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太田匡彦氏の「欧米先進国では『(犬猫)8週齢販売規制』は常識」は嘘~犬猫8週齡販売禁止の考察







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(summary)
Table of State Laws Concerning Minimum Age for Sale of Puppies(2017)


 前回記事、TOKYOZEROキャンペーンの「犬猫の8週齡未満販売禁止は殺処分を減らす」は欺瞞~犬猫8週齡未満販売禁止の考察、の続きです。前回記事では、一部の日本の愛護(誤)団体や動物愛護(誤)活動家が、「ペットショップでの犬猫の販売を8週齡未満禁止にするべきである。8週齡未満の販売では犬猫に問題行動が起き、それが飼育放棄につながり殺処分となる。殺処分ゼロのためには8週齡未満販売禁止が必須である」と主張しています。朝日新聞の太田匡彦記者は、その最右翼です。氏は「8週齡未満の犬猫販売規制は欧米では常識」と、朝日新聞で述べています。しかしそれは「嘘」といっても差し支えありません。おそらく犬猫とも8週齡未満の販売禁止をしているのはフランス一国です。犬に限っても、アメリカで8週齡未満の販売禁止をしているのは半数未満の23州です。EUは7週もしくは8週未満の犬の販売規制をしているのは28カ国中19カ国で多くが7週です。9ヵ国は全く規制がありません。


 問題の朝日新聞記者、太田匡彦氏の記事から引用します。幼い子犬・子猫の販売を認める時期 利益優先か、安全性か 太田匡彦・sippo 2017年12月26日(朝日新聞 Sippo)


幼い子犬・子猫を、販売目的で生まれた環境から引き離す時期はいつが適当なのか。
欧米先進国ではとっくに「8週齢(生後56〜62日)」以降という結論が出ている。
16年8月までは「生後45日を経過しない」犬猫、それ以降は「生後49日を経過しない」犬猫について、販売目的で親元からの分離を禁じる動物愛護法の付則がある。
欧米先進国では常識となっている「8週齢規制」。



 上記の記事にあるとおり、日本は動物愛護管理法の附則の定めにより、現在は「生後49日を経過しない」犬猫とも、親元からの分離を禁じています。その上で、朝日新聞の太田匡彦氏は、「犬猫とも8週齡未満の販売規制は欧米では常識である」とし、「(欧米先進国に遅れた)日本は早急に犬猫とも8週未満販売禁止を実現すべきだ」と、朝日新聞記事で述べています。
 では、実際に欧米での犬猫販売に対する規制はどうなっているのでしょうか。まずアメリカについて述べます。Table of State Laws Concerning Minimum Age for Sale of Puppies 「アメリカ合衆国における子犬販売の最低年齢に関する州法の一覧」。2017年現在。アメリカ合衆国における、犬及び猫に関する販売最低年齢の規制がある州と、その週齡を挙げます。


・アリゾナ州 8週齡   犬猫
・カリフォルニア州 8週齡   犬
・コロラド州       8週齡   犬猫
・コネチカット洲   8週齡    犬猫
・フロリダ洲        8週齡   犬猫
・ジョージア州      8週齡   犬
・イリノイ洲      8週齡   犬猫
・インディアナ州     8週齡   犬
・カンザス州      8週齡   犬
・ルイジアナ州     8週齡   犬猫
・メイン州        7週齡   犬猫
・メリーランド州     8週齡   犬猫
・マサチューセッツ州  8週齡   犬猫
・ミシガン州       8週齡   犬猫
・ミネソタ州      8週齡   犬猫
・ミズーリ州       8週齡   犬猫
・ネブラスカ州    8週齡   犬猫
・ネヴァダ州      8週齡   犬猫
・ニューヨーク州    8週齡   犬猫
・オハイオ州      8週齡   犬
・オクラホマ州     8週齡   犬猫
・ペンシルベニア州   8週齡   犬
・テキサス州      8週齡   犬猫
・ユタ州         8週齡   犬猫
・ヴァージニア州    7週齡   犬猫
・ウィスコンシン州   7週齡   犬


 以上をまとめると、アメリカ合衆国における、犬猫の最低販売週齡の規制は、
・犬~8週齡以上とする州は23州である。つまりアメリカ合衆国50州のうち、半数に満たないのです。
・猫~8週齡以上とする州は17週である。つまり、アメリカ合衆国50州のうち、約3分の1です。

 その他、犬の最低販売週齡を7週以上とする州はアメリカでは3州であり、猫の最低販売終齢を7週以上とする州は2州です。さらに、犬猫とも最低販売の週齡を全く定めていない州は、アメリカ合衆国50州のうち、約半数の24週です。対して日本は現在犬猫とも、最低販売週齡は7週と動物愛護管理法の附則で定められています。
 つまり、太田匡彦氏が朝日新聞の記事で書いている「犬猫の8週齡未満販売禁止は欧米先進国では常識である」はアメリカ合衆国には当てはまるとは言い難いのです。犬猫の販売最低週齡規制は、7週齡と国で定めている日本の方が、厳しいと言えるかもしれません。次回以降の記事では、ヨーロッパの、犬猫販売最低週齡のついて取り上げます。ヨーロッパは、さらにアメリカよりも犬猫の最低販売週齡規制が寛容と感じます。結論から言えば、犬猫とも最低販売週齡を8週齡以上としているのは、おそらくフランス一国です(猫の最低週齡販売規制は、ヨーロッパ全体の資料は見つかっていませんので。ご存知の方はコメントください)。EU28カ国のうち、9カ国は犬猫とも最低販売週齡の規制が、全くありません。犬に関しては、19ヵ国は7週ないし8週と定められていますが7週が多いです。8週は、イギリス、ドイツ、フランスがあります(*1)。ヨーロッパに関しては、次回以降の記事で取り上げます。


(動画)

 Puppy Mill Protest at RLB Petland 「ラウンド・レイク・ビーチのペットランド(アメリカ大手の生体販売ペットショップチェーン)でのパピーミル(からの仕入れ)に抗議する」。2015/09/27 に公開
 "pappy sale"「子犬売り出し中(笑い)」の看板が目に付きます。日本では、しばしば「アメリカでは、ペットショップでの犬猫の販売を禁止している」、さらには「アメリカは生体販売ペットショップはない」という、驚愕すべき大嘘を拡散している人がいます。アメリカには、極めて巨大な生体販売ペットショップチェーンが多数存在し、犬猫を売っています。 




(動画)

 puppies at PetLand 「ペットランドにいる子犬」。2013/10/03 に公開
 犬猫の殺処分0へ、宮本亜門さん「生体販売禁止」訴え(2017年10月11日)では、宮本亜門氏は次のように述べています。「(ペットショップの)店頭で蛍光灯に照らされている犬の光景など、海外では見たことがありません」。宮本亜門氏は、前回の私の記事で取り上げた、宮本亜門さん・とよた真帆さんが語る「保護犬・保護猫と暮らす幸せ」、でのイベントでの発言者です。太田匡彦氏とともに同類が群れますね。こんなこと言って恥ずかしくないのでしょうか。アメリカでもフランスでも、閉店後も通りに面したショールームに子犬や子猫を展示して、蛍光灯で煌々と照らしているペットショップがあります。無知蒙昧で口から出まかせを言っているのか、嘘付きなのか。私には理解不能な人たちです。




(参考資料)

(*1)
STS-REPORT SCHWEIZER TIERSCHUTZ STS Auf den Hund gekommen: Illegaler Hundehandel und -import fördern Tierleid und Kriminalität  「STS レポート 動物保護団体STS 犬の飼育:違法な犬の商業取引輸入が犬の苦しみや犯罪を促進させる」。2016年
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ペット販売への意見では無いですが

他人を批判する時に宗教を利用する人がいますが宗教の意味をわかっているのでしょうか?
宗教に対する悪い印象はどこから来るのか考えた事はありますか?
何故マスコミは宗教に対して悪い印象を与えるのでしょうか?
これらを踏まえて何故動物(猫専門なども)に対して権利を認めようと迫る人がいるのか考えてみましょう。
こちらのyoutube音声では典型的な猫愛誤の考え方をうまく説明していると思います。
武田邦彦-アコースティック哲学:徳=利
http://takedanet.com/archives/1069780216.html

私は宗教の勧誘をしているわけではありません。
宗教の意味を理解し、固定観念に囚われずに自由な発想と多くの情報から個人の意見を持つ事を勧めたいと思っています。
宗教は固定観念じゃないのかという意見は宗教を理解していない証拠、既に固定観念に囚われていると思います。

Re: ペット販売への意見では無いですが

流星 様、コメントありがとうございます。

前提として、私は宗教は否定はしません。


> 他人を批判する時に宗教を利用する人がいますが宗教の意味をわかっているのでしょうか?

武田邦夫教授の解釈ですが、「宗教とは絶対的な規範、つまりブレない正義を示すもの」です。


> 宗教に対する悪い印象はどこから来るのか考えた事はありますか?

その変えられない価値観が、異教徒には恐ろしく感じるのです。
それと単なる利害よりも、正義感による行動はより抑制しにくい。
「正義は人を最も残酷にする」。


> これらを踏まえて何故動物(猫専門なども)に対して権利を認めようと迫る人がいるのか考えてみましょう。

一種のカルト(狂信的宗教)が教義として示している正義だからです。
先鋭的な動物愛誤は宗教に似ています。


> こちらのyoutube音声では典型的な猫愛誤の考え方をうまく説明していると思います。
> 武田邦彦-アコースティック哲学:徳=利

ご指摘は当たっているところがあります。


> 宗教の意味を理解し、固定観念に囚われずに自由な発想と多くの情報から個人の意見を持つ事を勧めたいと思っています。
> 宗教は固定観念じゃないのかという意見は宗教を理解していない証拠、既に固定観念に囚われていると思います。

同意します。
ところで、原理仏教は「絶対」を否定しています。
つまり固定観念を戒める。
それがブッダの教え、原理仏教を宗教ではないとする人もおり、どれが根拠ですが。
宗教によっても考え方が異なります。

返信ありがとうございます

私が考える宗教の意味は「基本的な考え方・哲学」です。宗教は悪や正義を意味するものではなく人間が考える事に正しい事は無いと悟る事にあると思っています。どんなに情報を集めても正しい事を知る事は出来ない、それは人間が自分の五感を通してしか物事を捉えることが出来ない欠点があるから。
人によって考え方は異なるので他の人はどうかわかりません。一休さんのような高僧をヘリクツ言いのクソ坊主とおっしゃる人もいます。
そして宗教=哲学が無い人は議論が出来ないという問題があります。自分は○○が正義だと言う人に根拠を聞いても哲学が無ければ納得の行く答えは返ってきません。マスコミが宗教をデスる理由はここにあると私は思います。マスコミ(指示者が別にいる可能性はあと思われる)が洗脳装置だとすれば納得行くと思います。
武田教授の別のyoutubeにも議論の出来ない日本人の話題があります。
先鋭的な動物愛誤は宗教に似ているかもしれません。しかし、彼らには哲学がありません。いや哲学を持っていてそれを悪用していると言えると思います。それが「正義は人を最も残酷にする」と言う部分に顕著に表されると思います。
一般的な動物愛誤は議論が出来ないあたりは同意していただけると思います。教えられた事を繰り返しているだけで科学的な理由や根拠が希薄に見えるからです。
宗教を信じる必要はありませんが、宗教の意味を理解しないと自分を律する事が出来ません。自分の行動に理由が無いとすればそれがどんなに怖い事か知る必要はあると思います。

Re: 返信ありがとうございます

流星 様

> 私が考える宗教の意味は「基本的な考え方・哲学」です。

私は、ブッダの教えは厳密に言えば宗教ではなく、哲学だと思っています。
しかし信者に考えることを求めない、信じることのみ求める宗教もあります。


>宗教は悪や正義を意味するものではなく人間が考える事に正しい事は無いと悟る事にあると思っています。

それは仏教では当てはまるでしょう。
しかし一神教の多くは、「考えること」ではなく「信じること」です。
カルトは特にその傾向が強い。


> そして宗教=哲学が無い人は議論が出来ないという問題があります。自分は○○が正義だと言う人に根拠を聞いても哲学が無ければ納得の行く答えは返ってきません。

だから「カルト」信者とは議論ができないのです。
「教義は絶対正しい、正義である」。
それ以上議論はできません。
「ドイツは殺処分ゼロである」、「ドイツにはペットショップがない」。
でも、このような「行政は犬を押収して強制的に殺処分する権限がある」いうドイツの州法がありますよ。
「ドイツのペットショップのHPがインターネット上に公開されて世界最大だ、犬猫も売っている」と書かれていますが。
「それは教義に反する。邪悪なうそだ」でおしまい。


>マスコミが宗教をデスる理由はここにあると私は思います。

宗教もいろいろ。


> 先鋭的な動物愛誤は宗教に似ているかもしれません。しかし、彼らには哲学がありません。

だから「カルト」なんです。


> 一般的な動物愛誤は議論が出来ないあたりは同意していただけると思います。教えられた事を繰り返しているだけで科学的な理由や根拠が希薄に見えるからです。

それは同意します。


> 宗教を信じる必要はありませんが、宗教の意味を理解しないと自分を律する事が出来ません。

宗教は定義によって、その範囲が変わると思います。
いずれにしても、私は自ら考えることが必要だと思います。

困ったものですね

政治面であれば新聞社ごとに旗色があるのは読者も知っての通りでしょうけど、
さすがにその読者も動物愛護(誤)に関することまで
適当なことを書いてるとは思ってもないはずです。
大半の読者、特に高齢者はネットに疎く
新聞報道を鵜呑みにする傾向がありますから
朝日新聞には是非検証してほしいものです。

Re: 困ったものですね

ー様、コメントありがとうございます。

> その読者(大手新聞)も動物愛護(誤)に関することまで
> 適当なことを書いてるとは思ってもないはずです。

そうです。
だからこそ、「ドイツでは殺処分ゼロ」、「イギリスやドイツでは生体販売ショップがない」などという、少し考えればありえない荒唐無稽な嘘情報が、真実として定着し続けてきたのです。
すこしまえは、NHKが堂々と「スイスでは生き物の売買を禁じている」という、卒倒するような大嘘情報を堂々と放映していました。
それを受けて「スイスは素晴らしい動物愛護先進国」と、その番組を盲目的に拡散する人が続出しました。
地球上で、「生き物の売買を禁じている国」はひとつでもありますか。


> 大半の読者、特に高齢者はネットに疎く
> 新聞報道を鵜呑みにする傾向がありますから
> 朝日新聞には是非検証してほしいものです。

朝日新聞の、Sippoの記事はひどいです。
最近も、滝川クリステル氏が、「欧米では生体販売を禁止しているところも多いです。例えばドイツではお店で動物は売られていません」とやらかしています。
氏は、日テレBSで同様の発言をしており、私は再三の抗議をしています。
ですから氏は、嘘を承知で、嘘発言をしています。
https://sippolife.jp/column/2017122100002.html

No title

本来、犬猫について8週齡未満を販売禁止にするかどうかは動物行動についての臨床研究から導き出されるべき問題のはずです。仮に8週齡未満で親から引き離されると異常行動をとるという結果が出ているなら、それを理由としたほうが説得力があるわけで、わざわざ海外の制度を参考にする必要はありません。結局海外の制度を殊更に持ち出してくるのは8週齡未満で親から引き離されると異常行動をとるという確たるデータが無いからなのではないでしょうか。

Re: No title

野生動物への餌やり反対 様、コメントありがとうございます。

> 犬猫について8週齡未満を販売禁止にするかどうかは動物行動についての臨床研究から導き出されるべき問題のはずです。

もちろん、8週齡未満販売禁止を強行に主張している一派は、研究者の著作を提示しています。
朝日新聞のSippoなども盛んに取り上げています。
https://www.env.go.jp/council/14animal/y143-04/mat03.pdf#search=%27%E5%93%BA%E4%B9%B3%E9%A1%9E+8%E9%80%B1%E9%BD%A2%E6%9C%AA%E6%BA%80+%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB+%E8%AB%96%E6%96%87%27
ジェームス・サーベル著
「The Domestic Dog -its evolution, behavior and interactions with people」

馬鹿の一つ覚えでね。
こちらでは、「8週齡未満で犬猫を母親親から離すと問題行動か起きる」という学術論文をいくつか取り上げています。
しかし、その上記の仮説に反する論文も実は多く有ります。
それは後に、連載で取り上げます。
例えば、TNRには野良猫減少効果があるとする論文も有りますが、その10倍ぐらいの数で効果を否定する論文があります。
それと同じです。


>仮に8週齡未満で親から引き離されると異常行動をとるという結果が出ているなら、それを理由としたほうが説得力があるわけで、わざわざ海外の制度を参考にする必要はありません。

上記のサーベル教授の著作では、そのように述べられています。
しかしそれが正しいければ、8週齡未満で母犬との分離を禁じた国では、咬傷事故という「犬の問題行動の最たるもの」が少ないはずです
つまりその著作で取り上げられた論文の信ぴょう性に問題があるということです。
ジェームス・サーベル教授のこの著作は、収録した論文に「偏向があり正確性にもかける」という学会の批判もあります。
また実験では、母数が極端に少ない。


>結局海外の制度を殊更に持ち出してくるのは8週齡未満で親から引き離されると異常行動をとるという確たるデータが無いからなのではないでしょうか。

そういうことでしょう。
しかし家以外の制度を持ち出しても、正確性にかける人たちです。
例えば「アメリカでは8週齡未満の犬猫販売を禁じている」ですが、連邦法では規定がありません。
州においても犬では半数未満、猫では3分の1です。
恥の上塗りです。

No title

2018-1-27
流星様
【宗教は固定観念じゃないのかという意見は宗教を理解していない証拠、既に固定観念に囚われていると思います。】
僭越ながら「宗教を理解していない証拠」【】内のお言葉が 固定観念とも解されるように感じます
理解とは何かと考えた時 各人の脳内の処理能力に掛かってくることだと感じます
私の能力では「宗教」は不可解な思想と感じてしまいます
自分が信じる宗教が最高でなければ 宗教の価値はないと言えるでしょうから 他を一段低く見ることは当然のことではないかと思うのです
さもなければ 「勧誘」等 (失礼であればごめんください) お誘いという行為はしないはずです
宗教が分派を繰り返すことも 既存宗教に信仰のない私には奇異なことです
絶対正しい教えが時代で 人によって変化して分派を作り 争いも生ずるとは 不思議です
宗教は争いを起こし 時には戦争に至りますが 宗教だけの教理によって 争い 戦争をなくした歴史は無いように感じます
営利宗教と感じることもあります
計り知れない宇宙の不思議があるので 私の中では 一人教祖 一人信者の漠然とした 不思議と共に自然の力を信じることがあります
ご無礼致しました

No title

2018-1-27 S,Maコメント
【だからこそ、「ドイツでは殺処分ゼロ」、「イギリスやドイツでは生体販売ショップがない」などという、少し考えればありえない荒唐無稽な嘘情報が、真実として定着し続けてきたのです。】
この人たちはこれらの誤認情報提供によってどのような利益があるのでしょうか?
ご自分の中の「脳内ドーパミン」を増やすことでご満足なのか?
これらの情報を目にし 耳にする大衆を余程蔑視しているのか?
情報が売れることで収入が増えることが目的なのか?
鵜呑みで信じる大衆も悲しいことですが 「疑い」を持たれることもなく 寄せられているコメントは「礼賛」ですね
この度の「ピースワンコ」問題 NHKクローズアップ現代の取り上げは 不備もありますが 新たな関心を呼んだことも確かですね
7億費やして ネグレクトの動物が増えたということは 余りにも 「もったいない」 すぎます
それでも 「ピースワンコ」は いいことをしていると評価される人々もおられるのでしょうね
寄付は自由意志ではありますが 悪の温床となる危険性もはらんでいます
関西の各地で 「不幸な動物をすくうために」と言って 雇用した人を立たせて街頭募金をしていた輩がいました
糾弾すると 「不幸な人を救う」に変えていたようですが 募金に立たされた 雇われの若い人は良心の呵責と 雇用主に対する恐怖を感じていた様子でした
警察に通報しなさいと助言しましたが 私が繁華街に出る回数が減ったこともあって最近の様子は不明です
募金という「善意」が 悪を生むツールとされていることを社会の人々は知っていただきたい
無論 社会貢献に利する活動をされておられる人々の「募金活動」もありますから 見極めていただきたいですね
募金をされる前に できるだけ ネットでも計理報告は正常であるのか? 
施設概要はどのようになっているのか程度のことは確かめていただきたいですね
野田総務大臣の名が 顧問の名に挙がっている団体の 経理報告はネットで見る限りはあいまいです
自分の名がどこで どのように使われているのかを 把握されないお方が 総理候補?
これで日本が立派な国になれますか?
甚だ心細いことです

Re: No title

ー様

こちらは宗教を論じるブログではありませんので、ごく簡単にお返事します。
私自身、宗教には詳しくありませんので。


> 【宗教は固定観念じゃないのかという意見は宗教を理解していない証拠、既に固定観念に囚われていると思います。】

基本的な「教義」は同じです。
キリスト教徒ユダヤ教は聖書、イスラム教はコーランです。
しかし後世の解釈で幅があるということだと思います。


> 私の能力では「宗教」は不可解な思想と感じてしまいます

私は宗教は否定はしません。
かと言って特定の宗教の敬虔な信者でもありません。
歴史的に見て、宗教が文化の発展に及ぼした影響は無視できません。


>他を一段低く見ることは当然のことではないかと思うのです。
仏教では、解釈によxっては、モーゼもイエスキリストもムハンマドも「三世諸仏」です。


> 宗教が分派を繰り返すことも 既存宗教に信仰のない私には奇異なことです

先に述べた通り、原典の解釈の相違もあります。


> 営利宗教と感じることもあります

そのような弊害もあるでしょう。


> 計り知れない宇宙の不思議があるので 私の中では 一人教祖 一人信者の漠然とした 不思議と共に自然の力を信じることがあります

そのような、見えないものを畏れることも、一首の宗教心かもしれませんよ。

Re: No title

松田早苗様、コメントありがとうございます。

このコメントは、こちらでの読者様「へなころ」様の、次のブログ記事に対するコメントへのレスです。
http://s-ma.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/2018-1-24nhk-37.html

松田様には、いろいろとご忠告指導をいただき、ありがとうございます。
こちらのブログも、一日当たり総アクセス数が8,000を超える事となり、読者様支持者様には感謝申し上げます。
ブログをはじめた当初は、これほどアクセスが伸びると思いませんでしたし、行政機関や国会機関、マスメディア、研究機関大学などからのアクセスも想定していませんでした。
昨日も、多くの行政機関、東京大学をはじめとする大学研究機関からのアクセスが有り、感謝しています。
思うに、家以外の動物愛護関係の(特にドイツ)資料をそのままの形で提供するサイトは、ほかに見当たりません。
それが本ブログの存在意義なのかと。
ブログを始めた頃は好き勝手言いたい放題していましたが、今後は言動にも注意していきたいとおもいます。

追記

名無し様コメントありがとうございます。ご指摘の点その通りでございます。
私の宗教の考え方は井筒俊彦氏の哲学を元にしています。
wikipedia-井筒俊彦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E7%AD%92%E4%BF%8A%E5%BD%A6
一般的な3大宗教から見て井筒俊彦氏の思想は宗教の範囲に入らないとも言われます。
私は宗教研究家ではありませんので個別宗教の特色などはわかりません。それぞれ独特の哲学を持ってるように感じる程度です。さまざまな宗教に対して批判しようという気はありません。

現代社会において議論が無くなった事が危機的状況ではないかと感じます。民衆に親しみやすい宗教でもあれば多くの人が哲学的に考え議論が出来るようになるかもしれないと考えています。

追記2

宗教の話は横道にそれるので他の例を出します。
日本銀行発行の一万円札に一万円の価値がある理由を考えてみてください。「日本銀行が一万円札に対して一万円の価値を保証している」という正解を答える人はどのくらいいますか?正解の意味を考えて一万円を使用している人なんてほとんどいないでしょう。一万円の価値の信用の出所はどこなんでしょうね?宗教でしょうか?
同じように動物愛誤の「殺処分してはならない」理由はどこにあるのでしょうね?環境ですか?法律ですか?
私は正解を必要としません。各個人が意見を持っていただければそれでいいです。

Re: 追記2

流星 様

> 日本銀行発行の一万円札に一万円の価値がある理由を考えてみてください。

お金(紙幣貨幣)は、経済学では、日本銀行に対する債権証書です。
つまり日本銀行に対する「貸付証文」。
例えば小切手や手形は市場で流通します。
日本銀行券はそれより発行者の信用度が高いですが、基本的には同じです。
ですから、日銀のバランスシートでは、通貨発行額が「負債」に計上されています。
これは客観的な正解が得られる事実ではありますが、中央銀行の信用が喪失すれば、通貨に対する不安が生じ、流通も困難になります。
「価値」においては絶対的ではありません。
日本は過去に預金封鎖もしていますから。


> 同じように動物愛誤の「殺処分してはならない」理由はどこにあるのでしょうね?環境ですか?法律ですか?
> 私は正解を必要としません。各個人が意見を持っていただければそれでいいです。

「殺処分してはならない」は、主観的な主張(意見)です。
対して「殺処分は必要である」も、主観的な主張(意見)です。
主観的な主張は絶対解がありません。
どちらも正しいと言えますし、どちらも誤りであるとも言えます。
だから「正義(主観的な主張=意見)は人の数だけある」のです。

それに対するのは、「客観的な事実」です。
客観的事実とは、利害関係のない第三者も認める事実のこと。
例えば「ドイツには犬の公的殺処分がある」は客観的な事実です。
客観的事実は、主観的な主張(意見)とことなり、それ自体独立した存在です。
また相反する客観的事実は、同時に存在しえません。

例えば、「殺処分は正しい」、「殺処分は悪である」。
これらは相反する主観的な主張(意見)ですが、同時に存在することができます。
「ドイツには犬の公的殺処分がある」と、「ドイツには犬の公的殺処分がない」はどちらも客観的事実であって、これらの相反する客観的事実は同時に存在しえません。
「ドイツには犬の公的殺処分がある」が正しければ、「ドイツには犬のは公的殺処分がない」は、誤りです。

私はSNSにも参加していますが、「主観としての主張」と、「客観的事実」と混同している、もしくは意図的に混同して論点をすり替えようとする人がいます。
「主観としての主張(意見)」と、「客観的事実」を区別してくださいと、私は繰り返し言っています。
「ドイツには、各州に犬を強制的に殺処分する制度が有り、全州で根拠法が有り、犬の公的殺処分数が州統計である」は、客観的事実です。
それを「まあ、いろいろなご意見がありますから」と応じる人がいます。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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