「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く(ドイツ編)


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(Zusammenfassung)
Internet-Verkauf von Hund in Deutschland.
Im Internet locken dubiose Anbieter mit Hunde-Welpen zu Niedrigstpreisen.
Dass diese Tierquälereien ein lukratives Geschäft sind und bisher weitgehend folgenlos blieben, liegt auch an den Käufern der niedlichen kleinen Welpen.
Es ist ein Massengeschäft.
Welpenkauf beim Zoohändler, Schnäppchenanzeigen in Zeitungen und im Internet, Verkauf aus dem Kofferraum.
Aber NHK (Japan staatlichen Rundfunks) wurde berichtet.
"Internet-Vertrieb von PET in Deutschland (wie zB Hunde) sind verboten."\(◎o◎)/!
記事、「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く、の続きです。本記事では、NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)で、「犬などのペットのインターネット販売が行われていた日本は、世界でも特殊なペットの大量生産大量販売を行っている特異な国である」との報道内容が全く正反対の大嘘であることを述べました。今回は、ドイツの犬などのインターネット販売について述べます。
(関連記事)
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NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)では、冒頭でこのように述べられています。
・犬などのペットの大量生産大量販売を行っている日本は、世界でも特殊な動物愛護に遅れた国である。日本のペットの大量生産大量販売を支えていたのは、犬などのペットのインターネット販売である。
・犬などのペットの大量生産大量販売、それを支えるインターネット販売が、ペット業者による犬の大量遺棄の一因である。
・動物愛護に先進的な先進国では、犬などのペットのインターネット販売を禁じている。ようやく日本もペットのインターネット販売を禁じが、近年間でインターネットによる犬などの販売が行われていた日本は、動物愛護に遅れた国である。
(画像)
上記を説明する、TV番組で使用されたパネルです。(上)「日本は世界的に見ても特殊なペットのインターネット販売が許可されており、ペットの大量生産大量販売を行っている」ことを示しています。そのために、大量生産~在庫の発生~犬などの違法な遺棄が起きる」、と説明しています。
(下)ようやく日本も欧米先進国に倣ってペットのインターネット販売と夜8時以降の店頭販売を禁じるようになった」と説明しています(インターネット販売と夜間のペット販売を禁じているのはおそらく日本だけと思われます。つまりNHKの本番組での説明は正反対の大嘘)。


例えば、NHKもしばしば「殺処分ゼロ」「市街地でも犬ノーリードが許可されている愛犬大国」「ペットショップでの生体販売がない」と紹介しているドイツですが(これらのNHKが報じた情報は、すべて正反対の「大嘘」です)、当然NHKは、「ドイツは動物愛護先進国であると報じています。つまり「ドイツは世界でも最も動物愛護に進んだ国」ですから、インターネットによる犬などの販売はとっくの昔から禁じている」という前提でしょう。
さて真実ですが、ドイツでは、犬をはじめとするペットの販売においてインターネットなどの対面説明なしの販売を禁じていません。もちろん禁じる法律はありません。もちろん、展示生体販売を禁じる法律もありませんし、犬もペットショップで展示販売されています。
ドイツにおいては(少なくとも2014年末までは)、ペット販売に関する法律は皆無です。ペットの生産~流通~販売においては、他の家畜なども含めて、包括的に動物の取り扱いを定めた法律に準拠します。なお、*1、Tierschutz-Hundeverordnung「犬保護規則」においても、販売に関する規定はありません。つまりドイツにおいては、犬の店頭展示販売もインターネットによる対面販売なしの販売も禁じていません。
ドイツにおける、犬などのインターネット販売は、既に記事にしています。ドイツは日本のような犬の大量生産・大量販売が成り立たないという、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ドイツの犬の大量生産・大量販売を支える犬のインターネット販売。この記事の中では、私は、「ドイツの犬のインターネット販売は、ドイツにおける犬のマス・マーケティング(大量生産大量販売)である」という、ドイツのマスメディアの2013年の記事を引用しています。
それより以前から、ドイツでは、犬などのペットをインターネットで販売することは問題視されていました。しかし現在も禁じられていません。ドイツにおける犬なども含めた、インターネット販売市場の問題点を指摘した、ベストセラー著作があります。以下が、そのプロモーションビデオです。
Bekannt wie ein bunter Hund im Internet「インターネット販売で犬たちが苦痛を受けていることは広く知られています」。2013年。
(画像)
ドイツのベストセラー著作、Bekannt wie ein bunter Hund im Internet「インターネット販売で犬たちが苦痛を受けていることは広く知られています」のハードカバー版。

ドイツにおける、犬などのペットのインターネット販売サイトをいくつか挙げます。
・quoka.de~犬の生体など、常に出品数は8万~9万あります。
・markt.de~常に出品数は、ペット全般で10万以上。ティアハイムも利用しています。
・ebay~犬の生体だけで常に出品数は3万以上。
・snautz.de~常に犬の生体だけで、出品数は1万以上。
・kalaydo.de~犬の生体だけで、常に5千前後の出品数。
その他にも、犬などの生体販売を行っているドイツのインターネットサイトは多数あります。重複出品はあるとは言え、ドイツ全土での新規の犬登録数が55万頭程度であることを鑑みれば、ドイツにおけるインターネットによる犬の販売シェアは、かなり高いと判断せざるを得ません。
なお、ドイツにおけるティアハイムの年間犬引受数は、少し古い統計ですが、2009年で74,900頭です。概ね、ドイツの年次報告を出しているティアハイムでは、殺処分率は3割程度です。tierschutzbund。上記のうち、7割が再販売されたとしても、ティアハイムのドイツにおける犬販売シェアは10%にみたないのです。「ドイツではペットショップによる生体販売が禁じられているため(禁じられていません)、犬などはティアハイムでしか入手できない」は大嘘です。
(動画)
インターネットでの犬の販売は、かなり以前からドイツでは問題視されています(しかし今でも禁じていません)。2009年6月18日公開。ドイツにおけるインターネットの大手販売サイト、e-bayでの犬の生体販売を皮肉ったコメディです。
HUND BEI EBAY ERSTEIGERT
Der Trucker Sehr Gay hat bei Ebay seinen Hund ersteigert .
Wie so oft wurde er von einer Ebay ratte betrogen.
Der Artikel wurde falsch beschrieben,
an ihm geliefert.
seht selbst...................
インターネットサイト、e-bayでオークションにかけられる犬。
トラック運転手のゼア・ゲイ氏はe-bay(ドイツのインターネット販売サイト)で、犬を購入しました。
よくあることですが、ゲイ氏はe-bayに騙されてネズミをつかまされました。
品目が間違って記載されていたのです、と彼に伝えられました。
自分自身でよく確かめてくださいね・・・
(ドイツでは、対面なしで、インターネットのみでの犬などの生体販売が行われていることがよくわかります)。
*1、これを「犬保護条例」と自称ドイツ連邦獣医学博士、京子アルシャー氏は訳していますが、完全な誤りです。これは「省令」です。ドイツ連邦全土に効力が及ぶ条例なんてありますか。京子アルシャー氏は、最低限の基礎的教養すら身につけておられない方と私は思いますが。
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