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現在も続いている、ハワイ州の犬肉の商業生産~アメリカ合衆国の犬肉事情







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(summary)
America: Hawaii's Dog Meat Trade Continues
Documented evidence of Hawaii’s dog meat trade going back to 2004 shows stolen pets stabbed in the throat or bludgeoned across the head, then strung up and set on fire while still alive.


 現在アメリカ合衆国では、44州が犬猫の食用屠殺が合法です(*1)。わずか6州が、一応犬猫の食用屠殺を禁じています。そのうちの1州がハワイ州です。しかし犬の食用屠殺を形式的には禁じているハワイ州ですら、現在(2017年12月)も、犬肉の商業生産が行われ、流通しています。ハワイ州の、犬猫肉を禁じる法律は有名無実化しています。


 私はかつて、「アメリカ合衆国では44州が犬猫の食用屠殺が合法であり、犬猫肉を食べる習慣が一部ではある」ことを記事にしています。こちらの記事です。44州で犬猫の食用屠殺が合法なアメリカ合衆国~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想。この記事で引用した、アメリカのメディアのニュースソースを再び引用します。
 Selling Dog and Cat Meat Is Still Legal in Most of U.S.—but a Federal Ban Could Soon Be in Place (*1、)「アメリカ合衆国連邦がすぐにでも禁じることができるのにー犬と猫の肉を売ることはアメリカのほとんどではいまだに合法です」。2017年3月17日、から引用します。


For dog meat is still perfectly legal in most of the United States.
In fact, just six states—Virginia, California, Hawaii, New York, Georgia, and Michigan—have outlawed dog and cat meat.
people in the States do kill dogs and cats and eat them.
The evidence is usually hidden, but the practice does go on, as multiple LCA investigations have revealed.

犬肉は、アメリカのほとんどの州では、未だに完全に合法です。
実際にバージニア州、カリフォルニア州、ハワイ州、ニューヨーク州、ジョージア州、ミシガン州の6つの州だけが、犬と猫の肉を禁止しています。
アメリカの人々は犬や猫を殺して食べます。
犬猫肉食の証拠は普通は隠されていますが、LCA(アメリカの動物愛護団体)の複数の調査が明らかにしましたので、その習慣は続いています。



 アメリカ合衆国では、犬猫の食用屠殺を禁じている州はわずか6州ですが、そのうちのひとつの州がハワイ州です。しかしハワイ州ですら、事実上営利の犬肉工場が有り、犬肉が商業生産されています。アメリカの、犬肉に反対している愛護団体、Fight Dog Meatが、その実態を2017年に明らかにしました。
 同団体のHPから、ハワイの犬肉の商業生産のレポートから引用します。America: Hawaii's Dog Meat Trade Continues 「アメリカ合衆国:ハワイ州では未だに犬肉の商業流通が続いています」。2017年12月5日(ビデオ有り)。


Documented evidence of Hawaii’s dog meat trade going back to 2004 shows stolen pets stabbed in the throat or bludgeoned across the head, then strung up and set on fire while still alive.
There were no gun shot wounds on any of the documented dogs.
Hawaiian dog slaughterhouses are close to residential areas which therefore prohibit the use of firearms to kill the dogs for slaughter.
Hawaii’s dog meat industry saying: “As long as the dog is shot in the head it’s not inhumane.”
Small Breed Dogs and Puppies: butcher places his hand over the dogs face, jamming it’s mouth shut and
covering it’s nasal passages until it blacks out.
With the dog still alive and only momentarily unconscious, the man uses a knife to cut a hole in the dogs throat to drain a bottle of it’s blood to sell to customers for cooking.
With the small dog still alive,he hangs it up and sets fire to it.
Medium to Large Dogs: a bag is tied over the dog’s head and it’s beaten with a club.
Obviously it usually takes a few blows to knock the dog out because the killer can’t see exactly where the top of the dog’s head is, with the bag over it.
Momentarily stunned the dog has a hole cut in it’s throat and a bottle of blood is collected as it regains consciousness.
HR866, the bill makes it illegal to kill, distribute, or sell dogs or cats for human consumption if they’re stolen or strays. It does ‘not’ prevent someone from breeding and farming their own dogs and cats for slaughter for human consumption.
The preamble of the bill states: “A person may consume dog meat in Hawaii if it is from the person’s own dog and it has been killed in a humane fashion.”

2004年に、ハワイで犬肉の商業流通が再開された文書化された証拠では、盗まれて喉が切り裂かれた犬や頭部を殴られた犬、そしてまだ生きている間に火であぶられた犬を示しています。
証拠の文書では、犬はいずれも銃殺はありませんでした。
ハワイの犬の食肉処理場は住宅地に近いので、屠殺で犬を殺すために、銃器の使用を禁じているからです。
ハワイの犬肉業者は、「犬が頭部に打撃を与えられている限り、その屠殺は非人道的ではない」と述べました。
小型犬と子犬:精肉業者は、犬の顔を手で覆い、犬が意識を失うまで鼻腔を塞ぎます。
犬がまだ生きていて、一時的に意識を失っているだけの状態で、屠殺者はナイフを使って喉を切り開きます。
さらに犬が生きている状態で、犬を吊し上げて、火で炙ります。
銃殺は行いません。
中型から大型の犬:犬は袋に詰められて、棍棒で殴られます。
明らかに、通常は犬をノックアウトするためには、数回の打撃が必要です。
なぜならば、犬屠殺者は、犬の頭がどこにあるのか、袋の外からは正確に見ることができないからです。
すぐに犬は喉が切開されて、犬は意識を回復しますが、血液がビンに集められます。
ハワイ州866法案は、仮に犬や猫が盗まれたり捨てられたりしたものであるならば、人が食用とするために犬や猫を屠殺する、流通させる、または販売することを違法にしています。
それは、人間が食べるために犬猫を屠殺のために、自分の犬や猫を飼育し食用とすることを防ぐものではありません(註 全然犬猫の食用屠殺を禁じていないじゃないですか)。
法案の序文には、「ハワイで犬の肉を食べるのは、それが自分の犬で、人道的な方法で殺された場合はしても良い」とあります。



 例えば、このような報道に感動する日本人はアホだと思います。ピョンチャンオリンピックで、アメリカの選手団が、韓国の犬肉屋から犬をレスキューして、アメリカに持ち帰ったというニュースです。
 アメリカ代表が「犬工場」の90匹を救出 持ち帰るのはメダルじゃなくて子犬! (2018年2月26日)。アメリカ人も他国のことよりも、まず自国の犬レスキューを先にしたほうがいいのではないですか(笑い)。


(動画)

 There's nothing more Hawaiian than this plate (Anthony Bourdain Parts Unknown) ハワイの人たちにとっては、この料理以外ありません (アンソニー・ブルダイン 何が入っているか不明な料理) アメリカ合衆国CNN 2015/06/10 に公開
 「ハワイ、マウイ島における、レストランが提供する料理には何が入っているかわからない」としています。犬肉が用いられていることを示唆しているTV番組の予告です。

Anthony Bourdain stops in for a "plate lunch" in Maui.
"Parts Unknown" airs Sundays at 9 p.m.

アンソニー・ブルダイン(註 TVレポーター)氏は、「ランチ料理」の取材のためにハワイのマウイ島を訪れます。
「ランチには何が入っているかわからない」という番組は、日曜日の午後9時に放送されます。




(参考資料)

(*1)
H.R.1406 - Dog and Cat Meat Trade Prohibition Act of 2017 「犬と猫の肉商業取引禁止法 2017年」

 現在、アメリカ連邦議会において、上記の法案が審議中です。内容は、This bill amends the Animal Welfare Act to prohibit people from knowingly slaughtering a dog or cat for human consumption. 「この法案は、人が食べるために、犬や猫を意図的に屠殺することを禁止する動物福祉法を改正するものです」です。現時点では、可決に至っていません(2018年3月9日)。
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あまりにもひどいサイト、ペトこと

「動物に関わる専門家が執筆するメディアです。信頼ある正しい情報を発信することで、ペットが健康に長生きできる社会を実現します」ですが、冗談ですか、それとも「嘘プロパガンダ」の拡散のために読者を騙すのが目的ですか。
御社の記事は、あまりにも嘘偏向、誤りが多く、目を覆います。
ほんの一例をあげます。
https://petokoto.com/514
ドイツにはペットショップがないって本当? 日本と大きく違うペットの迎え方

「日本ではペットを迎える際に一般的なペットショップですが、ドイツにはペットショップがほぼありません」。

約4,100あります(動物保護法 Tierschutzgesetz 11条で生体販売の許可を受けた小売業)。
おそらく人口比で日本より多いです。
もちろん、犬猫も売っています。
ドイツは極めて生体販売ペットショップが発展した国です。
店舗数、店舗規模、取り扱い動物種など、世界で最も進んだ国です。
https://de.wikipedia.org/wiki/Zoofachgesch%C3%A4ft

「ドイツでは、ブリーダーから引き取るよりも保護犬や保護猫から引き取ることが多くあります。それは、各自治体に『ティアハイム』と呼ばれる動物保護収容施設があるからです。700から1000ものティアハイムが存在」

全ドイツのティアハイムの犬の引受は7万頭台です。
https://www.tierschutzbund.de/fileadmin/user_upload/Downloads/dudt-Artikel/dudt_10_5/Rettet_die_Tierheime_dudt_10_5.pdf#search='http%3A%2F%2Fwww.tierschutzbund.de%2Ffileadmin%2Fuser_upload%2FDownloads%2FdudtArtikel%2Fdudt_10_5%2FRettet_die_Tierheime_dudt_10_5.pdf'
さらに、2014年のハノーファー大学による学術調査では、約7万頭でした。
同調査によれば、ティアハイムの犬の殺処分率は3割近くです。
それらを考慮すれば、ティアハイムの犬販売数は5万頭未満です。
一方、ドイツの犬取得数は、年間55万~57万頭との推計値があります。
ということは、9%くらいです。
この数字は、東京都の保健所+保護施設からの犬入手シェアより低いぐらいです。
また、全ドイツの現在のティアハイムの数は、約550です。
https://de.wikipedia.org/wiki/Tierheim

そのほかの御社のサイトの記事は、あまりにも嘘、誤り、偏向が多すぎて目を覆うばかり、酷いの一言に尽きます。
「信頼ある」、「専門家」、「信頼ある」などという仰々しいことを言うサイトに限ってろくなことをしていませんね。
皆さん、頭と精神状態は大丈夫ですか(笑い)。
上記について、正しいと言われるのならば、上記のリンクに対する反証(ドイツの原語の一次ソース)をご回答ください。


↑のコメントを投稿した後は、コメント拒否設定されました。
自浄作用がない組織は腐るだけ。
このような嘘記事も。
このコメントは投稿できていません。
知らぬが仏(笑い)。

https://petokoto.com/592
ですが。
「アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスでは、『8週齢を満たない犬猫の販売、展示をしてはいけない』と法律で定められています」。

犬猫とも、国法(連邦法)で、8週齡未満に犬の販売展示をしてはならないとしているのは(おそらく)フランスだけです。
ドイツとイギリスでは猫の規制なし(イギリスでは例外的に自治体条例ではある)。
ドイツでは「母犬との分離」を禁じているのであって、「展示販売」は禁じてはない。
アメリカでは、犬の8週齡規制があるのは23州のみ。
猫では17州。
https://www.animallaw.info/topic/table-state-laws-concerning-minimum-age-sale-puppies

このサイトの内容があまりにもひどいので、こちらのブログで折々取り上げます。
http://eggmeg.blog.fc2.com/

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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