豚コレラの野良猫による感染症拡大~野良猫温存を推進する狂った日本

Please send me your comments. dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare. dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。 dreieckeier@yahoo.de
(summary)
・ Invasive Species Compendium
Classical swine fever is also known as hog cholera.
Classical swine fever (CSF) is, the possibility that insects, dogs, cats and birds act as mechanical vectors of the virus cannot be excluded.
現在日本では、豚コレラの感染が発生しています。2018年12月25日には、6例目の感染が確認された岐阜県では、豚8,000頭が殺処分されました。28日には、同養豚施設を調査した岐阜県は、「豚舎に入り込んだ野良猫が豚コレラ感染の原因となった可能性がある」と発表しています。2010年に宮崎県で流行した口蹄疫や、鳥インフルエンザの感染拡大においても、野良猫徘徊猫が原因になった可能性があるとの学術論文が複数あります。鳥インフルエンザにおいては、物理的なウイルス伝播のみならず、ネコ科動物自体が感染し、多種の動物への感染力があることが実証されています。このような状況で、野良猫温存策(地域猫)を推奨している日本は、狂った猫愛誤国家です。
まず、野良猫が豚コレラの感染原因になった可能性があるとの、メディアの記事から引用します。豚舎に『野良猫』…豚コレラ感染のきっかけとなった可能性も 豚8000頭殺処分の養豚場 2018年12月28日 (東海テレビ)
関市の養豚場では12月25日、豚コレラに感染した豚が2頭見つかり、自衛隊も出動しておよそ8000頭の豚の殺処分が進められました。
一方県などによりますと豚舎で数匹の野良猫が見つかりましたが、感染が確認される前、11回にわたる立ち入り検査では野良猫などの侵入を見落としていました。
豚舎への感染のきっかけとなった可能性もあり、県は立入検査の方法を見直す方針です。
豚コレラ6例目、農場に野良猫10匹 死肉の食べ痕も 12月29日(土)6時0分 毎日新聞
飼育施設で6例目の豚(とん)コレラが発生した岐阜県関市肥田瀬の養豚場について、県は28日、農場内に野良猫が10匹前後いたことを明らかにした。
死んだ子豚や胎盤の食べ痕も確認されており、国の疫学調査チームは飼養管理基準の徹底を求めた。
(動画)
豚コレラ6例目、農場に野良猫10匹 死肉の食べ痕も (2018年12月29日) - エキサイトニュース 2018/12/28 に公開
「豚コレラの感染原因が、豚舎に入り込んだ野良猫である可能性がある」との、岐阜県の発表を伝えるニュース。
飼育施設で6例目の豚(とん)コレラが発生した岐阜県関市肥田瀬の養豚場について、県は28日、農場内に野良猫が10匹前後いたことを明らかにした。
死んだ子豚や胎盤の食べ痕も確認されており、国の疫学調査チームは飼養管理基準の徹底を求めた。
実は、「野良猫(もしくは自由に徘徊している猫)が、豚コレラの感染源になりうる」とする報告書が、すでに2018年6月に出されています。CABI(Centre for Agriculture and Bioscience International EUに本部を置く、政府間の農業環境問題の研究組織)による、報告書から引用します。
Invasive Species Compendium 「侵略的侵入種の概要」 2018年6月27日
Classical swine fever is also known as hog cholera.
Classical swine fever (CSF) is, the possibility that insects, dogs, cats and birds act as mechanical vectors of the virus cannot be excluded.
旧来、豚コレラ(Classical swine fever)と言われている感染症は、豚コレラ(hog cholera)という名称で知られています。
豚コレラ(CSF)は、昆虫、犬、猫、鳥がウイルスの物理的な媒介物として機能する可能性(物理的にウイルスをはこび感染原因となる)を排除することはできません。
日本においても、農林水産省は、猫などの自由に徘徊する小動物を、畜舎の衛生管理区域内で使用しないことなどを、2018年12月20日に指導しています。猫などの小動物は、家畜の感染症の感染の原因になるからです。
農林水産省消費・安全局動物衛生課長 豚コレラ、アフリカ豚コレラ及び鳥インフルエンザに係る飼養衛生管理基準 の再徹底について 30 消 安 第 4 6 5 4 号 平成 30 年 12 月 20 日 から引用します。
畜舎外でのエサこぼしや死体の放置などがないよう徹底して野生動物をおびき寄せないこと。
また、家畜の死体を保管する場合には保管庫等を設置し、その保管場所への野生動物の侵入を防止すること(野良猫は自由に徘徊することにより、野生動物と同等と考えるべきでしょう。また「ノネコ」は、鳥獣保護狩猟適正化法上、野生動物です)。
外部からゴミ(食べ残し、野生動物の死骸など)を持ち込むリスクがあることから、犬・猫等の愛がん動物を衛生管理区域内で飼養しないこと。
「猫による豚コレラ感染」。まさに危惧していたことが早くも現実化したということです。しかしいまだに「猫は畜舎内のネズミ駆除に効果があり、猫を放し飼いにすることや野良猫の存在は、家畜の感染予防に大変効果があり、進めるべきであると頭が沸いたことを主張している人たちが日本にいます。まさに日本は狂った「猫愛誤国家」です。
公衆衛生上の理由から、私は野良猫温存策の地域猫には反対します。しかし環境省は、すでに口蹄疫や鳥インフルエンザの感染拡大の原因に野良猫がなりうる可能性が何年も前から指摘されていながら、地域猫を推進しています。まさに狂気です。
- 関連記事