続・ペットショップでの生体販売が拡大しているドイツ~「ドイツでは生体展示販売が激減したという杉本彩氏の相変わらずの強靭ぶり

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(Zusammenfassung)
Zoologischem Bedarf und lebenden Tieren in Deutschland.
記事、ペットショップでの生体販売が拡大しているドイツ~「ドイツでは生体展示販売が激減したという杉本彩氏の相変わらずの強靭ぶりの続きです。
「日本以外の先進国ではペットショップがないことを知っていますか?」と言う、卒倒するような発言、しかも超上から目線で過去に繰り返してき杉本彩氏ですが、その後もまさに狂ったとしか言いようがない発言を繰り返しています。最近では、「ドイツでは国がペットショップへの規制を強めて厳しいルールを設けたことでビジネスが成り立たなくなり、生体展示販売が激減した」と発言しています。しかし統計では、むしろ生体販売ペットショップもペットショップにおける生体販売も増加しています。大手企業のシェア拡大と、一店舗当たりの店舗面積の拡大の傾向がみられますが。何ら根拠もなく、妄想レベルのデマを吹聴する病癖は全く改まっていないようです。まさに歩く公(口)害です。
註 なお「強靭」は狂人のミスタイプではありません。こんな真逆のデタラメを性懲りもなく公言できる神経が強靭だということです。念のため(笑い)。
サマリーで述べた、杉本彩氏の、「ドイツでは国がペットショップへの規制を強めて厳しいルールを設けたことでビジネスが成り立たなくなり、生体展示販売が激減した」との発言はこちらの記事です。
杉本彩さん「ペットの生体展示販売という、野蛮なビジネスモデルをなくしたい」 ハーバー・ビジネス・オンライン 11月24日 から引用します。
「生体展示販売によるペットビジネスがここまで巨大化している国は日本くらいのもの。街のあちこちにペットショップが存在し、動物たちがショーケースに陳列されて販売されている。日本では当たり前の光景ですが、動物愛護先進国の人たちの目には、“信じられない野蛮な行為”に映っているでしょう」(*1)
また、悪質なペット業者が絶えない要因には、開業のハードルの低さも挙げられると杉本さんは言う。(*2)
動物愛護先進国のドイツでは、国がペットショップへの規制を強めて厳しいルールを設けたことでビジネスが成り立たなくなり、生体展示販売が激減したという。
日本における動物の置かれた状況は、イギリス、ドイツ、オランダといったヨーロッパ諸国とくらべて、100年は遅れていると感じています。
いまだに平然と行われている生体展示販売は、その象徴とも言えます。
英国イングランドで2020年から施行される、動物福祉向上のための法律が話題になっている。
ペットショップなどの業者に対して生後6カ月未満の子犬子猫の販売を禁止する法律、通称「ルーシー法」だ。(*3)
(*1)日本は欧米諸国と比べて生体販売ペットショップの数は人口比で少ない。人口比で日本のアメリカ合衆国は2.7倍、イギリスは1.6倍、ドイツは1.2倍の生体販売ペットショップがある。また犬の商業生産は、アメリカ、イギリスは日本よりはるかに多い。
(*2)今回記事の本論ですが、ドイツでは生体販売(もちろん生体の展示販売を行うの意味)のペットショップの売り上げは拡大しています。また店舗数も植えています。チェーン展開している大手企業の店舗数が増加しているとの傾向がありますが。
(*3)いわゆる「ルーシー法」ですが、 下院に議案提出されたのが2019年5月13日です。現在審議中で、施行されるかどうかは流動的です。
杉本彩氏の発言、「ドイツでは国がペットショップへの規制を強めて厳しいルールを設けたことでビジネスが成り立たなくなり、生体展示販売が激減した」ですが、事実に全く反します。ドイツの商業統計では、2009年から2017年の8年間の間に、課税法人企業の「生体販売ペットショップ」の売上高は約2倍に増加しています。また最近10年間においてドイツでは、ペットの生体展示販売を行う課税法人企業数は増えていることは、前回記事ですでに述べました。
また、「ドイツでは国がペットショップへの規制を強めて厳しいルールを設けたことでビジネスが成り立たなくなり」ですが、これも誤りです。ドイツではペットショップは動物保護法(Tierschutzgesetz)11条に基づく認可を必要としますが、少なくとも2006年以降に規制を強化した法改正は行われていません(Änderungen an Tierschutzgesetz)。2017年に、申請書類の電子化を認めたのみです。杉本彩氏には、「ドイツでは国がペットショップへの規制を強めて厳しいルールを設けた」の具体的な法令の条文と改正年を挙げていただきたい。ドイツでは、ペットショップでの展示に関する数値基準はありませんし(犬に関しては飼養の全般規制はあります)、例えば猫に関しては販売の最低週齢規制すらありません。
さらに大手のチェーン展開しているなどの展示生体販売を行っている法人ペットショップは店舗数を増やす、もしくは売り場面積を増やしてます。ドイツには世界最大の生体展示販売のペットショップがあります。この店は2005年に売り場面積が8000㎡で、ギネスレコードに「世界最大の生体展示販売ペットショップ」と認定されました。その後もさらに売り場面積を拡大し続けて、現在は売り場面積は1万2000㎡まで拡張されました。生体展示販売が順調であることの裏付けでしょう。
ドイツにある、世界最大の世界最大のペットショップ、ZooZajac に関する、ドイツ版ウィキペディア、Zoo Zajac、から引用します。
Die Zoo Zajac GmbH betreibt in Duisburg-Neumühl das größte Zoogeschäft der Welt.
Die ca. 12.000 m² große Ladenfläche umfasst über 1000 Aquarien, 70 Teichbecken, 500 Terrarien, 40 Volieren, eine Katzenanlage, 150 Kleinsäuger-Gehege und die nach eigenen Angaben modernste Hundeanlage Europas.
Nach abgeschlossener Lehre zum Stahlbauschlosser übernahm Norbert Zajac zusammen mit Ehefrau Jutta 1975 eine zum Verkauf stehende Zoohandlung in Duisburg-Meiderich.
Die zunächst 65 m².
Das 1975 übernommene Zoogeschäft war ein Vollsortimenter, hatte Hunde, Katzen, Nagetiere, Vögel, Fische, Futter und Zubehör im Angebot.
Der Umsatz hat sich laut Aussage Norbert Zajacs macht 15 Mio. Euro im Jahr aus.
2005: Eintragung ins Guinness-Buch der Rekorde als größte Tierhandlung der Welt
Zoo Zajac(ズー・ザヤック)株式会社は、デュイスブルクのノイミュール(Duisburg-Neumühl)で営業している、世界最大のペットショップです。
約12,000㎡の売り場面積には、1000以上のアクアリウム、70の池、500のテラリウム、40の鳥舎、猫の販売施設、150の小型哺乳類の檻、そして同社の情報によると、ヨーロッパで最も近代的な犬の販売施設があります。
鉄工所で見習い工として修行を終えたノルベルト・ザヤック氏と彼の妻ユッタ氏は、1975年にデュイスブルクのマイドリッヒでペットショップを買収しました。
最初の店は65㎡でした。
1975年に買収したペットショップは、犬、猫、げっ歯類、鳥類、魚類、フードおよびペットのアクセサリーを提供する、総合的な品揃えのペット販売事業を行っていました。
ノルベルト・ザヤック氏によると、売上高は現在年間1,500万ユーロ(日本円で約20億円)に達しています。
2005年:世界最大のペットショップとしてギネスブックに掲載されました。
世界最大のペットショップ、ZooZajac の創業者であるノルベルト・ザヤック氏ですが、もともとは鉄工所の見習い工員でたたき上げの社長です。氏がペットショップを開業した当初は、わずか65㎡の小さな店でした。日本の昔ながらの街中にある個人商店といった具合です。それを一代で世界最大の店に育て上げたのですから、氏の経営手腕もさることながら、ドイツの生体販売ビジネスの拡大の波にもうまく乗ったといえると思います。
なお2005年に同ペットショップは世界最大のペットショップとしてギネスレコードに認定されました。その時点では、売り場面積は8000㎡でした。その後さらに売り場面積を拡張し、現在は1万2000㎡です。ドイツが生体販売ペットショップの規制を強化し、ビジネスとして成り立たなくなりつつあるのであれば、Zoo Zajac の躍進は矛盾があります。前回記事でも述べた通り、ドイツでは生体販売ペットショップの市場規模は拡大し続けており、法人ペットショップの店舗数も売り上げも増加しています。
(動画)
Zoo Zajac Tour Teil 2 | Stefan besucht Norbert | Reptil TVn Zoo Zajac 「ツアー パート2 | ステファンがノルベルト(Zoo Zajacの創業社長)を訪問| レプテルTV」 2019/08/09
Zoo Zajac の2019年のビデオ。TV取材の動画。
ドイツには、現在法人個人事業主併せて、約4100のペットショップがあります(Zoofachgeschäft)。この数は、人口比で日本の約1.2倍です。
前回記事で資料を示した通り店舗数は長期的には増加していますが、ごく近年の5年間程度の期間は微減です。しかし一店舗当たりの売り場面積売上高とも増大傾向です。零細な個人商店は減少傾向で、大資本の法人が一店舗当たりの売り場面積も売上高も伸ばし、全体として生体販売ペットショップの市場規模は拡大しているというのがドイツの長期的な傾向です。
(画像)
若干古いですが、生体販売ペットショップの、2004年から2009年にかけての、ドイツ全土の売り場総面積の推移です。Verkaufsfläche im Einzelhandel mit zoologischem Bedarf und lebenden Tieren in Deutschland im Jahr 2009 (in Quadratmetern) 「2009年のドイツのペット生体の需要と、生体展示販売ペットショップの売り場面積(平方メートル)」(有料統計サイトのため、一部マスキングされています)
前述の、世界最大のペットショップ、Zoo Zajac が急激に業を拡大させた時期と重なるのが興味深いです。

(画像)
杉本彩氏自身による、自らの著作紹介文。「ペットショップでの生体展示販売を行っている先進国が日本のみ」。このような驚愕するようなデタラメを堂々と公に発言できるとは、とても精神状態が正常とは思えません。その後も性懲りなく、狂気ともいえる発言を繰り返しています。今回指摘した件だけではありません。


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