国なのです。
 しかし真実とは真逆のデマを意図的に拡散している悪質な資料があります。それは環境省が作成した、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)です。まずこの資料では、12ページにこのような」画像が掲載されています。


(画像)

 平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス  より(7ページ)。

環境省 アナイス オフリード


 環境省の本資料の、この画像では、「自転車に乗った飼い主が、オフリードの犬と主に走る様子は街中でしばしば見かける」との記述があり、読者に著しく「ドイツでは犬はオフリードが合法である」と認識させます。
 さらに本資料においては、「ニーダーザクセン州では、春になると野鳥がたくさんやってきて犬が反応してしまうので、リード装着義務期間を設けている。4/1~5/15 の期間であり、どんな犬であっても、必ずリードをつけなければならない」(26ページ)という記述があります。この記述に従えば、「ニーダーザクセン州では、1年のうち、4月1日から5月15日に期間に限りすべての犬にリードが必要であるが、それ以外の期間は犬にはリードが必要ない」という意味になります。
 しかしこの記述は完全に嘘です。このような規定がある法律はドイツには存在しません(断言)
。環境省の本資料では、他の記述同様に、根拠法を述べていませんが(笑い)。正に環境省の本資料は、狂った動物愛誤プロパガダ資料です。それを公費でやっているのだから極めて悪質です。これらの点については、次回以降の記事で順次のべていきます。
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バ環狂症 メールアドレス

バ環狂症メールアドレス 
moe@env.go.jp


平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)
http://www.env.go.jp/council/14animal/ref49_3.pdf?fbclid=IwAR0Z7ErNTl0QCuXYF0nsjJJQOTsRnnqofeBI5btK1yPHUupfywE430R1dwE
に関して。
以下の記述に対し、必ず回答せよ。

「自転車に乗った飼い主が、オフリードの犬と主に走る様子は街中でしばしば見かける」との記述と、自転車に乗った犬の飼い主がオフリードの犬を連れている写真が掲載されている(7ページ)。

この記述と画像は何を伝えることを意図したものか回答せよ。

この画像を見て記述を読めば、大多数の人は「ドイツは犬のオフリーダーに寛容である」と認識する。
ドイツは犬のリード義務はおそらく世界で最も厳しい部類の国(州によっては2万5000ユーロまでの罰金が科され、警察官やハンターが射殺する合法的な理由になるし、しばしば行われている)である。
子のような画像と記述は、読者をミスリードさせるものであり、悪質な世論誘導の嘘プロパガンダである。
これを公的機関の省の資料であることは極めて悪影響があり、遺憾極まりない。

なお、26ページの記述、「ニーダーザクセン州では、春になると野鳥がたくさんやってきて犬が反応してしまうので、リード装着義務期間を設けている。4/1~5/15 の期間であり、どんな犬であっても、必ずリードをつけなければならない」であるが、規定の法律はこの世に存在しない。
本報告書では根拠法の名称が挙げられていないか(本報告書では、ほかの記述でもほとんどで根拠法が挙げられていない、もしくは根拠法を挙げていてもめちゃくちゃ誤訳、その法令には該当する規定がないなど支離滅裂であるが)この記述が正しいのであれば、根拠法と該当する条文の記述を原文(ドイツ語)で示せ。
この妄想作文記述については、後に改めて記事にするので、今のうちにせいぜい該当する法令でも探せ(笑い)。

ところで繰り返し述べるが、本資料では「このように規定された、禁止された」という記述がありながら、出典を示していない。
このような、口先だけの妄想作文のゴミ報告書を作成したのは、中学生のアルバイトか?
わが国では児童労働は禁止されている。
省庁が違法行為をしてはいけませんなぁ、まさにバ環狂症。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
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よろしくお願いします。

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