「犬猫飼育は環境破壊である」~スイスの論説

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(Zusammenfassung)
・Klimakiller Haustier – darf man noch Katzen halten?
Für Tierfreunde ist der eigene Hund oder die eigene Katze unentbehrlich.
Je nach Haltung verursachen sie aber erhebliche CO2-Emissionen.
「二酸化炭素の排出量の増加は地球温暖化につながる環境破壊だ」。この事実はすでに周知されています。ですから二酸化炭素をの排出量を減らすために、自動車の使用を控えたり、空調などの電力の消費を減らすことが推奨されています。しかし日本で見落とされがちな事柄に「食肉」があります。食肉生産においては、想像以上に二酸化炭素の排出とその他の環境破壊を伴います。スイスのメディアは、「犬猫の飼育は肉の消費を伴うので、二酸化炭素の排出増加になり環境負荷が高い」としています。
まず、食肉生産が多くの二酸化炭素を排出し、その他でも環境負荷が高いとの記事を引用します。肉を食べることは環境に悪影響? デンマーク、スウェーデン、ドイツが食肉税を検討するワケ 2019年9月26日
食肉用に動物を育てるためには、膨大な量の土地、飼料、そして水が必要です。
それに加え、畜産業は温室効果ガス排出の大きな要因となっており、国連食糧農業機関(FAO)によると、年7.1ギガトン(CO2換算)を排出しています。
これは人為的に排出されている温室効果ガスの約15%に相当します。
国連が委託した最近の報告書では、食肉消費量を減らすよう勧める政策のほか、気候変動緩和対策の一環として菜食中心の食事が推奨されています。
ヨーロッパでは、「食肉は環境負荷が高い」という認識が浸透しています。それはさらに人が食べる肉のみならず、肉食動物である犬猫の飼育も環境負荷が高いという批判があります。
スイスのメディアの記事、Klimakiller Haustier – darf man noch Katzen halten? 「ペットは気象キラーー猫を飼ってよいものでしょうか?」 2019年7月24日 から引用します。
Für Tierfreunde ist der eigene Hund oder die eigene Katze unentbehrlich.
Je nach Haltung verursachen sie aber erhebliche CO2-Emissionen.
Ist das Büsi ein Klima-Killer?
Ja, findet eine Autorin der deutschen Tageszeitung «Neues Deutschland» und prangert den ökologischen Fussabdruck unserer Haustiere an.
Angesichts der Klimaerwärmung fordert sie: «Wer dem Klima etwas Gutes tun will, sollte sich weder einen Hund noch eine Katze anschaffen.»
«der ökologische Fussabdruck einer deutschen Katze im Durchschnitt genauso gross wie der eines Ägypters ist».
Hinzu komme, dass besonders tierliebe Besitzer für ihren Begleiter «Luxusnahrung» kauften, die zu 75 Prozent aus hochwertigem Fleisch bestehe.
«Durch die gute Versorgung steigt die Lebenserwartung der Tiere, was letztlich wiederum ihren ökologischen Fussabdruck weiterwachsen lässt.»
Eine neuseeländische Untersuchung kam 2009 gar zum Schluss, ein Hund verursache einen doppelt so hohen CO2-Ausstoss wie ein 4,6-Liter-Landcruiser, der 10'000 Kilometer pro Jahr unterwegs ist.
Es gibt ja regelrechte Luxus-Nahrung für Haustiere, die die Klimabilanz nochmals deutlich verschlechtert.
Der Verzicht auf Haustiere könne ähnlich viel CO2 einsparen.
動物好きにとっては、犬や猫は欠かせない存在です。
しかしそれらを飼うことは、かなりの二酸化炭素の排出量になります。
猫は「気象キラー」でしょうか?
はい、ドイツの日刊紙、「ノイエス・ドイチェラント(Neues Deutschland)」の記者の1人は、ペットのエコロジカルな悪影響を非難しています。
地球温暖化に直面して、記者は次のことを要求しています。
「気象に良いことをしたいなら、犬や猫を買うべきではありません」。
「ドイツで飼育されている猫1匹のエコロジカルな影響は、平均してエジプト人1人と同じです」。
さらに、特にペットを愛する飼い主は、高品質の肉が75%からなる「高級なフード」を伴侶のために買っています。
「良質な食べ物を与えることはペットの平均寿命を延ばし、最終的にはエコロジカルな影響が増大し続ける可能性があります」。
2009年のニュージーランドの調査では、犬は道路で年間10,000マイル走行する、4.6リットルのランドクルーザーの2倍のCO2を排出したと結論付けられました。
ペット用の本当に贅沢なフードがあり、それは再度、二酸化炭素排出量を著しく増大させます。
ペットを放棄することで、同量のCO2排出を削減できます。
とはいえ、私は犬猫と言う肉食動物のペットを飼育することは否定しません。人は誰でも幸福追求権があります。大排気量のオフロード車を持つことや、広い家を建築し、空調で快適に住むことを全否定することはしません。同様に、ペットを飼うこともその人の幸福の追求の1つですし、否定はしません。しかし大排気量の自動車や電力の大量消費に関しては、「環境負荷が高い」との批判がありますが、ペット飼育では日本では批判はありません。
ペットとして犬や猫を飼育してかわいがる、その人の癒しになることは否定しません。しかし犬猫をいかなる場合でも殺さないことが絶対善なのかと言えば、私は疑問に感じます。「殺処分ゼロ」のために、きわめて劣悪な、ネグレクトの過密飼育で、飼育自体が虐待と言える状態で単に「殺さなければいい」ことが良いことなのでしょうか。
また先に述べた通り、大数の犬猫を飼育するには、日々畜産動物を原料とするペットフードを大量に消費します。犬猫の数が増えればフードの原料も、人の非可食部だけでは足りません。環境負荷と言う見地からも、「殺処分ゼロ」~「単に殺さなければよい」という方針を見直す余地があると思います。
(動画)
Klimakiller Haustier!?! PUR+ Hund Caramelo wird klimafreundlich - PUR+ I ZDFtivi 「ペットは気象キラーですか!?! カラメロと言う名の犬は気象にやさしい」 2019/05/07
ドイツの公共テレビ局、ZDFの番組。司会者のエリック氏は、自分の愛犬、カラメロで、どれだけ犬の肉食を減らせるか実験しています。ドイツ語検索では、「犬猫飼育に伴う二酸化炭素の排出」を問題視している情報がかなりあります。しかし私は犬猫の肉食を減らすぐらいならば、最初から犬猫を飼わないほうがいいと思います。
Haustiere sind Klimasünder?!?
Moderator Eric checkt, wie viel CO2 ein Hund verursacht und testet mit seinem Caramelo, wie auch Vierbeiner klimafreundlicher leben können - nämlich mit weniger Fleisch!
ペットは気象の罪人ですか?!?
司会者のエリック氏は、犬がどれだけのCO2を排出するかをチェックし、自分の愛犬カラメロを使って、4本足の友人(犬)がどのように気象にやさしくなれるか、つまりどれだけ肉を減らせるかを実験します。
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