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「殺処分ゼロ議員連」は超悪質な嘘プロパガンダ団体~愛誤議員は落とせ!






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domestic/inländisch

 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘
1頭1500円で廃レースドッグを1万頭銃殺していた男は不起訴になった(イギリス)~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
引退軍用犬1,200頭殺処分していたイギリス陸軍~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
ベルギー、ブリュッセルの殺処分数は人口比で日本の約5倍~牧原秀樹議員の「日本は殺処分が多い野蛮な国」という大嘘
「日本は殺処分が多い野蛮な国」と発言した牧原秀樹議員の無知蒙昧無学
「動物に関しては欧州が厳格(殺処分の要件が日本より厳しい)」と発言した牧原秀樹議員の無知蒙昧無学
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。連載では、殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員のデマ情報をとりあげました。しかし牧原秀樹議員以外でも、殺処分議員連の議員らのデマ発言は目に余るものがあります。



 連載では、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 (以下、「殺処分ゼロ議員連」と記述する)の主要メンバーである、牧原秀樹衆議院議員(衆議院議員 牧原秀樹・牧原ひでき|オフィシャルサイト)の、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)でのデマ発言を取り上げました。しかし牧原秀樹議員以外でも、殺処分ゼロ議員連のメンバーの国会議員らのデマ発言はあまりにもひどく、目に余るものがあります。国会においてですら、荒唐無稽な驚くべきデマ発言を行っている国会議員が複数います。
 これらの国会議員らの発言については、私は何度もこのブログサイトで取り上げました。また私が今まで取り上げていなくても、海外の動物愛護に関するひどいデマ発言を行っている国会議員は複数います(*1)。

(*1)
2017年9月「改正動物愛護管理法を考えるシンポジウム」など。
 松野頼久前議員は、「(犬猫の販売規制の)8週齢は、ヨーロッパ先進諸国の中では当たり前」と発言しています。しかし発言当時は、調査対象のEU25の国と地域では、「犬猫とも8週齢未満の販売を禁じる、もしくは母親との分離を禁じている国」は、フィンランド、フランス、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、マルタ、ルーマニア、スロベニア、スウェーデン、イギリス、オーストリア、の半数に満たない11国ヵ国です。ドイツは現在でも猫の販売の週齢規制はありません。発言当時はイギリスでも、猫の販売の最低週齢規制はありませんでした。

(画像)

 Online pet sales in the EU What’s the cost? 「EUにおけるオンラインでのペット販売 その費用は?」 2019年(イギリスの著名動物愛護団体、ブルークロスによる調査資料)から

EU8週齢


(福島みずほ議員)

福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~真実は「イギリスでは多数の犬猫が銃により殺処分されています」
続・福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~真実は「イギリスでは多数の犬猫が銃により殺処分されています」
続々・福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~真実は「イギリスでは多数の犬猫が銃により殺処分されています」
福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~まとめ

 福島みずほ議員は、ご自身のブログや国会発言でイギリスは殺処分ゼロを目指ざし、ドイツではゼロである」、「イギリスでは犬猫の売買を禁じている」としています。しかし発言当時のイギリスと日本の犬の殺処分数は人口比でほぼ変わりません。またドイツイギリスとも日本と異なり禁止犬種法があり、法律で禁止している犬種というだけで行政が強制的に殺処分する権限があり、咬傷犬など同様で、それらの犬が相当数殺処分されています。両国とも公的な犬猫収容所があり、ドイツは日本と異なり猫も捕獲して犬猫とも公的殺処分を行っています
 またイギリスでは犬猫の販売を禁止している」とは狂人の妄想レベルでしょう。イギリスでは2020年に、「ペットショップに限り6ヶ月齢未満の犬猫の販売を禁止する」という法律が施行されましたが、それまでは巨大店舗を複数展開する、子犬の安売りに特化したペットショップチェーンがありました。そして従前どおり、営利ブリーダーから犬を購入することは自由ですし、相当数を輸出しています。

(高井たかし議員)

東大出身の赤恥三愛誤~高井たかし衆議院議員
動物のための救急車を配備した偉大な国、インド~高井たかし衆議院議員が理想としている国の実態
続・動物のための救急車を配備した偉大な国、インド~高井たかし衆議院議員が理想としている国の実態

 高井たかし議員は国会で「ドイツでは殺処分ゼロを実現している」と発言していますが、先に述べた通り、ドイツでは行政による公的殺処分が厳然と存在します。先進国で例えば公衆衛生上、狂犬病に感染した疑いのある動物を殺処分して病理検査を行う法律の規定がない国は皆無と断言します。ドイツの狂犬病規則の強制殺処分の規定は日本より厳格です。


(安井美沙子前議員)

安井美沙子元参議院議員の「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」との狂気発言~カナダケベック州での犬猫殺処分数は人口比で日本の90倍以上
安井美沙子元参議院議員の「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」との狂気発言~オーストラリアでのアニマルシェルターにおける犬猫殺処分数は人口比で日本の18倍
安井美沙子元参議院議員の「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」との狂気発言~ニュージーランド、オークランドの犬殺処分数は人口比で日本の20倍

 安井美佐子氏は、「日本は諸外国と比べて犬猫の殺処分は格段に多い」とマスコミに発言しています。しかし主な先進国、アメリカ合衆国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、スペイン、ベルギー、オランダ(犬だけ)は、人口比で日本の数倍から数十倍の犬猫を殺処分しています。またイギリスは発言があった当時では、犬の公的殺処分数は日本とはさほど変わりませんでした。


(串田誠一議員)

串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問~海外情報はすべて誤り
欧米では犬猫の殺処分は注射による安楽死だけ。ガス室の殺処分は禁止されている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・欧米では犬猫の殺処分は注射による安楽死だけ。ガス室の殺処分は禁止されている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
諸外国では犬猫の繁殖最低年齢や生涯繁殖回数を法律で規定している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・諸外国では犬猫の繁殖最低年齢や生涯繁殖回数を法律で規定している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(アメリカ編)
「アメリカ合衆国では事実上8週齢未満の犬猫販売を禁じている」という、環境省のデタラメ資料
続・犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(EU編)
続々・犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(カナダ、オセアニア編)
EUの犬猫などのペットの入手は8割近くがインターネット販売とペットショップ~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
アメリカは行政単位で犬猫譲渡をしている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
殺処分100%のアメリカの公営アニマルシェルター~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
99%以上の殺処分率かつ84%を24時間以内に殺処分したアメリカのアニマルシェルター~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
日本はペットショップが多い。イギリスでは生体販売ペットショップを禁止している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
イギリスでは「犬肉禁止法案」が審議中。しかし成立は流動的~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
アメリカの半数の州が犬猫のブリーダーに関する法規制すらない~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・アメリカの半数の州が犬猫のブリーダーに関する法規制すらない~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
ヨーロッパ諸国より日本の犬ブリーダーの規制は厳しい~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
「ペットの数がものすごい数で増えている」というデタラメ~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問~まとめ

 串田誠一衆議院議員の2019年に行った国会質問に関しての記事です。海外の動物愛護に関する発言はほぼすべてがデマ、デタラメ、大嘘の羅列で、目を覆いたくなるほどのひどさです。主なものだけ取り上げます。欧米ではガスによる殺処分は禁止されている。注射による安楽死だけ」との発言ですが、アメリカ合衆国とカナダの複数の州では、二酸化炭素等のガス室での犬猫の殺処分は、法定の殺処分手段で現在も行われています。
 ヨーロッパでも一部の国では犬猫の公的殺処分にガスが使用
されています。その他ヨーロッパでの公的殺処分ではガスの他、射殺(大変多い)、電気ショック、塩化カリウム(心停止を起させる、注射ではあるが安楽死とは認められていない)、毒餌などが公的殺処分での方法として認められています。なおイギリスとドイツでは公的殺処分は麻酔薬ですが、法律でそれを義務付けているわけではなく民間では射殺(イギリスの民間保護施設やレースドッグの殺処分)は合法であり、ドイツではティアハイムで電気ショックで犬を殺処分をしていた施設がありましたが、法的責任は問われませんでした。
 その他諸外国では犬猫の繁殖最低年齢や生涯繁殖回数を法律で規定している」ですが、北米、ヨーロッパ、オセアニアでは猫の生涯繁殖回数を制限する法令は一つも確認できていません。また犬でも、生涯繁殖回数を法令で制限しているのはイギリス(6回)だけと思われます
 犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている」ですが、串田誠一議員の発言があった当時は、アメリカでは犬猫とも8週齢以上を義務付けていた州は50州17州です。またEUでは調査対象の25か国のうち11か国にすぎませんでした。この件については先に述べた通りです。指摘した以外でも、この国会発言でのデマ発言は、リンクの記事で示した通り多数あります。国会でこれほどのひどいデマを長々と垂れ流すとは、もはや精神科を受診すべきレベルと思います。


(画像)

 Stray Animal Control Practices (Europe) A report into the strategies for controlling stray dog and cat populations adopted in thirty-one countries. 「ヨーロッパにおける野良犬猫の制御方法 WSPCA RSPCAインターナショナル」 (2012年)から。
 若干古い資料ですが、20ページと21ページに、ヨーロッパにおける公的な犬の殺処分方法を一覧にしています。ドイツとイギリスは麻酔薬のみとありますが、あくまでも公的殺処分における方法であって、民間施設では法律で獣医師による麻酔薬に限るという規定はありません。麻酔薬の他、射殺、電気ショック、ガス、毒餌などがヨーロッパでは犬猫の公的殺処分で使用されています。

ヨーロッパ 公的殺処分 方法 1
ヨーロッパ 公的殺処分 方法


 一般に欧州「ヨーロッパ」とは、欧州評議会に加入の47ヵ国を指します。牧原秀樹議員は「動物に関しては特に欧州が厳格(「殺処分の要件及び方法が厳格」と解釈できます)」、串田誠一議員は国会で「欧米ではガスによる殺処分は禁止されている。注射による安楽死だけと発言しています。
 いずれも大嘘です。串田誠一議員の発言に関しては、すでにアメリカ合衆国とカナダでは、二酸化炭素等のガス室が法定の犬猫殺処分方法であり、現在でも行われている州があることはリンクの記事ですでに述べたので、今回は割愛します。

 今回はヨーロッパの公的な犬猫殺の法律に基づく要件と法律で認められた殺処分方法について述べます。ヨーロッパの調査対象国31ヵ国中、野良犬猫の制御のための殺処分方法について法律による規制がない国は1ヵ国です。それは「どのような理由であっても(理由がなくても)、どのような手段の殺害方法でも、行政が野良犬猫の殺害を行ってもよい」ということです。 
 対象となるヨーロッパの調査対象国31ヵ国中、犬猫に公的殺処分に正当な理由を必要とするのは、ドイツ、イタリア、ギリシャの3ヵ国とスペインの一部の州のみです。これらの国でも「傷病もしくは攻撃的な犬猫は殺処分してよい」としています(野良犬猫で完全に健康でかつ攻撃性がないものはほぼないともいえるが)。他の27か国では、全く野良犬猫の殺処分に関しては理由は必要ありません

 調査対象のヨーロッパ31ヵ国の殺処分方法ですが、法定で銃殺が認められている国は8ヵ国です。全く規制がない国1ヵ国を加えれば、31ヵ国中9ヵ国が野良犬猫の公的殺処分での銃殺が合法です。電気ショックでは2ヵ国+1ヵ国で3ヵ国が合法です。ガス室は1ヵ国+1ヵ国で2ヵ国が合法です。
 なおイギリス、ドイツは麻酔薬のみとしていますが、これは行政が行う殺処分だけに適用されます。イギリスでは民間の保護団体や廃レースドッグの殺処分で銃殺が広く行われており合法です。またドイツでは電気ショックで犬を殺処分していたティアハイムがありますが、刑事訴追も行政処分もありませんでした。したがって先に述べた、牧原秀樹議員と串田誠一議員の発言は大嘘です。

 北米やヨーロッパにおける犬猫の殺処分方法や法的根拠は、英語だけでも、簡単な検索ワードで数秒で資料が見つかるのです。それすらせずいやしくも国会という場でも大嘘、デマを垂れ流す国会議員の存在は私は理解できません。彼らは国民を愚弄しているのでしょうか。このような議員は国会議員としての資質に欠けると私は思います。若干長くなりましたので、続きは次回以降の記事で述べます。
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「動物に関しては欧州が厳格(殺処分の要件が日本より厳しい)」と発言した牧原秀樹議員の無知蒙昧無学






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The killing of dogs and cats in Europe


 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘
1頭1500円で廃レースドッグを1万頭銃殺していた男は不起訴になった(イギリス)~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
引退軍用犬1,200頭殺処分していたイギリス陸軍~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
ベルギー、ブリュッセルの殺処分数は人口比で日本の約5倍~牧原秀樹議員の「日本は殺処分が多い野蛮な国」という大嘘
「日本は殺処分が多い野蛮な国」と発言した牧原秀樹議員の無知蒙昧無学
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回は牧原秀樹議員の「欧州は動物に対して厳格」という発言が大嘘であることをのべます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「ヨーロッパ諸国は日本に比べて著しく犬猫の殺処分を行う要件が厳格である」という意味になります。主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。
 牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、日本の動物愛護管理法では世界でも類を見ない「犬猫に限り終生飼育義務」がすでに条文化されています。これは第一種動物取扱業者のみが適用でまた努力義務ではありますが、同様の「犬猫に限り終生飼育義務」を義務付けている法令が存在する国は私は英語圏ドイツ語圏、さらにはその他の西ヨーロッパ諸国では確認できていません。さらに日本の動物愛護管理法44条では、特定の愛護動物の「みだりな(正当な理由がない)」殺傷を禁じています。これほどまでに犬猫限り、殺行為を厳格に規制している国は類を見ません。また罰則規定はこれらの国に比べて極めて厳しいのです。

 今回はヨーロッパの動物法の動物の殺行為の法規制について述べます。結論から言えば先の述べた通り、ヨーロッパでは「犬猫に限り終生飼育を義務付ける」法令の規定はありません。さらに犬猫の殺行為において「理由は必要ない」としている国が大変多いのです。動物虐待は、意図的に苦痛を与えることのみが犯罪の構成要件であり、苦痛軽減に配慮しさえすれば、犬猫の殺害は合法という国がほとんどなのです。しかも「銃殺は瞬時に絶命させるために安楽死であり殺害が合法」としている国が多数を占めます。例えばイギリスですが、公的機関では銃殺は行われないものの、民間の動物保護施設やレースドッグの殺処分で行われています。その他の多くのヨーロッパの国では、公的機関で犬猫の殺処分で銃殺を取り入れています。
 したがって牧原秀樹議員の、牧原:動物に関しては特に欧州が厳格(=「ヨーロッパは日本と比べて犬猫の殺行為に関する要件が厳しい」という意味になる)で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません」との発言は、真実とは正反対の真逆のデマです。まず最初に、日本の動物愛護管理法から、関係する条文を引用します。


動物の愛護及び管理に関する法律

第二十二条の四 犬猫等販売業者は、やむを得ない場合を除き、販売の用に供することが困難となつた犬猫等についても、引き続き、当該犬猫等の終生飼養の確保を図らなければならない。
第四十四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、五年以下の懲役又は五百万円以下の罰金に処する。


 22条4項の規定は努力義務とはいえ、35条1項では犬猫の販売業者からは行政は引き取りを拒否できるとし、また日本では、犬猫の安楽死を拒否する獣医師がほとんどです。したがって罰則規定はなくとも、第一種動物取扱業者は犬猫の安楽死(殺処分)を天命が全うするまでできないということになります。傷病でっても可能な限り治療をし、人為的な致死処置ができないと解釈され、これほど厳格な犬猫に限った殺行為の要件を定めている国は世界でも例はありません。なおインドでは、牛の殺害はいかなるものでも禁じるとの憲法の規定はありますが。


 一方、ヨーロッパの犬猫の殺行為に関して、いくつかの資料を例示します。


HUNDEIMPORTLAND SCHWEIZ GESCHÄFTEMACHEREI, PROFITGIER, KRIMINALITÄT 「犬輸入国家スイス 商業取引利益犯罪」 2018年(スイスの大手動物保護団体によるレポート)

dass es in Europa im 21. Jahrhundert noch Tötungsstationen für unerwünschte Hunde gibt.
Obschon die Übereinkommen des Europarates, an denen auch Nicht-EU-Staaten wie die Schweiz teilhaben, als völkerrechtliche Verträge in ganz Europa auf den Tierschutz wirken, bestehen momentan nur wenige konkrete gesetzliche EU-Regelungen für den Tierschutz von Hunden und Katzen.
Ein weiterer, für den Auslandstierschutz ebenfalls zentraler Bereich, ist die Legalität des Tötens gesunder Hunde.
In Estland, Finnland, Frankreich, Irland, Kroatien, Lettland, Portugal, Rumänien, der Slowakei und Ungarn ist das Töten gesunder, streunender oder in Tierheimen aufgefangener Hunde explizit erlaubt.
Nicht klar geregelt ist es in Belgien, Dänemark, England, Luxemburg, Polen, Slowenien und Spanien, weshalb das Töten gesunder Hunde in diesen Ländern immer wieder vorkommt.
Unterschiedlich sind auch die Voraussetzungen, unter denen die EU-Länder das Töten erlauben:
Während es in einigen nur TierärztInnen gestattet ist, dürfen das in anderen auch Polizisten, Metzger oder irgendwelche anderen Personen tun und in weiteren Ländern gibt es dazu gar keine Vorschriften.

21世紀のヨーロッパにはいまだに不要な犬のための殺害施設があります。
スイスなどの非EU加盟国も参加する欧州委員会の条約は、ヨーロッパ全体での動物保護に関する国際条約として機能していますが、現在犬と猫の動物保護に関する特定のEUの法的規制はごくわずかしかありません。
スイス以外の国の動物保護の中心となる一つの分野は、健康な犬を殺すことの合法性です。
エストニア、フィンランド、フランス、アイルランド、クロアチア、ラトビア、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、ハンガリーでは、健康な野良犬など動物保護施設で捕獲した犬を殺すことは法律で明記され許可されています。
ベルギー、デンマーク、イングランド、ルクセンブルグ、ポーランド、スロベニア、スペインでは法律での明文規定はないために、これらの国では健康な犬の殺害が繰り返し起きています。
EU諸国が殺害を許可する条件もそれぞれで異なります。
獣医師のみが(犬の殺処分を)許可されている国もあれば、警察官、肉屋、その他の人が犬を殺処分することを許可されている国もあり、さらにその他の国では規制がまったくありません。



Einschläfern gesunder Hunde ist unethisch, aber rechtens 「スイスでは健康な犬を安楽死させることは非倫理的ですが合法です」 2020年9月19日

Es braucht keinen triftigen Grund.
Einen allgemeinen Lebensschutz für Tiere kenne das Schweizer Tierschutzrecht nicht.
Dies bedeutet, dass es aus rechtlicher Sicht keines triftigen oder vernünftigen Grundes für das Einschläfern oder auch für beinahe jede andere Tötung eines Tieres bedarf.

(スイスでは動物の殺害において)正当な理由は必要ありません。
スイスの動物保護法は、一般的に動物の生命の保護を規定していません。
これは法的な解釈から、動物の安楽死(殺処分)、または他のほとんどすべての動物の殺害の正当または合理的な理由は必要がないことを意味します。

 スイスの動物保護団体のレポートでは、「スイス以外のヨーロッパ諸国では犬猫の殺害において「正当、合理的な理由は不要」と批判しているのに、自国がそうだったとはお笑いです。


 以上のように、ヨーロッパの諸国は、日本に比べて犬猫の殺害の要件に関してははるかに寛容です。出典も調べずに、「牧原:動物に関しては特に欧州が厳格(=「ヨーロッパは日本と比べて犬猫の殺行為に関する要件が厳しい」という意味になる)で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません」と公人として発言してしまう牧原秀樹議員はバカか、悪質な大嘘つきかのどちらかです、いずれにしても国会議員としての資質に欠けるでしょう。


(動画)

 Greyhounds not quick enough to win races are KILLED 「レースに勝つための十分に早く走ることができないグレイハウンド(レースドッグ)は殺される」 2017年11月12日公開

 THE SHAMEFUL SHOOTING OF DOGS IN THE GREYHOUND RACING INDUSTRY...「グレイハウンドレーシング(イギリスのドッグレース)業界での犬の恥ずべき射殺..」。牧原秀樹議員の問題発言があった2015年当時は、イギリスでは犬猫の殺害においては「正当な」、「合理的な」理由は不要でした(*1)。単に「苦痛を故意に長引かせる殺害方法」でなければいかなる理由(理由がなくても)でも犬猫等の殺害は合法でした。現に1頭10ポンドの報酬で、廃グレイハウンドの殺害を請負って1万頭を射殺していた男は処罰されませんでした。射殺は即死させることができるので安楽死とされ、合法なのです。とはいえ、フランスなどのヨーロッパの多くの国でも犬猫の殺害に関しては、「正当な理由」、「合理的な理由」は必要とされていません。

(*1)
・根拠法 Animal Welfare Act 2006 「動物福祉法 2006」 (改正前 キャッシュコピー) 

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フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
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スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘
1頭1500円で廃レースドッグを1万頭銃殺していた男は不起訴になった(イギリス)~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
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ベルギー、ブリュッセルの殺処分数は人口比で日本の約5倍~牧原秀樹議員の「日本は殺処分が多い野蛮な国」という大嘘
の続きです。
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 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、同時期ではフランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭、スペインでは30万頭であることを連載記事では書きました。平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。 
 スペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」です。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。
 フランスでの年間50万頭の犬猫殺処分数は、同時期(2015年)の日本の殺処分8万3,000頭の人口比で約10倍です。フランス、スペインとも著しく犬猫の殺処分数は日本より多いのです。さらに2015年の統計は見つかりませんでしたが、2019年ベルギーのブリュッセルの公的アニマルシェルターでの殺処分数は、同時期の日本の公的殺処分数の人口比で約5倍です。 
 またそれ以外の西ヨーロッパの国でも、民間保護団体が行う犬猫の殺処分数が過少に公開されていて、さらに私的に行う犬の殺処分が合法で数値は非公開というイギリスも取り上げました。殺処分の実数は、イギリスは日本よりはるかに多いと判断せざるを得ません。

 今回はオランダとドイツを取り上げます。まずオランダですが、民間の推計では、犬の安楽死数(殺処分数)は、年間5万頭に上るとする資料があります。しかもその中には健康上問題がない、健康な犬が含まれるとしています。その数は、2019年度の日本の犬の殺処分数の人口比で48倍です。
 またオランダは、猫の狩猟駆除が通年で合法です。年間に狩猟駆除される猫の数は大学の推計では年間~13,500匹であり、日本の公的な猫の殺処分数の3.3倍になります。以下にオランダの資料を提示します。


Bert van Straten: Nederland euthanaseert ‘50.000’ gezonde honden per jaar! 「オランダは年間50,000頭の健康な犬を安楽死(殺処分)させる!」2015年3月18日 

・原文(オランダ語)
Nederland euthanaseert ‘50.000’ gezonde honden per jaar!
Zeker, er zijn honden die vanwege gedragsproblemen worden ingeslapen.
En toen kwam ik tot een schokkende ontdekking: 23,6% van alle geëuthanaseerde honden in Denemarken vindt de dood vanwege gedragsproblemen (bijvoorbeeld agressie of hyperactiviteit)!
Beide landen vertonen daarnaast veel overeenkomsten als het gaat om mentaliteit, economie en gewoontes met betrekking tot huisdieren.
In Nederland worden ca. 2,2 miljoen honden gehouden.
Bij een gemiddelde levensverwachting van 10 jaar, overlijden er dus jaarlijks 220.000 honden; de meeste dus door euthanasie.
dan wordt er dus per jaar 23,6% van 220.000 honden ingeslapen vanwege gedragsproblemen.
Dat zijn dus ruim 50.000 honden!!

(ドイツ語 オランダ語から非常に近いドイツ語に自動翻訳した)
Die Niederlande euthanatisieren 50.000 gesunde Hunde pro Jahr!
Sicher gibt es Hunde, die wegen Verhaltensstörungen eingeschläfert werden.
Und dann kam ich zu einer schockierenden Entdeckung: 23,6% aller in Dänemark eingeschläferten Hunde werden aufgrund von Verhaltensstörungen (zB Aggression oder Hyperaktivität) getötet!
Beide Länder weisen auch viele Gemeinsamkeiten auf, wenn es um Mentalität, Ökonomie und Gewohnheiten in Bezug auf Haustiere geht.
In den Niederlanden werden ungefähr 2,2 Millionen Hunde gehalten.
Bei einer durchschnittlichen Lebenserwartung von 10 Jahren sterben jedes Jahr 220.000 Hunde; am meisten durch Euthanasie.
Dies bedeutet, dass 23,6% von 220.000 Hunden pro Jahr aufgrund von Verhaltensstörungen eingeschläfert werden.
Das bedeutet mehr als 50.000 Hunde !!

(日本語 ドイツ語の自動翻訳に基づき私が日本語訳したもの)
オランダは年間5万頭の健康な犬を安楽死(殺処分)させます!
行動上の問題のために安楽死させる犬がいるのは間違いありません。
そして私は衝撃的な発見に至りました。デンマークで安楽死させた全犬の23.6%が行動上の問題(攻撃性や多動など)のために殺されているのです!
ペットに関する考え方、経済面、習慣に関しても、デンマークとオランダ両国には共通点がたくさんあります。
オランダでは、約220万匹の犬が飼われています。
平均寿命は10年で、毎年22万頭の犬が死亡していますが、ほとんどが安楽死を行うことによってです。
これはオランダで、年間22万2千匹の犬の23.6%が行動上の問題で安楽死させられていることを意味します。
それは5万頭以上の犬が安楽死(殺処分)されているこを意味します!



Dutch stray cats in focus 「オランダにおける野良猫の焦点」(英語) 2015年5月7日 オランダ ワーゲニンゲン大学論説

Stray cats are becoming an increasing problem in The Netherlands.
The problem of stray cats is clearly present in The Netherlands and doesn't seem to reduce yet.
Stray cats are indirectly coming from house cats that partly, because of irresponsible pet ownership, end on the street.
The Royal Dutch Hunters organization estimates that nowadays yearly between 8,000 and 13,500 stray cats are being shot.
The actual number of stray cats that lives in the Netherlands will most likely be much higher.
A rough extrapolation of the scientific literature on this subjects results in a range of 135,590 to 1,207,331stray cats in the Netherlands.
The social support for killing stray cats is limited.

野良猫は、オランダにおいてますます大きな問題になりつつあります。
野良猫の問題はオランダに明らかに存在しており、いまだに軽減されていないようです。
野良猫は、間接的には飼い猫が由来ですが、これは一部の無責任なペットの飼い方のせいで、野良猫は路上で死にます。
ロイヤル・ダッチ・ハンターズ(Royal Dutch Hunters)によると、オランダでは現在、年間に8,000匹から13,500匹の野良猫が射殺されていると推定されています。
オランダに住む野良猫の実際の数は、おそらくもっと多いでしょう。
この主題に関する科学文献の大まかなオランダの野良猫の推計値は、135,590匹から1,207,331匹の範囲になります。
野良猫を殺害するための、社会的支持は限定的です。



 ドイツですが、ドイツにおいても公的な動物収容所があり、日本と異なり犬猫とも野良動物は行政が捕獲し、公的殺処分を行っています。またドイツには国際的にも例外的な禁止犬種法があり、法律で禁止した犬種というだけで行政が殺処分する権限が法律により付与されています。その他にも咬傷犬を行政が強制的に殺処分する権限が各州法で定められています。また連邦法である動物保護法16条aでは、不適正飼育者から強制的に動物を取り上げ、行政が殺処分等を行う権限が定められています。狂犬病規則による行政の犬猫の検査殺処分の規定は、日本の狂犬病予防法より厳格です。
さらにドイツでは警察官が市中の安全確保のため、もしくは動物福祉上から、市中で危険な動物や傷病の動物を発見した場合、警察官が拳銃等の武器で殺害する権限が、各州の警察法で定められています。ドイツ連邦全土では、新しい統計では、警察官により射殺される動物の数は1万3,000を超えます。報道されるほどんどが犬であるため、その多くを犬が占めると思われます(稀に動物園から遁走した動物や猫、野生動物の射殺もありますが)。その他にも狩猟法に基づく民間人ハンターによる犬猫の狩猟駆除は、新しい推計では高位推計では、猫~50万、犬~5万とされています。これの「殺処分」の一種といえると思います。日本で「殺処分ゼロ」とデマが流布されているティアハイムにおいても、相当数の殺処分が行われていることが複数の大学の資料にあります。また殺処分率36%と公表しているティアハイムの年次報告書もあります。

 ドイツにおいては行政が法律に基づく権限により、行政自ら公的動物収容所で行う殺処分も相当数あります。しかし連邦として集計した統計資料はありません。またそれ以外にも、警察官による犬猫の射殺や民間人による狩猟駆除、民間おてぃあハイムが行う殺処分など、広義の犬猫殺処分数まで含めて集計した殺処分総計が存在しない、公開しないなどにより、国全体の殺処分数が見えにくいのです。
 日本がいわゆる「動物愛護センター」で集中して殺処分を行い。1単位で正確な出家意を行い公表しているのとは対照的です。実数ではドイツは、日本の公的殺処分の数十倍の数の犬猫を殺処分しています。以下に、出典をいくつか挙げておきます。


Gesetz über das Halten und Führen von Hunden in Berlin (Hundegesetz - HundeG) Vom 7. Juli 2016 「ベルリン州における犬の保持と導くことに関する犬の法律 犬法」

 5章30条9項及び2項で「行政による危険な犬を強制的に殺処分する権限」(Die zuständige Behörde kann die Tötung eines Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass)が定められており、「野良犬を行政が捕獲公的殺処分した場合は最後の飼主がその費用を負担しなければならい」(2. dieser Gefahr nicht auf eine andere zumutbare und tierschutzgerechte Weise begegnet werden kann.)とあります。 


Gedanken / Hinweise zu den Urteilen in Hessen 2004年3月8日
~ 
 情報公開請求でヘッセン州が「禁止犬種法」に基づき、強制的に殺処分した犬の数が示されている。ヘッセン州では、この法律に基づくだけで、人口比で直近の日本の犬の公的殺処分の約55%の犬を殺処分していた。


Tierschutzgesetz「ドイツ 動物保護法(連邦法)」 16条a1項2号で、不適正飼育者から動物を没収して、行政が強制的に動物を殺処分する権限が定められている(2 Die Behörde kann das Tier auf Kosten des Halters unter Vermeidung von Schmerzen töten lassen, wenn die Veräußerung des Tieres aus rechtlichen oder tatsächlichen Gründen nicht möglich ist oder das Tier nach dem Urteil des beamteten Tierarztes nur unter nicht behebbaren erheblichen Schmerzen, Leiden oder Schäden weiterleben kann.)。  


Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland Stand 11. Juli 2020 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計(ドイツ連邦政府 連邦警察統計)」(2020年)

 Art des Schusswaffengebrauchs insgesamt Tier und Sachen davon 「銃器の使用の種別 概要 動物と財物」とあり、その数は1万3,711件です。


Polizei schoss 2018 auf weniger Menschen als im Vorjahr 「警察官による対人射撃は2018年に前年よりも減少した」 2019年7月24日(ドイツ大手新聞社によりインターネット記事)

Schusswaffengebrauch vor allem gegen Tiere
Wenn sich Polizisten gezwungen sehen, zur Waffen zu greifen, dann schießen sie meistens übrigens nicht auf Menschen, sondern um gefährliche, kranke oder verletzte Tiere zu töten.
Für 2018 weist die Statistik 13.711 solcher Fälle auf.
Im Jahr 2017 waren es 13.400.

警察官の武器(拳銃等)の死闘においては、通常では人を撃つことはありません。
しかし危険な、または病気や負傷した動物をやむを得ないと感じたときはその動物を殺害するために武器を使用します。
2018年の統計では、このようなケースが13,711件ありました。
2017年には13,400件でした。


 (註)
 警察官が動物を射殺したとのニュースでは、ほぼすべてが犬です。したがって警察官が射殺した動物の多くは犬と思われます。


 したがって牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」(この発言は「日本は欧州の国々に比べて著しく殺処分数が多い」という意味になります)との発言ですが、牧原秀樹議員が全く未知蒙昧無学であることの現れです。
 欧州の国々(以外でも)では、それぞれ殺処分の方法や集計の手法、公開か非公開かが国により異なります。したがって欧州の国々と日本の殺処分の数を単純に比較できることはできません。しかしながら殺処分の実数は、むしろ欧州の国々の方が日本よりむしろ多いといえるのです。

 旧ソ連構成国のウクライナや、東欧のブルガリアなどは西ヨーロッパの国々からは「動物虐待国」としばしば非難されます。ウクライナでの、路上で射殺や撲殺をした犬の死体を積み上げている様子の動画などが、しばしばドイツなどで公開されています。しかし旧ソ連構成国や東欧諸国では、犬猫の殺処分の統計すらない国がほどんどです。殺処分の統計がなければその国は「殺処分ゼロ」なのでしょうか。牧原秀樹議員はそう主張しているようにも思えます。つまり巻機秀樹議員は「バカ」ということです。このような方は国会議員の資質はないといえます。
 牧原秀樹議員は、「日本は殺処分が多く野蛮だ」というのならば、ヨーロッパを挙げずになぜソマリアなど現在無政府状態の国を挙げないのですかね。そのような国ではほぼ100%犬猫の殺処分統計などありません。なぜ普通の知能があれば、殺処分の統計や推計を検索すればいくらでもはるかに日本より殺処分の数が多いことが証明できるヨーロッパの国を引き合いに出すのでしょうか。要するにバカか嘘つきということです。


(動画)

 Urge Ukraine to Cease the Cat and Dog Massacre 「ウクライナに猫と犬の大量虐殺をやめるように求める」 2021年5月10日
 旧ソ連構成国や東欧諸国は、欧米から頻繁に「動物虐待国家」と非難されています。おそらくこれらの国々では、犬猫の殺害に関する統計資料も存在していない国が多いと思われます。それをもって「殺処分ゼロ」とでもいうのでしょうか。まさに牧原秀樹議員はそのような、つまりバカか嘘つきです。しかしこれらの国の、犬猫の殺害が多いことや虐待のビデオが頻繁に公開されます。

In advance of the 2012 European Football Championship, homeless dogs like these have been shot, poisoned, and even burned alive in Ukraine. ヨーロッパ

2012年のヨーロッパサッカー選手権に先立ち、このような野良犬はウクライナで射殺され、毒殺され、さらには生きたまま焼却されました。





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ドイツに関する記述がすべて偏向という、あまりにもひどいSippoの記事







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(Zusammenfassung)
Fehler in den japanischen Medien zum deutschen Tiergesetz.


 記事、ドイツの法令に関する記述がすべて誤りという、あまりにもひどいSippoの記事、の続きです。
 私は朝日新聞とその関連メディアでの、動物愛護に関する欺瞞をしばしば取り上げています。例えば「アエラ」やネット配信の「Sippo」などです。特に海外に関しては、完全に正確な記事を私は見たことがありません。最近も朝日新聞では目に余る捏造記事があり、Sippoでは、ドイツの法制度に関する記述がすべて嘘誤りというひどい記事がありました。今回は、Sippo の、ドイツの法令に関する記述がすべて誤りという、あまりにもひどい内容の記事を取り上げます。またこの記事ではドイツの法令以外でも、著しい偏向記述があります。



 サマリーで示した、「ドイツの法令に関する記述がすべて誤り」という、あまりにもひどい朝日新聞の関連メディア、Sippo の記事はこちらです。日本の常識は世界の非常識!? 動物福祉で一歩先行くドイツのリアルが知りたい! 2021年4月5日 以下に問題記述を引用します。


「動物福祉 ドイツ」という言葉で検索するとドイツの進みっぷりが出てきます。
例えば、動物保護法では、ケージの大きさや自然光が入らねばならない、などの物理的な飼育規定が決められており、犬猫好きからすれば当たり前のことです(*1)。
ドイツには、行儀がよく、よく訓練された犬がたくさんいます。
しかし、多くのドイツ人は、犬のしつけができていないことを恥ずべきことと感じます(*5)。
犬を始めとした動物の生きる権利については、法律で認定されています(*3)。
例えば外での繋ぎ飼いは犬小屋が与えられているとみなされません。ドイツの人は、違反者をみるとすぐ通報する(*2)。
ドイツでは、野良犬を見かけることはまずありません。ティアハイムに、犬を自ら持ち込むことはあっても、野山に捨てることはしません(*6)。
ドイツの殺処分をしないという体制です(*4)。



 順を追って説明します。


(*4)
 ドイツの殺処分をしないという体制」ですが、この記述では「ドイツには殺処分制度がない」という意味になります。しかしそれは完全に嘘です。
 ドイツには日本では例外的な禁止犬種法があり、その規定は各州法州規則で定められています。多くはHundegesetz「犬法」という名称の州法です。これらの法令では法律で飼育等を禁止する犬種を定め、無許可飼育の犬を行政が押収して強制的に殺処分する権限が行政に与えられています。またこの法律だけで一定数の殺処分があります。例えばヘッセン州では、情報公開請求により開示された統計では、年間にこの法律だけで152頭の犬が殺処分されていました。またhundegesetz「犬法」では、野良犬の捕獲と公的動物収容所での収容と殺処分等を行政の責務と定めています。多くの州法、例えばベルリン州では「野良犬の捕獲殺害においては、最後の飼主が費用を負担する」という規定があります。

 その他、Tierschutzgesetz「動物保護法」(連邦法)16条aでは、不適正飼育者(例えばアニマルホーダーなどを想定していると思われる)の動物を行政が没収して、強制的に殺処分する権限が定められています。それらの点からすれば、ドイツは日本より犬猫の殺処分を行う体制がむしろ厳格に構築されているといえます。 
 ドイツにはまた日本と同様に、野良犬猫の捕獲と公的動物収容所での収容と殺処分等の処分を行う責務が行政にあると定めています。さらに狂犬病規則による行政の強制殺処分は日本より厳格です。そのうえ、ドイツでは公共の安全もしくは動物福祉上から、警察官に市中の犬を差締めとする動物を射殺する権限を付与しています。この数は年間1万3,000頭を超えます。全てが犬ではありませんが、多くを犬を占めると考えられます。


Gesetz über das Halten und Führen von Hunden in Berlin (Hundegesetz - HundeG) Vom 7. Juli 2016 「ベルリン州における犬の保持と導くことに関する犬の法律 犬法」

 5章30条9項及び2項で「行政による危険な犬を強制的に殺処分する権限」(Die zuständige Behörde kann die Tötung eines Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass)が定められており、「野良犬を行政が捕獲公的殺処分した場合は最後の飼主がその費用を負担しなければならい」(2. dieser Gefahr nicht auf eine andere zumutbare und tierschutzgerechte Weise begegnet werden kann.)とあります。 


Gedanken / Hinweise zu den Urteilen in Hessen 2004年3月8日
~ 
 情報公開請求でヘッセン州が「禁止犬種法」に基づき、強制的に殺処分した犬の数が示されている。ヘッセン州では、この法律に基づくだけで、人口比で直近の日本の犬の公的殺処分の約55%の犬を殺処分していた。


Tierschutzgesetz「ドイツ 動物保護法(連邦法)」 16条a1項2号で、不適正飼育者から動物を没収して、行政が強制的に動物を殺処分する権限が定められている(2 Die Behörde kann das Tier auf Kosten des Halters unter Vermeidung von Schmerzen töten lassen, wenn die Veräußerung des Tieres aus rechtlichen oder tatsächlichen Gründen nicht möglich ist oder das Tier nach dem Urteil des beamteten Tierarztes nur unter nicht behebbaren erheblichen Schmerzen, Leiden oder Schäden weiterleben kann.)。  


Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland Stand 11. Juli 2020 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計(ドイツ連邦政府 連邦警察統計)」(2020年)

 Art des Schusswaffengebrauchs insgesamt Tier und Sachen davon 「銃器の使用の種別 概要 動物と財物」とあり、その数は1万3,711件です。


Polizei schoss 2018 auf weniger Menschen als im Vorjahr 「警察官による対人射撃は2018年に前年よりも減少した」 2019年7月24日(ドイツ大手新聞社によりインターネット記事)

Schusswaffengebrauch vor allem gegen Tiere
Wenn sich Polizisten gezwungen sehen, zur Waffen zu greifen, dann schießen sie meistens übrigens nicht auf Menschen, sondern um gefährliche, kranke oder verletzte Tiere zu töten.
Für 2018 weist die Statistik 13.711 solcher Fälle auf.
Im Jahr 2017 waren es 13.400.

警察官の武器(拳銃等)の死闘においては、通常では人を撃つことはありません。
しかし危険な、または病気や負傷した動物をやむを得ないと感じたときはその動物を殺害するために武器を使用します。
2018年の統計では、このようなケースが13,711件ありました。
2017年には13,400件でした。


 (註)
 警察官が動物を射殺したとのニュースでは、ほぼすべてが犬です。したがって警察官が射殺した動物の多くは犬と思われます。


(*5)
 「ドイツには、行儀がよく、よく訓練された犬がたくさんいます。多くのドイツ人は、犬のしつけができていないことを恥ずべきことと感じます」の記述に関してです。「犬のしつけが良い」とはどういうことでしょうか。私は犬のしつけで最も重要なのは、「人や他の動物に危害を加えない」ということだと思います。「噛み癖があって人や他の動物を攻撃する、致傷させる」犬は、ほかにどんなに優れた面があったとしても、しつけができていないと私は判断します。
 ではドイツの犬の咬傷事故の発生数はどうでしょうか。ドイツでは連邦全体の犬の咬傷事故統計はありませんが、ベルリン州では人口比で日本の5.5倍発生しています。また幼児が重傷を負う、死亡事故などが頻繁に報道されています。ですから「ドイツでは(日本と比べて)犬のしつけが良い」というのは偏向です。


・ドイツ連邦警察統計(Beißvorfälle unter Berücksichtigung der Hunderassen in Deutschland und Umfrage bei Hundebisspatienten in vier Berliner Kliniken Freien Universität Berlin 「ドイツの犬咬傷事件の犬種による考察とベルリン州の4つの診療所における犬咬傷事故患者の調査」 2016年 から。ベルリン州では、同時期の日本の犬の咬傷事故の発生数が人口比で5.5倍です。

ドイツ 犬 咬傷事故


(*6)
 ドイツでは、野良犬を見かけることはまずありません。ティアハイムに、犬を自ら持ち込むことはあっても、野山に捨てることはしません」の記述は「ドイツでは犬をの山に捨てることは皆無である」という意味になります。しかしドイツでは犬などのペットをの山に捨てることは極めて多く、年間に捨てられるペットの数は50万頭と推計されています。


https://www.deine-tierwelt.de/magazin/ferienzeit-viele-haustiere-werden-ausgesetzt/ 「休暇の時期:多くのペットがドイツでは捨てられます」2018年7月13日

 「ドイツ全土では毎年50万頭のペットが捨てられる」(Deutschlandweit sind es in der Regel 500.000 Tiere, die jährlich ausgesetzt werden.)とあります。きわめて多い、尋常ではない数です。「犬が森林で係留されたまま捨てられていた。子犬が自然の草むらの中に捨てられていた」などという報道は大変多いです。厳冬期に犬を係留したまま遺棄して犬が死にかけていたり、木に首つり状態で犬が遺棄され、死んでいた、瀕死の状態で発見されたという事件もしばしば報道されます。


 以上のように、本記事はあまりに偏向したひどい内容です。このようなデマ記事を堂々と公開する、Sippo編集部の根性は、むしろ感心するぐらいです。朝日新聞ととの関連メディアの動物愛護、特に海外に関する情報は完全に正確な記事は私は一つも知りません。このような真実などは二の次、衆愚愛誤が喜びさえすればデマも厭わない、悪質な報道が支持される日本。これこそが日本が動物愛護後進国という証左でしょう。


(画像)

 「動物福祉」最優先の米独英、犬との暮らしをより良いものに 2015年6月12日から。
 「山口千津子(やまぐち・ちづこ)/大阪府立大学農学部卒。日本動物福祉協会特別顧問 「『(イギリスでは)繁殖用の雌犬は常時10頭を超えてはならない』『雌犬は一生のうちに6回以上出産させてはならない』などとこと細かに決められています」ですが全くのデマです。「繁殖用の雌犬は常時10頭を超えてはならない」というイギリスの法令の規定はありません。スコットランドでは200頭レベルの数の繁殖雌犬の登録があるブリーダーが多くあります。また「雌犬には一生のうち6回以上出産させてはならない」という規定もイギリスではありません。「犬の繁殖と販売に関する規則 1999」(Breeding and Sale of Dogs (Welfare) Act 1999)では、「雌犬の生涯出産回数は6回を超えてはならない(that bitches do not give birth to more than six litters of puppies each; 2条2項g)とあります。
 その他では、西山ゆう子氏の本記事のデマ発言や、偽ドイツ獣医師の京子アルシャー氏のデタラメ発言などを私は本ブログ記事で取り上げています。この方々は義務教育を履修しているのか、それとも「吸った息で嘘を吐く」、嘘を言い続けていなければ死ぬ人なんですかね。まさにSippoは知能と精神が正常なライターがいないと思われます。

Sippo イギリス法規 デタラメ

ベルギー、ブリュッセルの殺処分数は人口比で日本の約5倍~牧原秀樹議員の「日本は殺処分が多い野蛮な国」という大嘘






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Belgium/Belgien

 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘
1頭1500円で廃レースドッグを1万頭銃殺していた男は不起訴になった(イギリス)~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
引退軍用犬1,200頭殺処分していたイギリス陸軍~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回は牧原秀樹議員の「欧州は動物に対して厳格」という発言が大嘘である根拠として、ベルギーのブリュッセルの殺処分数が人口比で日本の約5倍であることを述べます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、同時期ではフランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭、スペインでは30万頭であることを連載記事では書きました。平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。 
 スペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」です。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。
 フランスでの年間50万頭の犬猫殺処分数は、同時期(2015年)の日本の殺処分8万3,000頭の人口比で約10倍です。フランス、スペインとも著しく犬猫の殺処分数は日本より多いのです。
またそれ以外の西ヨーロッパの国でも、民間保護団体が行う犬猫の殺処分数が過少に公開されていて、さらに私的に行う犬の殺処分が合法で数値は非公開というイギリスもあります。殺処分の実数は、イギリスは日本よりはるかに多いと判断せざるを得ません。

 今回はベルギーの首都、ブリュッセルの殺処分数について書きます。ベルギーは国全体の殺処分数の統計はありませんが、ブリュッセルの詳細なアニマルシェルターの殺処分数等の統計が公表されています。牧原秀樹氏の問題発言があった2015年の資料は見つかりませんでしたが、2019年のブリュッセルの統計資料があります。同時期(2019年度)の日本の公的殺処分数とブリュッセルの殺処分数を比較すれば、ブリュッセルの殺処分数は日本の殺処分数の4.8倍も多いのです。
 ブリュッセルのアニマルシェルターの統計資料はこちらです。STATISTIEKEN BETREFFENDE DE ASIELDIEREN IN HET BRUSSELS HOOFDSTEDELIJK GEWEST IN 2019 「ブリュッセルの動物収容所における動物の統計-首都」 2019年(オランダ語) から引用します。


6. Adoptie en euthanasie in 2019
Gedetailleerd onderzoek van het totaal aantal geëuthanaseerde dieren (1453 dieren, 20% van de uitgaande dieren), laat ons toe de belangrijkste oorzaken van euthanasie in de asielen te onderscheiden. De voornaamste reden voor euthanasie was ziekte (65% van de geëuthanaseerde dieren).
Geëuthanaseerd wegens plaatsgebrek 11%
Geëuthanaseerd wegens niet adopteerbaar door gedragsproblemen 6%
Geëuthanaseerd wegens andere redenen 18%

6 2019年の収容動物と安楽死(殺処分)
安楽死させた動物の総数(1453頭、収容後動物の20%)を詳細に調査することで、アニマルシェルターでの安楽死の主な原因を特定することができます。
安楽死の主な理由は疾病でした(安楽死させた動物の65%)
収容施設のスペース不足による安楽死11%
問題行動により譲渡できず安楽死された数 6%
他の理由で安楽死させた数 18%



(画像)

 STATISTIEKEN BETREFFENDE DE ASIELDIEREN IN HET BRUSSELS HOOFDSTEDELIJK GEWEST IN 2019 「ブリュッセルの動物収容所における動物の統計-首都」 2019年 から。
 この一覧に、2019年のブリュッセルの動物収容所での安楽死(殺処分)1,453頭の、安楽死(殺処分)の内訳と数が示されています。

ベルギー ブリュッセル 安楽死統計 2019


 ブリュッセルの人口は、約116万人です。同時期の2019年度の日本の犬猫殺処分数は32,743頭ですので、ブリュッセルの殺処分数は日本の約4.8倍です。先に述べた通り、ベルギーには国全体のアニマルシェルターでの殺処分等の統計はありません。しかしヨーロッパの他の国(例えばフランス)では、都市部のパリでは殺処分数が相対的に少なく、地方都市では多い傾向があります。
 ブリュッセルはベルギーの首都です。ベルギー全土での殺処分は、人口比では地方都市の方が多く、ベルギー全土での殺処分は、人口比では日本の4.8倍より多い可能性があります。それとブリュッセルでは、今回取り上げた2019年の殺処分数は、昨年の2018年統計より増えているのです。日本が一貫して殺処分数を減らしているのとは対照的です。

 私はこの連載で、すでにフランスとスペインのアニマルシェルターでの殺処分数が人口比で2015年当時の同時期で10倍以上であることを述べました。アニマルシェルターの施設外での殺処分が極めて多い国があります。例えば、イギリスのレースドッグや軍用犬の殺処分の合計は、公的な動物収容所での公的殺処分数より多いのです。ドイツにおける警察官や民間人ハンターによる射殺駆除もあります。ドイツはこの両者を合わせれば、日本の公的殺処分数の数十倍になります。とはいえ、ドイツには公的な動物収容所があり、日本と異なり犬猫とも行政が捕獲し公的動物収容所での殺処分も相当数行われています。また日本と異なり、禁止犬種や咬傷犬を行政が強制的に殺処分することが法律で明記され一定数あります。
 それら合わせて鑑みれば、牧原秀樹議員の「日本は欧州に比べて殺処分が多くて野蛮な国だ」という発言は全くのデタラメといえます。公の場で公人としての立場で、根拠のないデマをべらべらしゃべりまくる。このような方は国会議員にふさわしいとは言えません。

ドイツの法令に関する記述がすべて誤りという、あまりにもひどいSippoの記事







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(Zusammenfassung)
Fehler in den japanischen Medien zum deutschen Tiergesetz.


 私は朝日新聞とその関連メディアでの、動物愛護に関する欺瞞をしばしば取り上げています。例えば「アエラ」やネット配信の「Sippo」などです。特に海外に関しては、完全に正確な記事を私は見たことがありません。最近も朝日新聞では目に余る捏造記事があり、Sippoでは、ドイツの法制度に関する記述がすべて嘘誤りというひどい記事がありました。今回は、Sippo の、ドイツの法令に関する記述がすべて誤りという、あまりにもひどい内容の記事を取り上げます。またこの記事ではドイツの法令以外でも、著しい偏向記述があります。


 サマリーで示した、「ドイツの法令に関する記述がすべて誤り」という、あまりにもひどい朝日新聞の関連メディア、Sippo の記事はこちらです。日本の常識は世界の非常識!? 動物福祉で一歩先行くドイツのリアルが知りたい! 2021年4月5日 以下に問題記述を引用します。


「動物福祉 ドイツ」という言葉で検索するとドイツの進みっぷりが出てきます。
例えば、動物保護法では、ケージの大きさや自然光が入らねばならない、などの物理的な飼育規定が決められており、犬猫好きからすれば当たり前のことです(*1)。
ドイツには、行儀がよく、よく訓練された犬がたくさんいます。
しかし、多くのドイツ人は、犬のしつけができていないことを恥ずべきことと感じます(*5)。
犬を始めとした動物の生きる権利については、法律で認定されています(*3)。
例えば外での繋ぎ飼いは犬小屋が与えられているとみなされません。ドイツの人は、違反者をみるとすぐ通報する(*2)。
ドイツでは、野良犬を見かけることはまずありません。ティアハイムに、犬を自ら持ち込むことはあっても、野山に捨てることはしません(*6)。
ドイツの殺処分をしないという体制です(*4)。



 順を追って説明します。


(*1)
 「動物保護法では、ケージの大きさや自然光が入らねばならない、などの物理的な飼育規定が決められており、犬猫好きからすれば当たり前」との記述ですが、動物保護法は、Tierschutzgesetz(連邦法)以外には考えられません。まず動物保護法ではケージの大きさや自然光が入らねばならない、などの物理的な飼育規定が定められている」ですが、そのような規定は本法にはありません。
 最低ケージサイズや自然光の確保などの飼養基準が定められているのは法令では犬だけです。根拠となる法令は動物保護法ではなく、「動物保護犬規則」(Tierschutz-Hundeverordnung)です。犬以外では行政指導文書で、牛、豚、鶏に限り、最低ケージサイズ等が定められています。以下に、動物保護法(Tierschutzgesetz)と、動物保護犬規則(Tierschutz-Hundeverordnung)から該当する条文を引用します。


・動物保護法(Tierschutzgesetz

Zweiter Abschnitt
Tierhaltung
§ 2a
(1) Das Bundesministerium für Ernährung und Landwirtschaft (Bundesministerium) wird ermächtigt, durch Rechtsverordnung mit Zustimmung des Bundesrates, soweit es zum Schutz der Tiere erforderlich ist, die Anforderungen an die Haltung von Tieren nach § 2 näher zu bestimmen und dabei insbesondere Vorschriften zu erlassen über Anforderungen.

第二部章
動物の飼育
2条a
1項 連邦食糧農業省(連邦省)は、連邦委員会の同意を得て、法定の規則(省令)により、2条に従って動物の飼育に関する要件を規定し、特に動物の飼育に関する具体的な規制を制定する権限を与えられています。


 つまり動物保護法においては、動物の飼育に関する「物理的な」つまり具体的な数値規制は、省令によって定めることを委任しています。動物保護法においてはSippoの記事の記述にある、「ケージの大きさ」等の、物理的(=具体的な数値による)飼育規定は一切定めがありません。したがってSippoの「動物保護法では、ケージの大きさや自然光が入らねばならない、などの物理的な飼育規定が決められており」の記述は誤りです。


・動物保護犬規則(Tierschutz-Hundeverordnung

§ 5 Anforderungen an das Halten in Räumen
(1) Ein Hund darf nur in Räumen gehalten werden, bei denen der Einfall von natürlichem Tageslicht sichergestellt ist.
§ 6 Anforderungen an die Zwingerhaltung

5条 室内で犬を飼うための要件
(1)犬は、自然光は入ることが確保されている部屋でのみ飼育することができます。
6条 屋外の犬舎で飼育するための要件(この条項で具体的な犬舎の最低ケージの広さなどの数値規制が規定されている)。



 また「犬猫好きからすれば当たり前」という記述が続き、「動物保護法では、ケージの大きさや自然光が入らねばならない、などの物理的な飼育規定」が猫に及ぶという意味になります。しかし先に述べた通り、ドイツでは法令で最低ケージサイズや自然光の確保などの動物の飼養基準が法令で定められているのは犬だけであり、猫は飼養基準の物理的な飼育規定(数値による飼養基準)は一切ありません。ドイツにおいては猫は8週齢未満で親から分離して販売してもよく、矮小で身動きできないようなガラスケージで5週齢の子猫を展示販売しても合法です。なお日本では、猫も8週齢未満での販売は禁止されています。猫の飼養基準は、日本はドイツよりも法的規制が厳しいといえます。
 したがってSippoの「動物保護法では、ケージの大きさや自然光が入らねばならない、などの物理的な飼育規定が決められており、犬猫好きからすれば当たり前」との記述は、「ドイツでは法令で猫の飼養における最低ケージサイズや自然光の確保が規定されている」という意味になり、完全に誤りです。


(*2)
 「外での繋ぎ飼いは犬小屋が与えられているとみなされません。ドイツの人は、違反者をみるとすぐ通報する」との記述ですが、「ドイツでは外での繋ぎ飼い派全ての犬において違法」という意味になります。しかしドイツでは犬の繋ぎ飼いを禁じているのは妊娠中の犬など一部に限られています。
 犬の繋ぎ飼いを規定している法令は、「動物保護犬規則」(Tierschutz-Hundeverordnung)です。以下に該当する条文を引用します。


§ 7 Anforderungen an die Anbindehaltung
(7) Die Anbindung ist verboten bei
1.einem Hund bis zu einem Alter von zwölf Monaten,
2.einer tragenden Hündin im letzten Drittel der Trächtigkeit,
3.einer säugenden Hündin,
4.einem kranken Hund, wenn ihm dadurch Schmerzen, Leiden oder Schäden zugefügt würden.

7条 犬の繋ぎ飼いの要件
7項 以下の犬においては繋ぎ飼いは禁止されています。
1号 生後12ヶ月までの犬
2号 妊娠中で、妊娠期間の後期の3分の1の雌犬
3号 授乳中の雌犬
4号 係留飼育することにより痛み、苦しみ、または害を及ぼす可能性がある病気の犬


 妊娠末期か授乳中の雌犬を除外した健康な成犬であれば、係留飼育はドイツでは禁止していません。 したがってSippoの、「外での繋ぎ飼いは犬小屋が与えられているとみなされません。ドイツの人は、違反者をみるとすぐ通報する」との記述ですが、「ドイツでは外での繋ぎ飼いは全ての犬において違法」という意味になり誤りです。


(*3)
 「犬を始めとした動物の生きる権利については、法律で認定されています」ですが、ドイツでは「動物の生きる権利(Recht zu leben 生存権)」を記述した法令は一切ありません。ドイツに限らず動物に権利(Recht)を法律により付与し、保証した国家は、正常な民主国家であればただの一つもないと断言します。またドイツにおいては学説においても、動物に権利が付与されていることは否定されています。
 Sippoの本記事のライターは、その該当する法令と条文を原文で提示していただきたいです。これほどまでにひどい記述を平気でするとは、精神に異常をきたしているのではないかと心配になります。


 その他にも、今回取り上げたSippoの記事は、法令の誤り以外でも、著しい偏向、嘘しか記述がないといっても差し支えないほど、目を覆いたくなるような、あまりにもひどい記事です。大手のマスコミがこのようなデマ記事を堂々と掲載し続けていることに、私は日本の動物愛護の将来に絶望します。その他の記述に関しては、本ブログサイトで何度も指摘してきた事柄ですが、機会があれば指摘します。朝日新聞と関連のメディアで動物愛護、特に海外に関する記事を執筆しているライターはバカとキチガイの寄せ集めです。全員、精神科を受診された方がよいと思います。


(画像)

 太田匡彦氏(Sippoのデスクと思われる人物)による記事、AREA(言わずと知れた朝日新聞系の雑誌)'09.9.7号『犬を殺さないドイツの常識』。「ティアハイム・ベルリンでは1匹も犬を殺さない」、「ドイツではティアハイムから犬を入手するのが常識」。このように真実に反することを堂々とマスメディアに書ききってしまう神経は、私にとっては理解不能です。
 のちの画像でも示しますが、ティアハイム・ベルリンはHPで「当施設は一定条件においては殺処分を行っている」と明記しています。またドイツの犬猫の入手割合は2014年の推計で保護犬猫(ティアハイム以外の譲渡も含む)の割合はわずか10パーセント程度です。現在は当時より外国からの子犬輸入が激増しているため、さらにその割合が低下していると思われます。

アエラ (567x800)



(画像)

 ティアハイム・ベルリンのHPでは、「当施設では収容動物の殺処分を行っています」と明記されています。Tierschutz in Berlin seit 1841 「ベルリン動物保護協会 ティアハイムベルリン ホームページ」 の、service をクリック、さらに、Häufig gestellte Fragen 「よくある質問」をクリックすると、次の画面が現れます。さらに、Häufig gestellte Fragen 「よくある質問」。最後に、Werden Tiere eingeschläfert? 「ティアハイム・ベルリンは安楽死(殺処分)していますか?」をクリックすれば、以下の画面が現れます。

FAQティアハイムベルリン 

Werden Tiere eingeschläfert?
・Ein Tier ist so sterbenskrank, dass es nicht mehr zu retten ist und von seinen Leiden erlöst werden muss.
Sämtliche Einschläferungen von Tieren bedürfen de Einwilligung mehrerer Veterinäre sowie der Zustimmung des TVB.
Jeder Fall wird in einem Euthanasiebuch dokumentiert.
Einschläferungen erfolgen grundsätzlich nach Ausschöpfung aller Behandlungsmöglichkeiten; medizinisch-technische Voraussetzungen stehen in bester Ausstattung zur Verfügung, die finanziellen Aufwendungen für den Komplex medizinische Versorgung steigen stetig.
・Ein Tier zeigt gemäß der Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes so starke, nicht behebbare und konstante Verhaltensstörungen, dass ein Weiterleben entweder nur mit schweren Leiden verbunden wäre oder eine akute Gefährdung der Umwelt vorhanden ist.
Über solche Ausnahmefälle entscheidet dann eine sachkundige Kommission.

ティアハイムベルリンは動物を安楽死(殺処分)しますか
その動物が死に直面し治療不可能で、その苦しみから解放しなければならない場合は行っています。
すべての動物の安楽死は、数人の獣医師の同意とベルリン動物保護協会(註 ティアハイム・ベルリンの上部団体)の同意を必要とします。
安楽死の各症例は、記録簿に記載されています。
基本的には、すべての治療法の選択肢が尽きた後に行っています。
医療上および技術上の要求は可能な限り最も高度な設備で行うことが可能でありますが、複雑な医療のための財政的負担は年々増加しています。
ドイツ動物保護連盟のティアハイム運営指針によれば、動物が強度の回復不可能なかつ恒常的な行動障害を示していて、それが継続的な生きるうえで動物に深刻な苦痛の原因となる場合、もしくは周辺環境に深刻な危険を及ぼす場合。
そのような例外的なケースの安楽死は、知見のある委員会によって決定されます。

ペットショップで購入1週間後に捨てられた老犬?~朝日新聞の欺瞞体質







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domestic/inländisch

 私は朝日新聞とその関連メディアでの、動物愛護に関する欺瞞をしばしば取り上げています。例えば「アエラ」やネット配信の「Sippo」などです。特に海外に関しては、完全に正確な記事を私は見たことがありません。最近も朝日新聞では目に余る捏造記事があり、Sippoでは、ドイツの法制度に関する記述がすべて嘘誤りというひどい記事がありました。今回は、「購入1週間後に保健所に引き取られた」という、明らかに老齢のチワワを写真を掲載した朝日新聞の記事を取り上げます。ペットショップが老齢犬を販売することはほぼありませんし、購入1週間後であれば通常ペットショップは販売犬の引取りを行います。


 サマリーで述べた、「ペットショップで購入1週間後に捨てられた(保健所に引き取らせた)チワワ」に関する朝日新聞の記事はこちらです(2021年4月10日 朝刊)。要旨は、「コロナ禍で空前のペットブームが起き、ペットショップで犬や猫を購入する客が増えている。しかし無責任にすぐに手放すケースが多い」です。そして「ペットショップで購入されたのちに、わずか1週間後に飼主が手放して保健所に引き取られた黒いチワワのクマ」の写真が掲載されています。以下にその画像を示します。


(画像)

 朝日新聞 2021年4月10日(朝刊)の記事。「コロナ禍で空前のペットブームが起き、ペットショップでは犬猫の販売が激増している。しかし衝動的に犬猫を購入し、すぐに息する飼い主がいるのは問題である」という内容です。

朝日新聞 捏造記事1


(画像)

 上記の記事の中で掲載されていた写真。「ペットショップで購入後わずか1週間後に飼主が手放して保健所に引き取られた黒いチワワの『クマ』」とあります。

朝日新聞 捏造記事


 この朝日新聞の記事に対して、FaceBookでは疑問を投げかける投稿が相次ぎました。その1つを例示し、コメントを引用します。上原勝三氏(㈱ペットパーク代表 から。敬称略


上原勝三
このチワワが買って一週間?
プロとして4~6歳に見える。
1歳未満の未成犬にまるで見えない。
仮に飼いきれなくて販売店さんに相談すれば引き取らないはずがない勿論返金とか買い取り希望等は難しく条件があるやも。
しかし保健所や愛護センターに行くなんてあり得ないと私は思う。
何かやらせ、捏造ぽくおもえてならない。

平郡拾玖
お口の回りは白髪ぽく見えますね

Megumi Takeda
目が白くなっていませんか。
白内障ならば少なくとも6-7歳以上です。

上原勝三
コロナ禍でペット全般的が驚異的に売れてるから話をでっち上げしてまた問題だと、馬鹿馬鹿しい。

Mameshiba Minori
ウソ言っちゃいけません。
口周りや手の先が白くなっています。
朝日らしいですね。



 最近知人のラブラドールレリーバーが16歳で天命を全うしましたが、その直前でもこのチワワほど白毛は目立ちませんでした。新聞の写真は精度が落ちますが、このチワワは目が白く見えます。犬はかなり高確率で白内障が発症しますが、もし白内障ならば少なくとも6-7歳以上の年齢です。私はプロの業者さん(上原氏)の4~6歳という推定より、年齢は高いように思えます。
 また通常、ペットショップが老齢犬を販売することはありません。可能性はゼロではないですが、極めてまれと思います。また購入後1週間程度でしたら、ほとんどのペットショップは返品(引取り)に応じると思います。それはプロの業者さんが投稿した通りです。保健所に引き取られるということはまずありえないと思います。このような事実から、私はこの朝日新聞の記事は「捏造」としか判断できません。

 その他にも「犬の年齢」を偽った写真を掲載した捏造が疑われる、Sippo の記事について、私は最近指摘しました。「18歳の大型犬 飼い主とともにカナダの大自然をゆっくり歩む 2020年12月26日」です。この記事の要旨は、「カナダには生体販売ペットショップが一切なく、ペットショップでは動物保護団体が定期的に譲渡会を開催するのみである」とあり、ます。そして日本人のこの記事のライターにより「18歳になる噛み癖がある大型の保護犬を保護団体から譲渡を受けた」ことが書かれています。私はこの記事の記述「カナダには生体販売ペットショップが一切ない」が大嘘、デマであることを記事にしています。カナダには人口比で日本の1.1倍の生体販売ペットショップがあります。(*1)

(*1)
カナダではごく一部の自治体では、「ペットショップでは犬(もしくは猫も)に限り、保護団体由来の物しか販売できない」という条例はあります。しかし「生体販売ペットショップ」を禁じる連邦法、州法はおろか、自治体条例も存在しません。また犬猫に限り保護団体由来の物しか販売できないという自治体でも、形式的に保護団体を経由すれば販売できるので、従前どおり犬猫は販売されています。

「カナダでは生体販売を行うペットショップは一切ない」~朝日新聞Sippoの欺瞞体質
カナダのペットショップで多数の子犬子猫が盗まれた~「カナダでは生体販売を行うペットショップは一切ない」って何(笑)

 上記の記事を公開したところ、読者さんやツイッターで「Sippo の記事に掲載されている犬が18歳というのはあり得ない。もっと若いだろう。2歳未満でもあり得るだろう」というご意見をいただきました。以下が、Sippo の該当記事に掲載された「18歳の大型の老犬」の写真です。


(画像)

 18歳の大型犬 飼い主とともにカナダの大自然をゆっくり歩む 2020年12月26日 から。「18歳の大型犬」と記述がある大型の雑種犬。

カナダ sippo 犬 18歳 1


(画像)

 18歳の大型犬 飼い主とともにカナダの大自然をゆっくり歩む 2020年12月26日 から。「犬歯を抜かれている18歳の大型犬」という説明がありますが、少なくとも18歳には見えません。

Sipoo カナダ 犬 18歳


 朝日新聞関連のペットに関するニュースサイト、Sippo で、最近もドイツの法令に関する全くのデタラメな説明が羅列された記事がありました。その記事でのドイツの法令に関する説明では、正しいものは一切ありませんでした。次回記事で取り上げます。
 朝日新聞の動物愛護にかかわるライターの方々は、意図的にデマ情報を拡散させているのは間違いないです。さらに基本的な動物(犬猫など)の医学的知識や業界の慣習などすら、無知蒙昧無学と思われます。単に日本が「動物愛護後進国」、「海外ではペットショップがない」、「海外では殺処分がない」という、カルトの教義に等しいパワーワードを喜ぶ衆愚愛誤の存在が、このような劣悪で有害なマスコミの報道を許して存続させているのです。これこそ日本が動物愛護後進国である所以ではありませんか。

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引退軍用犬1,200頭殺処分していたイギリス陸軍~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘






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(summary)
Unwanted many dogs were destroyed in England.


 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘
1頭1500円で廃レースドッグを1万頭銃殺していた男は不起訴になった(イギリス)~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回は牧原秀樹議員の「欧州は動物に対して厳格」という発言が大嘘である根拠として、イギリスの軍隊が引退軍用犬の多くを殺処分していることを述べます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、同時期ではフランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭、スペインでは30万頭であることを連載記事では書きました。平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。
 スペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」です。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。
 フランスでの年間50万頭の犬猫殺処分数は、同時期(2015年)の日本の殺処分8万3,000頭の人口比で約10倍です。フランス、スペインとも著しく犬猫の殺処分数は日本より多いのです。またそれ以外の西ヨーロッパの国でも、民間保護団体が行う犬猫の殺処分数が過少に公開されていて、さらに私的に行う犬の殺処分が合法で数値は非公開というイギリスもあります。殺処分の実数は、イギリスは日本よりはるかに多いと判断せざるを得ません。

 さらに牧は秀樹議員の「動物に関しては特に欧州が厳格」との発言は流れから、「欧州では犬猫の殺処分に関する要件が厳しく行うことが難しい」という意味になります。しかしそれは大嘘です。西ヨーロッパの多く国、例えばイギリス(2020年まで)、フランス、スイスでは、犬猫等の殺処分に理由は必要とされていません。単に「苦痛を長引かせない殺害方法であれば、理由の如何に問わず合法」なのです。

 今回記事では前回記事の、イギリスの廃レースドッグの私的な殺処分に続いて、イギリスの軍隊での軍用犬の殺処分について取り上げます。イギリスの軍隊では多くの軍用犬を用いていますが(陸軍だけで400頭)、任務を終え、引退したのちは多くが殺処分されます。またその殺処分は従軍獣医師が行うために、イギリスの公的な、自治体の公的犬収容施設で行う公的殺処分の数字には含まれません。牧原秀樹議員の問題の発言があったのは2015年ですが、同時期のイギリスの犬の公的殺処分は7,000頭余りで、日本の公的な犬の殺処分数は人口比で1.2倍程度です。これまでの記事で取り上げた、イギリスでの民間保護団体が行う殺処分、引退レースドッグの私的な殺処分が合法的に年間1万頭が行われている数などと合わせれば、イギリスでは犬の殺処分の実数は日本よりはるかに多いのです。連載記事では取り上げていませんが、「禁止犬種法」に基づく禁止犬種の殺処分は警察が管轄であり、その数も含まれていません。
 したがって牧原秀樹議員の「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません」(「日本は欧州の国に比べて殺処分が著しく多く、さらに殺処分を基準が緩い」という意味になる)の問題発言は、完全に嘘です。 以下に、イギリスの軍隊が軍用犬のほとんどを、しかも安易に殺処分している実態を示すニュースソースを引用します。


Military has put down nearly 1,200 combat dogs since 2002 with many classed as too dangerous to rehome, figures show 「イギリス陸軍は2002年以来、その多くが危険であると分類されるために一般家庭に譲渡できないとして1,200頭近くの軍用犬を殺処分したと数字は示しています」 2021年2月14日

Countless dogs were deemed too 'old and worn out' or 'too dangerous' to rehome - while others were killed for 'failing to maintain standards' or for 'welfare reasons'.
The army put down almost 1,200 combat dogs since 2002, with many classed as 'too dangerous' to rehome.
The highly-trained animals can find injured men and track down terrorists - with some able to parachute into battlefield while strapped to their handlers.
But countless dogs are being put down 'at the end of their working lives', sparking calls for the British Army to do more to save them.
These incredibly brave dogs have saved the lives of a lot of soldiers.
Just under 400 military dogs are currently working in the British Army, according to figures released in 2018.
They operate with handlers on various operations, including detecting Improvised Explosive Devices (IEDs), looking for safe routes and buildings and drug-busting tasks.

数え切れないほどの多くの犬は、一般家庭に譲渡するには「使役により年齢を経ている」または「危険すぎる」と見なされます。
イギリス陸軍は2002年以降に約1,200頭の軍用犬を殺処分し、その多くは「危険すぎる」と分類されて一般家庭に譲渡できませんでした。
高度な訓練を受けた犬は負傷した兵士を見つけ、テロリストを追跡することができ、ハンドラーに結束されている状態で戦場にパラシュートで降下できる犬もいます。
しかし数え切れないほどの数の軍用犬が「犬たちの任期が終わることにより」殺処分されており、イギリス陸軍が犬たちを救うためにより多くのことをするように呼びかける声が火花を散らしています。
これらの信じられないほど勇敢な犬は、多くの兵士の命を救ってきました。
2018年に発表された数字によると、現在イギリス軍では400頭弱の軍用犬が働いています。
それらの軍用犬らは、爆発物(IED)の検出、安全なルートと建物の探索、薬物破壊の使命など、さまざまな任務でハンドラーと連携して活動しています。



Why was the MoD so quick to destroy dogs that guarded William? New figures reveal 288 animals were put down in the last 10 years 「なぜイギリス国防省はウィリアム王子を守っていたガードドッグを殺害するのがあまりにも早かったのでしょうか?新しい数字は、過去10年間にイギリス国防省で288頭の軍用犬が殺処分されたことを明らかにしています」 2013年9月19日

Prince left his role as a search and rescue pilot in North Wales last week.
Within days of his last shift, his two guard dogs were destroyed on Friday.
Outraged charities and activists say decision was 'euthanasia of convenience'.
A decision to destroy two RAF dogs that guarded Prince William just days after he quit the service has angered animal experts and upset staff on his former base.
Charities said the animals had been disposed of like a piece of worn-out military kit while one animal behaviour expert suggested the decision was ‘a euthanasia of convenience’.
A Ministry of Defence spokesman last night insisted that the decision to destroy the dogs was ‘entirely coincidental’ and that the animals could not be rehomed or redeployed because of medical and behavioural issues.

ウィリアム王子は先週、ノースウェールズで捜索救助パイロットとしての軍の任務から退役しました。
王子の最後の任務からわずか数日内の金曜日に、彼の2頭のガードドッグが殺処分されました。
憤慨した動物保護団体や動物保護活動家は、その決定は「利便性のための安楽死」だったと言います。
ウィリアム王子が退役した数日後にウイリアム王子を守っていた2頭のガードドッグを殺処分する決定は、動物の専門家を怒らせ、王子が所属していた以前の基地のスタッフを動揺させました。
動物保護団体は犬たちは使い古された軍装備のように処分されたと述べましたが、ある動物行動の専門家はその決定は、「単なる利便性のための安楽死」であると示唆しました。
昨夜の国防省の広報官は、犬を殺処分する決定は「その犬が王子のガードドッグであったことは完全に偶然」であり、それらの犬を医学的および行動上の問題のために一般家庭に譲渡することも軍隊で再配備することもできないと主張しました。



(動画)

 Dogs UK Military Training Documentary 「イギリスの軍用犬の訓練ドキュメンタリー」 2021年1月3-日
 これほどの高度な訓練を経て、ハンドラーとの絆も強い軍用犬を安易に殺処分する、イギリス人の感性が理解できないです。日本では警察犬などの使役犬は、引退後も大事にされています。どちらが犬に対して野蛮な国なのか。私は牧原秀樹議員の感性も理解できません。

1頭1500円で廃レースドッグを1万頭銃殺していた男は不起訴になった(イギリス)~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘






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(summary)
Unwanted many dogs were destroyed in England.


 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回は牧原秀樹議員の「欧州は動物に対して厳格」という発言が大嘘であることを述べます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、同時期ではフランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭、スペインでは30万頭であることを連載記事では書きました。平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。
 スペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」です。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。
 フランスでの年間50万頭の犬猫殺処分数は、同時期(2015年)の日本の殺処分8万3,000頭の人口比で約10倍です。フランス、スペインとも著しく犬猫の殺処分数は日本より多いのです。またそれ以外の西ヨーロッパの国でも、民間保護団体が行う犬猫の殺処分数が過少に公開されていて、さらに私的に行う犬の殺処分が合法で数値は非公開というイギリスもあります。殺処分の実数は、イギリスは日本よりはるかに多いと判断せざるを得ません。

 さらに牧は秀樹議員の「動物に関しては特に欧州が厳格」との発言は流れから、「欧州では犬猫の殺処分に関する要件が厳しく行うことが難しい」という意味になります。しかしそれは大嘘です。西ヨーロッパの多く国、例えばイギリス(2020年まで)、フランス、スイスでは、犬猫等の殺処分に理由は必要とされていません。単に「苦痛を長引かせない殺害方法であれば、理由の如何に問わず合法」なのです。

 今回記事ではイギリスの廃レースドッグの私的な殺処分について取り上げます。イギリスでは現在もドッグレースが行われています。推計では、イギリスでは毎年1万頭程度の廃レースドッグが私的に殺処分されています。もちろんこれは公表された公式の数字はありません。しかも多くは銃殺です。イギリスでは犬の銃殺は犬の所有者管理者が私的に行うことが合法であり、さらに射殺は苦しみを長引かせない殺害方法であるために合法と解釈されています。
 少し古い事件ですが、イギリスではかつて副業で廃レースドッグの殺害と処分を1頭当たり1ポンド(日本円で約1500円。1ポンド=150円)で請負い、15年間で約1万頭を殺害し、自己所有地に埋めて処分していた建築業の男がいました。警察が捜査したところ、この男の行為は動物福祉法に抵触する動物の残虐行為の犯罪が成立しないとされ、この男は不起訴になりました。イギリスの環境庁がこの男を告発しましたが、無許可で廃棄物(殺害した犬の死体)の処理を行ったとして、2,000ポンド(日本円で約30万円)の罰金のみが科されました。以下に、この事件を報じるニュースソースから時系列で引用します。


Inquiry calls after killing of 10,000 greyhounds 「https://www.theguardian.com/uk/2006/jul/17/animalwelfare.world" target="_blank" title="Inquiry calls after killing of 10,000 greyhounds">Inquiry calls after killing of 10,000 greyhounds 「1万頭のグレイハウンド(註 レースドッグに用いられる犬)を殺害した後の捜査の呼び出し」 2006年7月17日

A Sunday newspaper claimed David Smith had spent the past 15 years filling land at his home in the village of Seaham with dogs' carcasses.
He is reported to have charged £10 a time to kill the dogs with a bolt gun and then buried them on a plot at the back of his home.
There were probably other people around the country doing the same thing.
Under current law no licence is needed to put down animals with a bolt gun.

日曜日の新聞は、デイビッド・スミス氏が過去15年間に、シーハムにある村の自宅の土地に犬の死体を埋めていたと報じました。
彼はボルトガンで犬を殺し、家の裏の土地に犬を埋めるための費用を1回あたり10ポンド(註 日本円で約1500円。1ポンド=150円)請求したと報道されています。
スミス氏と同じことをしている人は、全国にいたのではないでしょうか。
(イギリスの)現在の法律では、ボルトガンで動物を殺すのには許可は必要ありません。



THE MAN WHO'S SHOT 10,000 GREYHOUNDS 「1万頭のグレイハウンドを射殺した男」 2006年7月17日

Smith buried them using a mechanical digger in his one-acre plot.
Racing insiders say Smith of Seaham, Co Durham, has killed at least 10,000 dog at the unofficial abattoir during the past 15 years.
Yet, amazingly, what Smith is doing is not against the law.
Since 1997 anyone can own a bolt gun to kill animals without a licence.

スミス氏は、1エーカーの区画に掘削用重機を使って、犬の死体を埋めました。
ドッグレース関係者によれば、ダラム州シーハムのスミス氏は、過去15年間に非公式の殺処分場で少なくとも1万頭の犬を殺しました。
しかし、驚くべきことに、スミス氏がしていることは法律に違反していません。
1997年以来、(イギリスでは)誰でも許可なしに動物(犬など)を殺すためのボルトガンを所有することができます。



Man fined over greyhound deaths 2007年3月16日

David Smith, 57, of Northdene Terrace, Seaham, admitted disposing of the greyhounds without a permit.
Smith had put down about two dogs a week for the past two years, at a cost of £10 each.
He was fined at Durham Crown Court following a private prosecution by the Environment Agency, after police said he had committed no offence.
He was questioned by police, but it was confirmed the bolt gun used to kill the retired greyhounds was held legitimately.
Following a six-month investigation, the Environment Agency prosecuted him under legislation used to restrict the dumping of waste.
He admitted a single charge under the Pollution Prevention and Control (England and Wales) Regulations that, on 12 July 2006 he disposed of waste - the bodies of deceased dogs - on land without a permit.

シーハムのノースディーン・テラスに住むデイビッド・スミス氏(57歳)は、許可なしにグレイハウンドを殺処分したことを認めました。
スミス氏は過去2年間週に約2頭の犬を、1頭あたり10ポンド(註 日本円で1500円)の費用で殺処分していました。
警察がスミス氏は犯罪を犯していないと公表した後に、スミス氏は環境庁による告発をうけ、ダーラムクラウン裁判所で罰金を科されました。
スミス氏は警察から尋問を受けましたが、引退したグレイハウンドを殺すために使用されたボルトガンは合法的に保持されていたことが確認されました。
6ヶ月の調査の後に環境庁は、廃棄物の投棄を制限するための法律により、スミス氏を告発しました。
スミス氏は、汚染防止および管理(イングランドおよびウェールズ)規則に違反する、2006年7月12日に廃棄物(犬の死体)を許可なく土地に埋めて処分したという、唯一の告発の事実を認めました。



 繰り返しますが、イギリス(2015年当時。2020年に法改正があった。2015年当時の根拠法は「続き」をご覧ください)をはじめ、西ヨーロッパの国では犬猫等の殺処分に理由を不問としている国が多いのです。イギリス以外ではフランス、スイス(現行法)があります。これらの国では、「単に苦痛を長引かせない殺害方法であれば理由の如何を問わず犬猫等の殺害が合法」なのです。
 日本の動物愛護管理法44条では「みだり(正当な理由がない)」な愛護動物の殺傷を禁じています。また動物愛護管理法では、世界でも例を見ない犬猫に限った終生飼養が努力義務ながら義務付けられています。したがって牧原秀樹議員の「動物に対しては欧州が厳格(日本に比べて殺処分の要件が厳しいと理解できる)」は正反対の大嘘です。英語検索では、動物の殺処分に関する法令はすぐ見つかります。牧原秀樹議員はお気の毒に中学を卒業されていない無知無学蒙昧な方なのでしょうか。または嘘を嘘と承知しつつ、国民を騙そうとしているのでしょうか。いずれにしても牧原秀樹議員は国会議員にふさわしいとは言えません。


(動画)

 Greyhound Killed By Bolt Gun 「グレイハウンド(レースドッグ)はボルトガンで殺された」 2020年10月28日
 イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの多くに国では現在もドッグレースが行われています。イギリスでの廃レースドッグを拳銃で殺害する様子の隠し撮り映像。ごく最近(2020年10月)のものです。イギリスでは、犬の殺処分でのボルトガン(拳銃)の使用を禁止するよう求める署名活動などが古くからおこなわれていますが、いまだに禁止には至っていないようです。

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日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘






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フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回はすでに述べたフランス、スペイン以外のヨーロッパの国の殺処分について述べます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、同時期ではフランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭、スペインでは30万頭であることを連載記事では書きました。平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。
 スペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」です。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。
 フランスでの年間50万頭の犬猫殺処分数は、同時期(2015年)の日本の殺処分8万3,000頭の人口比で約10倍です。フランス、スペインとも著しく犬猫の殺処分数は日本より多いのです。

 今回記事では、上記の牧原秀樹議員の発言があった同時期の、イギリスの犬の殺処分数について述べます。まず最初に上げる出典は、イギリスの公的な犬収容所(自治体が運営する犬収容所)に捕獲収容された野良犬、迷い犬の殺処分数についてです。


As number of stray or abandoned dogs in UK reaches 110,000 charity reveals that 21 are put down every day 「イギリスの野良犬や捨て犬の数が11万匹に達し、毎日21頭の犬が安楽死されていると動物保護団体は明らかにしています」 2014年9月7日

Annual survey by the Dog's Trust reveals heartbreaking statistics in 2013.
More than 7,000 unwanted dogs were destroyed by councils across country.
Charity says people in survey greatly underestimated number of UK strays .
At any one time there are more than 110,000 stray or abandoned dogs in the UK, with 21 dogs a day being put down by local authorities, research has shown.

ドッグ・トラスト(Dog's Trust)の年次調査では、2013年の悲惨な統計が明らかになりました。
7,000頭以上の不要な犬が、イギリス全土の自治体によって(公的)殺処分されました。
慈善団体は、調査に参加した人達が、イギリスの悲惨さを過小評価している(殺処分の実数はさらに多い)と話しています。
イギリスには11万頭以上の迷惑犬(浮遊犬)や捨てられた犬がいますし、1日に21頭の犬が地元当局に殺処分されています。



 なおこの数は、犬保護団体のドッグトラスト(Dog's Trust)がイギリス全土の自治体の公的犬収容所に調査票を送って、その回答に基づいて集計した数です。したがって民間のアニマルシェルターの殺処分数はこの数値には含まれません。公的な犬収容所での犬の殺処分は攻撃性が高く危険なものや、傷病で譲渡できない例外に限られます。その数は約7,000頭です。同時期の牧原秀樹議員の「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません」との発言があった2015年の日本の犬の殺処分数は1万6,000頭です。人口比では日本はイギリスの1.2倍の犬を殺処分していたことになります。しかし「日本が野蛮」というほど多いとは思えません。

 殺処分されなかった犬は1週間後に民間の動物保護団体に委譲されます。民間の保護団体では殺処分を行っていますが、公表される殺処分数は信頼性が低いです。なぜならば民間の保護団体は寄付金集めのために殺処分数を少なく公表するからです。イギリスで最も権威ある動物保護団体のRSPCAのアニマルシェルターでは、内部告発者により、健康な犬猫の約半数を主に銃殺していたことがマスコミに暴露されています。それ以前の公式の公表の殺処分率は10%程度でした。
 さらにイギリスでは、ドッグレースが盛んですが、廃ドッグレースやレースドッグとして能力が低い犬が年間約1万頭が、トレーナーやオーナーにより私的に殺処分されています。イギリスの公的な犬収容所での殺処分数は日本の公的な犬殺処分数と大きな差はありません。しかし民間のアニマルシェルターの殺処分数やレースドッグの私的な殺処分数を加えれば公表されていないだけで、実数は犬の殺処分数は日本よりはるかに多いことになります。以下に、イギリスの権威あるRSPCAが約半数の健康な犬猫を主に拳銃で殺処分していたこと伝えるニュースから引用します。


Revealed: RSPCA destroys HALF of the animals that it rescues - yet thousands are completely healthy 「RSPCAは、救済という名目で、半数の健康上問題のない数千もの動物を殺す」 2016年2月1日

Shock figures reveal 3,400 animals put down for 'non-medical reasons'
Whistleblower claims she shot healthy dogs 'because there was no room'
The RSPCA destroys nearly half the animals it ‘rescues’ each year, with thousands being put down for non-medical reasons,
The charity insists the vast majority of the animals were put down to end their suffering, but it admits that last year alone 3,400 animals were destroyed for ‘non-medical’ reasons, such as the lack of space in kennels and catteries.

衝撃的な数字(殺処分数・率)は、健康上問題がないのに3,400ものペットを殺処分したことを明らかにしました。
内部告発者は、「収容する余地がなかったので、健康な犬を銃殺した」と証言しています。
RSPCAは、保護した健康上問題のないペットの約半数を殺しています。
RSPCAは、動物の大半は、苦しみを終わらせるために3,400頭もの殺処分したと主張しますが、犬舎と猫舎のスペースの不足など「非医学的」な理由だけで殺処分したことを昨年認めています。



(画像)

 画像は、RSPCAがペットの殺処分に用いた家畜屠殺用拳銃です。興味のある方はこちら。Captive bolt pistol

Humane bolt guns, like the one pictured, are often used to kill pets.
In 2009, the RSPCA, which is one of Britain’s biggest charities and receives £120 million a year in donations, stopped accepting stray animals and unwanted pets.

画像のような「人道的(?)ボルト銃」が、しばしばペットの殺害で用いられました。
2009年には、英国最大の慈善団体の一つであるRSPCAは、野良犬猫や不要なペットの受け入れを停止していたにもかかわらず、年間1.2億ポンドの寄付を受け取っていました。


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 次に述べるのは、イギリスにおけるレースドッグの私的殺害についてです。イギリスではドッグレースが盛んですが、イギリスの法律では犬のオーナーもしくは管理者であれば、銃を射用いて殺害することが合法です。牧原秀樹議員の発言があった2015年当時の法律では、イギリス(UK)では、犬猫等の殺害においては理由すら必要ありませんでした(*1)。「長く苦しめない殺害方法」であれば理由の如何を問わず、合法ということです。ヘッドショットでの銃殺は、速やかに死に至らしめるために合法と解釈されています。
 牧原秀樹議員の発言、「動物に関しては(日本に比べて)特に欧州が厳格」ですが、「動物の殺処分に関しては正当な理由や殺害方法についての法律による規定が厳格」という意味ならば、完全に誤りです。以下に、レースドッグの殺処分についての資料から引用します。日本では動物愛護管理法44条1項により、愛護動物のみだりな(正当な理由がない)殺傷を禁じているからです。

(*1)
Animal Welfare Act 2006 「動物福祉法 2006」 (改正前 キャッシュコピー) 4条4項 Nothing in this section applies to the destruction of an animal in an appropriate and humane manner. 「本節のいかなる内容においても、適切かつ人道的な方法で動物を殺害する場合には適用されない」。


GREYHOUND RACING- THE FACTS 「グレイハウンドレース-その真実」

Around 25,000 greyhound pups are registered every year in the British Isles.
Over 10,000 greyhounds ‘vanish’ each year.
We know that most of these are killed due to not making the grade required for racing.
Greyhounds are often killed by captive bolt.

イギリスでは毎年約25,000頭のグレイハウンドの子犬が登録されています。
毎年10,000頭以上のグレイハウンドが「消えます」。
レースに必要な能力に満たなかったために、これらのレースドッグのほとんどが殺されていることを私たちは知っています。
グレイハウンドはしばしばキャピティヴ・ボルト・ガン(家畜のと殺で用いられる拳銃)によって殺されます。



 イギリスでは、自治体が公的犬収容所で行う公的殺処分は日本よりやや少ないです。人口比では、日本はイギリスの1.2倍程度です。しかしこの数には民間のアニマルシェルターや、レースドッグの私的な殺処分数は含まれていません。日本では、まず民間施設が自ら殺処分を行うことは考えられません。イギリスは公的殺処分数こそ少ないものの、それ以外の私的殺処分を合わせれば、殺処分の実数は日本よりはるかに多くなります。レースドッグの私的な殺処分だけでも年間1万頭と推計されていますから。
 次回記事では、グレイハウンドの殺害を請け負い、15年間の間に少なくとも10,000頭を拳銃で殺処分していた男が不起訴になったニュースを取り上げます。イギリスでは私的な犬の殺処分に対しては合法で寛容ということが、この事件でお分かりいただけると思います。

猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧






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Spain/Spanien

 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回はスペインの猟犬の虐待的扱いについて書きます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、同時期ではフランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭、スペインでは30万頭であることを連載記事では書きました。平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。
 スペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」です。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。
 フランスでの年間50万頭の犬猫殺処分数は、同時期(2015年)の日本の殺処分8万3,000頭の人口比で約10倍です。フランス、スペインとも著しく犬猫の殺処分数は日本より多いのです。

 さらに殺処分数の数のみならず、犬猫の扱いにおいてもヨーロッパの国が日本に比べて野蛮ではないとは言えません。フランスでは2010年ごろにリゾート地の島で、犬猫を活餌にしてレジャーでサメを釣る釣り人がいることが問題になりました。この件についてはドイツなどでもフランス政府に対する抗議署名運動が起こされ、在アメリカフランス大使館が対処を行う旨の声明を出しました。
 スペインにおいても、猟犬が残酷に殺されていることが古くから国際的に問題視されています。スペインではグレイハウンド種の犬が量で用いられますが、ハンターは猟期が終われば私的に「殺処分」します。その数は年間5万頭に及ぶとされています。
 問題となっているのは殺害数の多さもさることながら、殺害方法が残酷だということです。特に「首つり状態で殺害する」のは、スペインの文化とも揶揄されています。それを裏付ける、牧原秀樹議員の発言があった当時の2015年の記事から引用します。


Tens Of Thousands Of Dogs Are Being Tortured For A Gruesome 'Tradition' 「スペインでは何万頭もの犬が伝統で拷問を受けている」 2015年4月22日(英文記事)

There is a very cruel custom amongst some Spanish hunters, or "galgueros," that destroys more than 50,000 galgos every year.
The galgos are greyhounds used for hunting, but most are used for only one season and then discarded.
In reality, the practice is simply an exercise in sadism that involves burning the dogs with acid, dragging them behind cars, sacrificing them to fighting dogs, skinning them alive or burying them alive.
The most famous torture is called the "piano dance;" this involves hanging the dog by the neck with the feet just touching the ground as it struggles to breathe and slowly is strangled to death by its movements.
Because the galgos are regarded under Spanish law as working dogs, they are excluded from the laws relating to pets.
They are considered to be goods, no different than agricultural machines that can be disposed of or used in whatever manner their owner decides.
Good dogs, the ones who have not shamed their owner by being poor hunting dogs, are "rewarded" by being sent to perreras.
These are municipal facilities where the dogs can be euthanized.
That makes it a part of Spanish culture.

一部のスペインのハンター、つまり「ガルゲロ(ガルゴス、つまりグレイハウンドを猟犬として用いるハンター)」の間には、毎年5万頭を超えるガルゴ(グレイハウンド)を殺害する非常に残酷な慣習があります。
ガルゴ(グレイハウンド)は狩猟に用いられるグレイハウンドですが、ほとんどは1シーズンだけ用いられたのちは廃棄されます。
実際にはその慣習は単なるサディズムであり、犬を強酸の薬品で炎症を起こさせ、車の後ろで引きずり、闘犬のために犠牲にし(註 いわゆる咬ませ犬)、生きたまま皮を剥き、生きたまま埋めることを含みます。
最も有名な拷問は「ピアノダンス」と呼ばれ、これは犬が後ろ足だけが地面に触れる状態で首つり状態にし、犬が呼吸困難になり、その動きによってゆっくりと首を絞められて殺されることを含みます。
ガルゴ(グレイハウンド)はスペインの法律では使役犬と見なされているため、ペットに関する法律から除外されています。
それらは商品と見なされているため、飼主が決めた方法で廃棄または使用できる農業機械と同じ扱いです。
能力の低い狩猟犬ではなく飼い主に恥をかかせていない良い犬は、ペレラ(公的な犬猫収容所)に送られることによって「報われる」のです。
そこは、これらは犬を安楽死させることができる地方自治体の施設です。
それはスペイン文化の一部を形成しています。



 スペインでの猟犬(グレイハウンド)の扱いの残酷さは、古くから多くの国で批判されてきました。ドイツやスイスの動物保護団体も取り上げています。そして今日までも、それは改善されているとは言えません。猟犬(グレイハウンド)を残酷な方法で殺害したという事件が、スペインでは非常に多く最近も報道されています(Spain hanging dog Animal cruelty 「スペイン 首吊り 犬 動物虐待(1年以内)」の検索結果」。その中から例をいくつかあげます。


MAN ARRESTED IN SPAIN’S MIJAS FOR HANGING HIS DOG FROM A PERGOLA AS PUNISHMENT AFTER IT ‘DESTROYED PLANTS’ 「『植栽を壊したという罰』で犬をパーゴラから吊るし、逮捕された男」 2021年3月9日(英文記事)

A MAN has been arrested by the Guardia Civil in Costa del Sol’s Mijas for an alleged crime of animal abuse.
An investigation was launched by the Guardia Civil’s Seprona animal welfare protection branch after a video was posted on social media showing a dog.

コスタ・デル・ソルのミハスで、動物虐待の罪で男性がガーディア市当局に逮捕されました。
(首つりにされた)犬を映したビデオがソーシャルメディアに投稿された後に、ガーディア市当局の動物福祉保護部門によって調査が開始されました。



Malaga Hunters Who Hanged A Dog To Face Trial 「起訴に直面している犬を首吊りにしたハンター」 2021年3月12日(英文記事)

Two men who were arrested after hanging a podenco dog from an olive tree before throwing it off a cliff because “it was no longer useful for hunting” have been slapped with legal actions

「狩猟で役に立たなくなった」という理由で、オリーブの木にポデンコ種の犬を吊り下げて殺害した後に崖から投げ捨てた2人の男は逮捕され、法的措置を受けました。



 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません」との発言は、「日本は欧州の国々に比べて犬猫の殺処分が多いから野蛮といわれる」という意味でしょう。しかし殺処分数は、ヨーロッパの国は日本より少ないとは言えません。フランス、スペイン以外でも、日本より多い、もしくは同程度の殺処分を行っている国はあります。また公的統計がないだけで、表に現れていないだけの国もあります。おそらくウクライナやブルガリア、ルーマニアなどの旧ソ連邦構成国や東独の国々は、殺処分統計推計すらありませんが、フランスやスペインよりもさらに多くの犬猫を殺処分していると考えられます。
 また今回取り上げたスペインンの猟犬虐待のように、殺処分の数もさることながら、犬猫の虐待的扱いが深刻な国は西ヨーロッパでもスペイン以外にもあります。牧原秀樹議員のこの発言は、まったく無知蒙昧無学か、もし意図的な嘘であるのならば、もはや国会議員としてはふさわしくない人物でしょう。


(動画)

 Galgo horror in Spain- Welcome to the 21st century 「スペインでのガルゴ(グレイハウンド)ホラー-21世紀にようこそ」 2013年2月27日公開。
 スペインにおける、ガルゴ(グレイハウンド、猟犬)の扱いの残酷さを伝えるビデオ。残酷な映像あり、視聴注意。

Warning, this video contains shocking pictures!
I hope you find the courage to watch this movie.
This is the suffering where the galgos daily suffer!
STOP ... abuse, mistreat, maiming and killing of galgos in Spain.
Look at this movie and share as much as possible ... the world needs to know that this still happened.
Assaulting and killing of galgos need to stop!!

警告 このビデオには衝撃的な写真が含まれています!
この動画を見る勇気を見つけていただければ幸いです。
これは、ガルゴ(グレイハウンド スペインに用いられる猟犬)が毎日受けている苦しみです!
やめてください、スペインでのガルゴのいじめ、虐待、傷害を負わすこと、殺害。
この動画を見たらできる限りシェアしてください。世界はこのようなことがまだ起こっていることを知る必要があります。
ガルゴへの暴力とと殺害はやめなければなりません!





(動画)

 SOS GALGOS in Spain (prt 2) 「SOS スペインのガルゴ(グレイハウンド)」 2008年8月4日公開 (視聴注意)

スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧






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Spain/Spanien

 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回はスペインの犬猫殺処分率の多さについて書きます。スペインでは年間30万頭の犬猫を殺処分していると推計されています。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。
 同時期のスペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」とあります。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。


Tierschutznews Die dunkle Seite Spaniens 「動物保護ニュース:スペインのダークサイド」 2012年11月28日(ドイツ語記事 ドイツメディア)

Die Zahlen über die von ihren Besitzern verlassenen Tiere sprechen eine deutliche Sprache, 200 000 Tiere werden jährlich entsorgt, unter ihnen ca. 50 000 spanische Windhunde.
Diese, ihren Besitzern lästig gewordenen Tiere, landen entweder in einer der zahlreichen städtischen Auffanglagern, den sogenannten „perreras municipales“, die sich wie ein tödliches Netz über ganz Spanien ziehen.
Die städtischen Auffanglager, subventioniert von den Gemeinden, sind ein lukratives Geschäft, sie dienen denen, die ihre Hände nicht mit Blut beflecken wollen.
Selbst in gut geführten Auffangstationen werden Hunden und Katzen eingeschläfert, so viele Tiere können weder ermittelt noch am Leben gehalten werden.
Auffangstationen würden innerhalb kurzer Zeit aus allen Nähten platzen, alleine in den beiden Perreras in Málaga wurden im vergangenem Jahr 4500 Hunde euthanasiert, nicht nur kranke, sondern überwiegend junge und gesunde Tiere.
Dreck, Gestank, die Mindestanforderungen an Hygiene werden nicht eingehalten, kranke Tiere zusammen mit gesunden, Rüden mit Hündinnen, Tierärzte die nur zur Euthanasie die einrichtung betreten, schwerverletze Tiere denen keinerlei tierärztliche Hilfe gewährt wird, Öffnungszeiten die Adoptionen erschweren, Todeslager die von Besuchern gar nicht erst etreten werden dürfen.
Vor Jahren wurden in der inzwischen geschlossenen Perrera von Mataro die Hunde und Katzen noch lebend in den Verbrennungsofen geworfen und auch der Skandal um die Perrera von Puerto Real, hier wurden über viele Jahre die Tiere mit MIOFLEX getötet und starben einen langsamen grausamen Tod.

(スペインでは)飼い主によって捨てられた動物(犬)の数は明らかで、毎年20万頭の犬が殺処分されており、その中には約5万頭のスパニッシュグレイハウンド(註 猟犬)が含まれています。
飼い主にとって邪魔なこれらの犬は、殺処分を行うスペイン中に存在するネットワーク化された、いわゆる「市町村による犬収容所」と呼ばれる多くの都市の犬受け入れ施設にたどり着きます。
地方自治体から助成を受けている公営の犬収容所は儲かる事業であり、手を血で汚したくない人々(註 自費で獣医師に安楽死を依頼したくない犬の飼主)に奉仕しています。
よく運営されている保護施設でも、収容される犬や猫の数が多すぎるために、殺処分を回避する犬と猫を選別することができないために犬や猫は安楽死させられています。
犬の引き受け施設では、短期間の間に過剰収容で破綻し、マラガ市だけで2つの犬収容所で昨年は(註 2012年のニュースのため2011年のこと)4,500頭の病気ではない、ほとんどが若くて健康な犬が安楽死させられました。
汚れ、悪臭、最低限の衛生要件が満たされておらず、病気の動物と健康な動物、雌犬と雄犬を一緒に収用、安楽死のためだけに施設に入る獣医師、獣医師の治療が施されていない重傷を負った動物、営業時間は譲渡が困難(註 営業時間が短いなど)、訪問者が立ち入ることすら許されていない市の収容所です。
数年前、現在閉鎖されているマタロ市の収容所では犬と猫が生きたまま焼却炉に投げ込まれ、プエルトレアル市の収容所を取り巻くスキャンダルもあり、ここでは、動物は長年MIOFLEX(註 筋弛緩剤)(*1)で殺され、長く苦しむ残酷な死を遂げました。


(*1)
MIOFLEX とは筋弛緩剤の1種。筋弛緩剤の薬理効果は呼吸筋を含める全身の筋肉の動きを止め、呼吸ができなくなることによる窒息死です。筋弛緩剤の単独使用での動物の致死処分は、全米獣医師会(AVMA)により「苦痛が大きく安楽死ではない。行ってはならない致死方法」とされています。なおAVMAは、二酸化炭素死は安楽死としています。


DAS GROSSE GESCHÄFT MIT DEM AUSLANDSTIERSCHUTZ 「外国の動物保護におけるビッグビジネス」 2013年6月30日(ドイツ語 ドイツメディアの記事)

19. Dezember 2014
Vorsichtigen Schätzungen zufolge werden alleine in Spanien jährlich ca. 100.000 Hunde und 200.000 Katzen in den Perreras umgebracht.
Peter Kahr
Obmann Tiroler Tier Engel e.V.

2014年12月19日
控えめな推計でも、スペインだけで毎年約10万頭の犬と20万匹の猫が動物収容所で殺処分されています。
ピーター・カー
Tiroler Tier Engele.V. (ドイツの動物保護団体)の代表



 スペインにおいては、国全体の動物保護施設での殺処分統計はありません。多くが自治体が民間に運営を委託しているために、統一した基準での集計ができない、もしくは殺処分率と数が非公開としている施設が多いためと思われます。ドイツメディアの記事によれば、スペインの犬猫殺処分数は、2012年は犬が20万頭、2014年は犬10万頭、猫20匹(控えめな推計という注釈がある)としています。
 この数を、牧原秀樹議員が「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません」と発言した2015年と比較してみます。2015年(平成27年度)の犬猫の日本の殺処分数は合計で8万3,000頭、犬1万6,000頭、猫6万7,000頭です。スペインの人口は4,672万人ですので、日本の人口1億2,548万人はスペインの2.7倍です。
 つまりスペインは牧原秀樹議員のこの発言があったころには、犬の殺処分数は人口比で日本の17倍~34倍もの犬を殺処分していたことになります。また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。したがって牧原秀樹議員のこの発言は「誤り」、「嘘」、「悪質なデマ」と言わざるを得ません。またスペインは、動物福祉に遅れ、ハンターが自分の犬を私的に残酷に殺害することが他のヨーロッパ諸国から非難されています。この点については次回以降の記事で取り上げます。


(動画) 

Schrecklich: DIE HUNDE-TÖTUNGSSTATION | SAT.1 Frühstücksfernsehen | TV 「ひどい:スペインの犬の殺処分施設」(ドイツTV番組) 2018年1月10日

Viele Hunde werden in Fuerteventura misshandelt und in Tötungsstationen eingeschläfert.

多くの犬がフェルテベントゥラ島(註 スペインのカナリー諸島の一つの島)で虐待され、殺処分施設で安楽死させられています。





(動画)

 Spanien - Tiere in Not | Interview mit Stefan Track - "Rocking Son" 「スペインでの動物たちの困窮 ステファン・トラック氏へのインタヴュー」 2013年3月10日 

フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い






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France/Frankreich

 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回はフランスの犬猫殺処分率の高さについて書きます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。
 対して同時期、さらに新しい推計値では、日本の人口の約半分のフランスでは、年間50万頭の犬猫を殺処分しています(2012年と2019年推計)。この件については、前回記事で取り上げました。この殺処分数は2015年の日本の犬猫殺処分数8万3,000頭の、人口比で12倍以上になります。

 今回記事では、フランスは殺処分数の多さもさることながら、殺処分率も著しく高いのです。2013年のフランスの農業省の調べでは、公的な犬猫収容所での犬猫の殺処分率は80%という、フランス上院の資料があります(*1)。また個別の公的な犬猫収容所では、2018年に収容した犬の約80%を殺処分したという情報があります(*2)。
 日本の殺処分率ですが、牧原秀樹議員の発言があった2015年と、直近の2020年のフランスと日本の殺処分率(*3)を比較します。以下がその表です。


(フランス)
2015年     猫の殺処分率(フランス全土の平均)         80%
2015年     犬猫の殺処分率(特定の動物収容施設)       97%
2018年     犬の殺処分率(特定の動物収容施設)        80%

(日本)
2015年     犬猫全体の殺処分率  61%
          犬の殺処分率        34%
          猫の殺処分率   74%
2020年     犬猫全体の殺処分率    38%
         犬の殺処分率        17%
         猫の殺処分率        51%


(*1)

Disparités en matière d'euthanasie dans les fourrières animales 「動物の公的収容所での安楽死(殺処分)の格差)」 フランス上院公式HP

Question écrite n° 09591 de M. Roland Povinelli
publiée dans le JO Sénat du 05/12/2013 - page 3470
En moyenne, 80 % des chats entrant en fourrière sont euthanasiés et.

ローランド・ポヴィネリ議員による質問番号09591により作成
2013年5月12日の上院議事録に掲載-3470ページ
平均して、犬猫収容施設に入る猫の80%は安楽死させられます。



(*2)

(動画)

 80% des chiens récupérés par la fourrière de Sainte-Marie finissent euthanasiés 「フランス サントマリーの公的犬収容所では80%の犬が安楽死(殺処分)される」 2018年7月4日

Reportage à la fourrière de Sainte-Marie qui récupère une quinzaine de chiens errants par jour.
En 2017, ce sont pas moins de 1935 chiens qui sont entrés en fourrière. Parmi eux, 1667 ont fini par être euthanasiés

1日に約15匹の野良犬を収容するサントマリー動物収容所の報告。
2017年には1,935頭以上の犬が収容され、そのうちの1,667頭が安楽死(殺処分)させられました 。





(参考記事)

96% des animaux de la fourrière euthanasiés 「動物収容所の動物(犬猫)の96%が安楽死させられた」 2015年8月24日 フランスのリゾート地、レユニオン島の自治体の動物収容所では、収容された犬猫の96%が安楽死されたという内容の記事。

Sur les 1761 animaux entrés en fourrière en 2014, seulement 57 ont été repris par leur propriétaire et 3 cédés à la SPA .
Les autres, soit 96,6%, sont euthanasiés.

2014年に収容された1761頭の動物(犬猫)のうち、57頭だけが飼い主が返還を受け、3頭が民間保護団体に委譲されました。
他の96.6%の犬猫は、安楽死させられています。



 以上より、フランスにおいては犬猫の公的動物収容所での殺処分数が多さもさることながら、殺処分率も高いことがお分かりいただけると思います。またフランスでの野犬捕獲や動物収容所での犬猫の虐待的扱いは、しばしば西ヨーロッパでは批判されています。夜間の無人犬猫預入機(フラップ状の扉があり、動物収容所の業務時間外でも匿名、非対面で犬猫を遺棄することができる)も、しばしば外国から問題視されています。機会があれば取り上げます。
 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません」との発言は、意図的な嘘で世論の誤誘導を意図したものなのか、牧原秀樹議員が無知蒙昧無学でかつ、調べもせずに勝手な思い込み妄想で発言したのかは私にはわかりません。しかしいずれにしても悪質なデマです。動物愛護に関する施策の策定や立法にもかかわっている国会議員であり、公人としての責任は追及されるべきでしょう。

 なおフランス以上に「犬猫の殺処分数も多く、扱いも虐待的である」という批判を受けている西ヨーロッパの国にはスペインがあります。次回以降はスペインを取り上げます。

フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧






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France/Frankreich

 記事、「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧、の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回はフランスの犬猫殺処分の多さについて書きます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。対して同時期、もしくは新しい推計値で、この数よりはるかに多い犬猫の殺処分を行っているヨーロッパの国が多数あります。

 例えば日本の人口の約半分のフランスでは、年間50万頭の犬猫を殺処分しています(2012年と2019年推計)(*5)。この数は、人口比で2015年の日本の犬猫殺処分数8万3,000頭の、人口比で12倍以上になります。以下に、それを裏付ける資料から引用します。


Mein erstes Mal: Einen Hund adoptieren 「私の初めての経験:犬を養子に迎えること」 2019年2月25日(ドイツ語記事)

Dort wird die Zucht von Haustieren kaum von Gesetzen überwacht.
Jeder züchtet also wie er mag, das drückt die Preise.
In fast jedem Gartenmarkt kann man für wenig Geld junge Hunde kaufen.
Auch viele Rassehunde werden ausgesetzt, sie kosten ja nicht viel.
Von der Kommunalpolizei eingefangen, landen sie dann in einer der rund 500 offiziellen Auffangstationen des Landes.
Alle Gemeinden in Frankreich müssen solche „fourrières“ unterhalten.
Diese sind aber nicht selten in einem extrem schlechten Zustand und hoffnungslos überfüllt.
Tiere, die in den „fourrières“ bleiben müssen, werden nach acht Tagen eingeschläfert.
Offizielle Zahlen über die Anzahl der Tötungen gibt es keine, inoffizielle Schätzungen gehen von bis zu 500.000 Tieren pro Jahr aus.

フランスでは、飼育動物(犬)の繁殖は法律によってほとんど監視されていません。
だから誰もが好き勝手に犬を繁殖し、それは犬の価格を下げます。
フランスではほとんどすべてのガーデンセンターの売り場で、少しのお金で幼い犬を買うことができます。
フランスでは犬の繁殖では多くの費用がかからないので、血統書付きの犬も多くは捨てられます。
それらの犬は地元の警察に捕らえられた後に、フランス国内の約500ある、公的な犬収容所の1つにたどり着きます。
フランスのすべての自治体は、そのような「フォーリエール」(公的な犬猫受け入れ施設)を維持する義務があります。
しかしここはしばしば非常に悪い状態で、絶望的なほど過密状態になっています。
「フォーリエール」に収容されなければならない動物は、8日後に安楽死させられます。
殺処分数に関する公の数字はありませんが、公表値ではない推定では、年間最大50万頭の動物が殺処分されています。



Die Situation der Tiere in Frankreich DAS STILLE LEIDEN UND TÖTEN DER TIERE 「フランスの動物の状況 物言わぬ動物の苦しみと殺害」(ドイツ語記事)

Im Bereich von Tierhaltung und Tierschutz in Frankreich herrschen katastrophale Misstände.
Im Land von Tierquälereien werden streunende Hunde und Katzen oftmals einfach eingefangen und getötet, in einigen Regionen sind sie sogar zum Abschuss durch Jäger freigegeben.
Der Schutz von Tieren nicht den Stellenwert, den man von einem europäischen Rechtsstaat im 21. Jahrhundert erwarten kann und fordern muss.
Täglich landen neue Tiere -auffällig viele davon sind Rassetiere- in den Auffangstationen.
In Frankreich ist es gesetzlich erlaubt, eingefangene oder aufgefundene Tiere nach Ablauf von zehn Tagen einzuschläfern, wenn sich kein Besitzer findet.
Und die Chance auf eine neue Familie haben die Tiere dort kaum, da Vermittlungen sehr selten sind.
Es gibt einfach ein zu großes Angebot an „neuen“ Tieren.
Besonders in den vielen ländlichen Regionen Frankreichs vermehren sich Hunde und Katzen unkontrolliert, da die Besitzer ihre Tiere nicht kastrieren lassen, und die Nachkommen zu Streunern werden.
Diese Tiere landen dann in Auffangstationen, den "fourrières".
Des weiteren ist es in Frankreich üblich, Hunde- und Katzenwelpen auf Märkten oder in Tiergeschäften zu verkaufen.
Denn die Kosten für die Unterbringung und Verpflegung werden von der Gemeinde nur für die ersten zehn Tage bezahlt.
Zudem sind die Zwinger fast das ganze Jahr völlig überfüllt, sodass eine Einschläferung einiger Tiere fast unumgänglich ist.
Große, dunkle, alte oder kranke Tiere haben kaum eine Chance zur Vermittlung, also auch kaum eine Chance zu überleben.
Diese werden nach Ablauf der Frist eingeschläfert.
Informierte Kreise berichten von 500.000 getöteten Tieren im Jahr!

フランスの飼育動物と動物福祉の分野には絶望的な不満があります。
動物虐待の地フランスでは、野良犬や野良猫は単に捕らえられて殺されることが多く、一部の自治体では、ハンターが射殺することすら許可されています。
フランスは動物の保護においては、21世紀のヨーロッパの憲法国家に期待すべき、そして要求しなければならない地位を持っていません。
毎日新しい犬猫の動物(かなりの数が血統書付きの動物)が動物保護施設に行きつきます。
フランスでは飼い主が見つからない場合、捕獲または発見された犬猫を10日後に安楽死させることは合法です。
そして譲渡は非常にまれであるため、犬猫は保護施設では新しく家族に向かい入れられるチャンスがほとんどありません。
「新しい」犬猫の供給が多すぎるからです。
犬や猫は、特にフランスの多くの農村地域では飼い主が避妊去勢手術を行うことはなく、生まれた子犬子猫が野良になるために制御不能に繁殖します。
その後に、これらの動物は犬猫受け入れ施設「フォーリエール(犬猫の公的収容所)」にたどり着きます。
フランスでは、フリーマーケットやペットショップで子犬や子猫を売ることも一般的です。
動物収容所での収容費用と餌代は、最初の10日間だけ市町村が負担します。
さらに犬舎はほぼ一年中、全くと言っていいほど過密状態なために、一部の動物は安楽死させなければなりません。
大型犬、黒い犬猫(註 ヨーロッパでは黒い犬猫は嫌われる)、高齢、または病気の犬猫は譲渡されることはほぼありませんので生き残る機会はほとんどありません。
これらの犬猫は期限後に安楽死されます。
業界の情報に基づけば、フランスでは毎年50万頭の動物が殺害されています。



 「フランスでは年間50万頭の犬猫が安楽死(殺処分される」ですが、牧原秀樹議員の「牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」(つまり「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります)発言があった2015年当時と比べれば、フランスは人口比で日本の12倍以上の犬猫を殺処分していることになります。さらに日本は犬猫の殺処分数は激減しており、直近の平成31年度の犬猫殺処分数の32,743頭と比較すれば、フランスは人口比で約30倍もの犬猫を殺処分していることになります。
 したがって牧原秀樹議員の、「牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言は、事実に全く反します。牧原秀樹議員は無知蒙昧無学でこのような荒唐無稽な発言を行ったのか、意図的なデマ情報で世論を誤誘導しようとしたのはか不明です。しかし国会議員として立場からは、このようなデマ情報の流布は悪質と言わざるを得ません。牧原秀樹議員は「殺処分ゼロ議員連」の中心メンバーですが、この団体に所属する国会議員のデマ情報の拡散もあまりにもひどいです。これらは私は過去記事にしています。次回以降では、フランス以外のヨーロッパでの殺処分を多く行っている国について取り上げます。フランス以外でも極めて犬猫の殺処分数が多い国がヨーロッパにはあります。


(動画)

 stop euthanasie 「安楽死をやめよ」。2012/04/04 に公開。フランス語による、フランスの犬猫殺処分に反対するビデオ。閲覧注意。犬猫の殺処分シーン有り。このビデオでも、「フランスにおける年間の犬猫殺処分数は50万頭」とされています(フランス語)。




(動画)

 パリ市内には、一大ペットショップ集積地があります。新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)での浅田美代子氏の発言、「生体販売とかは先進国ではもうやっていません。日本のようなゲージがあって、その中に子犬がいるようなショップは一切ありません。生体販売は禁止しています。米国ロサンゼルスもそうなりましたし、フランス、英国などにはありません」
 本当にこの方の知能と精神は正常なのかと疑います。Cage を「ゲージ」という、動物愛護専門家をアドバイザーにしている殺処分ゼロ議員連もお笑いです。盛りを過ぎた芸能人に荒唐無稽なデマ、バカ話を聞きたくて助平心でアドバイザーや講師を彼女らに依頼する国会議員。もう醜悪で腐敗臭がプンプン、嘔吐しそう。元ポルノ女優の杉本彩氏が「殺処分ゼロ議員連」のお勉強会で脱ぐとでも国会議員は期待したのか(笑)。殺処分ゼロ議員は歳費を返上すべき。これが日本の動物愛誤の実情。




(動画)

 80% des chiens récupérés par la fourrière de Sainte-Marie finissent euthanasiés 「フランス サントマリーの公的犬収容所では80%の犬が安楽死(殺処分)される」 2018年7月4日

 日本の令和2年度公表の犬の公的殺処分率は17パーセントにすぎません(犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 環境省)。フランスは殺処分数も殺処分率も、日本よりはるかに多く高いのです。

「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧






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domestic/inländisch

 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。


 殺処分ゼロ議員連(正式名称は、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟。以下、「殺処分ゼロ議員連」と記述する」)ですが、創立当時から現在まで所属する国会議員による国会答弁などでの驚くべき海外の動物愛護に関するデマ発言や、前・元国会議員によるデマ情報の拡散があります。また昨年は殺処分ゼロ議員連は、動物取扱業者に対する数値基準の法制化に関して海外の法令や行政指導などを根拠としたとする要望書を作成しました。しかしその内容は、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」、「無意味な民間の自主規制の引用」などの満載で、見るに堪えない内容です。これらは私は記事にしています。
 まさに殺処分ゼロ議員連は、デマ情報で日本の動物愛護行政をゆがめ、ひいては日本の動物福祉の後退を招いた有害な嘘プロパガンダ団体といえます。殺処分ゼロ議員連の創立当時から参加し、重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマを拡散しています。今回はその点について取り上げます。

 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。この懇談会では芸能人の浅田美代子氏らも出席し、まさに狂人たちが妄想で盛り上がっているといった様相です。


浅田:生体販売とかは先進国ではもうやっていません。(*1)
ドイツとかでもペットショップはありますが、食料など必要なものしか置いていません。(*2)
日本のようなゲージがあって、その中に子犬がいるようなショップは一切ありません。(*3)
生体販売は禁止しています。
米国ロサンゼルスもそうなりましたし、フランス、英国などにはありません(*4)(註 浅田美代子氏の海外の動物愛護に関する発言はその他にも荒唐無稽なデマ情報満載です)。(11ページ)

牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


(*1)
おそらく生体販売を禁じる法律がある国は地球上で皆無と思われる。浅田美代子氏には具体的には国名を挙げていただきたい。

(*2)
Zoofachgeschäft
生体販売を行うペットショップはドイツでは4,100以上あり、人口比では日本(総務省調査)の1.2倍~1.3倍ある。世界最大の生体販売ペットショップはドイツのデュイスブルクにあり、犬猫ももちろん生体販売している。猫販売に関しては複数の店で確認している。

(*3)
ゲージではなく、Cage。浅田さんは最終学歴が中学とのことですが、高校1年レベルの単語をご存じではないのは仕方がなかったのですかね。

(*4)
フランス、英国では生体販売ペットショップを禁じる法令は存在しません。2015年1月当時は犬猫に関してもこれらの国ではペットショップで犬猫の生体販売を行うことに関しては法的規制はありませんでした。イギリスに限り2020年にペットショップでの6ヶ月齢未満の犬猫の販売をすることを禁じましたが、6ヶ月齢以上であれば合法です。それ以前は子犬の安売りに特化した巨大ペットショップチェーンが存在していました。フランスでは2015年当時から今日まで、犬猫販売をペットショップで禁じたことはありません。


(動画)

 Tierquälerei - Welpen aus dem Schaufenster 2012年公開の、ドイツにある世界最大のペットショップでの子犬販売。当時このペットショップは売り場面積が8,000㎡でしたがその後も拡張を続け、12,000㎡になりました。犬の販売面積も増やしています。
 



(動画) 

Dogs 4 Us Demo Jan 2012.wmv 2012年2月1日公開。イギリスの巨大店舗で子犬の生体販売を主に行っていたペットショップチェーンの売り場。2020年まで営業していた。




(動画)

D'où viennent les animaux vendus en animalerie ? - La Quotidienne 2019年4月10日公開 フランスのペットショップでの子犬販売。




(動画)

 CAPS Investigation of Los Angeles City Pet Shops: Elia's Pet Shop 2014年4月7日公開 ロサンゼルス市では2013年に「犬猫ウサギに限り、保護団体由来の物しか販売できない」という条例が施行したが、形式的にでも保護団体を経由すれば全くペットショップでのこれらの規制対象の動物を販売できる。そのために従前どおり犬猫ウサギが普通にペットショップで売られている。なお、その他のペットに関しては生体販売の規制はありません。




 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。対して同時期、もしくは新しい推計値で、この数よりはるかに多い犬猫の殺処分を行っているヨーロッパの国が多数あります。

 例えば日本の人口の約半分のフランスでは、年間50万頭の犬猫を殺処分しています(2012年と2019年推計)(*5)。この数は、人口比で2015年の日本の犬猫殺処分数8万3,000頭の、人口比で12倍以上になります。

 またスペインでは2013年の推計では約30万頭の犬猫を殺処分、2012年の推計では20万頭の犬を殺処分しています(*6)。この数はそれぞれ人口比で2015年当時の日本の犬猫殺処分数の約10倍、犬の殺処分数では約34倍になります。

 さらにオランダでは年間の犬の殺処分数が約5万頭と推計されています(*7)。2015年当時の日本の犬の殺処分数と比較すれば、人口比で日本の23倍の犬を殺処分していることになります(*8)。
 
 ヨーロッパでも東欧やEU未加入の旧ソビエト連邦構成国まで含めれば、人口比で日本よりはるかに多い、数十倍程度の犬猫の殺処分を行っている国があると思われます。残念ながら、これら国では統計が不備ではありますが。また殺処分数の多さ以外でも、西ヨーロッパの国でも、犬猫の福祉の遅れが指摘されている国は多くあります。次回以降では、フランスとスペインの犬猫殺処分について取り上げます。

(*5)
Die Situation der Tiere in Frankreich DAS STILLE LEIDEN UND TÖTEN DER TIERE 「フランスでの犬猫殺処分数は年間50万頭」とする記事(ドイツ語)
KOLUMNE: MEIN ERSTES MAL Mein erstes Mal: Einen Hund adoptieren 「フランスでの犬猫の年間殺処分数は50万頭」とするドイツ語記事 2019年

(*6)
DAS GROSSE GESCHÄFT MIT DEM AUSLANDSTIERSCHUTZ 2013年のドイツ語記事だが「スペインでは20万の猫と10万の犬が動物収容所で殺処分されている」とある。
T i e r s c h u t z n e w s 2012年のドイツ語記事。スペインでは年間20万頭の犬が殺害されている。

(*7)
Bert van Straten: Nederland euthanaseert ‘50.000’ gezonde honden per jaar! 「オランダは年間50,000頭の健康な犬を安楽死(殺処分)させる!」2015年3月18日 (オランダ語記事)

(*8)
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 環境省
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さんかくたまご

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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