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オオカミと犬の雑種は殺処分すべきである~ドイツ、チューリンゲン州







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(Zusammenfassung)
Thüringen Sechs Wolfmischlinge sollen getötet werden.
In Thüringen haben eine Wölfin und ein Hund sechs Nachkommen gezeugt - Experten empfehlen die Tötung der Jungtiere.


 昨年のことですが、ドイツ、チューリンゲン州で、自然下でオオカミと犬の雑種の幼体6頭が発見されました。オオカミと犬(野犬、もしくは放し飼いの犬)との自然交配によって生まれたものと思われます。チューリンゲン州は、オオカミの種の保全のために、このオオカミと犬の雑種6頭を射殺処分する方針です。この幼体は、まだ5ヶ月齢です。さらにドイツ連邦政府とチューリンゲン州環境省は、「自然状態にある犬とオオカミの雑種は生態系保全のために殺処分すべきである」と見解を示しています。


 「ドイツ、チューリンゲン州でオオカミと犬との雑種の幼体が見つかり、州は殺処分すべきであるとの方針を示している」ですが。そのニュースソースより、引用します。
 Thüringen Sechs Wolfmischlinge sollen getötet werden. 「ドイツ、チューリンゲン州 6頭のオオカミと犬の雑種が殺されます」。2017年10月23日。


In Thüringen haben eine Wölfin und ein Hund sechs Nachkommen gezeugt - Experten empfehlen die Tötung der Jungtiere.
Es gibt Proteste.
Jäger bekommen Morddrohungen, Tausende Menschen unterschreiben eine Petition.
Sie sind fünf Monate alt.
Trotzdem wird schon über ihren Tod diskutiert.
Weil ihr Vater kein Wolf, sondern ein Haushund sein soll, werden die sechs Jungtiere nun zu einem Problem für den Artenschutz - und angeblich auch für den Menschen.
Gefährdet die Vermischung der Wolf- und Hundegene nach Expertensicht die Wolfspopulation.
Deshalb empfahl das bundeseigene Dokumentations- und Beratungszentrum zum Wolf (DBBW) dem Thüringer Umweltministerium ein schnelles Töten der Jungtiere.
Den Hundebesitzern vor Ort werden Vorwürfe gemacht.
Sie sollten ihre Vierbeiner besser kontrollieren, dürften sie im Wald nicht frei laufen lassen, monieren auch Jäger.

ドイツ、チューリン州では、メスのオオカミが、犬との間に生まれた雑種6頭の仔を育てました- 専門家は、雑種の仔の殺害を勧めています。
それに対する抗議があります。
ハンターは殺すとの脅迫を受け、何千人もの人々が(その仔を殺すなとの)請願書に署名しています。
雑種の仔たちは、まだ5ヶ月齢です。
それにもかかわらず、彼らの殺害がすでに議論されています。
雑種の仔らの父親はオオカミではなく、人に飼われている犬に違いないので6頭の仔は、今や種の保存上(生態系保護の)問題であると言われています、そして人にとっても問題であると。
専門家によると、オオカミと犬の遺伝子が交雑すると、オオカミの個体群が危険(種の保全上)にさらされます。
したがって、ドイツ連邦政府とテューリンゲン州環境省オオカミ諮問センター(DBBW)の文書は、その雑種の幼獣を速やかに殺害することを推奨しています。
現地の犬の飼い主は反発しています。
彼らは4足の友人(犬)をより以上管理しなければならず、犬たちを森林で遊ばせてはならないからで、ハンターにも不平を言っています。



 ドイツは、動物保護とともに、天然資源としての環境保護も憲法に盛り込んでいます。憲法20条aの規定です。これをもって「ドイツでは動物の権利を認めた国だ」という情報が日本では流布されていますが誤りです。解釈上、本条文が「動物の権利を認めた」と解釈することは不可能です。また、ドイツ国内にも、本条文を「動物の権利を認めた」と解釈する学説は見つかりません。日本では、大変誤解されています。
 「環境保護」とは、今回取り上げた事件のように、希少な在来生物の遺伝特性を守ることも含まれます。そのためには、オオカミと犬の雑種の殺処分を厳然と行うことも含まれます。さらに、連邦狩猟法により、犬猫の狩猟駆除をハンターに推奨しているのも、環境保護の一環です。以下に、ドイツ憲法の原文を引用します。


Grundgesetz

Artikel 20a
Der Staat schützt auch in Verantwortung für die künftigen Generationen die natürlichen Lebensgrundlagen und die Tiere im Rahmen der verfassungsmäßigen Ordnung durch die Gesetzgebung und nach Maßgabe von Gesetz und Recht durch die vollziehende Gewalt und die Rechtsprechung.

第20a条
国家はまた次世代に対する責任において、天然資源と動物を憲法秩序の枠組みの中で立法を通じて、法律および行政権と司法により保護する(拙訳。ドイツ憲法は複数の日本語訳があります)。



(動画)

 Seltene Paarung mit einem Hund: Sechs Wolf-Mischlinge auf der Abschussliste 「犬との希な交配 殺処分リストに挙げられた6頭のオオカミ」。2017年10月26日公開。上記の事件を伝える動画です。

Womöglich werden sie erschossen.
Der Grund: Ihr Vater ist ein Hund.

多分雑種たちは射殺されるでしょう。
理由:雑種たちの父親は犬だからです。


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非公開コメント

No title

日本だと「環境保護=動物愛護」みたいな捉えられ方をされることが多く、私自身は正直迷惑しています。

ドイツだけでなく、アメリカでも国立公園などでは環境保護政策として、交雑種の駆除と野生動物への給餌の禁止を行っています。どちらも背景にあるのは人間の社会生活による自然環境への影響をできるだけ小さくしようという思想です。

日本では環境保護思想は人間悪玉論に辿り着くことが殆どですが、そろそろその段階を乗り越えるべきです。野生動物は人間社会に適応しながら生き永らえてきました。野生動物の行動に変化をさせてきたのは確かに人間に原因があります。しかしだからといって人間が悪いんだと言い募るだけで現状を放置すればよいというのは間違いです。外来種の移入や野生動物への給餌のように人間の行動に問題があれば、その行動を制限し、また環境への攪乱要因となった外来種を駆除することが本当の環境保護なのだという思想転換が必要です。

Re: No title

野生動物への餌やり反対 様、コメントありがとうございます。

> 日本だと「環境保護=動物愛護」みたいな捉えられ方をされることが多く、私自身は正直迷惑しています。

私も大変憂慮しています。
かつて、生物多様性国際アジェンダ21が採択された時に、いわゆる「野良猫偏執餌やりさん」がブログで、「私は野良猫の餌やりをして生物多様性に貢献している」と書きました。
それを受けて、掲示板などでは相当バッシングを受けましたが、その方はなぜ批判されるのか、最後までわからなかったようです。

環境保護と動物愛護は、むしろ相反する概念です。
日本でも、動物園から逃げ出したタイワンザルとニホンザルの交雑が問題となり、タイワンザルと雑種を殺処分駆除しました。
それが、ニホンザルの遺伝を守ることにより、日本の生態系(環境)を保護するということです。
その他にも、アライグマやマングースなども苛烈に駆除されています。
外来種から在来の生態系を守ることが、環境保護です。
同様に、ノネコも在来生物に被害を与えているところでは、環境保護の点からは駆除が望ましいのです。


> ドイツだけでなく、アメリカでも国立公園などでは環境保護政策として、交雑種の駆除と野生動物への給餌の禁止を行っています。

世界標準でしょう。


> 野生動物の行動に変化をさせてきたのは確かに人間に原因があります。しかしだからといって人間が悪いんだと言い募るだけで現状を放置すればよいというのは間違いです。外来種の移入や野生動物への給餌のように人間の行動に問題があれば、その行動を制限し、また環境への攪乱要因となった外来種を駆除することが本当の環境保護なのだという思想転換が必要です。

同感です。
外来種の駆除に反対する人は「人間が持ち込んだのが発端であって、外来種には罪がない。だから殺すことは許されない」という論です。
しかし外来種の犠牲になる在来種がいて、その状態を放置することはもっと悪いと思います。
元の状態に戻さなければなりません。

No title

戸川幸夫の名作動物文学『オーロラの下で』ではエスキモー(イヌイット)の橇犬の一匹がオオカミとの間に出来た子を産む下りがあり、そこではエスキモーは強い犬を作る為に、、わざと雌犬を放してオオカミと交配させるとも書かれていました(大抵は犬がオオカミに食べられちゃうそうですが)。

もっとも、この場合の犬は牝犬で、オオカミ犬は自然に放したままにはしません。あくまで強い橇犬を作るのが目的ですから、そのまま自然繁殖はさせません。
記事の件については、殺したくないなら捕獲して飼育しろ。と、言う他ないです。
オオカミと犬の交雑種が蔓延るのが問題なのですから、これらを自然から切り離す以外にやることないでしょうに。

>ハンターは殺すとの脅迫を受け、

ハッキリ言ってバカです。
猟師さん脅迫してるヒマあるんなら、交雑種捕獲しろよと言いたいです。

Re: No title

オキキリムイ 様、コメントありがとうございます。

> 戸川幸夫の名作動物文学『オーロラの下で』ではエスキモー(イヌイット)の橇犬の一匹がオオカミとの間に出来た子を産む下りがあり、この場合の犬は牝犬で、オオカミ犬は自然に放したままにはしません。あくまで強い橇犬を作るのが目的ですから、そのまま自然繁殖はさせません。
> 記事の件については、殺したくないなら捕獲して飼育しろ。と、言う他ないです。

それがそうはいかないのです。
ドイツはオオカミと犬との交配や、オオカミと犬との雑種の輸入、飼育を禁じています。
見つかったらおそらく押収されて強制殺処分になると思います。
オオカミはヨーロッパでは極めて希少な種となっており、ドイツは完全に禁止していますが、ほかの国でも大変厳しい規制があります。
遁走させてオオカミの遺伝特性を損なうことを危惧しているためです。
しかしウルフドッグは、一定数のマニアがいます。


> 猟師さん脅迫してるヒマあるんなら、交雑種捕獲しろよと言いたいです。

それがドイツではできないのですよ。
ドイツの、生態系保全の厳しさを知るべしです。
動物に対して「カワイソウ」な国ではないですから。

No title

なんともったいない。うちに欲しいです(^^;

と言う話は置いておいて(よいしょっと)
犬とオオカミの交雑種はある意味厄介です。通常オオカミの血が濃いほど制御が効かなくなる個体が多いし、臆病です。
巷ではハイパーセンテージのウルフドッグがもてはやされますが、実際には飼いきれなくなって処分、とか他所にもらってもらうとかと言うケースが多いです。
比較的制御の効く個体が多いのはオオカミの血が25%程度の個体です。ロシアで軍用に使われている個体はこの%以下のはずです。サーロスウルフドッグも、チェコスロバキアンウルフドッグもこの%を基にして固定されていると記憶しています。
なので、オオカミの血の濃い個体は一般家庭での飼育はやめたほうが無難です(ウルフアイに憧れる人たちは、ハイパーセントウルフドッグを王傾向がありますが、そもそも純粋のオオカミが全てウルフアイではないですし、逆にローパーセントウルフドッグの中にウルフアイの個体が生まれることがあります)

と、ゴショゴショ言ってしまいましたけど、環境保全のためには外来種の駆除は絶対です。交雑種が増えると言うこと、外来種がのさばると言うことは在来種の絶滅につながりますから。ここのところイマイチわかっていない人が多い気がします。
なので、このオオカミ犬の子犬たちは殺処分されても仕方ないと思います。

しかし、あ〜あ、もったいないなぁ。


Re: No title

昇汞 様、コメントありがとうございます。

> 犬とオオカミの交雑種はある意味厄介です。通常オオカミの血が濃いほど制御が効かなくなる個体が多いし、臆病です。

しかしヨーロッパでは一定数のオオカミと犬に交雑種のマニアがいるようです。
私が知る限り、完全に禁止しているのはドイツだけです。


> サーロスウルフドッグも、チェコスロバキアンウルフドッグもこの%を基にして固定されていると記憶しています。

ご指摘のとおり、チェコスロバイアでは、ウルフドッグのブリーダーもいます。
ウルフドッグが許可されている国でも、飼育に関する規制があります。


> 環境保全のためには外来種の駆除は絶対です。交雑種が増えると言うこと、外来種がのさばると言うことは在来種の絶滅につながりますから。

ヨーロッパで深刻なのは、在来のヨーロッパヤマネコとイエネコとの交雑が進んでいることです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3
「ヨーロッパヤマネコ」
もう手遅れでしょう。
もともとイエネコは、家畜化の過程で、リビアヤマネコとヨーロッパヤマネコを交配させましたから。
日本で誤解されていますが、ドイツのノルトライン-ヴェストファーレン州で猫の狩猟を禁じた理由は動物愛護が目的ではなく、ヨーロッパヤマネコの誤射が多いからです。
犬は引き続き、狩猟対象です。


> なので、このオオカミ犬の子犬たちは殺処分されても仕方ないと思います。

可愛そうですが。
でも外見はよくはないと思います。
父親がラブラドールのようなので。
垂れ耳のウルフドッグじゃ、精悍じゃないでしょう。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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