年間8,000~1万3,500匹の野良猫を射殺駆除していたオランダ
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オランダは周辺の西ヨーロッパ諸国と同様に、野良猫の狩猟駆除を行っていました。その数は年間8,000から1万3,500匹にも及びます。しかしオランダの動物愛護団体らの要望を受けて、狩猟協会は2013年に野良猫の狩猟駆除を自主的に止めることを同意しました。オランダの動物愛護団体らは、野良猫の数の抑制策として、TNRを推進していく方針です。
オランダは2013年まで野良猫対策として、野良猫の狩猟駆除を行っていました。狩猟駆除で射殺される野良猫の数は、年間8,000から1万3,500匹にも及びました。オランダの人口は1,686万人(2014年)ですので、狩猟駆除だけでも、人口比では日本の猫の公的殺処分数に匹敵します。しかし2013年には、全オランダの狩猟協会が野良猫の狩猟を自主的に廃止することに同意しました。野良猫の数の抑制をTNRにより行うことに同意したのです。
ドイツは、現在も犬猫の狩猟駆除が広く行われています。ドイツの動物愛護団体は、オランダの野良猫の狩猟駆除を、狩猟協会が自主的に廃止したことを、高く評価しています。
オランダの動物愛護団体のHPから引用します。Dierenbescherming schiet zwerfkat te hulp(オランダ語)「野良猫を射殺から救う」。2013年4月10日。なお、原語はオランダ語ですが、極めて親和性が高いドイツ語に自動翻訳した上で日本語に訳しています。
Schießen Streu tierrettung .(ドイツ語訳)
Jedes Jahr werden etwa 10.000 Streuschuss gibt, nach der Tierschutz.
Die Tiere zu erfassen und Sterilisation wäre eine bessere Methode.
Nach dem Tier jährlich zwischen 8.000 und 13.500 streunende Schuss in den Niederlanden.
Die Organisation setzt sich für eine tiergerechte Ansatz, die Bevölkerung beispielsweise durch das sogenannte Neuter Return-Falle (TNR) Verfahren zu kontrollieren.
野良猫を射殺から救助すること。
毎年、約1万もの野良猫の射殺は、動物福祉で対処しなければなりません。
野良猫を捕獲して去勢するのが、より良い方法でしょう。
オランダでは、毎年8,000から1万3,500もの野良猫が射殺されています。
愛護団体は、例えば、いわゆる中性リターントラップ(TNR)の野良猫の数を制御するための、動物に優しいアプローチを提唱しています。
上記の、動物愛護団体らの要請を受けて、狩猟協会は自主的に野良猫の射殺を行わないことを表明しました。オランダのマスメディア、Metronieuwsのインターネット版記事から引用します。なお言語はオランダ語ですが、オランダ語に極めて近いドイツ語に自動翻訳した上で日本語訳をしています。
Jagers willen niet op katten schieten(オランダ語)。2013年10月2日。「ハンターは、猫を射殺しません」。
Jäger nicht auf Katzen zu schießen .(ドイツ語訳)
In ihrem Kampf gegen die Erschießung von streunenden Katzen durch Spaß Jäger erhalten die Tier unerwartete Hilfe.
Hunter Verband KNJV auf humane Lösungen für die Probleme zusammenarbeiten die die Tiere verursachen, da in den Club wissen angezeigt.
ハンターは、猫を射殺しません。
喜ばしいことに、ハンターを通じて野良猫の射殺との戦いでは、野良猫たちは予想外の助けを得ました。
狩猟協会(KNJV)は、要望されているとおり、動物が引き起こす問題の人道的な解決策に協力することとなりました。
私はかつて、オランダの動物愛護事情に関する記事を書いています。日本ビジネスプレス社の記事、「(オランダは)野良犬も野良猫もいない国 ~」に対する問い合わせの回答がありました。日本ビジネスプレス社の記事の、「オランダには野良犬も野良猫もいない」という内容に疑問を投げかけ、それに反するオランダやドイツの資料を示しました。
これらの一連の記事で、私のブログから離れたSNSなどで「さんかくたまごは嘘をついている。私はオランダ在住なのでオランダに野良猫がいないことを知っている」と大騒ぎした人物がいます。直接私のブログにコメントや、公開メールにはメールをせず、私のブログ読者様や、ブロ友様にSNSやコメント投稿して、「さんかくたまごの記事は嘘である」と再三伝えてきました。 例えば、このようなメールを、人づてに頂いています。
Facebookに投稿くれた**さんからこんなメッセージが届きました。
さんかくたまごさんに直接コメントを入れて下さいと頼んだのですが、コメントをして頂けず他でもさんかくたまごさんの情報が間違ってる事を投稿されてる様です。
こんな時はどうすれば良いでしょうか?
アドバイスお願いします。
「○○様 有り難うございます。 さんかくたまごさんのブログを拝見いたしました。このかたはご自身でお調べになられたことを優先されているような気がいたしましたので、私からのコメントを控えました。長年オランダに住んでいますが、野良犬らしき犬は一度も見たことありませんし、脱走してしまった猫ちゃんが迷い猫としている場合もありそうですが(友人の猫が動物病院に連れて行った帰りに駐車場から脱走し、未だに見つかっていない猫ちゃんもいます。しかしもちろんマイクロチップ装着していますが、未だに手がかりがありませんので、いわゆる野良猫化してしまった可能性はあります。でもそこかしこにそんな猫がいるのは見たことがありません。ですので、このTNRも???と思っているところです。多くの猫ちゃんは家を自由に出入りしていますので、ちょっと見は野良猫に見えるのかもしれませんが、少なくとも私が住んでいるところには野良猫はいません。また避妊・去勢はほとんどされていますので、発情期のねこちゃんの鳴き声を聞いたことはありません。なので機会があれば、せひオランダに視察にいらしてほしいほどです。」
あ、うっかり。アドヴァイスを求められていたのに忘れていたわ。申し訳ありませんでした。この自称オランダ在住の**さんですが、ほかの方から経由で、「あなた(さんかくたまご)は間違っている。資料を送りたいからこちらにメールせよ」とjpドメインのメールアドレスをブログにコメントしてきました。
私の書いた記事に対しては、私のブログにコメントするか、公開メールに直接メールするのが常識です。無関係な人を巻き込んで迷惑をかける神経がわかりません。また、私はこの記事に対するFace Bookでの議論の内容を見ておりませんので、お答えできません。
私は、日本ビジネス社の、「(オランダは)野良犬も野良猫もいない国」という記述に対しては、「それは嘘である」とは一回も記述していません。それに反するオランダのマスメディアの記事やオランダ政府のHPの記述、「オランダでは野良猫による生態系への被害が深刻である」を引用しました。そして、日本ビジネスプレス社の記事の記述、「オランダは野良犬猫はいない」が、「それは本当なのか」と、読者様に疑問を投げかけ、読者様に判断していただくことを趣旨としています。
自称、オランダ在住の**様には、ネット上でのマナーを守っていただきたいと思います。無関係の人を巻き込んで、迷惑をかけて良いというものではありません。オランダの野良猫対策については、その他にも資料がありますので、次回以降にご紹介します(続く)。
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