「地域猫を殺して頭の皮を剥いで持ってきてくれ」~地域猫(TNR猫)の殺害を推奨して報奨金を出すオーストラリアの自治体







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(summary)
Central Queensland council sticks by bounty on 'monster' feral cats
The local council to put a bounty on feral cats — $10 for adults and $5 for every kitten — for the first time in its history.
The local government announced a plan to pay a bounty for dead community cats.



 オーストラリアでは野良猫は「極めて有害な外来種」として、厳格に駆除されていることを、こちらでも何度か取り上げました。現在、オーストラリア連邦政府は、「5ヵ年野良猫200万匹殺害根絶事業」を実施中です。さらに地域コミュニティーに、野良猫の殺害のための補助金も支給しています。そのような状況下のオーストラリアでさえ、無許可で野良猫のTNRを強行している団体があります。オーストラリア、クイーンズランド州の自治体は、そのような地域猫(コミュニティ・キャッツ)を、一般市民に殺害することを推奨しています。それらの猫を殺害し、頭の皮を剥いで役所に届ければ、成猫では10オーストラリアドル、子猫では5オーストラリアドルの報奨金が支払われます。


 まずサマリーで示した事実を報道した、オーストラリアのニュースソースから引用します。Central Queensland council sticks by bounty on 'monster' feral cats 「クイーンズランドの中心部の自治体は、『怪物』である野良猫の殺害に対して報奨金を支給します」。2017年11月13日。


After dark in central Queensland paddocks, farmers with shotguns, rifles and homemade traps are on the lookout for an elusive feral pest.
Farmer Sib Torrisi shoots any feral cats he sees on his property in the Banana Shire, west of Rockhampton.
When Mr Torrisi moved to their property almost two decades ago, the landscape was teeming with tiny native birds and sand goannas.
He said that changed as feral cats moved in.
"They climb up trees — they choke the life out of the animals by grabbing them by the throat," he said.
Last month, researchers found feral cats living in Australia's largely natural landscapes killed 272 million birds every year.
That staggering statistic prompted Mr Torrisi's local council to put a bounty on feral cats — $10 for adults and $5 for every kitten — for the first time in its history.
Some believed the council was condoning cats being skinned alive, because it required residents to bring in the scalps of dead cats to collect their bounty.

オーストラリア、クイーンズランド州の中心地の牧場では、日没後には、厄介な野生の害獣に対処するための散弾銃やライフル銃、そして自家製の罠を持つ農民が見られます。
農家のシブ・トリーリ氏は、ロックハンプトンの西、バナナ・シャイアで彼の土地で野良猫を射殺します。
約20年前にトリーリ氏がこの地に入植したときは、その風景は小さな土地に鳥やサンドゴアンナ(註 オーストラリアの在来の大型トカゲ)で満ち溢れていました。
彼は、野良猫がこの地にやって来てからは、それが変わったと言いいました。
「野良猫たちは木々を登る - 彼らは口でそれらの小動物を咥えて捕らえることによって生息を圧迫している」と彼は言いました。
先月研究者らは、オーストラリアの広大な自然の中で生息する野良猫が、毎年2億7200万羽の鳥を殺していたことを発見しました。
その驚ろくべき統計により、トリーリ氏の住む地方自治体が、歴史上初めて、野良猫の殺害に対して報奨金を支給することを促すこととなりました(成猫10ドル、すべての子猫は5ドル)。
一部の人は、報奨金を獲得するためには、死んだ猫の頭皮を持って来ることを住民に要求したために、自治体は猫を生きたまま皮をはぐことを容認していると信じていました。



 「野良猫を殺害して頭の皮をはぎ、持ってくれば報奨金を支給する」、このようなクイーンズランド州、バナナ・シャイア市の状況下においても、非公認で猫のTNRを実施している勢力があります。彼らは、おそらく「行政により制度化され、それにより許可を受けたTNRマネジメント」とは異なるという意味で用いたと思いますが、自分たちが行っているTNR猫を「コミュニティー・キャッツ(Community · Cats)」と読んでいます(直訳すればまさに「地域猫」。いわば「勝手地域猫」です)。
 その、コミュニティー・キャッツ活動からは、バナナ・シャイア市の、「野良猫を殺害して頭の皮を剥いで持参すれば報奨金を支払う」施策に反対する署名活動を行いました。しかし残念ながら、この施策は既に実施されています。バナナ・シャイア市は、比較的都市近郊の野良猫駆除対策として、「コミュニティー・キャッツ(地域猫)潰し」を目論んだのかもしれません。その署名サイトから引用します。
 Demand an end to community cat bounty hunting in Australia 「オーストラリアでコミュニティー・キャッツ(地域猫)の報奨金狩りを終了させよう」。2017年


The local government announced a plan to pay a bounty for dead community cats.
The local government will pay private individuals $10 for the scalp of an adult cat and $5 for the scalp of a kitten.
Australia's environment minister, Greg Hunt, announced a plan in 2015 to kill 2 million community cats by 2020.
The government funding for this plan went towards baiting, shooting and poisoning the community cats.
Now Banana Shire is implementing their cruel bounty plan.
Trap-neuter-return is the only humane and effective solution to cat overpopulation.
We urge Banana Shire to reverse their destructive bounty and implement trap-neuter-return instead as a humane solution to the overpopulation of cats.
Tan, K., Rand, J. & Morton, J. (2017)
Trap-Neuter-Return Activities in Urban Stray Cat Colonies in Australia.

地方自治体はコミュニティー・キャッツ(註 直訳すれば「地域猫」w)の殺害に報奨金を支払う計画を発表しました。
地方自治体は、成猫の頭皮に10ドル、子猫の頭皮に5ドルを支払います。
オーストラリアの環境大臣であるグレッグ・ハントは、2015年に2020年までに200万匹のコミュニティキャッツを殺す計画を発表しました。
この計画のための政府の資金は、コミュニティキャッツを襲撃し、射殺し、毒殺することに向かいました。
バナナ・シャイア市は、残酷な(猫殺害)奨励金制度を導入しています。
トラップ - 不妊去勢‐リターンは、猫の過剰繁殖に対する唯一の、人道的で効果的な解決策です。
私たちは、バナナ・シャイアに猫殺害の報奨金制度を逆戻りさせ、猫の過剰繁殖に対する人道的な解決策として、代わりにトラップ‐不妊去勢‐リターンを実行するよう求めます。
Tan、K.、Rand、J.&Morton、J.(2017)
オーストラリアの都市部の、野良猫の群れにおけるトラップ‐不妊去勢‐リターン活動活動家



(動画)

 Bowhunting Australia - Feral Cat 「ボウハンティング オーストラリア‐野良猫」。2017/07/27 に公開。
 オーストラリアは、連邦や州、自治体の公的事業ではもちろん野良猫の駆除を行っています。もちろん一般市民にも野良猫の駆除を推奨しています。オーストラリアでの、レジャー・ハンティングの主な獲物は「猫」です。さらに、殺害して死体の一部を提示すれば、報奨金を支払う自治体もあります。




(動画)

 【動物虐待】猫に熱湯、ガスバーナーで炙るなどの「猫虐待」した、元税理士、大矢誠被告に裁判にて懲役1年10月、執行猶予4年の判決…ネット『刑がかるすぎる』 2017/12/12 に公開
 「刑が軽すぎる」どころか、彼がもしオーストラリアに住んでいたならば、野良猫駆除に貢献したとして尊敬されたに違いありません。また、クイーンズランド州バナナ・シャイア市だったならば、捕まえた野良猫の皮を剥いで市に持って行き、小遣い銭を稼いだことでしょう。成猫10匹で、今夜の飲み代とスーパーでの買い物代くらいになりますね(笑い)。

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オーストラリアは希少で固有な在来種の多くが切羽詰まった状況にいるわけですからね
猫を殺されたくないなら捕まえた猫に避妊手術をしたら新しい飼い主を探せばいいと思うのですが、なぜリリースに拘るのでしょう
在来種と猫の共存が難しいのは法案成立前からわかっていたでしょうから
互いの幸せのためにさっさと貰い手探しにシフトしていれば殺される猫は少なく済んだのでは

Re: タイトルなし

いもりん 様、コメントありがとうございます。

> オーストラリアは希少で固有な在来種の多くが切羽詰まった状況にいるわけですからね
> 猫を殺されたくないなら捕まえた猫に避妊手術をしたら新しい飼い主を探せばいいと思うのですが、なぜリリースに拘るのでしょう

飼い主が見つからない、野良や野生化した猫はなつきにくく、飼い猫に向かないという理由があると思います。
人になつかない、愛玩動物としての役割もない外来生物は、例えばマングースとどう違うのか、ということです。
それが「猫」という種の保護にこだわる猫愛誤が理解できない点です。


> 在来種と猫の共存が難しいのは法案成立前からわかっていたでしょうから

当然です。
それは徳之島でも同じなんですがね。
徳之島の場合は、行政まで資金援助してTNRをしていました。
日本は特異な国です。

PAPP

オーストラリアは、持ち込まれた数羽のウサギが大繁殖して国土を埋め尽くし、ウサギとの仁義なき戦いの末に、生物農薬ミクソーマウイルスで10億羽以上のウサギを駆除した国ですからね。外来種の脅威は身に沁みてます。

ネコ用の駆除剤PAPPはややコスト高ですが、オーストラリアではどの程度普及してるんでしょうね。

http://www.connovation.co.nz/vdb/document/98

Re: PAPP

Egeria 様、コメントありがとうございます。

> ネコ用の駆除剤PAPPはややコスト高ですが、オーストラリアではどの程度普及してるんでしょうね。

リンクの資料を読んだところ、生体内の分解が早くて、被毒した動物の死体を食べた動物には外がなく、鳥にはほとんど毒性がないとあります。
私はニュージーランドのcatbaitに関する資料もいくつか読みましたが、1080(モノフルオロ酢酸ナトリウム)のほうがニュージーランドでは普及しているようです。

オーストラリアでも、PAPPの導入の研究はされています。
私の推測ですが、あまり普及していないのではないでしょうか。
オーストラリアはPAPPの導入実験はしています。
長文ですので、サマリーしか読んでいません。
オーストラリア政府が独自に開発した、主にeradicatという毒餌が使用されているはずです。
https://www.environment.gov.au/system/files/resources/65e6f9c0-7dac-4312-8006-866f495632e0/files/curiosity-roxby-downs.pdf
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
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よろしくお願いします。

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