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年間8,000~1万3,500匹の野良猫を射殺駆除していたオランダ






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 オランダは周辺の西ヨーロッパ諸国と同様に、野良猫の狩猟駆除を行っていました。その数は年間8,000から1万3,500匹にも及びます。しかしオランダの動物愛護団体らの要望を受けて、狩猟協会は2013年に野良猫の狩猟駆除を自主的に止めることを同意しました。オランダの動物愛護団体らは、野良猫の数の抑制策として、TNRを推進していく方針です。


 オランダは2013年まで野良猫対策として、野良猫の狩猟駆除を行っていました。狩猟駆除で射殺される野良猫の数は、年間8,000から1万3,500匹にも及びました。オランダの人口は1,686万人(2014年)ですので、狩猟駆除だけでも、人口比では日本の猫の公的殺処分数に匹敵します。しかし2013年には、全オランダの狩猟協会が野良猫の狩猟を自主的に廃止することに同意しました。野良猫の数の抑制をTNRにより行うことに同意したのです。
 ドイツは、現在も犬猫の狩猟駆除が広く行われています。ドイツの動物愛護団体は、オランダの野良猫の狩猟駆除を、狩猟協会が自主的に廃止したことを、高く評価しています。 
 オランダの動物愛護団体のHPから引用します。Dierenbescherming schiet zwerfkat te hulp(オランダ語)「野良猫を射殺から救う」。2013年4月10日。なお、原語はオランダ語ですが、極めて親和性が高いドイツ語に自動翻訳した上で日本語に訳しています。


Schießen Streu tierrettung .(ドイツ語訳)
Jedes Jahr werden etwa 10.000 Streuschuss gibt, nach der Tierschutz.
Die Tiere zu erfassen und Sterilisation wäre eine bessere Methode.
Nach dem Tier jährlich zwischen 8.000 und 13.500 streunende Schuss in den Niederlanden.
Die Organisation setzt sich für eine tiergerechte Ansatz, die Bevölkerung beispielsweise durch das sogenannte Neuter Return-Falle (TNR) Verfahren zu kontrollieren.

野良猫を射殺から救助すること。
毎年、約1万もの野良猫の射殺は、動物福祉で対処しなければなりません。
野良猫を捕獲して去勢するのが、より良い方法でしょう。
オランダでは、毎年8,000から1万3,500もの野良猫が射殺されています。
愛護団体は、例えば、いわゆる中性リターントラップ(TNR)の野良猫の数を制御するための、動物に優しいアプローチを提唱しています。



 上記の、動物愛護団体らの要請を受けて、狩猟協会は自主的に野良猫の射殺を行わないことを表明しました。オランダのマスメディア、Metronieuwsのインターネット版記事から引用します。なお言語はオランダ語ですが、オランダ語に極めて近いドイツ語に自動翻訳した上で日本語訳をしています。
 Jagers willen niet op katten schieten(オランダ語)。2013年10月2日。「ハンターは、猫を射殺しません」。


Jäger nicht auf Katzen zu schießen .(ドイツ語訳)
In ihrem Kampf gegen die Erschießung von streunenden Katzen durch Spaß Jäger erhalten die Tier unerwartete Hilfe.
Hunter Verband KNJV auf humane Lösungen für die Probleme zusammenarbeiten die die Tiere verursachen, da in den Club wissen angezeigt.

ハンターは、猫を射殺しません。
喜ばしいことに、ハンターを通じて野良猫の射殺との戦いでは、野良猫たちは予想外の助けを得ました。
狩猟協会(KNJV)は、要望されているとおり、動物が引き起こす問題の人道的な解決策に協力することとなりました。



 私はかつて、オランダの動物愛護事情に関する記事を書いています。日本ビジネスプレス社の記事、「(オランダは)野良犬も野良猫もいない国 ~」に対する問い合わせの回答がありました。日本ビジネスプレス社の記事の、「オランダには野良犬も野良猫もいない」という内容に疑問を投げかけ、それに反するオランダやドイツの資料を示しました。
 これらの一連の記事で、私のブログから離れたSNSなどで「さんかくたまごは嘘をついている。私はオランダ在住なのでオランダに野良猫がいないことを知っている」と大騒ぎした人物がいます。直接私のブログにコメントや、公開メールにはメールをせず、私のブログ読者様や、ブロ友様にSNSやコメント投稿して、「さんかくたまごの記事は嘘である」と再三伝えてきました。 例えば、このようなメールを、人づてに頂いています。


Facebookに投稿くれた**さんからこんなメッセージが届きました。
さんかくたまごさんに直接コメントを入れて下さいと頼んだのですが、コメントをして頂けず他でもさんかくたまごさんの情報が間違ってる事を投稿されてる様です。
こんな時はどうすれば良いでしょうか?
アドバイスお願いします。

「○○様 有り難うございます。 さんかくたまごさんのブログを拝見いたしました。このかたはご自身でお調べになられたことを優先されているような気がいたしましたので、私からのコメントを控えました。長年オランダに住んでいますが、野良犬らしき犬は一度も見たことありませんし、脱走してしまった猫ちゃんが迷い猫としている場合もありそうですが(友人の猫が動物病院に連れて行った帰りに駐車場から脱走し、未だに見つかっていない猫ちゃんもいます。しかしもちろんマイクロチップ装着していますが、未だに手がかりがありませんので、いわゆる野良猫化してしまった可能性はあります。でもそこかしこにそんな猫がいるのは見たことがありません。ですので、このTNRも???と思っているところです。多くの猫ちゃんは家を自由に出入りしていますので、ちょっと見は野良猫に見えるのかもしれませんが、少なくとも私が住んでいるところには野良猫はいません。また避妊・去勢はほとんどされていますので、発情期のねこちゃんの鳴き声を聞いたことはありません。なので機会があれば、せひオランダに視察にいらしてほしいほどです。」



 あ、うっかり。アドヴァイスを求められていたのに忘れていたわ。申し訳ありませんでした。この自称オランダ在住の**さんですが、ほかの方から経由で、「あなた(さんかくたまご)は間違っている。資料を送りたいからこちらにメールせよ」とjpドメインのメールアドレスをブログにコメントしてきました。
 私の書いた記事に対しては、私のブログにコメントするか、公開メールに直接メールするのが常識です。無関係な人を巻き込んで迷惑をかける神経がわかりません。また、私はこの記事に対するFace Bookでの議論の内容を見ておりませんので、お答えできません。

 私は、日本ビジネス社の、「(オランダは)野良犬も野良猫もいない国」という記述に対しては、「それは嘘である」とは一回も記述していません。それに反するオランダのマスメディアの記事やオランダ政府のHPの記述、「オランダでは野良猫による生態系への被害が深刻である」を引用しました。そして、日本ビジネスプレス社の記事の記述、「オランダは野良犬猫はいない」が、「それは本当なのか」と、読者様に疑問を投げかけ、読者様に判断していただくことを趣旨としています。
 自称、オランダ在住の**様には、ネット上でのマナーを守っていただきたいと思います。無関係の人を巻き込んで、迷惑をかけて良いというものではありません。オランダの野良猫対策については、その他にも資料がありますので、次回以降にご紹介します(続く)。
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似非(エセ)ジャーナリストが日本の動物愛護をダメにする~磯村かのん氏






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(Zusammenfassung)
Journalistin (?) , Isomura Kanon Frau (磯村かのん).
Sie ist ein Lügner Journalist.
Sie schrieb Artikel wie dieser.
"Tiere getötet werden gleich Null ist, in der Schweiz. Da es ein solches Gesetz.
Hunde und Katzen gibt es keine Inhaber wird in der Institution der Öffentlichkeit übernommen,Und auf die Pflege bis zu seinem Tod. Hund, Katze, Verkaufsverbot in der Tierhandlung, in der Schweiz. Dog Produktion von Katzen, ist staatlich kontrollierten. Jedoch in Japan, Hunde und Katzen sind wie die Juden in Nazi-Deutschland-Ära getötet. (Dies ist eine illegale Beschreibung)."


 私は、NHKのスイスの動物愛護に関する報道の嘘誤りを記事にしています。具体的には、こちらをご覧ください。まとめ NHK「週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ命は捨てられる?」は狂気の嘘プロパガンダ番組(記事数14本。この番組の嘘偏向は、すでに指摘した以外にもあります。それは後に取り上げます)。NHKなどの巨大メディア以外でも、海外の動物愛護に関する報道で正確なものはほぼ皆無です。


似非(エセ)の意味


 今回は、Japan In-depthのインターネット版記事、[磯村かのん]<動物遺棄の現状>年間16万匹の犬猫が殺処分される日本。永眠までケアするスイス。(2014年3月8日)を取り上げます。
 以下に引用します。


①スイスでは動物の殺処分は禁止されている。
②動物愛護センターでは動物を殺さずに辛抱強く里親を探し、里親が見つからない場合は、永眠するまで面倒をみるのです。
③スイスのペットショップで犬猫の売買は禁止されているので、ショップでは餌や首輪などのペットグッズのみが売られています。
④犬猫は政府の認可を受けたブリーダーのみ販売可能で、責任を持って売れる数だけ動物を繁殖させるよう規制されています。
日本の動物愛護センターによると、平成24年に殺処分された犬猫の数は年間16万匹にも上ります。
⑤ナチス・ドイツを連想させる小さな密閉された部屋に動物を入れ、炭酸ガスで窒息死させるのが一般的です。



 以上の、①②③④は、全て「嘘」、もしくは事実の歪曲です。⑤は、不適切な表現です。では、順を追ってその根拠を示します。リンクは私の記事ですが、それぞれの記事にスイスの法令、マスメディアの記事などの根拠を示しています。

①スイスでは動物の殺処分を禁止している。

スイスには、そのような法律はありません。
スイスの多くの州では飼育を禁じる犬種を州法で定めており、禁止犬種や咬傷事故を起こした犬、危険と判定された犬は、行政が押収して強制的に殺処分する権限があると法律で定められています。
行政による、強制殺処分数は一定数あります。
また猫は通年狩猟駆除の対象であり、フリーローミングであれば、飼い猫であっても狩猟駆除が推奨されています。
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー1
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー2
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー3
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー4
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー1
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー2

②スイスの動物愛護センターは、殺処分をせず譲渡先を探し、見つからなければ終生飼育する。

「動物愛護センター」は、日本の公的施設の名称であり、スイスの動物保護施設が公的施設と誤解されるおそれがあり、不適切です。
スイスには、日本のような公的な動物保護施設はありません。
完全民営のティアハイムがあります。
ティアハイムは殺処分(安楽死)を行いますし、不要ペットの引き取りも販売(譲渡)も極めて高価です(例えば不要犬の引取り料金が日本円で5万円、販売価格が10万円超)。
終生飼育するのは、飼い主がティアハイムに極めて高額の飼育委託費を払い続ける限りにおいてです(大型犬の飼育委託費は、月額十数万円)。
不要ペットの引き取りや譲渡が「極めて安価、もしくは無料」と誤認させる、不適切な記述です。
また「終生飼育」も、全ての犬猫など(元野良でも)無料で行うと誤解させる、不適切な記述です。
ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の販売価格が600スイスフラン(日本円で約8万円)以上だって!!!
ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の委託飼育料が一日当たり32スイスフラン(日本円で約4,000円)!それだけ払えば終生飼育して当たり前でしょう!
ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~猫の飼育委託費が月額7万円、引取り料金が4万円以上とは!
「ティアハイム」は非営利団体なのか

③「スイスのペットショップで犬猫の売買は禁止」。

禁止されておりません。
州の免許を受ければ生体販売ペットショップが開業できます。
事実、犬猫の生体販売ペットショップもあります。
さらに販売数が一定数未満であれば(例えば犬ならば年間20頭未満)、全く法の規制を受けません(2013年に発行した、チューリッヒ州の行商禁止は除外)。
NHKよ、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」とは気が狂ったのか~スイス連邦法令で、ペットショップでの生体販売を行うことを許可していますが?

④「犬猫は政府の認可を受けたブリーダーのみ販売可能」。

一定数未満であれば、法的規制は受けません。
つまり犬ならば繁殖回数年3回未満、猫ならば5回未満までならば、免許も不要で自由にできます。
また、生産数を行政が規制することはありません。
スイスは自由主義経済を採用しています。
さらに、一定規模未満のブリーダーは、法的規制がありませんので、規制のしようがなく、そもそも生産数の把握のできません。
NHKよ、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」とは気が狂ったのか~スイス連邦法令で、ペットショップでの生体販売を行うことを許可していますが?

⑤「ナチス・ドイツを連想させる小さな密閉された部屋に動物を入れ、炭酸ガスで窒息死させる」。

ナチスによるユダヤ人虐殺を動物の屠殺などに例えることは、「人権犯罪である」という判決が、ドイツ連邦最高裁判所、さらにはヨーロッパ人権裁判所で確定しています。
このような不適切な表現は、ヨーロッパでは犯罪、アメリカでは反道徳的であり、損害賠償の対象です。
磯村かのん氏は、自らを「国際人」と称していますが、そのような常識も知らないとは笑止です。
愛誤さん、動物の擬人化は人権侵害ですぞ~日本の犬猫殺処分をアウシュビッツに喩えるのはお止めなさいー1
愛誤さん、動物の擬人化は人権侵害ですぞ~日本の犬猫殺処分をアウシュビッツに喩えるのはお止めなさいー2


 繰り返しますが、日本で報じられている海外(彼らが「動物愛護先進国」と称している欧米)の動物愛護に関する情報は、ほぼ全てが「嘘」「偏向」「事実を歪曲、都合のよい抜き書き」です。しかしそれらの情報を元に、日本の動物愛護が論じられているのが現状です。いわく「海外の動物愛護先進国ではこうだ。だから日本は遅れている。日本も、海外の動物愛護先進国に倣わなければならない」です。
 しかし元となる情報が真実ではありません。妄想レベルです。「理想とは、現実化できる最高レベルのもの。それを超えるものは空想。空想が現実と区別がつかなくなるのが妄想。妄想が常態化した人は狂人」。妄想は、現実世界では実現しません。しかし妄想を元に、日本では現実に愛護(誤)活動が行われています。無駄な努力であるばかりか、社会にとってマイナスです。その妄想に加担しているのが、プロのマスメディアであり、似非(エセ)ジャーナリストです。

「ティアハイム」は非営利団体なのか






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(Zusammenfassung)
unternehmerinfo.de
Vereine und Steuer
Hat die Rechtsform des Vereins steuerrechtliche Bedeutung?
eingetragener Verein = e.V.


 ドイツ、オーストリア、スイスなどのドイツ語圏における動物保護施設、「ティアハイム」はしばしば「非営利団体」と日本で紹介されています。とはいえ、「ティアハイムは非営利団体である」と報じたマスメディアさえも、ティアハイムの法人組の法的性格や課税について報じているところはほぼ皆無であり、報じている側も無知のようです。そして「ティアハイムは非営利団体」という情報が遠く離れた異国の日本で、ティアハイムの虚像が異様に膨らみ、モンスター化して定着しています。私は「ティアハイムは完全民営の営利性の強い団体」と称しています。


 まずその団体が、「営利団体」であるか、「非営利団体」であるかは、明確な線引きができません。例えば株式会社は営利団体の筆頭でしょうが、株式会社も非営利活動を継続的に行っているところが少なくありません。最も非営利性が高い団体は公益法人ですが、公益法人であっても収益事業を行えばその事業から得た収益には法人税が課税されますし、消費税も課されます。
 ティアハイムを、著しく公的機関と誤認させる、はなはだしきは公的機関であると言う情報も多々日本では流布されていますが、そのような情報は情報提供者が無知蒙昧であるか、意図的に視聴者を誤解させることを意図したものであって問題外です。ティアハイムは少なくとも、ドイツ、オーストリア、スイスでは完全民営団体です。公的機関の出資を受けた、日本で言う第三セクターも私が知る限りありません。

 その団体の「非営利性」は相対的なものです。非営利性が高い法人形態を順に挙げれば、公益社団・財団法人→特定非営利活動法人(NPO法人)→一般社団法人→一般法人(協同組合→株式会社)、となるでしょう。私は、ティアハイムの法人形態は、協同組合が最も近いと思います。ただ、ドイツなどの税法や法人に関する法律はそのまま当てはめられません。正確に言えば、協同組合に近い法人形態であるものの、非営利事業も認められており、それに対しては非課税であるということです。
 ティアハイムが採用する法人形態、e.v(eingetragener Verein )は、「法人登記された会員組織」という意味です。このe.v
に関しての説明を、unternehmerinfo.deから引用します。


eingetragener Verein = e.V.
Wann dient ein Verein gemeinnützigen Zwecken ?
geistigem oder sittlichem Gebiet selbstlos zu fördern .
Unter diesen Voraussetzungen werden z.B. folgende Förderzwecke als gemeinnützig anerkannt:
Muss ein Verein Körperschaftsteuer und Gewerbesteuer bezahlen ?
1. Ideelle Tätigkeit Dazu gehören Mitgliedsbeiträge, Aufnahmegebühren, Zuschüsse und Spenden.
2. Vermögensverwaltung Hierzu gehören z.B.: - Zinsen aus Bankguthaben -
3. Wirtschaftliche Betätigung durch steuerbegünstigten Zweckbetrieb.
4. Wirtschaftliche Betätigung . Erträge aus einem wirtschaftlichen Geschäftbetrieb sind steuerpflichtig .

法人登記された会員組織
慈善事業となる場合は?
完全非営利で道徳または学術を促進する分野。
これらの条件下で、例えば次のもので啓発活動を目的とするものは慈善事業と認識されます。
協会が法人税と事業税を払わなかればならない場合は(営利事業)?
1、会員の会費、入会金、助成金や寄付などが包含されます。
2、資産運用益ー銀行預金の利息などー
3、非課税を目的とした事業に反するもの。
4、商業事業からの収入は課税対象です。



 というわけで、ティアハイムの非課税対象は限定的です。例えば日本で非営利法人といえば、まず連想するのは「公益社団法人・財団法人」です。公益事業と認められるものは、有償の役務(サービス)の提供であっても、その収益に対しては法人税も消費税も課税されません。例えば、神戸市動物管理センター(神戸市の犬猫などの収容施設)と民間の非営利団体(公益社団法人 日本動物福祉協会)が協同して行っている有償の犬猫の一般事業は、法人税も消費税もかかりません。有償といっても、ワクチン代の実費7,000円程度ですが。
 対してティアハイムは、犬猫などの販売価格の価格は極めて高価(ドイツ、スイスの例を挙げれば日本円で5万円台~10万円前後)であり、引取り料金も飼育委託費も高価です。また、これらの「商業的事業」には法人税も事業税も付加価値税(≒消費税)も課税されます。

 従って、私は「ティアハイムは完全民営の営利性が強い団体」と今まで記述しています。「完全な営利団体である」とは記述していません。一部であるにしろ、慈善事業とされる事業に対しては課税されないからです。私がその団体の非営利性、営利性を判断する根拠は、「非課税事業の範囲が広いか、実際に行っている事業で非課税事業が多いか」で判断します。さらに個別の事業に対しては、課税されるか否かで非課税であるかどうかを判断します。
 ティアハイムの事業では、犬猫などの一般譲渡、有償での引き取り、老犬犬猫ホーム事業という、課税事業の比率が高いのです。また、日本でティアハイムを評価する方々は、それらの事業を主に評価し、紹介しています。

 日本でのティアハイムの報道は、あまりにも一部の事実の抜き書き、偏向、捏造がひどすぎます。単に「非営利団体である」と報道するのは誤解を招き、「嘘報道」といっても過言ではないと思います。マスメディアも含め、ティアハイムの曖昧でかつ、「一部の事実の抜き書き、偏向、捏造」の報道は、意図的に誤ったティアハイムの虚像を日本に定着させ、それを悪用する勢力が存在していると判断せざるを得ません。
 私は、ティアハイムの営利性を批判しているのではありません。犬猫の販売においても、多くの業態が存在することはむしろ自由主義経済を採用する国においては、当然だと思っています。

 なお、ティアハイムの日本での報道に関しては、こちらでもコメントしています。興味のある方は、ぜひこちらも併せてお読みください。
さんかくたまご様、コメント返信


(画像)

 NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?から。知識がない視聴者に対して「ティアハイムは非営利団体」と報じることは、誤解を招きます。ひいては「誤報道」と行っても過言ではないと思います。ティアハイムが「非営利団体」かそうでないかは、犬猫などの販売価格や引取り料金、老猫老犬ホームの料金や、それらが課税対象の商業的事業であることなどを報じ、視聴者が判断すべきことがらだと思います。

NHK週間ニュース深読み なぜ命は捨てられる


(追記)

 一連のスイスのティアハイムの記事で、「スイスのティアハイムの販売やサービスの料金には、おそらく十数%の付加価値税がかかる」と記述しましたが、スイスの付加価値税の税率は案外低かったです(他の西ヨーロッパ諸国では、20%前後が多いので)。おそらくティアハイムの販売、サービスに対する課税は、8%と思われます。後ほど、記事の内容を訂正しておきます。

Eidgenössische Steuerverwaltung Mehrwertsteuer MWST
「スイス連邦税務管理 付加価値税(MWST)」

ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~猫の飼育委託費が月額7万円、引取り料金が4万円以上とは!






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(Zusammenfassung)
Preise der Tier Heim ist sehr teuer ,in Der Schweiz.
Auch auf diese Weise, um HP Tier Heim Ttierheim Paradiesl geschrieben.
DIENSTLEISTUNGEN UND PREISE
”KATZEN – Pensionspreise und Angebot
Fr. 17.– pro Tag Katzenhaus mit 100m2 Auslauf, Gruppenhaltung, Markenfutter.
jede weitere
Fr. 14.– pro Tag Katzenhaus mit 100 m2 Auslauf, Gruppenhaltung, Markenfutter.
Möchten Sie einer kastrierten Katze ein neues Zuhause schenken liegt der Übernahmebetrag bei Fr. 300.– excl.
Möchten Sie eine Katze abgeben ist der Abgabebebetrag für Leute aus den Kantonen Ob- und Nidwalden Fr. 100.– (wenn die Katzen kastriert und vollständig geimpft sind) ansonsten je nach Aufwand.
Ausserkantonal erheben wir einen Abgabebetrag von Fr. 300.–.
Alle Preise verstehen sich excl.”
NHK (Japan staatlichen Medien) hat berichtet, dass "Tier Heim ist eine Non-Profit".
Es ist eine große Lüge.


  記事、ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の販売価格が600スイスフラン(日本円で約8万円)以上だって!!!ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の委託飼育料が一日当たり32スイスフラン(日本円で約4,000円)!それだけ払えば終生飼育して当たり前でしょう!、の続きです。これらの記事では、スイスのティアハイムでの犬の譲渡価格と飼育委託の料金について述べました。例えばメスの成犬の販売価格が不妊済みのものが付加価値税(消費税)やティアハイムの入会金などを加算すれば、日本円で十数万円になり、大型犬の飼育委託料も、月額日本円で10数万円になることなどです。今回は、猫の引き取り手数料などについて紹介します。


「阿漕(アコギ)」の意味


 前回、前々回でも引用した、スイスの、Tierheim Paradiesli 「ティアハイム パラディスリ」のHPから引用します。今回は、当ティアハイムにおける、「猫の引き取り価格と飼育委託費」について紹介します。
 DIENSTLEISTUNGEN UND PREISE 「サービスと価格」。


KATZEN – Pensionspreise und Angebot
Fr. 17.– pro Tag Katzenhaus mit 100m2 Auslauf, Gruppenhaltung, Markenfutter.
jede weitere
Fr. 14.– pro Tag Katzenhaus mit 100 m2 Auslauf, Gruppenhaltung, Markenfutter.
Möchten Sie einer kastrierten Katze ein neues Zuhause schenken liegt der Übernahmebetrag bei Fr. 300.– excl.
Möchten Sie eine Katze abgeben ist der Abgabebebetrag für Leute aus den Kantonen Ob- und Nidwalden Fr. 100.– (wenn die Katzen kastriert und vollständig geimpft sind) ansonsten je nach Aufwand.
Ausserkantonal erheben wir einen Abgabebetrag von Fr. 300.–.
Alle Preise verstehen sich excl.

猫ー老猫ホームの料金とご提案
一日当たり17スイスフラン(日本円で2,159円。1スイスフラン=127円)です。
100平米の運動場付きの集合猫舎(個室ではない)で、一流メーカーのフードが提供されます。
猫を追加した場合。
一日当たり14スイスフラン(日本円で1,778円)です。
100平米の運動場付きの集合猫舎(個室ではない)で、一流メーカーのフードが提供されます。
あなたが去勢済の猫に新しい家を与えたい場合(新しい飼い主に譲渡する)は、地元でなければ猫の引取り料金は、300スイスフラン(日本円で3万8,100円)をお支払い下さい。
オプヴァルデンとニトヴァルデンの州内の方であれば、対処(猫は去勢と完全に予防接種をしている場合)がされていれば、それに応じて料金は100スイスフラン(日本円で1万2,700円)です。
州外の方であれば、料金は300スイスフラン(日本円で3万8,100円)です。
価格は全て税抜きです。
それに付加価値税(消費税のようなもの。8%)がかかります。



 スイスの猫の飼い主さんは、「猫が飼えなくなった。でも安楽死させるのは忍びない」となれば、確実にティアハイムで終生飼育してもらおうとなれば月額で約7万円以上もかかるのですね(上記の料金に付加価値税と利用の際にはティアハイムの入会金なども必要なためです)。
 引き取ってもらうには、ティアハイムと同じ州内でワクチン、不妊去勢手術済みであれば1万2,700円+付加価値税とティアハイムの入会金などで済みます(それでも高価だと思います)。しかし州外であれば、総額は4万円を超えます。

 なお、老猫老犬ホームでの飼育委託と、引取りの違いは、所有権が移転するか否かの違いです。老猫老犬ホームに飼育委託する場合は、飼い主に所有権があります。ですからいつでもティアハイムから引き出せますし、処分権(第三者に販売することや殺処分すること)は、ティアハイムにはありません。
 対して「引取り」は、元飼い主から、犬猫などの所有権がティアハイムに移転します。つまりティアハイムが第三者に販売する、殺処分を行うことができます。なお、ティアハイム(英語圏ではアニマルシェルターですが)に犬猫などを引き取ってもらった場合、その後のことは聞かないのが不文律だそうです。猫を300スイスフランで引取り、右から左へ安楽死処分すれば儲かりますね。引取り料金より安楽死の料金の方が、はるかに安いからです。ティアハイムは完全民営企業ですので、施設内での犬猫などの、殺処分数や率など公表する義務はありません。だから真実は闇の中ですが(大笑い。


(追記)

 本記事とは関係ありませんが、読者様からソースを頂いたので、こちらで紹介します。記事、「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー4 イギリス法の曖昧な翻訳とマスメディアの嘘報道、愛誤団体等の拡散により、嘘情報はモンスターと化した、に頂いたコメントです。


ajna様

イギリスのペットショップの画像があるといいかなと探していて
たまたま見つけました。
イギリスのラジオ局の記事みたいです。
”London Humane Society Praises Proposal to Ban Sale of Cats and Dogs in Pet Stores”2013.8.16
ロンドン動物愛護協会会長はペットショップでの犬猫販売禁止を市議に支持するよう要請
要請するんだから禁止されてないってことですね。



(画像)

 ロンドンのペットストア。

イギリス ペットストア

ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の委託飼育料が一日当たり32スイスフラン(日本円で約4,000円)!それだけ払えば終生飼育して当たり前でしょう!






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(Zusammenfassung)
Preise der Tier Heim ist sehr teuer ,in Der Schweiz.
Auch auf diese Weise, um HP Tier Heim Ttierheim Paradiesl geschrieben.
DIENSTLEISTUNGEN UND PREISE
"HUNDE – Pensionspreise und Angebot
HUND sehr gross ab 40 Kg Fr. 32.– pro TagTäglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
HUND gross 25-40 Kg Fr. 30.– pro Tag Täglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
HUND mittel 15 – 26 Kg Fr. 25.– pro Tag Täglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
HUND klein bis 15 Kg Fr. 22.– pro Tag Täglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
Einzelhaltung nicht rudelfähig Fr. 35.– pro Tag das Tierheim behält sich das Recht vor zu entscheiden, ob ein Hund rudelfähig ist oder nicht.
Alle Preise verstehen sich excl.MwST"
NHK (Japan staatlichen Medien) hat berichtet, dass "Tier Heim ist eine Non-Profit".
Es ist eine große Lüge.


 記事、ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の販売価格が600スイスフラン(日本円で約8万円)以上だって!!!、の続きです。前回記事では、スイスのティアハイムでの犬の譲渡価格が、不妊済みのメス犬成犬で700スイスフラン+付加価値税(消費税)やティアハイムの入会金などで、日本円で約10万円になることを書きました。しかも人気の純血種とは限りません。多くは雑種です。今回は、犬が飼えなくなった飼い主がティアハイムに飼育を委託する際の料金について紹介します。日本で言われている、「ティアハイムは終生飼育する」は、元飼い主が飼育委託料を払う場合であり、ティアハイムの老犬猫ホーム事業に限ってのことです。


「阿漕(アコギ)」の意味


 前回記事、ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の販売価格が600スイスフラン(日本円で約8万円)以上だって!!!、では、スイスのティアハイムの実例を挙げて、引き取った犬の再譲渡価格と、不要犬の引き取り手数料を紹介しました。なお、取り上げたティアハイムの犬の再販売価格は例外的に高価というわけではなく、スイスのインターネット掲示板などで紹介されている平均的な「価格」です。
 今回は、犬の老犬ホームの料金を紹介します。なお日本では、「ティアハイムでは終生飼育を行い、けして殺処分することはない」と喧伝されていますが、終生飼育を行うのは、元飼い主が極めて高額の飼育委託料を払い続ける限りにおいてと言っても過言ではないです。全ての野良犬猫を引き取り、それらを全て終生飼育するというのは「大嘘」です。ティアハイムの「老犬猫ホーム」事業が、日本で喧伝されている、「ティアハイムは終生飼育して殺処分ゼロ」のからくりです。

 前回記事でも引用した、スイスの、Tierheim Paradiesli 「ティアハイム パラディスリ」のHPから引用します。今回は、「犬の老犬ホーム(飼い主が飼えなくなった犬の飼育委託事業)」の料金について紹介します。
 DIENSTLEISTUNGEN UND PREISE 「サービスと価格」。


HUNDE – Pensionspreise und Angebot
HUND sehr gross ab 40 Kg Fr. 32.– pro TagTäglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
HUND gross 25-40 Kg Fr. 30.– pro Tag Täglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
HUND mittel 15 – 26 Kg Fr. 25.– pro Tag Täglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
HUND klein bis 15 Kg Fr. 22.– pro Tag Täglicher Auslauf, betreut, Gruppenhaltung, Markenfutter.
Einzelhaltung nicht rudelfähig Fr. 35.– pro Tag das Tierheim behält sich das Recht vor zu entscheiden, ob ein Hund rudelfähig ist oder nicht.
Alle Preise verstehen sich excl.MwST

犬の老犬ホームの料金とご提案
非常に大きな大型犬で、40kgを超えるものの一日あたり32スイスフラン(日本円で4,064円。1スイスフラン=127円)です。
毎日の運動、トレーナー、グループ飼育(個室ではない)、一流メーカーのフードが提供されます。
25kgから40kgまでに犬は、一日あたり30スイスフラン(日本円で3,810円)です。
毎日の運動、トレーナー、グループ飼育(個室ではない)、一流メーカーのフードが提供されます。
15kgから26kgまでの犬は、一日あたり25スイスフラン(日本円で3,175円)です。
毎日の運動、トレーナー、グループ飼育(個室ではない)、一流メーカーのフードが提供されます。
15kgまでの小型犬は、一日あたり22スイスフラン(日本円で2,794円)です。
毎日の運動、トレーナー、グループ飼育(個室ではない)、一流メーカーのフードが提供されます。
一日辺り35スイスフランのパッケージ料金に対応していない、個室犬舎の場合は、ティアハイムが犬の(飼育委託料金の)パーケージ化が可能かどうかを決定する権利があります
価格は全て税抜きです。
付加価値税(消費税のようなもの)が課税されます。



 以上の料金では、大型犬では月額が税金を含めれば1数万になります。スイスは物価が高いですし、最近はスイスフランが割高に買われていることを考慮しても、私は暴利で阿漕(アコギ)な商売としか判断せざるを得ません。
 日本の乗馬クラブの、馬の預託料金にも匹敵します。サラブレッドなんて、軽く体重は500kgを超えますし、食べる量も運動量も、調教の手間も大型犬とは比べ物になりません。私ならば、月額それほどまでの高額の料金を払うのであれば、元競走馬を引き取って乗馬クラブに預けます。それよりスイスでティアハイムを経営したくなりました(大笑い。

 ティアハイムのこのような極めて高額の料金は、猫でも同様です。次回は同じスイスのティアハイムにおける、猫の再販売価格と老猫ホームの飼育委託料金について紹介します。


(画像)

NHK週間ニュース深読み なぜ命は捨てられる

 ところで、NHKは番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)で、次のように報じています。
 「①スイスでは、ペットショップは廃止し、営利売買を禁じた」「②ティアハイムという非営利団体を作り、引き取られた犬を譲渡する」。

 ①ですが、スイスでは、ペットショップを禁じる法律はありませんし、ペットの生体販売を行うペットショップは普通にあります。法律でペットショップが犬猫を含めて生体販売を行う規定が定められています。また、一定規模未満であれば、犬猫を含む生体販売の規制はなく(2013年に初めてチューリッヒ州で露天行商販売の類が禁じられましたが)、法的規制はありません。ですか日本で禁じられているインターネット販売は極めて盛んです。
 ②ですが、ティアハイムは完全民営で、法人形態も営利組織です。「ティアハイムという非営利組織を作り」の「作り」は、公的な制度によるものと誤解を招きます。ティアハイムの犬などの販売価格は、営利で販売えす。完全に営利で販売です(ティアハイムのHPでも「価格」と「明示しています)。「スイスで生き物の営利売買を禁じてティアハイムを作った」という矛盾について、回答するべきでしょうね。

ティアハイムのあまりにも暴利で阿漕(アコギ)な商売~犬の販売価格が600スイスフラン(日本円で約8万円)以上だって!!!






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(Zusammenfassung)
Verkaufspreis der Tierheim der Hunde sind teuer,In Der Schweiz.
eine kastrierte Hündin 700 Schweizer Franken .
einen kastrierten Rüden 600 Schweizer Franken .
Dies ist der Durchschnittspreis.
Auch auf diese Weise, um HP Tier Heim Ttierheim Paradiesl i)geschrieben.
DIENSTLEISTUNGEN UND PREISE
"Möchten Sie einen Hund abgeben ist der Abgabebebetrag für Leute aus den Kantonen Ob- und Nidwalden Fr. 200.– (wenn die Hunde kastriert und vollständig geimpft sind) ansonsten Fr. 300.–.Sollten Sie ausserhalb der Kantone Ob- und Nidwalden wohnen, können wir Ihren Hund nur aufnehmen, wenn wir genügend Platz haben. Ausserkantonal erheben wir einen Abgabebetrag von Fr. 500.–.Alle Preise verstehen sich excl.MwST."
Es ist "Geschäftemacherei".
Doch die Japaner glauben, dass "der Preis für Tierheim Hund ist fast frei".


 なぜか日本では、ティアハイムの実態が正しく伝わっていません。NHKをはじめとする、最大手のメスメディアでもそうです。ティアハイムは、なぜか公的機関もしくは公的性格が強いものと誤認させ、かつ非営利としています。また、ティアハイムが譲渡する犬の価格や、不要ペットの引取り料金について触れたメディアはありません。それどころか、ティアハイムにおける犬猫などの譲渡価格は、無料、もしくはそれに近いと誤認させる報道がされています。しかし真実は、ティアハイムは営利性の強い組織形態を採用している完全な民間団体です。犬猫などの譲渡価格は極めて高価であり、不要ペットの引取り手数料や、不要ペットの飼育委託費も極めて高価です。私の感覚からすれば、暴利を通り越して阿漕(アコギ)な商売です。


「阿漕(アコギ)」の意味

 
 マスメディア(NHKや朝日新聞系のメディアなど)では、ティアハイム(Tierheim。ドイツ語。直訳すれば「動物の家庭」です。英語での、animal shelterに相当します)を、①非営利、②公的機関か、極めて公的性格が強い施設、③譲渡される犬猫などのペットの価格は無料、もしくは極めて安価、と誤認させる報道を行っています。
 しかし真実は、①ティアハイムの組織形態、e.,v(Eingetragener「登記された法人」、Verein「協同の組織、会員制の組織」の略)は、日本で言えば一般社団法人や協同組合に近い組織であり、例えば保護した犬猫などの有償譲渡するなどの営利事業に対しては課税されます。②また、完全に民営の組織です(ドイツ、スイス、オーストリア)。③また、犬猫などのペットの譲渡価格は、極めて高価です。有償で不要ペットの飼育委託も行っていますが、その料金も極めて高価です。ティアハイムの経営組織、e.vに関しては、私は過去に記事にしています。過去記事では、ドイツのe.v(Eingetragener「登記された法人」、Verein「協同の組織、会員制の組織」の略)の法制度と税法について紹介しましたが、e.vは、スイスでも概ね同じです。

ティアハイムというビジネスモデル~ティアハイムは完全民営の、かなり営利性の強い団体です
ティアハイムというビジネスモデル~ティアハイムの組織形態とは

 ティアハイム(ドイツ、スイス、オーストリアでも同様)は、①かなり営利性の高い、②民間団体ですが、それは③犬猫などの極めて高額な譲渡価格や不要ペットの引取り料金や飼えなくなったペットの飼育委託料金にも現れています。私は、過去にドイツのティアハイムの、①②③について述べています。
 ドイツのティアハイムの犬の具体的な譲渡価格や、不要ペットをティアハイムに引き取ってもらって飼育委託する場合の具体的な料金(極めて高額な飼育料を払い続ることのみにより、終生飼育してもらえる。いわゆる営利の「老犬老猫ホーム事業です)を、ティアハイムのHPの「価格表」を紹介しています。

ティアハイムというビジネスモデル~ティアハイムの犬の販売価格は暴利?
ティアハイムというビジネスモデル~日本で喧伝されている「ティアハイムは収容した動物を終生飼育する」の真実

 ドイツのティアハイムでは、犬の譲渡を受ける場合は、不人気の雑種の中大型犬で不妊手術済みであれば概ね375ユーロ~(日本円で5万625円。1ユーロ135円以上)であり、純血種などの人気犬種であればそれ以上の価格になります。また、不要犬猫を引き取ってもらう場合も料金がかかります。概ね200ユーロ前後(2万7,000円前後。不妊去勢済み、ワクチン接種済みであるかどうかにより、料金が変わってきます)です。引き取った犬猫などの動物は、日常的に健康上の理由がなくても殺処分されています。
 さらに不要ペットをティアハイムに引き取ってもらい、飼育委託する場合は、犬一頭一日当たり12ユーロ前後(日本円で1,620円前後)、猫一匹一日当たり6ユーロ前後(810円前後)かかります。それだけの高額の費用を払い続ければ、死ぬまで飼育(終生飼育)をしてくれます。

 ドイツのティアハイムの商売は随分と暴利で阿漕(アコギ)なものだと、私はティアハイムのHPを見て思わず絶句してしまいました。しかしスイスのティアハイムは、それ以上です。今回は、スイスのティアハイムについて紹介します。スイスのティアハイムは、ドイツに比べて更に犬猫などの譲渡価格が高く、利用料金も高いのです。
 Tierheim Paradiesli 「ティアハイム パラディスリ」のHPから引用します。DIENSTLEISTUNGEN UND PREISE 「サービスと価格」。


Wir sind nicht wertlos hund kleinMöchten Sie einem kastrierten Hund ein neues Zuhause schenken ist der Übernahmebetrag bei einer kastr. Hündin Fr. 700.– bei einem kastr. Rüden Fr. 600.–.
Hündin Fr. 700.– bei einem kastr. Rüden Fr. 600.–.
Möchten Sie einen Hund abgeben ist der Abgabebebetrag
für Leute aus den Kantonen Ob- und Nidwalden Fr. 200.– (wenn die Hunde kastriert und vollständig geimpft sind) ansonsten Fr. 300.–.
Ausserkantonal erheben wir einen Abgabe betrag von Fr. 500.–.
Alle Preise verstehen sich excl. MwST

私たちは無償で事業を行っているのではありません、私たちは、あなたが去勢済みの小型犬を新しくあなたの家庭に迎え入れていただきたく思いますので、価格をお知らせします。
不妊済みのメス犬は700スイスフラン(日本円で8万8,900円。1スイスフラン=127円)、去勢済みのオス犬は600スイスフラン(日本円で7万6,200円)です。
犬の引取り料金は、州内のオプヴァルデンとニトヴァルデンの方であれば、不妊去勢とワクチン接種済みで、何も処置が必要ない場合は200スイスフラン(日本円で2万5,400円)、そうでなければ300スイスフラン(日本円で3万8,100円)がかかります。
州外の方でしたら、私たちは500スイスフラン(日本円で6万3,500円)を請求いたします。
価格は全て税抜きです。
他に付加価値税(消費税のようなもの)がかかります(8%と思われます)。



 私は商売柄、遺品整理や古物商を営む方と取引があります。一般に思われているより、新品のブランド品を売っている店より、はるかに古物商(リサイクルショップ)の方が利益率が高いのです。
 そもそも引取り手数料を得ながら、さらに利益を上乗せして販売します。普通の商売は、お金を払って仕入れを行い、払った金と販売価格の差額が利益になります。しかし古物商は、川上川下の両方からお金をとります。その上古物商は、店の作りも簡素な倉庫のようなものでよく、お金がかかりません。

 まさにティアハイムは、古物商と同じです。スイスやドイツを含めたヨーロッパで、まだ国境間移動が自由化されていなかった頃は、本当に暴利で阿漕(アコギ)な商売を満喫していたのです。儲かりすぎて、ベルリンティアハイムの女所長が横領で贅沢三昧をしていた事件は、20数年経ってもドイツっ子の記憶に残っています。
 しかし、スイスでもドイツでも、インターネットでティアハイムの数分の1の価格で純血種の仔犬が売られ、国境移動が自由化されて、スイス人もドイツ人も、周辺諸国に安い仔犬などを自由に買いに行けるようになった今では、スイスでもドイツでもティアハイムが経営危機に陥り、倒産が相次いでいます。ドイツでは、世界最大の生体販売ペットショップが大盛況で純血種の仔犬が手軽に購入できますし、当然だと思います。

 次回は同じくスイスの、Tierheim Paradiesli 「ティアハイム パラディスリ」のHPから、「老犬ホーム」の料金を紹介します。それが「ティアハイムは終生飼育をする」のカラクリなのですがね。
 この料金も、ドイツのティアハイムよりはるかに高価です。暴利で阿漕(アコギ)だと思います。私としては、もうほとんど詐欺商法に近いとさえ思えます。


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「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー4 イギリス法の曖昧な翻訳とマスメディアの嘘報道、愛誤団体等の拡散により、嘘情報はモンスターと化した





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(Summary)
"Is forbidden to sell a pet animal in the pet shop by law in the United Kingdom.", many Japanese believe that information.
But it is a big mistake.
Law of the United Kingdom regulating the pet shop is "pet animals act 1951".
I cite this law.
”1 Licensing of pet shops. (1)No person shall keep a pet shop except under the authority of a licence granted in accordance with the provisions of this Act. (2)Every local authority may, on application being made to them for that purpose by a person who is not for the time being disqualified from keeping a pet shop, and on payment of such fee . F1 as may be determined by the local authority, grant a licence to that person to keep a pet shop at such premises in their area as may be specified in the application and subject to compliance with such conditions as may be specified in the licence."
To further Supplementary there is such provision.
"Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep . Dogs and cats (puppies and kittens). "


 記事、
「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー1
「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー2 ウィキペディアの「大嘘」
「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー3 change.orgの嘘キャンペーンは愛誤言論テロ
の続きです。一連の連載では、イギリスにおいては、
①イギリスでは、許認可を受けて所定の手数料を収めれば、何人も申請のあった住所地でペットショップ(ペットの展示生体販売を行う店)を営業することができます。
②イギリスで禁じられるペットの販売は、当局の営業許可を得ずに行う、いわゆる露天行商の類のみです。
③ペットショップが、展示生体販売を行うことが許可されている動物種は、犬猫(仔犬仔猫)などです。

以上が、イギリスの法律、pet animals act 1951とその附則で定められていることを書きました。しかし日本では、「イギリスではペットショップ(固定店舗型、実店舗。いわゆる通常のペットショップ)でのペットの生体販売が禁じられている」という、事実に全く反する情報が定着し、それを信じる人が多いです。今回は、その誤った情報が日本で定着した理由を考察します。



 イギリスにおいて、ペットショップの開業に関する規定は、Pet Animals Act 1951という法律と、その附則に定められています。連載記事の中で私は、「pet animals act 1951の全文を日本語訳します」と書きましたが、情報量が思ったより多かっので、関連する条文の訳と解説にとどめます。申し訳ありません。
 繰り返しますが、Pet Animals Act 1951、及び、Pet Shop Licence – some more detailed requirements、より引用します。


Every local authority may, on application being made to them for that purpose by a person who is not for the time being disqualified from keeping a pet shop, and on payment of such fee . . . F1 as may be determined by the local authority, grant a licence to that person to keep a pet shop at such premises in their area as may be specified in the application and subject to compliance with such conditions as may be specified in the licence.
If any person carries on a business of selling animals as pets in any part of a [F2 street][F2 road] or public place, [F3 or] at a stall or barrow in a market, he shall be guilty of an offence.
Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep
Dogs and cats (puppies and kittens).

各地方当局は、その時点で欠格事項に該当しない者から営業のための申請を受け、且つその地方当局の所定の料金支払のあった時、その申請に特記された地域の事業所において、 且つ許認可要件に特記された条件を順守する限りにおいて、その者にペットショップ営業許可を授与できる。
第2条 公道でのペット販売をしてはならない
何人も、ペット販売を道路、公共地、または市中の仮設店舗(屋台、露天)もしくは移動店舗(手押し車)において業として続ければ、これを有罪としなければならない。
ペットショップが扱うことが許可される動物のカテゴリー。
犬と猫(仔犬と仔猫)。



 この法律、Pet Animals Act 1951、の、全文に対する私見を述べます。まず許認可要件を満たして、当局が営業許可を授与受したペットショップに対して、当局が保護することがこの法律の大きな目的です。本法律においては、その他にも、(当局に対して)不服があれば申し立てできるなどの、事業者の経済的自由権を確約する当たり前の事が書かれています。
 営業許可を受けていないいわゆる行商露天販売、仮設店舗によるペット販売を刑事罰によって禁じているのは、近隣への環境被害に配慮した規定であり、店の付近の住民や往来者を保護する規定であるとも考えられます。併せて、許認可要件を満たして、正規に手数料を支払ってペットショップを営む事業者の保護という意味もあります。

 さらに本法では、事業所の管轄区と申請内容(申請者)が一致していることを強く求めています。申請(者)と、場所に関する規定が多いからです。それは、当局のペットショップに対しての監督指導の権限を明確にし、ペットショップが良好な飼育環境で商品のペットを健康に保持することにより、不良品(病気などの)ペット販売防止と、環境被害防止が目的と思われます。
 つまり本法で、許認可要件を満たし届出があったペットショップを保護し、露天行商、仮設店舗のペットショップを禁じて刑事罰の対象としているのは、商品のペット及び人間の居住環境と交通、健全な商取引を保護するためと考えられます。

 しかしなぜ日本で 、「イギリスではペットショップえの生体販売が禁じられている」という、真逆の大嘘がまかり通っているのでしょうか。まず考えられることは、最初にイギリスの本法、Pet Animals Act 1951、を、曖昧に訳した情報が最初にでまわったことです。曖昧な訳をした人は、語学力が劣るのか、意図的に誤解されることを狙って曖昧な訳をしたのかは定かではありませんが。
 それに、ペットショップを攻撃している日本の愛誤が「これは絶好の資料だ」と飛びついたことが考えられます。 そしてさらに、脚色され補強された、「イギリスでは生体販売ペットショップが法律で禁じられている」との情報がマスメディアなどでも広まり、完全に定着しました。その「曖昧な訳文(誤訳と言えるかもしれません)」の具体例をあげます。


ペットをめぐる法律(2)海外編 尾崎裕子(日本女子大学大学院人間生活学研究科)

1951年の「ペット動物法」(Pet Animals Act 1951)は、ペットショップの経営を認可制にし、青空市場でのペット販売を禁止しています。
さらにこの法律は1983年に改正され、街頭や公共の場でのペット販売が全面的に禁止されています。



 「街頭や公共の場でのペット販売が全面的に禁止されています」は、If any person carries on a business of selling animals as pets in any part of a [F2 street][F2 road] or public place, [F3 or] at a stall or barrow in a market, he shall be guilty of an offence.「何人も、ペット販売を道路、公共地、または市中の仮設店舗(屋台、露天)もしくは移動店舗(手押し車)において業として続ければ、これを有罪としなければならない」の訳と思われます。
 しかし、適切な訳文とは到底思えません。一般の日本人にとっては著しく、固定店舗、実店舗の「いわゆる普通の生体販売ペットショップ」を禁じるとの意味に誤解される文章です。
 
 最初に、このような無責任で曖昧な、誤訳とも言えるイギリスの法律の訳文が出回り、それを愛誤が拡散して定着させ、さらにはマスメディアやウィキペディア(ウィキペディアでは、出典は日本語のものを優先します。つまり先に、日本語で嘘情報を定着させたほうが「勝ち」なのです。ですからウィキペディアは、誤った海外情報を訂正することが構造的に困難です)までその「嘘情報」を補強して、さらにさらに、日本では「イギリスでは生体販売ペットショップが法律で禁じられている」との「嘘情報」が堅固になったものと思われます。
 まさに「嘘情報」徐々に成長して、最後には正しい情報を踏み潰し、破壊する巨大モンスターに成長したということです。


(動画)

 Puppy shop in East London 「 ロンドン東部の仔犬生体販売ショップ」。



動画のコメントから。
unfortunately this is a common scene where I live in East London. 「残念ながら、これは私が住んでいる、ロンドン東部の一般的な光景です」。

「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー3 change.orgの嘘キャンペーンは愛誤言論テロ





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(Summary)
"Is forbidden to sell a pet animal in the pet shop by law in the United Kingdom.", many Japanese believe that information.
But it is a big mistake.
Law of the United Kingdom regulating the pet shop is "pet animals act 1951".
I cite this law.
”1 Licensing of pet shops. (1)No person shall keep a pet shop except under the authority of a licence granted in accordance with the provisions of this Act. (2)Every local authority may, on application being made to them for that purpose by a person who is not for the time being disqualified from keeping a pet shop, and on payment of such fee . F1 as may be determined by the local authority, grant a licence to that person to keep a pet shop at such premises in their area as may be specified in the application and subject to compliance with such conditions as may be specified in the licence."
To further Supplementary there is such provision.
"Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep . Dogs and cats (puppies and kittens). "


 記事「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー1「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー2 ウィキペディアの「大嘘」、の続きです。これらの記事では、イギリスにおいては、
①イギリスでは、許認可を受けて所定の手数料を収めれば、何人も申請のあった住所地でペットショップ(ペットの展示生体販売を行う店)を営業することができます。
②イギリスで禁じられるペットの販売は、当局の営業許可を得ずに行う、いわゆる露天行商の類のみです。
③ペットショップが、展示生体販売を行うことが許可されている動物種は、犬猫(仔犬仔猫)などです。
であることを述べました。しかし「イギリスでは生体販売が法律で禁じられている」と全く事実無根により、政治家に日本での生体販売を禁じる署名活動まで行われています。まさに愛誤言論テロです。



 問題の署名サイトから引用します。ペットショップでの犬猫の販売を禁止し、新しく飼う際には保健所や保護センターなどから引き取る制度を作ってほしい。#殺処分反対#動物愛護。キャンペーン開始時期は明記されていませんが、2年前とありますので2013年でしょうか。要約すれば、以下のとおりです。

①イギリスではペットショップにおいてイヌやネコの販売は禁止されています。
②飼いたいと思うならば、保護センターに行き飼い主としての適正審査を受けたあとに、保護されたイヌやネコを引き取る制度となっています。
③このシステムでは命が大量に処分されることは起きません。
この制度を日本おいても導入し、いずれはイヌやネコの殺処分をなくす事を目標とします。

 
 これらの根拠は一切示されていませんが(②ですが、保護センターという名称は、公的施設と誤認させ不適切です。実際に一般への譲渡活動を行っているのは民間シェルターです)。
 イギリスでは、くり返し申し上げますが、ペットショップでの犬猫の展示生体販売は許認可要件を満たせば認められています。犬猫の入手において、「保護センター」から引き取らなければならないという、公的(公に強制されたものと誤認させるもので不適切な記述です)制度はありません。

 イギリスでは、公的シェルターが犬猫を保管する期限は1週間で、その後は民間シェルターに移譲されます。公的シェルターでの殺処分は、重度の病気や怪我などがあるもの、凶暴なもの、などに限定されています。公的統計での殺処分数は、この間に殺処分されたものだけが反映されます。ですから統計上は、イギリスは大変殺処分数が少なくなります。
 ③ですが、しかし移譲先の民間シェルターでは、極めて多くの犬猫が拳銃などで殺処分されており、殺処分数は約半数と推定されています。しかし民間シェルターでの殺処分数は、公的統計に現れません。
 しかしイギリスでの、公的・民間を合わせた犬猫等の殺処分数の実数は、人口比で日本の数倍に及びます。私は、このような記事も書いています。日本は動物愛護後進国なのか7ーイギリス編 ペットを大量銃殺していた、最も権威あるイギリスの動物愛護団体

 私は2013年頃からイギリスでの殺処分などに関する記事を書いており、これらの記事は、検索でも上位でヒットするものばかりです。しかし、これらの情報が全く伝わっていなかったことを残念に思います。
 また②ですが、イギリスは国際的に権威のあるケネルクラブが存在し、ドッグショーや犬の品種の作出にはかなり熱心な国です。世界でも、最も犬の純血種嗜好が強い国ではないかと私は思います。しばしばイギリスのあまりの犬の「純血種志向」や、それに伴う品種特性が出ていない犬の殺処分、品種作出のための無理な近親交配がイギリスのマスメディアや動物愛護団体から批判されています。このキャンペーン(署名活動)を開始した方は理解しているのでしょうか。もしそうであれば、「品種特性のよく出た、ショードッグに耐えられるような犬」は入手できないでしょう。イギリスの犬の純血種嗜好と、ブリーダーによる私的殺処分(イギリスでは保護施設屋ブリーダーが拳銃で飼い犬を私的に殺処分することは合法であり、一般に行われています)や、犬の品種改良目的の近親交配による遺伝性疾患などについては、折々記事にします。

 「①イギリスでは、ペットショップにおいてイヌやネコの販売は禁止されています」は、全く事実無根の大嘘、誤りであることは、連載の記事、「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー1「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー2 ウィキペディアの「大嘘」、で述べた通りです。
 キャンペーンの発起人であるリュウゾーツツイ氏は、全く根拠の無い事実に基づいて政治的圧力をかける、反社会思想の「愛誤言論テロリスト」にほかなりません。それとも絶望的な無知蒙昧なのか、私には理解不能です。賛同者のコメントも然り。以下に一部を引用します。(赤字は私の感想です)


久美田村
命を売る、廃棄するようなシステムは止めるべき!
ドイツのようなシステムにするべきす!


ドイツには、ペットの流通に関する法律は今のところ皆無です。
日本で禁じられているインターネット販売が盛んで禁じていません。
ギネス認定の世界最大の生体販売ペットショップはドイツにあります。
久美田村様、具体的に「ドイツのようなシステム」とはどのようなものでしょうか。
ぜひご教授いただきたいです。



HATAMOTO MASAMI
ドイツでのペットの特集を見ました(多分、NHKの「地球イチバン ベルリン~」でしょう。この番組の内容はほぼ全てが嘘です)。
イギリスのペット事情も聞いたことがあります。
保護センターで審査し、本当に飼う気があるかどうか、など。
犬、猫だけじゃなく全ての動物の販売をしてほしくないです。
ペットショップは大嫌い。
命に値段はいらない。


「保護センター」とは、ドイツのティアハイムや、イギリスのアニマルシェルターのことでしょうか。
これらの「保護センター(?)」では、極めて高い金額で犬などを譲渡しています。
ドイツのティアハイムで、去勢済み雑種の成犬のメス犬で350ユーロ以上(日本円で5万円近く)。
純血種の人気犬種ではそれ以上の価格です。
またスイスのティアハイムは、600スイスフラン(日本円で約8万円)。
それは販売ではないのですか、値段ではないのですか。
ティアハイムのHPで、Preis(=Price、値段)と明記されていますよ。



 本キャンペーンは、発起人も無知蒙昧ならば賛同者もそうです。事実無根の愛誤言論テロ以外何者でもありません。政治家の方々は、正しい事実を認識し、あくまでもこのような言論テロ~政治的圧力は無視されることを期待します。しかし政治家の方々も無知蒙昧で、このような言論テロに乗じてしまう残念な方もいます。例えば元社民党党首である福島みずほ氏などです。
 私はこのような記事を書いています。福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~まとめ。この中では、福島みずほ氏が自らのブログで、以下のようにひどい誤りを述べていることを紹介しています。
①イギリスなどは、犬猫の売買を禁止していることから学ぶべき。
②愛護センターを殺処分のための施設ではなく、里親を探すための施設に転換すべき。
③イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか、実現しています。ドイツは殺処分ゼロ。

 無知蒙昧な愛誤が、全くの事実無根の嘘情報異常に盛り上げています。しかしその根拠や事実関係を確認する人もほとんどいません。なぜならば動物愛護は、一部の狂信的な人を除けば、それほど興味を持つ人もいないからです。そしてその「嘘」情報がどんどん肥大化して、誤りを正す人も現れず、暴走~定着すらして、政治まで左右してしまう危険性まで生じさせています。
 それが日本の現状です。日本は異常な「動物愛誤」国家、まさに「動物愛誤超先進国」です。 

「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー2 ウィキペディアの「大嘘」





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(Summary)
"Is forbidden to sell a pet animal in the pet shop by law in the United Kingdom.", many Japanese believe that information.
But it is a big mistake.
Law of the United Kingdom regulating the pet shop is "pet animals act 1951".
I cite this law.
”1 Licensing of pet shops. (1)No person shall keep a pet shop except under the authority of a licence granted in accordance with the provisions of this Act. (2)Every local authority may, on application being made to them for that purpose by a person who is not for the time being disqualified from keeping a pet shop, and on payment of such fee . F1 as may be determined by the local authority, grant a licence to that person to keep a pet shop at such premises in their area as may be specified in the application and subject to compliance with such conditions as may be specified in the licence."
To further Supplementary there is such provision.
"Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep . Dogs and cats (puppies and kittens). "


 前回記事、「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー1、において、イギリスでは「規制当局の許認可を受け、所定の手数料を払えば生体販売のペットショップを営業することができる。犬猫の展示生体販売も許可されている」ということをイギリスの根拠法、Pet Animals Act 1951、及び、Pet Shop Licence – some more detailed requirements、の条文を原文で示しました。禁じられているのは、無許可のいわゆる露天・行商販売の類のみです。しかし真実に真っ向から反する記述が日本版ウィキペディアにあります。


 問題の記述を引用します。日本版ウィキペディアより。ペット


ペットの求め方としては、イギリスやドイツなどでは、収容センターなどの動物を捜す場合が多い。
イギリスでは、ペットを飼いたい人は、施設などに保護されている動物の里親募集などの情報を探し、そこから選ぶ。
イギリスでは、施設に保護された犬・猫が引き取られる率は8-9割ほどに及んでいるとされる[8]。
イギリスでは、子犬の日数にかかわらず、店頭展示販売は禁止されている[9]。
ドイツでは殺処分は行われていない[13][14]。
またイギリスでも、収容された犬・猫の8-9割程度は、里親募集などの制度により新たな飼い主を見つけることができている。
国ごとの対応 イギリス
ペットの店頭展示販売禁止。



 このウィキペディアの記述は、あまりにもひどい誤り嘘の羅列で、思わず絶句する内容であることは私のブログの読者様はお分かりだと思います。「今回は、「イギリスでは、子犬の日数にかかわらず、店頭展示販売は禁止されている」「イギリス ペットの店頭展示販売禁止」について指摘します。
 繰り返しますが、Pet Animals Act 1951、及び、Pet Shop Licence – some more detailed requirements、より引用します。


Every local authority may, on application being made to them for that purpose by a person who is not for the time being disqualified from keeping a pet shop, and on payment of such fee . . . F1 as may be determined by the local authority, grant a licence to that person to keep a pet shop at such premises in their area as may be specified in the application and subject to compliance with such conditions as may be specified in the licence.
If any person carries on a business of selling animals as pets in any part of a [F2 street][F2 road] or public place, [F3 or] at a stall or barrow in a market, he shall be guilty of an offence.
Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep
Dogs and cats (puppies and kittens).

各地方当局は、その時点で欠格事項に該当しない者から営業のための申請を受け、且つその地方当局の所定の料金支払のあった時、その申請に特記された地域の事業所において、 且つ許認可要件に特記された条件を順守する限りにおいて、その者にペットショップ営業許可を授与できる。
第2条 公道でのペット販売をしてはならない
何人も、ペット販売を道路、公共地、または市中の仮設店舗(屋台、露天)もしくは移動店舗(手押し車)において業として続ければ、これを有罪としなければならない。
ペットショップが扱うことが許可される動物のカテゴリー。
犬と猫(仔犬と仔猫)。



 つまり、
①イギリスでは、許認可を受けて所定の手数料を収めれば、何人も申請のあった住所地でペットショップ(ペットの展示生体販売を行う店)を営業することができます。
②イギリスで禁じられるペットの販売は、当局の営業許可を得ずに行う、いわゆる露天行商の類のみです。
③ペットショップが、展示生体販売を行うことが許可されている動物種は、犬猫(仔犬仔猫)などです。


 今回紹介したウィキペディアのペット、の記述はあまりにもひどい嘘誤りの羅列であり、噴飯モノなのですが、その出典を調べてみました。まず「イギリスでは、子犬の日数にかかわらず、店頭展示販売は禁止されている」「イギリス ペットの店頭展示販売禁止」ですが、「ドッグフィールド」とあり、既にリンクが切れています。おそらく日本の動物愛護(誤)団体の類のHPだと推測します。
 本来、その国の法律による規制を調べるのであれば、その国の法律の原典(原語)に拠らなければならないでしょう。このような信頼性に疑問がある資料を原典とした記述の掲載を許可するウィキペディアは、内容の正確性に大いに疑問が生じます。

 その他の点については、機会があれば記事にします。例えば、「イギリスやドイツなどでは、収容センターなどの動物を捜す場合が多い。イギリスでは、施設に保護された犬・猫が引き取られる率は8-9割ほどに及んでいるとされる」は、出典がNHKですが、既にリンクが切れています。
 しかしイギリスのマスメディアによれば、イギリスのアニマルシェルターの平均殺処分率は85%とされています。NHKの番組については、私は予てより嘘誤りを数多く指摘しています。

 また、「ドイツでは殺処分は行われていない」は、出典が、自称ドイツ連邦共和国獣医学博士の京子アルシャー氏による記事と、frontlineplusという製薬会社のサイト(このサイトの記事の出典が「地球生物会議ALIVEウェブサイト」と、先の京子アルシャー氏の同じ記事です。それって、嘘の使い回しじゃないですか)です。
 真実は、ドイツでは公的殺処分は一定数有ります。日本と異なり、二酸化炭素死による施設での殺処分がないというだけで、注射による殺処分が行われます。日本と異なり、ペットの殺処分は行政サービスとして行っているのではなく、咬傷事故を起こした犬や危険と判定された犬、さらには法律で飼育が禁じられた犬種などを押収して強制的に行う、行政罰としての殺処分です。ベルリン下院議会での犬の殺処分数と予算に関する議事録がインターネットで公開されています。またヘッセン州など、犬の公的殺処分数を公的統計として公表している州もあります。さらに、京子アルシャー氏の記述によれば、「ドイツは殺処分ゼロ」とはありません。「二酸化炭素死による施設での殺処分がゼロである」ということを述べているにすぎません。その他の殺処分方法については、肯定も否定もしていません。

 リンクのウィキペディアの記述ですが、出典をざっと見たところ、NHK、日本の私企業などが運営するサイト、日本の動物愛護(誤)団体のHPなどです。その他に、四天王寺学園大学の中川亜紀子氏の文献(この文献は、ドイツ語の誤訳がひどいです。機会があれば記事にします)などがあります。
 僅かに海外の資料として挙げられているのは、PETAに関する資料で、これも民間団体(動物愛護団体)によるものです。いずれの資料も、正確性に疑問が残るものばかりです。今後は、ウィキペディアの引用は気をつけます。


(画像)

 イギリスのマスメディア、ミラー誌のインターネット版記事、Is it time for the Government to ban the sale of puppies from pet shop cages?、から引用しました。2013年10月24日。


Legislation: Dogs kept in small tanks at Jumanji Pet Shop in Kilburn, North London.
Animal charities want legislation barring the sale of dogs in retail premises over welfare and 'impulse buying' concerns.
There’s no suggestion that what follows is illegal.
What you are seeing here are pictures of puppies being kept in glass-fronted cages in a pet shop .

法律に則って、犬はロンドン北部のキルバーンにあるジュマンジというペットショップで、小さなガラスケースで保管されています。
動物愛護団体は、動物愛護上の理由から、店舗での犬などの「衝動買い」が懸念される販売を禁止する法律を望んでいます。
次のものは、違法ではありません。
あなたが見ているのは、子犬がペットショップでガラス張りのケージで飼育されている写真です。



イギリス ペットショップ

「イギリスではペットショップでの生体販売が法律で禁じられている」という大嘘が、なぜ日本で定着したのか?ー1





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(Summary)
"Is forbidden to sell a pet animal in the pet shop by law in the United Kingdom.", many Japanese believe that information.
But it is a big mistake.
Law of the United Kingdom regulating the pet shop is "pet animals act 1951".
I cite this law.
”1 Licensing of pet shops. (1)No person shall keep a pet shop except under the authority of a licence granted in accordance with the provisions of this Act. (2)Every local authority may, on application being made to them for that purpose by a person who is not for the time being disqualified from keeping a pet shop, and on payment of such fee . F1 as may be determined by the local authority, grant a licence to that person to keep a pet shop at such premises in their area as may be specified in the application and subject to compliance with such conditions as may be specified in the licence."
To further Supplementary there is such provision.
"Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep . Dogs and cats (puppies and kittens). "


 しばしば日本で、生体販売ペットショップを批判する根拠として、「イギリスでは生体販売ペットショップが法律で禁じられており皆無である」ことが取り上げられます。しかしそれは「大嘘」です。イギリスでは、日本の愛誤さんが批判の対象としている固定店舗型ペットショップは禁じていません。法律で営業許可の要件を定めています。ペットショップが生体販売して良い動物種では、犬猫などが法律で明記されています。禁じているのは仮設・移動販売(行商、露天販売)の類です。


 以上を規定したイギリスの法律は、Pet Animals Act 1951、です。その中では、このように規定されています。


1 Licensing of pet shops.
(1)No person shall keep a pet shop except under the authority of a licence granted in accordance with the provisions of this Act.
(2)Every local authority may, on application being made to them for that purpose by a person who is not for the time being disqualified from keeping a pet shop, and on payment of such fee . . . F1 as may be determined by the local authority, grant a licence to that person to keep a pet shop at such premises in their area as may be specified in the application and subject to compliance with such conditions as may be specified in the licence.
2 Pets not to be sold in streets, &c.
If any person carries on a business of selling animals as pets in any part of a [F2 street][F2 road] or public place, [F3 or] at a stall or barrow in a market, he shall be guilty of an offence.

第1条 ペットショップ営業の許認可要件
第1項 何人も、この法律の規定に従って授与されたライセンスによららければ、ペットショップを営業してはならない。
第2項 各地方当局は、その時点で欠格事項に該当しない者から営業のための申請を受け、且つその地方当局の所定の料金支払のあった時、その申請に特記された地域の事業所において、 且つライセンスに特記された条件を順守する限りにおいて、その者にペットショップ営業許可を授与できる。
第2条 公道でのペット販売をしてはならない
何人も、ペット販売を道路、公共地、または市中の仮設店舗(屋台、露天)もしくは移動店舗(手押し車)において業として続ければ、これを有罪としなければならない。



 さらに、pet animals act 1951には、このような附則もあります。Pet Shop Licence – some more detailed requirements 「ペットショップのライセンス=いくつかのより詳細な要件について」。


Categories of Animals Which a Pet Shop May Be Licensed to Keep
Dogs and cats (puppies and kittens).

ペットショップが扱うことが許可される動物のカテゴリー。
犬と猫(仔犬と仔猫)。



 つまりイギリスでは法律で、固定店舗の生体販売ペットショップ(日本でいう、いわゆる「ペットショップ」。愛誤さんが目の敵にしているような)は、許認可を受けて当局に手数料を収めれば、誰でも営むことができると定められています。また、固定店舗で生体販売して良いとされている動物種には、犬猫なども附則で定められています。禁じているのは、固定型店舗ではない、移動販売、行商露天販売の類で、営業の許認可を受けていないものです。
 事実、イギリス国内には、犬猫も含めてショーケースで生体販売を行っているペットショップは多数あります。広告が多数見つかります。また昨年まで、イギリスの老舗百貨店のハロッズの4階全フロアーは、生体販売も行うペットショップでした。私はこのような記事も書いています。

「イギリスは犬猫の店頭生体販売は禁じる法律があるため皆無である」は大嘘ー1
「イギリスは犬猫の店頭生体販売は禁じる法律があるため皆無である」は大嘘ー2


 しかし日本では、「イギリスでは法律でペットショップ(日本で見られる、固定店舗のペットショップ)での、ペットの生体販売を法律で禁じている。したがってそのようなペットショップは皆無である」という、事実に全く反する情報が定着しています。
 yahoo! japanで「イギリス 生体販売 禁止」でyahoo! japanで検索すれば、次の結果になります。イギリス 生体販売 禁止
 全く事実無根ですが、「イギリスでは法律でペットショップで生体販売を行うことを禁じているのでそのようなペットショップは皆無である」という情報が多数ヒットします。次回は、これらの「嘘」情報サイトを具体的に挙げて考証を試みることとします。
 私は本連載では、最後に、pet animals act 1951の全文の日本語訳を行うことを考えています。「イギリスでは生体販売をペットショップで行うことが禁じられているためにそのようなペットショップは皆無である」との、誤情報を安易にこれ以上拡散していただきたくないからです。


(画像)

 イギリスの最大手メディア、ミラー誌のインターネット版記事、Is it time for the Government to ban the sale of puppies from pet shop cages?
 2013年10月24日に掲載されたものです。本記事では、イギリスでは犬猫も含めて、ペットショップでのショーケースによる展示生体販売が法律で認められていることが述べられています。

Dogs-kept-in-small-tanks-at-Jumanji-Pet-Shop-in-Kilburn-North-London-2484783.jpg

トキソプラズマの新たに発見された危険性ー5 これほど多くの疾患にトキソプラズマが関わっていたとは





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 「トキソプラズマ感染は統合失調症の原因となる」は、既に定説です。しかし近年では、トキソプラズマが実に多くの疾患に関わっている可能性があるとの学術論文が発表されています。トキソプラズマが関連する疾患は、統合失調症の関連障害のみならず、てんかん、双極性障害(躁うつ病)、うつ病に関連する自殺未遂、アルツハイマー病、パーキンソン病、小児肥満症、拒食症、注意欠陥多動障害、自閉症などの精神疾患、癌、心臓筋疾患、および自己免疫障害の多くに関係しています。関連する自己免疫疾患はNCA関連血管炎、自己免疫性甲状腺疾患、全身性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、および全身性エリテマトーデスなどが疑われています。


 以上の、「トキソプラズマが多くの疾患に関連している可能性が濃厚である」のことは、日本の精神科医の方が多くの学術論文を引用して警告しています。そのブログ記事は、次のとおりです。
精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その1 )
精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その2 )
精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その3 )
 今回は、①でリンクされている、以下の論文から引用します。Toxoplasmosis and Polygenic Disease Susceptibility Genes: Extensive Toxoplasma gondii Host/Pathogen Interactome Enrichment in Nine Psychiatric or Neurological Disorders 「トキソプラズマ症と多くの遺伝子 疾患に対する感受性が高い遺伝子:広汎なトキソプラズマの宿主では、9大精神病または神経疾患においては病原体と生体内においての相互作用が濃縮されている」。2013年。なおこの論文は、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録されたものです。


Toxoplasma gondii is not only implicated in schizophrenia and related disorders, but also in Alzheimer's or Parkinson's disease, cancer, cardiac myopathies, and autoimmune disorders.
During its life cycle, the pathogen interacts with ~3000 host genes or proteins.
The protozoan parasite Toxoplasma gondii which causes toxoplasmosis, is primarily hosted not only in cats but also in mice, rabbits, dogs, farmyard and wild animals, and domestic fowl, and is transmissible to man .
It has been implicated in the pathogenesis of many diseases, most notably schizophrenia , but also with bipolar disorder depression and suicide attempts .
There is also evidence from serological antibody studies that the parasite may be implicated in the aetiology of Alzheimer's and Parkinson's disease and in certain epilepsies of unknown origin .
The parasite has also been implicated in a number of autoimmune disorders including antiphospholipid syndrome, cryoglobulinemia, ANCA-associated vasculitides, autoimmune thyroid diseases, systemic sclerosis, rheumatoid arthritis, inflammatory bowel disease, and systemic lupus erythematosus, possibly related to host/pathogen antigen homology .

トキソプラズマは、統合失調症および関連障のみならず、アルツハイマー病またはパーキンソン病、癌、心臓筋疾患、および自己免疫障害にまで関与します。
病原体(トキソプラズマ原虫)は一生のあいだに、3,000以上の宿主の遺伝子またはタンパク質と相互作用します。
トキソプラズマ症の原因となるトキソプラズマゴンディは、主に猫に寄生しますが、それだけではなく、マウス、ウサギ、イヌ、畜舎の堆肥や野生動物、及び家禽を宿主とし、人間に感染します。
それは多くの疾患、最も顕著なのは統合失調症ですがそれだけではなく、双極性障害(躁うつ病)における、うつ病と自殺未遂の病因に関係しています。
寄生虫がアルツハイマー病と、パーキンソン病とある種の原因不明のてんかんの原因に関係している可能性がある、血清学的抗体の研究の証拠もあります。
寄生虫はまた、抗リン脂質症候群、クリオグロブリン血症を含む自己免疫疾患の多くに関係していますし、ANCA関連血管炎、自己免疫性甲状腺疾患、全身性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、および全身性エリテマトーデスは、おそらく宿主(寄生された人)の病原体抗原との相同性が関係しています。



 さらに、精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その1 )、では、「トキソプラズマゴンディは、既に知られている人の26846種の遺伝子のうち2792種(10.4%)の遺伝子とインターラクトーム(生体内での分子レベルでの相互作用)を形成できる」ことが解明されたとの論文がいくつかリンクされています。
 トキソプラズマゴンディが、宿主の遺伝子と、インターラクトーム(生体内での分子レベルでの相互作用)を形成することにが、不顕性(無症状化)を獲得している一因かもしれません。

 トキソプラズマゴンディが容易に脳関門を突破し、脳内に寄生しつつも不顕性(症状が出ない)を示すのは、トキソプラズマゴンディが、宿主の遺伝子と、インターラクトーム(生体内での分子レベルでの相互作用)を形成することによるものと思われます。つまり遺伝子レベルで宿主との親和性が高くなることで、たやすく脳関門を突破し、免疫反応が出にくい、不顕性(症状が出ない)を獲得したわけです。
 しかしそれゆえに、人類はトキソプラズマゴンディの危険性を過小評価し、長らく研究が遅れたとも言えます。近年では、思いもよらなかったトキソプラズマゴンディの危険性が解明されつつあります。潜在的には、さらに多くのトキソプラズマゴンディのリスクが存在している可能性があります。それらの未知なるリスクを回避するためにも、終宿主である猫の管理を見直すべきではないでしょうか(続く)。


(画像)

 Toxoplasma gondii - Life cycle and Invasion 「トキソプラズマゴンディ - ライフサイクルと侵略」。

トキソプラズマの新たに発見された危険性ー4 トキソプラズマは人の人格や行動さえ変え、交通事故のリスクを2.56倍も高める





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 前回記事、トキソプラズマの新たに発見された危険性ー3 トキソプラズマは性感染症でもあるという怖い話、では、トキソプラズマは性感染症でもあり、トキソプラズマに感染した動物の雄は、より雌との交尾の機会を増やすなどのために行動などの変化が生じるとの学説を紹介しました。また、捕食者により捕食されやすくなる行動変化もあります。「危険を恐れなくなる」「反応が遅くなる」などです。それらの行動などの変化は、人に対しても現れます。そのために、トキソプラズマに感染した人は、交通事故のリスクが非感染者に比べて2.56倍も高くなります。


トキソプラズマ症~ネコ科動物を終宿主とするトキソプラズマ原虫感染を原因とする疾患。


 近年、トキソプラズマの感染の危険性が改めて認識されつつあります。日本の精神科医の方が、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録された論文を紹介し、トキソプラズマ感染の危険性を訴えたブログがあります。精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その1 )
 この精神科医のブログ記事の中で、「トキソプラズマに感染した被験者は、非感染者より交通事故を起こす確率が2.56倍も高い」という論文がリンクされています。また、精神科医はブログ記事でこのように述べています。「男性に感染しているトキソプラズマが人の行動を変えることで女性に対して積極的にさせ、感染させるターゲットとなる相手(女性)を惹きつけているだけなのかもしれない。モテる男性ほど、実はトキソプラズマに冒されており、危険を顧みなくなり、交通事故で早く死ぬのかもしれない。人類では交通事故が2倍以上になるらしい」。

 該当する論文から引用します。なおこの論文は、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録された学術誌に掲載されたものです。Increased risk of traffic accidents in subjects with latent toxoplasmosis: a retrospective case-control study 「潜伏したトキソプラズマ症を有する被験者における交通事故のリスクの増加:遡及的症例対照研究」。2002年。


The subjects with latent toxoplasmosis have significantly increased risk of traffic accidents than the noninfected(uninfected) subjects.
Toxoplasma is known to induce specific behavioural changes in infected rodents.
Observed decreases in motor performance , learning capacity , neophobia , and fear, and increases in activity , and reaction times are usually considered evolutionary adaptations of the parasite that facilitate the transmission from intermediate to definitive host by predation .
Human latent toxoplasmosis leads to prolongation of reaction times and changes in personality profiles .
Prolongation of reaction times could increase the risk of other incidents such as traffic accidents.
The result suggests a significantly higher seroprevalence in the traffic accident set .
The value of the odds ratio suggests that subjects with latent toxoplasmosis had a 2.65 times higher risk of a traffic accident than the toxoplasmosis-negative subjects.
Analyses of the traffic accident sample found no significant differences in between drivers and pedestrians or between men and women.
There was no significant difference in age of the accident and control groups within these age strata .
These results suggest that 'asymptomatic' acquired toxoplasmosis might in fact represent a serious and highly underestimated public health problem, as well as an economic problem.

潜伏したトキソプラズマ症を有する被験者は、有意に非感染(感染していない)被験者よりも交通事故も交通事故のリスクが高まっています。
トキソプラズマに感染したげっ歯類類では、(トキソプラズマがげっ歯類に対して)特定の行動変化を誘導することが知られています。
観察された、運動能力、学習能力、新奇なものに対する嫌悪感、恐怖心の低下、および活動量と反応時間増加は、通常は捕食により、中間宿主から終宿主への感染を容易にする、寄生虫の進化的適応であると考えられています。
人の潜伏したトキソプラズマ症は、人格に反応時間の遅れという変化をもたらします。
反応時間が遅れることは、交通事故やその他にも、事故の危険性を高める可能性があります。
交通事故を起こした(統計上の集団)においては、有意に高い(トキソプラズマの)抗体陽性率を示すという結果を示しています。
比率の値は、潜伏したトキソプラズマ症を有する被験者は、トキソプラズマ症陰性被験者よりも、2.65倍もリスクが高かったことを示しています。
交通事故の標本分析では、ドライバー、歩行者の間や男女間に有意な差は認められませんでした。
年齢階層内や事故および被験者群の年齢には、有意差はありませんでした。
これらの研究結果は、「無症状性(不顕性)」を獲得したトキソプラズマ症は、実際には深刻なのですが、非常に過小評価され、公衆衛生上の問題だけでなく、経済的な問題も表面化しているかもしれないことを示しています。



(画像)

 Toxoplasmosis Gondii Temporal Illusions from parasitic brain infection. 「寄生虫による脳の感染症によるトキソプラズマゴンディの側頭葉の錯綜症状」。この動画では、今回引用した論文に書かれたことが説明されています。すなわちトキソプラズマに感染したラットは猫を恐れず、むしろ好んで近づきます。水と、ウサギ、ラット、猫のそれぞれの尿を付着させた箱を用意したところ、トキソプラズマに感染したラットは猫の尿の臭がついた箱を選びました。非感染ラットは、ラットの尿の臭がついた箱を選びました。
 また、トキソプラズマに感染した被験者(人)の反応時間が遅れることや、それにより交通事故のリスクが高まることが説明されています。

 そういえば、かつて掲示板で叩かれた大阪の、典型的な野良猫の、餌やり偏執愛誤がいました。彼女はブログを持っていますが、裕福なことを強調する割にはクルマを所有していないようです。よほど絶望的にクルマの運転が下手なのか、かつて事故ばかり起こしてクルマの運転を諦めたのか、そのように推測してしまいます。またこの方のブログを読めば、文章や書かれている日常の行動などにより、この方には、何らかの精神疾患が疑われます。トキソプラズマが広汎な精神疾患の発症に関わっているとの論文は後に紹介しますが、この方も典型的な慢性トキソプラズマ脳症かもしれません。
 野良猫餌やり偏執者が運転するクルマには、同乗しないほうが良いかもしれませんね。また、公園などに野良猫の餌をバラ撒きに来たクルマには、近づかないようにしましょう。

トキソプラズマの新たに発見された危険性ー3 トキソプラズマは性感染症でもあるという怖い話





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 近年、新たな危険性が次々と発見されているトキソプラズマ症ですが、性感染症でもあることがわかってきました。従来、トキソプラズマの感染ルートは、感染した家畜の肉を加熱が不十分なままたべることと、終宿主であるネコ科動物の糞便とともに排出されたシスト(原虫が硬い殻で覆われた状態のもの)を経口摂取することとされていました。しかし感染した哺乳類のオスの精子とともにシストが交尾中にメスの膣内に排出され、交尾によりトキソプラズマが感染することがわかってきました。哺乳類では、ラット、ネコ、イヌ、ヒツジで交尾によるトキソプラズマ感染が報告されています。当然、ヒトでも性交による感染がありうると考えたほうが良いでしょう。


トキソプラズマ症~ネコ科動物を終宿主とするトキソプラズマ原虫感染を原因とする疾患。


 近年、「トキソプラズマ症は性感染症でもある」との学術論文が、相次いで発表されました。日本の精神科医の方が、トキソプラズマの新たに発見された危険性をブログで指摘しています。精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その1 )
 本ブログ記事では、このように記述されています。「ラットでは、トキソプラズマに感染した雄ねずみは、男性ホルモンであるテストステロンが激しく増え、感染していない雄よりも雌ねずみを強く引き付けて、優先的に交尾ができるようになるらしい。精子にはトキソプラズマが含まれているらしい。その結果、性行為を介した雄→雌へのトキソプラズマの垂直感染が可能になる。トキソプラズマは性病としても機能する。犬や猫でもそういった現象が知られている」。

 通常メスは、寄生虫に感染したオスを避ける傾向にあります。しかしトキソプラズマに感染したオスは、むしろメスの獲得に積極的になり、メスもトキソプラズマに感染したオスを好むようになるとの学術論文があります。オスがトキソプラズマに感染すれば、行動様式をよりメスを獲得する、メスに好まれるように変えるというのです。
 トキソプラズマ原虫が、寄生したオスのテストステロン(男性ホルモン)の分泌を活性化させてメスに好まれるように変化させ、さらには行動様式さえ変化させて、よりメスの獲得に積極的にさせるというのです。もちろん、トキソプラズマに感染したオスがより多くメスと交尾する機会が増えればメスに感染させる~トキソプラズマ感染個体が増える~トキソプラズマ原虫の増殖につながります。さらには、交尾したメスが妊娠すれば、胎児もトキソプラズマに感染します。トキソプラズマ原虫が、自らの増殖拡大のために、宿主の行動様式まで変化させるとは、考えてみれば恐ろしい話ではありませんか。

 「トキソプラズマが性交により感染し、メスはトキソプラズマに感染したオスをより好む」という学術論文は、精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その1 )、にリンクがあります。Protozoan Parasite Toxoplasma gondii Manipulates Mate Choice in Rats by Enhancing Attractiveness of Males 「原虫寄生虫トキソプラズマゴンディは、宿主のオスのラットの性的魅力を高めることにより、交尾の相手の選択を操作します(寄生した宿主のオスの交尾の機会を増やす)」。2011年。より、以下に引用します。なお、こちらの論文は主に、Nanyang Technological University, Singapore, Republic of Singapore シンガポール南洋理工大学の研究者による研究です。


Females in various species typically avoid males infected with parasites.
Coevolving parasites are likely to attempt to circumvent this obstacle.
We report that Toxoplasma gondii, a sexually transmitted infection of brown rats, enhances sexual attractiveness of infected males.
Parasites can indeed manipulate host sexual signaling to their own advantage.
Recently, Toxoplasma gondii has been reported to be sexually transmitted in sheep and dog .
Toxoplasma gondii is a sexually transmitted infection in brown rats
Parasitic cysts containing bradyzoites could be visualized eight weeks post-infection in epididymis.
These cysts were viable; feeding them resulted in sero-conversion of uninfected females .
Mating with an infected male resulted in transmission of infection to females.
Despite invading reproductive organs, Toxoplasma gondii did not adversely affect sexual behavior or fecundity/fertility of infected males.
Likewise, infection did not affect the number of pups, weight of newborns or sex ratio of progeny resulting from mating .
Uninfected females preferred infected males.
Infected males gained greater reproductive opportunities
According to the behavioral manipulation hypothesis, a parasite may be able to alter the behavior of its host for its own selective benefit .
In this report, we show that Toxoplasma gondii is transmitted through sexual intercourse in brown rats, and that the parasite can manipulate mate choice of uninfected females.
This behavioral change plausibly enhances transmission of the parasite from males to females and their progeny.
This is supported by evidence of sexual transmission in sheep and dogs.

様々な動物種の雌は通常、寄生虫に感染した雄を避けます。
共生進化をした寄生虫は、この障害を回避しようしている可能性があります。
私たちは、性感染症であるトキソプラズマゴンディに感染した雄が、性的魅力を高めることを報告します。
寄生虫はまさに、自分に有利な性的発信を、宿主に対して操作することができるのです。
最近は、トキソプラズマゴンディは、交尾で羊や犬で感染することが報告されています。
トキソプラズマゴンディは、ブラウンラットでは性感染症です。
原虫が多数含まれたシストを、感染後8週間後の(ラットの)副睾丸に視認することができました。
これらのシストは、生存可能であり、それらを(交尾により雌のラットに)提供することにより、未感染の雌のラットの血清転換(トキソプラズマ抗体陽性へと変化)をもたらしました。
感染した雄との交尾は、雌への感染の拡大をもたらしました。
トキソプラズマゴンディが生殖器官に侵入にもかかわらず、トキソプラズマゴンディは、感染した雄のラットの行動や生殖能力に悪影響を与えませんでした。
同様にトキソプラズマ感染は、新生児や交尾から生まれた仔の性比や重量に影響を与えませんでした。
未感染の雌は、感染した雄を好みました。
よってトキソプラズマに感染した雄は、より多くの生殖の機会を得ました。
(寄生虫による宿主の)行動操作仮説によれば、寄生虫は、独自の選択的利益のために、宿主の行動を変えることができるのです。
本論文は、トキソプラズマはブラウンラットで交尾を介して感染されていること、および寄生虫(トキソプラズマ)が感染していない雌の交配者の選択を操作することができることを示しています。
この行動の変化はまさに、雌とその子孫、雄から寄生虫の感染を強化します。
本説は、羊と犬の交尾によるトキソプラズマ感染の証拠によって支持されています。



 次回は、トキソプラズマが感染宿主の雄の行動を、雌とより交尾する機会を増やすように変化させるのは、人に対しても人格や行動の変化をもたらすとの論文を紹介します。トキソプラズマに感染すれば、男性はリスクを恐れずアグレッシヴになるなどの人格や行動の変化が現れるとされています。それは男性ホルモンの分泌の亢進が原因なのでしょうか。
 女性の方々は、野良猫偏執者の男性には気をつけたほうが良いかもしれません。異常な告訴癖、民事訴訟の提訴を行い、女性にストーカー紛いの行為をするので有名な公疫呆人がいます。この方は同時に有名な野良猫偏執者でTNR狂信者です。相当慢性的な、トキソプラズマ感染症を患っていらっしゃるのでしょうね・・・(続く)。


(画像)

 Get to know toxoplasmosis with a smile on your face! 「楽しくトキソプラズマ症について学びましょう」。この中では、トキソプラズマに感染した母猫の母乳からトキソプラズマが感染することも述べられています。精液にトキソプラズマのシストが含まれて、交尾により感染するのであれば、母乳による感染も当然考えうることです。
 と言うことは、トキソプラズマに感染した乳牛の乳からも、トキソプラズマが感染する可能性があるということです。低温殺菌牛乳は飲まない方が良いかもしれませんね。

トキソプラズマの新たに発見された危険性ー2 自殺との関連性





e-mail eggmeg@hotmail.co.jp

Domestic/inländisch

 トキソプラズマの感染は、自殺との関連性が指摘されています。US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」による権威ある学術誌に掲載された論文によれば、特に統合失調症の患者さんでは、トキソプラズマの抗体が陽性であり、さらに抗体値が高ければより自殺や自傷行為が高まるとされています。なお他の病原体感染と自殺自傷行為との関連性は、確認されませんでした。


トキソプラズマ症~ネコ科動物を終宿主とするトキソプラズマ原虫感染を原因とする疾患。


 近年、「トキソプラズマの感染は自殺率を高める」との学術論文が相次いで発表されました。私も過去にそのような論文があることを記事にしています。自殺者数減少のためにも、野良猫への餌やり禁止は必要だ。こちらで紹介したデンマークの研究は、れっきとした学術研究なのですが、日本のマスメディアは、興味本位な報道内容でした。
 日本では、トキソプラズマ感染のリスクについては、その危険性を深刻に取り上げない傾向があり残念です。例えば日経ビジネス誌では、「トキソプラズマ感染は、男性を積極的にし、女性の性的魅力を高める。だからトキソプラズマは社会の活性化、ひいては少子化対策になる」と言う、実に低俗で興味本位な内容でした。今回取り上げる論文は、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録されたものです。

 日本の精神科医が、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録された学術誌に掲載された、「トキソプラズマ感染が自殺率を高める」との論文を紹介し、トキソプラズマ感染の危険性を訴えたブログがあります。精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その1 )。このブログでリンクしてある、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録された学術誌に掲載された、「トキソプラズマ感染が自殺率を高める」との論文の原文を引用します。 
 なおこれらの研究においては、多変量解析を用いて、統計学的にトキソプラズマ感染が、特に統合失調症の患者さんにおいては、自殺意図を高めるとの結論に至っています。


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22938818 J Clin Psychiatry 「トキソプラズマゴンディの免疫グロブリンG抗体と自殺未遂と自傷行為」。2012年。

Seropositivity of T gondii and sero intensity of T gondii were positively associated with a history of nonfatal suicidal self-directed violence.
No significant associations with other pathogens were identified.
These results are consistent with previous reports on the association between T gondii infection and nonfatal suicidal self-directed violence.
Confirming these results in future large longitudinal studies and including suicide as an outcome may lead to novel individualized approaches in suicide prevention.

トキソプラズマゴンディの血清反応陽性(抗体陽性)と、トキソプラズマゴンディの血清抗体値の高さはは、強く自殺未遂と自傷行為の(患者さんの)生活歴と関連していました。
他の病原体とは、統計上有意な関連は確認されませんでした。
これらの結果は、トキソプラズマゴンディ感染が、自殺未遂と自傷行為との相関性に関した、これまでの研究報告と一致しています。
今後の大規模な自殺を含む横断的研究でそれらの結果を確認することは成果として、自殺予防における新規の個別のアプローチにつながる可能性があります。



Toxoplasma gondii antibody titers and history of suicide attempts in patients with schizophrenia.Schizophr Res 「トキソプラズマ抗体価と統合失調症患者における自殺の試みの生活歴」。2011年。

Toxoplasma gondii (T. gondii) a widespread neurotropic parasite, has been previously associated with schizophrenia and more recently with suicidal behavior.
T. gondii serology might become, with interaction with vulnerability genes, a candidate biomarker
for a subgroup of schizophrenia patients prone to attempting suicide.

トキソプラズマゴンディ(T.ゴンディ)と言う、広範囲な神経向性(親和性)寄生虫は、最近はかつてより、統合失調症における自殺行動が関連付けられています。
トキソプラズマゴンディの血清検査は、脆弱性遺伝子との相互作用とともに、自殺念慮の傾向がある統合失調症患者の一部の患者群においては、バイオマーカーの候補となるかもしれません。



(動画)

 Parasites and the Brain: An Investigation of Toxoplasma Gondii and Schizophrenia 「寄生虫と脳:トキソプラズマと統合失調症の調査」。なおトキソプラズマ感染は、統合失調症の発症の一因となるのは既に定説です。
 日本では、マスメディアである、「日経ビジネスオンライン」のインターネット記事(会員版)で、「トキソプラズマは男を積極的にし、女の性的魅力を高める。トキソプラズマは社会の活性化や少子化対策になるので良い」といった、ふざけた記事を書いています。日本は、マスメディアや政治家、行政担当者などの多くが、トキソプラズマ脳症を発症しているのかもしれません。日本は、トキソプラズマに乗っ取られた国家かもしれませんね。


プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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よろしくお願いします。

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