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リードを放したというだけで犬を警察官に射殺された飼い主の悲痛~ドイツ、ベルリン



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(Zusammenfassung)
Leinenpflicht in Deutschland
・Wird dagegen oder gegen den Leinenzwang in der genannten Zeit verstoßen, können Geldbußen bis zu 25.000 € drohen.
・Jäger dürfen Hunde dann abschießen, wenn sie sich nicht innerhalb der Einwirkung ihrer Halter befinden.
・Wer seinen Hund entgegen dieser Vorgabe(eine generelle Leinenpflicht)an den genannten Orten frei laufen lässt, riskiert nicht nur eine Geldbuße, sondern muss sogar mit der Einziehung des Hundes rechnen.
・Darüber hinaus können freilaufende hunde von Polizisten erschossen werden.


 前回記事、極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺、に関連する記事です。前回記事では、ドイツ連邦共和国では、全州で犬のリードが義務付けられており、違反者には・5,000ユーロ(日本円で約65万円)から2万5,000ユーロ(日本円で約325万円)の罰金、・行政による犬の押収(殺処分されることもありうる)、・ノーリード(*1)の犬は、ハンターが射殺することが合法、むしろ法律で推奨されている、・さらに警察法指針では、ノーリードの犬が公共の場にいる場合は射殺することを職務として定めていることを書きました。前回記事では、・バーデン=ヴュルテンブルク州、・バイエルン州、・ベルリン州、・ブランデンブルク州の、犬のリード義務を取り上げました。今回は、ベルリン州で「リードを外したというだけで愛犬を警察官に射殺された飼い主」の悲痛な、FaceBookによる抗議を取り上げます。

(*1)「ノーリード」は、和製英語で通じません。私がこのワードを用いるのは、あまりにも日本で定着しており、このワードで検索する方が多いからです。


 2015年に、ベルリン州の公園で警察官が犬を射殺しました。犬の飼い主は、犬を池で水浴びさせようとしてリードを外したところ、その直後に警察官が犬を拳銃で射殺しました。犬は、何ら危険な状態とは言えませんでした。警察官が本事件で犬を射殺した理由は、まさに「リードを外したから」というだけしか考えられません。
 2015年に本事件はが発生した直後は、警察への批判や、ドイツでの警察官による積極的な犬の射殺についての議論が盛り上がりました。かなりの割合で、ドイツの世論は、「警察官が積極的に市中で犬を射殺すること」、それが単に「リードをしていなかった」という理由であっても、支持していました。事実、本事件の発生前の数年間で統計でも、ドイツ国内においては、警察官が市中で犬を射殺する件数は増えています(*2)。また、報道される件数も増えていると感じます。この事件を、私はかつて記事にしています。

(*2)
Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計」(2016年)。
「ドイツ連邦共和国内における、「動物と財物」に対する発泡件数は、2015年では11,901件。その多くは犬と考えられる」。

警察官がノーリード(オフリーシュ)の犬を射殺することに対するドイツの世論
続・警察官がノーリード(オフリーシュ)の犬を射殺することに対するドイツの世論
続々・警察官がノーリード(オフリーシュ)の犬を射殺することに対するドイツの世論

 この事件においては、愛犬を射殺された飼い主、マルク・ジーメルス氏が、FaceBookで抗議しています。犬の飼い主ご本人の、FaceBookの該当するTLは削除されましたが、マスメディアにその記述内容がそのまま残っています。この、愛犬を警察官に射殺された飼い主の悲痛さが伝わってきます。
 Polizist erschießt Hund - Besitzer schimpft auf Facebook 「警察官は犬を射殺する-犬の飼い主はFaceBookで抗議しています」。2015年8月12日、より、愛犬を警察官に射殺された、マルク・ジーメルス氏のFaceBookのTLの投稿文(*3)を引用します。

(*3)オリジナルの、犬の飼い主の、マルク・ジーメルス氏のFaceBookはこちら。引用したTLは削除されています。最近の更新はありません。Marc Siemers


### BITTE TEILEN###
# LIEBEVOLLER HUND ERSCHOSSEN #
Mein Hund "Danti" wurde gestern (10.08.2015) von einem offensichtlich überforderten Polizisten im Volkspark Humboldthain erschossen.
Ich möchte auf diesem Weg mein Schweigen brechen und die wahre Geschichte erzählen.
Dieser machte sich gestern Mittag auf den Weg in den Volkspark Humboldthain um den beiden Hunden eine Abkühlung zu verschaffen.
Als er die Hunde los machte, damit die Beiden sich ein wenig erfrischen können, rannten sie zur Wasserstelle.
Es waren schließlich über 30°C.
Plötzlich schrie ein Polizist sofort los, dass er die Hunde wieder an die Leine nehmen soll.
Diese Möglichkeit bot der Beamte meinem Freund allerdings nicht.
Eine Sekunde später war mein Danti tot.
Hingerichtet, aus 25m, von einem sogenannten "Ordnungshüter".
Ich möchte auf diese Weise die Geschichte ins rechte Licht rücken und versuchen vielleicht noch ein paar Zeugen zu finden.
Anmerkung: Hunde werden rechtlich immer noch als "Gegenstände" bewertet.
Wir sollten alle gemeinsam dafür sorgen das dies geändert wird.
Marc
❤ DANTI, WIR VERMISSEN DICH ❤

###シェアをお願いします###
#愛する犬が射殺されました#
私の犬「ダンティ」は、フォルクスパーク フンボルターンで、明らかに残酷な警察官によって昨日(2015年8月10日)射殺されました。
私は沈黙を破り、真実を伝えたいと思います。
フォルクスパーク フンボルターンに、2頭の犬を涼ませるために向かった昨日の昼頃でした。
犬たちを少しリフレッシュさせるために、犬たちのリードを解き放すと、犬たちは池にむかって走りました。
気温は30度を超えていました。
突然警察官は、直ちに犬をリードにつなげと叫びました。
警察官は私の友人(犬たち)に、猶予を与えませんでした。
1秒後には、私の「ダンティ」は死んでいました。
25m離れた位置から、いわゆる「法の執行(註 犬の射殺)」が実行されたのです。
私はこの場でもって、この出来事を目撃したであろう、何人かの証人を探してみたいと思っています。
注意:ドイツでは、犬はまだ法的には「単なる物、物体」として評価されています。
私たちすべてが、それを変えるために協力しなければなりません。
マルク
❤ダンティ、私たちはあなたを失ってしまった❤



(画像)

 本事件を報じる、Beamter fühlt sich bedroht Polizei-Streife erschießt Hund" 「警察官は脅威を感じていました パトロール中の警察官は犬を射殺しました」。2015年11月8日の記事より。警察官に「リードを外した」という理由だけで飼い主の目の前で射殺された、「ダンティ」の死体を片付ける、ベルリン警察の警察官。

ダンティ


(画像)

 画像は、ツイッター、のスクリーンショット。次から次へと、知ったかぶりのドイツ通(痛)、脳内妄想ドイツ在住者が限なく出てくるのも、日本の動物愛誤の特殊性(後進性)でしょう。精神病院の閉鎖病棟の患者さんたちの会話といったレベル。
 ところで、私が野良猫を殺害した被告人の温情判決署名の発起人ということが拡散されていますが、私とは別人です。この発起人の方の主張に同意できるところがありましたので署名はしました。
 私でしたら、必ず諸外国との法制度を取り上げます。日本の動物愛護管理法では、特定の動物は非占有、さらには無主物であっても、占有物と同位の保護を受けますが、それは国際的に例外です。ドイツなどでは、非占有の犬猫は動物保護法(独 Tierschutzgesetz)の保護を受けません。ドイツにおいては、非占有犬猫の殺害そのものの刑事処罰はありません。またアメリカと異なり、ことさら残虐な殺害を重く罰する、動物虐待条項(Animal Culuty)もありません。


Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
(ドイツは)人権よりペット権が尊重される国ですよ(註 その根拠となる法令と該当する条文を原語で挙げてください。さらにその法令に基づく判例、制度の具体例を挙げてください)。
動物虐待の弁護材料にドイツを持ち出すのはお門違いです。
騙されないで下さい。

じゅにぺこ‏ @happy_junie Sep 13
外出時、ドイツではペットを首輪などで繋いでいないと警察が銃で殺処分してしまうと他者(動物虐待愛好家)に聞きました(註 首輪をして飼い主明示をしていても、人の占有下にない犬は徘徊している状態では、警察官に射殺されます。また首輪をしていてもリードから放れて人の管理下にない犬猫は、狩猟法に則れば射殺しても合法です。現に目立つ首輪をした犬を民間人ハンターが射殺して、無罪になった判例もあります(*1))。
また、別サイトでも野良の動物は法律により銃殺処分だとありましたが本当なのでしょうか(註 先に述べましたとおり、飼い主がいると判別できる犬猫であっても、人が占有していなければ、ドイツでは狩猟駆除が推奨されています。そのような規定がある「野良の動物」は、犬猫だけです。ドイツでの犬猫の狩猟駆除数は、高位推計で50万頭近くです。人口比で日本の公的殺処分の10倍よりはるかに多いです。ただし行うのは多くは民間人ハンター。それとは別に、行政が咬傷犬や禁止犬種を押収して強制的に殺処分する州法がドイツ全州にあり、行政が行う犬の殺処分も相当あります。その場合は、麻酔薬を用いた安楽死が採用されます(*2))。

Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
こっちの犬って躾が行き届いているんです(註 ドイツの犬の咬傷事故は人口比で日本の10倍です(*3)。躾が行き届いているとは、人を咬まないことが最も重要だと思いますが?)。
森を散歩してると、繋がれていない犬が幸せそうに歩いたり、飼い主と遊んだりしています(註 リードをしていなかった為に、飼い主から3mの距離で射殺された犬がいましたが、ハンターの行為は合法とされ刑事訴追されませんでした(*4))。
誰にも迷惑かけていませんし、阻む権利は誰にもありません(註 あまりにもひどい嘘情報で呆れます。情報を不特定多数に対して発信するのであれば、責任を持つべきです。例えばノルトライン=ヴェストファーレン洲では、森林で犬にリードをしなければ、最高で罰金2万5,000ユーロ=325万円です。その他の州でも、ドイツには全州で、州法で犬のリード義務を定めています。行政が犬のリードを強制しています。リードをしていなければ行政が犬を押収して、殺処分する権限があるヘッセン州もあります(*5)。民間人ハンターが犬猫を射殺しても合法ですしその数は高位推計で50万頭近くです。ドイツの警察官が犬などを射殺する数は年間1万頭以上です。都市部より、自然保護区の森の方が、犬のノーリードに対しては厳しい措置が取られます。あなたは現実のドイツには住めません。脳内の妄想ドイツの住民です。有害な嘘情報を公にせずに、精神科に診てもらうことをお勧めします)。


maimai.jpg


(*1)
Gerichtsurteil Hund wurde zu Recht erschossen 「判決 犬は合法的に射殺されました」。2015年10月28日。
ドイツで、首輪をした犬を射殺して、飼い主に無断で犬の死体を廃棄して無罪になったケース。

(*2)
Lesefassung des Hundegesetzes von Berlin 「ベルリン州 犬に関する法律」

「禁止犬種、危険な犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある。殺処分の費用と死体処理費用は飼い主が負担しなければならない」とされています。

§ 30 Anordnungsbefugnisse
(9) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass
auch in Zukunft von dem Hund eine konkrete Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Kosten der Tötung und der Tierkörperbeseitigung hat die Halterin oder der Halter des Hundes zu tragen,bei herrenlosen Hunden die letzte Halterin oder der letzte Halter.

30条 行政の強制力
(9)権限のある当局は、その事実が正しいと仮定される場合は、犬の殺害を命ずることができる。
将来的にその犬が人または動物の生命や健康へまさに危険をもたらす可能性がある場合。
犬の殺処分と死体処理のコストは、飼い主か管理者、徘徊犬(野良犬、捨てられた犬)は、最後の飼い主または管理者が負担しなければならない。


(*3)
Keine Frage der Rasse Verhalten von "Kampfhunden" oft anerzogen 「犬の品種特性は疑いの余地がありません 闘犬としての行動はしばしば教え込まれています」。2016年5月23日。
ドイツにおける、犬の咬傷事故件数は年間約35,000件で、人口比で日本の10倍。

(*4)
Hund 3 Meter neben seinem Halter erschossen 「ハンターは、飼い主から3mしか離れていない犬を射殺した」。2015年2月。
飼い主から3mしか離れていない犬を射殺したハンターは、その犬にリードをしていなかったために刑事訴追を受けなかった例。

(*5)
Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツの犬のリード義務」。2016年。

(*6)
Rodorf.de Polizeiliches Grundlagenwissen für Studium und Praxis 「ノルトライン=ヴェストファーレン州 警察法指針」こちらはノルトライン=ヴェストファーレン州警察法指針ですが、全州に同様の警察法があります)。
「公共の場で飼い主の管理下にない犬は、警察官が射殺して安全を確保するのは職務である。その場合は、ドイツ連邦民法90条aの規定により、警察は民事上の損害賠償責任を負わない」とする、警察法の運用指針。

(*7)
Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計」(2016年)。
「ドイツ連邦共和国内における、「動物と財物」に対する発泡件数は、2015年では11,901件。その多くは犬と考えられる」。

ドイツ 警察官による犬などの射殺数 (640x258)

(その他)
日本語しか読めない、maimaiさんやじゅにぺこさんなどの小学生のために。
先進国って何? (七)  ドイツ篇 その一 合法的に駆除される飼い犬・飼い猫 ードイツ連邦狩猟法 青島 啓子 
国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況  
(註 上記2件の資料においても、ドイツの犬猫狩猟駆除に関して述べられている。しかしこれらの資料は、ドイツにおける、犬の公的殺処分について触れられていない。読者に「ドイツには犬猫の狩猟駆除はあるが、公的殺処分はない」と誤解させる点では劣る資料である)。

 maimaiさんの、「(ドイツは)人権よりペット権が尊重される国ですよ」とは随分状況が異なるようですが?maimaiさんは妄想がひどすぎませんか。
 maimaiさんは、「リードを外しただけで愛犬を警察官に射殺されてしまった」、マルク・ジーメルス氏にメッセンジャーで問合わせてみられたらいかがでしょうか。ドイツ語ができる、愛誤ではない方に、メールの文面を訳してもらいましょう。maimaiさん以外の方でも、FaceBookで直接お尋ねになってはいかがでしょうか。


(画像)

 あきれたNHKの、赤恥大嘘番組。「2012年11月1日の地球イチバン 地球でイチバン ペットが幸せな街~ドイツ・ベルリン~」。これほど酷い大嘘、偏向番組を垂れながして、外交問題にならないか私は心配しています。この番組でも誤りを数十回NHKに問いただしました。この番組の内容は、90%以上が大嘘、しかも正反対の大嘘です。例えば「ドイツではペッショップにペットはいない」ですが、ドイツは、人口比で日本より生体販売ペットショップの数が多いです。また犬猫も売っています。
 maimaiさんなどの、ドイツ在住者(もしくは妄想ドイツ在住者)のドイツの動物愛護情報は、このような日本のメディアによる情報の丸写しです。対して、現実のドイツの法令や統計、マスメディアや政府広報による情報は、ひとつも伝えていません。本番組のHPから。

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と言うか

人の近くの獲物を銃で撃つって、人に当たったらって怖くて私ならできません。
そっちの方が気になります。

犬の射殺は結構どこの国でもあるみたいですね。
イランでも狂犬病ワクチンを接種した犬は特定の首輪をしますが、それでも野犬狩りでは撃ち殺されるんですよね。
射殺はお手軽な方法なんでしょうね。

Re: と言うか

昇汞 様、コメントありがとうございます。

ドイツでは、リードをしている犬や飼い主から3メートルしか離れていない犬をハンターが売った事件がありますたが、人に当たらなかったのは幸運でした。


> 人の近くの獲物を銃で撃つって、人に当たったらって怖くて私ならできません。

この、リードを放した犬を警察官が拳銃で撃った事件ですが、警察官の言い分は異なります。
飼い主に「犬にリードをつけろと指示したところ、犬が攻撃してきたので撃った」としています。
私見ですが、警察官の言い分に分がありそうです。
短銃の命中率はたいへん悪く、実用の射程距離は7m程度とされてます。
飼い主の主張、「25mの距離から警察官が拳銃で犬を撃って即死させた」はまずないと思います。
ましてや公園ですので、流れ弾が人に当たるかもしれない25mという距離では、警察官は撃たないと思います。


> 犬の射殺は結構どこの国でもあるみたいですね。
> イランでも狂犬病ワクチンを接種した犬は特定の首輪をしますが、それでも野犬狩りでは撃ち殺されるんですよね。
> 射殺はお手軽な方法なんでしょうね。

私はドイツのFaceBookのグループに参加していますが、頻繁に「犬の射殺駆除反対」の署名が回ってきます。
イランのこともニュースで知っていますが、最近はエジプトとヨルダンの銃による犬の公的殺処分反対署名が回ってきました。
ヨルダンの件は、複数の署名サイトが来ています。
銃による殺処分は、もつとも安価で確実です。
毒餌も安価ですが、他の動物が食べたり、人に対する危険もありますので、銃より劣ります。
実は、ドイツとオーストリアは、犬猫に関する狩猟駆除が最も寛容(というか推奨されている)な国です。
猫だけであれば、オランダやスイスも含まれますが。
ドイツのように、通年ほぼ無制限に近く、民間人ハンターに犬猫狩猟を合法としているアメリカの州は、ワイオミング州など数州です。
捕獲して施設に収容して飼い主を探し、そしてガスや麻酔薬で殺処分するのは、捕獲のための人員、トラック、収容施設、殺処分設備や獣医師の人件費など、銃殺に比べて大変コストがかかります。
ドイツは、財政支出に対しては、非常にシビアな国です。
ですから、先進国の中では例外的に財政状態が良いのです。
いちいち捕獲して施設に収容して飼い主や譲渡先を探し、殺処分でも苦痛軽減に配慮した方法を採用している方が人道的でしょう。
しかし施設収容~殺処分、は殺処分数が数字として現れます。
ですからアメリカは殺処分数が表面上大変多い。
ドイツは、民間人が犬猫を撃ちますので、その数は公には出にくいです。
そのトリックを悪用しているのが日本の「愛誤」です。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: タイトルなし

鍵コメ様、コメントありがとうございます。

全くご指摘のとおりです。
鍵コメなので、公開できないのが残念です。

トルコが殺処分ゼロで、またイスタンブールは野良猫と共存している優しい国という情報が日本で拡散されています。
しかしトルコはかつて(州政府だったか、自治体レベルだったか忘れましたが)、イスタンブールの野犬を大量に捕獲して、遠く離れた無人島に遺棄し、餓死させて殺処分したことがあります。
今でも、行政による犬の殺処分はあります。
猫は知りません。

すみません、多分手が当たったんだと思いますが鍵コメにしてしまいました。
猫に関しては犬ほど言われていません。ただ、中央アジアは未だに狼や鷲鷹(最大の狗鷲、ベルクートの生息域が重なっています)が比較的多いですから自然淘汰話されていると思います。以前そう言う話をききましたので。
イランの田舎あたりだと飼い犬飼い猫が病気や怪我をしても大抵獣医には連れて行かないですし、雌の避妊手術ができない代わりに子猫の生存率も低そうです。

犬については人を噛んだ場合、噛まれた人が噛んだ犬の殺処分を望めば殺処分するしかないそうです。

日本では自治体によっては犬の遁走は罰金になるところもありますが、殺処分は簡単には出来ませんね。。。。。。

Re: タイトルなし

昇汞 様

>すみません、多分手が当たったんだと思いますが鍵コメにしてしまいました。

のちほどコピペしておきます。


> 猫に関しては犬ほど言われていません。

やはりイスラム文化圏だからですかね。


> イランの田舎あたりだと飼い犬飼い猫が病気や怪我をしても大抵獣医には連れて行かないですし、雌の避妊手術ができない代わりに子猫の生存率も低そうです。

財産となる家畜以外の扱いは冷たいでしょうね。


> 犬については人を噛んだ場合、噛まれた人が噛んだ犬の殺処分を望めば殺処分するしかないそうです。
> 日本では自治体によっては犬の遁走は罰金になるところもありますが、殺処分は簡単には出来ませんね。。。。。。

日本は、咬傷犬の殺処分を強制的に行政が行う権限を定めた法的根拠がありません。
ですから、たとえ人を殺した犬であっても、飼い主が拒めば、行政が強制的に犬を押収して殺処分することはできません。
これは先進国では大変珍しいことです。

トルコの、行政が犬の殺処分を行っているという記事があります。
http://shoebat.com/2015/05/18/36-golden-retrievers-rescued-from-inevitable-dog-genocide-in-turkey/


先ほどの、昇汞 様の、鍵コメになってしまったコメントです。

そう言うことでしょうね。
統計上公に出にくい(と言うかわかりにくい)ので逆に使いやすいんでしょう、特定の方々には都合が良いですから。

イランでは宗教上のこともありテヘランあたりでは犬は飼いにくいです。地方は防犯や使役の関係で特定の大型犬が多く飼われていますが、多くが放し飼いです。
放し飼いなので勝手に繁殖するわけですが、生まれた子の生存率の低さや雌を除去する風潮があるのでドカドカ増えないんですよね。それプラス野犬狩り。
トルコも似たり寄ったりです。殺処分が禁止されていると言われますが、勝手処分は普通ですし、子の生存率も低めです。
要らない犬を繋ぎっぱなしで餌も水も与えず餓死させることもありますけど、そう言う話は日本にはあんまり聞こえてきませんね。
犬を殺されたくなければ法律に則って飼育すればいいんだと思います。無理に放す必要はないでしょうし、きちんと飼っていれば殺されるわけはないと思います。

質問させてください。

今後ドイツの犬猫のシェルターで働く予定のものです。現在動物保護法について勉強していてこのサイトを知りました。今まで聞いていた内容と違う法律があることを知り驚愕したのですが、質問がありご連絡させていただきました。

NHKのところに、
>例えば「ドイツではペッショップにペットはいない」ですが、ドイツは、人口比で日本より生体販売ペットショップの数が多いです。また犬猫も売っています。

とありますが、日本で言うペットショップで犬猫は売られていないです。何か特殊な場所を示しているのでしょうか?ブリーダーのことを言っているのでしょうか?私がシェルターで受けた説明では犬猫を飼いたい場合はシェルターに問い合わせるかブリーダーに問い合わせると聞いていますし実際に犬猫がペットショップで売られているところをみたことがないです。

私はドイツ語がまだ初級なので今後、このホームページに記載されている内容を実際にドイツ語で読んで勉強していきたいと思います。また犬がリードを離されて歩き回っているのが普通の光景だったのでこれもとても衝撃的でした。上記ニュースはリンクがそんざいしていなかったですがフュッセンで実際に警察官が射殺したニュースは読みました。

今後、勉強するうえで参考にさせていただきます。

この問い合わせは、このホームページを批判する意図ではなく本気で動物保護の勉強をドイツでしていきたいので、調べてきて気になったために連絡させていただきました。日本語とドイツ語の表記があり大変勉強になりました。ありがとうございます。



Re: 質問させてください。

ドイツで勉強 様、コメントありがとうございます。

> 今後ドイツの犬猫のシェルターで働く予定のものです。

ドイツのティアハイムですか。
私はお勧めしません。
ドイツの(ドイツに限らず)ヨーロッパのアニマルシェルターは大変経営状況が悪く、倒産廃業が相次いでいます。
少し前までは行政はティアハイムを資金援助したり支援してきましたが、最近はバイエルン州などは倒産すればそれでよいという考えです。
行政が出捐して第三セクターの施設を作る方針です。
もしくは完全に公的施設とするかです。
私もむしろその方が経営の透明性が確保できてよいと思います。
また経営者の不正犯罪が極めて多く、モラルの低下は目を覆うばかりです。


> NHKのところに、
> >例えば「ドイツではペッショップにペットはいない」ですが、ドイツは、人口比で日本より生体販売ペットショップの数が多いです。また犬猫も売っています。
>
> とありますが、日本で言うペットショップで犬猫は売られていないです。何か特殊な場所を示しているのでしょうか?


まさかドイツのZooZajacをご存じのわけないですよね?
世界最大の生体販売ペットショップはドイツのデュイスブルクにあります。
「世界最大の生体販売ペットショップ」ということで、ギネスブックにも載っています。
https://www.youtube.com/watch?v=cNfnW1GasNg
もちろん犬猫も売っています。
ドイツでは犬のペットショップでの店頭販売はまれですが、猫はたまにあります。
小型哺乳類や鑑賞鳥、爬虫類などのを展示販売するペットショップの数は4300ほどで、数年前の日本で総務省の統計の5045件の人口比で1.3倍です。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-758.html


>ブリーダーのことを言っているのでしょうか?私がシェルターで受けた説明では犬猫を飼いたい場合はシェルターに問い合わせるかブリーダーに問い合わせると聞いていますし実際に犬猫がペットショップで売られているところをみたことがないです。

はあ?どこのシェルターですか?
ドイツ人で動物に興味のある方が、上記のZooZajacを知らないわけがないですがね。
ティアハイムのだいぶ前の犬引受数は7万頭台で、今ではさらにそれより減っていると思われます。
対して東欧などからの安価な輸入犬は年間50万頭がインターネットの非対面販売で売られています。
ドイツでの保護犬猫の入手シェアは10パーセント程度(東京都と変わらない)です。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1534.html


> 犬がリードを離されて歩き回っているのが普通の光景だったのでこれもとても衝撃的でした。

確かにドイツでは犬にリードをしない飼い主が多いですが、法律はドイツは世界で最もリード義務に厳しい部類の国です。
州によっては罰金が2万5000€(300万円程度)で、行政により犬が押収される、警察官に犬が打たれる、ハンターに撃たれます。
警察官が犬などを支柱で射殺する数は1万3000、民間人ハンターは6万5千頭です。
警察官が市中で犬を射殺するニュースなど、多いときは毎週あります。

こちらの連載記事をお読みになることをお勧めします。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1448.html


> この問い合わせは、このホームページを批判する意図ではなく

別に批判だろうが罵詈雑言だろうが構いません。
私はドイツの信頼できる文献をそのまま訳しているだけなので。

どうぞブログ内検索で調べてください。
私がこのブログで書いていることは、すべてドイツの法令原文、政府HP、公的統計、判例、学説、マスメディアの記事など、信頼性の高い出典をもとにしています。
必ず出典が見つかります。

> 犬がリードを離されて歩き回っているのが普通の光景だったのでこれもとても衝撃的でした。

無責任な飼い主が多いな…と思った方がいいですよ。

Re: タイトルなし

犬好き 様、コメントありがとうございます。

>> 犬がリードを離されて歩き回っているのが普通の光景だったのでこれもとても衝撃的でした。

>無責任な飼い主が多いな…と思った方がいいですよ。

ご指摘の通りです。
しかしこの方のいい方は誇張です。
ドイツは確かにリードをしない飼い主は割と多いですが、「普通」の光景ではないです。
ここ数年、大変罰則が厳しくなりましたので。
またベルリンでは監視員を常駐させて、リードをしていないの飼い主から罰金を徴収しています。

おそらくこの方は、ドイツの空港やホテルなどの無料WiFiからアクセスしているので、ドイツ愛誤のウソ情報で洗脳されてあこがれてドイツに旅行中の方だと思います。
コロナ騒ぎで足止め食らっているのかもしれません。
例えば、世界最大の生体販売ペットショップ、ドイツ、デュイスブルクにあるZooZajacを在ドイツの人が知らないわけがありません。
中には悪質なドイツツアーもあって(今でもあるのか)、「ドイツの動物愛護見学ツアー」なるものすらあります。
かの偽ドイツ獣医師の京子アルシャー氏がガイドでした。
そしてマイクロバスでグリューネヴァルトに直行し、「ドイツではこのような広大な公園の『全域』が犬のリードフリーエリアで、ドイツ全土が犬にリードがいりません」とデマ情報を吹き込むのです。
真実は、グリューネヴァルト内の犬のリードフリーエリアは全体の面積の4%しかなく、近年は犬全面禁止エリアが拡大しています。
ティアハイムベルリンにしてもしかり。
この様な短期のパッケージツアーに参加した客が、「ドイツ在住経験あり」などと言って、デマを流すのです。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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