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続・イギリスの巨大パピーファームとインターネットによる犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘






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(summary)
Dog's commercial breeder (puppy farm).
United Kingdom


 記事、
「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
イギリスの巨大パピーファームとインターネットによる犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
の続きです。
 「ヨーロッパでは、日本のように(犬の)繁殖を商売にしている人なんていません」という、事実と全く反する、まさに狂気というべき大嘘を公言している方がいます。東京農業大学教授の太田光明氏です。真実は、日本で「動物愛護先進国」とされているイギリス、ドイツなどにおいても、極めて大規模営利生産の犬ブリーダーが劣悪飼育をおこなって、大量の犬の営利販売を行っています。今回記事では引き続き、イギリスのパピーファーム(大規模劣悪犬ブリーダー)による子犬の大量生産と、それらの犬のインターネット販売について取り上げます。



 問題の、太田光明氏の発言ですが、再度引用します。「ペットブームは嘘」減少たどる犬の飼育頭数、ペット産業が抱える“悪循環”のウラ側 2016年8月28日


ヨーロッパでは、日本のように繁殖を商売にしている人なんていません。
ボランティアのようなお年寄りが1~2頭飼っていて、繁殖しています。
子犬が生まれたら、えさ代くらいの経費をもらって人に譲渡するんです。
そこで稼ごうなどと考えてもいないでしょう。
生き物を扱うモラルが浸透しているんです。
それに比べて日本はモラルのカケラもないですね。



 前回記事では、太田光明教授の上記の発言と、イギリスで報道されていることが随分異なることを書きました。例えば、「イギリスでは極めて営利を追求した大規模な劣悪飼育の犬ブリーダーが存在する」ことを挙げました。対して日本の犬ブリーダーの平均的な規模は国際的には大きくありません。今回は、イギリス、ウェールズ州の、パピーファーム(営利を追求した大規模な劣悪飼育の犬ブリーダー)の実態を報じるマスメディアの記事から引用します。なお本記事は、上記の太田光明教授の発言があったのと同時期のものです。
 Dogs are suffering in Welsh 'puppy farms' despite new regulations, say campaigners 「イギリス、ウェールズ州の新しい規制にもかかわらず、「パピーファーム(劣悪飼育の営利大規模犬ブリーダー」で犬が苦しんでいる、と活動家は言います」 2016年12月13日


The suffering of dogs in so-called puppy farms across Wales continues to be widespread despite new regulations introduced in 2015 by the Welsh Government, campaigners claim.
With public scrutiny strictly forbidden on many dog-breeding farms, the industry continues to lack transparency and accountability.
Lack of adequate monitoring and enforcement of even the basics of the Animal Welfare Act means dogs are often kept in squalid conditions, producing sick puppies from sick parents.
Puppies are being transported hundreds of miles around the UK by a sophisticated dealer network with pet shop licences.
Inspections 'not working'
Local councils issue licences and are supposed to inspect commercial premises every year.
But breeders are forewarned of the inspections and can easily shift dogs to other premises in advance or worse just kill them to hide any evidence of neglect.
Most puppy farmed pups are sold over the border in England, often ending up in pet shops.
Other pups are advertised on the internet.
Sadly, these pups don’t often live long because of infection and disease.

We saw over 200 dogs in old rundown farm buildings.
This farm is legal.

イギリスのウェールズ州のいわゆるパピーファーム(大規模な劣悪飼育の子犬営利ブリーダー。パピーミルと同意)で犬が苦しむことは、2015年にウェールズ州政府によって導入された新しい規制にもかかわらず、広く行われていると動物保護活動家は主張しています。
多くの犬の繁殖農場では、厳格な公的検査が禁じられているため、犬繁殖業界は透明性と説明責任が欠如しています。
適切な監視体制と、動物福祉法(the Animal Welfare Act means)の基本条項の順守がされていないことは、犬はしばしば飢えた状態に置かれ、病気の親犬からは病気の子犬が生まれます。
子犬はペットショップの免許を持つ、よくできた小売業者のネットワークによって、イギリス国内を何百マイルも移動しています。
犬のブリーダーに対する検査は「機能していません」。
地方自治体は犬のブリーダーの免許を発行し、毎年営利生産のブリーダー施設を検査することになっています。
しかし、ブリーダーは、検査があらかじめ予告されているために、犬を他の施設に簡単に移動することができます。
さらに悪いことに、ネグレクト飼育の証拠を隠すために、犬を単に殺します(*1)。
ほとんどの繁殖した子犬はイングランドの州境を越えて売られ、しばしばペットショップで販売されます。
他の子犬はインターネット上で広告されて売られます。
悲しいことに、これらの子犬はしばしば感染症や病気のために長く生きることはありません。

私たちは、古い農家の建物で200頭以上の犬を見ました。
この農場の犬の繁殖は合法です。



 イギリスは、太田光明氏の発言、「ヨーロッパでは、日本のように繁殖を商売にしている人なんていません。ボランティアのようなお年寄りが1~2頭飼っていて、そこで稼ごうなどと考えてもいないでしょう」、とは随分事情が異なるようです(大笑い)。


(動画)

 Panorama (Documentary) - Britain's Puppy Dealers Exposed 「パノラマ(ドキュメンタリー イギリス国有放送BBCの、ドキュメンタリー番組)イギリスでの子犬商業流通を暴く」 2016/05/20 に公開
 この番組の中では、巨大パピーファームから子犬を仕入れて、ニセの血統書をつけて客に販売していた巨大店舗の子犬販売ペットショップに触れています。イギリスの、子犬販売の大手ペットショップチェーンの元従業員が実名で証言しています。

Panorama investigates the ruthless world of the dog trade.
Using secret filming, reporter Sam Poling tracks the supply chain of the country's favourite pet, and uncovers some shocking truths about where and how these animals are being bred.

パノラマは、犬の商業取引の残酷な世界を調べています。
レポーターの、サム・ポーリング氏は、隠しカメラを使って、イギリスで人気のペットのサプライチェーンを追跡し、これらの犬たちがどこでどのように繁殖されているかについての衝撃的な真実を明らかにしています。
 




(動画)

 Help Dogs Trust put a STOP to Puppy Smuggling 「犬販売の信頼のために、子犬の密輸をやめさせる手助けをしてください」 2017/10/23 に公開 Dogs Trust (愛犬 犬保護団体)の啓発ビデオ
 イギリスは、正規の免許を受けた巨大な犬ブリーダー(繁殖犬が300頭以上など)が、劣悪飼育で大量営利生産を行い、非対面のインターネット販売やペットショップに卸してします。その他にも、東ヨーロッパの大量劣悪飼育の営利生産を行っている犬ブリーダーから、かなりの数がイギリスに密輸されています。ほとんどの場合は、そのような子犬はインターネットで非対面販売されますが、多くの場合「イギリス産」と偽られ、ニセのワクチン証明や血統書がつけられています。複数の信頼できる調査では、イギリスでの犬入手は、3分の1が非対面のインターネット販売によるものです。
 
This is Charly, he is just one of the thousands of puppies smuggled into Great Britain illegally.
Every day, people in Great Britain are duped into buying underage, unvaccinated and unwell puppies online.
Underhand breeders take them from their mum at just weeks old, because a smaller, cuter puppy can fetch more money.

チャーリーという名の犬は、イギリスに不法に密輸された数千頭の子犬のうちの一つです。
毎日のように、イギリスの人々は、幼すぎる子犬、ワクチン接種されていない子犬、オンラインで違法な子犬を騙されて買っています。
無免許の犬ブリーダーは、わずか数週間で母親から子犬を離します、なぜならば、小さくてかわいい子犬は、よりお金を儲けることができるからです。





(画像)

 (*1)について。署名サイト、.@DefraGovUK: "BAN THE BOLT" ABOLISH THE USE OF THE CAPTIVE BOLT GUN TO DESTROY GREYHOUNDS IN THE UK. 「ボルト銃による犬の殺処分の禁止を求める イギリスでのグレイハウンドを殺処分するために家畜用屠殺銃の使用を廃絶することを求める」より。ボルト銃で射殺されたグレイハウンドの死体。イギリスでは、ブリーダーも、自己所有の犬を射殺することが合法です。
 こちらの署名サイトでは、レースドッグの銃による殺処分の禁止を求めていますが、レースドッグに限らず、保護団体やトレーナー、ブリーダーなどの犬の所有者、管理者は、イギリスでは私的に銃を用いて犬を殺処分することが合法です

Under existing UK legislation, any person can use a bolt gun to destroy a greyhound, if they are the legal owner.
These dogs should at the very least be entitled to a humane death.

現在のイギリスの法律の下では、すべての人は法的な犬の所有者であれば、グレイハウンドなどの飼い犬を殺害するために、ボルト銃を使用することができます(註 一部の自治体では条例で禁じている)。
これらの犬たちは、最低限でも人道的に殺害される権利があるべきです。 


グレイハウンド死体
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No title

記事のビデオ見ましたがこれでもヨーロッパで犬の商業生産してないと言うならばそれは現実を見ないようにしてるとしか言えないですね。
事実を無視する人のモラルはこういうことなのでしょう。とても残念です。
BBCの取材に心を痛めるなら海外の状況を翻訳して日本にも広め日本ではこのような事にならないよう監視を行い信用の置けるブリーダーから質の良いペットを購入できるように呼びかけるべきですよね。
もしかして、海外の劣悪ブリーダーが日本で話題になると困る人がいるのでしょうか?そんな事ありませんよね。
モラルのかけらもない人って、猫に餌を与えるだけで真冬の屋外に放置するとかそういう人のことでしょうか?いったい誰の事をおっしゃっているのでしょうね?

昇汞

多分嘘情報を流している人はなんらかの益があってのことでしょうね。そしてそれに知らずに乗っかっちゃってる人。海外在住者が発信していることもありますけど、それも悪意のある嘘情報か、限定的な表面情報だったりします(某カリフォルニア在住者とか。更新の止まっているカナダ在住者のブログの主は逆に本気で日本は動物虐待国家だと信じ込まされている。情報が逆に限定いて気になっているためでしょう)
きちんとした海外の現状と日本の現状を国内外に発信しなければいつまでたっても「日本は動物虐待国家」という着いてしまったイメージは拭えないでしょうね。

餌やりですけど、面白い記事を見つけましたよ。猫ではなくエゾリスに関してですが、以前はエゾリスは時速60キロ以上のスピードの車でないと光れりことはないと言われていたそうですが、最近はよく引かれて死んでいるそうです。駐車場とかで。
これは観光客が野生のエゾリスに餌付けしてしまったからだそうです。餌欲しさに車や人を見ると寄ってくるために低速の車にさえひかれるとか。また、公園に行くとリスが寄ってきて餌をねだったりするそうです。ある家の前の道路でやたらとリスが轢き殺される。確認したらこの家の庭には餌台があったそうです。ブログの主がこのうちの前でひかれて死んだばかりの裏すの死体を持ってこのうちを訪問して餌やりをやめるよう説得したそうです。家主はリスがよく轢き殺されているのも、死んだリス達が餌を求めて来る途中だったのも知っていたそうです。それでも餌やりはやめないと言ったそうです。もう、餌やり中毒になってるんですよね。猫の餌やりも同じで、中毒性が強いことなんじゃないでしょうか。
そしてリスが事故死することに罪悪感がないというのも猫の餌やりに通じる気がします。

Re: No title

流星 様、コメントありがとうございます。

> 記事のビデオ見ましたがこれでもヨーロッパで犬の商業生産してないと言うならばそれは現実を見ないようにしてるとしか言えないですね。

BBC放送は、日本で言えばNHKのようなものです。
国際的には、信頼性が高いと評価されています。
BBCに限らず、イギリスでは、TVや新聞などで、パピーファーム(パピーミル)の劣悪飼育と、インターネットでの犬販売の問題が頻繁に報道されています。
少しでも動物愛護に関心があって、海外情報に接していれば、「ヨーロッパでは犬の商業生産をしていない」などと言うのは、明らかに業界の利益誘導です。
もしくはアタマオカシイか(知能メンタル両面において)、全くの無知蒙昧で知ったかぶりをしているかのいずれかです。


> 事実を無視する人のモラルはこういうことなのでしょう。とても残念です。

まさに「ブーメラン(笑い)。


> BBCの取材に心を痛めるなら海外の状況を翻訳して日本にも広め日本ではこのような事にならないよう監視を行い信用の置けるブリーダーから質の良いペットを購入できるように呼びかけるべきですよね。

日本でも、悪質ブリーダーが書類送検されましたが、海外情報を他山の石として、どのように予防したらよいかを考えるのが、研究者の姿勢であるべきです。


> 海外の劣悪ブリーダーが日本で話題になると困る人がいるのでしょうか?

あるからです。
そのような人は、いわゆる「保護犬ビジネス」をしている人たちです。
動物愛護先進国(これもチンケな日本語ですが)とされている、イギリス、ドイツでは、「ペットショップが法律で禁じられているからない」、「生産者も犬の飼い主も、素晴しい動物愛護精神に満ち溢れていて、犬などのペットを金儲けの対象にしない。譲渡は非営利です」、「捨てる人がほとんどなく殺処分ゼロか、ゼロに近いです」という、荒唐無稽な大嘘情報を拡散させます。
その上で、「先進国欧米」に対して卑屈になる日本人の国民性を利用して、自分たちの「保護犬ビジネス」を有利にしようとするマーケティング戦略そのおのです。

http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=nTqZLc4lMpYJ&p=%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97+%E5%A4%A7%E4%B9%85%E4%BF%9D+%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9+%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97&u=https%3A%2F%2Fpetokoto.com%2F317
シロップ大久保代表(この人も精神科を受診したほうがいいレベル)「私がイギリスに留学していたことが大きいのですが、イギリスでは日本と違い、ペットショップでの販売は禁止(唖然)されていて、国が認めているブリーダーからか、シェルターと呼ばれる犬や猫を保護する施設から引き取って飼い始めることが一般的です(イギリスの保護犬の入手シェアは日本より低い可能性すらある)。ドイツでは原則として殺処分は行われず(飼い主の意思に反してでも強制的に犬を殺処分する制度が各州法、通関法、狂犬病規則などである)、「ティアハイム」という全国に約500施設ある民間のシェルターが動物を保護しています(ティアハイムでの犬の殺処分率は学術調査で約3割。それより低い日本の行政施設は山ほどある」。

まさに、上記は「保護犬(要するに中古ペット仲介業という営利ビジネスそのものなんですが)ビジネス」の経営者です。
そのほか、「イギリスやドイツではペットショップが禁止されているからありません」という。滝川クリステル氏、「日本以外の先進国ではペットショップがない」と公言している杉本彩氏も、全て、「中古ペットリサイクル業」という、商売をしています。
もう、火を見るよりも明らか、あまりもあからさまで見ている方が赤面します。

すみません。

先ほどのコメントに名前とタイトル欄を間違えて書き込みました。気がついたので直そうとしましたができませんのでご報告を^_^;
風邪ひいていてぼーっとしているとおかしなことをやります。すみません。

Re: 昇汞

多分 様コメントありがとうございます。

> 多分嘘情報を流している人はなんらかの益があってのことでしょうね。

私も、多くがそう思います。
太田光明教授は、直接保護犬ビジネスには関わっていませんが、子息がかの愛誤ジャーナリストの太田匡彦氏です。
また太田光明氏は、TOKYOZEROキャンペーンという任意団体(長らく「認定NPO法人と偽って寄付金集めをしていました。完全に犯罪です)の顧問で、同団体は、保護犬猫ビジネス(ペットリサイクル業者)の利益擁護団体で、発信する情報はまさに嘘の塊です。


>そしてそれに知らずに乗っかっちゃってる人。海外在住者が発信していることもありますけど、それも悪意のある嘘情報か、限定的な表面情報だったりします。

私は、ドイツ、ミュンヘン市の大規模公園「イングリッシュガーデン」について記事にしたことがあります。
この公園に関してドイツ在住者が十数名ブログ記事にしていますが、この公園は全域が犬のリード義務か、犬全面禁止のエリアからなりますが、それを正しく伝えている人は1名だけでした(絶句)。
他は、「この公園は犬はノーリード(これは和製英語で通じない)でOK。ドイツって、犬がノーリードでいいから素晴らしい」と書かれています(ミュンヘン市は全域で犬のリード義務です)。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-856.html

悪意のある嘘か。
それともドイツ語は英語より習得が難しく、市の広報や看板、新聞記事をだれでも住んでいるだけで正確に読めるわけではないですので、無知で悪意がなく誤った情報をたれながしているのか。
ブログ主に聞いてみないことにはわかりません。


> きちんとした海外の現状と日本の現状を国内外に発信しなければいつまでたっても「日本は動物虐待国家」という着いてしまったイメージは拭えないでしょうね。

おそらく本当に海外在住者でも、その国の情報を、日本語ソースでしか入手していないと思われる人は多いです。

https://thepedia.co/article/%E7%8A%AC%E7%8C%AB%E3%81%AE%E6%AE%BA%E5%87%A6%E5%88%86%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%80%8Comusubi%E3%80%8D%E3%81%A7%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%82%80%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%81/
先のコメントであげた、ペット中古仲介業の代表者の発言です。
大久保代表「学生時代にイギリスに留学していたのですが、イギリスをはじめ欧米諸国は、ヒトとペットが暮らしやすい環境にあると感じていました。欧米では、ペットショップがほとんど存在しておらず、文化として、保健所から保護犬を迎える、もしくは、ブリーダーから譲ってもらうことが定着しており、供給と需要がマッチしています。一方、日本の場合は「ペットはペットショップで売っている子犬子猫から買うもの」という考え方が一般的で、「パピーミル(子犬工場)」と呼ばれる悪質な繁殖業者も存在します」。

この方の「イギリス情報」ですが、全て日本でまんえんしている、既に手垢がついて嘘と認識されつつある、「嘘愛誤プロパガンダ」のカーボンコピーだけなのです。
やたらと変な横文字を使いますが、和製英語で全くつかえないワードも得意になって使っていますし(笑い)。
これだけ「イギリスガー」を連発するから実際にイギリスにいたのでしょうが、日本企業の現地法人ならば英語をさほど必要としませんし、現地の小学生低学年レベルの英語でも、日常の買い物などはできます。
10年アメリカに住んでいても、びっくりするほど英語能力が低い人はごまんといますから。
しかし、「その国に住んでいた」というだけで無条件にその人の言うことを信用する人が多いです(特に「愛誤」は)。
悪意があるのか無知なのかは知りませんが、自称「その国の在住者、在住経験者」の嘘情報は大変有害です。
ところで「パピーミル」は生粋のアメリカ発祥の造語です(イギリスはpuppyfarmです)。
つまり、アメリカやイギリスで、パピーミルがあって問題になってその言葉が定着し、が日本でも使われるようになったということです。
「日本しかパピーミルがない」という言い方は、笑止千万。
語るに落ちるというバカの見本。


> 餌やりですけど、面白い記事を見つけましたよ。猫ではなくエゾリスに関してですが、以前はエゾリスは時速60キロ以上のスピードの車でないと光れりことはないと言われていたそうですが、最近はよく引かれて死んでいるそうです。駐車場とかで。
> これは観光客が野生のエゾリスに餌付けしてしまったからだそうです。

野生動物への餌やりは有害です。
日本ほど、野生動物の餌やりに寛容な国は先進国では希なのではないですか。
ドイツでは、連邦狩猟法改正で、野生動物へのえさやりを禁じました。
アメリカでも、フロリダ州などの多くの州で、野生動物の餌やりを禁じています。
北海道でヒグマが人の近くに出没するようになった原因のひとつは、観光客がえさを与えるからだとも言われています。


>餌やり中毒になってるんですよね。猫の餌やりも同じで、中毒性が強いことなんじゃないでしょうか。
> そしてリスが事故死することに罪悪感がないというのも猫の餌やりに通じる気がします。

餌やりは、一種の中毒であるというのは、適切な表現だと思います。

Re: すみません。

昇汞 様

お大事に。

No title

>家主はリスがよく轢き殺されているのも、死んだリス達が餌を求めて来る途中だったのも知っていたそうです。それでも餌やりはやめないと言ったそうです。もう、餌やり中毒になってるんですよね。猫の餌やりも同じで、中毒性が強いことなんじゃないでしょうか。

これ見て思い出したことを一つ。
以前ヤフー知恵袋にあった質問(肝心の質問内容は忘れましたが)で
いつも野良の家族を見かけていた質問者、見かけるたびにいつも「餌をあげたいなー」と思っていたけどご近所の手前我慢していたがある日兄弟猫が車に轢かれて死んでいて残された子猫が寄り添って鳴いているのをみかけてついに我慢しきれずに慌てて餌と水を持って行ったそうで。
普通に考えたら「はあ!?」って思いますよね?いや、この場合轢かれて死んでるんだから「我慢しきれず(ペット不可の物件に住んでるのに)事故から守るため保護してしまった」なら話はつながりますし兄弟猫が餓死してたのなら餌や水を持っていくのも意味は分かりますけど。同じ反社会的な行動にしてもそれらの行動だったらまだ意味自体はわかります。
でもこの状況でなんで餌なの?全然関係ないじゃん!!多分さんのリスの話を借りれば(借りなくてもわかりますが)餌やりなんかしてたら余計轢かれやすくなるだろ!
でも本人は本気で「可哀そうな猫を救うための行動」みたいに書いてたんですよ、おまえ頭狂ってるのかって。
結局餌やる奴は猫の可哀そうな状況下にいる猫に施しをして神様気分を味わう事が目的で猫の命自体はどうでもいいんですよ、この質問者の行動はそれを見事に表していたと思います。

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Re: No title

サンジュ 様、コメントありがとうございます。

> いつも野良の家族を見かけていた質問者、見かけるたびにいつも「餌をあげたいなー」と思っていたけどご近所の手前我慢していたがある日兄弟猫が車に轢かれて死んでいて残された子猫が寄り添って鳴いているのをみかけてついに我慢しきれずに慌てて餌と水を持って行ったそうで。

子猫の兄弟が、車に轢かれて死んだのでしょ。
自立していない状態で、母親が死んだのなら、まだ餌をやるのはわかりますが、兄弟が死んで、残された兄弟に餌をやるのは意味不明。


> 普通に考えたら「はあ!?」って思いますよね?「我慢しきれず事故から守るため保護してしまった」なら話はつながりますし兄弟猫が餓死してたのなら餌や水を持っていくのも意味は分かりますけど。

ご指摘のとおりです。


> でもこの状況でなんで餌なの?全然関係ないじゃん!!多分さんのリスの話を借りれば(借りなくてもわかりますが)餌やりなんかしてたら余計轢かれやすくなるだろ!

論理がつながらない、言っていることが非論理的なのが「愛誤」の特徴です。
末端から、大物愛誤のたとえば、太田匡彦氏、福島みずほ氏、高井たかし氏なども同様に論理破綻しています。


> でも本人は本気で「可哀そうな猫を救うための行動」みたいに書いてたんですよ、おまえ頭狂ってるのかって。

ようするに、「ナニガナンデモ」餌やりしたいという、こじつけです。

Re: タイトルなし

鍵コメ様、コメントありがとうございます。

>杉本彩氏が日本以外の先進国ではペットショップがないと公言されてると書かれてましたが、今は訂正されて公言してないので発言し続けているかのようなコメントは良くないんじゃないかなと思いました。訂正したからいいってわけでもないですけどもう発言してないので。

杉本彩氏が、「日本以外の先進国ではペットショップがない」という誤りの公言を訂正したのですか。
そのソースを挙げてください。
私は、杉本彩氏が「日本以外の先進国ではペットショップがない」という、荒唐無稽な大嘘誤りを本人が謝罪して、謝罪記事を出した、それを運営している団体のHPで謝罪広告を行ったなどは見ていません。
その後「同様の発言を行っていない」は、訂正のうちに入りません。
そして未だに、杉本彩氏の「日本以外の先進国ではペットショップがない」という、出版社の書籍紹介の文面のスクリーンショットを利用して拡散し、嘘情報を広めている団体があります。

訂正とは、「その後同様の発言をやめた」では済まないのです。
自ら誤りを認め、公に謝罪することです。

このような言葉があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%B8%E8%A8%80%E6%B1%97%E3%81%AE%E5%A6%82%E3%81%97
「綸言汗の如し」
皇帝の発言は、かいてしまった汗のように体に戻すことができない~格言として軽率な発言やその訂正を戒めた。

社会に広く発言を発するのならば、その発言に責任を持つべき。
「その後、同様の発言をしていない」は訂正のうちに入りません。
そもそも、ちゃんと事前に調べれば、そのような荒唐無稽な誤りをしません。
「その後、同様の発言をしていない」からいいではないか、はあまりにも無責任。
キチンと公に謝罪訂正しない限り、糾弾されて当然です。
NHKも、福島みずほ氏、高井たかし氏、そして太田光明教授や、株式会社シロップの嘘記事も然り。
「その後同様の発言をしていない」ではすみません。
嘘誤り発言は、ちゃんとメディア上に残っていますし、未だに引用して拡散する人がいます。
ですから私は、謝罪訂正がされない限り、糾弾し続けます。

追記

それ以前に、「日本以外の先進国ではペットショップがない」という発言が、悪意のある嘘ではなく、本気でそう思っていたとしたならば。
杉本彩さんは、動物愛護活動はさて置き、先に精神科を受診された方が良いのではないですか。

次回記事で取り上げた、株式会社シロップの大久保代表の発言「イギリスでは生体販売ペットショップは法律で禁じられているのでありません」も然り。
イギリスには、免許を受けた生体販売ペットショップが約3,000あり、人口比で日本の1.6倍もあります。
大久保代表は、日本人だから義務教育は終了しているはずです。
簡単な英語検索で、イギリスのペットショップに関する法規が検索できます。
イギリス留学云々以前に、英語を義務教育からやり直せ。
か、精神科受診か。

http://www.rother.gov.uk/CHttpHandler.ashx?id=1108&p=0
The Pet Animals Act 1951 Licence Conditions 「ペットに関する法律 1951 ペットショップに対する許可要件」
Further Recommendations
5 Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep
5-1 Dogs and cats (puppies and kittens).
7 Schedule 2, Stocking Densities - Juvenile Small Mammals
Rabbits up to 2kg kittens, ferrets, chinchillas,chipmunks
Minimum Cage Height 40cm
Minimum Cage Depth 30cm
Puppies to age of 12 weeks
Minimum Cage Height Double height at shoulder minimum 50
Minimum Cage Depth 0,9m
追加の推奨事項
5 ペットショップが扱うことが許可される動物のカテゴリー。
5-1 犬と猫(仔犬と仔猫)~以下略
7 一覧表2、展示販売の密度ー幼い小型の哺乳類
2kgまでのウサギ、仔猫、フェレット、チンチラ、シマリス
(展示ケージの)最低限の高さは40cmを要する。
最低限の奥行は30cm
12週齡までの仔犬
(展示ケージの)最低限の高さは、子犬の肩の高さの2倍もしくは50センチを要する。
最低限のケージの奥行 0,9m

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Re: タイトルなし

鍵コメ様

> 杉本彩氏本人が公式で謝罪してないのは良くない事だと思いますが、本人の団体も出版社もメールで指摘されたあときちんと誤りを認めて訂正したのですよね?

例の本の出版は2016年です。
すなわち2年前の話です。
しかし出版元のワニブックスでは、今年に入ってからも、杉本彩氏の著作紹介で、杉本彩氏の「日本以外の先進国ではペットショップがないということを知っていますか」と記載されていました。
私がFaceBookでその誤りを述べ、ほかの複数の方がワニブックスに抗議して、やっと取り下げたのです。
それまで長らく放置するということは、意図的としか考えられません。
つまり「日本以外の先進国にはペットショップがない」という嘘で、世論を欺くという意図です。
私がその著作の紹介文を知ったのは、FaceBookで、スクリーンショットが拡散されて、私の友人もシェアしていたからです。
いまでも、そのスクリーンショットがインターネット上で出回っています。
その悪影響を自覚すべきです。


> 今も生体販売は日本にしかないという発言をしているといのは正しくない書き方だと思いますよ。

杉本彩氏は、最近の滝川クリステル氏の講演会にビデオメッセージを送っています。
その講演会では、「日本は殺処分数が最も多い国(カナダのケベック州は、人口比で日本の約100倍の数の犬猫を殺処分しています)」、「ロサンゼルス市はペットショップがゼロ(yelpで約280のペットショップが登録されています。条件を満たせば犬猫も販売が合法で実際に行われています」、「ロサンゼルス市は殺処分ゼロ(人口比で日本の約13倍の犬猫を殺処分しています)」という、荒唐無稽の大嘘を垂れ流しています。
そのような講演会に、応援という意味でのビデオメッセージを送ることは、その講演会の内容を追認したのと同じです。

杉本さんは有名人で、自ら目立つプレゼンをしているのです。
その発言に自覚を持つべき。
また誤ったことを述べれば、反響もプレゼンスに比例するとうこともご自覚しただきたいです。
なお、滝川クリステル氏の講演会の内容は、あまりにもひどいので、近々記事に取り上げます。

なお、ご指摘のあった、FaceBookへのコメントの内容は、過去形に訂正しました。
これで全く間違いはございません。
https://www.facebook.com/sanae.matsuda1/posts/1680427022045877
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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