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「ドイツでは業界の自主規制によりペットショップでの生体販売を廃止した」は真っ赤な嘘~ドイツは人口比で日本より生体販売ペットショップが多い





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(Zusammenfassung)
Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands
Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. (ZZF) ist ein Zusammenschluss von mehreren hundert Mitgliedsbetrieben aus dem Zoofach-Einzelhandel.


 ドイツには生体販売ペットショップの数は約4,100~4,300あり、その数は人口比で日本より~3割も多いのです(*1)。もちろん犬猫も売っています。しかし「ドイツでは生体販売ペットショップがない」、もしくは「ほとんど生体販売ペットショップがない」という、真実とは正反対の、驚愕すべき大嘘情報が日本で流布されています。その根拠の一つに、「ドイツではペット関連業者の大半が加盟している業界団体が自主的に生体販売を廃止したから」があります。ドイツでは、ペットショップの団体が、加盟企業の犬と猫のペットショップでの展示販売を自粛したのは事実です。しかしその団体(ZZF Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V.)は、加盟企業数はわずか約400社です。ドイツの生体販売ペットショップのZZFの加盟率は9%台です。1割に満たない加盟率を、「大半が加盟する業界団体」とは、愛誤の大嘘には空いた口がふさがりません


 まず、「ドイツではペット関連業者の大半が加盟している業界団体(ZZF)が自主的に生体販売を廃止したために、生体販売を行うペットショップでの陳列販売がほとんどない」という、呆れた大嘘サイトをいくつか例示します。


ドイツで動物の生体販売が行われなくなった理由。 2018年3月14日 

ドイツで動物を飼いたい方は、ペットショップには行きません。
なぜならドイツの殆どのペットショップでは、動物を陳列販売することが禁止されているからです。
動物を飼いたいひとは、ブリーダーに直接頼むか、ティアハイムに譲渡してもらうかを選びます。
ドイツでは、生体販売を禁止する法律はなく、生体販売が禁止されているわけでもありません。
しかしながら、犬や猫などを販売するための条件が非常に厳しく、それらの条件を満たせないの多くのペットショップでは生体販売をしていません。
そして、実はその条件というのが、政府主導の下で決められたわけではないというところが大きなポイントです。
ドイツの多くのペットショップは、Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands e.V. (ZZF)とよばれる、ペットやペット関連商品を取り扱う連盟に属しており、1991年には連盟を通じてペットショップにおける生体販売の条件を取り決めたという経緯があります。



海外はペットショップが少ない国も多い

ドイツではペットショップの大半は、ある連盟に所属しております。
それは、ZZFという連盟です。

この連盟が発表したペットショップの最低飼育条件というのは、日本人からするとかなり驚きのものです。
この条件はかなり厳しいということで、この条件の発表を機に、ドイツのペットショップから犬や猫が消えたといわれております。
もちろん、これらの条件は動物愛護の精神の観点からでもあるのですが、この条件を満たそうとすると、ペットショップの経営が成り立たないということもまた事実です。



 先の両サイトでの記述はわかりにくいところがありますが、「ZZFという、ドイツのペットショップの大半が加盟する業界団体がペットショップでの生体の陳列販売を禁じたためにほとんどない」ということのようです。先に挙げたサイトの記述は、ペットショップでの生体販売自体は禁止ではない?つまり極めて狭いショーケースでの展示販売は禁止という意味でしょうか。
 二番目のサイトは、ドイツのペットショップの大半が加盟している「ZZFという業界団体が自主的に決めた犬猫(のみ?)の飼育条件が極めて厳しいために、事実上ペットショップでの犬猫(のみ?)の販売ができない」という内容です。さらに、「生体販売が事実上ほぼできない」ので、「ドイツでは生体販売を行っているペットショップが少ない」としています。

 私はつねづね、「嘘つきは『ほとんど』、や『大半』と言った形容詞や形容動詞を多用し、具体的な数値を示さない。また根拠となる信頼性の高い資料を提示しない」と述べています。この両サイトにおいても、まさに当てはまります。
 両サイトの管理人は、「ドイツのペットショップの大半、多くが加盟する」という記述がある業界団体、ZZF( Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V.)について、以下について述べなければならないでしょう。
1、ZZFとはどのような団体で
2、ZZFの加入企業数はどの程度で
3、ZZFの加入割合はどの程度なのか

 真実は、以下のとおりです。
1、ZZFの加盟企業は、「ペットの生体販売をおこなう小売業企業(Zoofach-Einzelhandel 生体販売を行う小売業)」です。
2、ZZFの加盟企業数は、約400社です。
3、ZZFの組織率は、9%台です。現在ドイツには、生体販売ペットショップ(小売業者)の数が4,100~4,300あるからです。


 つまり先にリンクしたサイトは、「加盟割合が9%台しかない業界団体の組織率を大半、多く」とし、「その業界の自主規制によりドイツでは生体販売が事実上不可能になった」。「従ってドイツには生体販売ペットショップがほぼない」という、呆れた大嘘を述べたに過ぎません。それにしても「生体販売をおこなうペットショップの業態団体が生体販売の自主規制をしているために生体販売ができない」とは笑わせます。
 次回は、ZZFに関する、ドイツの原語の一次ソースの内容を訳し、先にリンクしたサイトの内容が大嘘であることを述べます。それにしても「加盟率が1割に満たない」の業界団体の加入率を「ほとんど」、「大半」と言い切ってしまう厚かましさがすごいです。


(参考資料)

Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands ZZF ドイツ語版ウィキペディア

Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. (ZZF) ist ein Zusammenschluss von mehreren hundert Mitgliedsbetrieben aus dem Zoo fach-Einzelhandel

ZZF(Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. )は、数百の生体販売小売業企業(生体販売ペットショップ)がメンバーの協会です。



ZZF Jahresbericht 2017/ 2018 「ZZF 2017/2018 年次報告書」 2018年

ZZF insgesamt mehr als 50 Newsletter an über 400 Ansprechpartner aus den Mitglieds- unternehmen verschickt.

 ZZFは、会員企業400社以上に、50回以上のニュースレターを送りました。



ZZF

 ZZFのHP ウィキペディアでは、ペットショップの業界団体とありますが、ブリーダーや中間業者の加盟企業もあるようです。となれば、組織率は、9%よりさらに低い可能性があります。


Heidelberger Beschlüsse zum Tierschutz in der Heimtierbranche 「ペット産業における動物福祉に関するハイデルべルクの決議」

 ZZFのHPから。これが加入企業の、1991年ハイデルベルク決議における、犬猫販売自粛に関する記述です。「加盟企業での犬猫の販売自粛など」の声明発表です。
 しかし、犬猫を始め、「ペットの展示基準」に関する記述はありません。サイト、「海外はペットショップが少ない国も多い」の、「この連盟が発表したペットショップの最低飼育条件というのは、日本人からするとかなり驚きのものです」という記述ですが、出典を示していただきたいものです。


(動画)

 Tierleid Zoohandel: Verdeckte Ermittlungen zeigen grausame Realität (Peta) 「ペットショップでの動物の苦しみ:覆面調査は残酷な現実を明らかにする(Peta)」 2011/08/27 に公開
 ドイツには、日本では比較にならないほど巨大化した生体販売ペットショップが多数あります。このビデオでも、ドイツの郊外型の巨大ペットショップがいくつか取り上げられています。猫、犬も販売されています。


Der Gesamtumsatz der Heimtierbranche beträgt 3,148 Milliarden Euro allein in Deutschland.
Dass die Tiere in dieser hauptsächlich auf Gewinn orientierten Branche auf der Strecke bleiben, zeigt PETAs Recherche in verschiedenen Zoohandlungen Deutschlands.

ドイツだけで、ペット生体の総売上高は31億4,800万ユーロになります。
ドイツのいろいろな生体販売ペットショップでのPETAの調査によれば、利益重視が主となるこの業界では、動物が中途で死んでしまいます。





(動画)

 HUNDEVERKAUF im ZOOLADEN? | WIESO geht das? | NORBERTS WELT | Zoo Zajac 「ペットショップでの犬販売?| それはなぜ可能なのですか?| ノルベルト(ドイツにある、世界最大のペットショップ、ノルベルト・ザヤック社長のこと)の世界| Zoo Zajac 2018/04/13 に公開
 世界最大の生体販売ペットショップは、ドイツにあります。ここでの犬販売の様子。一代でギネス認定の世界最大のペットショップを育て上げた、ノルベルト・ザヤック氏は、業績絶好調でご機嫌です。




(動画)

 KATZEN, TATZEN und Miau Miau Miau | Von Pharao zu SPHINX | NORBERTS WELT | Zoo Zajac 「猫、4本足、そしてニャーニャーニャー ファラオからスフィンクスまで ノルベルト(ドイツにある世界最大の生体販売ペットショップ、Zoo Zajac の社長、ノルベルト・ザヤック氏のこと)の世界 Zoo Zajac 2018/08/03 に公開
 ドイツにある、世界最大のペットショップ、Zoo Zajac での猫の販売の様子。




(参考資料)

Zoofachgeschäft 「ドイツのペットショップ」(ドイツ版 ウィキペディア)

Ein Zoofachgeschäft, auch Tierhandlung o. ä., ist ein Unternehmen im Einzelhandel, das seinen Kunden Heimtiere, Tiernahrung und entsprechendes Zubehör zum Kauf anbietet und beratend bei der Haltung der Tiere zur Seite steht.
Nach § 11 des deutschen Tierschutzgesetzes ist für den Handel mit Heimtieren eine spezielle Genehmigung erforderlich.
In Deutschland gibt es über 4100 Fachhändler.

大規模ペットショップ、または同じくペットショップは、顧客にペットの生体、ペットフードおよび関連アクセサリーを販売する小売企業であり、動物の飼育に関して助言します。
ドイツの動物保護法第11条によれば、ペットの動物の商業取引には特別な許可が必要です(註 この許可はかなり取得が面倒ですので、許可を受けたペットショップはほぼ100%生体販売をしていると考えられます)。
ドイツには4,100以上のペット小売業者(ペットショップ)があります。



Tierhandlungen – Geschäfte auf Kosten der Tiere 「ペットショップ-動物を犠牲にする店」。2012年7月14日(動物保護団体の記事)

Viele der Tiere stammen von Züchtern, aus Tierheimen, aus dem Ausland ─ oder aus einer der ca. 4300 Zoohandlungen deutschlandweit.
Obwohl jedes Jahr Millionen Tiere in Tierhandlungen verkauft werden, gibt es in Deutschland, keine speziellen gesetzlichen Regelungen für den Verkauf von lebenden Tieren.
2010 betrug der Gesamtumsatz der Heimtierbranche nach offiziellen Angaben 3,7 Milliarden Euro, Tendenz steigend.

ほとんどの動物は、ブリーダー、ティアハイム、外国から輸入したり、またはドイツ全土にある約4,300のペットショップの1つから購入することができます。
毎年数百万の動物がペットショップで販売されていますが、ドイツでは生きた動物の販売に関する特別な法的規制はありません(現在は連邦動物保護法 Tierschutzgesetz 11条で規制されています)。
2010年の総売上高はドイツのペット(生体)販売業の売上高は、公的統計ではの37億ユーロ(註 おそらくペットショップによるインターネットなどの通信販売を含めた数値)で、増加傾向にあります。


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またもやペトこと

またもや「ペトこと」
もう、意地になって、嘘情報の拡散に邁進しているようです。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeX1jQ5EM-00NEEjZpP7vgbw4kMuI-_C1uucIR5-QkqLUFpDQ/viewform

http://hellodog.info/2018/03/14/post-1222/
こちらのサイトですが、「関連サイト 保護犬・保護猫里親募集サイト OMUSUBI」とあるが、御社と関係がある、社員が運営してるサイトか。

「ドイツのペット関連企業の大半が加盟している業界団体(ZZF)が自主規制したためにドイツでは生体販売ペットショップがない」という内容の記事であるが、ZZF(Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands e.V. )の加盟企業は約400社である。
対して生体販売ペットショップ数は、ドイツでは4,100~4,300社。
最大で9%(ZZFは小売ペットショップ以外の業者の加盟もあるので、生体販売ペットショップの組織率はさらに低くなる)台の組織率を「大半」とは笑わせる。
いい加減に社会に有害な嘘情報の拡散はやめよ。

メモ

メモ

バカ記事
真実は、ドイツは犬猫の繁殖制限は法制化なし。
イギリスは犬ではある。
ドイツは、日本よりはるかに人口比で生体ペットショップ数も売上高が多い。
公的殺処分もある。
ドイツのペットショップは認可制。
2013年まで許認可すらいらなかった。
https://gendai.ismedia.jp/list/genre/enterprise_economy

https://www.focus.de/regional/sachsen/reichenbach-im-vogtland-2000-euro-auf-katzen-frankenstein-ausgesetzt-er-zersaegte-eine-katze-und-naehte-sie-wieder-zusammen_id_8732657.html
ドイツの、猫猟奇的殺害事件
したいを札団したあとに縫い合わせて墓地に晒す

No title

一部の団体が行っていることを取り上げて皆がやっていると思わせるのはホント愛誤あるあるですよね。愛誤あるあるをまとめたら良いネタになるかもしれません(笑)

No title

野生動物への餌やり反対 様、コメントありがとうございます。

> 一部の団体が行っていることを取り上げて皆がやっていると思わせるのはホント愛誤あるあるですよね。愛誤あるあるをまとめたら良いネタになるかもしれません(笑)

愛誤はそればかりなんですよ。
「一部」を「全部」に脳内変換。

例えば、日本で喧伝されている「全域が犬のノーリード(は和製英語で通じません)の広大な公園」の、ドイツ、ベルリン州のグリューネヴァルトは、「犬にリードがいらないエリア」は全体の4%です。
犬を無条件で入場を禁じているエリアが、近年拡大しています。
4%を100%にするのはすごい。

「アメリカではペットショップでの生体販売を禁じた州自治体が多くある」、さらには「アメリカでは生体販売ペットショップがありません」。
実際は、州では唯一カリフォルニア州ではペットショップでの生体販売の制限はしています。
しかし「犬、猫、ウサギを小売業者が営利ブリーダーから『仕入れて』再販売することを禁じる」のみです。
ほかの動物種は規制はありません。
ペットショップがブリーダーの免許(アメリカでは別々の免許)を取得すれば、犬猫うさぎも、自社店舗で展示販売できます。
形式的にでも、保護団体を経由すれば販売できます。
ですから、カリフォルニア州では、今でも普通に、犬猫うさぎほか、ほかのペットの生体も売られています。

ロサンゼルス市は「譲渡できる健康に問題のない犬猫(拡大解釈すれば、いくらでも譲渡不適合になります)などは殺処分しない方針」を発表しましたが、それを「ロサンゼルス市は殺処分ゼロ」とやらかします。
実際は、ロサンゼルス市は、人口比で日本の十数倍を殺処分しています。

ティアハイムベルリンが補助金を受けていない(今年から経営難で日本円で年間4,000万円程度の補助金を受けています)ことで、「ドイツのティアハイムは全て民間の寄付で成り立っている」。
8割以上が補助金を受けています。

ドイツでは、日本のようなガス室での殺処分がないことで、「ドイツでは公的殺処分ゼロ」。
州がおこなう犬の公的殺処分、狂犬病規則、通関法など相当数の公的殺処分を行っています。

言いだしたらキリがない。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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