続・イギリスの犬の公的殺処分数は人口比では日本と同程度~民間の殺処分数を加えれば、その数倍~10倍の犬を殺処分している



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(Summary)
Revealed: RSPCA destroys HALF of the animals that it rescues - yet thousands are completely healthy
Shock figures reveal 3,400 animals put down for 'non-medical reasons'
Whistleblower claims she shot healthy dogs 'because there was no room'
Statistics show 10,000 fewer animals were rehomed in 2011
But charity's prosecutions of rogue pet owners leap 20 per cent
Countryside Alliance says charity should lose right to call itself Royal

 前回記事、イギリスの犬の公的殺処分数は人口比では日本と同程度~民間の殺処分数を加えれば、その数倍~10倍の犬を殺処分している、の続きです。前回記事では、イギリスの犬の公的殺処分数が年間7,085頭(2014年)で、人口比で日本とほぼ同数であることを述べました。しかしこの数値を単純に比較しても意味がありません。イギリスと日本の公的殺処分の制度が大きく異なるからです。イギリスの公的殺処分の数値は制度上、実数より著しく低くなるからです。


 まず、イギリスの公的な殺処分制度について説明します。The Mayhew Animal Home & Humane Education Centre: Mayhew International. LEGISLATION AND STATISTICAL INFORMATION REGARDING EUTHANASIA OF STRAY DOGS IN THE UK 「「メイヒューインターナショナル イギリスの野良犬の安楽死に関する法律と統計情報」から引用します。


The two main pieces of legislation concerning the collection and disposal of stray dogs are the Dogs Act 1906 and the Environmental Protection Act 1990.
Responsibilities for dealing with stray dogs, originally assigned to the police , now lie with the local authorities.
The law requires that a stray dog must be held for seven days after seizure by the police or local authorities before disposal.
If unclaimed by its owner after seven days, the dog may be (1) sold or given away to a new owner, (2) sold or given away to a welfare organisation or (3) destroyed humanely .
3 The law also authorises euthanasia before the expiry of the seven days where necessary “to avoid suffering”.

法律、犬法(Dogs Act1906年)環境保護法(Environmental Protection Act1990年)に基づき、野良犬は殺処分前に、警察や地方自治体による捕獲の後7日間、保護されなければならないと定められています。
もともと法律では、野良犬の対処する責任は警察が管轄でした。
現在では地方自治体が行なっています。
法律で野良犬は、7日間は殺処分されずに保護されなければなりません。
7日後に犬の飼い主が返還を求めてこなかった場合は、犬は(1)売却または新しい所有者に譲渡し、(2)売却や福祉団体(民間のレスキューシェルター)に引き渡されます。または(3)人道的に殺処分されることがあります。
法律はまた、必要な「苦しみを回避するためならば」7日以内であっても犬を安楽死することを許可しています。



 上記より、イギリスの殺処分制度は次の通りになります。
・イギリスの自治体が捕獲収容する動物種は、「犬」だけであり、しかも浮遊犬(野良犬、捨てられた犬、迷い犬)だけです。
・7日間の収容期間中は原則として殺処分はできません。殺処分が許可されるのは原則重度の傷病犬だけです。
・7日間の収容期間がすぎれば、飼い主が見つからなかった犬は、民間のアニマルシェルターに移譲されるなどします。

 したがって、イギリスが発表している公的殺処分数は「犬」だけです。またイギリスが発表している犬の公的殺処分数は、民間シェルターに移譲した後の数は一切反映されません。民間アニマルシェルターに移譲された後の、殺処分数・殺処分率に関する公的統計はありません。しかし民間シェルターでは、かなりの割合で自ら殺処分を行っています。例えば世界的に権威のある、RSPCA(「英国王立動物虐待防止協会 」The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)は、主に家畜屠殺用拳銃で、約半数の健康な犬猫を殺処分していたことを明らかにしています。ほかの民間シェルターは、さらに殺処分率が高いと思われます。
 Revealed: RSPCA destroys HALF of the animals that it rescues - yet thousands are completely healthy 「RSPCAは、救済という名目で、半数の健康上問題のない数千もの動物を殺します」。(2012年12月29日)より引用します。


Shock figures reveal 3,400 animals put down for 'non-medical reasons'
Whistleblower claims she shot healthy dogs 'because there was no room'
The RSPCA destroys nearly half the animals it ‘rescues’ each year, with thousands being put down for non-medical reasons,
The charity insists the vast majority of the animals were put down to end their suffering, but it admits that last year alone 3,400 animals were destroyed for ‘non-medical’ reasons, such as the lack of space in kennels and catteries.

衝撃的な数字(殺処分数・率)は、健康上問題がないのに3,400ものペットをRSPCAが殺処分したことを明らかにしました。
内部告発者は、「収容する余地がなかったので、健康な犬を銃殺した」と証言しています。
RSPCAは、保護した健康上問題のないペットの約半数を殺しています。
RSPCAは、動物の大半は、苦しみを終わらせるために3,400頭もの殺処分したと主張しますが、犬舎と猫舎のスペースの不足など「非医学的」な理由だけで殺処分したことを昨年認めています。



 先に述べた通り、イギリスが公的に収容する犬は、飼い主が不明で町を徘徊している「浮遊犬」だけです。日本の保健所のように、飼い主から飼い犬・飼い猫を引き取ることはありません。飼い主がペットの犬猫が事情により買えなくなった場合は、飼い主自ら獣医師に安楽死を依頼するか、民間のアニマルシェルターに手数料を払って引き取ってもらいます。
 さらに、民間のアニマルシェルターは、公的に収容した「浮遊犬(飼い主不明犬)」が収容期間が満了した後に引き取ります。これらの「飼い主からの引取り(犬猫他)」と「行政からの引取り(浮遊犬。飼い主不明)」を、一例としてRSPCAは、約半数を殺処分しているのです。しかも殺処分方法は家畜屠殺用拳銃でです。

 イギリスの民間のアニマルシェルターの、年間総引き受け数は公の統計はありません。民間の推計値はあります。若干古い推計値ですが、これしか見つかりませんでしたので、この数値を用います。
 Brits Love Their Pets - Or Not 「イギリス人は自分たちのペットを愛しているでしょうかーいいえ、そうではありません」。(2012年4月14日)より引用します。


more than 260,000 dogs and cats were sent to UK rescue shelters in 2009.
From the responses received it was estimated that 131,070 cats and 129,743 dogs entered the care of UK welfare organizations during 2009.

2009年には26万頭以上の犬と猫がイギリスのアニマルシェルターに送られました。
受け取ったアンケートの回答から、2009年に131,070匹の猫と129,743匹の犬がイギリスの福祉団体の世話を受けるようになりました。



 イギリスにおける、民間のアニマルシェルターに収容された犬猫の年間の合計数は約26万頭です。仮にその半数が殺処分されていたとすれば、13万頭が殺処分されていることになります。この「半数」という数値の根拠はRSPCAの殺処分率ですが、私はおそらく、他の民間アニマルシェルターの方が殺処分率は高いと思います。なぜならば、RSPCAはイギリス国内では群を抜いて資金力が豊富で、設備も充実しています。また大変権威がる「王立」施設でもあります。資金力や設備に乏しい、弱小のアニマルシェルターの方が殺処分率が高いと考えて良いのではないでしょうか。
 日本はイギリスの約2倍の人口です。従って人口比で言えば、イギリスの13万頭の犬猫合計殺処分数は、日本では26万頭に相当します。日本の犬猫合計殺処分数は平成27年統計で、82,902頭です(犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(動物愛護管理行政事務提要より作成))。つまりイギリスの民間アニマルシェルターだけで犬猫合計で、日本の公的殺処分数の3,1倍の数を殺処分していることになります。犬に至っては、8,4倍もの数を民間アニマルシェルターで殺処分していることになります(日本の犬の殺処分数 平成27年統計15,811頭)。さらにイギリスでは、70,85頭の犬の公的殺処分もあります。 

 さらにイギリスでは、犬の飼い主であるブリーダーや管理者であるトレーナーが私的に拳銃を用いて殺処分することが合法です。イギリスではドッグレースが盛んですが、ドッグレースのブリーダーやトレーナ、オーナーが1年間に、レースドッグの能力は低い犬、傷病レースドッグ、引退レースドッグなどを1万頭(1万5,000頭という推計値もあります)も拳銃などで殺処分していると推定されています。
 これらの数を合算すれば、犬の殺処分数は人口比で日本の約10倍になります。日本の場合は、殺処分は保健所に集約して行い、民間シェルターやブリーダーが私的に行うことはほとんどありません。ですから、公的統計のみを持って、殺処分数を比較することはナンセンスです。次回は、イギリスのレースドッグなどの民間人が行う犬の殺処分について取り上げます。


(画像)

 画像は、RSPCAがペットの殺処分に用いた家畜屠殺銃です。興味のある方はこちら。Captive bolt pistol。引用は、Revealed: RSPCA destroys HALF of the animals that it rescues - yet thousands are completely healthy

Humane bolt guns, like the one pictured, are often used to kill pets.
In 2009, the RSPCA, which is one of Britain’s biggest charities and receives £120 million a year in donations, stopped accepting stray animals and unwanted pets.

画像のような「人道的(?)ボルト銃」が、しばしばペットの殺害で用いられました。
2009年には、英国最大の慈善団体の一つであるRSPCAは、野良犬猫や不要なペットの受け入れを停止していたにもかかわらず、年間1.2億ポンドの寄付を受け取っていました。


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イギリスの犬の公的殺処分数は人口比では日本と同程度~民間の殺処分数を加えれば、その数倍~10倍の犬を殺処分している



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(Summary)
As number of stray or abandoned dogs in UK reaches 110,000 charity reveals that 21 are put down every day
・Annual survey by the Dog's Trust reveals heartbreaking statistics in 2013
・More than 7,000 unwanted dogs were destroyed by councils across country
・Charity says people in survey greatly underestimated number of UK strays
・Also claims people don't do enough to help missing dogs get found
・But research did show number of strays had dropped by 1% from 2012


 日本で喧伝されている海外の動物愛護情報に、「イギリスは犬猫の殺処分ゼロ、もしくはほぼゼロに近い」というものがあります。しかしイギリスでのアニマルシェルターにおける犬の殺処分数は7,085頭(2014年)で、人口比では日本とほぼ同数です。これはあくまでも「公的殺処分」だけの数字です。民間の動物保護施設では、その数倍の数を殺処分しています。さらにイギリスでは、犬のブリーダーやトレーナーなどの管理者・所有者が、私的に拳銃などで犬を殺処分することは合法です。公的殺処分以外の犬の殺処分数を加えれば、イギリスでは日本の数倍~十倍以上の数の犬を殺処分していることになります。


 「殺処分ゼロ」、もしくは「ほとんどゼロ」の国として頻繁に日本で取り上げられる国はドイツとイギリスです。ドイツに関しては、私は何度も行政が制度として行う「公的殺処分」も厳然として存在し、相当数が殺処分されていることを紹介してきました。ドイツでは連邦法と州法で飼育を禁じる犬種があり、例外的に厳しい飼育条件を満たさないかぎり、行政がそれらの犬を押収して殺処分しなければならないと各州法に規定があります。また、咬傷事故を起こした犬や行動などにより危険と判断された犬も行政が押収して強制的に殺処分する権限があります。例えば*1、ヘッセン州では、人口比で東京都の6倍数の犬を殺処分していました。これらについては、私は記事で取り上げています。
 そのほか、ドイツ連邦共和国全土では、1年で警察官が犬などを射殺する数は1万2,000頭に及びます。そのほか狩猟法により浮遊犬猫を狩猟駆除することがハンターの責務とされ、ドイツ全土で年間40万の猫と6万5,000頭の犬が事実上殺処分されています。それらの広義の殺処分数を併せれば、ドイツにおける犬猫の殺処分数は、人口比で日本の10倍を超えます。

 今回は、イギリスを取り上げます。イギリスの、アニマルシェルターの2014年における犬の収容数や殺処分、一般譲渡数などの統計が発表されています。
 As number of stray or abandoned dogs in UK reaches 110,000 charity reveals that 21 are put down every day 「イギリスの慈善団体によりイギリスの野良犬または捨てられた犬の数が年間11万頭に達し、毎日21頭が殺処分されていることが明らかになりました」。2014年9月7日、から引用します。


Annual survey by the Dog's Trust reveals heartbreaking statistics in 2013.
More than 7,000 unwanted dogs were destroyed by councils across country.
Charity says people in survey greatly underestimated number of UK strays .
At any one time there are more than 110,000 stray or abandoned dogs in the UK, with 21 dogs a day being put down by local authorities, research has shown.
But it's not all bad news as the overall numbers of stray and abandoned dogs handled by councils has actually fallen one per cent this year from 111,986 to 110,675, and 10,084 dogs were reunited with their owners thanks to electronic chips.
Once the dog is in local authority care it is only seven days before their pet can be transferred to a new owner or they are put to sleep if a new home cannot be found.
A huge 7,085 dogs were destroyed by councils over the year.
We're calling on dog owners across the UK to come along to one of our free microchipping events at www.chipmydog.org.uk so that we can continue to improve the situation ahead of the change in law in Wales in 2015 and England in 2016 which will make microchipping compulsory.

ドッグ・トラスト(Dog's Trust)の年次調査では、2013年の悲惨な統計が明らかになりました。
7,000頭以上の不要な犬が、イギリス全土の自治体によって(公的)殺処分されました。
慈善団体は、調査に参加した人達が、イギリスの悲惨さを過小評価している(殺処分の実数はさらに多い)と話しています。
イギリスには11万頭以上の迷惑犬(浮遊犬)や捨てられた犬がいますし、1日に21頭の犬が地元当局に殺処分されています。
しかし自治体で処理された迷子と捨てられた犬の総数が事実、今年は111,986頭から110,675人へと1%減少し、マイクロチップのおかげで10,084頭の犬が飼い主と再会できたことは、すべてが悪いニュースではありません。
犬を地方自治体が保護すると、飼い主が見つかるか、そうでない場合は新しい飼い主に譲渡しますが、安楽死させられるまでにはでわずか7日の猶予しかありません。
1年間で、7,085頭もの莫大な数の犬が自治体によって(公的)殺処分されました。
私たちは、2015年のウェールズでの法律変更に先立って状況を改善することと、 2016年にイングランドがマイクロチップ化を義務化するのに先立って、イギリスの犬の飼い主に対してwww.chipmydog.org.ukの無料マイクロチップイベントの1つに来てほしいと呼びかけています。



 イギリスでは、年間110,675頭の犬が収容されます。そのうちの7,085頭の犬が殺処分され、収容数に占める殺処分割合は6,4%です。飼い主に返還される数は10,084頭で返還率は9,1%です(マイクロチップによる飼い主特定数のみ)。
 一方、日本の犬の殺処分統計を見てみます。犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況から引用します。

・犬の殺処数と引取り数に占める殺処分数割合~15.811(殺処分数)/46.649(引取り数) 33.9%(殺処分率)
・犬の飼い主返還割合~13.220(返還数)/46.449(引取り数) 28.3%

 以上より、イギリスと日本の犬の収容数(引取り数)に占める公的殺処分割合はイギリスは日本よりかなり低いと言えます。対して飼い主への返還率は日本の方がイギリスより大変高いことがわかります(イギリスの場合はマイクロチップによる飼い主特定数のみ。のちに調べた資料では、約半数が飼い主に反感されたということの記載がありました。失礼いたしました)。
 さらに人口比で犬の公的殺処分数を比較すれば、日本の人口、1億2,711万人(2016年)は、イギリスの人口、6,318万人(2015年)の2,0倍です。つまり人口比では日本とイギリスの犬の公的殺処分数はほぼ変わりません。つまり犬の公的殺処分数に関しては、「イギリスが日本と比べて著しく少ない」とは言えないのです。

 さらに上記の統計は、イギリスにおける行政による公的殺処分数のみです。イギリスでは、1週間公的シェルターに浮遊犬を収容し、その間殺処分するのは著しく攻撃性が高い、病気やケガなどがある個体に限られます。1週間が過ぎた後は、民間のアニマルシェルター(著名なRSPCA「英国王立動物虐待防止協会 The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals」もその一つです)に、飼い主返還されず、かつ殺処分されなかった犬を移譲します。一般への譲渡は、民間アニマルシェルターが担っています。イギリスの公的統計で現れる殺処分数は、公的機関が行った限定的な殺処分数のみです。民間へ移譲された後の殺処分数は一切反映されません。
 次回以降の記事では、イギリスの民間における犬の私的殺処分について論じます。イギリスでは民間シェルターやブリーダー、犬の営利業者の所有者(レースドッグオーナーやトレーナー)などが私的にたいへん多くの犬の殺処分を行っています。イギリスでは、犬の所有者や管理者が拳銃で犬を殺処分することを禁じていません。民間では多くの犬が拳銃で殺処分されています。水面下で行われる私的な殺処分を加えれば、イギリスは実数で人口比で日本の数倍程度の犬を殺処分していることになるのです。


(画像)

 署名サイト、.@DefraGovUK: "BAN THE BOLT" ABOLISH THE USE OF THE CAPTIVE BOLT GUN TO DESTROY GREYHOUNDS IN THE UK.「ボルト銃(家畜屠殺用銃)による犬の殺処分の禁止を求める イギリスでのグレイハウンドを殺処分するために家畜用屠殺銃の使用を廃絶すること」の、家畜用屠殺銃で、殺処分された元レースドッグのグレイハウンドの死体。
 イギリスでは、犬の銃による殺処分の非合法化の運動がしばしばありますが、今のところ禁止する動きはありません。イギリスにおける、犬の銃による殺処分の禁止の法改正を求める署名運動が頻繁に行われます。イギリスでは、犬の飼い主や管理者が私的に拳銃で犬を殺処分することが合法です。イギリスでは、レースドッグだけでも、1万(1万5,000という推計値もあります)頭が私的に殺処分されています。

グレイハウンド死体


(参考資料)

 ペット後進国の日本!殺処分の現状を知って里親制度にも目を向けて!。2016年06月16日。この「ワンちゃんホンポ」というインターネットサイトの記事は、私が見た限り、すべてが「嘘・偏向・誤り」の羅列です。この様なメディアの記事が信じる人がいるということは、まさに日本が「動物愛護後進国」でる証左でしょう。
 「1、ドイツには、殺処分するという概念すらありません。2、(イギリスでは)保護された犬のほとんどが新しい飼い主の元へと引き取られています。3、イギリスでも年間に殺処分される犬の数は日本よりも遥かに低い7,000頭余り」。

1、ドイツには犬の公的殺処分制度が有り、相当数の犬の殺処分があります。ヘッセン州は人口比で東京都の6倍です。
2、「新しい飼い主」とは、民間シェルターも含まれます。民間シェルターに移譲された犬は約半数が殺処分されます。
3、平成27年度の日本の公的犬の殺処分数は15,811頭で、人口が半分のイギリスの公的殺処分数と人口比でほぼ同数です。



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逮捕されたアニマルホーダーの猫犬たちはどうなったのか?~日本とドイツの比較



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Domestic
inländisch


 最近埼玉県で、120匹の猫を飼育しているアニマルホーダー(が強く疑われる)人物が逮捕されました。残された猫はどうなっているのでしょうか。同様にかつてドイツで、125匹の犬などを取り壊し予定の公共建築物内で飼育していた女が逮捕~起訴されました。日本とドイツの、アニマルホーダーが残した猫犬などのペットの扱いは異なるのでしょうか。


(動画)

 まず最初に、埼玉県で逮捕されたアニマルホーダーが飼育していた120匹の猫に関するニュースです。【猫屋敷】犯行予告で飼い主逮捕 家に残された120匹の猫は?。2016年11月23日公開。
 こちらのTVニュースによれば、埼玉県深谷市長に対して「殺す」という脅迫を行った50歳代の男性が逮捕拘留されました。その男は自宅に120匹の猫を飼っています。埼玉県の動物指導センターの職員が現在、毎日その猫たちに給餌給水をするために男の自宅に訪れています。逮捕された男と面会を行い、その要請に基づいて給餌給水を行っているようです。ニュースの内容からは、餌代が誰が負担しているのかはわかりませんでした。




 上記のニュースに対して、読者様からコメントが投稿されました。毎日のように犬が毒餌被害に遭うか未遂事件が起きるミュンヘン~犬への毒餌攻撃のドイツでの拡散。2016年11月20日の記事から引用します。


職員が給餌
多頭崩壊に、公務員が通って餌をやるというのは間違った行為だと思います。
根拠がないから勝手に処分できない、と、制度を理由にするなら、餌をやる根拠もありません。
かかった人件費と餌代は誰が負担するのでしょうか。
周辺に被害が生じた場合も公費負担する つもりなのでしょうか。
2016-11-21(07:20) : サーバント様


 コメント投稿者様のご指摘は正しいと思います。日本では、この様な動物飼育者が逮捕拘留などで動物の世話ができなくなった場合の対応は、法律や要綱などでは示されていないと思います。これらの猫を行政が所有者の同意なしに収容~殺処分等を行政が行う法的根拠がないとしても、公費(公務員の人件費)で給餌(もしかしたら動物指導センターが負担しているかもしれません)で行うことも根拠がないのです。
 逮捕拘留されているアニマルホーダーの家では、周辺住民に悪臭などの被害も及ばしています。動物指導センターの職員が公務として猫の飼育を引き継いでいるということは、猫による被害の不法行為責任も引き継いでいるということです。仮に近隣住民が猫の悪臭等被害の損害賠償を求める民事訴訟を提起した場合、埼玉県は不法行為責任において連帯責任を負うことになります。近年は飼い猫による悪臭被害などではかなりの損売賠償を命じる判決が相次いでいます(東京地裁の、東京都大田区での猫の悪臭裁判では飼い主に200万円あまりの賠償の支払いを命じました)。そのようなリスクを負う行為は、地方自治体の公務として行うべきではないでしょう。

 同様のケースでは、例えばドイツではどのように対処しているのでしょうか。ドイツでは、125頭の犬などを解体予定の公共施設で飼育していたアニマルホーダーの女が逮捕拘留されました。これらの犬は少なくとも121頭が安楽死処分されました。
 この記事はかつて私がブログ記事で取り上げましたが、再び引用します。ドイツの新聞、Thüringen und Deutschland 「チューリンゲンとドイツ」の2013年11月26日記事から引用します。


Berlin, 26.11.2013.
Am vergangenen Freitag, den 22.11.2013, wurde Marietta P. vor dem Amtsgericht Eisenach wegen Tierquälerei in der ehemaligen Kaserne von Vitzeroda zu einer Freiheitsstrafe von 1 Jahr verurteilt.
Die Strafe wurde zur Bewährung ausgesetzt, die Bewährungsdauer beträgt 3 Jahre.
Außerdem muss die 50-jährige Animal Hoarderin 200 Stunden gemeinnützige Tätigkeit ableisten.
Zusätzlich wurde ihr ein generelles Tierhalteverbot für 5 Jahre auferlegt.
Gegenstand des Strafverfahrens war die Tatsache, dass Marietta P. in dem maroden Kasernengebäude bei der behördlichen Räumung am 10.11.2011 etwa 125 Hunde, 6 Katzen und 1 Stachelschwein unter katastrophalen Bedingungen gehalten hat.
Viele Hunde mussten eingeschläfert werden, 4 Hunde sind bis heute nicht vermittelbar.
Schon etliche Male hat die erwerbslose Marietta P. in den vergangenen 20 Jahren an unterschiedlichen Standorten immer wieder unverhältnismäßig viele Tiere unter teilweise katastrophalen Bedingungen gehalten.

ベルリン、2013年11月26日。
先週の金曜日、2013年11月22日に、マリエッタ・Pはヴィッツローダの旧兵舎の廃屋で動物虐待を行ったとして、アイゼナハ地方裁判所で1年間の懲役の判決が言い渡されました。
判決文では執行猶予を明らかにし、保護観察期間を3年としています。
また50歳(マリエッタ・P)のアニマルホーダーには、200時間の社会奉仕活動が科されました。
その上彼女には、5年間の動物の飼育が禁じられました。
刑事訴追の原因は、マリエッタ・Pが、2011年10月11日に公的機関から退去を命じられているにもかかわらず、元兵舎の廃虚と言う劣悪で致命的な条件下で、125頭の犬、6匹の猫、及び1匹のヤマアラシを飼育していたことです。
ほとんどの犬は殺処分(安楽死)させなければなりませんでした、そのうちの4頭の犬の情報は得られていませんが。
過去20年間の間に、無職のマリエッタ・Pはすでに何度も何度も別の場所で、時には致命的な条件下で異常に多くの動物を飼育していました。




(画像)

 ドイツの新聞、Thüringen und Deutschland 「チューリンゲンとドイツ」の2013年11月26日記事。

マリエッタ


 ドイツでは、飼い主がある動物であってもドイツ連邦民法90条aの規定が援用されます。ドイツ連邦民法90条aの規定は、日本では「ドイツでは動物はものではない」と紹介され、その意味が著しく曲解されていますが。
 本条で日本語に「モノ」に訳される単語、Sachenは、法学用語では「財物」「私有財産が及ぶもの」という意味です。つまり特別法の規定があれば、「動物はモノ(=財物、私有財産権が及ぶものではない)、それを毀損(アニマルホーダーが管理不能になった犬猫を押収して安楽死処置することなど)、つまり行政による飼い犬などの押収~強制殺処分においては、行政には犬などの飼い主に対して損害賠償の責任を負わないという意味です。以下に、ドイツ民法90条aの原文を挙げておきます。なお、geschützt 「保護される」は、「適用される」といった程度に理解すべきでしょう。


§ 90a Tiere
Tiere sind keine Sachen.
Sie werden durch besondere Gesetze geschützt.
Auf sie sind die für Sachen geltenden Vorschriften entsprechend anzuwenden, soweit nicht etwas anderes bestimmt ist.

90a
動物は「(民法上定義する)物(財物)」ではありません。
これらは、特別法により保護(規定)されています。
特に明記しない限り、その上で(民法の)該当する諸規定が準用されます。



 対して日本ではあくまでも動物はモノ(=財物、私有財産権が及ぶもの)です。例外的にも動物における民法上の私有財産権を制限する法的根拠はありません。ですからこの様なアニマルホーダーが溜め込んだ動物を行政が飼い主の意思に反して収容することはできません。また行政職が公務としてこれらの動物の世話をすることも法的根拠はありません。
 現行の日本の法律では、埼玉県で逮捕されたアニマルホーダーの猫は、行政は放置せざるを得ないのです。無為無策にならざるを得ないのも問題ではありますが。なお、私人(民間の動物愛護団体など)が自らの責任において行うことは認められています(民法上における事務管理)。

世界最大規模の動物愛護団体PETAのTNRに反対する論説



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(Summary)
PETA
The Great Outdoors? Not for Cats!
Some animal shelters manipulate their euthanasia statistics by instituting policies that leave animals to struggle for survival and die painfully on the streets.
So-called “trap-neuter-release” (TNR) programs—or, more accurately, “trap-neuter-reabandon” programs—may allow limited-admission shelters to spin their intake and euthanasia numbers, but they do nothing to protect cats from the horrors that befall them when left outdoors to battle harsh surroundings, sickness, and sadistic people.
Countless cats who are left outdoors without protection die from infected wounds and injuries, as even small abscesses and common urinary tract infections can become raging and deadly for unsocialized cats who cannot be handled and treated.


 世界最大規模の動物愛護団体、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会。People for the Ethical Treatment of Animals。アニマルライツを趣旨とする)は、一貫して猫を屋外に置くこと、ひいていは猫TNRに対して反対する立場を表明しています。最近も自らのHPで論説を公表しました。


 世界的な動物愛護団体の多くが、猫のTNRを否定しています。例えば、世界的な権威と歴史を誇る、*1、RSPCA(英国王立動物虐待防止協会 The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)オーストラリア支部は、完全にTNRを否定する見解を自らのHPで公表しています。
 アメリカに本部を置く、*2、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会。People for the Ethical Treatment of Animals。アニマルライツを趣旨とする)は、かなり以前から、TNRを完全否定する方針を繰り返し公表しています。その点については、私も記事にしています。しかしなぜか、日本では世界規模の動物愛護団体がTNRを否定していることを報じません。ごく最近もPETAは自らのHPでTNRを完全に否定しています。PETAのHPから、The Great Outdoors? Not for Cats! 「広大な屋外に? 猫にとってはありえません!」、から引用します。なお更新日は不明ですが、2016年10月の猫虐殺事件を取り上げておりますので、ごく最近のものと思われます。


Some animal shelters manipulate their euthanasia statistics by instituting policies that leave animals to struggle for survival and die painfully on the streets.
So-called “trap-neuter-release” (TNR) programs—or, more accurately, “trap-neuter-reabandon” programs—may allow limited-admission shelters to spin their intake and euthanasia numbers, but they do nothing to protect cats from the horrors that befall them when left outdoors to battle harsh surroundings, sickness, and sadistic people.
Countless cats who are left outdoors without protection die from infected wounds and injuries, as even small abscesses and common urinary tract infections can become raging and deadly for unsocialized cats who cannot be handled and treated.
Cats outdoors are vulnerable to contagious diseases, parasite infestations, starvation, dehydration, freezing, heatstroke, attacks by dogs and other predators, and being hit by vehicles.
Cruel people often poison, shoot, burn, drown, or otherwise torture and kill cats.
Right or wrong, many property and business owners do not want cats on their property.
Not everyone loves cats or wants them climbing on their cars, maiming or killing birds, or digging in their gardens.
When animal shelters refuse to accept cats (as more and more so-called “no kill” facilities are doing), property owners often take matters into their own hands and resort to cruelty, both intentional and unintentional.
So many people become upset by roaming cats that legislation was introduced in Wisconsin and Utah to make it legal to stalk, hunt, and kill domestic cats!
Because of the many deadly hazards that cats face outdoors, responsible guardians allow their feline companions outdoors only when on a leash, in an enclosed area (such as a screened porch), or closely supervised.
Below is just a sampling of some of the horrible fates that have recently befallen stray, feral, and free-roaming cats.

いくつかのアニマルシェルターは、猫が生きるために苦しんだ末に、路上で痛ましく死ぬという方法を取り入れることによって、アニマルシェルターでの安楽死の統計をごまかします。
いわゆるトラップ・中性化・リリース(TNR)プログラム、より正確には「トラップ・中性化・再び捨て猫をする(reabandon)」プログラムですが、アニマルシェルターの受け入れ数や安楽死数を制限することを許容するでしょう。
しかし彼らは猫たちが厳しい環境、病気、動物虐待者な人々などと戦わなければならない屋外に放置されたときに、それらに襲われる恐怖から猫を保護することは何もしていません。
屋外で保護なしで放置されている猫は、数え切れないほど多くが、傷からの感染や怪我で死にます。
軽傷の膿瘍や一般的な尿路感染症でさえも、治療や治療が不可能な社会化されていない猫にとって致命的となる可能性があるからです。
屋外の猫は、伝染病、寄生虫の感染、飢餓、脱水、凍死、熱中症、犬や他の捕食者による攻撃、自動車事故に見舞われるなど弱い存在です。
残酷な人々はしばしば、猫を毒殺、撃つ、燃やす、溺れさせる、またはそうでなければ虐待して殺します。
間違いなく、多くの不動産所有者や自営業者は、自分の所有財産に猫がいることは望んでいません。
鳥を傷つけたり殺したり、庭を掘り返したりする猫を、誰もが愛しているわけではありません。
アニマルシェルターが猫を引き取ることを拒否したときに(ますます、いわゆる「ノーキル」と呼ばれている施設がそのようにしているので)、不動産所有者は、意図的である場合もそうでない場合もありますが、しばしば問題を自分の手で解決し、残虐行為に訴えます。
ウィスコンシン州とユタ州では、猫が徘徊することによって多くの人々の怒りを募らせ、そのために両州では猫を狩猟して殺すことを合法とする法律が制定されました!
猫が屋外で直面する多くの致命的な危険性があるために、責任のある飼い主が係留すること、囲まれたエリア(囲われた中庭など)、または閉じ込められて管理された場合にのみ、猫を屋外で飼育することができます。
以下は最近、野良猫、ノネコ、自由に徘徊している外猫が見舞われた、恐ろしい運命の実例の一部です(引用の記事にスライドショーがあります)。



(画像)

 上記の記事のスクリーン・ショットの一枚。Do not feed cats. 「餌やりするな」と書かれていると思われます。下のD○NRの○の部分はなんという文字が入るのでしょうか?アメリカには、野良猫(と思われるものを含む)の狩猟駆除が合法的な州であれば、このような行為は日本とは異なり合法です。

PETA TNR反対


(参考資料)

'Feral cat' bill passes Utah House 「野良猫法案はユタ州議会で可決された」。2011年2月15日。

 SALT LAKE CITY — The so-called "feral cat" bill allowing animals deemed pests to be shot was passed by the House Friday after several changes. 「ソルトレイクシティ - 動物(猫)が有害生物と見なされるいわゆる「野良猫」法案は、いくつかの変更の後、金曜日に議会で可決されました」。
 ユタ州の本州法では、野良猫(と思われるものを含む)の狩猟駆除は合法です。アメリカにはほかにもいくつかの州で野良猫(と思われれるものを含む)の狩猟駆除が合法な州があります。次回以降の記事で紹介します。


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犬の去勢手術は犬の認知症のリスクを高める



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(Summary)
Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs
On the negative side, neutering male dogs
• increases the risk of progressive geriatric cognitive impairment.


 日本ではあまり知られていませんが、「犬の去勢手術は加齢性の認知症発症を高める」が定説になっているようです。去勢手術による犬の認知症リスクが高まるとの学術研究では、アメリカをはじめとする海外では多数見つかります。


 私は、yhoo! 知恵袋でアカウントを持っています。こちらです。dreieck eierさんのMy知恵袋。このページの説明にあるとおり、「動物愛護に関する海外文献」の検索とその概要の質問をお受けしてしています。
 最近は、「犬の去勢手術は加齢性の認知障害発症リスクが高まるのか」という回答リクエストをいただきました。私が調べたところ、海外の文献(主に学術論文)では、多くが「犬の去勢手術は加齢性の認知障害発症リスクを高める」を肯定していました。以下に、私へのyahoo! 知恵袋の回答リクエストと私の回答を引用します。リクです。お願いします。 度々すいません。去勢をすると加齢性の認知機能障害...。2016年11月20日。


(質問)
去勢をすると加齢性の認知機能障害(ボケやすくなる)のリスクが高まると「堀明」氏の本に書かれていたんですが、そのような論文があるのでしょうか?
去勢をする事で高齢になった時に「寝たきり」になる確率に関するデータが存在すれば教えて頂けると嬉しいです。

(回答)
1、「去勢をすると加齢性の認知機能障害(ボケやすくなる)のリスクが高まると、そのような論文があるのでしょうか?」。

英語で検索したところかなりの数の「去勢不妊は犬の加齢性認知障害のリスクを高める」ことを肯定する論文があります。
一例をあげます。

http://www.2ndchance.info/cruciatelongtermneuter.htm
Long-Term Health Risks and Benefits Associated with Spay / Neuter in Dogs
「犬の不妊・去勢に関連する長期的な健康リスクと利点」。
若干古いですが、アメリカ、ニュージャージー州のラドガーズ大学による2007年の研究です。

On the negative side, neutering male dogs
• increases the risk of progressive geriatric cognitive impairment.
Neutered male dogs and spayed female dogs are at increased risk of progressing from mild to severe geriatric cognitive impairment compared to intact male dogs .
Geriatric cognitive impairment includes disorientation in the house or outdoors, changes in social interactions with human family members, loss of house training, and changes in the sleep-wake cycle .
This finding is in line with current research on the neuro-protective roles of testosterone and estrogen at the cellular level and the role of estrogen in preventing Alzheimer’s disease in human females.
Unfortunately too few sexually intact female dogs were available for inclusion in the present
study to test the hypothesis.

オス犬の去勢の負の側面
・進行性の高齢認知障害のリスクを増加させる。
去勢したオス犬および不妊手術をしたメス犬においては、未去勢のオス犬と比較すると、軽度から重度の、高齢に伴う認知障害に進行するリスクが高い。
高齢犬の認知障害には、屋内と屋外がわからなくなること、飼い主の家族との社会的交流の変化、迷子になって帰れなくなる、睡眠と覚醒サイクルの変化などがあります。
この発見は、細胞レベルでのテストステロンおよびエストロゲンの神経細胞の保護的役割、およびヒトの女性におけるアルツハイマー病の予防におけるエストロゲンの役割に関する現在の研究と一致しています。
残念なことに現段階では、不妊手術をしていないメス犬においては、この仮説を検証するための研究はありません。


ということで、・オス犬においては、去勢は加齢による認知障害リスクを高めるということが定説となっているようです。
メス犬についてはまだ研究が進んでいないのでよくわからないが、メス犬の不妊手術にいても、加齢性の認知障害リスクを高める可能性はあるということのようです。
同様の研究は、次のようなものがあります。
いずれも去勢は、犬の加齢性認知障害の進行を早めるとしています。
・https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4096726/
(アメリカ連邦政府機関)
・https://en.wikipedia.org/wiki/Neutering
(ウィキペディア 英語版)~テストステロン(男性ホルモン)は、未去勢の犬の加齢性認知障害の進行を遅らせる。

2、「去勢をする事で高齢になった時に「寝たきり」になる確率に関するデータが存在すれば教えて頂けると嬉しいです」。

寝たきりになる確率ではなく、疾病の発症の確率が高くなる数値は出されています。
最初の論文では、犬の不妊去勢による具体的な疾病リスクが数値化されています。

(オス犬の場合)
•心血管肉腫のリスクを1.6倍に高める
•甲状腺機能低下症のリスクを3倍にする
•肥満のリスクを3倍にする
•前立腺癌のリスクが4倍未満
•尿路がんのリスクが2倍未満(1%未満)

(メス犬の場合)
•脾臓血管肉腫のリスクを2.2倍、心血管肉腫のリスクを5倍以上に高める。
•甲状腺機能低下症のリスクを3倍にする
•肥満の危険性を1.6-2倍に増加させる
•4〜20%に尿路上失禁を引き起こす
•尿路感染の持続または再発のリスクを3-4倍に高める
•尿路腫瘍のリスクが2倍未満


 なお、私は犬(と猫)における不妊・去勢手術は、容認~賛成する立場です。不妊去勢手術に伴う疾病の発症リスクが高まる、加齢性の認知障害を早めるなどのネガティヴな面を差し引いても、人社会で犬猫などのペットを飼育するにはやむを得ないと思います。もちろん特定の疾病予防の効果もあります。
 ただ私は、日本では「去勢手術が犬の認知症発症リスクを高める」という情報がほとんど伝えられていなかったことに驚きました。また、多くの疾病の発症率を高めることも、あまり日本では伝えられていません。むしろ「疾病予防に効果がある」ことが強調されます。「犬(と猫)の不妊去勢手術の普及のためには、ネガティヴな面は伏せておいたほうが良い」という意図が働いているのではないかと私は推測しています。
 しかし私は、情報は「あるがまま」に、バイヤスをかけずに正確に伝えるべきだと思います。例えば「犬の去勢手術では加齢性の認知障害の発症リスクが高まる。特定の疾病の発症率が高まる」ですが、そのようなネガティヴな面も含めて判断すべきだと思います。いろいろな考えの人があって当然ですし、議論すべきだと思います。その上で、「不妊去勢が必要ならば」、ネガティヴな面をどう克服するか、という議論が必要なのではないでしょうか。


(動画)

 What Canine Cognitive Dysfunction Can Look Like 「このように犬の認知機能障害が見られるようになります」。2012年11月16日公開。犬の認知障害の初期は、このような行動を示すことが多いようです。

Cricket was a rat terrier who was 16 years old at the time of this video and started displaying cognitive decline a year before.
1 getting stuck
2 forgetting what she is doing
3 getting confused about the door
4 circling

ラット・テリアのクリケット(犬の名前)は、このビデオが撮影された1年前の時点では16歳でしたが、認知機能の低下を表し始めていました。
1 立ち往生
2 やっていることを忘れてしまう
3 ドアに対しての混乱
4 周回する


毎日のように犬が毒餌被害に遭うか未遂事件が起きるミュンヘン~犬への毒餌攻撃のドイツでの拡散



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(Zusammenfassung)
Vorsicht, Hundebesitzer: Schon wieder Giftköder gefunden!
Fast täglich werden Hunde in München und Umgebung vergiftet, oder es wird zumindest versucht.
Hundehasser verteilen in Parks oder anderen Orten vermeintliche Leckerbissen, die mit Gift oder Rasierklingen gefüllt sind.
Haben die Hunde den Köder erst gefressen, gibt es meist keine Hilfe mehr.


 最近、和歌山市で農薬を混入したソーセージを食べた犬が死ぬ事件が発生しました。状況から犬の殺害を狙った者が、意図的に毒餌を仕掛けたことも考えられます。日本ではまれに「犬や猫の殺害を目的とした(?)毒餌事件」が発生しますが、海外ではどうなのでしょうか。ドイツでは、犬の殺害を狙った毒餌攻撃が頻繁に起きます。ドイツのマスメディアは、「ミュンヘン市では毎日のように犬が毒餌被害に遭うか未遂事件が起きる」と報じています。


(動画)

 2016年11月11日に和歌山市で発生した、犬が農薬を混入されたソーセージを食べて死んだ事件を報じるTVニュースです。劇物だった・・・路上に“農薬ソーセージ”犬食べ死ぬ。2016/11/18 に公開。
 「路上に落ちていたソーセージから劇物の農薬の成分が検出されました。和歌山市によりますと、11日、市内の獣医師から『路上に落ちていたソーセージを食べた犬が体調不良になり、死んだ』と通報がありました」。




 日本では、犬猫(?)などを狙った毒餌を公共の場に置かれる事件はたまに報道されます。対して海外、例えばドイツでは極めて頻繁に犬の殺害を狙った毒餌が公共の場に放置されます。例えば、私はかつてこのような記事を書いています。犬嫌悪者の毒餌攻撃に怯えるドイツの犬の飼い主~ベルリンでは、1年間に91箇所で毒餌が見つかり、多数の犬が殺傷された
 ドイツのマスメディアの記事やベルリン市広報によれば、2014年の1年間に、ベルリン市内で犬の殺傷を狙った毒餌が91箇所で見つかりました。犠牲になった犬も多数にのぼります。

 ドイツの毒餌による犬の攻撃は、ベルリン市が発端だったと記憶しています。ドイツには「犬による被害に対する権利回復」「反犬主義」「民間での犬の飼育を全面的に禁止すべき」という主張を掲げる団体、Das gegenhund、があります。インターネット上で活動していますが、主なメンバーの本拠地はベルリン市のようです。彼ら(gegenhundのメンバー)は、自らのHPで「犬の毒殺方法」を公開し、犬に反感を持つ一般市民に、犬の毒殺を煽りました。この件については、動物愛護団体が刑事告発を行いましたが、隠語などを巧みに用い、検察庁は「かれらの犯罪事実はない。不起訴とする」と決定しました。
 ベルリン市内でも、犬に対する毒餌攻撃は未だに収束していません。悪いことに、犬を殺傷を目的とした毒餌攻撃は、ミュンヘンなどベルリン以外の大都市でも広がりつつあります。それを報じるニュース、Vorsicht, Hundebesitzer: Schon wieder Giftköder gefunden! 「注意 再び犬の殺傷を狙った毒餌が見つかりました」。2016年9月1日(ミュンヘンTV)から引用します。


Fast täglich werden Hunde in München und Umgebung vergiftet, oder es wird zumindest versucht.
Hundehasser verteilen in Parks oder anderen Orten vermeintliche Leckerbissen, die mit Gift oder Rasierklingen gefüllt sind.
Haben die Hunde den Köder erst gefressen, gibt es meist keine Hilfe mehr.
Auch diese Woche wurden wieder Köder gefunden.
Hundehasser sind überall.
Was genau der Grund dafür ist, dass sie giftige Köder in Wiesen und Büschen verstecken, weiß niemand.
Manche stört das Bellen, andere der Hundekot.
Nicht nur in München, auch im Umland sind die Täter aktiv.
In Berlin seien die Hundehasser damals schon sehr aggressiv gewesen.
dass es in München mittlerweile schon genauso schlimm ist.
Auch in Wolfratshausen (südlich von München) sind diese Woche wieder Giftköder aufgetaucht.
Wie die Polizei berichtet, fand ein Bewohner der Kanalstraße in seinem Garten zwei Wiener Würstchen, die mit einer blauen Paste gefüllt waren.
Die Rasierklingen schneiden den Tieren auf dem Weg zu Speiße röhre alles auf –er verblutet innerlich.
Schneckenkorn oder anders Gift breitet sich einfach im Körper aus.

ミュンヘン市とその周辺の犬は、ほぼ毎日毒餌の被害に遭うか、未遂に遭います。
犬嫌いは、公園やそのほかの場所に、毒やカミソリ刃を仕掛けた美味しい餌を仕掛けます。
犬は毒餌を食べたのならば、普通、助ける方法は一つもありません。
今週、また毒餌が発見されました。
犬嫌いが溢れています。
毒餌犯が牧草地や茂みに毒餌を隠しておくことの理由は、本当のところは誰も知りません。
いくつかの理由は、犬が吠えて迷惑を及ぼしたり、犬の糞などでしょう。
それのみならず、ミュンヘン市で、またはこの周辺地域では、毒餌犯は活動的です。
ベルリン市では、犬嫌いは非常に攻撃的になりました。
現在ミュンヘン市では、同じように悪い状況になってきています。
再び、ヴォルフラーツハウゼン(ミュンヘンの南)で、今週に犬の毒餌が置かれていました。
警察の発表では、カナルシュトラーセの住民によれば、青色のペーストが仕込んである2本のウインナーが自分の庭で見つかったとのことです。
カミソリの刃は犬の消化管すべてを切り裂きー犬は内出血で死にます。
ナメクジ駆除剤やほかの毒物は、毒が体内から広がりやすいのです。



 次回以降の記事では、ドイツで頻発する犬の殺傷を狙った毒餌攻撃が収束しない理由を分析します。残念ながら、ドイツにおける犬の殺傷(猫もあります)を狙った毒餌犯は、ほとんど逮捕にいたらないのが実情です。


(画像)

 リンクの記事ではありませんが、かつてバイエルン州で見つかった犬殺害目的(?)の毒餌です。カミソリの刃が仕込まれています。

犬 毒餌 バイエルン


(動画)

 Was tun wenn der Hund Giftköder gefressen hat? 「犬が毒餌を食べた場合はどうしますか?」。2016/06/23 に公開。ついにドイツでは、犬が毒餌を食べた場合に備えての救急サービスまで登場しました。私は、このようなサービスを利用することを考えるより、犬に毒餌を食べない対策をするとか、犬による迷惑を省みる方が先だと思います。

ドイツの警察官が年間約1万2,000もの犬などを射殺する根拠~まとめ



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(Zusammenfassung)
Polizei schießt im Jahr rund 10.000 Mal auf Tiere.
Das macht etwa 99 Prozent aller Fälle aus, in denen Beamte zu ihrer Dienstwaffe greifen.
Dass Tierbesitzer dagegen klagen, kommt selten vor.
Nach Angaben des Deutschen Tierschutzbundes ist ein Gnadenschuss nur dann erlaubt, wenn keine Überlebenschance gesehen wird.
Allerdings besitzen Polizisten in der Regel nicht die erforderliche Sachkunde.


 記事、
ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数は年間11,901頭~10年間で2倍に激増した要因
ドイツでは、年間50万頭ものペットが捨てられる~ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数が年間約1万2,000頭にもなる要因
交通事故で重傷を負った猫を射殺した警察官に飼い主は憤慨~ドイツの警察官が年間約1万2,000もの犬などを射殺する根拠
の続きです。今回は、「警察官が動物に対する人道的配慮により、動物を射殺する権限」について、警察法などの根拠を述べます。



 まずお詫びですが、私は以前の記事で「私がブログを初めて以来、ドイツで警察官が猫を射殺したニュースは1件だけでほとんどが犬である」と書きました。それは誤りでした。探したところ、前回で取り上げたニュースソースなど、複数の猫射殺の事件がありました。
 私がかつて記事にした、ドイツでの警察官による猫の射殺の記事はこちらです。警察署に届けられた猫を警察官が射殺~ドイツ、ヴッパータール。この事件は、ゴミ袋に入れられて捨てられた、瀕死の猫を通行人が警察署い届けたところ、警察官がその猫を射殺しました。こちらの記事でも引用したとおり、警察法(州法)で、「警察官は、人道上から瀕死状態の動物を発見した時は、その動物の苦しみを早く除去するために射殺しなければならない」とされています。再び、 Polizeiliches Grundlagenwissen für Studium und Praxis PolG NRW 「研究と実践のための警察の基礎知識 ノルトライン=ヴェストファーレン警察法」から引用します。


Schwer verletzte Tiere
Verletzte oder kranke Tiere dürfen erschossen werden, wenn die Befürchtung besteht, dass sie sonst unter Qualen verenden würden.(VVPolG NRW Ziff. 63.13).

重症の動物
もしその動物が怪我をしていたり病気にかかっていて、射殺されなければより大きな苦しみで死ぬおそれがある場合は、その動物を射殺しなければなりません。(ノルトライン=ヴェストファーレン州警察法63条13項)



 また、警察官が職務で犬などの飼い主がある動物を射殺する場合は、ドイツ連邦民法90条aの規定が援用され、警察は飼い主に対して損害賠償の責任を負いません。ドイツ連邦民法90条aの規定は、日本では「ドイツでは動物はものではない」と紹介され、その意味が著しく曲解されています。
 本条で日本語に「モノ」に訳される単語、Sachenは、法学用語では「財物」「私有財産が及ぶもの」という意味です。つまり特別法の規定があれば、それを毀損(警察官による飼い犬の射殺)したり、行政による飼い犬の押収~強制殺処分においては、警察や行政には犬の飼い主に対して損害賠償の責任を負わないという意味です。以下に、ドイツ民法90条aの原文を挙げておきます。なお、geschützt 「保護される」は、「適用される」といった程度に理解すべきでしょう。


§ 90a Tiere
Tiere sind keine Sachen.
Sie werden durch besondere Gesetze geschützt.
Auf sie sind die für Sachen geltenden Vorschriften entsprechend anzuwenden, soweit nicht etwas anderes bestimmt ist.

90a
動物は「(民法上定義する)物(財物)」ではありません。
これらは、特別法により保護(規定)されています。
特に明記しない限り、その上で(民法の)該当する諸規定が準用されます。



  Polizeiliches Grundlagenwissen für Studium und Praxis PolG NRW 「研究と実践のための警察の基礎知識 ノルトライン=ヴェストファーレン警察法」(ノルトライン=ヴェストファーレン州警察法ガイドライン)においては、このような記述もあります。


§ 58 PolG NRW
Damit unmittelbarer Zwang rechtmäßig ist, muss Verwaltungszwang zulässig sein.
Der Bulle ist zwar keine Sache (§ 90 a BGB).
§ 90a BGB
Weil eine gegenwärtige Gefahr für die öffentliche Sicherheit abzuwehren ist, sind die Voraussetzungen für eine Sicherstellung zur Gefahrenabwehr erfüllt (§ 43 Nr. 1 PolG NRW).
23 Schusswaffengebrauch gegen Sachen
Die mit Abstand häufigsten Fälle des Schusswaffeneinsatzes gegen Sachen betreffen die Fallgruppen:
・gefährliche Tiere

ノルトライン=ヴェストファーレン州警察法58条
同法条文により、この警察官の(危険な犬に対しての)射殺の行使は、行政が執行を許可しなければならないのは合法的​​です。
ブルドッグは民法90条aでは物(財物=Sache)ではありません。
民法90条a
公共の安全の確保への脅威は、安全性を確保するための前提条件として、ノルトライン警察法43条1項が優越して適用されます。
私有財産権(財物=Sache、であることにご注意ください)を侵害する警察官の銃器の使用。
最も一般的な、私有財産権(財物=Sache)を侵害しても不法行為責任を負わない警察官による銃器の使用は、次のケースに関するものです。
・危険な動物(など)



 私はFaceBookで、ドイツの動物愛護の実情を投稿することがあります。ドイツでは、飼い犬を含めて警察官が射殺する事件の報道が大変多いこともコメントしています。近年は、飼い主が至近距離にいるのにリードをしていなかったと言うだけの理由で、飼い主の目前で警察官が犬を射殺する事件が複数報道されています。
 それに対して、「ドイツで警察官が犬を射殺するなどは妄想」と私を攻撃してきた人がいます。その上で「私はドイツ留学経験がある。交通事故に遭った重傷の犬を警察官が必死になって手当しているのを目撃した。ドイツの警察官は犬にこれほど優しいと感動した」との反論コメントをしています。

 残念ながら、私がインターネットで調べたところ、ドイツで「交通事故にあった犬を警察官が必死に手当した」というニュースソースは見つかりませんでした。こちらのブログ記事で取り上げたとおり、「警察官が、自らパトロールカーで轢いた重傷の犬を射殺した」「高速道路でクルマにはねられた犬を、警察官が射殺した」「交通事故で重傷を負った猫を警察官が射殺した」「警察署に届けられた、ゴミ袋に入れられた瀕死の猫を警察官が射殺した」などという事件は多数見つかります。
 警察法によれば、「警察官は怪我をしたり病気にかかっている動物を見つけた場合は、その動物の苦痛を取り除くために射殺しなければならない」と規定されているのです。ですから、交通事故で重傷を負った犬は、法律上警察官は射殺しなければならないのであり、むしろそれが普通に行われているのです。日本人には理解しがたいですが、それは「文化」の違いです。

 私は、常にドイツなどの海外の動物愛護事情は、その国の原語の情報を元にしています。それが「嘘」ということであれば、私は根拠となる情報は必ずリンクをつけておりますので、情報源(例えば政府機関やマスメディアなど)にお問い合わせするか、抗議するべきでしょう。「さんかくたまごの書いていることは嘘だ」というご意見は、ブログコメントでもいただきますし、私のブログとは関係ないところ、たとえばFaceBooknタイムラインや、私のFaceBookのコメントへの反論でも行われます。
 その反論の根拠は例外なく、反証を挙げていません。その上で、反論の根拠は、「私はドイツに在住経験があるから知ってる」「私がドイツで見聞した、経験した」がほぼ全てです(もしくは根拠、反証を一切上げない)。例えば「私はドイツ在住の同時通訳だ。さんかくたまごが書いていることが全て嘘だ」「私はスイス人だ。さんかくたまごが書いていることは全て嘘だ」です。しかしブログにコメントされた方は、全て日本のドメインからのアクセスでした。

 反論される方は、ご自身の体験より、「反証」、その国の法律の原文、政府広報、公的統計、マスメディアの記事、などの客観的で信頼性の高い「証拠」を挙げてください。私は、私が誤っていることが明らかに確認できた場合は記事を訂正しています。希には、かなり信頼できるマスメディアの記事でも誤りがあることがありますし、公的文書でも数字などは誤りがあることが希にあるからです。
 個人的な経験はそれを証明しようがありませんし、いくらでも捏造できます。例えば「ドイツでは交通事故で重傷を負った犬を警察官が必死になって手当する愛犬国家だ」というのならば、ご自身が仮にそのような経験をされていたとしても、それを証明しなければ信用することはできません。またその一例を持って、ドイツ全土がそうであるとは言えません。ご自身の個人的な体験よりも、マスメディアの記事などを挙げる方が、第三者に対して説得力があると思います。また「ドイツで警察官が犬を射殺するなどは妄想」なのであれば、それを裏付ける資料(例えば警察官の銃器の発砲件数の公的統計などでほとんどゼロであれば裏付けられます)を提示されることをおすすめします。


(画像)

 Katze getötet: Tierschützer beschweren sich über Wuppertaler Polizisten「『猫殺し』動物愛護活動家は、ヴッパータール警察署に文句たらたら」。2012年1月5日の記事より。
 クリスマスイヴにバス停にゴミ袋に入れられて捨てられた瀕死の猫は警察署に届けられましたが、警察官に射殺されました。私だって、可哀想だと思います。

onlineImage.jpg


(動画)

 Getötete Hunde: Demonstration gegen Polizei in Rüsselsheim 「殺された犬 リュッセルスハイムでの警察官による犬の射殺に抗議するデモ」。2014/09/29 に公開。
 警察官により、犬が射殺されたことに対する抗議デモ。犬は本事件では、市民に危害を及ぼしてはいませんでした。同様のデモは、ドイツではしばしば開催されます。

交通事故で重傷を負った猫を射殺した警察官に飼い主は憤慨~ドイツの警察官が年間約1万2,000もの犬などを射殺する根拠



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(Zusammenfassung)
Polizei schießt im Jahr rund 10.000 Mal auf Tiere.
Das macht etwa 99 Prozent aller Fälle aus, in denen Beamte zu ihrer Dienstwaffe greifen.
Dass Tierbesitzer dagegen klagen, kommt selten vor.
Nach Angaben des Deutschen Tierschutzbundes ist ein Gnadenschuss nur dann erlaubt, wenn keine Überlebenschance gesehen wird.
Allerdings besitzen Polizisten in der Regel nicht die erforderliche Sachkunde.


 記事、
ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数は年間11,901頭~10年間で2倍に激増した要因
ドイツでは、年間50万頭ものペットが捨てられる~ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数が年間約1万2,000頭にもなる要因
の続きです。ドイツでは、年間に約1万2,000頭の犬などを射殺していますが、まれに猫も射殺します。ドイツの警察官が犬などを射殺する法的根拠については、次の2点があります。まず第一には安全の確保が目的です。この点についてはすでに何度か述べました。第二には、「動物に対する人道的配慮」です。つまり、交通事故などで苦しんでいる動物を射殺して速やかに苦痛を取り除くためです。それは法律の条文に明記されています。



 警察官の職務としての「動物に対する人道的配慮」により、飼い猫を警察官に射殺された猫の飼い主が憤慨しています。交通事故に遭った飼い猫を、飼い主の同意なしで警察官が「人道的配慮」により射殺しました。それに対して、飼い主は憤慨しています。
 OBERBAYERN Polizist tötet Katze mit Gnadenschuss - und wird angezeigt 「オーバーバイエルン 警察官は止めの銃撃で猫を殺した - そしてそれは適切とされています」。2015年9月18日、より引用します。


Ein Polizist tötete im oberbayerischen An zing eine verletzte Katze mit einem Gnadenschuss.
Die Besitzer sind empört und zeigten den Beamten an.
Jedes Jahr feuern Polizisten in Deutschland laut Innenministerium rund 10.000 Schüsse auf verletzte, kranke oder aggressive Tiere ab .
Der verletzte Kater flüchtete in einen Vorgarten, nachdem ihn eine Frau mit ihrem Auto angefahren hatte.
Als wenig später die Polizei eintraf, entschied sich ein Beamter für den Gnadenschuss.
Mit seiner Dienstwaffe erschoss er die Katze und brachte sie dann tot in eine Tierarztpraxis.
Als später die Familie davon erfährt, ist sie empört.
Jetzt hat sie Anzeige gegen den Polizisten erstattet.
Der stellvertretene Leiter.
"Nach unseren Erkenntnissen hat der Beamte richtig gehandelt".
Polizei schießt im Jahr rund 10.000 Mal auf Tiere.
Das macht etwa 99 Prozent aller Fälle aus, in denen Beamte zu ihrer Dienstwaffe greifen.
Dass Tierbesitzer dagegen klagen, kommt selten vor.
Nach Angaben des Deutschen Tierschutzbundes ist ein Gnadenschuss nur dann erlaubt, wenn keine Überlebenschance gesehen wird.
Allerdings besitzen Polizisten in der Regel nicht die erforderliche Sachkunde.

警察官のとどめの銃撃で、負傷した猫はバイエルン(バイエルン州)で死にました。
飼い主は憤慨していると、関係者に表明しています。
内務省によれば、毎年ドイツでは、警察官が約1万(*本記事は2015年。2014年の警察官による動物の射殺数は約1万でした)の負傷したり、病気や攻撃的な動物を射殺しています。
女性が運転するクルマに接触したオス猫は、負傷してその後自分の家の庭に逃げ帰りました。
すぐに警察官が駆けつけて後、警察官はとどめでそのオス猫を職務として射殺することを選びました。
警察官は拳銃でオス猫を射殺しました。
後で家族からその様子を聞いた、オス猫の飼い主の女性は激怒しました。
オス猫の飼い主の女性は、すぐさまオス猫を射殺した警察官を告訴しました。
警察署の副署長は表明しました。
「我々の調査により、警察官の行動は正しかったことを発表します」。
動物に対する、約1万(*本記事は2015年。2014年の警察官による動物の射殺数は約1万でした)もの警察官による銃撃。
それは警察官による拳銃使用においては、すべての例の約99パーセントを占めます。
一方、警察官にペットを射殺された飼い主が苦情を申し立てることはほとんどありません。
全ドイツの動物保護協会によれば、動物に生きる可能性がない場合のみ止めの銃撃が許可されています。
しかし、警察官は規則に必要な専門知識を持っていません。



 ドイツの警察官の銃の発砲の99%が、動物の射殺です。それは、ドイツでは、警察が余剰動物の「殺処分」の一端を担っていると言えると思います。
 次回は、警察官が犬などを射殺する法的根拠~「動物に対する人道的配慮」、つまり、交通事故などで苦しんでいる動物を射殺して速やかに苦痛を取り除くため、となる警察法、その他の法規(条文原文)について述べます(続く)。


(画像)

 ドイツでは、しばしば犬が市中で警察官に射殺されますが、警察官が犬などを射殺することに反対するデモも行われます。「2頭の犬が逃げ出して警察官に市中で射殺された」ことに対する抗議デモの様子。犬は、通行人に危害を与えていませんでした。記事、Nach tödlichen Schüssen auf Hunde in Rüsselsheim: Tierfreunde demonstrieren gegen Polizei。2015年5月1日、の画像。

犬射殺 反対 デモ

ドイツでは、年間50万頭ものペットが捨てられる~ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数が年間約1万2,000頭にもなる要因



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(Zusammenfassung)
POL-WES: Moers - Polizeibeamte erschossen Hund nach Verkehrsunfall
Gefährlich, krank oder verletztPolizei erschießt 30 Tiere wie hunde pro Tag.
Die Polizei in Deutschland hat im vergangenen Jahr (2015) in 11901 Fällen Tiere erschossen.
Situationen mussten die Beamten mit ihren Waffen Tiere wie hunde töten.


 前回記事、ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数は年間11,901頭~10年間で2倍に激増した要因、の続きです。前回記事では、ドイツでは警察官が犬などを射殺する数は年間約1万2,000であることを書きました。そしてその要因を、ヨーロッパにおける国境移動の自由化を原因とする、ドイツへの東欧産の安い仔犬の流入であるとの、私の推測を述べました。今回は、それを裏付けるニュースソースを紹介します。


 前回記事では、ドイツにおいては犬などを警察官が射殺する数は約1万2,000頭と極めて多く、さらに10年間で2倍に激増している事実を書きました。その上でその要因を、シェンゲン圏の東ヨーロッパ諸国の加入、ドイツとポーランドなどの東ヨーロッパ諸国との国境間移動が自由になった→②超安価な犬を東ヨーロッパ人がドイツ人に販売する→③ドイツ人が安易に安価な犬を飼い、持て余して捨てる。もしくは東ヨーロッパの犬の露天商が売れ残り犬をドイツ国境付近に捨てる→④ドイツ国内で野良犬が増加する、と述べました。
 今回は、③④を裏付けるニュースソースを紹介します。まず、Wenn der Nachbar keine Zeit hatHier können Münchner ihre Tiere unterbringen, wenn sie verreisen 「ご近所の人が貴方のペットを預かってくれない場合 ミュンヘンでは旅行の際には、貴方のペットを預かってくれるところがあります」。2016年5月12日、を以下に引用します。


Jedes Jahr werden in Deutschland 500.000 Haustiere ausgesetzt.
Besonders während der Ferienzeit steigt diese Zahl stark an.
In der Sommerzeit , wenn die meisten Menschen in die Ferien fahren, steigt regelmäßig die Zahl der ausgesetzten Haustiere.
Jedes Jahr trifft dieses traurige Schicksal 70.000 Tiere, die am Straßenrand angebunden oder einfach im Wald sich selbst überlassen werden.
Dabei ist das Aussetzen von Tieren in Deutschland eine Straftat, für die ein Bußgeld von bis zu 25.000 Euro fällig werden kann.
Auch das Münchner Tierheim ist im Notfall bereit, das geliebte Haustier für ein paar Tage aufzunehmen.
Dafür verlangt das Tierheim lediglich ein geringen Obulus von € 15.-, um Futter-, Reinigungs- und eventuell anfallenden Tierarztkosten zu decken.

ドイツでは、毎年50万ものペットが捨てられてきました。
特にホリデーシーズン中は、その数が大幅に増加します。
ほとんどの人が休暇を取る夏の期間においては、捨てられたペットの数が増えるのは恒例のことです。
毎年、この悲しい運命の7万もの動物たちが道端でつながれたままで、または森に1頭で置き去りにされます。
ドイツでは、動物の放棄は最大25,000ユーロの罰金が科される可能性がある、犯罪行為です。
ミュンヘンのティアハイムは緊急時に、数日間、最愛のペットを預かる準備ができています。
ティアハイムに犬を預けると餌、クリーニングおよび獣医師の費用を賄うために一日当たりわずか15ユーロだけ費用が必要です。


 この記事では、毎年ドイツでは50万ものペットが捨てられ、特に夏のシーズン中は犬が路傍などでつながれたまま、または森に置き去りにされて捨てられるケースが多いとしています。しかし年間50万ものペットが捨てられるとは、大変な数です。
 その上で、ペットの遺棄を防止するために「ティアハイムでは有料で、飼い主が休暇で旅行に出かけている期間にペット(犬)を預かります」ということを報じています。「ペット(犬など)を捨てずに、休暇中はティアハイムの一時預かりサービスを利用しましょう」ということです。

 しかし一日当たり15ユーロ(1,725円。1ユーロ=115円)という料金では、利用者は少なく、犬を捨てる人が絶えないのでしょう。なぜならば前回記事などで述べた通り、ドイツでは、近年ポーランドなどの東欧から、極めて安い犬が供給されているからです。ポーランドとドイツの国境付近では、純血種の仔犬は50ユーロ~で売られています。ドイツ人は夏期休暇を大変長く取る習慣があります。長い休暇期間に犬をティアハイムで一日当たり15ユーロで預けることを思えば、捨てて新しい仔犬を買ったほうがおトクだからです。
 それとドイツで夏のホリデーシーズン前にペット(特に犬)の遺棄が増える理由が他にもあります。ドイツ人に人気のビーチですが、シーズン中は西ヨーロッパはプライベートビーチなどの例外を抜いて、ほとんどのビーチが犬全面禁止となります。それと犬などのペット同伴ができる宿泊施設が少ないことも挙げられます。そのために、ドイツ(フランスやイタリアなどほかの西ヨーロッパ諸国では概ね言えることですが)では、捨て犬の数が、ポーランドなどの東欧諸国から安い仔犬の供給が増えて以降、さらに増えたのではないかと推測します。

 一方、捨て犬捨て猫などの収容施設であるティアハイムですが、犬猫などのペットの遺棄の増大により、収容応力が追いつかなくなっているのです。また、ティアハイムの保護犬猫の販売は、東欧産の安い純血種の仔犬と価格競争で負け、近年極めて不振に陥っています。ティアハイムの廃業や倒産も激増しています。それもティアハイムが、捨て犬猫の収容能力の低下要因です。
 以上より、捨て犬猫増加>>>ティアハイムの収容能力の低下、の傾向が一層高まりました。そのために街中や郊外で野良犬が増え、行き場がなくなった野良犬は安全上の理由からやむを得ず、警察官に射殺され、その数が増えたということです。
 なお、ティアハイムの経営不振の記事も挙げておきます。TierschutzbundJedem zweiten Tierheim droht die Insolvenz 「すべてのティアハイムは、常に破産に脅かされている」。2015年2月20日、から引用します。


Viele Tierheime in Deutschland stecken in einer finanziellen Notlage.
Etwa jedes zweite Tierheim stehe vor der Insolvenz.
Gleichzeitig steige aber die Zahl der Tiere, die aus finanziellen Gründen in Heimen abgegeben würden.
Außerdem blieben die Tiere durchschnittlich immer länger dort, sodass die Kosten dramatisch stiegen.

ドイツの多くのティアハイムは、財政難で立ち往生しています。
常に倒産の危機にあります。
同時に、飼い主が経済的理由のためにティアハイムに引き取ってもらうことになる動物の数が増加しています。
また動物は、平均して常に長い期間収容され、それによりコストが大幅に上昇しました。



(画像)

 ドイツの自然保護区にある看板。Naturschutzgebiet! bitte die Wege nicht verlassen, hunde anleinen und wegwerfen.So schützen Sie die Natur. 「ここは自然保護区です!道路にゴミを捨てないこと、犬にリードをつけること、犬を捨てないでください。自然を守るために」とあります。
 このような看板の画像がネット上でいくつもヒットするということは、ドイツでももちろん捨て犬や捨て猫が普通にあるという証左です。

犬 捨てないで


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野良猫餌やり偏執者は絶望的に知能が低い~他人の土地で餌やりするのは危険です



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Domestic
inländisch


 最近、野良猫に餌をやる人が、あまりにも知能が低いと感じる事例を相次いで体験しました。一件は、私所有の解体予定の建物を猫小屋代わりにされた例です。もう一件は、私の自宅の車庫のシャッターを勝手に開けて猫小屋代わりにする人です。これらの行為は、猫に対しても大変危険です。


 最初のケースです。1ヶ月ほど前の出来事ですが、私は所有する古家を一軒解体する予定が有りました。解体業者の相見積もりを取るために、業者さんが自由に中の様子を見ることができるように、古家の玄関の鍵をかけていませんでした。数日後、この古家の近所の方から電話で私に通報がありました。「あなたの家の玄関が全開になっており、猫が住み着いている」とのことでした。
 私が現場に駆けつけたところ、果たして玄関の引違い戸が全開になっており、室内には毛布が入ったダンボール箱が持ち込まれていました。そして生後4ヶ月くらいの仔猫が5匹走り回っていました。そして玄関にはドライのキャットフードがばらまかれていました。私は5匹の猫を家の中から追い出して、玄関を施錠しました。

 この物件の隣の借家の文化住宅には、野良猫に餌をやる高齢女性と中年男性の親子が住んでいます。室内でも常に5、6匹の猫を飼育しています。近所からは、猫の糞尿の悪臭でしばしば抗議を受けていました。私が想像するには、おそらくこの親子が、私の所有建物を、生まれた仔猫の猫小屋しようとしたのだと思います。
 しかしこの野良猫餌やり親子は、あまりにも知能が低いと言わざるを得ません。仮に私が猫が入ったままの状態で建物に施錠すれば、猫は飢えて死ぬでしょう。さらに猫が入ったまま建物を解体すれば、猫は圧死する可能性もあります。そんなことも想像できないのでしょうか。

 2番目のケースです。私の自宅は堀込(地下)車庫があり、車庫にはシャッターがついています。寒くなると、私の車庫のシャッターを30センチ位開ける人がいます。5軒ほど離れた近所に、野良猫の餌やりをする嫌われ者で、ほかにも何かと問題行動を起こす中年女性がいます。おそらくこの女性がするのだと思います。
 私は、最初はなぜ私の車庫のシャッターが開けられるのか意味がわかりませんでした。しばらくして、車庫に野良猫が入り込むようになり理解できました。野良猫に、寒さを凌ぐための住居を与えようという魂胆です。車庫の前に野良猫の餌を置かれることでも意味が分かりました。なお、拙宅を中古で購入した際には、売主は車庫の鍵をなくしていましたので、現在この車庫は施錠できません。

 他人の車庫を、しかもクルマを駐車している状態で、無断で猫小屋にするとは、その無神経さに呆れます。クルマに猫が載ると、爪の傷跡だらけになります。それよりも、寒い時期はクルマは猫にとって大変危険なのです。クルマの下にいれば、ドライバーは誤って猫を轢くこともあるでしょう。それと猫がエンジンルームに入り込んで、ファンベルトなどに巻き込まれる事件が寒くなると多発します。なお私のクルマはメルセデス・ベンツで、このメーカーのクルマはエンジンルーム下部には、ガードカバーがついていて、動物が侵入できないようになっています。寒いドイツでは、エンジンルームに動物が入り込む事故が多発するのでしょうか。
 これはかなりよく知られたことです。私が住む町内でも、かつて何度かありました。このような記事もあります。猫はエンジンルームへどこから入る?事故にならない3の対策 2016年11月8日。「寒い日の朝や夜になると、エンジンが止まったばかりの車の下に暖を求めて猫が入り込んでいることってよくありますよね。でも、驚くことに車のエンジンルームに入り込んでしまう猫もいるんですよ」。
 
 他人の車庫を勝手に、野良猫の小屋代わりにするのは問題外ですが、よく餌やり場所にされるのは民間経営の駐車場です。私も民間駐車場が無断で野良猫の餌やり場にされているのをよく目撃します。精算機に雨避けが有り餌が置きやすいこと、無人であることなどが理由でしょう。
 しかし繰り返しますが、クルマは野良猫にとっては危険なのです。寒くなれば車の下で暖をとっている猫が轢かれる、エンジンルームに入り込んだ猫が部品に巻き込まれて死ぬ事故が頻発します。なお、猫の死体が部品に完全に巻き込まれた場合、エンジンルームクリーニングで2、3万円の費用がかかります。ドライバーにとっても野良猫にとっても不幸です。野良猫に餌をやる人は、そのような当然起こりうることが予測できない、絶望的に知能が低いのでしょう。


 (参考資料)

 アメリカのTNRに反対している団体のHPにも、「寒い時期には猫がエンジンルームに入り込む」ことに注意を促しています。TNR Reality Check 「TNRの真実」から。Killed by a Fan Belt 「自動車のファンベルトによって殺される」を引用します。(残酷な画像あり)。


This clearly and sadly illustrates what death is often like for animals that live and die outside.
We include these photos here so you consider whether the actions of individuals and organizations that endorse TNR are performing acts of compassion or condemning animals to an inhumane and tragic death.
This cat climbed into the engine compartment somewhere.
The mechanics found the cat caught in the fan belt.
The cat died on the way to the veterinarian's office.

これははっきりと、そして悲しいことに、屋外で生きている動物の死がどのようなものであるかを示しています。
私たちは、TNRを支持している個人や団体の行動が、動物を非人道的で悲劇的な死になることに同情させたり非難したりするかどうかを検討するために、これらの写真を掲載します。
この猫は、エジソンルームのどこかに入り込みました。
クルマの整備士は、猫がファンベルトに巻き込まれているのを発見しました。
猫は、獣医師の診療所に行く途中で死にました。



(動画)

 Dead Cat in Engine 「エンジンルームで死んだ猫」。2009/08/03公開。暑い時期でもあるのですね。These women are having a hard time getting this stinking, rotting cat out of their car's engine. 「こちら女性たちは、腐って悪臭を帯びた猫の死体を、クルマののエンジンルームから取り除くのに苦労しています」。

ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数は年間11,901頭~10年間で2倍に激増した要因



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(Zusammenfassung)
POL-WES: Moers - Polizeibeamte erschossen Hund nach Verkehrsunfall
Gefährlich, krank oder verletztPolizei erschießt 30 Tiere wie hunde pro Tag.
Die Polizei in Deutschland hat im vergangenen Jahr (2015) in 11901 Fällen Tiere erschossen.
Situationen mussten die Beamten mit ihren Waffen Tiere wie hunde töten.


 前回記事、ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数は年間11,901頭。その数は人口比で日本の犬の公的殺処分数より多い、では、ドイツでは警察官が犬などを射殺する数は、年間約1万2,000頭であることを書きした。その数は一貫して増加傾向であり、10年前に比べて約2倍に激増しています。その要因について、私の分析を述べます。


 (画像)

 前回記事でも引用しましたが、過去10年間のドイツにおける、警察官の犬などの射殺件数の推移です。出典は、Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計(ドイツ連邦政府 連邦警察統計)」(2016年)です。

ドイツ 警察官による犬などの射殺数 (640x258)


 ドイツにおける、警察官が犬などを射殺する数の推移ですが、一貫して増えています。増え方で特徴的なのは、2007年と2012年に射殺数が激増していることです。
 この2007年と2012年の犬などの射殺数の増加の要因ですが、まず2007年は、シェンゲン圏が一気に拡大した年です。シェンゲン圏とは、「シェンゲン協定が適用されるヨーロッパの26の国の領域。シェンゲン圏では渡航者が圏内に入域、または圏外へ出域する場合には国境検査を受けるが、圏内で国境を越えるさいには検査を受けない」です。シェンゲン圏内の異国間の移動は国境検査がなく、出入国が自由です。2007年には、東ヨーロッパの国々の多くが加入しました。

 東ヨーロッパの、新たにシェンゲン圏に加入した、ポーランド、ハンガリー、スロベニアなどは、西ヨーロッパより物価が安いのです。そのために例えば物価が高いドイツやスイスなどの西ヨーロッパ先進国の消費者向けに、これらの国々の農民などは、ペット用犬の生産を始めました。ドイツ国境付近の高速道路のサービスエリアで露天市を開き、極端な場合、50ユーロ程度で純血種の仔犬を販売し始めたのです。
 比較的犬の繁殖に対して厳しい規制があるドイツは、国内の良質なブリーダーが販売する犬は大変高価でした。2007年に東ヨーロッパの国がシェンゲン圏に加入する前までは、ラブラドール・リトリバーの仔犬が1頭1,500ユーロ~2000ユーロ程度の価格でした。東ヨーロッパの露天市などで売られる子犬は、ドイツのブリーダーが生産する仔犬より大変安いので、国境移動が自由化されたこともあり、ドイツの消費者は大量にそれらの仔犬を買い求めました。事実、近年は、ドイツの犬の飼育数が激増しています(長らくドイツの犬の飼育数は500万頭台でしたが、直近の推計では700万頭台です)。

 極めて安価な仔犬が入手できるようになったことにより、安易に仔犬を買う人がドイツでは増えたと思われます。それが不適正飼育者の増加を招き、不要になった犬を安易に捨てる数が増えたと推測できます。またドイツ国境付近で犬の露天市を開いたポーランド人が、売れ残りの犬をそのまま捨てるということもあるでしょう。それが野良犬となってドイツ国内に流入することもありうると思います。
 つまり、シェンゲン圏の東ヨーロッパ諸国の加入、ドイツとポーランドなどの東ヨーロッパ諸国との国境間移動が自由になった→超安価な犬を東ヨーロッパ人がドイツ人に販売する→ドイツ人が安易に安価な犬を飼い、持て余して捨てる。もしくは東ヨーロッパの犬の露天商が売れ残り犬をドイツ国境付近に捨てる→ドイツ国内で野良犬が増加する、という図式が成り立ちます。それらの野良犬の行き場がなくなって、警察官がやむを得ず射殺するということにつながったのではないでしょうか。

 それと2012年にも、ドイツ国内における警察官の犬などの射殺数が激増しています。2012年は、ドイツ国内の世界最大の生体販売ペットショップが犬の生体販売を大々的に始めた年です。その後、ドイツのペットショップは、一時期自主規制で犬の生体販売を自粛していたのですが、再び販売を始めることころが増えてきました。
 ドイツのペットショップが犬の生体販売を再開したことと、それ以前から東ヨーロッパにおける仔犬の激安販売により、ますますドイツ国内における犬の供給が増えました。それは犬の飼育放棄数の増大要因です。さらにティアハイムは、ペットショップの犬の販売再開と、安価な東欧産の純血種の子犬との競合で売上不振に陥りました。2012年頃からドイツのティアハイムの経営不振は深刻化し、廃業~倒産も増加しています。また、ティアハイムの犬の販売不振~在庫増で、飼育放棄された犬、捨て犬の引取りができなくなっているのです。そのために、ティアハイムが引き取り拒否をした犬の生き場がなくなって浮遊犬となり、やむを得ず警察官に射殺されるケースが増えたのではないかと思います。

 次回記事では、「ティアハイムが引き取りを拒否した犬の行き場がなくなって浮遊犬となり、やむを得ず警察官に射殺させるケースが増えた」ことを裏付けるニュースソースを紹介します。ドイツでは、かなりの数の犬などのペットが捨てられて問題になっています。(続く)。

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ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数は年間11,901頭。その数は人口比で日本の犬の公的殺処分数より多い



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(Zusammenfassung)
POL-WES: Moers - Polizeibeamte erschossen Hund nach Verkehrsunfall
Gefährlich, krank oder verletztPolizei erschießt 30 Tiere wie hunde pro Tag.
Die Polizei in Deutschland hat im vergangenen Jahr (2015) in 11901 Fällen Tiere erschossen.
Situationen mussten die Beamten mit ihren Waffen Tiere wie hunde töten.


 私は今までに何度か「ドイツでは警察官が市中で犬などを安全上射殺することを職務で定めている」ことを、根拠法なども提示して紹介してきました。またドイツ国内での、警察官が犬を射殺した事件も、いくつか紹介してきました。では、ドイツ国内で警察官が犬を射殺する数はどの程度なのでしょうか。その統計値は、ドイツ共和国連邦政府によるドイツ連邦警察公的統計があります。2015年は、ドイツでは警察官による犬などの射殺は11.901頭でした。実はこの数は人口比で、日本における犬の公的殺処分数よりはるかに多いのです。


 まず、Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計」(2016年)から引用します。


(画像)

 Tier und Sachen 「動物と財物」の警察官による射殺が、統計が2015年には、11,901頭、2014年には10,157頭となっています。ここでは、tier 「動物」となっており、動物種の内訳は示されていませんが、市街地で警察官が射殺する動物の多くは「犬」であると推定されます。警察官が射殺する動物種としては、*1、報道されるもののほとんどが犬だからです。
 2005年は、Tier und Sachen 「動物と財物(自動車などもふくみますが、内訳が示されていないので「動物」に対する発砲の上限として便宜上この数値を使用します)」の警察官による射殺数は、5.920頭でした。10年で倍増したことになります。急激に「ドイツ国内で警察官が犬などの動物を射殺した数」が増えたのは2007年と2012年です。それに対する私の分析は、次回以降に述べます。

ドイツ 警察官による犬などの射殺数 (640x258)


 ドイツにおける、犬などの警察官による射殺数、2015年の、11,901頭ですが、人口比で比較すれば、その数は日本の犬の公的殺処分よりはるかに多いのです。日本の犬猫の公的殺処分数は、平成27年度の統計では、82.902頭であり、犬は15,811頭です。犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況
 日本の人口は1億2730万人、ドイツの人口は8,177万人ですので、日本はドイツの1,56倍の人口です。ドイツにおける、警察官による犬などの射殺は年間11,901頭です。それを1,56倍すれば、18.566頭になります。ドイツで警察官が市中で射殺する動物は犬だけとは限りませんが、前述の理由により、多くが犬と思われます。つまりドイツにおける、警察官による犬の射殺だけでも、数の上でも日本の公的殺処分に匹敵するのです。

 また、法律上も、ドイツにおける警察官による犬などの射殺は、「偶発的な事故・事件」ではなく、「制度としての殺処分の一環」であるといえます。まず警察官が市中で犬などを射殺する法的権限ですが、私は過去に記事にしています。「ドイツでは動物は物ではないと法律で定めている」の悶絶大嘘解釈ー1
 この中から再び、Rodorf.de Polizeiliches Grundlagenwissen für Studium und Praxis 「ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州・研究と実践のための警察の知識(ノルトライン=ヴェストファーレン州警察法などのガイドライン)」を引用します。


Beispiel Ein ausgebrochener Bulle greift in der Innenstadt Personen an.
Polizeibeamte wollen das Tier sicherstellen.
Weil das Tier nicht eingefangen werden kann und um die von dem Tier ausgehenden Gefahren abzuwehren, erschießt ein Beamter den Bullen.
Der Eigentümer ist zurzeit nicht zu ermitteln.
Hat der Beamte rechtmäßig gehandelt?
§ 58 PolG NRW
Damit unmittelbarer Zwang rechtmäßig ist, muss Verwaltungszwang zulässig sein.
Der Bulle ist zwar keine Sache (§ 90 a BGB).
§ 90a BGB
Weil eine gegenwärtige Gefahr für die öffentliche Sicherheit abzuwehren ist, sind die Voraussetzungen für eine Sicherstellung zur Gefahrenabwehr erfüllt (§ 43 Nr. 1 PolG NRW).

一例ですが、攻撃的なブルドッグが人が集まる市の中心部に出没しました。
警察官は、ブルドッグを確保しようとしました。
しかしブルドッグを捕獲することができず、ブルドッグが及ぼす危険を排除するために、その警官はブルドッグを射殺しました。
所有者は、その時は不明でした。
警察官の行動は、法律の範囲内でしたか?
ノルトライン=ヴェストファーレン州警察法58条
同法条文により、この警察官の射殺の行使は、行政が執行を許可しなければならないのは合法的​​です。
ブルドッグは民法90条aではものではありません。
民法90条a
公共の安全の確保への脅威は、安全性を確保するための前提条件として、ノルトライン警察法43条1項が優越して適用されます。



 ドイツでは、・各州の警察法により警察官に犬などの射殺を「職務権限」として定められていること、・ドイツの民法90条aにおいては、「特別法の規定があれば、動物はモノ(Sache =私有財産権が及ぶもの、財物)ではない」と定められていること、つまり警察官が警察法の規定により、正当な職務として飼い犬を射殺したとしても警察は犬の飼い主に対して民事上の損害賠償の責任を負わないこと、・警察官による犬などの射殺件数が相当数あること、などから、警察官による犬などの射殺は、「公的な」「制度としての」殺処分と言えます。
 日本の警察官が市中で犬を射殺する事件もないことはありませんが、極めて稀です。また警察法で警察官が犬を射殺する権限、さらには職務として定めてはいません。また日本の民法においては、動物はあくまでもモノ(=私有財産権が及ぶもの、財物)です。緊急避難として認められれば飼い犬を射殺した警察官は民事上の損倍賠償責任を負いませんが、明確な免責が立法化されていない状態では、常にそのリスクを負います。

 つまり、「ドイツには犬猫の公的殺処分はゼロである」は、失当です。明らかに警察官による犬の射殺は「公的殺処分そのもの」だからです。また、行政が、・飼育を禁じている犬、・咬傷事故を起こした犬、・行動などにより危険と判定された犬、を押収して強制的に殺処分する権限が法律に明記されており、相当数があります。
 ドイツにない、犬猫の公的殺処分は、「二酸化炭素死の施設に集約して行う殺処分」であり、「行政サービスとして、市民から飼い犬猫の引取りを無料もしくは安価に引き受けて行う殺処分」です。確かにその場で射殺処分すれば、「殺処分場」は必要ありません。それをもって「ドイツは公的殺処分ゼロ」と報じるのは、「事実の抜き書き」であり、あからさまな「嘘」です。


(動画)

 実際、ドイツでは犬が警察官に射殺される事件は多いです。一般の通行人が撮影した、警察官による犬の射殺。ドイツ、ヘッセン州リュッセルスハイムにて。Rüsselsheim: Polizei ermordet 2 Hunde 「リュッセルスハイム:警察官は2頭の犬を殺した」。2014/09/23に公開。

Die Polizei ermordet zwei streunende Stafford-Terrier auf dem Friedensplatz.
Die Hunde haben niemandem etwas getan.

警察官は平和な広場で、2頭の徘徊しているスタッフォード・テリアを殺しました。
犬は、誰に対しても被害を与えていませんでした。

 


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警察官は、パトカーで轢いた瀕死の飼い犬を正当な職務で射殺した~ドイツでは、警察官が犬などを射殺する数は年間約1万2,000頭



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POL-WES: Moers - Polizeibeamte erschossen Hund nach Verkehrsunfall
Gefährlich, krank oder verletztPolizei erschießt 30 Tiere wie hunde pro Tag.
Die Polizei in Deutschland hat im vergangenen Jahr (2015) in 11901 Fällen Tiere erschossen.
Situationen mussten die Beamten mit ihren Waffen Tiere wie hunde töten.


 ドイツの事件ですが、警察官が勤務中にパトロールカーで、一般市民の飼い犬を轢きました。重傷を負った犬を警察官は、「飼い主の同意を得て」その場で「正当な職務として」射殺しました。ドイツでは、警察官が市中で動物を職務として射殺する数は年間、1万1,901頭(2015年。ドイツ連邦政府 連邦警察統計。動物の他、自動車などの「器物」も含みますが、ドイツのマスメディアの報道などから推察すればほとんどが動物と思われます)です。


 警察官が職務中にパトロールカーで一般市民の飼い犬を轢き、重傷を負った犬を「飼い主の同意」を得て、「正当な職務として」警察官がその犬を射殺しました。その事件を報じるニュースから引用します。
 POL-WES: Moers - Polizeibeamte erschossen Hund nach Verkehrsunfall 「メールス(ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州)ー警察官は交通事故を起こした後に(パトロールカーで轢かれて重傷を負った)犬を射殺しました」。2016年5月17日。


Am Dienstag gegen 09.55 Uhr war eine Streifenwagenbesatzung mit einem Polizeiwagen auf dem Weg zu einem Einsatz.
Die Beamten hatten das Blaulicht und das Martinshorn eingeschaltet.
Gleichzeitig lief ein 62-jähriger Hundehalter mit einem Mischlingshund den Gehweg .
Der 62-Jährige war gerade im Begriff, seinen Hund anzuleinen, als dieser sich erschreckte und auf die Straße lief.
Hierbei kam es zum folgenschweren Zusammenstoß mit dem Streifenwagen.
Um eine Gefahr für Andere auszuschließen und gaben hiernach einen Schuss auf das Tier ab.

火曜日の午前9時55分のことですが、警察官はパトロールカーに乗務していました。
警察官は、非常灯を点滅させ、サイレンを鳴らしていました。
同じ時刻に、62歳の犬の飼い主は雑種の犬と歩道を走っていました。
62歳の犬の飼い主は、その犬をリードにつないでいましたが、犬は怯えて車道方向へ向かって走り出しました。
パトカーと犬との重大な衝突事故が起きました。
警察官は無関係な人の危険を避けるために、事故後に犬を射殺しました。



 ドイツ連邦共和国の各州の警察法では、警察官の職務として「犬などの危険な動物が公の場にいる場合、危険防止のために射殺しなければならない。それが警察官の職務である」と定めています。
 私はこのような記事も書いています。「ドイツでは動物は物ではないと法律で定めている」の悶絶大嘘解釈ー2。この記事の要旨は、「ノルトライン=ヴェストファーレン州警察法においては、警察官は市中で犬などを危険防止のために射殺しなければならないと定められている。またドイツ民法90条aでは、動物は『モノ=民法が適用される財物、私有財産権が及ぶもの』ではないために、警察は射殺された犬の飼い主に対して損害賠償責任を負わない」です。

 近年はドイツでは、警察官が犬を射殺する数が激増しています。また射殺する要件が緩和されつつあるように感じます。昨年は、ベルリンの公園で、犬をリードから放したというだけで、即座に警察官は飼い主の目の前で犬を射殺しました。この事件はドイツでは大きな論争になり、私も何度か記事にしています。そのほかに今年は、酔っぱらいに対する職務質問の際に、連れている犬を警察官が射殺した例などがあります。本ケースでは、犬は、特段攻撃的な行動を示してはいませんでした。
 ドイツ語で「警察 犬 射殺」で検索すれば、ローカルニュースまで含めれば毎週のように警察官が犬を射殺した事件がヒットします。Polizei Hund erschossen
 では、ドイツにおける、警察官による犬などの射殺は、どのくらいの頻度で発生するのでしょうか。これはドイツ連邦政府が統計を出しています。それによれば、ドイツ連邦共和国全土での警察官による犬などの射殺数は、2015年で1万1,901件です。この数は、人口比では、日本の犬の公的殺処分数より多いのです。ドイツにおける、警察官による犬の射殺は「偶発的な事故」ではなく、数とその法的根拠から言えば、「制度としての公的殺処分」と言えるのではないでしょうか。

 私は今までドイツ連邦共和国内で発生した、警察官による犬の射殺事件を取り上げました。その度に「日本でも警察官が犬を射殺する事件がある。例外をことさら強調して、ドイツだけ警察官による犬の殺処分を公的殺処分とするのはおかしい」という批判があります。しかし日本では公的は統計は見つかりませんが、警察官が犬を射殺するのは一年に一例あるかどうか。そして警察官の犬の射殺の法的根拠は刑法37条の緊急避難です。
 対してドイツでは、犬などを警察官が射殺する数は、直近の2015年の統計で11901頭です。数が比較にならないほど多いのと、ドイツ連邦共和国では、各州の警察法で「犬などを危険防止のために警察官が射殺すること」と職務として定めています。次回は、ドイツ連邦共和国政府統計、ドイツ連邦警察統計から、ドイツ連邦共和国全土における、「警察官による犬などの射殺数」を取り上げます。原資料はこちら。Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツ連邦共和国における警察官の銃の発砲統計」。


(画像)

 私の記事、続々・警察官がノーリード(オフリーシュ)の犬を射殺することに対するドイツの世論、で取り上げた、「公園で犬をリードから放した」というだけで、飼い主の目の前で犬を警察官が射殺したニュースの画像。女性警察官が、他の警察官が射殺した犬の死体の検証を行っている。

ダンティ

アメリカの年間犬猫殺処分数は370万頭~実数はさらに多い可能性がある



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(Summary)
Animal Shelter Euthanasia
"It is estimated that approximately 3.7 million animals were euthanized in the nation’s shelters."
3.7 million animals were euthanized in the nation's shelters, But the real number is probably higher than it.


 私は前回記事、アメリカの年間犬猫殺処分数は370万頭~人口比で日本の約18倍、では、最も信頼できる推計値では、アメリカの犬猫殺処分数が370万頭であることと、その数は人口比で日本の18倍であることを述べました。しかしアメリカの犬猫殺処分数は、実数では、さらに多い可能性があります。


 「アメリカにおける犬猫殺処分数は370万頭である」の根拠は、アメリカで最も権威があり、かつ大規模で歴史がある動物愛護団体、American Humane Association 「アメリカン・ヒューマン AHA」のHPの記事(2016年8月25日更新)、Animal Shelter Euthanasia 「アメリカのアニマルシェルターにおける動物の安楽死(殺処分)」、から引用したものです。再び、この記事から引用します。

American Humane is one of the founding members of the National Council on Pet Population Study and Policy.
The mission of the National Council is to gather and analyze reliable data that further characterize the number, origin and disposition of pets (dogs and cats) in the United States.
Only 1,000 shelters replied to the survey at that time.
Estimating the number of operating shelters in the United States to be 3,500 (the exact number of animal shelters operating in the United States does not exist), these estimates were made.
This number represents a generally accepted statistic that is widely used by many animal welfare organizations, including the American Society for the Prevention of Cruelty to Animals (ASPCA).

アメリカン・ヒューマンは、ペットの飼育数調査とペット政策に関するナショナル・カウンシル(全米協議会)の創設メンバーの一つです。
ナショナル・カウンシルの使命は、アメリカ合衆国におけるペット(犬と猫)の処分に関する、数値を特徴付ける元となる、信頼性の高いデータの収集と分析を行うことです。
(ナショナル・カウンシルのアニマルシェルターに対する調査時においては)1.000のシェルターのみが、調査に回答しました。
アメリカ合衆国で活動しているアニマルシェルターの数は3,500と推定されていますが(アメリカ合衆国で活動しているアニマルシェルターの正確な統計値が存在しません)、1,000シェルターのみでこれらの推定を行いました。
この数値は、広く「全米動物虐待防止協会SPCA)を含む、多くの動物愛護団体によって用いられ、一般的にも受け入れられている統計値です。



 「アメリカのアニマルシェルターにおける犬猫の安楽死数は年間370万頭である」。この370万頭という数字は、最も一般的に用いられる数字としています。しかし私は、アメリカにおける犬猫殺処分数の実数は、これよりはるかに多い可能性があると思います。
 その理由は第一に、「アメリカ全土では約3,500のアニマルシェルターがあるが、調査したのは1,000シェルターに過ぎない」、ことと、「調査(アンケート)の回答は任意で、正確性が期待できない」ということです。一般にアニマルシェルターは、寄付金と有償でのペットの引受をおこなっており、殺処分をしていることは否定しがちで、数を少なく言いたいのです。
 事実、アメリカの犬猫の年間殺処分数は、上記の数値、370万頭よりはるかに多い推計値を用いている民間団体が多数あります。そのいくつかを挙げます。


(動画)

 The Sad Truth Behind Animal Shelters ★★★★★ 「動物保護施設の裏側の悲しい真実」。2014/02/07 に公開。こちらの動画では「毎年800万もの犬猫が殺処分される」とあります。「72時間以内に90%の犬猫が殺処分される。そしてゴミのようにゴミ箱に捨てられる」。

72 Hours to Euthanization
Your pet has 72 hours, from when you drop him, or her, off at an animal shelter to be adopted. After that, there is a 90% chance that the animal will be euthanized.
8 Million Animals are Euthanized in Shelters Each Year.
Because of overpopulation of animal shelters, 8 million animals are euthanized each year.

安楽死までの72時間。
貴方のペットには、72時間しか残されていないのです、あなたがペットを捨てて、ペットがアニマルシェルターで新しい飼い主にもらわれなかったのならば。
ペットはほぼ90%、安楽死させられるに違いありません。
800万頭は、毎年アニマルシェルターで安楽死させられます
なぜならば、アニマルシェルターは過剰収容だから、800万頭の動物は毎年安楽死させられるのです。





(動画)

 Adopt a shelter dog: Save a life 「犬をアニマルシェルターから迎い入れましょう。命を助けましょう」。2008/06/02 に公開。こちらの動画では「アメリカのアニマルシェルターにおける年間殺処分数は920万頭」とされています。




(動画)

 Doctor Death, Shocking Killing of Shelter Pets Part 2 「ドクター・デス。動物保護施設のペットの殺害というショック パート2」。2006/06/03 公開。こちらのビデオは若干古いですが、「アメリカにおいては、犬猫が500万頭から1,000万頭が殺されている」とされています。

アメリカの年間犬猫殺処分数は370万頭~人口比で日本の約18倍



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(Summary)
Animal Shelter Euthanasia
56 percent of dogs and 71 percent of cats that enter animal shelters are euthanized. More cats are euthanized than dogs because they are more likely to enter a shelter without any owner identification.
Only 15.8 percent of dogs and 2 percent of cats that enter animal shelters are reunited with their owners.
25 percent of dogs and 24 percent of cats that enter animal shelters are adopted.
It is estimated that approximately 3.7 million animals were euthanized in the nation’s shelters .


 しばしば日本では、「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」と喧伝されています。では日本以外の主要な先進国の犬猫殺処分の状況はどうなっているのでしょうか。私はフランスについての殺処分状況を取り上げましたが、フランスでは年間の犬猫殺処分数は約50万頭と推計されており、人口比では日本の12倍です。今回はアメリカ合衆国を取り上げます。権威ある動物保護団体の最新の発表によれば、アメリカ合衆国における犬猫殺処分数は370万頭です。その数は、人口比で日本の約18倍です。


 アメリカの大変権威ある動物保護団体、American Humane Association 「アメリカン・ヒューマン AHA」が、2016年8月25日に、アメリカ合衆国における犬猫殺処分数の推計値を発表しています。
 同団体は、アメリカでは大変歴史があり権威がある、規模も大きい動物愛護(そのほか児童福祉活動も行っています)団体です。HPやウィキペディアの記述によれば、ワシントンD.Cとロサンゼルスに本拠地を置く、1877年に創立、収入は13,457,897ドル、専業従業員は143名の非営利団体です。以下に、同団体が2016年に発表した、アメリカ合衆国における、アニマルシェルターの安楽死(殺処分)に関する記述を引用します。


Animal Shelter Euthanasia 「アメリカのアニマルシェルターにおける動物の安楽死(殺処分)」2016年8月25日。

American Humane is one of the founding members of the National Council on Pet Population Study and Policy.
The mission of the National Council is to gather and analyze reliable data that further characterize the number, origin and disposition of pets (dogs and cats) in the United States.
56 percent of dogs and 71 percent of cats that enter animal shelters are euthanized.
Only 15.8 percent of dogs and 2 percent of cats that enter animal shelters are reunited with their owners.
25 percent of dogs and 24 percent of cats that enter animal shelters are adopted.
It is estimated that approximately 3.7 million animals were euthanized in the nation’s shelters .
This number represents a generally accepted statistic that is widely used by many animal welfare organizations, including the American Society for the Prevention of Cruelty to Animals (ASPCA).


アメリカン・ヒューマンは、ペットの飼育数調査とペット政策に関するナショナル・カウンシル(全米協議会)の創設メンバーの一つです。
ナショナル・カウンシルの使命は、アメリカ合衆国におけるペット(犬と猫)の処分に関する、数値を特徴付ける元となる、信頼性の高いデータの収集と分析を行うことです。
アメリカでは、動物保護施設に入所する犬の56%と猫の71%が安楽死させられます。
僅かに動物保護施設に入所した犬の15.8%と、猫の2%が飼い主に戻されます。
動物保護施設に入所した犬の25%と、猫の24%が新しい飼い主に譲渡されています。
約370万の動物(犬猫)は、国の動物保護施設で安楽死させたと推定されています。
この数値は、広く「全米動物虐待防止協会」を含む、多くの動物愛護団体によって用いられ、一般的にも受け入れられている統計値です。



 一方、環境省が発表した最新(平成27年度)の日本の犬猫殺処分に関するデータを引用します。犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況
・犬猫合計殺処分数~82.902頭
・犬の殺処分割合~15.811(殺処分数)/46.649(引取り数) 33.9%
・猫の殺処分割合~67.091(殺処分数)/90.075(引取り数) 74.5%
・犬の譲渡割合~16.417(譲渡数)/46.649(引取り数) 35.2%
・猫の譲渡割合~22.692(譲渡数)/90.075(引取り数) 25.2%
・犬の飼い主返還割合~13.220(返還数)/46.449(引取り数) 28.3%
・猫の飼い主返還割合~345(返還数)/90.075(引取り数) 0.4%

 以上より、アメリカ合衆国と日本の犬猫殺処分数(人口比)、犬猫の譲渡割合、飼い主への返還割合を比較すれば、以下のようになります。
①アメリカは日本に比べて犬猫の殺処分数は極めて多く、人口比で日本の18倍である。
②殺処分率は、日本は犬はアメリカに比べて著しく低い。猫はほとんど変わらない。
③譲渡割合は、日本は犬はアメリカに比べて変高い。猫はほとんど変わらない。
④飼い主返還率は、日本は犬はアメリカに比べると大変高い。猫はアメリカの方が高いがいずれも著しく低い。


 以上より、特筆すべきは、犬猫の合計殺処分数のアメリカの多さです。私はフランスの殺処分数の多さについてもいくつか記事にしています。フランスは推計で年間50万もの犬猫を殺処分しており、その数は人口比で日本の12倍です。これから記事にしますが、イギリスの犬の殺処分数は、2014年の発表で、人口比で日本とほぼ同数です。イタリアにおいても、一部の自治体のデータ(議会議事録。パロマ市)しかありませんが、人口比で日本の数倍です。ドイツにおいても、公的殺処分は相当数有り、州によっては、東京都の6倍もの犬の殺処分を行っていることを私は記事にしています。また、ドイツ、オーストリア、スイスなどは、犬猫(スイスは猫のみ)は通年狩猟駆除されており、例えばその数を殺処分数に含めれば、ドイツは殺処分の合計では人口比で日本の約10倍になります。
 しかし「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」という妄言を、国会という公の場で国会議員が発言しています。民主党・新緑風会の前安井美沙子参院議員です。厚顔無恥と揶揄されるだけでは済みません。公人としての国会議員の国会での発言は、国の政策に影響を与えるのです。それを荒唐無稽な大嘘、根拠のない捏造を垂れ流すとは、もはや狂気です。沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機


(動画)

 DOGS STILL Being GASSED To Death in U.S. ANIMAL SHELTERS. 「動物保護施設の犬は未だにガス室で殺されている」。2013/03/25 に公開。
 アメリカでは、広くガス室での犬猫殺処分が行われています。日本と同様の二酸化炭素、一酸化炭素などです。一部の州では、ガス室による殺処分は廃止され、麻酔薬による安楽死が採用されています。




(動画)

 The Sad Truth Behind Animal Shelters ★★★★★ 「動物保護施設の裏側の悲しい真実」。2014/02/07 に公開。こちらの動画では「毎年800万もの犬猫が殺処分される」とあります。「72時間以内に90%の犬猫が殺処分される。そしてゴミのようにゴミ箱に捨てられる」。アメリカ人って、大雑把なところがあるから。

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数4332
・1日の最高純アクセス数1324
・カテゴリー(猫)別最高順位7682ブログ中17位
・カテゴリー(ペット)別最高順位41358ブログ中37位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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