ヨーロッパにおけるヒツジのトキソプラズマ感染率は高く国による感染率に差はない~「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」という東大教授の妄論

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(summary)
On Toxoplasma infection of sheep.
記事、東大教授が「野良猫がいない」としている国の全てでヒツジのトキソプラズマ感染が深刻なのだが?w の続きです。
小野塚知二東京大学教授らの「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」との研究があります。その上で「野良猫が消滅した、いない国」としてイギリス、ドイツを挙げています。対して「野良猫がいる国」はイタリア、スペイン、ポルトガル等としています。しかしこれらの国ではいずれもヒツジのトキソプラズマ感染率が高く、感染率に差はありません。このことはこれらの国ではいずれも野良猫の数生息密度が高く、差がないことを示します。
まず小野塚知二狂授らの「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」との研究はこちらです。この研究は、科研が補助金を支給しています。
・野良猫の有無と消滅過程に注目した人間・社会の総合的研究方法の開拓 バカ、キチガイ、税金泥棒リスト(笑)
小野塚知二 東京大学, エグゼクティブ・マネジメント・プログラム室, 名誉教授 (40194609)
研究分担者 藤原 辰史 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (00362400)
新原 道信 中央大学, 文学部, 教授 (10228132)
山井 敏章 立命館大学, 経済学部, 教授 (10230301)
北村 陽子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (10533151)
高橋 一彦 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20197130)
芳賀 猛 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20315360)
宮崎 理枝 大月短期大学, 経済科, 教授(移行) (20435283)
渡邉 健太 山口大学, 共同獣医学部, 准教授 (20582208)
鈴木 鉄忠 東洋大学, 国際学部, 准教授 (20726046)
梅垣 千尋 青山学院大学, コミュニティ人間科学部, 教授 (40413059)
長谷川 貴彦 北海道大学, 文学研究院, 教授 (70291226)
石井 香江 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (70457901)
西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80172708)
井上 直子 城西大学, 経済学部, 准教授 (80727602)
永原 陽子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (90172551)
研究の概要
世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる(笑)ことに着想を得て、野良猫の有無とその消滅過程(笑)から、従来はそれぞれ個別に認識されてきた人間・社会の諸特質を総合的に理解する。
小野塚知二東京大学狂授の「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」との主張ですが、具体的な「野良猫がいない国」と「野良猫がいる国」はこちらです。
ヨーロッパでは「野良猫がいる国」はイギリス、ドイツ、スイス、オーストリア、北フランスとしています。「野良猫がいる国」はイタリア、スペイン、ポルトガルです。
(画像)
『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』 2019年1月21日 から。
イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。

前回記事で述べた通りネコ科動物のみを終宿主とする寄生虫にトキソプラズマ・ゴンディがあります。トキソプラズマは、温血動物は全ての温血動物が感染します。食用の牛豚の感染では感染した肉は人の食用にはなりません。ヒツジは普遍的に感染率が高く、流産の原因となります。そのようにトキソプラズマの家畜感染は、畜産業に大きな被害をもたらしています。
先に述べた通りトキソプラズマは、終宿主になるのはネコ科動物だけです。トキソプラズマの感染経路はトキソプラズマの感染した動物の肉を食べることと、終宿主が便と共に輩出したオーシスト(卵状のもの)を経口摂取する2つしかありません。そのことは、家畜のトキソプラズマ感染率を調べれば、その地域のネコ科動物の生息数と密度を推測することができます。
特にヒツジは完全草食性で、トキソプラズマの感染した動物を原料とする飼料を食べることによる感染は皆無です。またほぼ100%放牧飼育ですので、輸入した穀物や干し草にトキソプラズマのオーシストが混入してそれによる感染はあり得ません。
ヒツジがトキソプラズマに感染する経路は、放牧地の牧草と共にネコ科動物が便と共に輩出したトキソプラズマのオーシストを経口摂取する以外にないのです。このことはヒツジのトキソプラズマ感染率が高ければ、その地域の自由に徘徊するネコ科動物の数と生息密度が高いということになります。
結論から言えば、小野塚知二狂授が「野良猫がいるいないではっきりと二分できる」として、「野良猫がいない国」のイギリス、ドイツ、スイス、オーストリアと、「野良猫がいる国」のイタリア、スペイン、ポルトガルではヒツジのトキソプラズマ感染率に差はありません。しかも非常にすべての国で感染率が高いのです。このことは、上記のいずれの国でも野良猫の生息数生息密度ともに非常に高く、差がないとの証明になります。ましてやこれらの国では、野生の在来種のヤマネコのヨーロッパオオヤマネコ、ヨーロッパヤマネコはほぼ絶滅したか、絶滅しているため、トキソプラズマをヒツジの放牧地に排出するのは野良猫(イエネコ いわゆる猫)だけです。特にイギリスではヨーロッパオオヤマネコは完全に絶滅、ヨーロッパヤマネコは大ブリテン島ではほぼ絶滅しています。
上記のヨーロッパ各国の、ヒツジのトキソプラズマ感染率をまとめました。なおこれらのヨーロッパ諸国では下水道普及率がほぼ100%で、飼猫の糞便を処理した汚水が自然界に流出することはあり得ません。
小野塚知二教授が「野良猫が消滅していない」としている国
イギリス 74%
ドイツ 55~88%
スイス 80.7%
(北)フランス 89%
小野塚知二狂授が「野良猫がいる」としている国
イタリア 59~88%
スペイン 49~85%
日本 18~65%
(出典)
・Toxoplasma gondii infection and toxoplasmosis in farm animals: Risk factors and economic impact ドイツ、フリードリヒ・ロフラー研究所 2019年
・nstitut für Parasitologie der Vetsuisse-Fakultät und der Medizinischen Fakultät Universität Bern (Direktor: Prof. Dr. B. Gottstein) Arbeit unter der Leitung von Dr. med. vet. C. F. Frey und Prof. Dr. B. Gottstein Toxoplasma gondii: Potenzielle tierische Infektionsquellen in der Schweiz スイス ベルン大学 2009年
・Institut für Medizinische Mikrobiologie, Immunologie und Hygiene der Technischen Universität München [Direktor: Univ.-Prof. Dr. Dr. h. c. H. Wagner, Ph. D. (Melbourne)] Untersuchungen zur Epidemiologie, Diagnose und Therapie der Toxoplasmose unter besonderer Berücksichtigung der Augenbeteiligung Susanne Molzberger ドイツ ミュンヘン工科大学 2002年
・日獣 トキソプラズマ病(届出)
小野塚知二狂授の共同研究者には獣医学部の狂授も複数いるのです。「トキソプラズマの終宿主はネコ科動物だけ」、「すべての温血動物はトキソプラズマに感染する=中間宿主になる」、「ヒツジは広く飼育されている家畜であり、ほぼ100%放牧飼育でトキソプラズマ感染経路は放牧地の牧草から経口摂取する以外にない」という条件からすれば、その国の野良猫の生息数と生息密度の多寡を図る、最適なモニター=ヒツジのトキソプラズマ感染率、があるのに気が付かないとは(呆)。獣医学の専門家ではなくても、少し頭がよい高校生レベルでも思いつきそうなことです。
それにしても人口が数千万人レベルの国で「野良猫が消滅した、いない」という荒唐無稽な狂人の妄想レベルの小野塚知二狂授の主張を疑問にも思わない、獣医学の教授ら痴能と言ったら(笑)。日本の研究者の白痴化は絶望的です。日本の学術研究の将来はお先真っ暗です。
(白痴化一直線の獣医学の狂授らw もう知能が底辺を突き破って底なし)
・芳賀 猛 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授
~専門は「感染症」だそうです ( ´,_ゝ`)プッ
・渡邉 健太 山口大学, 共同獣医学部, 准教授
~山口大学の学園祭に小野塚知二狂授を講演に招待し、「世界は野良猫のいるいないではっきりと二分できる。イギリスとドイツ等は野良猫がいない」という妄言で、山口大学の学生の白痴化に貢献した人。
・西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授
~小野塚知二狂授の妄論研究で科研から補助金泥棒をしているのみならず、環境省の審議委員会の座長もしています。審議会では驚くべきデマをくり返しています。例えば「イギリスでは野良猫野良犬は有害鳥獣として狩猟駆除される。野良犬はイギリスでは狩猟で殺しまくったのでいない」など。真実はイギリスでは犬は全土で完全に狩猟が禁止(日本のようなノイヌの狩猟に相当する規定もない)、猫はマン島、ガーンジー島の離島のみで完全に野生化したものみ狩猟が許可です。他では完全に禁止です。このような方を審議会の委員に任命するバ官狂症もどうかと思います。科研と環境省からダブルで税金泥泥棒をしているとは、大した神経です(笑)。
(動画)
Sheep Abortions - What you need to know Scotland's Farm Advisory Service 「ヒツジの流産 - のついて知っておくべきこと スコットランド畜産アドヴァイザリーサービス 2022年7月21日
In this video, Megan Fergusson, Veterinary Investigation Officer at SRUC talks about the main causes of sheep abortions - Toxoplasmosis and Enzootic Abortion (EAE) and provides some top tips on how to prevent abortions occurring in your flock.
このビデオでは、SRUC(スコットランド農業大学) の獣医学調査官であるミーガン・ファーガソン氏が、(イギリス、スコットランドでの)ヒツジの流産の主な原因であるトキソプラズマ症と寄生虫感染による (EAE) について語り、ヒツジの群れで起こる流産を防ぐための重要なヒントをいくつか提供します。
あらっ!?小野塚知二狂授は「世界は野良猫がいるいないではっきりと二分できる。野良猫がいない国の筆頭はイギリスだ」と得意になって機関銃の様に喋り捲り、記述もしていますが?このビデオはイギリス、スコットランドではネコ科動物しか終宿主(感染力のあるオーシストを輩出できるのはネコ科動物だけ)にならないトキソプラズマによる感染でヒツジが流産し、問題になっています。
イギリスでは野生のネコ科動物はほぼ絶滅しました。なぜ野良猫が消滅したためにいないイギリスで、ヒツジがトキソプラズマに感染して流産しているのでしょうか。まさかスペインから竜巻にのって、野良猫の糞をイギリスに降らせたのでしょうか。小野塚知二狂授には、ぜひ見解を示していただきたい。