オレゴン州高等裁判所は、吠え声が迷惑な犬の声帯切除手術を飼い主に命じた

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(Summary)
・Oregon court: Couple must ‘debark’ dogs — cut their vocal cords — after neighbors complain
アメリカや西ヨーロッパでは私権が尊重されます。ですからアメリカの多くの州では、「私有地に侵入する徘徊犬猫など(飼い主がいるとわかっていても)から財産被害防止のために殺害すること」が合法です。ドイツにおいても、「私有地の財産被害を防止するたの、侵入猫を殺傷する対策は土地所有者の権利である」との司法判断が確立しています(後ほど記事にします)。吠え声がうるさい犬の飼い主に対して、犬の生体切除を命じるオレゴン州の民事裁判の判決もあります。
サマリーで示した、オレゴン州高等裁判所(2審判決)の、「犬の飼い主に対して、飼い犬の声帯切除を命じる判決」を報じるニュースソースを引用します。
Oregon court: Couple must ‘debark’ dogs — cut their vocal cords — after neighbors complain 「オレゴン州の高等裁判所:夫婦は飼い犬の「吠え声防止手術」をしなければなりませんー 声帯を切除するということです - 隣人が裁判を提起した結果」 2017年8月31日
An Oregon appeals court agreed Wednesday that a couple must surgically lacerate their dogs’ vocal cords in a procedure known as “debarking” or “devocalization,” following a lawsuit brought by neighbors annoyed by the pets’ “incessant barking.”
The ruling upheld a lower court order.
The case began in 2002, when Karen Szewc and John Updegraff began breeding Tibetan Mastiffs, large fluffy dogs often employed to protect sheep from predators, at their home in Rogue River, Ore., about 150 miles south of Eugene.
The married couple’s neighbors, Debra and Dale Krein, quickly grew tired of the dogs’ barking.
The Kreins claimed the dogs often began barking at 5 a.m., sometimes waking the couple.
They recorded the barking to prove it.
since they hadn’t stopped them from barking using other means such as shock collars.
Debarking is a surgical procedure in which parts of a dog’s vocal folds or cords are cut out in an effort to lower the volume of its barks or, more severely, to eliminate the dog’s ability to bark altogether, according to the American Veterinary Medical Foundation.
The procedure is partially prohibited in six states, according to the AVMF.
Wednesday’s ruling left some animal rights activists reeling.
オレゴン州の高等裁判所(二審)は、ペットの犬の「絶え間ない吠え声」に悩まされた隣人が提起した訴訟を受けて、犬の飼い主の夫婦に対しては犬の声帯を外科的に「吠え声防止手術」を行うこと、または「声帯の切除」と呼ばれる外科手術で切除しなければならいと認めました。
同判決は、一審の裁判所の命令を支持しました。
この事件は、カレン・セルジュ氏とジョン・アップデグラフ氏の夫婦が、ユージーンから約150マイル南にあるオレゴン州ローグ・リバーの自宅で、肉食獣から羊を守るためによく使われるチベタン・マスチフ(註 犬種名)という、大型犬を飼育し始めた2002年が発端です。
隣の夫婦の、デブラさんとデイル・クレイン氏は、すぐに犬の吠え声に疲れ果ててしまいました。
原告のクレイン氏によれば、被告らが住居から離れている間、「犬は制御不能に長い間吠えていました」と、裁判所の文書に記載されています。
原告のクレイン氏は、犬はしばしば午前5時に吠え始め、しばしば夫婦を目覚めさせると主張しました。
原告夫婦は、それを証明するために、犬の吠え声を録音しました。
2015年4月には、陪審員裁判において陪審員は原告のクレイン氏側に立ち、被告のセルジュ氏とアップデグラフ氏に、238,000ドル(約2,640万円。1ドル=111円 \(◎o◎)/!)の損害賠償を命じました。
被告らは、ショックカラーなどの、ほかの手段を用いて犬が吠えるのを止めなかったからです。
デバーキングとは、アメリカ獣医医療財団によると、犬の声帯や器官の一部を切り取って吠え声の量を減らしたり、より厳格には犬の吠え声を完全に取り除いたりする手術です。
この手術は、アメリカ獣医医療財団によると、6州で限定的ながら禁止されています。
この水曜日の判決は、一部の動物権利活動家の暴動をもたらしました。
(動画)
Animals: Oregon Court orders dog owners to debark their dogs - TomoNews 「オレゴン裁判所、犬の飼い主に犬の「吠え声防止手術を命じる - トモニュース」 2017年9月1日
上記の判決を伝える、ビデオニュース。
(参考資料)
・【動物虐待】衝撃の事件簿「実例」から見る動物愛護後進国・日本の姿。 #ペット #社会問題 2018年4月8日
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「声帯切除手術を行っている日本は動物愛護後進主張しているサイト。ほかの記述でも噴飯ものですが、こういうサイトに限ってコメント投稿を受け付けていません。
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