イギリス人も犬を冷蔵庫で凍死させるのがお好き?~子犬を冷凍庫で凍死させたブリーダー

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(summary)
・FROZEN PUPPY Four-week-old rottweiler found frozen solid in blood-soaked freezer at horrific squalid puppy farm
2010年に初版が発行され、10年近く経た今日でも版を重ね、日本の動物愛誤家の「バイブル」ともいえる著書があります。朝日新聞記者の太田匡彦氏による、「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 2010/9/17 太田 匡彦 (著)」です。本書の記述で、長年日本の愛誤活動家らがペット業界を攻撃する道具としている記述があります。「日本のペットショップは売れ残り犬を冷蔵庫で凍死させて処分している」です。そして「このような残虐なことをしているのは動物愛護後進国である日本だけだ」と。しかしそのような事件は、日本では一つも確認できません。しかしアメリカでは「ペット業者が冷蔵庫でペットを凍死させて処分した」という事件は、頻繁に報道されます。最近は、イギリスでも同様の事件がありました。
サマリーで書いた通り、朝日新聞記者である太田匡彦氏の、「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 2010/9/17 太田 匡彦 (著)」(以下、「本書」と記述する)の記述内容は、ほぼすべてが真実とは正反対の嘘の羅列です。
その中には、長年日本の動物愛誤家のペット業界の攻撃の道具とされてきた記述、「日本ではペットショップが売れ残り犬を冷蔵庫で凍死させて処分している」があります。しかし私が確認したところ、そのような事件は日本では一件も確認できませんでした。またそのようなペット業者が刑事訴追を受け、有罪判決を受けた判例も、一つも見つかりませんでした。対してアメリカ合衆国では、「ペット業者が売れ残りペットを冷蔵庫で凍死させて処分した」事件は、しばしば報道されています。また有罪判決もあります。例えば私は、このような記事を書いています。
・売れ残りの犬を冷凍庫で凍死させて処分したペットショップ~アメリカ
・「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇」は歴史的有害図書
・続・「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇」は歴史的有害図書
最近では、イギリスでも同様の事件がありました。FROZEN PUPPY Four-week-old rottweiler found frozen solid in blood-soaked freezer at horrific squalid puppy farm 「凍死した子犬 4週齢のロットワイラー(犬種名)の子犬は、不気味なパピー・ファーム(註 パピー・ミルと同義)内で、血まみれの冷凍庫の中で凍死体で見つかりました」 2019年8月13日 から引用します(凍死した子犬の死体のビデオと画像あり。閲覧注意)
Twenty dogs, including beagles, Dalmatians, spaniels and dachshund crosses, were found at the horrific Brenzett property in Kent - with some living in complete darkness.
RSPCA Inspector Carroll Lamport, lead investigator, said: "When we searched a freezer onsite we made a horrifying discovery; a small, four-week-old puppy.
"The body was frozen rigid and dumped in the bottom of a blood-soaked freezer."
All of the puppies died.
ビーグル、ダルメシアン、スパニエル、ダックスフンドの雑種を含む20頭の犬が恐ろしい状態で、ケントにあるブレンゼット(註 容疑者の犬ブリーダーの名前)の私有地内で発見されましたー数頭の犬は、完全な暗闇の中で生きています。
RSPCAのリーダー・インスペクターの、キャロル・ランポートさんは、「パピー・ファームの現場の冷凍庫を探したところ、恐ろしい発見をしましたー4週齢の幼い子犬です。
「その子犬の体はカチカチに凍っており、血でずぶ濡れになった冷凍庫の底に捨てられていました」。
子犬はすべて死んでいました。
(画像)
日本の歴史的有害図書と言える、朝日新聞記者の太田匡彦氏の著作、「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫) 文庫 – 2013/7/5 」。この本の要旨は、「ブリーダー、ペットオークション、ペットショップによる、大量生産販売のペット流通は日本独自」と断じています。また「ペットオークションがあるのは日本だけ」とも書かれています。さらに太田匡彦氏は行政関係者、政治家、ペット業界関係者に「ペットオークションがあるのは日本だけ。日本は恥ずべき」と吹聴しています(ペットパーク 上原勝三氏談)。このような見え透いた大嘘を垂れ流す太田さんのほうがよほど恥です。
犬の商業生産数、販売数、生体販売ペットショップ数とも、人口比では日本はアメリカ、イギリス、ドイツよりはるかに少ないのです。また、ペットオークションは、アメリカ合衆国で盛んに行われています。そして愛誤界で鬼の首を取ったようにペットショップ非難の根拠としている、本書の「日本のペットショップは売れ残り犬を冷凍庫で凍死させて殺処分している。こんな残酷なことをしている国は日本だけだ」という記述があります。しかし私が調べた限り、日本でそのような事件は一つも見つかりません。前述上原勝三氏も、「そのような事件は日本では一例も確認していない」と述べています。アメリカでは頻繁に報道されているのですが。太田さん、ぜひ一例でも挙げていただきたいものです。

太田匡彦による本書の、「犬を殺すのは誰か」の、「ペットショップが売れ残りの生後半年のビーグル犬を冷蔵庫で凍死させて処分した」との記述についての、私の推測がこちらです。関連する記事のコメントに対する私のレスです。
「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇」は歴史的有害図書 2019年9月4日 から引用します。
siz 様、コメントありがとうございます。
> ペットショップの人間を外道扱いしたいのは分かりますが、創作にも程がありますよね。考察しますが、6ヶ月のビーグルならかなり少なく見積もって5kgは超えているわけで、そもそも冷蔵庫に入るサイズなのかは置いておいても、少なくとも一般的な冷蔵庫では少し暴れただけで戸が開くでしょう。袋もゴミ袋程度ではすぐ穴が開くでしょうし、おそらく麻袋くらい必要でしょう。ペットショップがわざわざその為に業務用の巨大な冷蔵庫を保持するのでしょうか?
おっしゃる通り、ビーグルでも生後6カ月以上となればかなり大きく力もあります。
健康な成犬に近いビーグル犬が、ビニール袋におとなしく収まって、冷蔵庫の中でおとなしく凍死するとは思えません。
>アメリカの業者がそんな手間のかかる事をやっていた事に驚きです。
外国の事情は日本と異なりますので。
アメリカでは州によっては、またイギリスではペットショップやブリーダー、中間業者などの営利の犬取扱業者が自ら自己所有の犬を殺処分することが合法です。
しかも銃殺も合法です。
そして事業者が殺処分した犬猫などは、死体回収業者が集めてレンダリング業者に持ち込みます(業者や獣医クリニックなどにより殺処分された犬猫も、レンダリングによりペットフードの原料になっていることは私は何度か記事にしています。残留したペントバルビタールを含んだドッグフードを食べた犬が死ぬ事件はアメリカでは頻繁にあります)。
そのために、大型の業務用冷凍庫もしくは冷蔵庫を備えているのだと思います。
ごく最近も、イギリスの犬ブリーダーが4週齢の子犬を冷凍庫で凍死させたという事件が報道されています。
記事によれば、冷凍庫の底は、血が溜まっていたそうです。
私が思うには、成犬や大きくなった犬は銃殺などであらかじめ殺処分してからレンダリング業者に引き渡すために冷凍庫で保管するのだと思います。
そのために、冷凍庫の底が血まみれになっているのだと思います。
子犬や瀕死の傷病犬は力が弱いので、銃殺などの殺処分が面倒くさいので、そのままビニール袋に詰めて冷凍するのだと思います。
>ついでに言えば流石に産業ゴミでも犬入ってたら受け入れ拒否されるんじゃないかなとも思います。
1個当たり5キロを超えるゴミは、神戸市は一般回収しません。
ビーグルより大きくなる犬種では、生後6ヵ月では5キロを超えるでしょう。
>突っ込みどころしかないのに愛誤はこの本を無条件に礼賛する訳で、ペットショップ憎しで論理的思考が成り立たなくなっているのではないかと思います。
私が思うには、太田匡彦氏は、海外の「冷蔵庫で子犬を凍死させた事件(頻繁に報道されていますので)」にヒントを得て、「日本のペット業界の鬼畜ぶり」を創作したのではないかと思います。
しかし日本とアメリカ、イギリスでは事情が異なりますので、少し考えれば太田氏の創作はボロが出ます。
1年ほど前ですが、フェイスブックで「日本のペット業界の鬼畜ぶり」を証明するというビデオが複数拡散されていました。
一つは、「日本のガスでの犬の殺処分のシーン」で、このような「鬼畜な犬の殺処分を行っているのは日本だけ」としていました。
使われたビデオは、アメリカのノースカロライナ州のアニマルシェルターのガス殺処分の、有名なビデオを切り貼り編集したものでした。
もう一つは、「日本の犬ブリーダーの悲惨な飼育状況。こんなひどい国は日本だけ」という趣旨のビデオで、それもアメリカのパピーミルのビデオを切り貼り編集したものでした。
これが愛誤の虚言体質です。
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