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飼犬18頭に食われた男~アメリカ、テキサス州






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(summary)
Missing Texas man was eaten by his own dogs: sheriff
 

 つい最近の7月10日に、アメリカ合衆国テキサス州で起きた事件です。親族から行方不明届が出されていた57歳の単身男性ですが、自宅内で自分が飼っていた、18頭の犬に完全に食べられていたことが発見されました。死体が残っていませんので、その男性の死後に犬に食べられたのか、犬襲われて殺されたのちに食べられたのかは不明です。残された犬はほとんどが殺処分命令を受けました。


 サマリーで示した事件を報じる記事から引用します。Missing Texas man was eaten by his own dogs: sheriff 「保安官によれば、行方不明のテキサス州の男性は、自分の飼い犬に食べられていました」 2019年7月10日


A reclusive Texas man last seen by his family in April was eaten by his own dogs.
A large pack of aggressive canines that left behind just five bone fragments of their owner, authorities said Wednesday.
Relatives of Freddie Mack, 57, told the Johnson County Sheriff’s Office in early May that they had not heard from him since April 19, saying that his 18 medium and large dogs of mixed breeds prevented them from searching his property near Venus.
Deputies later returned to Mack’s residence and found a small piece of bone after earlier searches — including one involving a drone — did not turn up any sign of Mack, who lived alone, according to Johnson County Sheriff Adam King.
He pretty much lived in a compound surrounded by mean dogs.
A medical examiner’s office then confirmed Tuesday through DNA testing that two of the bone fragments found belonged to Mack.
But due to several existing medical conditions, it’s unclear whether Mack died from health issues before being entirely consumed by his pets or if the animals killed him.
Deputies eventually seized 16 dogs from Mack’s property and obtained an order to euthanize 13 of them.
Two of the original 18 dogs were killed by other dogs at Mack’s home.

家族の記憶によれば、今年の4月に最期に見たテキサス人男性は、自分の飼い犬に食べられていました。
大きな攻撃的な犬の群れは、飼い主の骨のかけらを5つだけ残しましたと、当局が水曜日に公表しました。
雑種の中型犬と大型犬18頭を、ヴィーナス(註 地名)の近くの私有地で飼っている、57歳のフレディ・マック氏の親戚は、5月上旬にジョンソンカウンティ保安官事務所に、4月19日以来彼が音信不通だと申し出ました。
代理の者が後にマック氏の住居を訪ねて、 小さな骨片を発見しましたー ドローンなどを使ったのですがージョンソン・カウンティの保安官、アダム・キング氏によれば、一人暮らしのマック氏の気配はありませんでした。
マック氏は、犬にいつも囲まれた敷地内に住んでいました。
医療検査期間はDNA解析を行い、それにより火曜日に、骨片のうちの2つがマック氏のものであることを確認しました。
しかしいくつかの既往症を患っていたために、マック氏が自分の飼犬によって完全に食べられてしまう前に病気で死亡したのか、または犬が彼を殺したのかどうかは不明です。
代理人は最終的にマックの家の敷地内から16匹の犬を収容しましたが、そのうちの13匹を安楽死させる命令を受けました。
元いた18頭の犬のうち、2頭の犬はマックの家で他の犬に殺されました。



 18頭もの中大型犬をブリーダーでもないのに飼育するのは、アニマルホーダーの範疇かもしれません。欧米ではアニマルホーダーが社会問題にすらなっていますが、日本でも増えつつあるように感じます。例えば、最近もこのような事件が報道されています。
猫、猫…ふんの山、共食いも 多頭飼育崩壊の現場 2019年6月19日
多頭飼育崩壊 犬40頭の引き取りて求む【佐賀県】 2019年6月24日
福岡の多頭飼育崩壊 犬80頭殺処分逃れる 2019年7月1日

 日本の場合は、犬は外国と比較して圧倒的に小型犬が多いです。ですから今のところ、多頭飼育の飼い主が犬に食べられる、おそわれて殺害されるといった、凄惨な事件はまだないようです。
 しかし日本は他国ではありえない、多頭飼育崩壊、アニマルホーダーが飼育していた犬猫なども、「殺処分ゼロ」の方針です。また不妊女性手術を必ずしも実施していないようですし、「殺処分しない」ために、不適切な飼い主にも譲渡しているかもしれません。そのために無理に譲渡して、譲渡先で「多頭飼育崩壊」の連鎖が起きているのではないかと、私は懸念しています。ニュースを見る限り、近年多頭飼育崩壊が激増していると感じるからです。なおドイツですが、アニマルホーダーから収容した動物はほぼ殺処分されます。


(動画)

 Missing Texas man believed to have been eaten by his dogs, officials say 「公式の発表によれば、行方不明のテキサス州の男性は、自分の飼い犬に食べられたと思われます」 2019年7月10日
 本事件を伝えるTVニュース。


 
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非公開コメント

すいません。断尾されている犬は尻尾を保持している個体に比べ平衡感覚が劣っていると言う指摘があるようですが、本当何でしょうか?

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1751-0813.1996.tb13737.x

(子犬の部屋と言うサイトにありました。https://www.koinuno-heya.com/seikei/docking.html

疑問なんですが、断尾と言ってもそこまで短くなく尻尾を振る事が出来る個体ならさほど変化はないのでは?と思うんです。↑でのしたサイトによると猟犬(獲物を追いかける)、牧羊犬(羊等を追いかける)は、断尾されるみたいですが、平衡感覚に劣っていたら作業に支障がでるのでは?と思いました。

自分は、断尾肯定する気は無いんですが

①断尾されている犬でも、そこまで短くなく尻尾を細かく左右に動かす事が出来る個体なら猟犬・牧羊犬でも作業に支障が出ない?(特に猟犬は獲物との格闘もありえる)

②どの程度尻尾が短かったら支障が出るのか?

等が気になって質問させて頂きたいんです

すいません。宜しくお願いします(記事の内容とは異なる質問ですいません。)

Re: タイトルなし

犬好き 様、コメントありがとうございます。

> すいません。断尾されている犬は尻尾を保持している個体に比べ平衡感覚が劣っていると言う指摘があるようですが、本当何でしょうか?

> https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1751-0813.1996.tb13737.x

の論文のサマリーを確認したところ、「断尾は平衡感覚が劣る」という記述はありませんでした。
フルバージョンでは、有料になりますので、読んでいません。

Refute the premise that ‘puppies do not feel pain therefore tail docking is not inhumane’ and also the premise that ‘the pain and the effects of tail docking are insignificant.’
Six criteria to test the ‘necessity’ to dock dogs are presented; this article shows that the reasons advanced for tail docking do not satisfy these criteria and so that docking dogs' tails cannot be justified.
本論文においては、「子犬は痛みを感じないので断尾は非人道的ではない」または「痛みの影響は断尾にとっては重要ではない」という前提に反論します。
犬を断尾する必要性をテストするための6つの基準が提示されています。
この論文では、断尾の高度なこれらの基準を満たさないために、犬の断尾は正当化されないことを示しています。

「平衡感覚を失う」という理由が、フルバージョンの論文に書かれているのかも知れませんが。
ブログ主さんは、「断尾は平衡観感覚を劣らせる」とブログ記事でい書いて本論文を引用しているのだから、その箇所だけでも原文を引用するべきでしょう。
読者さんが全員、有料でこの論文を入手するわけではありませんから。


「断尾は平衡感覚を劣らせる」という情報は、いくつかあります。
学術論文も一部出ています(2017年 イタリアの学術誌 英語)。
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/1828051X.2017.1291284
アメリカのペットフードメーカーの愛犬家向けサイトでは、断尾は平衡感覚を劣らせるという記述はありますが、断尾に対しては賛否両論です。

https://www.pedigree.com/dog-care/dog-facts/the-boxer-and-tail-docking#
Historically, tail docking was thought to prevent rabies, increase a dog's speed, and prevent injuries.
Differing opinions about docking
Today, the docking of the Boxer's tail continues to be done for health and cosmetic reasons.
Proponents argue that the procedure is not painful and can prevent future health problems.
Those who oppose tail docking say the procedure is cruel and unnecessary.
They contend that dogs use their tails to communicate with other dogs-as well as people.
In addition, certain dog breeds use their tails as rudders when swimming, and even for balance when running.
歴史的に、犬の断尾は狂犬病を防ぎ、犬の走るスピードを上げ、そして怪我を防ぐと考えられていました。
断尾についての意見の相違
今日ボクサーの尾の断尾は、健康と美容上の理由で行われ続けています。
断尾の賛成者は、この手順は痛みを伴うものではなく、将来の健康問題を防ぐことができると主張しています。
断尾に反対する人々は、その手順は残酷で不要であると言います。
反対者らは、犬は自分のしっぽを使って他の犬などとコミュニケートすると主張しています。
さらに、特定の犬種は泳ぐとき、そして走るときに平衡を保つためにでさえ、舵としてしっぽ使うのです。

犬の断尾に関する法律です。
ドイツは「狩猟犬、牧羊犬」か、獣医師が必要と判断した場合に限り、認めています。
イギリスは特定犬種に限り、認めていたと思います(これは記憶があやふや)。
スイスは全面禁止で、断尾の犬は国内持ち込み禁止で売買もできなかったはずです。
アメリカは、州により大きく異なります。

断尾の理由は、狩猟犬や牧羊犬は、外敵(狩猟の獲物やオオカミ)と戦うときに、尻尾を咬まれてけがをするので最初から切っておくということです。
今では禁止されていますが、闘犬で尻尾があると対戦相手から咬まれるので最初から切っておくということです。
今では美観上の理由がほとんどでしょう。
なお、イタリアの学術誌では、詳しく書かれています(どちらかと言えば法律に関してですが)。

「どこまで短くすれば運動能力に支障が出るか」、という学術研究は無いようです。

ありがとうございます。

〉〉特定の犬種は泳ぐとき、そして走るときに平衡を保つためにでさえ、舵としてしっぽ使うのです。

すべての犬種がそうではないと言うことでしょうか?

Re: タイトルなし

犬好き 様

> 〉〉特定の犬種は泳ぐとき、そして走るときに平衡を保つためにでさえ、舵としてしっぽ使うのです。
>
> すべての犬種がそうではないと言うことでしょうか?

この記述は、アメリカのペディグリー社(ペットフードメーカー)の、愛犬家向けサイトの記述です。
短い記述で、上記では犬種まで記載がありません。
「犬種による断尾の運動能力の影響の差」について、後で調べてみます。
断尾する犬種や切る長さによって、運動能力などへの影響に関する学術研究の資料があれば、お返事するか、ブログ記事にします。
もしなければごめんなさい。

いえいえ、とんでもない

記事にして頂けるだけで、大助かりです。
ほんとに有り難いです。

訂正

ブログで返信・記事にして頂けるだけで、本当に有り難いです

Re: タイトルなし

犬好き 様

しばらくお待ちください。
後ほど調べますので。

犬好き様 

犬好き様

先ほどの件について、いくつかの資料がありましたのでご報告します。
https://www.cuteness.com/blog/content/do-dogs-use-their-tails-for-balance


1、
〉〉特定の犬種は泳ぐとき、そして走るときに平衡を保つためにでさえ、舵としてしっぽ使うのです。
すべての犬種がそうではないと言うことでしょうか?

Other dogs may not need their tails for balance, but they still need them for another practical purpose -- for example, retrievers use their tails to help steer themselves when swimming.
他の犬種は平衡を保つために尻尾を必要としないかもしれませんが、犬種によっては別の実用的な目的のために尻尾を必要とします - 例えば、レトリーバーは泳ぐときに、尻尾を使って自分を操縦するのを補助します。

その他上記の文献では、グレイハウンドは尻尾が高い運動能力を担っていると述べられています。
ですから本種においては、断尾は運動能力にマイナスになるということでしょう。

Working dogs are often bred to use their tails when performing certain tasks.
For example, greyhounds who are bred for fast running and tight cornering in pursuit of game have long, wiry tails that they use for balance when navigating sharp turns.
使役犬は、しばしば特定の作業を行うときに尾を使うように品種改良されています。
例えば、速い走りと狩猟の獲物を追いかけるために急なコーナリングを行うために育成されたグレイハウンドは、鋭いターンをするときにバランスのために使う長い、針金のような尾を持っています。


2、泳ぐときに自分の尻尾を利用する品種としては、上記のラブラドルレトリバーの他、ビーグルなどを挙げている文献が複数あります。
獣医師による文献です。
ただこの文献は、人為的な断尾ではなく、尾の疾病について述べたものです。
しかし疾病で尾が使えなくなるのと、人為的に切除するのも、同じことでしょう。
ですからこれらの品種では、断尾の習慣がないのだと思います。
https://www.petmd.com/dog/conditions/dead-tail-dogs
They use them for balance when they're moving quickly on land and as a rudder when they're swimming.
Pointers,Labrador retrievers, Flat-coated retrievers, Golden retrievers, Foxhounds, Coonhounds, and Beagles.
これらの犬種は、陸上で素早く動いているときは尻尾でバランスをとり、水泳をしているときは舵として使用します。
ポインター、ラブラドールレトリバー、フラットコートレトリーバー、ゴールデンレトリーバー、フォックスハウンド、クーンハウンド、ビーグル。


以上より、品種によっては断尾は、運動能力(水泳や機敏な動き)にとってマイナスだということでしょう。
なお、断尾の長さの長短による影響の差に関する文献は見つかりませんでした。
最初の文献は、良記事だと思います。
記事で紹介しますか。

ありがとうございました。以前から気になっていたので、本当に助かります。

Re: タイトルなし

犬好き 様

追記すれば、
https://www.cuteness.com/blog/content/do-dogs-use-their-tails-for-balance
の要旨ですが、「断尾した犬は平衡感覚に劣る」ということではなく、非常に高度な使役目的の犬にとってはマイナスだろうということです。
例えばレースドッグのグレイハウンドや、水猟犬で水にはいることが多い犬など一部ということです。
通常では全く問題はないだろうとしています。

ありがとうございました。

〉〉通常では全く問題はないだろうとしています

子犬の部屋は、断尾されている犬はそうでない犬に比べ身体能力が劣ると書いていましたが・・嘘情報だったんですね

やはり、日本の犬猫サイトは気を付けなくてはなりませんね

Re: タイトルなし

犬好き 様

先のコメントで引用した記事ではそうです。
ただいくつかの説があり、「断尾は犬の平衡感覚を劣らせる」ことを過大(?)に述べている文献もあります。

ただ私がざっといくつかの文献を読んだ限り、「通常の愛玩目的で飼う場合は、断尾の運動能力の影響はほぼなく問題はない」という意見が主流だと感じました。
運動能力(平衡感覚)よりも、コミュニケーション能力が劣るという学術研究のほうが目立つような気がします。

ありがとうございます。

現段階では、諸説あると言った感じなんですね

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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