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日本は狂気のTNR(地域猫)天国国家ー1





Domestic/inländisch

 私は記事、
TNR(地域猫)制度の阻止・廃止・禁止条例化を勝ち取る!~アメリカの市民運動に学ぶ
アメリカフロリダ州、ブレバード郡市民は、市民運動によって猫TNR条例の停止を勝ち取った
アメリカフロリダ州では猫TNR合法化法案が破棄されたことにより、TNRは例外なく違法と認識されました
 でアメリカにおけるTNRに反対する市民の運動が効果を上げていることを書きました。署名請願やロビー活動などでTNRを合法としている条例の廃止、TNR合法化条例の成立を阻止する、TNR制度を司法に訴えて廃止に追い込むなどのケースはアメリカでは多数あります。しかし日本では、アメリカの反TNR運動は必ずしも参考とはなりません。TNR(地域猫)制度の根拠が異なるからです。



 本論とは関係ない事柄ですが、私がTNR(地域猫)を論じる際には、海外のケースはアメリカしか取り上げていません。なぜならば、TNRは先進国では、私が知る限りアメリカ以外ではあまり普及していないからです。
 ドイツでは、条例などで法制化されたTNR制度は皆無のはずです。民間団体が資金を拠出しているケースもありますが、普及はしていません。もし、ドイツで条例・州法などで法制化されたTNR制度がありましたら、ご存知の方は、根拠法、条文を原文でご一報ください(日本語での情報提供はご遠慮ください)。本記事の記述を訂正します。

 さらにEUでは、占有・管理下にないペット(猫)の法的保護を公に否定しました。所有権も認められないという見解を明らかにしています。これらの猫は、状況により、人道的に殺処分されることが望ましいとされています。
 EU Richtlinie RL 2010/63/EU – Warnung an alle Katzenkolonie-Versorger und Besitzer von Freigängerkatzen「EU指針 2010年EU63号指針 - すべての猫の群れに給餌をおこなう者(事実上、私的なTNR活動の抑制を狙ったものと言えるでしょう)、および猫を放し飼いしている飼い主への警告」。本EU指針については、改めて記事にします。

 またドイツには、ドイツ連邦狩猟法(jagdgesetz)23条の規定があります。ドイツ連邦狩猟法では、所有者のない(と見なされるものも含む。占有管理されていないものは所有者がないと見なされる)犬猫は、狩猟駆除が許可、と言うよりは推奨されているからです。所有者のない犬猫に関しては、ドイツ連邦狩猟法では、通年の狩猟駆除が推奨されています。さらに、ドイツ連邦狩猟法23条では、それらの犬猫に対して、給餌することを禁じています。対してアメリカでは、一部条例などでは野良猫の狩猟を禁じています。
 以下に、ドイツ狩猟法(Bundesjagdgesetz)23条の原文を引用します。


§ 23 Inhalt des Jagdschutzes
Der Jagdschutz umfaßt nach näherer Bestimmung durch die Länder den Schutz des Wildes insbesondere vor Wilderern, Futter not, Wildseuchen, vor wildernden Hunden und Katzen sowie die Sorge für die Einhaltung der zum Schutz des Wildes und der Jagd erlassenen Vorschriften.

23条 狩猟資源の保護
狩猟行為は、国の具体的な保護規定に従い、特に野生動物を捕食する犬猫から(狩猟資源である)野生動物を保護する機能を備えていますが、その規則を順守することを心がける以前に、疾患のある(感染症を拡大するおそれのある)野生動物に給餌してはなりません。


(旧jagdgesetz「ドイツ連邦狩猟法、2013年改正」、では、Futter not,「給餌してはならない」~の記述はなかったと記憶していますが?どなたかご存知の方は、コメントください)。


 ですからドイツでは、所有者のない猫を屋外管理するのは、常に狩猟駆除などされる危険性が有ります。また連邦法で給餌は禁じられているので、事実上TNR活動ができないのだと思います(Futter not,Wildseuchen,「疾患のある野生動物には餌を与えない」は所有者のない野良猫犬も含めての事なんでしょうね)。実際ドイツ語で、ドイツの検索サイトでTNRの情報を得ようとしても、ほとんどありません。
 日本では、「猫TNRは先進国では例外なく普及し、一般的に行われている」との情報が流布されていますが、少なくともドイツをはじめとするEU加盟国では誇張、もしくは嘘です。自治体の関係者の方は、愛誤が提供する嘘情報に騙されないでください。

 そのような理由から、海外でのTNR(地域猫)制度を参考とできるのは、アメリカに限られます。そのため、私は日本の地域猫制度とアメリカのTNR(地域猫)制度を比較しています。私は、記事、・TNR(地域猫)制度の阻止・廃止・禁止条例化を勝ち取る!~アメリカの市民運動に学ぶ、・アメリカフロリダ州、ブレバード郡市民は、市民運動によって猫TNR条例の停止を勝ち取った、・アメリカフロリダ州では猫TNR合法化法案が破棄されたことにより、TNRは例外なく違法と認識されました、で、アメリカのTNR(地域猫)制度に対する市民の反対運動が効果をあげていることを書きました。しかしそれは、日本ではそのまま通用しないのです。

 最大の理由は、制度の法的根拠です。アメリカのTNR(地域猫)制度は、法的根拠は全てが条例を根拠としています。対して日本の地域猫制度の根拠は、要綱・要領です。根拠とするものが条例と要綱・要領とでは、法的意味合いが全く違ってきます。
 次回は、TNR(地域猫)の公的制度の根拠が「条例」である場合と、「要綱」である場合の法的な意味の違いについて書きます。

条例 wikipedhia

・要綱 要綱行政の現状と課題


(続く)。


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アメリカフロリダ州では猫TNR合法化法案が破棄されたことにより、TNRは例外なく違法と認識されました





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(Summary)
Bill to legalize Florida, TNR (Trap-Neuter-Release or Trap-Neuter-Return, TNR ordinance) .
It is a "Community Cats" bill.
The contents are as follows.
Provides that release of community cat by community cat program is not abandonment or unlawful release of cat under specified provisions; provides that counties & municipalities may enact ordinances relating to community cat programs to curtail community cat population growth;
provides immunity for such ordinances; provides exception.
However, the present bill, died by the opposition of citizens in 2013.


 記事、アメリカフロリダ州、ブレバード郡市民は、市民運動によって猫TNR条例の停止を勝ち取った、の続きです。フロリダ州議会下院に対して、認可された猫TNRを例外として猫のリリースや給餌などを合法化する法案が上程される動きがありました。同法案が可決されれば、認可されたTNR活動に限り、猫のリリースや野良猫への給餌などが合法となります。しかし同法案は2013年5月3日に、法案提出のための委員会で法案提出が破棄されました。したがってフロリダ州は、現行の州法により、例外なく野生動物への給餌は違法であることが確認されました。


 フロリダ州ブレバード郡は、1997年に成立施行された条例により、認可を受けたTNR活動に限り合法とされています。しかし1997年のTNR制度化以降、むしろ野良猫は増える一方でした。また野良猫による市民生活や、野生動物への被害が看過できない状況になり、TNR条例の廃止を求める市民運動が活発化しました。
 一方フロリダ州では、時期を同じくして、認可を受けたTNRに限り、猫のリリースや野良猫への給餌などを合法化する州法案提出の動きがありました。しかしフロリダ州でも、猫TNRの合法化法案に反対する市民運動が起きました。結局、「認可を受けたTNR活動に限り、野良猫への給餌などを許可する」との法案提出は阻止されました。この法案破棄においても、フロリダ州市民の反対運動が功を奏したと言えます。
 フロリダ州では、猫のリリースや野生動物への給餌などの行為は禁じられています。したがって、認可された猫TNRを例外的に合法とする法案の提出が破棄されたことで、フロリダ州全域での、猫TNRは違法と確認されました。


 同法案の動きについての報道を紹介します。tampabay times(フロリダ州のローカルニュースメディア)のインターネット版記事から引用します。A proposed bill in the Florida Legislature "would authorize the public hoarding of cats by feral cat activists."「フロリダ州議会での法案は『野良猫活動家らによる、猫のアニマルホーダーを公に承認することだ』と述べた」。2913年3月29日。


Bird group cries foul about feral cat bill.
The bills "would authorize the public hoarding of cats by feral cat activists, in the face of potential public health and property value impacts, as well as predicted high mortality for native animals," the groups said in a press release.
The conservancy says passage of bills would make it easier for people to dump unwanted cats in areas where they roam aplenty.
There is no question that the health of local citizenry -- including children -- is being put at risk, property values in the hoarding areas will be impacted and local wildlife will continue to be devastated.
The bill also states that counties and cities can still adopt their own ordinances to curtail the feral cat population.
University of Florida wildlife scientist Frank Mazzotti said . "Releasing a feral cat in a natural area is like releasing a serial murderer in a maternity ward."
A study by scientists including from the U.S. Fish and Wildlife Service ,"TNR colonies are effective in reducing cat populations, are not supported by peer-reviewed scientific studies."
A 2003 Florida International University study concluded that TNR cat programs at two parks encouraged illegal dumping of cats and led to a population increase at one park, while the other remained stable.
The Florida Department of Health, stated in a 2012 rabies prevention report that managing feral cats "is not tenable on public health grounds because of the persistent threat posed to communities from injury and disease."
Brevard County recently placed a moratorium on registration for cat colonies.

野鳥保護団体は、野良猫議案の不正について抗議します。
法案は、「潜在的な公衆衛生および私有財産への悪影響に直面しています、なおかつ野良猫活動家らによる猫のアニマルホーダー活動を認めるだけでなく、野生動物が殺される率が高くなる予測が高くなります」と野鳥保護団体は、報道陣に対して述べています。
野鳥保護団体は、法案の通過は、人々が容易に、野良猫が徘徊する地域に、より多くの不要な猫を遺棄するためのものだろうと言っています。
子供を含めて - - 地元市民の健康が危険にさらされていることは疑いありませんし、アニマルホーダーの活動地域内の私有財産が被害を受け、野生動物が荒らされ続けます。
法案はまた、県や市が、野良猫の個体数を減らすための独自の条例(TNR条例)を採用することができると述べています。
フロリダ大学の、野生生物学者フランク·マゾッティは述べています。
「自然の中で放すことは、産科病棟で連続殺人犯を解放するようなものです」。
アメリカ連邦魚類野生生物局の科学者らを含む調査では、「野良猫のTNRの一群は、科学的研究によれば、猫の個体数を減少させるのに効果的であることは肯定されていません」。
フロリダ国際大学の2003年の研究では、TNR活動を行った2つの公園では、1つは猫の数は増減がなく、もう一方の公園では猫の不法投棄を誘発し、個体数増加につながったと結論づけました。

フロリダ保健局は、野良猫の(TNR)管理は「負傷や病気により、社会への永続的な公衆衛生に対する脅威を理由に支持できない」と、2012年の狂犬病予防報告書に記載しました。
ブレバード郡は最近、(フロリダ州法案の提出の動きを受けて)猫の一群管理の認可(TNR)の停止をしています。



 フロリダ州の本法案は、州議会に提出されることはなく、2013年5月に破棄されました。それについての、フロリダ州議会下院の広報HPから引用します。the Florida House of Representatives


Community Cats:
Provides that release of community cat by community cat program is not abandonment or unlawful release of cat under specified provisions; provides that counties & municipalities may enact ordinances relating to community cat programs to curtail community cat population growth;
provides immunity for such ordinances; provides exception.

Last Event: Died in Local & Federal Affairs Committee on Friday, May 03, 2013 7:16 PM

地域猫(=コミュニティ猫。まさに直訳すれば「地域猫」です)法案。
地域猫の猫管理プログラムによる、地域猫のリリースが動物の遺棄、または(フロリダ州法の)規定に指定された猫の違法リリースではないことを定め、郡·市町村は、地域猫の個体数減らすために、地域猫に関するプログラムについて定める条例を制定することができると規定します。
本法案は、このような条例のための正当性を追認し、例外を認めます。

最終決定。
2013年5月3日に、地元(フロリダ州)とアメリカ連邦対策委員会で、本法案は破棄されました。

アメリカフロリダ州、ブレバード郡市民は、市民運動によって猫TNR条例の停止を勝ち取った





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(Summary)
Florida Brevard county citizens opposed to Feral Cat Colony Ordinance ( Trap-Neuter-Release or Trap-Neuter-Return, TNR ordinance).
There was the effect of the civic movement.
Approval of new TNR in 2013 that was stopped.
In Florida, the state bill to ban TNR is further submitted parliament.
The bill if it is passed, then the,TNR is expected to be banned in Florida statewide.


 アメリカフロリダ州の、ブレバード郡では、猫TNRが条例により制度化されています。しかしTNRに反対する市民運動が功を奏して、2013年からTNRの新規の認可は停止しています。一方ブレバード郡があるフロリダ州は、例外的に認可を受けたTNRを許可する州法案提出の動きがありました。フロリダ州法では現在、猫のリリースや公衆衛生を害する行為(野生動物への餌やりなど)を禁じています。フロリダ州下の自治体でのTNR制度は、いわばグレーゾーンです。本フロリダ州法案の提出見送りもしくは議会で否決されれば、フロリダ州では、TNRが現行法に基づき違法であるとの解釈が成り立ちます。そうなれば、フロリダ州下の自治体のTNR制度は廃止となる可能性が高いです。


 記事、TNR(地域猫)制度の阻止・廃止・禁止条例化を勝ち取る!~アメリカの市民運動に学ぶ、の続きです。前回記事では、アメリカはTNRに反対する市民による運動により、TNR制度が停止、廃止に至る例が多数あることを述べました。今回は、その具体例を挙げます。
 アメリカフロリダ州に位置する、ブレバード郡では、1997年より郡条例(Feral Cat Colony Ordinance。以下、「ブレバードTNR条例」と記述します)でTNRが制度化されています。しかし、2011年頃からTNRに反対する市民らが、TNR制度廃止のための運動を立ち上げました。それらの運動では、TNR制度の廃止を求める署名嘆願運動も行なわれました。それを受けて現在、フロリダ州ブレバード郡は、新規のTNR認可を停止しています。
 
 ブレバード郡TNR条例に対する反対運動は、市民の署名活動の他に、地方議員へのロビー活動など複数の手段が用いられました。一方2013年には、ブレバード郡が属するフロリダ州では、認可を受けたTNRを例外的に認めるとの州法案提出の動きがありました。
 本フロリダ州法案での議会採択まで、ブレバード郡のTNRの新規の認可は停止されます。本フロリダ州法案議会提出見送りもしくは議会で否決されれば、ブレバード郡はTNR新規認可停止から、TNRの完全廃止に移行する可能性もあります。なぜならば本フロリダ州法案が成立しなければ、現行のフロリダ州法により、フロリダ州下では、TNR(に付随する猫のリリースや餌やり)は違法行為と追認されるからです。

 以下に、フロリダ州ブレバード郡市民による、TNR反対、TNR条例廃止請願のための署名嘆願文を引用します。Petitioned Brevard County District Commissioners Abolish Feral Cat Colony Ordinance In Brevard County「請願 ブレラード郡地区委員会御中 『ブレバード郡の野良猫の一群を管理する(TNR条例)を廃止することを求めます』」。
 このTNR反対署名嘆願を行った、ジャスティン・ワッツ(Justin Watts)さんは、個人的にも、かなりひどい猫被害を経験されているようです。長くなりますので、署名嘆願理由と支持政策の一部のみを引用します。これらの内容は、日本の地域猫制度にもそのまま適用できるでしょう。


The current Brevard county feral cat colony ordinance has been a complete failure Due To The Following Reason.

1) It is a public health nightmare jeopardizing the health of our community: Feral cats are the number two rabies-carrying species behind racoons which are attracted to the colonies-Increase the risk of rabies, toxioplasmosios, fleas, and other parasites complete failure to protect welfare of citizens

2) Has not decreased the cat population in Brevard County: The cat population has increased exponentially since Brevard adopted the Trap Neuter Release Cat Colony model back in 1997.

3) Tramples your personal property rights.

3) Endangers the environment, damaging and altering our fragile coastal ecosystem.

4) Inhumane to the cat and other native wildlife.

By Signing The Petition I Support The Following.

1. Support and encourage the humane elimination of feral cat populations, including feral cat colonies, through adoption into indoor-only homes of eligible cats and humane euthanasia of unadoptable cats.

2. Support the passage and enforcement of local and state ordinances prohibiting the feeding of feral cats, especially on public lands, and the release of unwanted pet or feral cats into the wild.

3. Oppose(Opposedが正しいと思われる) the passage of any local or state ordinances that legalize the maintenance of "managed" (trap/neuter/release) free-ranging cat colonies.

4. Support educational programs and materials that provide scientific information on feral cats and the negative effects on cats from living outdoors, and call on pet owners to keep cats indoors, in outdoor enclosures, or on a leash.

5. Support programs to educate and encourage pet owners to neuter or spay their cats, and encourage all pet adoption programs to require potential owners to spay or neuter their pet.

6. Support the development and dissemination of information on what individual cat owners can do to minimize predation by free-ranging cats.

10. Recognize that cats as pets have a long association with humans, and that responsible cat owners are to be encouraged to continue caring for the animals under their control.


現在、ブレバード郡野良猫の一群を管理する条例=TNR条例(Feral Cat Colony Ordinance)は、次のような理由により完全に失敗しています。

1)本条例は、我々のコミュニティの健康を危険にさらす公衆衛生の悪夢です。
野良猫の群れは、背後に引き寄せられたアライグマが存在し、狂犬病をもたらす二種の動物がいます。
狂犬病、 トキソプラズマ、ノミ、および他の寄生虫の危険性を増やし、市民の福祉を保護することに完全に失敗しました。

2)ブレバード郡の猫の個体数は減少していません。
ブレバードは1997年にトラップ、ニューター、リリースを行う猫の一群を管理する方法を採用しましたが、猫の個体数は指数関数的に増加しています。


3)私有財産権の侵害。

3)(番号が重複していますが、原文のままです)TNRは、私たちのの脆弱な沿岸生態系にダメージを与え、変化させ、環境を危険にさらします。

4)猫とその他の野生動物にとっても非人道的です。

請願に署名することによって、私は次のことを支援します。

1、野良猫の群れの個体数を人道的な減らすこと、つまり基準を満たした猫を対象に、室内飼いの飼い猫とし、それができない猫を人道的に安楽死させることを支援し、促進します。

2、野良猫への餌やり、特に公共の土地で野生状態での、そして不要なペットや野良猫の遺棄を禁止する自治体条例や州法が可決されることを支援します。

3、放し飼いの猫の一群(トラップ/中性化/リリース)「管理」(つまりTNR制度)を行うことを合法とする全ての地方または州条例の可決に反対します。

4、屋外で生活する野良猫や、猫のマイナスの影響に関する教育プログラムや、科学的情報を提供することを支援し、屋外では囲いの中で、またはリードにつないで、室内で猫を飼育することをペットの飼い主に呼びかけることを支援します。

5、ペットの飼い主に対して猫を不妊去勢し、潜在的に自分のペットを不妊去勢することを飼い主に求め、すべてのペットの養子縁組プログラムを推進することと教育プログラムを支援します。

6、個々の猫の飼い主に対しては、放し飼い猫による野生動物の捕食を最小限に抑えるために、何ができるかについての情報の収集と普及を支援します。

10、責任ある猫の飼い主はをきちんと猫を管理し、世話を続けることを奨励されるべきです。



 次回は、2013年の、ブレバード郡が新規のTNR認可の停止を決定したこと、およびフロリダ州での、猫TNR禁止を盛り込んだ州法案提出の動きについてのニュースを紹介します。(続く)。

TNR(地域猫)制度の阻止・廃止・禁止条例化を勝ち取る!~アメリカの市民運動に学ぶ





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(Summary)
TNR(Trap-Neuter-Release or Trap-Neuter-Return) has been denied already in the United States.
U.S. government agencies have stated,"Successful example of TNR(trap, neuter and release )is zero".
By the citizens' movement, TNR(trap, neuter and release system) many have been deprecated in municipality of America.
There is a civil movement like this,Appeal administrative court, lobbying, signature petition campaign to councilors,etc.
The abolition of the TNR(trap, neuter and release)system of many in the United States was brought about by the efforts of citizens.
Of course, there was no demonstrated effect TNR is also a reason.


 TNR(地域猫)はアメリカで始まり、かつては普及した時期もあります。しかし現在では、先行したアメリカをはじめとする欧米先進国では、TNR(地域猫)は否定されています。効果がなかった、むしろデメリットの方が多いという実証結果も一因ですが、TNR制度の阻止・廃止に向けた市民運動も大きな理由です。


 アメリカでは、政府機関が2009年に、「(猫)TNRの成功例は一つもなかった」と公式に見解を述べました。アメリカ連邦政府は、明確かつ完全にTNRを否定しました。また世界最大の動物愛護団体PETAも、TNRを完全否定する声明を発表しています。それを受けてアメリカでは、TNRの公的制度を廃止する自治体が続きました。
 さらには、TNR活動を懲役刑を含む刑事罰で禁止する条例を制定する自治体が相次いでいます。無許可でTNR活動(TNRと餌やり、野良猫の保護とその猫を一般譲渡する活動。いわゆる、日本の「自称猫ボラ」と同じ活動です)を行った者に対しては逮捕有罪となるケースは珍しくありません。懲役刑が科される可能性もあります。米国では、無許可猫ボラ活動は懲役刑になりますぞ!ー171歳の女性が無許可TNRで刑務所行き~アメリカ サウスカロライナ州

 アメリカにおけるTNR制度の廃止、制度化の阻止、無許可TNR活動に対する刑事罰を含む禁止規定を盛り込んだ条例の制定は、TNRが全く効果がなかったばかりか、デメリットだけであるという実証が積み上がったこともあります。しかし、TNRの廃止、制度化への反対、禁止のための条例化は、地道な市民運動が功を奏したのも事実です。
 アメリカでの反TNR運動は、・司法手続き、・署名嘆願活動による立法や行政への働きかけ、が行なわれています。司法手続きに関しては、私は過去に、ロサンゼルス市が議会承認を経ずにTNRを制度化し、市民有志が裁判に訴えて廃止に追い込んだケースを記事にしています。ロサンゼルス上級裁判所は、ロサンゼルス市にTNR制度の停止を命じたー1ロサンゼルス上級裁判所は、ロサンゼルス市にTNR制度の停止を命じたー2ロサンゼルス上級裁判所は、ロサンゼルス市にTNR制度の停止を命じたー3

 上記の、TNR制度廃止に向けた、市民有志の行政訴訟提起の他に、市民有志が政治家や政治団体に対するTNR廃止、制度化阻止、TNRの厳しい罰則付き禁止規定を盛り込んだ条例化などのロビー活動もアメリカでは盛んに行なわれています。また、TNR制度化の阻止、TNR制度廃止、TNRの罰則付き禁止の条例化の署名嘆願運動も盛んに行われています。それらの署名嘆願は、行政機関や地方議会に上程され、効果を上げています。
 TNR制度化の阻止、TNR制度廃止、TNRの罰則付き禁止条例化の署名嘆願運動の実例のいくつかを、次回以降の記事で紹介します。アメリカでTNRが否定され、実際にTNRの制度化が阻止され、廃止に追い込まれ、TNRに対する厳しい罰則付き禁止規定を盛り込んだ条例が多く制定されたのは、アメリカ市民の、粘り強い草の根運動が背景にあるのです。

 私は、「猫被害者や、地域猫に反対する側も組織化する必要に迫られている時期に来ているかもしれない」とのご意見のメッセージをいただきました。「権利は自ら守り、勝ち取るもの」。反TNR市民運動で先行し、成功したアメリカのケースは、参考になると思います。
 なお反TNR運動のバイブルというべき、優れたサイトがアメリカにあります。TNR Reality Check「TNRの真実とは」。こちらのサイトは、TNRが無効である実例を多数収録しています。また、TNRが無意味でデメリットのみをもたらすことが体系的、論理的に、多くの学術文献などを引用しつつ述べられています。以下に、このサイトに収録されている、「TNR廃止のための嘆願書」の雛形、Petition Opposing TNR「TNR反対の嘆願書」、を引用します。日本でも、TNR(地域猫)の反論に大いに参考となる優れた内容です。


We, the undersigned, are opposed to Ordinances that permit Feral Cat Colony Management, also known as Trap-Neuter-Release or Trap-Neuter-Return or TNR.
We feel that the priority of municipalities is to safeguard our natural resources, including our native wildlife, and to ensure the safety of constituents.
We recognize that TNR Ordinances come at the expense of wildlife, already struggling to survive in isolated and fragmented habitats.
We also recognize that feral cat colonies pose a risk to human and animal health.
Cats carry many types of bacteria and diseases that can be transmitted through bites, scratches and fecal contamination.
We further recognize that are-abandoning cats into the environment is inhumane for domestic, companion animals.
Outdoor cats are subject to fatal feline diseases, abuse, vehicles, contaminants, and extreme weather conditions.
Finally, we recognize that efforts to trap, neuter and release feral cats have not resulted in effectively reducing the feral cat population.
Government-endorsed ordinances enable the cycle of abandonment and undermine efforts to educate the public about responsible pet ownership.
Therefore, we demand that municipalities act responsibly when considering Feral Cat Colony Management legislation.
Municipalities have an obligation to enact laws that regard the welfare of residents and wildlife.
Ordinances regarding free-roaming and feral cats should be created that include cat licensure, prohibit cats from running-at-large, and require rabies vaccinations.

私たち署名者は、罠で捕獲し、不妊去勢し、再び放す(トラップ・ニューター・リターンまたはリリース、TNRとして知られている)野良猫の一群の管理を可能にする条例に反対しています。
私たちは、自治体の優先順位は、野生動物などの私たちの天然資源を守ることと、そして有権者の安全性を確保することであると感じています。
私たちはTNRの条例が、すでに分断され、断片化された生息地の中で生き残るために困難な野生動物を犠牲にしていることを認識しています。
そればかりではなく、私たちは野良猫の一群は、人および動物の健康に危険をもたらすことを認識しています。
猫が噛み付くことにより、傷口や糞便汚染を介して感染する細菌や多くの種類の病気の感染をもたらす可能性があります。
私たちはさらに外部環境に猫を放すことは、わが国では、伴侶とすべき動物に対して非人道的であると認識しています。
屋外の猫は、致命的な病気、虐待、自動車事故、汚染物質、および厳しい気象条件にさらされます。
最後に私たちは、トラップ、ニューター、リリースの努力が効果的に、野良猫の数を減らすことができなかったことを認識しています。
政府が認めた条例は、捨て猫を繰り返すことを後押しし、責任あるペットの飼い主のあり方についての国民を教育するための努力を損います。
したがって私たちは、野良猫の一群を管理する立法を検討する際に、自治体が責任を持って行動することを要求します。
自治体は、住民や野生動物の保護を考えて、法律を制定する義務があります。
放し飼い猫と野良猫に関する条例作成は、猫の飼育免許の規定を盛り込むことが必要ですし、猫が広範囲で徘徊していることを禁止し、猫に対する狂犬病予防接種も必要です。



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ドイツは違法合法を問わず、東ヨーロッパからの仔犬仔猫の輸入を止めることは不可能です(まとめ)





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(Zusammenfassung)
Seit seiner Eröffnung im November 2004, war Zoo Zajac in Duisburg , eine Tierhandlung bereits der weltweit größte Tierhandlung.
Die Zoo Zajac mit seinen über 9.000 qm Verkaufsfläche offiziell als größtes Zoofachgeschäft der Welt auszeichnet.

Tierrechtsorganisation hat diese riesige Tierhandlung(Zoo Zajac) verurteilt.
Der Grund dafür ist der Verkauf von einem Hund von Zoo Zajac.
Aber Tierschutzgruppen sind falsch.
sie sagen, " Zoo Zajac ist schlecht".
Zoo Zajac, sie sind in Übereinstimmung mit den Gesetzen von Deutschland.
Person der Schmuggel von Welpen aus Osteuropa ist ernstes Problem, als die.


 記事、
ドイツの巨大生体販売ペットショップを攻撃する、ドイツの愛誤団体の愚かさ
東ヨーロッパから違法な仔犬輸入が急増しているドイツ
ドイツ、ポーランド国境付近の違法な仔犬の青空市
違法な「仔犬仔猫の青空市場」を報じた、ドイツTVドキュメンタリー
の続きです。以上の記事では、ドイツでは東ヨーロッパ、主にポーランドですが、近年仔犬仔猫の輸入が急増しています。しかし現行法では、ドイツはそれらの仔犬仔猫の国内への流入を止めることはできません。



 以上の記事では、ドイツで近年超巨大な店頭生体販売ペットショップが著しく業績を伸ばしていることと、主にドイツ、ポーランド国境付近で違法な仔犬仔猫の青空市が開催されていることを述べました。便宜上「違法」と表現しています。しかし明らかに法に反するかどうかは明確ではありません。
 私が違法と訳したワードは、illegal(英語でもillegal。意味はほぼ同じ)です。明確に法律に違反するという意味であれば、ungesetzlich(英語=Unlawful)でしょう。illegalは「ルール違反」など、ungesetzlichより幅広い意味で用いられます。すっきりとした訳語がほかにありませんでしたので、illegalを違法と訳しました(なお原語の、Illegaler Handelも「密貿易」と訳しました。明確に犯罪となる密輸入は、Schmuggelとなるでしょう)。

 ドイツ、ポーランド国境付近の仔犬仔猫の青空市は、相変わらず活況のようです。それらの犬仔猫は、主にポーランドで生産され、多くがドイツの消費者が購入します。
 ドイツの巨大ペットショップが、東ヨーロッパのブリーダーに仔犬仔猫の生産委託をし輸入することは、もとより合法です。青空市での仔犬仔猫の販売に関しては、ドイツの動物愛護団体が動物愛護上問題があると指摘しています。しかしドイツの現行法規では、このような青空市を取り締まることはほぼ不可能です。法律的には、グレーゾーンとも言えるのですが。

 このような青空市が開催できるようになった理由は、2007年にドイツ、ポーランド間の国境検問所が原則廃止され、自由に往来できるようになったことです。シェンゲン圏
 仔犬仔猫の青空市がポーランド領内で開催されていれば、ドイツ人は自由にポーランドに行き仔犬仔猫を購入することができます。子犬子猫の青空市が、ドイツ動物保護法などのドイツ法に違反したとしても、ポーランド領内にはドイツ法は及びません。ですから、ドイツ当局は何の権限もありません。例え週齡8週にはるかに満たない仔犬仔猫の販売であったとしても、展示販売の方法が劣悪であってもです。

 ポーランド領内の青空市で子犬子猫を買ったドイツのお客ですが、その子犬子猫が生後3ヶ月未満であり、かつ5匹未満であれば、それらの子犬仔猫をドイツ国内に持ち込むのは全く合法です。EU域内では、犬猫のペットの移動の際には義務付けられている、いわゆるEUペットパスポート(EU- Heimtierpass )が必要です。EU-Heimtierausweis。しかし3ヶ月未満の犬猫等は、免除されています。ポーランドの青空市で売られている仔犬仔猫は、まず生後3ヶ月を超えるものはありません。
 またドイツでは、5匹以上の犬猫などの入国は、商業取引としてより厳しい規制を受けます。しかし、個人の消費者が一度にポーランドの犬猫青空市で購入する場合、5匹以上となるケースはまず無いでしょう。したがって、ドイツ当局は、このようなポーランド領内の青空市でドイツ人が仔犬仔猫を購入し、ドイツに持ち帰ることを止めさせることはできません。

 一連の記事で紹介した、ポーランドの仔犬仔猫青空市の他に、インターネット広告で東ヨーロッパの国のブリーダーが、ドイツ人などに仔犬仔猫を売るケースもあります。多くの場合、血統書やワクチン接種証明はニセモノです。ごく一部でドイツ警察当局が、おとり捜査で、そのような東ヨーロッパのブリーダーを詐欺罪で摘発したケースはあります。
 しかし、ニセモノの血統書やワクチン証明書がなければ詐欺罪は適用されません。また、犬猫などの引渡しがドイツ国外であってもできません。東ヨーロッパのブリーダーの、インターネットによる仔犬などの販売は、機会があれば記事にします。

 このようにドイツでは、違法合法を問わず、東ヨーロッパからの犬(一部猫)の輸入が急増しています。その傾向は今後も続くでしょうし、ドイツ当局は、その流れを止めることは不可能です。ドイツ人に、・より安く、・気軽に、・純血種の仔犬仔猫を買いたい、というニーズがあります。そしてそれを満たす供給力がポーランドをはじめとする東ヨーロッパにはあります。
 概ね、ティアハイムで犬猫の譲渡を受ければ、200ユーロ~(約2万8千円)と言われています。さらに飼い主に「犬の学校」などの参加を求められたり、審査もされます。その上、ティアハイムの譲渡犬猫はほとんどの場合成犬成猫であり、雑種も多いです。ドイツ国内の優良ブリーダーで純血種の仔犬を買うには、1,500~2,000ユーロ(約21万円~28万円)もかかるとされています。
 近年台頭している、ドイツの巨大生体販売ペットショップでは、純血種の仔犬仔猫が約800ユーロ(11万2千円)です。さらにドイツ、ポーランドの国境で開催される青空市では、50ユーロ(約7千円)前後です。

 需要と供給が有り、それを規制する法律がない、もしくは及ばなければ、止めることは不可能です。その影響は、既に顕在化しています。昨年は、最も歴史がある、大規模な名門シュツゥットガルトティアハイムが破綻しました。ドイツマスメディアは、「ドイツのティアハイムは、ペットの飼育放棄と譲渡先不足による過剰収容、それと寄付金の減少でほぼ全てが赤字である」と報じています。
 それがドイツの現状です。日本の動物愛護において、他国を参考にするのであれば、現状を正しく認識しなければ意味がないでしょう。空想の世界の理想国家を目標に掲げても、いつまでたっても「空想の世界の理想」のままです。もちろんドイツをはじめとするEUには、日本より優れた動物愛護政策があります。良い面も悪い面も、ありのまま捉えることが大切です。


(画像)

 ドイツ、ポーランド国境付近での、青空仔犬仔猫市場の様子を見て、私には既視感がありました。これです。元野良猫の譲渡会に行ってきました。自称「猫ボラ」の、保護猫譲渡会です。
 ポーランドのパピーミルが悪質だといっても、彼らは公共の場で犬猫を放牧飼育なんてしていませんよね。自称猫ボラは、公園などの公共の場で、無責任に餌やりをし、無管理繁殖させています(TNRは詭弁です。自称猫ボラさんで、不妊去勢済の猫以外で、一度も給餌したことがない人はいますか)。自称猫ボラさんなどは、ペットショップを批判する権利はありません。合法的なペットショップでの生体の展示販売の飼育環境はこれよりはるかに良いです。繁殖も、無計画でかつ無関係な人に迷惑をかけるような、公共の場での放牧飼育はしません。

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違法な「仔犬仔猫の青空市場」を報じた、ドイツTVドキュメンタリー





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(Zusammenfassung)
Seit seiner Eröffnung im November 2004, war Zoo Zajac in Duisburg , eine Tierhandlung bereits der weltweit größte Tierhandlung.
Die Zoo Zajac mit seinen über 9.000 qm Verkaufsfläche offiziell als größtes Zoofachgeschäft der Welt auszeichnet.

Tierrechtsorganisation hat diese riesige Tierhandlung(Zoo Zajac) verurteilt.
Der Grund dafür ist der Verkauf von einem Hund von Zoo Zajac.
Aber Tierschutzgruppen sind falsch.
sie sagen, " Zoo Zajac ist schlecht".
Zoo Zajac, sie sind in Übereinstimmung mit den Gesetzen von Deutschland.
Person der Schmuggel von Welpen aus Osteuropa ist ernstes Problem, als die.


 記事、
ドイツの巨大生体販売ペットショップを攻撃する、ドイツの愛誤団体の愚かさ
東ヨーロッパから違法な仔犬輸入が急増しているドイツ
ドイツ、ポーランド国境付近の違法な仔犬の青空市
の関連記事です。ぜひ併せてお読みください。ドイツ、ポーランド国境付近では、東ヨーロッパのパピーミル(仔犬工場)で生産された仔犬が、違法に安く売られています。まさに「青空市場」です。この問題にいち早く報道したドイツのTVニュースを紹介します。



 問題のドイツTV番組の録画です。2009年11月2日。Iillegaler Welpenhandel in Slubice「スロビッツでの違法な仔犬の貿易」。2009年11月2日。




(概要)

Direkt am Eingang des großen Marktgeländes stehen 8 Tierhändler.
Ihre Ware, Hunde- und Katzenwelpen, präsentieren sie in einfachen Pappkartons.
Die Händlerinformationen zu den Tieren sind spärlich,
Ein Hund für 50 Euro vom Polenmarkt ist folglich mit Sicherheit nicht geimpft.
aktion tier schätzt, dass über 50% der auf den Polenmärkten erstandenen Hundewelpen dem Tod geweiht ist.
Die meisten der Babys erkranken nach kurzer Zeit an Parvovirose, einer hoch ansteckenden und meist tödlich verlaufenden Infektionskrankheit.
Wer etwa aus Unwissenheit ein jüngeres Tier ersteht, handelt ordnungswidrig.
Außerdem müssen gemäß den geltenden Bestimmungen auch Hundewelpen unter 3 Monaten bei der Einreise nach Deutschland mittels Microchip oder Tattoo gekennzeichnet sein sowie über eine EU- Heimtierpass verfügen.
Hunde der Rassen Pit-Bullterrier, American Staffordshire-Terrier, Staffordshire-Bullterrier, Bullterrier sowie deren Kreuzungen dürfen überhaupt nicht nach Deutschland eingeführt werden.

大きな犬猫市場の入り口には、8つの犬猫販売店があります。
商品の仔犬や仔猫は、簡単な段ボール箱に入れられて展示されます。
犬猫販売店の情報は書類が不備、もしくはありません、またはワクチン接種証明書がありません。
犬にはがワクチンが接種されていると主張されていますが、偽物です。
ポーランドから、市場に持ち込まれた50ユーロの価格の犬は、ワクチンが接種されていないので安全ではありません。
アクティオンティアー(動物愛護団体)は、極端な場合、このような市場の仔犬は、買われてから50%以上が死亡する運命にあると推定しています。
仔犬仔猫のほとんどは、多くの場合、パルボウイルスなどの伝染性の高い、致命的な感染症ですぐに病気になるのです。
このように、無知で幼すぎる犬猫を買った人は、行政犯罪になります。
仔犬には規則が適用され、ドイツに入国する場合、マイクロチップまたはタトゥーを使用してドイツへ入国する生後3ヶ月までに認識される必要があり、EUのペットのパスポートを持っている必要があります。
以下の犬種、ピット·ブル·テリア、アメリカン·スタッフォードシャー·テリア、スタッフォードシャー·ブル·テリア、ブル·テリアとその雑種は、ドイツに輸入できません。



 この様な、*違法なドイツへの仔犬仔猫の供給元は、ポーランドが最も多いようです。ヨーロッパ大手の動物愛護団体、Pfotenhilfe-Europa「=肉球を助けるーヨーロッパ。本部はハンガリー」のHPのレポートにもそのような記述があります。Pfotenhilfe-Europa Polen「肉球を助けるーヨーロッパ ポーランド」(ドイツ語)、から引用します。
 この記述は、動物愛護団体の誇張が、ややあるかもしれません。しかし、ポーランドにおいては、このような劣悪なパピーミル(仔犬工場)ばかりではなく、優れたブリーダーも台頭してきています。優秀なブリーダーにより生産された仔犬(一部仔猫)は、ドイツの巨大ペットショップの供給元です。さらには、ショードッグレベルのブリーダーも存在し、ドイツ以外の西ヨーロッパ先進国にも供給しています。ポーランドでは、仔犬仔猫生産は、国の主力産業になりつつあります。


Welpenfabriken
Die Welpen sind oftmals bereits so krank, dass diese nicht einmal eine Woche in ihrer neuen Heimat überleben können.
Überzählige - nicht rechtzeitig verkaufte - Welpen werden achtlos weggeworfen, landen allzu oft in den ohnehin überfüllten Tierheimen oder werden vor Ort auf grausame Weise erschlagen.

パピーミル(仔犬工場)
仔犬は多くの場合、新しい飼い主の家で、一週間を生き残ることができないほど、既に病気にかかっています。
余剰な - その時点で売れ残った - 仔犬はあまりにも多くの場合、過密なティアハイムで死んでしまうか、残酷な方法でその場で殺され、捨てられます。



*「違法な青空仔犬市場」と記述しましたが、もしのこの犬猫の露店がポーランド国内であれば、ドイツ法により取り締まることはできません。ポーランドの法律で、このような形態の犬猫販売方法を禁じていなければ合法です。ポーランド法は確認していませんが。


・なお、ドイツの超巨大ペットショップとポーランド国境付近での違法仔犬マーケットは、こちらでも詳しいです。

■ 動物ジャーナル83 2013 秋 先進国って何? (八) ドイツ篇 その二巨大ペットショップと激安フリーマーケット、そこで売られる仔犬たち 青島 啓子

ドイツ、ポーランド国境付近の違法な仔犬の青空市





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(Zusammenfassung)
Seit seiner Eröffnung im November 2004, war Zoo Zajac in Duisburg , eine Tierhandlung bereits der weltweit größte Tierhandlung.
Die Zoo Zajac mit seinen über 9.000 qm Verkaufsfläche offiziell als größtes Zoofachgeschäft der Welt auszeichnet.

Tierrechtsorganisation hat diese riesige Tierhandlung(Zoo Zajac) verurteilt.
Der Grund dafür ist der Verkauf von einem Hund von Zoo Zajac.
Aber Tierschutzgruppen sind falsch.
sie sagen, " Zoo Zajac ist schlecht".
Zoo Zajac, sie sind in Übereinstimmung mit den Gesetzen von Deutschland.
Person der Schmuggel von Welpen aus Osteuropa ist ernstes Problem, als die.


 記事、
ドイツの巨大生体販売ペットショップを攻撃する、ドイツの愛誤団体の愚かさ
東ヨーロッパから違法な仔犬輸入が急増しているドイツ
の続きです。こられの記事では、現在ドイツでは、東ヨーロッパから違法合法を問わず、ペット用仔犬が輸入されていることを述べました。違法な仔犬の販売は、多くはドイツ、ポーランドの国境付近で行なわれています。今回は、その実態を紹介します。



 以下の動画は、ドイツ大手の動物愛護団体、aktion-tier「アクティオンーティアー。行動をー動物たちへ」が作成したものです。ドイツ、ポーランドの国境付近で開催されている、違法な仔犬の青空市の様子が納められています。2012年6月18日。




(概要)

Hundebabys, verstaut in Gitterkäfigen, Kartons oder Einkaufstüten.
Sind diese verdeckt gedrehten Aufnahmen auf einem Hundemarkt an der deutsch-polnischen Grenze.
Kauft man ein solches Wunschtier beim Züchter, so kostet es meist viele hundert Euro.
Auf den Märkten an der deutsch-polnischen Grenze sind die Hunde dagegen deutlich günstiger.
Schon für 50 Euro bekommt man einen angeblich reinrassigen Boxer oder Husky.
über 50% der aus dem östlichen Europa stammenden Welpen sind dem Tod geweiht.
Sie sterben entweder an massivem Parasitenbefall oder ein einer der oft tödlich verlaufenden Viruserkrankungen wie beispielsweise Parvovirose.
So ist es gemäß dem deutschen Tierschutzgesetz verboten, einen Hundewelpen, der jünger als acht Wochen ist, von der Mutter zu trennen.
Hunde der Rassen Pit-Bullterrier, American Staffordshire-Terrier, Staffordshire-Bullterrier, Bullterrier sowie deren Kreuzungen werden zwar in großen Mengen auf den Polenmärkten angeboten.

子犬はメッシュのケージ、箱やショッピングバッグに入れられます。
ドイツ、ポーランド国境の犬の市場には、このような隠された歪んだ記録があります。
あなたがブリーダーで同程度の仔犬を購入する場合、通常は数百ユーロです。
しかし、ドイツ、ポーランド国境での(闇)市場では、犬ははるかに安いです。
50ユーロ(約7千円)を払えば、あなたはおそらく、純血種のボクサーやハスキーを買えます。
しかし東ヨーロッパから、そのように輸入されたの子犬の50%以上が死んでしまう運命(私は、愛護団体の誇張はある程度あると思います)です。
多分、そのような仔犬は、大量の寄生虫の感染か、または多くの場合パルボウイルスのような、致命的なウイルス性疾患の一種のどちらかで死んでしまいます。
だからこそ、仔犬は母親から8週齡よりも若いうちに分離することを、ドイツの動物保護法は禁じているのです(8週齡未満であると、母乳による免疫が十分にできないから。またワクチン接種はある程度の週齡にならなければできないため。しかしこのような違法な犬市場では、8週齡にはるかに満たない仔犬が売られています)。
極端な場合、(ドイツでは飼育が禁じられている)ピット·ブル·テリア、アメリカン·スタッフォードシャー·テリア、スタッフォードシャー·ブル·テリア、ブル·テリアとそれらの雑種も市場に大量に売られています。



 このようにドイツ、ポーランド国境付近では*違法な仔犬の青空市場が発生し、定着しています。その理由は、より安い純血種の仔犬を求めるドイツ人消費者と、現金収入を得たい東ヨーロッパの貧しい農民の需給が存在することが第一の原因です。それを後押しするのが、2007年に、ドイツとポーランドの国境検問所が原則廃止されたことです。
 そのために、ほぼノーチェックでポーランド経由でドイツに犬を持ち込むことが可能になったのです。需給があり、取締ができなければ、このような違法な仔犬の青空市が発生しない方が不思議でしょう。本記事で紹介した、ドイツ動物愛護団体、aktion-tier「アクティオンティアー」のビデオレポートの制作は2012年6月18日ですが、違法な仔犬の青空市は、ドイツ、ポーランド国境検問所廃止直後から開催されるようになりました。2009年には、既にTV局がこの問題を報じています。

 illegaler Welpenhandel in Slubice「スロビッツでの違法な仔犬の貿易」。2009年11月2日。




 ご要望があれば、内容の概要を訳して次回記事で紹介しますが?(本記事のアクセス数が多ければそうします)。概ね、先に紹介した動画と同じ内容です。いずれにしても、愛誤さん達が主張している「ドイツでは店頭で犬猫などの生体販売を行うことは法律で禁じられている。だから生体販売ペットショップは皆無である」は大嘘です。
 ドイツは、店頭でのペットの生体販売を禁じる法律はありません。また私は、動物愛護に反するものでもないと思います。世界最大のペットショップは、ドイツにあります。さらに違法な、動物たち(仔犬)にとって劣悪な環境での、青空市場が開催されているのが実情です。その方がはるかに問題です。


*「違法な青空仔犬市場」と記述しましたが、もしのこの犬猫の露店がポーランド国内であれば、ドイツ法により取り締まることはできません。ポーランドの法律で、このような形態の犬猫販売方法を禁じていなければ合法です。ポーランド法は確認していませんが。


・なお、ドイツの超巨大ペットショップとポーランド国境付近での違法仔犬マーケットは、こちらでも詳しいです。

■ 動物ジャーナル83 2013 秋 先進国って何? (八) ドイツ篇 その二巨大ペットショップと激安フリーマーケット、そこで売られる仔犬たち 青島 啓子

東ヨーロッパから違法な仔犬輸入が急増しているドイツ





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(Zusammenfassung)
Seit seiner Eröffnung im November 2004, war Zoo Zajac in Duisburg , eine Tierhandlung bereits der weltweit größte Tierhandlung.
Die Zoo Zajac mit seinen über 9.000 qm Verkaufsfläche offiziell als größtes Zoofachgeschäft der Welt auszeichnet.

Tierrechtsorganisation hat diese riesige Tierhandlung(Zoo Zajac) verurteilt.
Der Grund dafür ist der Verkauf von einem Hund von Zoo Zajac.
Aber Tierschutzgruppen sind falsch.
sie sagen, " Zoo Zajac ist schlecht".
Zoo Zajac, sie sind in Übereinstimmung mit den Gesetzen von Deutschland.
Person der Schmuggel von Welpen aus Osteuropa ist ernstes Problem, als die.


 前回記事、ドイツの巨大生体販売ペットショップを攻撃する、ドイツの愛誤団体の愚かさの続きです。ドイツの動物愛護団体は、近年ドイツで躍進している巨大ペットショップに対して、犬などの店頭生体販売に抗議しています。理由は動物愛護に反するということですが、彼らの行動はその目的に反します。巨大ペットショップより、東ヨーロッパからの犬密輸の方が、はるかに動物愛護上問題があります。


 ドイツで躍進している、超巨大ペットショップ、Zoo Zajacの前では、連日のように動物愛護(誤)団体のメンバーらがデモを行い、生体販売に抗議しています。理由は「犬などの生体販売は、動物愛護に反する」「ティアハイムに保護動物があふれかえっているのに、これ以上犬猫などのペットの供給を増やすべきではない」です。
 なおドイツでは、あらゆるペットの、店頭生体販売を禁じてはいません。ペットショップの民間団体、ZZFでは、加入ペットショップでは、犬と猫の一部の店頭生体販売を自粛しています。しかしこれは強制力はありません。ZZFに未加入のペットショップも多いです。以前からZZF未加入のペットショップは店頭生体販売を行ってきましたし、ドイツPETAなどのレポートによれば、ZZF加入のショップでも一部店頭生体販売が行われています。日本で流布されている「ドイツでは、犬猫などの店頭生体販売は法律でじられており、生体販売を行っているペットショップはない」は大嘘です。

 ドイツの動物愛護団体が、巨大ペットショップのペット生体販売に抗議することは無意味です。現在のドイツにおいては、巨大ペットショップがペットの生体販売を止めたとしても、ペットの供給過剰圧力は止められません。それとそもそも店頭生体販売が動物愛護に反すると言う根拠は薄弱です。例えばZoo Zajacは、世界で最も厳しいと言われるドイツの法規を遵守しており、獣医師による健康管理も万全です。 
 ドイツでは巨大ペットショップの他に、東ヨーロッパからペット用仔犬の密輸入が急増しているからです。それらは違法で、多くの子犬は検疫も受けておらず、ワクチンも未接種です。また輸送や展示環境が劣悪で、健康状態は悪いです。これらの多くの子犬が感染症や衰弱で死ぬと推測されています。また、東ヨーロッパから密輸された犬から、狂犬病感染犬も発見されています。

 これらの犬は、ドイツ、ポーランド国境付近で開催されている違法な犬市場で売られています。またドイツで飼育が禁じられている、いわゆる闘犬カテゴリーの犬種も密輸入されています。
 昨年はドイツ国内で、違法にピットブルの闘犬を行っていた一味が逮捕されました。大概、違法な闘犬は、マフィアの資金源となる賭博ビジネスです。デスマッチも行われています。残念ながら、ドイツなどの西側先進国にも、闘犬のマニアが存在します。このような闘犬に用いられる犬の飼育環境は平均して悪く、さらに警察の摘発を受ければ、犬は多くは殺処分されます。

 このようなドイツの犬密輸が急増している背景には、・ドイツの消費者がより「安い」「純血種の」「仔犬」を求めていること、・2007年からドイツ、ポーランドなどのEU域内での国境検問所が原則廃止されたこと、・東ヨーロッパの貧しい農民などが仔犬繁殖により現金収入を得る目的で、犬繁殖に参入している、ことなどがあります。
 違法な仔犬青空市は、先に述べた通り、ドイツとポーランド国境付近で開催されます。8週齡にはるかに満たない仔犬が売られているのはもちろんのこと、ダンボール箱やバッグにすし詰めにされたり、仔犬の販売環境は劣悪です。ドイツ最大手の動物愛護団体のHPに掲載されている動画を紹介します。
 aktion-tier Kampagne: Billigwelpen - Überleben darf kein Zufall sein「アクティオンティアー(動物愛護団体)のキャンペーン 格安の仔犬ー予期せず生き残らないこともあります」。





 このaktion-tierによる動画の概要は、邦訳して次回の記事で解説します。ドイツ、、ポーランド国境付近で開催されている、*違法な青空仔犬市場は、ドイツのTV番組でも何度か取り上げられています。それらの映像は、複数がyoutubeなどで公開されています。リンクした動画は、まだ店という体をなしています。酷いものでは、クルマが十数台空き地に集まってトランクに載せた、ダンボールにすし詰めにした仔犬を売っています。


*「違法な青空仔犬市場」と記述しましたが、もしのこの犬猫の露店がポーランド国内であれば、ドイツ法により取り締まることはできません。ポーランドの法律で、このような形態の犬猫販売方法を禁じていなければ合法です。ポーランド法は確認していませんが。


・なお、ドイツの超巨大ペットショップとポーランド国境付近での違法仔犬マーケットは、こちらでも詳しいです。

■ 動物ジャーナル83 2013 秋 先進国って何? (八) ドイツ篇 その二巨大ペットショップと激安フリーマーケット、そこで売られる仔犬たち 青島 啓子

ドイツの巨大生体販売ペットショップを攻撃する、ドイツの愛誤団体の愚かさ





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(Zusammenfassung)
Seit seiner Eröffnung im November 2004, war Zoo Zajac in Duisburg , eine Tierhandlung bereits der weltweit größte Tierhandlung.
Die Zoo Zajac mit seinen über 9.000 qm Verkaufsfläche offiziell als größtes Zoofachgeschäft der Welt auszeichnet.

Tierrechtsorganisation hat diese riesige Tierhandlung(Zoo Zajac) verurteilt.
Der Grund dafür ist der Verkauf von einem Hund von Zoo Zajac.
Aber Tierschutzgruppen sind falsch.
sie sagen, " Zoo Zajac ist schlecht".
Zoo Zajac, sie sind in Übereinstimmung mit den Gesetzen von Deutschland.
Person der Schmuggel von Welpen aus Osteuropa ist ernstes Problem, als die.


 ギネスレコード認定の、世界最大の店頭生体販売ペットショップは、ドイツデュイスブルクにあるZoo Zajacです。このショップの前で、連日のようにドイツの動物愛誤団体が、犬猫などの生体販売に対する抗議行動を行っていますが愚かなことです。ドイツでは、東ヨーロッパから違法な仔犬の輸入が急増しているからです。


 世界最大の、店頭生体販売ペットショップ、Zoo zajac(ドイツ語読みでは、ツー・サヤツ、ツー・サヤク、ツー・ザヨツなどになるでしょうが、TVニュースなどでは英語発音に近い、ズー・ザィヤック、ズー・ゼイジャックと呼ばれています。ここではZoo Zajacで統一します)について説明します。Zoo Zajac社のHPから引用します。


Das größte Zoofachgeschäft der Welt Unser Geschäft in Duisburg-Neumühl galt bereits seit der Eröffnung im November 2004 als größtes Zoofachgeschäft der Welt.
Bereits über 5 Millionen Besucher haben sich von der Größe und Einzigartigkeit überzeugt.
Auch das bekannte Guinness World Records Unternehmen aus England überzeugte sich vom größten Zoofachgeschäft der Welt.
Die Größe unseres Geschäftes ließ keine Zweifel offen und es gibt weltweit kein vergleichbar großes Zoofachgeschäft.
Die Urkunde, die Zoo Zajac mit seinen über 9.000 qm Verkaufsfläche offiziell als größtes Zoofachgeschäft der Welt auszeichnet, hat natürlich einen Ehrenplatz erhalten.

2004年11月のオープン当初から、デュイスブルク·ノイミュールの当社の世界最大級のペットショップ事業は、既に世界最大のペットショップでした。
既に500万人以上のお客様が来場され、私たちのショップの大きさとユニークさに感銘を受けました。
イギリスの有名なギネスレコード社に、私たちのショップが世界最大のペットショップと確信させました。
私たちのビジネスの大きさは、あらゆる疑いを挟む余地はなく、世界中で私たちのこの大型ペットショップの規模に匹敵するペットショップはありません。
正式に小売面積が9,000平米以上であり、世界最大のペットショップであると、Zoo Zajacは(ギネスレコード社より)文書によりに認定され、もちろん、私たちは誇りにしています(一部報道では1万5千平米とありますが、多分バックヤードを含めた面積でしょう)。



 さて、このZoo Zajacですが、ドイツ国内の動物愛護団体からバッシングを受けています。「仔犬などを店頭販売するのは動物愛護に反する」「ティアハイムに余剰な犬猫があふれているのに、犬猫を大量販売すべきではない」という理由です。動物愛護(誤?)団体のメンバーらは、連日のようにZoo Zajacの店前に陣取り抗議のプラカードや横断幕を掲げ、気勢をあげています。これって、ドイツでも業務妨害罪が成立するのではないでしょうか?
 その様子を報道するTVユースがあります。画像は、その様子です。TVニュースの録画は、こちらです。Tierrechte-Tierschutz ZDF Heute - Zoo Zajac verkauft Welpen!「動物の権利擁護、動物愛護(誤?)団体ZDF Heute - ZooZajacは仔犬を販売している!」。2012年2月17日。




Tierrechte-Tierschutz ZDF Heute - Zoo Zajac verkauft Welpen!「動物の権利擁護、動物愛護(誤?)団体ZDF Heute - 「ZooZajacは仔犬を販売している!」。2012年2月17日。


(要旨)

Hundewelpen sollen in Zukunft das Geschäft zum Blühen bringen.
Wenn Zajac an den Plänen des Welpenhandels festhält, wird das weitere dubiose Trittbrettfahrer auf den Plan rufen,die sich diese tierschutzwidrige Geschäftsidee zu Nutze machen werden.
Tierheime sind voll und der mafiöse Handel mit Welpen hat bereits eine nicht endende Notlage verursacht.

子犬販売が活況で、(Zoo Zajacの)将来のビジネスは有望です。
Zajac氏が、子犬の販売に執着するとすれば、ただ乗りの商売人がもっと怪しげな商売を計画します。
つまり、これらの動物愛護に反する企業のアイデアが、彼らに悪用されたようになります。
ティアハイムは保護した動物たちで満杯で、既に犬や仔犬のマフィアの貿易は、ティアハイムに終わりのない苦境をもたらしています。



(画像)

 Zoo Zajacの前で、ペットの生体販売に抗議するドイツの愛護(誤?)団体。動物愛護(誤?)団体代表者のオジサンがガリガリに痩せていて、巨大ペットショップの経営者が異常に太っていることに対して失笑してしまうのは私だけ?

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 「ただ乗りの商売人がもっと怪しげな商売を計画」「犬や仔犬のマフィアの貿易」とは、ペットショップによる販売ではなく、東ヨーロッパからの犬の密輸入です。Zoo Zajacのような、大型店頭生体販売ペットショップ(近年は、Zoo Zajac以外でも大型生体販売ペットショップの開業が続いています)は、ドイツの法規を遵守しています。Zoo Zajacは、獣医師を常駐させ、かなり犬などのペットの健康管理に配慮しています。
 問題は、違法な密輸入です。主にドイツとポーランドの国境付近で催されています。2007年から、ドイツとポーランドとの国境検問所は廃止され、原則ドイツポーランド間の往来は自由です。そのため、安い純血種の仔犬が欲しいドイツ人のために、国境付近で子犬販売の青空市が開かれています。それらの犬は検疫なしで、ワクチンなど未接種、8週齡未満の仔犬も売られていて、動物愛護上大きな問題を抱えています。次回は、ドイツにおける仔犬密輸入の実態について紹介します。


・なお、ドイツの超巨大ペットショップとポーランド国境付近での違法仔犬マーケットは、こちらでも詳しいです。

■ 動物ジャーナル83 2013 秋 先進国って何? (八) ドイツ篇 その二巨大ペットショップと激安フリーマーケット、そこで売られる仔犬たち 青島 啓子


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愛誤の嘘プロパガンダの生成・拡散・定着のメカニズム~朝日新聞の大嘘「ギリシャは殺処分ゼロ」ー2





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(Zusammenfassung)
Große Lüge Artikel von 朝日新聞(=Asahi Shimbun,Japans größte Zeitung).
"Die Zahl der Hunde und Katzen in Griechenland getötet Null ist."
Aber griechische Medien berichtet,"Mit einem Gesetzesvorschlag sollen in Griechenland die Kriterien elastischer werden, um ein streunendes Tier (wobei es meistens um Hunde geht) der Euthanasie zuzuführen, was wiederum heftige Reaktionen der Tierschutzorganisation hervorgerufen hat".
Weiter, die Tierschutzorganisationen in Deutschland berichtet, " Griechenland ist Tier quälerei Nation ".


 前回記事、愛誤の嘘プロパガンダの生成・拡散・定着のメカニズム~朝日新聞の大嘘「ギリシャは殺処分ゼロ」ー1、の続きです。今回はヨーロッパの大手動物愛護団体による、ギリシャの動物愛護の現状のレポートを紹介します。これを読めば、あまりにも朝日新聞が報じた内容と異なることに驚愕します。


 問題のレポートです。ハンガリーに本部を置く、ヨーロッパ大手の動物愛護団体、Pfotenhilfe-Europa「=肉球を助けるーヨーロッパ」HPより、記事、Griechenland Tierquälerei ohne Folgen「ギリシャでの動物虐待廃止を支持してください(ドイツ語)」(2009年~)を引用します。


Griechenland und sein Tierschutzgesetz,Soweit die Theorie - und die Realität?
Das gravierendste in Bezug auf die Situation in Griechenland ist das bestehende Überangebot an Tieren.
Aus Profitgier werden vollkommen unkontrolliert vor allem Hunde verpaart und veräußert.
Entsprechend werden sie behandelt.
Ein anderes Problem sind die unzähligen Streuner – Hunde und Katzen!
Die Zahl der streunenden Hunde wird auf 300.000 geschätzt.
Die Tiere gnadenlos verfolgt und ermordet.
Dass Tiere zuhauf aufs Meer gefahren und dort einfach über Bord geworfen werden.
Es gibt zahllose Vergiftungsaktionen, Hunde und Katzen werden erschossen, in Schnappfallen verstümmelt und dergleichen mehr.
Es gibt zahllose Vergiftungsaktionen, Hunde und Katzen werden erschossen, in Schnappfallen verstümmelt und dergleichen mehr.
Auch Hunde, die mit Dutzenden von Schrotkugeln im Körper aufgegriffen werden, sind keine Seltenheit:
Aufgefundene Tierkadaver mit Zeichen brutalster menschlicher Grausamkeiten, die qualvoll verendet sind.
・Verhungerte, erstickte, erwürgte, erschossene oder vergiftete Tiere,
・Erhängte Hunde.
・Abgeschnittene Gliedmaßen.
・Mit Säure übergossene Körper.
・Regelrecht zerstückelte Tiere.
・Leichen mit zahlreichen Frakturen und schlimmsten Verletzungen aller Art,
・Welpen-, jämmerlich verhungern und verdursten.
Das geltende Tierschutzgesetz wird einfach nicht praktisch umgesetzt.

ギリシャと動物保護法?理論ではそうですが、では、現実は?
ギリシャの動物愛護の状況において最も深刻な点は、既に動物が供給過剰であるということです。
特に犬は営利目的で繁殖させられて、繁殖は完全にコントロールされずに販売されています。
したがって余剰な犬たちは殺処分されます。
犬や猫のもうひとつの問題は、迷子(野良犬猫)たちです。
ギリシャの野良犬の数は、30万頭と推測されます。
動物たち(犬猫)は、迫害され容赦なく殺害されます。
動物たちが大量に、単に船から海に投げ捨てられているという事実。
犬や猫たちは数え切れないほど毒殺され、銃で射殺され、罠で捉えられて殺されます。
体内で、散弾銃の弾が数十個も採取される犬は、珍しいことではありません。
(ギリシャでは)残酷な人間の残虐行為の痕が見られる、苦痛の末に死んだ動物の死体を発見します。
・飢餓、毒殺、射殺、または首を絞めたことによる窒息死の動物の死体。
・絞首殺された犬。
・切り捨てられた手足。
・強酸を体にかけられたもの。
・バラバラにされた動物。
・多くの骨折や、あらゆる種類の最悪の傷跡が体にあるもの。
・子犬は無残に飢えと渇きで死にます。
動物保護法の効力は、単に、実際には機能していません。



 ギリシャの動物愛護事情は、前回記事、で引用した、朝日新聞の「ギリシャは犬猫殺処分ゼロで、野良であっても殺していい命など一つもない」と言う報道の「ギリシャは犬猫パラダダイス」とは随分事情が異なるようです。朝日新聞の件の記事は、前回記事で魚拓を取ってあります。
 ところで、私は、英語、ドイツ語、ロシア語(私はロシア語も少しわかります。なお、ギリシャとスラブ系東ヨーロッパからロシアにかけての国々は文化が近く、源語も共通のキリル語であり似ています。ギリシャ金融危機の際に、旧ソ連や旧共産圏の東ヨーロッパの新興富裕層達が、多額の預金をギリシャの銀行にしていたことが明らかになりました。ギリシャの情報は、案外ロシア語でも収集できるのです)で、「ギリシャ殺処分ゼロ」「ギリシャでは犬猫を一匹も殺していない」との関連ワードで検索しました。しかし、それを裏付ける情報はゼロでした。「ギリシャ殺処分ゼロ」の情報は、朝日新聞関係と、日本の愛誤のブログだけです。

 対して、「ギリシャは動物虐待国家である」「ギリシャは経済危機以降、捨て犬が増えて咬傷事故が増加している。そのためにギリシャ政府は犬の殺処分を強化しつつある」と言った情報は多数見つかりました。
 今回引用した、ヨーロッパの大手動物愛護団体、Pfotenhilfe-Europa「=肉球を助けるーヨーロッパ」のレポートは、寄付金や署名集めのために、多少の誇張はあるかもしれません。しかし朝日新聞の「ギリシャは犬猫殺処分ゼロである」と言う報道は、明らかに「誤り」「嘘」です。
 今回引用したレポートでは、ギリシャの私的な犬猫の殺処分について主に述べられています。その他にもギリシャでは犬の公的殺処分は行われていますし、一定数があります。他の西ヨーロッパ諸国などと同様に飼育を禁止する犬種が法律で定められており、それらの犬や危険な犬を強制的に殺処分することも行われています。その根拠となる法律も整備されています。


(画像)

 画像は、リンクの記事に掲載されているものです。「グロ画像を貼るな」というお叱りを受けましたが、文章の方が残虐じゃないですか?そういう事実があるということは仕方がないことです。

・絞首殺された犬。クレタ島。

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・私的殺処分(?)されて、ゴミとして捨てられた犬。

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愛誤の嘘プロパガンダの生成・拡散・定着のメカニズム~朝日新聞の大嘘「ギリシャは殺処分ゼロ」ー1





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(Zusammenfassung)
Große Lüge Artikel von 朝日新聞(=Asahi Shimbun,Japans größte Zeitung).
"Die Zahl der Hunde und Katzen in Griechenland getötet Null ist."
Aber griechische Medien berichtet,"Mit einem Gesetzesvorschlag sollen in Griechenland die Kriterien elastischer werden, um ein streunendes Tier (wobei es meistens um Hunde geht) der Euthanasie zuzuführen, was wiederum heftige Reaktionen der Tierschutzorganisation hervorgerufen hat".
Weiter, die Tierschutzorganisationen in Deutschland berichtet, " Griechenland ist Tier quälerei Nation ".


 「ギリシャは殺処分ゼロである」と朝日新聞デジタルが報道しています。しかしそれは大嘘です。ギリシャは以前から公的殺処分制度があります。昨年は、公的殺処分の要件緩和案が国会に上程されました。また、ギリシャは西ヨーロッパ諸国から「犬猫虐待国家」としばしば名指しされています。民間における犬猫の私的殺処分や虐待などは、周辺国でしばしば報道されます。

 問題の朝日新聞デジタルの記事を引用します。ただし元記事は既に削除されていますので、その記事の全文をコピーした個人ブログから引用します。ギリシャ財政危機でも【殺処分せず】 ギリシャ 捨て犬猫が急増 財政危機でも 「殺処分せず」 ギリシャに比べ豊かな日本は 年間20万頭が「殺処分」!!。2013年10月24日。


ギリシャ、捨て犬猫が急増 財政危機でも「殺処分せず」。
経済危機に見舞われているギリシャで、捨て犬や捨て猫が急増している。
アテネでは動物保護に使われる市の予算も半減
それでも市は「一頭も殺処分しない」との方針を守り続けている
アテネでは、野良犬・猫はシェルターで保護する。
2週間かけて予防注射や去勢、避妊手術を施し、首にマイクロチップを埋める。
飼い主の希望者が現れれば引き渡す。
いなければ再び路上に放つ。
「地域 犬」「地域猫」となる。
ギリシャ政府は昨年、2年以内に全国の自治体でアテネ方式を導入するよう指示したという。
環境省の統計によると、日本では減少傾向にあるものの、2011年に約17万5千頭の犬・猫が殺処分された。
2013年06月25日03時32分(朝日新聞デジタル)



 一方ギリシャで活動しているドイツの動物愛護団体のHPでは、ギリシャの犬猫動物愛護事情をこのように報じています。なおこのHPでは、ギリシャのマスメディアの記事をドイツ語訳して引用しています。
 Tierschützer befürchten Pogrom gegen streunende Tiere in Griechenland「動物愛護活動家らはギリシャの野良犬猫に対する大虐殺を恐れています」。2013年2月23日。


Tierschutzorganisationen in Griechenland protestieren gegen die geplante Lockerung der gesetzlichen Bestimmungen über die Tötung streunender Tiere.
Mit einem Gesetzesvorschlag sollen in Griechenland die Kriterien elastischer werden, um ein streunendes Tier (wobei es meistens um Hunde geht) der Euthanasie zuzuführen, was wiederum heftige Reaktionen der Tierschutzorganisation hervorgerufen hat.
Die “ohne provoziert zu werden ein intensives aggressives Verhalten gegenüber dem Menschen oder den anderen Tieren” äußern, während mit der vorgeschlagenen Änderung die Tiere von der Tötung bedroht sind.
(ソースは、ギリシャ、マスメディアが報じた記事、Αντιδρούν οι φιλοζωικές οργανώσεις Φόβους για «πογκρόμ» στα αδέσποτα γεννά ο νέος νόμος για την ευθανασία。2013年2月22日です)。

ギリシャの動物愛護団体は、野良犬猫の殺処分に関する法律の規定を緩和させる計画に抗議しています。
ギリシャの、迷子になった所有者のない浮遊動物(通常は犬を対象にしますが)、の殺処分の基準を緩和する法案が国会に提出され、現在動物愛護団体は強く反対しています。
改正案では、「人または他の動物に向けて激しい攻撃的な行動を示さなくても」、そのような動物(犬)は殺処分される危険にさらされることになります。



 引用したドイツの記事によれば、2013年2月時点でのギリシャの法律では「人や他の動物に対しての攻撃性が認められる動物(主に犬)は、殺処分が許可されるといういうことです。つまり、引用した朝日新聞デジタルの記事の記述、「ギリシャ、捨て犬猫が急増 財政危機でも『殺処分せず』」は嘘ということになります。
 さらにドイツの記事(これはギリシャのマスメディアの報道を根拠にしています)、「迷子になった所有者のない浮遊動物(通常は犬を対象にしますが)、の殺処分の基準を緩和する法案が国会に提出」によれば、朝日新聞デジタルの記事のこの記述、「ギリシャ政府は昨年、2年以内に全国の自治体でアテネ方式を導入するよう指示したという」の信頼性は相当疑わしいと言わざるを得ません。

 さらにヨーロッパの大手動物愛護団体、Pfotenhilfe-Europa「=肉球を助けるーヨーロッパ。本部はハンガリー」、のギリシャの動物愛護の遅れを批判し、改善署名を求める記事があります(ドイツ語)。Griechenland Tierquälerei ohne Folgenギリシャでの動物虐待の廃止を支持してください」。なお、本記事の公開日は記述されていませんが、ギリシャでの2009年の資料を用いていますのでそれ以降と思われます)。

 本記事を要約すれば、以下のようになります。次回以降に、本記事を訳して紹介します。
・ギリシャには、内容が優れた動物保護法は存在しますが、機能していません。
・ギリシャでの、犬猫の飼育環境は劣悪です。
・野良犬の数は大変多く、私的に殺害駆除される数も多く、殺害方法は残虐です。
・飼い犬猫であっても、残虐な私的殺処分が横行しています。
・犬猫の不妊去勢実施率は低く、仔犬猫が無駄に生まれて、それが犬猫虐待につながっています。
・その他。



(画像)

 ギリシャで私的に殺処分された犬たち。

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続・野良猫愛誤がドイツを持ち出す愚の骨頂~改正ドイツ動物保護法を紐解く





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(Zusammenfassung)
Bundestierschutzgesetz ist tolerant der Tötung des Tieres,Im Vergleich zu den Tierschutz-und Managementgesetz von Japan.
Es schützt nicht Tiere ohne Besitzer in den Bundestierschutzgesetz.
Aber Tierschutz und Verwaltung gesetz von Japan (日本における動物愛護管理法)zu schützen, auch wenn es kein Eigentümer für ein bestimmtes Tier.
So gibt es eine Möglichkeit, dass Vernichtung der streunenden Katzen von Ungeziefer ist auch ein Verbrechen in Japan.
Es ist eine Ausnahme, international.


 前回記事、野良猫愛誤がドイツを持ち出す愚の骨頂~改正ドイツ動物保護法を紐解くでは、ドイツの動物保護法(Tierschutzgesetz=連邦法)の方が、日本の動物愛護管理法(動物の愛護及び管理に関する法律)より動物の殺害において許容度が高いことを書きました。前回ドイツ動物保護法で指摘したことを、日本の動物愛護管理法に対比させます。


 前回記事、野良猫愛誤がドイツを持ち出す愚の骨頂~改正ドイツ動物保護法を紐解く、では、ドイツ動物保護法が日本の動物保護法より、動物の殺害において許容度が高い根拠を次の規定にあるとしています。

1、飼育されていない動物は、合理的な範囲で殺害が許されます。
2、合法的な狩猟(野良犬猫)や害獣(野良犬猫など)駆除(=つまり1、で示した所有者のない犬猫など)、及び緊急に行わなければならない事情がある場合の殺害(警察法で規定する、犬などの危険な動物などの射殺駆除)は合法であり、かつ動物の苦痛軽減義務はありません。
3、ドイツ動物保護法に対して、ドイツ狩猟法が優越する(所有者のない犬猫などの狩猟駆除が合法であることの明文化)。


 1、2、3、それぞれにおいて、日本の動物愛護管理法の規定を対比させます。まず「1、飼育されていない動物は、合理的な範囲で殺害が許される」点ですが、日本の動物愛護管理法では、特定の愛護動物に限り、所有者の有無にかかわらず、法の保護の対象です。動物愛護管理法第44条4項より引用します。


4  前三項において「愛護動物」とは、次の各号に掲げる動物をいう。
一  牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
二  前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの



 つまり2項で「人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの」とあることから、1項で示された「牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる」は、人が占有(飼育、管理)していない状態のものであっても、本法の保護が及ぶと理解できます。
 対して、前回記事で示したように、ドイツ動物保護法が「現に人に飼育されているもの」に限り、法の保護が及びます。ですから、人に飼育されていない野良犬猫(と思われるものを含む)は、法の保護が及びませんから、狩猟駆除が合法です。さらに「狩猟法が優越する」とあり、狩猟法においても野良犬猫の狩猟駆除は、むしろハンターの責務と明文化されているのです。

 2、ですが、日本の動物愛護管理法では、法で定める愛護動物の殺害においては、苦痛軽減義務を課しています。それに対する免除規定はありません。動物愛護管理法第40条では、次のように定めています。「動物を殺さなければならない場合には、できる限りその動物に苦痛を与えない方法によつてしなければならない」。本条規定に対する例外は設けていません。つまり、例外なく愛護動物を殺すときは、苦痛を軽減しなければならないのです。
 それが例えば凶暴な犬であっても、保健所職員が危険を冒して無傷で捕獲し、施設に収容し、二酸化炭素により安楽死する根拠です。ドイツであれば「緊急に殺害する場合は苦痛軽減義務はない」ため、その場で警察官が射殺することが行われます。警察官が、犬などを射殺することは、警察法などでも補完されています。
 また狩猟駆除や害獣駆除(野良犬猫など)でも、苦痛軽減義務は課されていませんから、銃を用いて駆除することが可能です。

 3、のドイツ動物保護法が「ドイツ動物保護法に対して、ドイツ狩猟法が優越する」と明記している点です。日本でも、鳥獣保護法狩猟適正化法に基づく環境省令では、猫が野生化した、いわゆる「野猫」は狩猟対象です。しかし動物愛護管理法上保護の対象となる「野良猫」と「野猫」の区別は曖昧です。野良猫愛誤が野良猫の解釈を拡大し、完全に人に依存しているとは思えない、野生化した「野猫」の駆除を妨害するのは珍しいことではありません。
 その点ドイツでは、動物保護法では「法の保護の対象は人に飼育されているもの」であることが明らかです。判例では、「人に明らかに占有されている状態」でなければ所有者がないとみなされ、駆除が合法です。つまり飼い猫であっても自由に徘徊しているもの、飼い犬であっても、リードにつながれておらず、飼い主の管理から離れているものは殺害が合法です。

 蛇足ですが、ドイツ動物保護法では、犬猫などのペットの終生飼育義務は定められていません。日本の動物愛護管理法ではあります。ドイツ(に限らずアメリカや西ヨーロッパでは)では、飼い犬猫などを、飼い主が獣医師に依頼して安楽死を行うことは一般に行われています。
 日本の方が飼い犬猫などの安楽死を飼い主が行うことは、抵抗が強いのではないでしょうか。西ヨーロッパやアメリカにおける、犬猫等のペットの飼い主による安楽死の実情についても、折々記事にします。

 ですから「野良猫の保護とノーキル」を訴えている野良猫愛誤が、ドイツを引き合いに出すのは愚の骨頂です。確かにドイツでは、日本のような二酸化炭素死の施設による殺処分は行っていません。おそらく野良猫の殺処分統計があったとしても、その数は極めて少ないと思います(猫が人や動物を襲うこともありますので、その際に緊急に警察官が射殺することなどは可能性としてはあるでしょう)。
 その理由は、野良猫(=所有者のない猫)は、殺害駆除において、苦痛を軽減する法的根拠もなく、保護する法律もないからです。

 日本では野良猫であっても殺害では、苦痛軽減措置が義務付けられています。だからからこそ、二酸化炭素死の施設に収容して安楽死させる必要が生じるのです。では、クマネズミやドブネズミは、わざわざ無傷で保護して保健所に届けますか。殺す際も苦痛を軽減する配慮がなされますか。ネズミ類は鳥獣保護法狩猟適正化法でも動物愛護管理法でも、保護の対象ではありません。ですから民間人がトラップで捕獲して水没殺したり、殺鼠剤で駆除するのは何ら問題ではありません。またネズミ類は公的殺処分が無いために、公的殺処分統計なんてありません。公の施設で、苦痛を軽減して殺処分しなければならない根拠は、法律での保護規定です。
 ドイツでの野良猫は、日本のネズミ類に近い位置づけです。公的に、苦痛の軽減に配慮した殺処分方法を採用する保護さえ必要もなく、したがって公的殺処分統計もありません。

 「ドイツでは、飲酒で補導される高校生はゼロです」。ドイツでは、16歳から公の場での飲酒が合法だからです(それに満たない年齢での自宅内での飲酒は、家庭内の倫理観に委ねられています)。
 「ドイツでの野良猫の殺処分はゼロ(あったとしてもゼロに近い数字だろう)」とは、それと同じです。野良猫愛誤が「野良猫であってもノーキルで保護すべき」で、ドイツを根拠とするのは愚の骨頂です。


(画像)

 ドイツでは、農場養鶏場などでは、日常当たり前に野良猫=害獣、は駆除されています。

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野良猫愛誤がドイツを持ち出す愚の骨頂~改正ドイツ動物保護法を紐解く





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(Zusammenfassung)
Bundestierschutzgesetz ist tolerant der Tötung des Tieres,Im Vergleich zu den Tierschutz-und Managementgesetz von Japan.
Es schützt nicht Tiere ohne Besitzer in den Bundestierschutzgesetz.
Aber Tierschutz und Verwaltung gesetz von Japan (日本における動物愛護管理法)zu schützen, auch wenn es kein Eigentümer für ein bestimmtes Tier.
So gibt es eine Möglichkeit, dass Vernichtung der streunenden Katzen von Ungeziefer ist auch ein Verbrechen in Japan.
Es ist eine Ausnahme, international.


 いわゆるノーキル主義の野良猫愛誤ですが、ドイツの動物愛護を絶賛する方が多いです。いわく「ドイツでは殺処分はゼロであり、法律で定められている。野良猫であっても殺害は日本よりはるかに重罪になる」などです。しかし日本の動物愛護管理法に相当するドイツ動物保護法では、法の対象となるのは「現に人に飼育されているもののみ」です。人に飼育されていない犬猫などや、人に飼育されていないと思われるものは法の保護対象ではありません。それらは狩猟法などが優先され、駆除対象です。


 昨年は、日本の動物愛護管理法に相当する、ドイツ動物保護法(Tierschutzgesetz=連邦法)が改正されました。ドイツ動物保護法の改正の傾向を一言で述べるのならば、動物に対する管理面を強化したと言えます。管理面の強化では、より動物の殺処分に対しての容認を明文化しました。
 改正前のドイツ動物保護法でも、法の保護が及ぶのは「現に人に飼育されているもの」と理解できましたが、改正後はより明確にされたました。その箇所を含めて引用します。ドイツ動物保護法Tierschutzgesetz。2013年8月7日最終改正。


Dritter AbschnittTöten von Tieren
§3
1 Die Vorschriften des Jagdrechts und des Naturschutzrechts bleiben unberührt.
§4
(1) Ist die Tötung eines Wirbeltieres ohne Betäubung im Rahmen weid gerechter Ausübung der Jagd oder auf Grund anderer Rechtsvorschriften zulässig oder erfolgt sie im Rahmen zulässiger Schädlingsbekämpfungsmaßnahmen, so darf die Tötung nur vorgenommen werden, wenn hierbei nicht mehr als unvermeidbare Schmerzen entstehen.
(2) Abweichend von Satz 2 kann die zuständige Behörde, soweit es mit dem Schutz der Tiere vereinbar ist, das Töten von Tieren, die nicht nach Satz 2 gezüchtet worden sind, genehmigen, soweit.
§ 4a
(1) Ein warmblütiges Tier darf nur geschlachtet werden, wenn es vor Beginn des Blutentzugs zum Zweck des Schlachtens betäubt worden ist.
(2) Abweichend von Absatz 1 bedarf es keiner Betäubung, wenn
1 sie bei Notschlachtungen nach den gegebenen Umständen nicht möglich ist,

第3節 動物の殺害
第3条
4項 狩猟法と環境保護法の規定は、本法の影響を受けません。
第4条
1項 狩猟において麻酔なしで動物を狩る場合は、動物に避けられない痛みが生じますが、他の法律(狩猟法など)において許可されている、又は害獣駆除対策で許容される範疇で実行される場合に限り麻酔なしで動物を殺すことができます。
2項 権限のある当局は、合理的な範囲で飼育されていない動物を殺害することを許可し、それは動物保護と整合します。
第4条a
1項 温血動物は、放血を始める前に気絶させている場合のみ、屠殺を目的に殺すことができる。
2項 1項の規定にもかかわらず、麻酔を必要としない場合。
1、事情により緊急に殺害するときは麻酔は不可能です。



 以上をまとめます。ドイツ動物保護法では、次のように飼育種の動物の殺害について定めています。
1、本法に対して狩猟法及び環境保護法が優先されます(狩猟法で、野良犬猫の狩猟駆除をハンターに対して求めています)。
2、合法的な狩猟(野良犬猫)や害獣(野良犬猫など)駆除、及び緊急に行わなければならないならない事情がある場合の殺害(警察法で規定する、犬などの危険な動物などの射殺駆除)は合法であり、かつ動物の苦痛軽減義務はありません。
3、飼育されていない動物は、合理的な範囲で殺害が許されます。



 さらに、ドイツ狩猟法Bundesjagdgesetz (BJagdG)=連邦法、の、犬猫の狩猟に関する条文を引用します。


§ 23 Inhalt des Jagdschutzes
Der Jagdschutz umfaßt nach näherer Bestimmung durch die Länder den Schutz des Wildes insbesondere vor Wilderern.

23条 狩猟資源の保護
ハンターは、国の具体的な規定に従い、特に狩猟資源に害を与える犬猫から狩猟鳥獣の保護を行う責任を負います。



 ドイツ狩猟法では、狩猟資源(狩猟対象となる鳥獣の保護のために、犬及び猫の狩猟駆除を許可する(と言うよりはハンターの責務)と定めています。事実、2013年にドイツの反狩猟団体や動物愛護団体などが発表した2012年の、ドイツにおける犬猫の狩猟数推計値は、猫40万匹、犬6万5千頭です。
 日本で、野良猫が殺害されたと疑われる事件がまれに発生します。その時には、いわゆる野良猫愛誤が「日本の動物愛護管理法は規定が甘すぎる。ドイツでは野良猫の殺害は重罪だ。日本はドイツに倣って動物愛護管理法の罰則規定を強化しろ」と騒ぎ立てます。しかしそれは全く失当です。ドイツでは、所有者のない(と思われるものも含む)猫の殺害に関しては、罰する法律がないからです。

 日本の動物愛護管理法は、特定の愛護動物に関しては、所有者の有無にかかわらず法の保護の対象となります。ですから、日本よりドイツの方が、ある面では動物の殺害に対しては許容範囲が広いのです。
 日本の動物愛護管理法では、特定の愛護動物に対しては、所有者の有無にかかわらず保護の対象になることから、それが国際的にも一般的だと思われています。しかし先進国での飼育動物(種)に対する法律においては、私が知る限り、ドイツ動物保護法以外でも、全てが対象を「現に人に飼育されているもの」に限定しています(アメリカ連邦法 Animal welfare Actなど。アメリカでは、条例などでは所有者のない犬猫を保護する規定が一部あるようです)。
 さらに日本の動物愛護管理法では、動物の殺害においては、例外なく苦痛軽減義務を負わせています。次回は、日本の動物愛護管理法の条文を挙げて、ドイツ動物保護法と比較します。

 「ドイツでは、野良猫を殺害する事件なんてない」と主張する野良猫愛誤がいます。かつて野良猫の殺害の様子を、インターネット上で公開した福岡市の犯人が、逮捕有罪となりました。「こげんた事件」と言います。
 野良猫とは言え、快楽目的に殺害するのは倫理上好ましくありません。また「こげんた」も不憫です。しかし「ドイツではもっと厳しく罰せられる」というのは誤りです。「こげんた」は野良猫ですので、動物保護法では罰する根拠がありません。
 「ドイツは動物愛護先進国で動物の命を大切にするからこのような事件はない」と主張している愛誤もいます。それは逆説的に正解でしょう。罰する法律がなければ事件になりません。「ドイツではアウトバーンで速度超過違反をするドライバーはいない」と言っているのと同じです。アウトバーンは、原則速度無制限だからです(続く)。


(追記)

 ドイツの動物愛護に対する珍しく、事実に即した良心的な記事がありました。トップページにもリンクをつけましたが、こちらでもリンクしておきます。なお、ドイツの犬猫狩猟駆除数の推計値は、複数の民間団体が複数の数値を出しており、私はそのうち最も高い数値を引用しています(ドイツPETA、他の民間団体による2012年の推計値。猫40万、犬6万5千)。
 なお、リンクの記事で取り上げられている、ドイツとポーランド国境付近で行われている、違法な青空仔犬マーケットについては、私も記事にする予定です。このような違法な犬輸入がドイツでは大問題となっています。検疫も行っておらず、飼育が禁止されている犬種も密輸されています。それらの犬から狂犬病が発見されたり、そのように輸入された闘犬種で、違法な犬のデスマッチ賭博が開帳されています。

■ 動物ジャーナル82 2013 夏 先進国って何? (七) ドイツ篇 その一 青島 啓子

■ 動物ジャーナル83 2013 秋 先進国って何? (八) ドイツ篇 その二 巨大ペットショップと激安フリーマーケット、そこで売られる仔犬たち 青島 啓子

希少生物生息地で地域猫活動を行う日本は狂気の猫愛誤国家





Domestic/inländisch

 国際的には、希少生物生息地では害をなす外来種は、根絶が最も望ましいとされています。しかし日本では、在来の希少生物生息地で、それらの生物を食害する野良猫の駆除も、野良猫愛誤の圧力によりままなりません。駆除ができないどころか、それらの地域で地域猫活動を行うことまで許されます。これはまさに、日本が動物愛護後進国であることを現しています。


 地勢的に隔絶した離島などの、固有の生態系を保全するためには、それらに悪影響をもたらす外来生物を駆除し、根絶することが望ましいというのが国際標準です。ニュージーランドやハワイ群島などでは、多くの地域で悪性外来種の根絶を国家事業として行い成功しています。根絶のためには、狩猟やわな、毒餌などにより殺害駆除が行われます。 
 対して日本では、例えば小笠原諸島での野良猫などの悪性外来種の駆除に、野良猫愛誤らが反対しました。 

 また猫TNは、先行したアメリカをはじめとして、海外では否定されています。まず第一に、多大なコストと労力を要する割には、野良猫の個体数を減らす効果がないどころかむしろ増やします。メリットがないばかりではなく、在来の生態系に悪影響を及ぼし、人の生活環境を破壊し、さらに猫にとっても動物愛護に反する、いうなれば「百害あって一利なし」というのがTNR(地域猫)に対する確立した評価です。
 アメリカなどでは、猫TNRは市街地であっても、在来の生態系に悪影響を及ぼすと批判されています。ですから絶滅が危惧されるような希少な在来生物の生息地で猫TNR(地域猫)を行うことなど考えられません。しかし日本では、希少な在来生物の生息地でも、野良猫の駆除がされずに地域猫が行われています。国際的に見てかなり異常で例外的です。

 
以上の具体例をあげましょう。

・小笠原諸島での野猫駆除反対運動に関して。個人ブログ「野郎猫集団『千太組」薫の野郎猫的日常」小笠原から来たマイケル
 この中では、小笠原諸島での野猫駆除に反対し、捕獲した猫を飼い猫として引き取る活動を報じた東京新聞の記事が紹介されています(2011年6月23日)。「このニュースは、世界的に見ても異例」とされています。当然でしょう。小笠原諸島のような、隔絶した島嶼で希少生物生息地であれば、海外では典型的な野良猫根絶の対象となるからです。「異例」は、けして褒められているわけではないと思います。

・個人ブログ「島猫たちの叫び」北海道羽幌町の「天売島ネコ飼養条例」の第18条を削除するよう要望してください
 北海道天売島では、我が国唯一の希少種、オロロン鳥(ウミガラス)の繁殖地です。その他の希少な海鳥類の繁殖地です。天売島では、過去の野良猫TNRが失敗に終わったことを受けて、野良猫の捕獲~島外へ排除することと、島内での野良猫餌やりを禁じるなどの条例を制定しました。天売島の本条例制定は、当然のことと私は思います。その条例の「野良猫に餌をやることを禁じる」に反対して、ネットテロを仕掛けているのがリンクの個人ブログです。このブログ管理人は、意味不明な憲法解釈を持ち出すなど、統合失調症の疑いを感じる方ですが。
 なお、私は天売島のTNR失敗について記事にしています。ブログ内検索 天売島

・動物愛誤団体、石垣島しっぽの会のHPから。「地域猫って、なぁに?」  +講演会のお知らせ+。2012年11月8日。
 石垣島は、固有種が多く、また絶滅が危惧される種も多い地域です。このような地域で、行政(石垣市)が猫TNR(地域猫)に対して肯定し、助成も行っているということは驚きです。
 

 在来の希少生物生息地で、現に野良猫の被害が顕在化している地域であっても「何が何でもノーキル」、さらにはTNR(地域猫活動)を公が容認し行われている日本は、世界的に見ても例外です。その上、野良猫への餌やりさえ容認すべきというのは、まさに狂気といえるでしょう。
 繰り返します。海外では、在来の希少生物に有害な外来生物は、根絶が最も望ましい方法であるというのが定説です。現に、多くの国地域で、野良猫などの悪性外来種の根絶に成功しています。TNR(地域猫)は、海外では先行したアメリカをはじめ否定されています。アメリカでは、無許可TNRで、逮捕有罪になったケースが多くあります。市街地でも、TNR(地域猫)は、在来の生態系に悪影響を与えるとされています。それなのに、希少生物生息地でTNR(地域猫活動)が容認される、餌やりさえ禁じるべきではないというネットテロまで起きる日本は、まさに超動物愛護後進国です。


(画像)

 北海道旭山動物園で展示された「天売島の海鳥を野良猫から守る対策の経緯」を説明するパネルです(2013年)。その中では、TNRが完全に失敗したことが説明されています。島は、その後野良猫への給餌禁止、野良猫は島外へ排除、飼い猫に対する飼育規制の強化、などを条例化しました。
 その後の、海鳥類の個体数増減の経緯を見守りたいと思います。まさに、TNR(地域猫)が、愚かな行為であるかの証明になるからです。


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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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