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放し飼いの犬を射殺した農場主を警察と動物愛護団体は擁護した~イギリス






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(Summary)
Police and RSPCA defend farmer who killed a dog after it attacked his sheep (uk)
Farmers have legal rights, under certain conditions, to shoot the dog if they feel the livestock is in danger.



 イギリスの事件です。「家畜に被害を与える」という理由で、他人の放し飼いのハスキー犬を、散弾銃で農場主が射殺しました。警察は、その農場主の行為を「家畜を守るための正当な行為」としていちはやく発表し、擁護しました。イギリスで最も権威ある動物愛護団体、RSPCAも、この警察の見解を追認し、農場主を擁護しています。もちろん農場主は、刑事訴追を受けていません。イギリスの法律では、財産に被害を及ぼす、もしくは可能性が高い犬などを殺害することが合法だからです。


 サマリーで示した事件を報じる、ニュースソースから引用します。Police and RSPCA defend farmer who killed a dog after it attacked his sheep 「警察とRSPCAは、羊を襲った犬をその後に殺した農場主を擁護しています」 2018年3月28日


The farmer assured police that he tried to distract the husky for some time but was unable to prevent it distressing his sheep.
The farmer said he shot the dog as a last resort.
In the past month, Gloucestershire farmers have become increasingly concerned about sheep worrying after unsupervised dogs attacked and killed sheep in Woodmancote and Rendcomb.
Within one week, three separate incidents of sheep worrying led to the death of four ewes and the miscarriage of six lambs for the farmer in Woodmancote.
The farmer was then forced to use a shotgun to fatally wound a Husky on Monday after it attacked his sheep, killing a lamb immediately.
Police have defended the farmer's actions and have warned dog owners to take responsibility for their pets when walking in the countryside.
Police Constable Ashley Weller, rural and economic crime officer for the Cotswolds, said: "Every year farmers suffer the consequences of irresponsible dog owners. Once again I am appealing to all dog owners to keep their pets on leads. farmers have legal rights, under certain conditions, to shoot the dog if they feel the livestock is in danger."
the 'arrogance' of some dog owners is 'breathtaking'.
The RSPCA Farm Animals Department said: "The countryside, but please remember that it is the farmers’ workplace and the livestock are their valuable assets.

警察は農場主が、(放し飼いの)ハスキー犬が月曜日にウッドマンコートのある農場で、複数の妊娠した雌羊を襲い、その後にハスキー犬に致命傷を負わせたことが正当な行為であることを確認しました。
農場主は警察に、しばらくの間、ハスキー犬の気を羊からそらそうとしましたが、それが羊が苦しめられることを防げなかったと納得させました。
農場主は、最後の手段として、犬を撃ったと話しました。
過去1ヶ月のあいだで、グロスターシャーの農民たちは、管理されていない犬が羊を襲った羊たちのことと、ウッドマンコートとレンドコームで殺された羊から連想して、更に心配を募らせています。
1週間の間に、3つのそれぞれ異なる羊に関する事件ですが、ウッドマンコートの農家では、4頭の雌羊が死に、6頭の子羊が流産しました。
農場主はハスキー犬が彼が所有する羊を攻撃し、子羊を殺害した直後の月曜日に、ハスキー犬に致命傷を負わせるために散弾銃の使用を余儀なくされました。
警察はこの農場主の行動をかばい、そして犬の飼い主には、ペットの犬が農村地帯を歩き回ることに対して警告しています。
コッツウォルズの農村部と経済犯罪の担当者である、警察官アシュリー・ウェラー氏は、このように述べています。
「毎年、農家は犬の飼い主の無責任な結果に苦しんでいます。もう一度私は、すべての犬の飼い主に犬をリードで保つように訴えます。農家は特定の条件の下で、家畜が危険にさらされていると感じたならば、犬を銃で撃つという、法的な権利を持っているのです」。
一部の犬の飼い主の傲慢さには、絶句します。
RSPCAの家畜担当部署は次のように述べています。
「農村は、農家にとって職場であり、家畜は彼らの貴重な財産なのです」。



(画像)

 Police and RSPCA defend farmer who killed a dog after it attacked his sheep 「警察とRSPCAは、羊を襲った犬をその後に殺した農場主を擁護しています」 2018年3月28日 から 射殺されたハスキー犬

ハスキー


 ましてや「私有地内であれば、財産被害を防止するために、侵入する犬猫などを殺傷することは合法」は、世界標準とさえ言えます。しかし一部の日本の動物愛誤家は、異なる意見をお持ちのようです。
 これは少し古い、勝手地域猫と保護猫譲渡ビジネスをしている人のブログ記事ですが、掲示板などで批判を浴び、散々叩かれたものです。この方のお考えはかなり異常だと思います。しかし得てしてこのような「愛誤」な方は、「自分の考えが動物愛護先進国では当たり前である」と思いこんでいるところが痛いです。チャボの命と野良猫の命 2010年3月2日 から引用します。


かなり巨大なトラ柄のオス猫みたいです。
中庭に放し飼いしているチャボの卵や雛を襲うらしく。。。(ーー||)
友人の父親が、捕獲して保健所に持ち込むと言っているのを聞いて、捕まった猫を略奪してやろうと、仕事ほっぽり出して慌てて出向いたんですが。。。
てか、野良猫が悪いの?
チャボを襲ってるのも生きる為にやってるんだもの、野良猫に悪気なんてあるはずないじゃん。
「それよりも襲われないように、チャボの鶏小屋を作るとかなんとか、方法があるんじゃないですか?」と、問いかけてみました。


 チャボは、広い庭に出て日光浴したり、砂浴びしたいはずです。なぜ飼い主の私有地内に野良猫が侵入することを容認して、チャボを狭い鳥小屋に押し込めなければならないのでしょうか。チャボの飼い主に一方的に経済的負担を押し付けなければならないのでしょうか。
 私有地内に侵入する徘徊犬猫を排除すること。そのためには殺傷も合法であることはイギリスの他、アメリカの多くの州法や、ドイツの判例でも示されています。

 さらに、有害なのは「欧米先進国では犬はノーリードで良い」という、真逆の大嘘情報を拡散している自称「動物愛護専門家」や、欧米に居住経験ありと自称している動物愛護家たちです。このような知ったかぶりな彼らは、例えば「動物愛護先進国では、日本と異なり犬にリードせずに自由にさせるのが動物福祉に適うとされている。また飼い主の権利だ」と大嘘を拡散しています。しかし、真実は真逆です。ドイツを始め、スイス、アメリカ合衆国、そして今回取り上げたイギリスでも、犬のリードは法律で義務が明記されています。特にドイツは大変厳しく、州や場所によれば、罰金300万円以上の規定もあります。リードをしていなければ、警察官やハンターが射殺することが合法で、実際に多くあります。また、専業の監視員により、取締を行っています。
 今回取り上げた、イギリスの犬のリード義務ですが、法律では次のように定められています。Controlling your dog in public 「公共の場における犬の管理に関する法律」 から引用します。さらに特定の犬種では、口輪の装着も義務付けられます。


3. Public Spaces Protection Orders
keep your dog on a lead.
Penalties
If you ignore a PSPO, you can be fined:
£100 on the spot (a ‘Fixed Penalty Notice’).
up to £1,000 if it goes to court.

3.公共の場所における、(犬の飼い主に対しての)安全確保命令
犬にリードをつけなければなりません。
罰則
PSPOに違反した場合は、罰金が科される可能性があります。
即決の場合は罰金は100ポンド(14000円。1ポンド140円)( 定額の罰金の通知)。
裁判所に召喚された場合は1000ポンド(140000円)までの罰金です。



 知ったかぶりの、「(自称)動物愛護専門家」、「海外居住の海外通(痛)の動物愛護家」の、噴飯記事をほんの数例を挙げておきます。そもそも英語では「ノーリード(no-lead)」は通じません。アメリカでは100%通じません。犬の引き綱は、leash です。さらに、on off with, without leashです。イギリスでは、犬の引き綱は lead と言いますが、それでも、on off with without です。日本人の教育レベルが低いと思われるから、「ノーリード」はやめてくれませんか。

保護犬猫と里親を結ぶWebサービス「OMUSUBI」を立ち上げた理由

 何度もこちらで取り上げている、あまりにも嘘、誤り、偏向が多いサイト。特に私が確認した限り、海外情報は全てでそうです。しかもうその内容が、真逆も真逆で、ひどすぎます。

英国に学ぶ犬とのつき合い方

イギリス人と犬
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メモ

(メモ)

BMWが隣人の放し飼い猫2匹からの、爪による傷の被害を受けており、BMWのオーナー原告は、猫2匹の飼い主被告にクルマの修理代と猫の話がい差し止め請求裁判を起こした。
「猫による車体の傷に対する損害賠償1,000ユーロ」と、「猫の放し飼いの行為の差し止め(被告が違反した場合は原告に25万ユーロを支払う)」判決となった。
https://verkehrsrecht.gfu.com/2017/12/ag-bremen-katze-des-nachbarn-muss-nicht-auf-pkw-geduldet-werden/

https://twitter.com/e2ZeknxEKgga4DO/status/1033046579400384512
バカッター
「そんな簡単に車の板金塗装は傷つきません!猫は攻撃しない限り本気で噛み付いたり引っ掻いたりしませんから、、猫に傷つけれるくらいの塗装の車だったら板金塗装業界はいつもお客でいっぱいだよ、猫飼ってて犬乗せて車運転してたけど1度も傷つけられたことなんかないし、もっと車の事勉強したらいいよ」。

車の塗装は

傷つきます、余裕で(苦笑)
うちは犬によく引っかかれていますよ。小傷や少々の傷は気にしないんですけど、猫でも引っかき傷くらいつけられるんですけどね。昔から住んでいたところの駐車場が猫の集会所状態で、小傷はしょっちゅうでした。大抵ワックスでどうにかなりましたけど。
猫でも十分車のボディは傷つけてくれます。
余談ですが、ちょっと前の欧州車は塗装の関係か傷つきやすかったような気がします。

Re: 車の塗装は

昇汞 様、コメントありがとうございます。

> 傷つきます、余裕で(苦笑)

私も敬遠済みです。
メタリック塗装の方が傷つきやすい気がします。


> 猫でも引っかき傷くらいつけられるんですけどね。小傷はしょっちゅうでした。
> 猫でも十分車のボディは傷つけてくれます。
> 余談ですが、ちょっと前の欧州車は塗装の関係か傷つきやすかったような気がします。

なぜか、タイヤに小便をされます。
ひどい時は、タイヤで爪とぎされます。
マンション住まいの時は、私の車庫はスロープの下で雨あたりではなく、外部に近かったので外部の人間が餌を置きに来ました。
その当時から、野良猫に餌をやる人の異常性に接していました。
そのほかドイツでは、ポルシェオーナーが、近隣の放し飼い猫の飼い主に2万ユーロの損害賠償を求めている裁判があります。
この裁判では、猫の毛のDNA鑑定で控訴しています。
一審では、猫により、車の傷が付けられたことを認めています。

たしかに、タイヤで爪研ぎされてましたよ(苦笑)車屋さんからバーストの原因にもなると言われたことがあります。
猫は泥足で車に上がるわけですから傷がつかないわけはないんですけどね。高いところから屋根にでも飛び降りられれば凹む可能性もあります。

Re: タイトルなし

昇汞 様

> たしかに、タイヤで爪研ぎされてましたよ(苦笑)車屋さんからバーストの原因にもなると言われたことがあります。

硬さがちょうど良いのでしょう。
タイヤは、サイドは案外弱いそうです。
猫が原因の、重大交通事故もあるに違いありません。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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