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続々・自称、ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏が言うことは96%が「嘘」(大笑い!)



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Domestic/inländisch
Selbsternannte, Frauen des Bundes Tierarzt Dr., nur die Wahrheit gesagt von 4%.
"Grunewald Park ist das Übungsgelände des gesamten privaten Hund ,und Hund brauchen nicht eine Leine. "
Die Wahrheit ist, Hunde in fast allen in der "Grunewald Park erfordert eine Leine.
Mit den neuen Grenzen wird das Berliner Hundeauslaufgebiet um ca. 0,3 Quadratmeter zurückgezogen, was etwa 4 Prozent der Gesamtfläche entspricht.
und an vielen Stellen ist verboten Hunde.


  記事、自称、ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏が言うことは96%が「嘘」(大笑い!)続・自称、ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏が言うことは96%が「嘘」(大笑い!)、の続きです。これらの記事では、「①自称、ドイツ連邦獣医学博士の京子アルシャー氏が伝えている、『ドイツ、グリューネヴァルト公園は全域が犬の運動領域であり、全域で犬のオフリードが許可されている』は事実に全く反する」、「②京都市議団のヨーロッパ動物愛護視察では京子アルシャー氏がガイドとしてその説明を行った」ことを述べました。今回は、その弊害について述べます。


(参考記事)

自称、ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏が言うことは96%が「嘘」(大笑い!)
続・自称、ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏が言うことは96%が「嘘」(大笑い!)


 2013年に、自称、ドイツ連邦獣医学博士である京子アルシャー氏が、「京都市議団のヨーロッパ動物愛護事情の視察」の、ドイツにおけるガイドを務めた件です。名指こそはしていないものの、こちらでも取り上げられています。動物虐待防止会・動物ジャーナル 先進国って何?(七)ドイツ偏 その一。「地方都市の議員が『海外動物愛護事情の視察』と称し、夏休みのレクリエーションかと思われる旅行に、公金一千万円も使っています。視察の内容をみると、きちんと下調べをすれば出かけなくても済む程度のものです」。
 この視察の報告書では、中村三之助議員が、京子アルシャー氏の「グリューネヴァルト公園は犬の運動領域として全域で、オフリードが認められている」の説明を受けたようで、「ノーリード可能な公園や森、エリアを京都にも設けることによって、飼い主のモラル向上につながり、人と動物との共生社会への構築につながる」と述べています。2013 年度(平成 25 年度)京都市会海外行政調査(動物愛護)報告書

 しかし真実は、グリューネヴァルト公園は、犬のオフリードが許可されたエリアは公園全体の4%の面積にしか過ぎません。96%は犬にリード、犬種によっては口輪の装着したもののみ利用が許可されています。さらには、犬を全面的に禁止するエリアが近年急速に拡張しています。犬の咬傷事故の多さや、犬糞放置の犬の飼い主のマナーの悪さが原因です。
 京子アルシャー氏の、「グリューネヴァルト公園は全域が犬のオフリードが認められている」という説明は無責任です。と言うより完全な「嘘」です。例えばベルリンと人口や経済規模で比較される大阪市ですが、近郊に服部緑地という広大な公園があります。グリューネヴァルト公園は、この服部緑地の約半分の広さです。仮に、服部緑地で総面積の4%が、犬のオフリードが認められたドッグランだとします。それを持って「服部緑地は全域で犬のオフリードが認められた犬の運動領域である」と説明すれば、それは完全な「嘘」です。

 また、ドイツにおける犬の咬傷事故や糞放置が社会問題化していることに触れないのは「都合の良い事実の抜き書き」です。さらには、ドイツにおいては、一定以上の大きさの犬は、対人賠償保険の加入が義務付けられています。そのような事実を抜きにして、京子アルシャー氏の嘘を真に受けて、「犬のオフリードは素晴らしい。京都にも広大な犬のオフリード公園を作るべき」という京都市議の発言はもはやテロです。また、そのような発言を促す嘘の説明をした、京子アルシャー氏も、テロの共犯です。
 実際に、服部緑地の半分の大きさの広大な公園の全域を、いかなる犬種でもオフリードを認めたならば、やはり咬傷事故が多発するでしょう。日本は、犬の咬傷事故に対して、飼い主に確実に損害賠償をさせるための担保となる、犬の対人賠償保険は義務付けられていません。また、グリューネヴァルト公園のドッグラン内であっても、特定の犬種は口輪が義務付けられます。

 どのようないきさつで、京都市議団がヨーロッパの動物愛護事情の視察旅行を行ったのかは知りません。さらに京子アルシャー氏をガイドに雇った理由も存じません。私は京都市民ではないので、直接京都市議団には申し上げませんが、もし私が住む西宮市でこのようなことがあれば、その予算の適正性や、ガイドの選定プロセスなどについて追求します。
 本京都市議団のヨーロッパ動物愛護視察旅行で得た情報は、インターネットでいくらでも得られる情報ですし、ドイツのドイツ語の資料を翻訳サービスで翻訳してもらえば正確な情報を入手できます。わざわざ「嘘」「偏向」「誤り」のバイヤスのかかるような人選でガイドを雇うより、はるかに正確で中立、客観的な情報を得ることができます。まさにこの京都市議案の視察は、公費の無駄使いです。


(画像)

京子アルシャー
(このような真実と正反対の大嘘を衆目の中で堂々と言ってのけるとは、まさに強靭!)

 2013年に広島で行われた、自称ドイツ連邦獣医学博士の京子アルシャー氏が行ったトークイベント(講演会)。この講演会の内容は次のとおりです。ドイツの犬事情 2013年08月20日(火)


卒業生が何人かでわざわざ広島に行ってドイツ在住の京子・アルシャさんのセミナーに参加してきたそうです。
その内容を少しシェアーしたいと思います。
人込みの中に犬を連く時のリードの長さは2m以上なければいけないそうです。
2mもあったら絡んでしまって危ないのではないかと思うのですが、ドイツでは犬が人込みを怖がった時に2m以上の距離が必要だからという意味だそうです。
散歩している犬たちはほぼオフリードの状態だそうです。
犬がリードに常に繋がれて散歩するということは正常な行動を表現するという自由から逸脱しています。
ですからドイツではリードをつけて散歩することは虐待につながるそうです。



 京子アルシャー氏は、本当にこのような発言をしたのでしょうか。もし事実とすれば、この方は演技性人格障害などの精神疾患が疑われます。この講演会に出席した方が曲解をしたのでしょうか、または、ブログを書いた犬トレーナー学校の校長さんの妄想でしょうか。
 真実は、京子アルシャー氏がお住まいのベルリン州ですが、市街地では特別に許可されたドッグランなど以外では、犬のリードの長さはすべての犬で1m以内、それ以外では2m以内と州法で定められています。Berliner Hundegesetz(条文原文と日本語訳は「続き」でご覧ください)。
 なお、京子アルシャー氏が「全域が犬の運動領域でオフリードが許可される」グリューネヴァルト公園は、96%が犬のリードもしくは口輪が必要です。なお犬を禁止するエリアは近年拡張しています。犬禁止エリアに犬を入れれば、罰金が科されます。オフリードであれば、警察官に射殺される可能性があります。

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ドイツの警察官が、捜査中に自分の警察犬を射殺しました~世界びっくり犬事件



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Zusammenfassung
Zwischenfall, dass Polizisten erschoss den Hund, in Deutschland.
Beiß-Attacke! | Polizist muss seinenDiensthund erschießen
Mülheimer Polizei muss einen aggressiven Hund erschießen
Region Augsburg Bullterrier greift Besitzer an: Polizei tötet Hund


 ドイツ、デュセルドルフ(ノルトライン=ヴェストファーレン州)の事件です。警察官(警察犬ハンドラー)が自動車の盗難事件を捜査している時に、自分が担当している警察犬を射殺しました。理由は「その犬が言うことを聞かなかった。そしてハンドラーの警察官を攻撃したから」です。ハンドラーの警察官は、警察犬の攻撃により軽傷を負いました。


 その事件を報じる、ドイツのマスメディアの記事から引用します。Beiß-Attacke! | Polizist muss seinenDiensthund erschießen 「警察犬が警察官に噛み付いて攻撃しました 警察官は彼の警察犬を射殺しなければなりませんでした」。2015年8月20日。

Polizist tötet seinen eigenen Diensthund aus Notwehr
Autodiebe musste ein Polizist in Krefeld seinen zubeißenden Diensthund erschießen!
Der angeleinte
Malinois (belgischer Schäferhund) hatte sich so in sein Herrchen von der Hundestaffel Düsseldorf verbissen, dass er von ihm erschossen werden musste.
Der Hundeführer erlitt leichte Verletzungen.
Die Polizei hatte drei Diebe von Düsseldorf bis nach Krefeld verfolgt.
Zwei Männer (31, 35) wurden gefasst.

警察官は、自己防衛のために、彼自身の警察犬を射殺しました。
デュセルドルフ、クレーフェルトの自動車の盗難事件の捜査で警察官は、彼が担当している警察犬を射殺していました。
デュセルドルフの警察犬隊の、つながれていたマリノア(ベルギーシェパード=射殺された警察犬)は、ハンドラーの警察官の言うことを聞かなかったので、射殺されなければなりませんでした。
警察官のハンドラーは、軽傷を負いました。
警察官らは、三人の泥棒をクレーフェルトからデュセルドルフまで追跡していました。
二人の男(31、35)が逮捕されました。



 その他にも、警察官が犬を射殺したドイツの事件をいくつか紹介します。


 Mülheimer Polizei muss einen aggressiven Hund erschießen「ノルトライン=ヴェストファーレン州ミュールハイムでは、警察は攻撃的な犬を射殺しなければなりませんでした」。2015年6月14日。

Mülheim. In Mülheim hat ein freilaufender Kangal erst einen Yorkshire-Terrier getötet .
Die Polizei musste den Hund erschießen.
Gegen 8.15 Uhr hatte ein Rentner (73) seinen Yorkshire-Terrier vor einer Bäckerei am Wiescher Weg angeleint.
Aus der Bäckerei musste er wenig später mit ansehen, wie ein großer freilaufender Hund den Terrier mehrfach biss und an ihm zerrte.
Um einen Angriff zu verhindern, erschossen Polizeibeamte den Kangal, nachdem das Kind hinter einer Mauer verschwunden war.

ミュールハイムでは、放し飼いのカンガル(犬種名)は、一頭のヨークシャーテリアを噛み殺しました。
警察は、その犬を射殺しなければなりませんでした。
8時15分頃、年金受給者の男性(73)が散髪の間に、パン屋の前で飼い犬のヨークシャーテリアをつないでいました。
パン屋の前で、年金受給者の男性はその後、大きな放し飼いの犬が、彼のヨークシャーテリアを噛んで何度も振り回しているのを見なければなりませんでした。
子供が壁の後ろに隠れたあとに犬の子供への攻撃を防ぐために、警察官は、その犬(カンガル。犬の品種名)を射殺しました。



 Bullterrier greift Besitzer an: Polizei tötet Hund「ブルテリアは飼い主を襲いました。警察官はその犬を殺害しました」。2015年3月2日。

Todtenweis Ein Bullterrier hat in Todtenweis seine beiden Besitzer angegriffen und massiv verletzt.
Der Mann wehrte sich erst mit einem Messer.
Als sich die beiden nicht mehr zu helfen wussten, riefen sie die Polizei .
Da der Hund nach Polizeiangaben völlig außer Kontrolle war, erschoss ein Beamter das Tier.

トッテンヴァイス(バイエルン州)のブルテリアは、二人の飼い主を攻撃し、大きな怪我を負わせました。
飼い主の男性は、唯一ナイフで防御しました。
犬が手に負えなくなった時に、飼い主の二人は警察を呼びました。
犬は完全に制御不能だと警察官は言い、そして警察官は犬を射殺しました。



 このように、ドイツでは頻繁に警察官が犬を射殺する事件が発生します。上記の事件は、正当な職務行為であると私は思います。警察官が職務で犬などを射殺するのは日常的な業務で、各州の警察法で定められています。警察官が犬などの動物を職務で射殺する数は、年間9,000頭台で推移しています。これは一頭単位で、ドイツ連邦共和国警察統計が発表されています。対して日本の警察官が犬などを射殺するのは例外で、数年に一度といった頻度です。
 ですから、ドイツにおける警察官の犬などの射殺と、日本のそれとは比較にはなりません。yahoo! 知恵袋で「頭が沸いている」ので有名な、urarasampoさん、分かりましたか。(知恵袋、毎年1万匹近くの犬を路上で射殺!ドイツは犬に優しい国ですか?)。


(動画)

 次回男子サッカーワールドカップは、鼻くそで有名な、ヨアヒム・レーウ氏が監督を続投するようです。

続・自称、ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏が言うことは96%が「嘘」(大笑い!)



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Selbsternannte, Frauen des Bundes Tierarzt Dr., nur die Wahrheit gesagt von 4%.
"Grunewald Park ist das Übungsgelände des gesamten privaten Hund ,und Hund brauchen nicht eine Leine. "
Die Wahrheit ist, Hunde in fast allen in der "Grunewald Park erfordert eine Leine.
Mit den neuen Grenzen wird das Berliner Hundeauslaufgebiet um ca. 0,3 Quadratmeter zurückgezogen, was etwa 4 Prozent der Gesamtfläche entspricht.
und an vielen Stellen ist verboten Hunde.



 前回記事、自称、ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏が言うことは96%が「嘘」(大笑い!)、では、日本でドイツの動物愛護に関する嘘情報を熱心に拡散している、自称ドイツ連邦獣医学博士、ドッグジャーナリストである京子アルシャー氏の「嘘」について指摘しました。「ベルリンにある広大な公園、グリューネヴァルト公園は全域が犬の運動領域であり、全域で犬のオフリードが認められている」という大嘘についてです。今回は、それを裏付けるソースをいくつか紹介します。


 まず、グリューネヴァルト公園では、「犬のオフリードが認められているエリア」が、公園全体の面積に占める割合はわずか4%であることと、近年、同公園内では、犬を全面的に禁止するエリアが拡大してることを報じているニュースを挙げます。
 なお、グリューネヴァルト公園は、「①犬のオフリードが認められたエリア(日本の大規模公園内にある「ドッグラン」と同じです。東京の駒沢公園などにも、公営のドッグランがあります)」、「②犬にリードもしくは犬種によっては口輪をしなければ利用できないエリア」、「③個人所有の犬は、全面的に禁止するエリア(リードや口輪をしていても、小型犬でも禁止)」があります。同公園では近年、「③犬を全面的に禁止するエリア」が拡大しています。
  Grunewald: künftig Hundeverbot am Schlachtensee「グリューネヴァルト公園内のシュラハテンジーエリアは、犬が近く全面禁止になります(*実際に現在は禁止されています)」。2015年1月14日。


Grunewald: künftig Hundeverbot am Schlachtensee.
Wer mit seinem Hund im Berliner Grunewald spazieren geht, muss ab Mai 2015 neue Regelungen beachten.
Das Hundeauslaufgebiet wird verkleinert, die Leinenpflicht ausgeweitet.
Im Bereich von Schlachtensee, Krumme Lanke und dem Naturschutzgebiet Riemeisterfenn gilt ab 15. Mai 2015
ein Mit führ verbot für Hunde.
Das Verbot betrifft das Baden in den Seen, Uferwege, Strandbereiche, Liegewiesen und Spielplätze.
Mit den neuen Grenzen wird das Berliner Hundeauslaufgebiet um ca. 0,3 Quadratmeter zurückgezogen, was etwa 4 Prozent der Gesamtfläche entspricht, erklärt das Bezirksamt weiter.
Notwendig sei die Maßnahme, um Schlachtensee und Krumme Lanke als saubere Badegewässer zu sichern, begründet das Bezirksamt.
Hundekot,sei mit Blick auf Parasiten die größte Gefahr für die beiden Seen.
Die Veränderungen des Hundeauslaufgebiets und der Badestelle im Grunewald werden vor Ort sichtbar gekennzeichnet und gelten ab 15. Mai 2015. Bei Nichtbeachtung drohen Buß- und Verwarnungsgelder, die durch Ordnungsamt und Polizei verhängt werden können.

グリューネヴァルト公園:シュラハテン湖のエリアでは、犬全面禁止になる予定です。
誰でも、ベルリンのグリューネヴァルト公園で自分の犬と散歩する場合は、2015年の5月から新しい規則に従わなければなりません。
犬が運動できるエリア(オフリードOK)は削減されて、リード義務は拡大しました。
2015年5月15日からは、シュラハテン湖周辺、クルーム・ランケエリアと自然保護区である、リーネスターフェンの領域では、リードにつながれた犬も禁止されます。
禁止は湖、遊歩道、湖畔のエリア、芝生や子供の遊び場や水泳場に関するところです。
新しい境界は、ベルリンの犬のフリーエリア(オフリードが許可されている)面積は、全体の約4%に相当する約0.3キロ平方メートルにまで削減されたと、地区事務所は説明しています。
新たな規則は、シュラハテンジーとクルームランケのきれいな湖水浴場の水を確保するための対策が必要であったと、地区事務所は正当化しています。
犬の糞は、二つの湖へが直面している寄生虫の最大の脅威でした。
ドッグランエリア(犬のオフリードエリアの削減)と、グリューネヴァルト公園で遊泳場面積(犬全面禁止エリアの拡張)の変化は、ウェブサイトに見えるように表示されています。
そして2015年5月15日からその規則に従わない場合は罰金が規制当局と警察から科され、後悔する可能性がありますので、注意しなければなりません。



 グリューネヴァルト公園の全面犬禁止エリアの拡張に対しては、ベルリンの愛犬家らが、その決定を撤回するよう求める行政裁判を起こしました。しかし判決は、行政の、「グリューネヴァルト公園内での、犬全面禁止エリアの拡張決定」を全面的に支持する内容でした。
 ドイツのマスメディアの記事から引用します。Gerichtsurteil zu Berlin-Schlachtensee「ベルリン・Schlachtenseeの裁判所の判決」。2015年8月10日。


"Denn etwaigen Gefahren durch die mitgeführten Hunde könne dadurch begegnet werden, dass diese ständig anzuleinen seien und deren Kot mit Hundekotbeuteln ordnungsgemäß entsorgt werde", hieß es in einer Mitteilung des Gerichts.

また、「飼い主が連れた犬から生じる危険についてそれを防止することができるのは、常にリードを使用することであり、犬の糞が適切に犬の糞廃棄用の袋に回収されることです」と、そのように裁判所が判決で述べています。



 今回は、ドイツのマスメディアによるニュースソースを紹介するにとどめます。自称、ドイツ連邦獣医学博士である京子アルシャー氏は、しばしばこのベルリンの「グリューネバルト公園」に関して、「全域が犬の運動領域として整備され、全域が犬のオフリードが許可された公園である」と述べています。さらにそれを根拠に、「ドイツはこのように犬の福祉に厚い」とも述べています。
 嘘を根拠にして、例えば京都市議団に、日本でのこのような公園の整備を提案させるとは、一種の「愛誤」テロです。グリューネヴァルト公園は、大阪府の大規模公園である服部緑地の約半分の広さですが、このような広大な公園で、全域が犬のオフリードが許可されていると信じますか。どちらの情報を信じるのも、読者様のご自由です。しかしそれが事実であれば、オフリードを認めている州政府などに、もし公園内で犬の咬傷事故があれば法的責任が生じるでしょう。


(画像)

 グリューネヴァルト公園内のシュラハテンジーの犬全面禁止を受けて、反対デモをするベルリンの犬の飼い主。さらにその規則の撤回を求める行政訴訟を起こしました。しかし判決は、犬の飼い主らの全面敗訴でした。

シュラハテンジー デモ


(参考資料)

 ベルリン州のHP。州内の公園の、・犬の全面禁止、・リードなどをすれば犬の利用可、・オフリードOK、の一覧。ほとんどの公園が犬にリードを義務付けてることがわかります。なお、一般の市街地では、全てで犬は1m以内のリードが必要です。

Freizeit im Wald Walderholung – mit und ohne Hund 

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Selbsternannte, Frauen des Bundes Tierarzt Dr., nur die Wahrheit gesagt von 4%.
"Grunewald Park ist das Übungsgelände des gesamten privaten Hund ,und Hund brauchen nicht eine Leine. "
Die Wahrheit ist, Hunde in fast allen in der "Grunewald Park erfordert eine Leine.
Mit den neuen Grenzen wird das Berliner Hundeauslaufgebiet um ca. 0,3 Quadratmeter zurückgezogen, was etwa 4 Prozent der Gesamtfläche entspricht.
und an vielen Stellen ist verboten Hunde.


 日本の動物愛護(誤)界のアイドル、そしてカリスマ的存在である、ドイツ連邦獣医学博士を自称している、ベルリン在住の京子アルシャー氏という方がいます。この方に関してのウィキペディアなどの記述はありませんので、こちらを貼って起きます。京子アルシャー。この方の例えばドイツの法規などに対しては、客観的に完全な誤訳もしばしばあり、私が今まで指摘したことです。最近の私の記事、ドイツでは、犬にリードをつけなければ警察官に射殺されますで取り上げたことが真実であれば、正直言って狂人の妄想レベルです。それと氏は、「ベルリンの広大なグリューネヴァルト公園は全域が犬の運動領域であり、オフリードが認められている」としばしば述べていますが、グリューネヴァルト公園での犬のオフリードが許可されたエリアは、全体のたったの4%です。つまり氏が言うことは、真実はたったの4%です。


 「ベルリンには広大なグリューネヴァルト公園があり、犬の運動領域と定められて全域で犬のオフリードが認められている」という、京子アルシャー氏の情報源のいくつかを例示します。2013年に、京都市議会が「「ヨーロッパの動物愛護を視察」していますが、ドイツのガイドを務めたのが、かの京子アルシャー氏でした。
 その中から、強靭(「狂人」の誤入力ではありませんよ。このような嘘レポートを未だに堂々とインターネット上に公開している精神力が「強靭」だと言う意味です)、中村三之助京都市議のレポートを引用します。どう読んでも「グリューネヴァルト公園では全域で犬のオフリードが認められている」としか取れません。


2013 年度(平成 25 年度)京都市会海外行政調査(動物愛護)報告書
3 ティアハイム・ベルリンの施設整備・運営方法及びベルリン市郊外(グリューネヴァルトの森)での共生状況等調査
中村 三之助 議員

グリューネヴァルトの森)
「グリューネヴァルトの森」は、ドイツの首都ベルリンにある。
ここでの犬の散歩はノーリードが公認されている森である。
アルシャー先生の犬も同伴で散策をした。
全てノーリードである。
なお、この森でノーリードにより犬を散歩する条件は、人に危害を加えない、ほかの動物に危害を加えないというあくまで飼い主の自己責任において許されるとのことである。
このようなノーリード可能な森にペット犬を連れて行くことが、飼い主にとっての望みであり目標であるわけである。
この公共施設を行政が設けていることが結果、人と動物との共生社会を構築していく大きなきっかけになっていると言える。
このように飼い主責任の下、ノーリード可能な公園や森、エリアを京都にも設けることによって、結果、飼い主のモラル向上につながり、人と動物との共生社会への構築につながるものと考える。



 この「京都市議団 ヨーロッパ動物愛護視察」に同行した制振地帯な(「精神遅滞」の誤入力ではありません。市会議員という名士の方であれば、制振地帯にお住まいなのではないかと思いました):吉田孝雄京都市会議員も、ブログで「グリューネヴァルトの森を視察。ここは、飼い犬をリード装着せずに放つことがOKの場所です」と、完全に「全域で飼い犬をリード装着ぜずに放つことがOK場所」と誤認する記述をしています。吉田たかおのよしだッシュブログ。2014年6月26日。

 このような、日本人向けの「ドイツの動物愛護を視察するツアー」も、日本の旅行社が販売しています。かつては「ドイツ連邦獣医学博士、京子アルシャー先生のガイド!付きツアー」もありました(今探したところ、行われていないようです)。動物保護施設<ティアハイム>見学とゆったりベルリン滞在 5日間
 これらのツアーでは、日本人観光客をマイクロバスで缶詰にしてティアハイム・ベルリンやグリューネヴァルト公園のごくごく限られた(全体の免責のわずか4%)犬のオフリードが認められた領域(日本の公園内の「ドッグラン」と同じです)に案内し、「ドイツのティアハイムは殺処分ゼロ、ペットショップでの生体販売はない、グリューネヴァルト公園のような、広大な公園が犬の運動領域として提供されて全域でオフリードが許可されている。ドイツは犬のオフリードが許可されている」という、嘘プロパガンダを吹き込まれます。このような旅行者が日本に帰国し、ドイツ「痛」として、ブログなどでドイツに関する嘘プロパガンダをさらに拡散させます。そして鞭猛毎(無知蒙昧の誤入力でした。すいません)な日本人のあいだに、誤った海外の動物愛護情報が定着します。

 では真実はどうなのでしょうか。私は今まで「ドイツ殺処分は実数では日本よりはるかに多くの犬猫を殺処分している」「ティアハイムは殺処分は日常的に行われており、ペットの引取りも譲渡もかなり高額な営利団体である」「ドイツは生体販売ペットショップも有り、犬などのインターネット販売が盛んに行われている」「ドイツ全州で犬はリードを装着することが義務付けられており(盲導犬や指定のドッグランなどの例外は抜く)、罰則は日本より厳しく、頻繁に摘発がある」ことをソースを示して書いてきました。
 件のグリューネヴァルト公園ですが、公園内は、「①犬のオフリードが例例外的に認められたエリア(日本のドッグランと同じです)」「②にリード、さらには犬種によっては口輪をしなければ入ることができないエリア」、「③犬の全面禁止エリア」の3つのエリアがあります。

 そのうちの、「①犬のオフリードが例外的に認められたエリア」は、グリューネヴァルト公園の面積に占める割合は、わずか4%にしか過ぎません。さらに「③犬の全面禁止エリア」はかなりの面積を占めており、さらに近年拡張されています。犬の全面禁止エリアに犬を持ち込めば、飼い主に対して刑事罰が科されます。つまり、自称ドイツ連邦獣医学博士サマの京子アルシャー氏の「グリューネヴァルト公園では(全面)犬のオフリードが許可された公園だ」の説明は、真実は4%です(この方が言われていることは平均して真実は4%あるかないかですけどね!)。
 対して日本では、ペットの犬を完全に禁止するエリアを設けた総合公園というのはあるのでしょうか。仮にあったとしても刑事罰を科す公園は皆無でしょう。私は正直言って、大阪服部緑地や神戸のしあわせの村の乗馬クラブ近辺は、犬は禁止にして欲しいです。馬が犬に怯えて事故を起こす可能性もあるからです。ですからドイツ、ベルリン州は、公園の使用においても日本よりむしろ犬には厳しいと言えるのです。

 次回は、グリューネヴァルト公園での、犬のオフリードが許可されたエリアはわずか4%に過ぎないことや、近年同公園で、犬を全面的に禁止するエリアが拡張されていることに関する、ドイツのマスメディアの記事を紹介します。
 例えばこのようなものです。Grunewald: künftig Hundeverbot am Schlachtensee「グリューネヴァルト公園内のシュラハテンジーエリアは、犬が近く全面禁止になります(*実際に現在は禁止されています)」。2015年1月14日。


(画像)

 グリューネヴァルト公園で、犬全面禁止(リードや口輪をしていても、犬の利用を禁じるアリア、違反者には刑事罰が科されます)エリアの拡大に抗議してデモを行うベルリン市民。2015年5月11日。
 京子アルシャー大先生、「グリューネバルト公園は、全域が犬の運動領域でリードすら付けなくてよい」のではなかったのですか???以前から、グリューネヴァルト公園は、犬全面禁止エリアと犬はリードなどが必要なエリアがほとんどでしたよ(大笑い)。

シュラハテンジー デモ


(追記)

 ティアハイムのフェンス越しに犬を投げ捨てる男。私はこのような事件を見るたびに、日本の保健所引取りは悪い制度ではないと思います。なお、ティアハイムは不要ペットを引き取りでは数万円の手数料を徴収します。また再販売の見込みのないものは引き取らないことが多いです。

http://www.bild.de/video/clip/virale-videos/hund-zaun-zoomin-42141294,auto=true.bild.html


 マンションの4階からシェパード犬を男が投げ捨てました。犬はもちろん死にました。

http://www.bild.de/video/clip/tierquaelerei/toter-hund-34471110.bild.html

NHKの「スイスでは生き物の営利売買ができないから犬はティアハイムでしか入手できない」と言う抱腹絶倒の大嘘~スイスの犬購入実態



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TV-Programm von NHK (Japan staatlichen Rundfunk) hat berichtet.
"Profit Kauf und Verkauf von Lebewesen ist in der Schweiz verboten."
Ein solches Land nicht auf der Erde existieren.
Ich denke Alle Japaner, der Idiot.


 記事、NHKの恐るべき日本国民総白痴化~地球上で「生き物の売買が禁じられている国」って一国でもありますか(大笑い)ああ、NHKの思わず赤面してしまう「無知蒙昧」~日本で行われていた犬などのインターネット販売は世界に恥ずべき特異な販売方法だった、の続きです。これらの記事では、NHKの番組、週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)の、スイスに関する報道がほぼ全てが「嘘」「誤り」「偏向」であることを述べました。今回はNHKの「スイスでは生き物の売買ができない」という荒唐無稽な嘘に対する、反証となるスイスのニュースを取り上げます。


 そのニュースの概要です。スイス、バーゼル州に住む女性が、インターネットの仔犬販売サイトで、フランス、アルザス地方の犬繁殖業者が出品している仔犬を2頭購入しました。しかしその犬は、スイス、バーゼル州で飼育が禁じられている闘犬カテゴリーの犬でした。その犬たちは、獣医局により強制的に安楽死させられることとなりました。
 そのニュースソースです。Süsse Welpen entpuppten sich als Kampfhunde「仔犬は(法律で禁じられている)闘犬種であることが判明しました。2015年2月5日。以下に引用します。


von Matthias Kempf - Tamara Frutschy (27) kaufte im Internet zwei Hundewelpen.
Das Veterinäramt intervenierte und wollte sie wegnehmen – es sind potenziell gefährliche Listenhunde.
Zwei süsse Welpen im zarten Alter von vier Monaten entdeckte Tamara Frutschy aus Frenkendorf auf der Online-Plattform Tutti.ch.
Die im Elsass lebt, bot auf ihrem Hof einen American Bulldog und einen Thai Ridgeback für je 400 Franken zum Verkauf an – ein Schnäppchen.
«Familie Frutschy ist kein Einzelfall»
Darunter Pitbull Terrier oder Rottweiler –vor der Einschläferung.
Wird in kurzer Frist kein Platz für die Hunde gefunden, werden diese vom kantonalen Veterinäramt eingeschläfert.
Der Kauf von Hunden aus dem Ausland steige.
«Es ist leider so, dass viele Leute auf günstige Angeboten aus dem Internet hereinfallen»
Die Tiere seien oft viel zu günstig veranschlagt.
«Für einen gut gezüchteten Hund muss man mindestens mit 1500 Franken rechnen.»

マティアス・ケンプのタマラ・フルーチーさん(27)は、インターネット販売で2頭の仔犬を買いました。
獣医局が介入して、その犬を調べてみましたースイスには、(法律で禁止する)潜在的に危険な犬のリストがあります。
タマラ・フルーチーさんは、生後4ヶ月の幼い2頭のかわいい子犬を、フレンケンドルフの*tutti.ch(スイスに本拠地を置く、犬などのインターネット販売の最大手サイト)のオンラインプラットフォームでで見つけました。
犬の安売りーフランス、 アルザスの在住者は、それぞれ400スイスフランで、アメリカンブルドッグとタイ・リッジバックを彼女の犬繁殖場で販売していました。
「フルーチーさん一家の例は特別ではありません」。
ピットブルテリアやロットワイラーを含みますがー安楽死の前に。
速やかに犬の収容場所(ティアハイム。しかしスイスは州により、闘犬カテゴリーの犬をティアハイムが収容することを禁じている)が見つからなければ、犬たちは州獣医局によって安楽死させられます。
スイス国内での)海外からの犬の購入は激増しています。
「犬の約50%がすでに海外から輸入されたものです」。
「多くの人々がインターネットでの安価な(犬の)販売を利用していることは残念です」。

(インターネット販売の)犬の価格は、多くの場合、安すぎです。
「良好な環境で育てられた犬の価格は、少なくとも1,500スイスフラン以上になると予測できます」。


*tutti.chの犬のインターネット販売サイト。
Hunde Preis:Alle「犬 価格:全て」。価格ということは、営利販売そのものじゃないですかね?


 上記の記事からは、次のことがわかります。
①スイスでは、大変盛んに、犬などのインターネット販売が行われています。
②スイスでは、外国から輸入された犬のシェアは約50%です。
③スイス獣医局は、「良好な環境で育てられた犬は、少なくとも1,500スイスフラン以上になるだろう」という見解を示してます(つまり犬の営利売買はスイスでは当然行われているという前提での発言です)。


 さて、私が一連の記事で「嘘」「誤り」「偏向」を指摘しているNHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?では、次のように報じてます。上記の①②③を真っ向から否定する内容です。NHKの報道を完全に否定する内容のスイスのマスメディアの報道、しかも本報道では、スイスの獣医局(行政機関)の獣医師の発言も報じています。
 様はどちらを信用しますか。どのように判断されるのも読者様のご自由です(大笑い)。もちろん、「さんかくたまごは誤り(私が書いていることではなく、一連のnhkの番組に対する批判記事は、スイスの法令やスイス大使館の見解、スイスの公的統計値、マスメディアの報道などをそのまま訳して紹介しているだけなのですがね)」、仲市素子さんのようにsnsで「さんかくたまごは間違っている」と大騒ぎするのも自由です。
①’日本で行われていた犬などのインターネット販売は特異でありそれが犬の遺棄の一因である。
②’スイスでは「生き物の売買ができない」ために、犬はティアハイムでしか入手することができない。
③’スイスでは生き物の営利売買が禁じられているからできない。

 
 ところで、 記事、NHKの恐るべき日本国民総白痴化~地球上で「生き物の売買が禁じられている国」って一国でもありますか(大笑い)で、このようなコメントをいただきました。


(レリゴー様)
検索したところ、例えばスイスでチワワが欲しくなったとしてChihuahua Schweiz と入れて見ると色々出てくるんですが…。
t●tti.chやらなにやらに、チワワの子犬の画像と各地方、スイス全域から探す、入札、などとあるので、自分でも疑問に思い暇にまかせて電話したところ、「担当の回答はティアハイムとブリーダーからなら生体販売可能と言っております。」です!
だったら訂正の放送すればいいのに!
というか、せり市があるじゃないですか、正しければ。



 レリゴー様。私がNHKの本記事に関する一連の記事で書いたとおり、スイスでは「生き物の売買ができない(たとえばイルカなど特殊な例を除きます)ことはありません。全く当たり前に家畜の生体や実験動物、展示(動物)などの営利売買は多くは許認可の対象ですが、当たり前に行われています。
 ペットに限っても、さらに犬猫であっても、州の免許を受ければ、生体販売を行うペットショップや、営利目的の繁殖を行えます。スイスには、営利目的のブリーダー(インターネットなどで広く販売活動を行っています)や、生体販売を行うペットショップは多数あります。それらのプロモーションビデオや、HPが、多数見つかります。さらには、一定数未満(例えば犬ならば年間販売数が20頭未満、3回未満の繁殖ならば許認可も必要とせず自由に行えます。規模にかかわらず、動物取扱業の規制がかかる日本より、規制はゆるいと言えるでしょう。

 さて、レリゴー様が検索で見つけた、チワワのネットオークションですが。オークションに限らず、犬猫のインターネット販売は、スイスでは大変盛んです。
 それはさておき、NHKの「ティアハイムとブリーダーなら生体販売可能」という回答ですが、いずれも営利売買そのものです。ティアハイムは非営利団体ではありません。犬の販売価格などは極めて高価で、法人税も付加価値税(日本で言えば消費税に相当する)などが課税されています。非営利事業に対して非課税であるのは、先進国では共通しています。例えば日本では、公益法人が行う非営利事業に対しては、法人税も消費税も課税されません。ということは、NHKは、自ら誤りを認めているということではないですか(大爆笑!)。


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ああ、NHKの思わず赤面してしまう「無知蒙昧」~日本で行われていた犬などのインターネット販売は世界に恥ずべき特異な販売方法だった



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Domestic/inländisch
TV-Programm von NHK (Japan staatlichen Rundfunk) hat berichtet.
"Profit Kauf und Verkauf von Lebewesen ist in der Schweiz verboten."
Ein solches Land nicht auf der Erde existieren.
Ich denke Alle Japaner, der Idiot.


 記事、NHKの恐るべき日本国民総白痴化~地球上で「生き物の売買が禁じられている国」って一国でもありますか(大笑い)、の続きです。前回記事では、NHKの本番組で明言された「スイスでは生き物の営利売買が禁じられてできない」が大嘘であることを述べました。その他にもこの番組で報じられていることはほぼ全てが「嘘」「誤り」「偏向」です。「日本で行われていた犬などのインターネット販売は特異な販売方法で、動物愛護先進国の欧米ではない。日本での犬の遺棄事件は、インターネット販売が一因である。日本もやっと欧米動物愛護先進国に倣って禁じられるようになった」にも、事実とは正反対です。


 NHK週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)で報じられたことは、ほぼ全てが「嘘」「誤り」「偏向」です。その点については、まとめ NHK「週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ命は捨てられる?」は狂気の嘘プロパガンダ番組、でまとめてあります。しかしそれ以外にも、看過できない「嘘」「誤り」「偏向」が、本番組では報じられています。
 それは「日本で行われていた犬などのインターネット販売(ペットの通信販売)は、世界的にも特異である。このような安易な大量販売が無責任なペットの購入につながり、犬などのペットの遺棄の一因である。日本もやっと動物愛護先進国の欧米に倣って、ペットのインターネット販売を禁じることになった」です。結論から言えば、おそらく世界中で現在国の法律で犬などのペットのインターネット販売を禁じている国は日本と、オーストリア(2008年から。連邦法Tierschutzgesetz=動物保護法改正)の2カ国だけです。この番組で「生き物の売買ができない」とされているスイスを始め、ドイツ、イギリス、アメリカ(例外的に小売業者の犬などの生体展示販売を禁じる自治体でもインターネット販売は禁じていません)などでは、犬などのペットのインターネット販売は禁じられておらず、極めて盛んに行われています。つまりNHKの本番組での報道は、真実とは全く正反対です。

 
(画像)

 NHK「週間ニュース深読み 何故命は捨てられる~相次ぐ犬の遺棄」から。このパネルは、「日本ではインターネットというペットの大量販売が行われていたが、このような販売法をしている日本は世界的にも例外だった」と説明しています。

NHK 週間ニュース深読み

週間ニュース深読み1


 対してスイスでは、「生き物の営利売買が禁じられ(大爆笑!)、犬を入手するのは非営利団体であるティアハイムでしかできない(抱腹絶倒!)としています。ティアハイムは完全民営の営利団体です。日本の消費税に相当する犬の販売には付加価値税がかかり、団体の事業に対しては法人税がかかります。犬の販売価格は驚くほど高価です。例えば日本円で8万円近くなどです。非営利団体は非課税です。日本の公益法人の公益事業に対しては消費税も法人税もかかりません。
 NHKは何を持って、ティアハイムを非営利団体としているのか理解に苦しみます。またスイスにおけるティアハイムの犬の販売シェアは、極めて少ないと思われます。なぜならば新規の犬登録では、外国から輸入された犬(ペットショップが東欧などから輸入したもの、外国人の子犬の行商、スイス人が周辺国のペットショップから購入した、スイス人が外国のペットのインターネット販売サイトから購入したなど)が約半数だからです。それ以外にも、スイスには国内のブリーダーの直販、スイス国内の仔犬販売インタネット販売サイト、ペットショップの生体販売が一般にあるからです。

NHK週間ニュース深読み なぜ命は捨てられる


 「論より証拠」で、では欧米先進諸国の子犬などの、インターネット販売サイトの実例を挙げます。まずスイスから。

tier-inserate
gratis-inserate.ch
locanto


 次回記事では、こちらのスイスのマスメディアの記事を紹介します。Süsse Welpen entpuppten sich als Kampfhunde「子犬は、闘犬種であることが判明しました」2015年2月5日。
 この記事では、スイス、バーゼル州の女性がインターネット販売で2頭の仔犬をフランス、アルザス地方の業者から買ったところ、バーゼル州の州法で飼育が禁じられている闘犬種であることが判明しました。その犬は、行政による強制安楽死の危機に直面していることが報じられています。報道では、安価なインターネットでの犬の購入と、購入者の無知に対しての問題提起はしていますが、犬のインターネット販売を禁じているとは書いていません。

 NHKの本番組の報道によれば、「スイスでは生き物の営利売買が禁じられてできない。だからティアハイム(ティアハイムも完全な生き物の営利売買を行っているのですけどね)でしか犬を入手することができない」のです。それが真実ならば、このような事件は起きようがありません。
 真実とは正反対の大嘘の羅列のNHKの本番組は、到底プロのマスメディアが制作したものとは信じがたいです。まさに抱腹絶倒、笑止千万で批判の言葉に窮します。この連載では、スイス以外のドイツ、イギリス、アメリカなどでも、犬などのペットのインターネット販売が広く行われていることも取り上げます。またそれらの国での、犬などのペットのインターネット販売に対する批判も紹介します。それはまさしく、犬などのペットのインターネット販売が海外では広く行われていることの証拠です。



(追記)

 私は本記事および過去記事で「ペットショップでの店頭展示販売やインターネット販売を国の法律で禁じているのはオーストリア一国である(例外的にアメリカでは、小売業者が営利ブリーダーから仕入れた犬などの展示販売を禁じる条例があります)」と書いてきました。しかし、2015年8月22日施行(つまり「今日」からです)で、連邦動物保護法(Tierschutzgesetz)は改正され施行となり、「ペットショップの展示生体販売やペットのインターネット販売の禁止条項が削除されました。Bundesrecht konsolidiert: Gesamte Rechtsvorschrift für Tierschutzgesetz, Fassung vom 22.08.2015「連邦法の整理統合:動物保護法のためのすべての法的規定は、2015年8月22日に改正されました」。禁じるのは、無許可での公共の場での、いわゆる行商・移動販売の類のみです。
 おそらく国の法律で唯一、ペットショップでの展示生体販売を禁じる国は、これでおそらく皆無となったはずです(サウジアラビアは首都リヤドに限り、犬の展示販売を禁じています。しかしこの理由はイスラム教で犬は不浄とされていることから、公共の目につくところで犬を展示することは不謹慎という理由です)。つまり全世界で、インターネットによる犬などのペット販売を禁じている国は、日本が唯一となったと思われます。もしほかの国で、インターネットでのペット販売(野生動物などの特殊な例を抜く)を禁じている国がありましたならば、その国の具体名と、根拠となる法律と該当する条文を示した上でコメントください。

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NHKの恐るべき日本国民総白痴化~地球上で「生き物の売買が禁じられている国」って一国でもありますか(大笑い)



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Domestic/inländisch
TV-Programm von NHK (Japan staatlichen Rundfunk) hat berichtet.
"Profit Kauf und Verkauf von Lebewesen ist in der Schweiz verboten."
Ein solches Land nicht auf der Erde existieren.
Ich denke Alle Japaner, der Idiot.


 私は、NHKの番組、週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?、について、その誤りを指摘する記事を書いています。この番組では、スイスの犬の扱いについて報じています。しかしほぼ全てが「嘘」「誤り」「偏向」です。一連の記事で、指摘していない「嘘」「誤り」「偏向」について、改めて言及します。今回は、本番組でNHKが「スイスでは生き物の営利売買を法律で禁じているためにできない」と言う、驚くべき大嘘について述べます。


 NHKの、「週間ニュース深読み~なぜ命は捨てられる」の「嘘」「誤り」「偏向」についての記事は、こちらでまとめています。まとめ NHK「週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ命は捨てられる?」は狂気の嘘プロパガンダ番組。本番組については、計14本の記事を書いていますが、全てこちらでリンクしています。
 ここまでに正反対の大嘘をよくもまあ、全国放送で放送できたものと、その神経の図太さに感心しますが。しかしまだ、この番組の「嘘」「誤り」「偏向」について、書き足りない事柄があります。

 本番組では、「スイスは生き物の営利売買が法律で禁じられているためにできない」とはっきり明言してます(寒川解説員)。今回は、この点について詳述します。(ところで地球上に、「生き物の売買を法律で禁じているためにできない国」は、一国でもあるのでしょうか?ぜひスイス以外でも実例を挙げていただきたいものです)。
 さらにこの点でNHKは、私の問い合わせに対して、はっきりと「スイスは法律で生き物の売買を禁じているのでできない」という回答をメールでしています(私が具体的な法律名と該当する条文を求めているのに対し、「法律ができ、いろんなルールができた」と曖昧な返事をしています)。その、私が送ったメールとNHKの回答メールの原文が以下のとおりです(伏字以外は原文のまま)。


問い合わせ)
本番は、スイスが憲法80条により(番組で提示されたフローチャートを見ての通り、ペットショップに×がつけられ、「憲法80条」と明示されています)、ペットショップでの展示生体販売を禁じていると、強く認識させる内容です。
しかし私が確認したところ、スイス連邦憲法(Bundesverfassung)80条では、ペットショップでの生体販売を禁じる規定は一切ありません。
また下位法である、スイス連邦動物保護(Tierschutzgesetz )でも、そのような規定は一切ありません。
スイスが法律で、ペットショップでの生体販売を禁じているのが真実であるのならば、その具体的な法律名と該当する条文をドイツ語原語で示してください。

(NHKの回答)
番組へのお問い合わせについて、回答させていただきます。
番組のプレゼンテーションでは、前提として、
 ・憲法で80条で世界で初めて動物保護の精神を盛り込んだ
 ・憲法に基づいて法律を作り、動物保護の精神を徹底した
 ・これによっていろんなルールができたとお伝えしました。
その上で、
 ・結果的にスイスでは生き物そのものを営利で売買することができないと説明しました。
ご指摘のとおり、憲法や法律の条文そのものにペットショップ禁止が記されているわけではないですし、この点、私どもも取材の中で把握しておりましたので、スイスの動物保護の事例として、上記のようにお伝えしました。



 NHKの番組では、寒川解説員が「スイスでは生き物の売買が禁じられている」と明言しています。また、NHKの回答でも、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」としています。つまり包括的に「生き物」の売買ができないということです。生き物の中には、家畜の生体や実験動物、学術用の展示動物(動物園や水族館)などもあります。それらが全て営利売買ができない国なんて地球上に一国でもありますか。
 スイスは比較的畜産が盛んな国です。また、世界的にも最大規模の製薬会社があります。そのような国で「生き物の売買ができない」のであれば、経済活動が麻痺します。スイス以外の国でも、むしろ発展途上国であれば、家畜はもっとも商業取引の多いものであるはずです。

 ①犬と猫に限っても、スイスは営利売買を禁じていません。犬猫などの展示生体販売や商業的ブリーディングを行うには、スイス連邦動物保護規則・令(Tierschutzverordnung)の規定に従い、州の免許を受ければ誰でも行うことができます。さらに一定規模以下であれば、免許も必要なく、誰でも営利目的の犬猫などの繁殖や、展示販売が自由に行えます。NHKよ、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」とは気が狂ったのか~スイス連邦法令で、ペットショップでの生体販売を行うことを許可していますが?
 事実、スイスでは(動物愛護団体の圧力があり、犬の生体展示販売は少ないですが)、犬猫も含めて、生体展示販売を行うペットショップは存在します。極めて大規模化した展示生体販売ペットショップも存在します。さらに、②スイスでは日本では禁じられている犬などのインターネット販売が大変盛んです。犬猫などのインターネットの販売サイトが、数多くスイス国内に存在します。仔犬のインターネット販売が大盛況のスイス~スイスは、日本よりはるかにペットの販売規制が緩いのです

 私は、①スイス連邦動物規則・令(Tierschutzverordnung)~犬猫等のペットは、州免許を得れば誰でも営利販売が行える、一定規模未満であれば免許も必要なく自由に行える、②スイス国内の犬などのインターネット販売サイト、の具体例を挙げて、再度NHKにメールをしました。そして「スイスは営利で生き物の売買を禁じている」根拠を求めました。
 しかしその後は数回のメールを送りましたが、一切の返事はありません。私がNHK onlineに電話で問い合わせれば、「現地のリサーチャーが調査をしているし、スイス連邦政府にも問い合せている。NHKには誤りはない」と、責任者が怒鳴りつけました。そのために、私はスイス大使館に直接「スイスでは生き物の売買を禁じている」の真偽について問合せをしました。

 
(さんかくたまご)
スイス大使館御中
貴国の法制度についてお聞きしたいことがございます。
ご回答くだされば、大変ありがたく存じます・
あるメディアが、「スイスでは憲法で動物保護を規定しており、憲法に基づいて動物保護を目的とするいろいろな法律ができた。そのためにスイスでは、生き物を営利で販売することができない」という情報を日本で報道しています。
私がスイスの法令などを調べたところ、例えばEidgenossischen Tierschutzverordnung「スイス連邦 動物保護規則」では、州の免許を受ければ、犬猫その他のペットの販売は許可されています。
一定数までは、免許も必要ありません。
また、ペットの展示生体販売を行っているペットショップのHPや動画が多数公開されています。
インターネットでは、犬猫などのペットを販売するサイトが多数あります。
また、家畜の生体は、普通に売買されています。
ですから私は「スイスでは生き物を営利で売買することができない」とは、信じられません。
いかに、そのメディアに対する私の質問に対する、その団体の回答です。

この度は、貴重なご指摘、ご意見、誠にありがとうございました。
番組へのお問い合わせについて、回答させていただきます。
番組のプレゼンテーションでは、前提として、
 ・憲法で80条で世界で初めて動物保護の精神を盛り込んだ
 ・憲法に基づいて法律を作り、動物保護の精神を徹底した
 ・これによっていろんなルールができた
とお伝えしました。
その上で、
 ・結果的にスイスでは生き物そのものを営利で売買することができない
と説明しました。

ということで、当メディアは、あくまでもスイスでは「生き物の売買をすることができない」としています。
御大使館に質問ですが、上記の「・憲法で80条で世界で初めて動物保護の精神を盛り込んだ。。・憲法に基づいて法律を作り、動物保護の精神を徹底した。・これによっていろんなルールができた。とお伝えしました。その上で、・結果的にスイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」につて。
①スイスには、「生き物を営利で売買することができない」のですか。
②その根拠となる「法令(生き物全般の営利売買を禁じる)」はありますか。
③②でもしそのような法令があるのならば、具体的な法令名をドイツ語で教えていただきたく存じます(なお私は、若干ドイツ語がわかります)。
以上、ぜひご回答をよろしくお願い申しあげます。
日本での、外国の正しい情報を伝えるためには必要なことと思いますので。
(原文通り 日本語)


(スイス大使館)
Dear・・・・・・・・・・・・
Our apologies for the delay of our reply.
In Switzerland the trade of animals for commercial purpose is not generally forbidden but subject to authorization. See chapter 2.3 of the law on animal protection (available in German, French, Italian and Rumantsch: https://www.admin.ch/opc/de/classified-compilation/20022103/index.html) as well as chapter 5.2 of the ordinance on animal protection (https://www.admin.ch/opc/de/classified-compilation/20080796/index.html).
We hope this information is useful to you.
Best regards,
Embassy of Switzerland in Japan(原文は英語)

(上記の日本語訳)
親愛なる・・・ 
当大使館からのお返事が遅れましてお詫びします。 
スイスでは商業目的のための動物の取引は、通常は禁止されていませんが、許認可の対象です。
動物保護に関する法律(the law on animal protection)第2.3章を参照してください(ドイツ語、フランス語、イタリア語、Rumantschで利用可能:https://www.admin.ch/opc/de/classified-compilation/20022103/index.html)。
同様に、動物の保護に関するスイス連邦規則・令(the ordinance on animal protection )の第5.2章(https://www.admin.ch/opc/de/classified-compilation/20080796/index.html)も参照にしてください。
私たちは、この情報はあなたに有用であると思います。
よろしくお願いします。
在日本スイス大使館



 NHKの職員さんは、大使館はその国の代理機関であり、大使館の回答や見解は、その国の政府のものと同じと考えて良いということはもちろんご存じですよね。「スイス政府に確認して、スイスでは生き物の売買が禁じられているのは真実だ」というのも大嘘ですか?ぜひ、「スイス政府に確認した」事実とやらを提示していただきたいです。
 スイス大使館の、「スイスでは通常は生き物の売買は禁じていない。許認可の対象である」との回答ですが、その根拠法として挙げたthe law on animal protection (独 Tierschutzgesetzes)と、the ordinance on animal protection (Tierschutz Verordnung )は、私の一連の記事まとめ NHK「週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ命は捨てられる?」は狂気の嘘プロパガンダ番組、でNHKの誤りを指摘する根拠として援用した法令と全く同じです。

 しかし「スイスは生き物の売買が禁じられている」という、番組内での寒川解説員の発言ですが、この番組に出演していた専門家(?)の方が、お一人も異を唱えなかったのは驚きです。繰り返しますが、地球上に「生き物の売買を禁じている」国が一国でもありますか。
 TVという、視聴覚や感情に過度に訴えるメディアは理性を麻痺させます。TVに限らず、映画などの視聴覚メディアは、歴史上嘘プロパガンダに悪用、多用されました。ナチスのプロパガンダも然りです。


(画像)

 メディアによる総白痴化の面々。この人たちは、いい年をして、本気で「スイスで生き物の売買を禁じている」と信じているのでしょうか?
・本間 豊さん(横浜市動物愛護センター センター長)~unaufgeklärt
・大久保 芳樹さん(ペットショップ経営者)~Dummkopf
・寒川 由美子(NHK解説委員)~Lügner Straf
・金子 貴俊さん(タレント)~Menschen mit geistiger Behinderung
・松本 明子さん(タレント)~Geisteskranke

NHK 週間ニュース深読み


 その他にも、一連のNHKの本番組に対する記事ですが、最初の記事、まとめ NHK「週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ命は捨てられる?」は狂気の嘘プロパガンダ番組を書いた直後に、「さんかくたまごは誤っている」というコメントをいただき、さらにSNSで鬼の首を取ったように騒いでいる方がいました。
 私は一連の記事で、「スイス連邦憲法では、生き物の売買を禁じることにつながる規定はない」から、「下位法においても、生き物の売買を禁じる規定はない(例えばイルカ類などの例外を抜く)。犬猫などのペットに限れば、州の免許を受ければ営利繁殖や展示生体販売をすることができる。また一定規模未満であれば規制は受けない」「スイスでは犬も含めて展示生体販売を行っているペットショップが存在し、日本で禁じられているインターネット販売が極めて盛んである」「ティアハイムがあることをNHKは報じているが、ティアハイムは完全な営利売買事業者である(犬などの販売価格が極めて高価。付加価値税も法人税も課税されている)」と続けるつもりでいましたが。

 早速、仲市素子さんという方が最初の記事を受けて、「さんかくたまごは間違っている、たしかにスイス憲法では生き物の売買禁じる規定はないが、下位法で禁じている」とSNSで持論をぶっていたようですが。中市素子さんは、地球上で「生き物の売買を禁じている国が存在し、そのひとつがスイスである」と本気で思っておられたのでしょうね。NHKの日本国民総白痴化効果は恐ろしい。
 それとコメントされた「こんにちは」さん、「NHKはスイスでは『結果的にペットショップで販売できない』というようなことを言っていました」と反論されていましたが、スイスでは、州の免許を受ければ、生体販売のペットショップを開業することが誰でもできますし、実際にあります。あなたもNHKの「スイスでは生き物の売買ができない」を真に受けたのですか。NHKの映像メディアで、白痴化 されていないか、省みたほうが良いでしょう。

 なお、この番組では、「インターネットでの犬などのペット販売は日本の特異な販売法であり、動物愛護後進国である。やっと日本も先進国に倣って、インターネットでの犬などの販売を禁じるようになった」報じています。
 しかし真実は、インターネットでの犬などのペット販売を禁じているのは、おそらく世界で日本とオーストリアの2カ国だけです。スイスは大変犬などのインターネット販売が盛んであることを既に書きましたが、ドイツ、イギリス、アメリカ(条例で極めて例外的に展犬などの展示生体販売を禁じている自治体でも)、インターネット販売を禁じていません。NHKの本番組での、「インターネットで犬などの販売を行っていた日本は世界的にも例外」との報道が真実とは正反対の大嘘であることは、改めて記事にします。


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ドイツでは、犬にリードをつけなければ警察官に射殺されます



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(Zusammenfassung)
13. August 2015
Erschossener Hund: Keine Ermittlungen gegen Polizisten
Am Montag erschoss ein Polizist im Humboldthain(Berlin)einen nicht angeleinten Hund.
Bei Facebook kochten die Emotionen hoch.
Jetzt ist klar: Es gibt keine Ermittlungen gegen den Schützen.
Wie Staatsanwaltschaft und Polizei am Donnerstag mitteilten, wird es keine strafrechtlichen Ermittlungen gegen den Polizisten geben.
In Berlin gab es in den letzten Jahren einige Fälle, in denen Polizisten Hunde erschossen.


 ドイツでは、犬はノーリード(no-lead)は英語として通じない和製英語ですが、あえて使います)が認められており、ノーリードが当たり前」と日本では正反対の事実が喧伝されています。甚だしきは、ベルリン在住の自称ドイツ連邦獣医師の、京子アルシャー氏は、講演会で「ドイツでは法律で犬にリードをつけてはならないと言う規定がある。どうしてもリードをつけなければならない場合は、2m以上の長さにしなければならない」と説明しています。しかしこれらは正反対の真っ赤な「嘘」です。最近ベルリンでは、警察の警告にもかかわらず、犬にリードを付けなかった飼い主の犬を、警察官が射殺しました。ドイツでは、法律で義務付けられたリードをつけなければ、警察官に射殺される可能性すらあります。


 ベルリン州の公園で、再度の警察の警告にもかかわらず、犬(ローデシアン・リッジバック)にリードをつけずに公園に放した飼い主がいます。その犬は、警察官に射殺されました。犬は射殺された当時、特別人を攻撃しているということはなく、射殺の理由は「リードをつけていなかったこと」です。また、ニーダーザクセン州は、期間と地域が限られているというものの、犬のノーリード(これは和製英語で通じませんが)は、5,000ユーロ(日本円で70万円近く)の罰金です。
 日本では、「ドイツでは日本と異なり、犬のノーリード(これは和製英語で通じません)が認められており、ノーリードが当たり前である」、甚だしきは「ドイツでは犬は権利を認められた存在であるから、リードをしてはならない」という情報まで流布されています。それは正反対の真っ赤な「嘘」ですが、国有放送のNHKまで大嘘をたれながしている状態です。
 以下に、最近ベルリン州で、警察の再三の注意にもかかわらず、飼い犬をノーリードで公園に放し、その犬が警察により射殺された事件を紹介します。Leinenpflicht missachtet Berlin: Polizist erschießt Hund ohne Leine「犬のリード義務の無視 ベルリン:警察官はリードをつけない犬を射殺します」2015年8月11日。なおこの事件では、犬の飼い主が警察官の行為を不服として犯罪捜査を行うよう申し出ましたが、却下されています。


Ein Berliner Polizist hat in einem Park einen nicht angleinten (angeleinten )Hund erschossen .
In einem Berliner Park hat ein Polizist einen Rhodesian Ridgeback erschossen.
Zuvor hatte der Beamte das Herrchen aufgefordert, den Hund an die Leine zu nehmen, was dieser allerdings nicht tat.
Der Beamte hatte den Halter des Hundes am Montagnachmittag aufgefordert, das Tier angesichts des dort geltenden Leinenzwangs anzuleinen.
Der Mann tat dies aber nur bei einem zweiten Hund in seiner Begleitung, wie die Polizei am Dienstag mitteilte.
Als der nicht angeleinte Hund dann plötzlich auf den Polizisten zustürmte, erschoss dieser den Rhodesian Ridgeback mit seiner Dienstwaffe.

ベルリンの警察官は、公園で束縛されていない(ノーリード)犬を撃ちました。
ベルリンの公園では、警察官は、ローデシアン·リッジバックの射殺をしました。
それ以前から警察は、犬の飼い主に対して犬をリードに繋ぐよう求めていましたが、飼い主は何らこれにしたがいませんでした。
関係者が強制的に犬にリードをつけるように、月曜日の午後に犬の飼い主に求めていました。
しかし、犬の飼い主の男は、彼の犬を2回続けてノーリードで同行させました、と警察は火曜日に発表しました。
適切にリードで繋がれていなかったその犬が突然、警察に襲いかかりましたので、警察官は拳銃でローデシアン·リッジバック(犬種名)を射殺しました。



 ちなみに日本版ヤフー!で、「ドイツ 犬 ノーリード」で検索すれば次のようになります。ドイツ 犬 ノーリード。日本での嘘プロパガンダのまん延ぶりはすざましいです。
 その中でも、ドイツ~犬の権利が守られる国~ 京都産業大学文化学部 国際文化学科 山田 麻衣は、読み手がめまいがするほどのレベルです。この学生のレポートの誤りについては、私は再三このブログで指摘しています。それにもかかわらず、インターネットで公開し続けるのは根性だけは見上げたものと感心します。
 その他に、自称、ドイツ連邦獣医学博士の、京子アルシャー大先生の講演会の様子を引用します。ドイツの犬事情


先日、卒業生が何人かでわざわざ広島に行ってドイツ(ベルリン)在住の京子・アルシャさんのセミナーに参加してきたそうです。
①人込みの中に犬を連く時のリードの長さは2m以上なければいけないそうです。
2mもあったら絡んでしまって危ないのではないかと思うのですが、ドイツでは犬が人込みを怖がった時に2m以上の距離が必要だからという意味だそうです。
それと外を散歩している犬たちはほぼオフリードの状態だそうです。
ドイツではリードをつけて散歩することは虐待につながるそうです。
②公園を自由に散歩ができるドイツがうらやましいです。
いつの日か日本でも犬と自由に公園を散歩ができる日が来ることを望んでいます。



 引用部分以外でも、もはや狂人レベルの妄想の羅列ですが、京子アルシャードイツ連邦獣学博士様は、本当にこのようなことを講演会で話していたのでしょうか。もし事実だとすれば、精神科を受診したほうが良いと思います。この京子アルシャー獣医師の講演会についての報告は、引用した部分以外でも、狂人の妄想レベルですが、機会があればまた引用します。
 無責任も甚だしいです。日本人がドイツに赴任して、飼い犬をノーリードにして罰金を科せられる、甚だしきは犬を射殺されたらどうなるのですか。責任問題です。真実は以下のとおりです。

Berlin Hund Gesetz「ベルリン犬法」では、「犬は市街地では例外なく1m以内のリードに保たれければならない」と規定されています。ベルリン市街地では、頻繁に監視員が見回りをして、リードをつけていない犬の摘発を過料を徴収しています。

ドイツ全土では、児童公園はほぼ全てが犬が禁止されています。ドイツでは日本と異なり、公園内で、犬を全面禁止にするエリアが多く設けられています。ベルリンには、京子アルシャー獣医師が「全域で犬のノーリードが認められた、犬の運動領域としての公園」としてしばしば紹介されるグリューネヴァルト公園があります。この公園では、近年犬全面禁止エリアが拡大しています。犬のノーリードが認められた同公園内のエリアは、公園全体の面積のわずか4%です。この件については、近く記事にします。


(動画)

 シュピーゲルTVの番組。最初と最後に、犬のリードをしていない飼い主に対する取締の様子が写っています。




(参考資料)

 この、リードをしていなかった犬の射殺については、ベルリン警察がFace bookで見解を述べています。ドイツの警察署が、Face bookのアカウントを持っており、それを広報に利用しているのは驚きです。自動翻訳が連動していますので、大体の内容はわかると思います。ぜひドイツの犬のリード義務や、警察官による安全確保のために犬射殺職務の現状に触れてください。いかに日本で流布されている情報が嘘に凝り固められているかご理解いただけると思います。

Polizei Berlin Aktuelle Mitteilung zum Tod des Hundes „Danti“


(画像)

 NHKの狂気の嘘番組、「地球でイチバン ペットが幸せな国 ~ドイツ、ベルリン~」のHPから。数十回にわたる誤りの指摘にもかかわらず、NHKはこのHPの記載を続けました。私がNHKに電話で抗議したところ「あなたはドイツで保健所職員が犬を捕獲したところを見たことがあるのか。ないだろう、だからドイツは殺処分ゼロだ」と怒鳴りつけました。NHKの職員は強靭で制振地帯。
 ドイツでは、路上で浮遊犬があった場合、危険と判断されれば警察官がその場で射殺します。収容する場合は獣医局の職員、例外的に消防署員が行います。

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東西冷戦の犠牲になった猫~猫の生体を用いた諜報兵器の開発に失敗したアメリカCIA



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(summary)
Acoustic Kitty
It was the 1960s, the midst of the Cold War, and espionage was the stage for many of the machinations between the U.S. and Soviet superpowers.
Given the political climate, you might be tempted to forgive the CIA for blowing five years and more than $20 million attempting to train a cat.
The addition of surgically implanted listening equipment, a battery and a tail-based antenna.
Following further surgical attempts to bug the cat and curb its hunger, it darted under a taxicab during a field test and died(lol!).
The American public didn't learn about Acoustic Kitty until the related documents were declassified in 2001.


 アメリカCIAは、1960年代に猫の生体を利用した諜報兵器の開発を計画しました。猫の体に、アンテナや録音機器を埋め込み、主にソビエト連邦要人の会話を録音するのが目的の兵器です。この諜報兵器の開発プロジェクトには、当時の予算で2,000万ドルもの巨費を費やしました。しかしそれは結局は使い物にならず、大失敗に終わりました。


 アメリカCIAが開発を計画していた、Acoustic Kitty「アコースティック・キティ=音響機器猫」と名付けられた、盗聴のための諜報兵器について、ウィキペディアの記述から引用します。Acoustic Kitty


Acoustic Kitty was a CIA project launched by the Directorate of Science & Technology, which in the 1960s intended to use cats to spy on the Kremlin and Soviet embassies. In an hour-long procedure a veterinary surgeon implanted a microphone in the cat's ear canal, a small radio transmitter at the base of its skull and a thin wire into its fur.In an hour-long procedure a veterinary surgeon implanted a microphone in the cat's ear canal, a small radio transmitter at the base of its skull and a thin wire into its fur.
This would allow the cat to innocuously record and transmit sound from its surroundings.
Victor Marchetti, a former CIA officer, said Project Acoustic Kitty cost about $20 million.
The first Acoustic Kitty mission was to eavesdrop on two men in a park outside the Soviet compound on Wisconsin Avenue in Washington, D.C. The cat was released nearby, but was hit and killed by a taxi almost immediately.
Subsequent tests also failed.
Shortly thereafter the project was considered a failure and declared to be a total loss.

アコースティック・キティとは、1960年代に、猫の生体を用いることで、クレムリン(ソビエト連邦の政治の中枢)とソ連大使館を(盗聴により)スパイすることを目的とした、科学技術局長が立ち上げたCIAのプロジェクトでした。
その手順は、獣医師がまず猫の外耳道内にマイクを移植し、さらに猫の頭蓋骨底部にちいさな無線送信機を移植して、毛に覆われた皮膚内に、細いワイヤを埋め込んで接続します。
そうすることによって、猫が相手に気づかれることなく録音し、猫の周辺の音声を送信することを可能にします。
元CIA職員のビクター・マルケッティは、アコースティック・キティのプロジェクトに費やした予算は2,000万ドルであると述べました。
最初のアコースティック・キティの使命は、ワシントンD.C.のウィスコンシン・アベニューで、ソ連の二人の男性の会話を公園の外で盗聴することでした。
しかしリリースされた直後に、その猫はタクシーに轢かれて死にました(大爆笑!)。
その後もテストも失敗しました。
その後まもなくプロジェクトは失敗とみなされ、予算は全て無駄になったことが宣言されました。



(画像)

 アコースティック・キティの設計。

アコースティックキティ


(動画)

 2009年11月7日公開。Acoustic Kitty - CIA Audio Listening Device Installed In Cat, Ends Poorly.「アコースティック・キティーアメリカCIAの、オーディオ・リスニング・デバイスを猫に埋め込んだものは、惨めな失敗に終わりました」。

Oh wow.
This is HORRIBLE that they did this to this poor cat, but I must shamefully admit that I laughed at the ending.

うわぁ。
アメリカCIAが、哀れな猫にこのようなことをしたことは恐ろしいですが、私は恥ずかしながら、最後に笑ってしまったことを認めなければなりません。





 日本のことわざには、「忙しくて猫の手を借りたいほど」と言うものがあります。つまり「猫(の手)は役には立たない」という喩えです。英語で言えば、Busy enough, to want to borrow the hand of cat.となるでしょうか(笑い)。「猫(の手)はどうせ役には立たない」ということを認識している日本人は、このような失敗を幸いしなかったようです。なお、「アメリカ連邦政府が行った無駄な研究ワースト5」に、このアコースティック・キティが選ばれています。Top 5 Crazy Government Experiments。その他には、「UFO研究」「超能力研究」「宇宙空間で人間は生殖が可能か」「囚人を用いた人体実験」があります。
 でももしかしたら、ソビエト連邦の要人に、野良猫の餌やりマニアがいれば、この諜報兵器は活躍していたかもしれません。東西冷戦の狭間で、猫もいい迷惑を被ったということでしょう。

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続・犬の特攻~戦争の愚かさと狂気



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(summary)
anti-tank-dog
Anti-tank dogs were dogs taught to carry explosives to tanks, armored vehicles and other military targets.
They were used in 1941–1942 against German tanks in World War II.
Their deployment revealed some serious problems.
In the field, the dogs refused to dive under moving tanks.
Some persistent dogs ran near the tanks, waiting for them to stop but were shot in the process.
They would run back to the trenches and often detonated the charge upon jumping in, killing Soviet soldiers.
"Such a stupid biological weapons, the Japanese army in the end of World War II was planning the deployment" There is a theory that.
But the Description is incorrect.


 前回記事、犬の特攻~戦争の愚かさと狂気の続きです。前回記事では、第二次世界大戦中の1941~1942年の期間において、旧ソ連軍が、ナチス・ドイツ軍の戦車部隊攻撃のために犬の特攻を行っていたことを書きました。犬に爆弾を背負わせて、ナチス・ドイツ軍戦車の車体の下に犬が潜り込めば、爆弾が起爆するという方法です。しかし犬が自軍に逃げ帰り、自軍で自爆するなど、ソ連軍の思惑通りにはいかず、わずか2年でソ連軍の犬の特攻は廃止されました。日本においても、「犬の特攻が計画された」との説がありますが、それは誤りと思われます。


 ・関連記事

犬の特攻~戦争の愚かさと狂気


 日本軍がソ連軍と同様の、「犬の特攻部隊」の編成を計画していたとの説は、八王子郷土資料館に収蔵されている資料に基づきます。その資料は、1944年(終戦の前年)の年末に、一般市民に対して、「犬の供出」を求める文書です。当時日本は、(人による)特攻攻撃が状態化し、一般国民においても「本土決戦はやむなし」という認識にありました。
 その問題の資料の画像が次のものです。地域社会に回覧されたものと思われますが、このような文面があります。「私たちは勝つために、犬の特別攻撃隊を作って、敵に体当たりさせて立派な忠犬にしてやりませう」と、飼い犬の献納を呼びかけています。


(画像)

 八王子郷土資料館収蔵。

犬 特攻


 上記の資料に関しては、スレッドもたっています。「犬の献納運動」って正気かよ。「勝つために犬の特別攻撃隊を作って敵に体当たりさせて立派な忠犬にしてやりましょう」だと?頭がイカれてる。 pic.twitter.com/4NaIkpTCtH。また郷土史家のブログで、「犬の特攻隊編成が計画されていた」とあり、ソ連軍の犬の特攻装備の画像などを補足資料として掲載したものもあります。
 しかし結論から言えば、日本が犬の特攻隊編成を計画していたことは否定されます。理由は、八王子郷土資料館が収蔵している当資料は、日本陸海軍の軍犬購買ではないからです。献納先は、八王子市役所だからです。

 第二次世界大戦時の、民間からの犬の戦時供出は、①「民間人飼育の軍用候補犬の出征」と、②「ペットの毛皮(などの)用途の供出」に分けられます。


①「在郷軍用犬(民間飼育の軍用候補犬)の出征」

社団法人帝国軍用犬協会の仲介による、民間飼育者から日本陸海軍への軍犬売却契約。
当時軍用犬は全て、同社団法人が仲介して民間から軍に売却されました。
またそれらの犬は、軍用犬に適するとされる、ジャーマンシェパード、ドーベルマン、エアデールテリアの3種に限られます。
参考資料 軍犬

②「ペットの毛皮供出」

当時の商工省の皮革統制に倣い、地方公共団体が行った飼犬の皮革などの用途での供出を国民に求めた事業。
毛皮用の犬などは、当初は野犬を捕獲していました。
野犬の捕獲などには、警察が地方公共団体に協力していました。
参考資料 「戦時下における畜犬の献納・供出」 を教材化する - 奈良教育大学


 八王子郷土資料館が収蔵する本件資料は、・社団法人帝国軍用犬協会の仲介ではないこと、・日本陸海軍の軍犬購買契約ではないこと、・軍用犬に適し、軍が購買する対象犬種(ジャーマン・シェパード、ドーベルマン、エアデール・テリア)に限定していないこと、から、②の、「ペットの毛皮用供出」を求めたものと思われます。
 つまり本件資料の記述、「私たちは勝つために、犬の特別攻撃隊を作って、敵に体当たりさせて立派な忠犬にしてやりませう」は、犬の飼い主に対してより供出を促すための方便(嘘)であったと推測されます。特攻隊員の防寒具用の毛皮のためや、はなはだしきは食料(に、供出犬が用いられたとの資料もあります)では、飼い主にとっては、あまりにも惨めで哀れと感じられ、供出をためらったのではないでしょうか。

 ソ連軍の犬の特攻隊は愚かで狂った戦術でした。当然、犬が怯えて自軍に逃げ帰ることが予想されるからです。日本の「犬の特攻隊」が真実であれ、方便(嘘)であれ、それを口実に民間人に飼い犬を供出させようというのも、愚かで狂っています。戦争というものは、愚かで狂っていなければ遂行できないのでしょうか。
 しかし歴史上最も愚かで狂っていたのは、日本の特攻でしょう(亡くなった方のご遺族、関係者の方がこの表現に不快な思いをされたのであればお詫びします)。ソ連の対戦車犬は愚策でした。しかしソ連軍は、わずか2年でこの戦術を撤廃しています。また私の感覚としては、自国民の若者に特攻攻撃をさせるほうが、よほど愚かで狂っているとしか思えません。しかも日本は、それに歯止めをかけることができず、終戦まで拡大し続けました。しかも特攻が当初はある程度効果をあげたものの、末期にはほぼ全てが迎撃され効果はほぼゼロであったにもかかわらずです。

 NHKの番組で、日本の特攻が歯止めがかからず、拡大していった史実に関するドキュメンタリー番組があります。客観的事実を淡々とありのままに積み上げて、番組制作者の主観や感情、偏向を排した秀逸な作品です。特攻 ~なぜ拡大したのか~。2015年8月8日。
 その中では繰り返し、当時軍の最高責任者であった昭和天皇(大元帥)が、「特攻」を賛辞し、継続を指示したことが、昭和天皇ご自身の肉声などの紛れもない証拠が挙げられて報じられています。また近衛文麿氏が昭和天皇に終戦を奏上したものの、昭和天皇は戦争(特攻)継続を指示されたことも報じられています。

 歴史が科学であるためには、客観的な資料をありのままに、感情を排して積み上げることが必要です。しかし歴史の分析は、その時の政治的背景や利害関係者、研究者の思想のバイヤスが入ります。
 朝日新聞の従軍慰安婦の記事は、元の情報の多くが信ぴょう性にかける、捏造である可能性が高いことが判明しました。しかし未だに、従軍慰安婦を政治に利用する利害関係者は絶えません。また昭和天皇を必要以上に美化する傾向もあると思います。それも政治や利害、思想が関係しています。「歴史が科学であるのは難しい」。ふと終戦記念日を控えて想った私でした。


(動画)

 数少ない、ソ連軍の「対戦車犬」による、戦車爆破の成功例。

犬の特攻~戦争の愚かさと狂気



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anti-tank-dog
Anti-tank dogs were dogs taught to carry explosives to tanks, armored vehicles and other military targets.
They were used in 1941–1942 against German tanks in World War II.
Their deployment revealed some serious problems.
In the field, the dogs refused to dive under moving tanks.
Some persistent dogs ran near the tanks, waiting for them to stop but were shot in the process.
They would run back to the trenches and often detonated the charge upon jumping in, killing Soviet soldiers.
"Such a stupid biological weapons, the Japanese army in the end of World War II was planning the deployment" There is a theory that.


 日本の第二次世界大戦時における、特攻隊員の自爆攻撃は世界的に有名です。その「特攻攻撃」ですが、第2次世界大戦時に、犬に行わせていた国があります。それは旧ソ連です。ナチス・ドイツ軍の戦車部隊の防戦には、ある程度効果を上げたようです。日本でも本土決戦に備えて、犬特攻攻撃が計画されたとの説がありますが、実現前に終戦を迎えました。


 旧ソ連が、ナチスドイツ軍の戦車部隊の防衛にのために開発したのが、anti-tank-dog「対戦車犬」です。ウィキペディアから引用します。対戦車犬


対戦車犬とは、第二次世界大戦中に赤軍(ソ連)が開発した戦車攻撃用の動物兵器である。
英語では Anti-tank-dogs、あるいは dog mines (犬地雷)と訳されている。
対戦車犬は、背中に爆薬と起爆スイッチとなる木製レバーを背負い、木製レバーを垂直に立て戦車を目指して走る。
爆薬を背負った空腹の犬を敵戦車の前に放ち、戦車の下に潜り込んだところで起爆レバーが倒れ、敵戦車を破壊する。
犬の訓練には、「条件反射」を利用した。
戦車や装甲車輛の下に犬の餌を置き、空腹の犬が餌を目当てに戦車の下に潜り込むように教え込むというものである。
しかし、精度は高いとは言い難く、訓練を積んだ対戦車犬といえども、敵戦車が走行する際に発する激しい騒音に怯え、逃げ去ったり自陣に駆け戻り自爆するなど、扱いの難しい兵器であった。
また当初、訓練に自軍(ソ連)の戦車を用いたため、それに対する条件反射が成立してしまい、ドイツ戦車は無視して、味方戦車に向かって突っ込んでしまうという大きな失敗もあった。
訓練法が改善され、ソ連戦車は主にディーゼルエンジン、ドイツ戦車はガソリンエンジンだったため、ガソリンの臭いに対しての条件反射をすりこんだ。
しかし大多数の対戦車犬は、ドイツ軍の火炎攻撃に恐れ、戦線を離脱したり、あるいは自陣に舞い戻り自爆するなど、被害を拡大していった。
1942年に起こった戦闘では、ドイツ軍の火炎攻撃で犬達は逃げ帰って自軍部隊に甚大な被害を与え、部隊の撤退を余儀なくされた。
この一件から程無くして、対戦車犬は実戦の場から姿を消している。



(画像)

 anti-tank-dogの構造は、いたって単純です。犬が戦車の下に潜り込むと、背中の上に立った木の棒が倒れます。木の棒が倒れることにより、爆弾が起爆します。また犬の訓練においても、「条件反射」を利用した、単純なものです。パブロフを生んだ国ならではですね。高度に、人が犬に対して指揮命令を行うものではありませんでした。
 犬が怯えて自陣に舞い戻り、そこで自爆して自軍に被害を及ぼすこともしばしばありました。ましてやソ連軍が「対戦車犬」の訓練を行ったのは、自軍のディーゼルエンジンの戦車で、ガソリンエンジンのドイツ軍の戦車とは異なりました。そのために「対戦車犬」は、しばしば自軍のソ連戦車を攻撃しました。したがって、ソ連軍が「対戦車犬」を実践で配備したのは、わずか1941年から1942年にかけての、2年間にとどまりました。

anti tank dog


(動画)

 数少ない、ソ連軍の「対戦車犬」による、ドイツ軍戦車撃破の様子です。




 このような問題がある、効果があるとは言えない生物兵器、さらには自軍にとってもリスクとなる「対戦車犬」です。しかしある資料に基づき、日本でも第二次世界大戦末期の1944年頃に本土決戦のために計画されたという説があります。一般国民に対して、特攻用に、飼い犬の拠出が求められました。
 その資料と、計画の真偽について、次回記事では考察したいと思います(続く)。

「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で熱いベルリン~追記



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(Zusammenfassung)
Hunde -Schlachftefest, Großes Gegenhund Sommergrillen am SCHLACHTENsee 1. 8. 2015
Hundehasser immer fieser Tierquäler rufen auf zu “Hunde-Schlachtfest am Schlachtensee”
Tierquäler mit skurrilen Namen “Tölenmeuchler” oder Chefschächter” rufen über ihr Internetportal am 1. August
zu einem “Hunde-Schlachtefest am Schlachtensee” auf.
Dazu zeigen sie Bilder von getöteten Welpen.
Wie üblich gegenhund.org machen das auffällige Leistung.
Im Hintergrund gibt es Schäden, die durch eine ernste Hund verursacht.
Ich denke, gegenhund.org es kann nicht gesagt werden, dass ist falsch.


 記事、「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で熱いベルリン~報告編「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で熱いベルリン~報告編、の続きです。これら記事では、ドイツのgegenhund.org(=反犬主義者団体)が、最近ベルリンの公園で、「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」を開催したことを取り上げました。この祭りで提供されたのが本物の犬肉なのかなどを、私は同団体に問い合わせてみました。


 gegenhund.orgのHP内の、» Ins Gästebuch eintragen «から、私の書き込みを引用します。2015年8月4日。12044) Das Hundeschlachtfest 「犬の屠殺」。


Q: eggmeg
Festival in Berlin war ein großer Erfolg.
Herzliche Glückwünsche.
Der "Das Hundeschlachtfest" Ich möchte meine japanischen Blogs vorstellen.
Ich möchte die "Das Hundeschlachtfest" berichten, in Japan.
Bitte erlauben Sie Zitierung "gegenhund.org".
Andere Es gibt ein paar Fragen.
1, oder das Fleisch war wirklich das Hundefleisch?

A: gegenhund.org
Selbstverständlich dürfen Sie über uns berichten und uns zitieren, uns geht Meinungsfreiheit über alles!
Zu Ihren Fragen: 1. auf Festivals gibt es nur 1A Hundefleisch, wir hatten extra einen Fleischer fürs Catering: https://www.gegenhund.org/board/index.php?topic=16280.0

Q:eggmeg
ベルリンのフェスティバルは大成功でしたね。
おめでとうございます。
「犬の屠殺」を、私は私の日本語のブログでご紹介したいと思います。
私は、日本に「犬の屠殺」を報じたいです。
「gegenhund.org」のHPの記述の引用を許可してください。
他に質問がいくつかあります。
1、肉は本当に犬の肉でしたか?

A:gegenhund.org
もちろん、あなたはは私たちのことを報じ、私たちのHPを引用し、私たちに関することでそれらを表現の自由の範囲内であれば、全て許可します!
1、のご質問についてですが。
このお祭りに限って、私たちは犬肉を飲食に提供するための特別な肉屋がありました。



(画像)

 上記の犬肉屋。HUND-LECKER & GESUND 「犬肉は美味しくて健康に良い」とあります。 

犬肉屋


 この団体は、ジョークが多いので何とも言えませんね。外国人だからからかわれているのかもしれませんし。EU域内では、2008年から犬猫の食用と毛皮採取を目的とする屠殺と、商業流通は禁じられています。私はドイツ語をそのまま日本語に訳しているだけです。判断は、読者さんにお任せします。
 私は、このgegenhund.orgのHPに、しばしば書き込みをしています。ベルリンの「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」は、このサイトのオフ会と、支持者の親睦を深めることも目的の一つです。オフ会は楽しそうですが、私にとっては、ベルリンは遠すぎました。

 さてこの祭りですが、背景には、ドイツの犬の不適正飼育を原因とする社会問題と、犬の不適正飼育者と被害者、もしくは犬の不適正飼育を迷惑と感じる人たちの激しい反目があります。私はこのブログで何度か取り上げましたが、ドイツでは、犬による咬傷事故は年間3万件以上も発生します。日本は、犬の飼育数はドイツの約2倍ですが、年間の咬傷事故数は約5,000です。幼い子供の死亡事故もしばしば起きます。死亡にいたらなくても、重傷事故は頻繁に発生します。いかにドイツにおいては、犬の咬傷事故が深刻な問題かがご理解いただけると思います。また、犬糞の放置も、ドイツでは大きな問題です。
 この「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で提供された肉が、本物の犬肉かどうかはさしたる問題ではありません。私がこの「祭り」と紹介したのは、ドイツでは犬の不適正飼育(=犬の飼い主のわがまま)原因で、犬の飼い主と非飼い主の対立があり、社会の分断要因にもなりかねないことを伝えたかったのです。それと彼らの主張ですが、「犬などのペットは、飼育動物種の一つであり、特別扱いをする根拠はない」との、行き過ぎた犬などのペットに偏向した動物愛護に対する批判です。

 人とペットの共生を実現するには、飼い主が管理飼育を行い、非飼い主に迷惑を及ぼさないこと以外にありません。「動物愛護」を大義名分にして、限なく非飼い主に対して受忍を求めることは無理があります。この祭りを開催したgegenhund.orgは、変わった人たちの集まりではありません。表現は過激でひんしゅくを買っていますが、主張の本質は正しいと私は思います。gegenhund.orgに対しては、むしろ硬派な、シュピーゲルなどのメディアが、限定的ながら支持を表明しています。また、多くの支持者がいます。だから今回の祭りも、多くの参加者が集まりました。
 犬の不適正飼育に対しては、毒餌攻撃という実力行使に及ぶ人もドイツでは多いことを、私は紹介しています。翻って日本での地域猫、餌やり至上主義者は、無関係な人に、限なく受忍を求めています。「動物愛護」を大義名分にしてです。しかしそれは不可能です。受忍限度を超えれば、必ず反動があります。それが果たして動物愛護に適うのでしょうか。

「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で熱いベルリン~報告編



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(Zusammenfassung)
Hunde -Schlachftefest, Großes Gegenhund Sommergrillen am SCHLACHTENsee 1. 8. 2015
Hundehasser immer fieser Tierquäler rufen auf zu “Hunde-Schlachtfest am Schlachtensee”
Tierquäler mit skurrilen Namen “Tölenmeuchler” oder Chefschächter” rufen über ihr Internetportal am 1. August
zu einem “Hunde-Schlachtefest am Schlachtensee” auf.
Dazu zeigen sie Bilder von getöteten Welpen.
Wie üblich gegenhund.org machen das auffällige Leistung.
Im Hintergrund gibt es Schäden, die durch eine ernste Hund verursacht.
Ich denke, gegenhund.org es kann nicht gesagt werden, dass ist falsch.


 前回記事、「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で熱いベルリン~予告編、の続きです。前回記事では、gegenhund.org(=ドイツの反犬主義者団体)が、ベルリンのグリューネヴァルト公園の一角で、「犬屠殺犬肉バーベキュー祭り」を開催することを計画し、参加者を募っていた事を紹介しました。今回は、gegenhund.orgが自らのサイトで行った、この祭りの様子の報告を紹介します。


(関連記事)

「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で熱いベルリン~報告編


 gegenhund.org(=ドイツの反犬主義者団体)のHPには、この祭りについて、Danke das shöne fest! Das Hunde schlachtfest am Schlachtensee war ein voller Erfolg!Danke an alle Gäste, Organisatoren und weiteren Beteiligten für die tolle, friedliche Party. 「ご参加ありがとうございました!シュラハテンジーでの犬の屠殺は大成功でした!素晴らしく、平和にパーティーが行われたことに、すべてのお客様、主催者や他の参加者に感謝します」とトップページにあります。
 またこの祭りの報告サイト、Thema: Großes Gegenhund Sommergrillen am SCHLACHTENsee 1. 8. 2015 (Gelesen 80071 mal) 「トピック 大盛況だったgegenhund.org主催の、2015年8月1日にシュラステンジーで行われたサマーバーベキュー」(微グロ注意。愛犬家の方は見ないでください)があります。それから引用します。


Wir freuen uns schon sehr auf euch!
Was kann es Schöneres geben, als Bratwürstchen vom Labrador und eine tolle Aussicht auf den nun kot freien Schlachtensee!
Mit Gästen und Familienangehörigen sind wir (vorsichtig geschätzt) bereits über 200 Leute!
Es war ein überaus harmonisches und gelungenes Fest!
Schön, dass es bei fast allen Teilnehmern mit dem 31. Juli geklappt hat!
Ehrlich gesagt glaube ich nicht, dass die Hundeficker uns gestört hätten.
Aber als friedliebende Menschen will man halt einfach nur in Ruhe ein paar Hunde töten.
Langsam aber sicher sind die Vorbereitungen abgeschlossen.
Schlachtensee breitet sich köstlicher Grill-Geruch aus. Himmel, gleich platze ich!
Es war wirklich schön, die alten Bekannten von Euch einmal wiedergetroffen - und ein paar neue Gesichter kennengelernt zu haben!
Noch einmal vielen, vielen Dank für das großartige Treffen!

私たちは皆さん会えるのを楽しみにしています!
ラブラドール犬で作られたソーセージや、すでに犬糞が無くなったシュラハテンジー素晴らしい景色など、良いに決まっています!
招待客と私たちの家族とメンバーの参加者数は、(少なく見積もっても)200名以上です!
これは非常に調和のとれた、成功したイベントでした!
7月31日に、ほとんどの参加者が協力し合えたことはナイスです!
はっきり言って、私たちは、犬好き野郎が邪魔することなんて気にしていません。
平和を愛する人々が安心して、数頭の犬を殺したい、そうする時がまさにやってきました。
ゆっくりとですが、確実に、準備は完了しました。
シュラハテンジーは、おいしいバーベキューの香りが広がります。
私たちが、喜びで弾けるような天国です!
新しい出会いがありましたーそして旧友にも再開できました、本当によかったです!
再び盛大な出会いに、どうもありがとうございます!



(画像)

 バーベキューのパフォーマンス。gegenhund.orgの趣味は、グロテスクで良いとは言えませんね。彼らは「芸術的表現」と言っていますが。

犬バーベキュー
Entschuldigen Sie, sind Sie übergewichtig.


 (ラブラドール?)ソーセージを焚き火で焼く参加者たち。美味しそう!

犬バーベキュー祭り


 祭りは、深夜から翌朝まで続きました。キャンプファイヤーを囲みながら、バーベキューも楽しみます。

犬バーベキュー祭り1



 このgegenhund.org「反犬主義者」の、「犬屠殺犬肉バーベキュー祭り」について、私は団体のHPに「その祭りで提供される肉は犬肉なのですか」とお尋ねしました。それがこの記録です。» Ins Gästebuch eintragen «


12022) Entschuldigung
Q: eggmeg
Auch die gleiche Sache auch Hundefleisch Schweinefleisch für die Menschheit.
Ich denke,es ist richtig.
Aber ich werde denken, Hundefleisch ist nicht lecker(Ich bin ernsthaft besorgt lol).

A: gegenhund.org
Kommen Sie zu unserem Sommerfest, dann können Sie es ausprobieren.

12022)失礼ですが
質問 eggmeg
人類にとっては、犬肉も豚肉も同じです。
私はそれ(犬屠殺犬肉バーベキュー祭り)は、正しいことだと思います。
しかし、私は(私は真剣にw心配していますが)犬の肉はおいしくないと思いますよ。

回答 gegenhund.org
あなたは、私たちの夏祭りに来れば、それを確かめることができます。




 今回は、ドイツ語の翻訳に終始しました。書いてあることをそのまま訳しています。次回は、gegenhund.orgのこのような「反犬主義祭り」が開催される背景と、彼らのこの過激なパフォーマンスの真の狙い、そして主張を分析したいと思います(続く)。

「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で熱いベルリン~予告編



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(Zusammenfassung)
Hunde -Schlachftefest, Großes Gegenhund Sommergrillen am SCHLACHTENsee 1. 8. 2015
Hundehasser immer fieser Tierquäler rufen auf zu “Hunde-Schlachtfest am Schlachtensee”
Tierquäler mit skurrilen Namen “Tölenmeuchler” oder Chefschächter” rufen über ihr Internetportal am 1. August
zu einem “Hunde-Schlachtefest am Schlachtensee” auf.
Dazu zeigen sie Bilder von getöteten Welpen.
Wie üblich gegenhund.org machen das auffällige Leistung.
Im Hintergrund gibt es Schäden, die durch eine ernste Hund verursacht.
Ich denke, gegenhund.org es kann nicht gesagt werden, dass ist falsch.


 ベルリン市には、グリューネヴァルト公園という、広大な自然公園があります。その一角に、美しい湖がある、Schlachtensee 「シュラハテンジー」というエリアがあります。このエリアで、ドイツで「反犬主義」を掲げる団体、gegenhund.org 「ゲゲンフント」は、今年の7月31日から8月1日にかけて、「犬を屠殺し、犬肉のバーベキューを楽しむ祭り」を開催しました。過激な表現とパフォーマンスでドイツをお騒がせしている同団体ですが、背景には、グリューネヴァルト公園での犬禁止についての、ベルリン市民間の激しい対立があります。


 この、gegenhund.orgが主催した、Hunde -Schlachftefest 「犬屠殺祭り」についてのドイツのマスメディア、BZの記事を引用します。Hundehasser immer fieser Tierquäler rufen auf zu “Hunde-Schlachtfest am Schlachtensee” 「犬嫌いはいつでも厄介 動物虐待者はシュラハテンジーで犬屠殺を呼びかけます」。2015年7月20日。


Berlins Tierfreunde sind in Angst und Schrecken.
Erneut wurden mit Nägeln gespickte Brotköder ausgerechnet im Pankower Auslaufgebiet Arkenberge entdeckt.
Und es kommt noch schlimmer.
Tierquäler mit skurrilen Namen “Tölenmeuchler” oder Chefschächter” rufen über ihr Internetportal am 1. August
zu einem “Hunde-Schlachtefest am Schlachtensee” auf.
Dazu zeigen sie Bilder von getöteten Welpen.

ベルリンの動物の友人は、恐怖におののいています。
つい最近、再びベルリンのパンコウエリアの入口である、アルケンベルクに、釘を仕込んだパンの餌が発見されました。
そして、自体はさらに悪化しています。
奇妙な名前の動物虐待者(TölenmeuchleまたはChefschächter)は、8月1日の、「シュラハテンジーで開催する犬屠殺祭り」の参加者を募っています。
さらに、そのサイトは、殺された子犬の写真を掲示しています。



 この、gegenhund.org「反犬主義者」の、「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」は実際に開催されました。gegenhund.orgのメンバーとその家族などの関係者、そして支持者などが200人以上参加し、祭りは大成功に終わりました。祭りの様子は、次回以降の記事で紹介します。
 ところで、gegenhund.orgがこのような祭りを開催した背景には、ベルリン市民間の、犬規制に対する激しい対立があります。「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」が開催された、グリューネヴァルト公園内のシュラハテンジーエリアは他の1ヶ所と合わせて、今年の5月15日から、犬が全面禁止となりました。犬全面禁止に反対する愛犬家らは、デモを繰り広げました。さらにそれを不服として、行政裁判を提起しました。しかし、判決は当エリアでの、犬全面禁止を妥当との判断になるであろうとの見方です。gegenhund.orgの「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」は、公園の当エリアでの犬全面禁止の勝利を祝うことと、愛犬家を挑発する意味があると思います。

 グリューネヴァルト公園内のシュラハテンジーエリアなどの犬全面禁止のニュースを引用します。ドイツのマスメディア、BZから、Jetzt wird Klage eingereicht Schlachtensee: Urteil zum Hunde-Verbot noch dieses Jahr 「ただ今訴状が提出されました。シュラハテンジーエリアなどの犬の全面禁止撤回は、今年後半に判決が出される予定です」。2015年7月15日。


Seit zwei Monaten gilt das Hunde-Verbot an Schlachtensee und Krumme Lanke.
Am Mittwoch war der erste Termin vor Gericht.
Hundebesitzer wollen das Verbot kippen.

シュラハテンジーとクルームランケにおける犬全面禁止は、2ヶ月間適用されました。
水曜日は、裁判所の最初の期日でした。
犬の飼い主たちは、これらのエリアでの犬禁止を覆したいのです。



 ところで、件のシュラハンテンジー湖があるグリューネヴァルト公園は、日本では「全域が犬のオフリードが認められた犬の運動領域としての公園である」と紹介されています。それをしばしばメディアなどに情報提供しているのは、自称ドイツ連邦獣医学博士の京子アルシャー大先生です。メディアのみならず、京都市議団のヨーロッパ動物愛護視察の際のガイドを行った際も、「この広大なグリューネヴァルト公園は、全域が犬のオフリードが認められた犬のための公園である。このようにベルリン市では犬の福祉に厚い」と説明しています。
 しかし真実は、同グリューネヴァルト公園は、犬が全面禁止のエリア、リードが義務付けられたエリア、オフリードが認められたエリアに分かれています。オフリードOKのエリアは、同公園の面積のわずか4%に過ぎません。むしろ犬禁止エリアの拡大など、近年では犬の規制が強化されています。京子アルシャー大先生の言われることは、平均で4%くらいしか真実はありませんが。その点については、改めて詳述します(続く)。


(画像)

 グリューネヴァルト公園内のシュラハンテンジーエリアでの、犬全面禁止に抗議のデモをする、ベルリン市の愛犬家たち。「公園は人と犬のためにある」という、横断幕を掲げています。

シュラハテンジー デモ


 シュラハテンジー湖畔の「犬禁止」の表示。

シュラハテンジー 犬禁止


 シュラハンテンジー湖で水泳を楽しむ市民。西ヨーロッパでは、海水浴場や湖の遊泳場は、ほぼ全てで犬禁止です。グリューネヴァルト公園でも、湖のあるエリアは、犬全面禁止にしても当然といえば当然なのですが。

シュラハテンジー 湖


 シュラハンテンジーエリアでの、gegenhund.org開催の、「犬屠殺と犬肉バーベキュー祭り」で集まった支持者など。「犬禁止反対」のデモに集まった人より多いような気がします。

シュラハテンジー 祭り


(参考資料)

 gegenhund.orgが開催した、Hunde-Schlachtefest 「犬屠殺犬肉バーベキュー祭り」の結果報告サイト。微グロ注意。愛犬家の方はご覧にならないでください。

Thema: Großes Gegenhund Sommergrillen am SCHLACHTENsee 1. 8. 2015 (Gelesen 79304 mal)

生きたままゴミとして捨てられた犬と猫~世界びっくり犬猫事件



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(Zusammenfassung)
Grausame Tierquälerei in Brasilien | Müllmann wirft verletzten Hund in Abfallpresse
Proteste auf Zypern: Hotelangestellte sollen Hund in Müllpresse geworfen haben


(本記事は、7,900ブログ中、18位を獲得しました)
 生きたまま、ゴミ収集車やゴミ処理機に投げ込まれた犬の事件が相次いてありました。また数年前には、生きた猫をゴミ箱に廃棄したイギリス人女性がいました。日本では、このような事件は聞いたことがありませんね。日本が特段犬猫に対して残酷で、動物愛護の精神に劣ると言う愛誤の主張は、疑ってかかったほうが良いようです。


 まず、ゴミ回収車に、生きたまま負傷犬(その負傷の原因は、ゴミ収集車に轢かれたことです)を投げ込んで処分したという事件です。ドイツのマスメディア、BILD紙のインターネット版ニュース、Grausame Tierquälerei in Brasilien | Müllmann wirft verletzten Hund in Abfallpresse 「ブラジルでの恐ろしい動物虐待 ゴミ収集員は、ゴミ回収車の中に怪我をした犬を投げ込みました」。2015年6月6日。


Presidente Figueiredo (Brasilien) – Die Bilder zeigen die Besatzung eines Müllautos, nachdem der schwere Transporter einen Hund angefahren und schwer verletzt hat.
Bei der Kollision mit dem Fahrzeug wurden dem braunen Mischlingshund offenbar beide Hinterbeine gebrochen.
Der Müllmann stieg aus, legte dem verängstigten Tier eine Kette um den Hals und schleifte es über den Gehweg bis zum Wagen.
Trotz schlimmster Quetschungen blieb der Hund dem Bericht zufolge noch kurze Zeit am Leben und muss unvorstellbare Qualen erlitten haben.
Er sagte, dass er dem Hund weitere Qualen ersparen wollte und deswegen so gehandelt habe.

写真はゴミ収集車の乗務員が写されています。
重いゴミ収集車は犬に接近し、そのために犬は重傷を負いました。
ゴミ収集車と衝突した茶色の雑種犬は、明らかに両方の後足を骨折していました。
ゴミ収集員は車外に出て、チェーンにおびえた犬の首を入れて、歩道を渡って犬をゴミ収集車まで引きずりました。
ゴミ収集員は、犬をつかんで、ゴミ収集車のゴミ圧縮機の中に投げ込みました。
報告書によれば、犬は重症を負い、残された、生きている短い時間の中で、想像を絶する苦痛を受けていたに違いありません。
ゴミ収集員は、さらにその犬が苦痛を受け続けることを回避したいと思って、そのような行動したと述べています。



(画像)

 上記、Bild紙の記事から引用。この犬は、直後にゴミ収集車に投げまれました。

ブラジル ゴミ 犬


 次はヨーロッパにおける同様の事件です。ドイツ最大手メディア、spiegel紙のインターネット版記事から、Proteste auf Zypern: Hotelangestellte sollen Hund in Müllpresse geworfen haben 「キプロスに抗議 キプロスのホテルの従業員は、ごみ圧縮機の中に犬を投込んだと言われています」。2014年7月14日。


Angestellte eines Hotels sollen dort einen Straßenhund lebendig in eine Müllpresse geworfen haben.
Einem Bericht des "Telegraph" zufolge hatten Mitarbeiter des Vier-Sterne-Hauses einen Straßenhund lebendig in eine Müllpresse geworfen .
Urlauber sollen den Hund - angeblich ein Pudel - später am Boden des Müllcontainers schwer verletzt, aber noch lebend gefunden haben.
Nach einigen Tagen sei das Tier namens Billy aber verendet.

(キプロスのホテルの)従業員は、ごみ圧縮機に生きたまま野良犬を投げ捨てていたに違いありません。
「テレグラフ紙」(イギリス最大手のメディア)の報道によれば、4つ星のホテルの従業員は、ごみ圧縮機の中に生きた野良犬を投げ込んでいました。
観光客が連れてきたプードル犬ですが、探していたその犬は、深刻な怪我を負ってそれでも生きている状態でゴミ箱の底で発見されました。
数日後、ビリーという犬が同様に発見されましたが、すでに死んでいました。



(動画)

 生きた猫をゴミ箱に捨てるイギリスの女性。2010年8月26日公開。

最も悪性な外来種、フェリス・カトゥス(猫)



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(summary)
Prime Minister Tony Abbott Please stop planned killing of 2 million Australian cats. We don’t want a war on kittens!
The plan watered down of the Australian Government?


 前回記事、「オーストラリア政府による野良猫200万匹駆除」は、実は骨抜きにされた公的事業、では、オーストラリア政府が2015年から2020年の5年にわたり、200万匹の野良猫を駆除する公的事業について書きました。当事業については、日本でも賛否が分かれてSNSなどでも議論がされています。しかしオーストラリアは、既に2006年に「1,800万匹(当時)生息しているとされるオーストラリア野野良猫は根絶方針である」ことを公表していました。またそれ以前から毒餌やわな、射殺などでも、かなりの予算をかけて野良猫を駆除してきました。私は「野良猫5ヵ年200万匹殺処分計画」は、むしろオーストラリア政府の姿勢が後退したとすら感じますし、「何を今更」という感じがしないでもありません。


(参考記事)

「オーストラリア政府による野良猫200万匹駆除」は、実は骨抜きにされた公的事業


 既に私は過去記事で取り上げていますが、オーストラリア政府の「オーストラリアに生息する推定1,800万匹の野良猫の根絶方針」を再び引用します。 上記の記述を裏付ける資料もあります。オーストラリア農林水産省が2006年に出した指針、Australian Animal Welfare Strategy Review of Existing Animal Welfare Arrangements for the Companion Animals Working Group「オーストラリアの動物愛護戦略 ワーキンググループ愛玩動物のための既存の動物愛護政策の見直しのための専門部会」http://www.daff.gov.au/__data/assets/pdf_file/0018/152109/aaws_stocktake_companion.pdf#search='Feral+cat+extermination+legal+Australia'(残念ながら資料は削除されました)では、次のように述べられています。
 The AVA believes eradication of feral cats from Australia is a desirable goal. Methods used to control feral cats should minimise risk to non.「オーストラリア政府は、オーストラリアからの完全に野良猫野猫が根絶することが望ましいゴールであると考えている。


 事実、2006年にオーストラリア政府が「1,800万匹の野良猫根絶方針」を表明した以降は、かなりの予算を用いて、連邦政府州政府とも、ハイテクな毒ガス噴射式わなや毒餌を開発し、野良猫駆除事業を行ってきました。それは、私の記事でも取り上げています。
 これらの記事で取り上げた資料によれば、2010年頃の、オーストラリアにおける野良猫の推定生息数は約1,800万匹でした。2010年以降も引き続きオーストラリア州政府は、野良猫のみに有効な毒餌の開発などを行い、積極的に「根絶に向けて」野良猫の駆除を行ってきました。しかしわずか2010年から2015年の5年間という短期間で、オーストラリアに生息する野良猫は、1,800万匹から2,000万匹と、約1割も生息数を増やしているのです。
びっくり!世界の猫事情~オーストラリアの猫ボランティアは野良猫駆除ー1
奄美群島は野生生物保護のために猫のTNRを廃止し、早急に捕獲排除へ方針転換せよ~諸外国の希少生物保護のためのノネコ・野良猫対策は駆除がスタンダードです

 前回記事で取り上げた、オーストリア政府発表の、「2015年~2020年までの5ヵ年野良猫殺処分事業」とは、「一定区域を在来生物の保護区としてフェンスで区切り、その内部では、野良猫を根絶する」ものです。つまり、2006年当時の、「オーストラリア全土で野良猫を根絶させる」方針を転換したとも言えるのです。
 2006年からオーストラリア政府は、国を挙げて野良猫根絶事業を行ってきました。しかし、思うような結果が出なかったのです。そのために、在来生物を野良猫から守るための特定の区域をフェンスで区切り、その中は集中して野良猫を駆除するという方針に変えたのです。「オーストラリア全土で野良猫を駆除するのは不可能である。しかしこのままでは野良猫に食害される在来生物は絶滅の危機にある。そのために、特定の区域を野良猫の出入りができないようにフェンスで区切って、その中では徹底的に野良猫を駆除する」です。
 
 2015年からの野良猫200万匹殺処分事業は、当初のオーストラリア政府の野良猫根絶方針とは、ある意味では方針は後退したとも言えるのです。それは野良猫に対する動物愛護上の理由ではなく、予算や在来生物の実現性からの妥協案とも言えるのですが。
 しかしオーストラリアの連邦政府、州政府の公的野良猫駆除事業、それに民間人ハンターらの駆除努力にもかかわらず、わずか5年間で生息数を1割も増やしたとは、フェリス・カトゥス(猫)とは恐ろしい種です。猫は環境対応力や繁殖力もさることながら、駆除を阻む人的要素も影響して、極めて根絶が難しい悪性外来種です。猫は、世界の侵略的外来種ワースト100の指定種です。哺乳類はわずか14種で、そのうち日本で外来種として定着しているものは、猫、クマネズミ、ハツカネズミ、ヌートリアです。猫のような、悪性の外来種を、自然の生態系の中で保護する必要は全くありません。


(動画)

 オーストラリアの害虫・害獣駆除会社のプロモーションビデオ。オーストラリアでは野良猫は、クマネズミなどと同等に有害生物であり、駆除が普通に行われています。



プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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