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みくまり峡勝手地域猫番外編~「野良猫がいるから餌をやる」のではない。「餌をやるから野良猫がいる」のだー2





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(Summary)
Monkeys of Minoh did not reduce be given the contraceptive.
However, after the Minoh city has banned the feeding, the effect appeared dramatically and immediately.
This example also applies to the stray cat.



 記事、みくまり峡勝手地域猫番外編~「野良猫がいるから餌をやる」のではない。「餌をやるから野良猫がいる」のだー1の続きです。今回は大阪箕面市のサル問題を取り上げますが、人工給餌が動物の繁殖力と生存力を高め、個体密度を高めることは学術的にも定説です。それはすべての動物に当てはまる普遍的原理です。


 まず大阪箕面市のサルについて説明します。ウィキペディア箕面市から引用します。


1954年に大阪市立大学の川村俊蔵教授が、ニホンザルの餌付けに成功したことからはじまる。
1956年12月28日には、わが国指定の天然記念物として指定された。
天然記念物指定当時90頭程度であった頭数も650頭以上に増え、観光客の食べ物を奪い、市街地に出没して民家を荒らし、農作物被害が出るなどした。
1977年12月には箕面市の方針転換により自然へ還されることとなった。
サルに避妊薬を投与するなどの野猿管理事業が展開されている。
「箕面市サル餌やり禁止条例」が制定されている。
条例は2010年4月1日から施行された。



 箕面市のサルが餌付けを始める前は、箕面国定公園で個体確認されるサルの生息数はわずか数頭であったと言われます。それがわずか2、3年後には90頭にまで増え、最盛期には650頭にまで増えました。原因は、人工給餌による高栄養で繁殖力と生存率が高まったことです。しかも給餌による個体数の増加と、生息密度が高まる効果は恐るべきと言えます。繁殖力と生存率が向上したこともありますが、給餌により周辺からサルを呼び寄せた効果も見逃せません。
 サルが増えすぎて被害が及ぶようになったからは、1977年以降、野生に返すために音で驚かしたり、個体数を減らすために避妊薬を混ぜた餌を与えたりしましたが、サルの減少効果は現れませんでした。

 2010年に、箕面市がサルへの給餌を1万円の過料の罰則でもって禁じたところ、わずか1年後には箕面国定公園でのサルの減少効果が現れました。産経ニュースのインターネット版、大阪・箕面のサルが消えた? 2011年5月4日。から引用します。


大阪府箕面市の観光名所・箕面大滝の周辺に生息する天然記念物のニホンザルが、罰金を盛り込んだ餌やり禁止条例が施行された昨年4月以降、人前にほとんど姿を見せなくなった。
本来は1年おきだった出産が高カロリーの餌のせいでほぼ毎年になり、50年前の約90匹から600匹にまで増加していた。
市は昨年4月、指導無視など悪質な(餌やり禁止)違反者に1万円以下の過料支払いを求める条例を施行した。
市はサルたちの行動範囲を追跡するため、雌3頭の首に発信器を取り付けて調査を開始。
ドライブウエー沿いに出没した回数でみると、平成21年4月から同年10月では108回を数えたが、条例施行後の翌年同期には25回に減少、昨年11月から今年4月ではゼロだった。



 記事で取り上げている、広島みくまり峡森林公園の無許可地域猫は、約20年間続いているそうです。勝手地域猫(餌やり)を始めた当初は、おそらく数匹程度でごく少ない数だったと想像します。それが継続して給餌を行った結果、近隣や公園利用者に深刻な被害をもたらすほどの数にまで増えたのです。私はこのような記事も書いています。地域猫は逆効果であるというこれだけの証拠
 その中では、宝塚市清荒神付近の地域猫と、西宮市鷲林寺南町の野良猫餌やり被害を取り上げ、比較検証しました。どちらも郊外型住宅地で地勢条件は似ています。

 宝塚市清荒神の地域猫は、現在30数匹の猫が地域猫として飼育されています(認可無認可は不明です)。この地域猫の前身は、付近の高齢者が2、3匹の飼い猫を残して亡くなり、近所の人がその猫たちに餌をやり始めたのがきっかけです。わずか数年で30数匹にまで激増しました。
 一方、西宮市鷲林寺南町では、20匹近くの野良猫に餌を与える人がいて、長年猫被害に町内は悩まされていました。自治会が働きかけても、その方は餌やりを止めませんでした。しかしその方が亡くなった後は、わずか2、3ヶ月で野良猫を見かけることは皆無になりました。鷲林寺南町では、野良猫に餌をやる人は他にいなかったからです。今では野良猫は見かけることはありません。

 そもそも、猫(すべての動物に当てはまる普遍的原理ですが)の個体数減少のために給餌を行うというのは欺瞞なのです。前回の記事ではテキサス大学による論文~「猫に給餌をすることは繁殖力と生存率の向上と、集中化効果がある」を紹介しました。猫の個体数削減と被害を減少させるには、給餌は、全く逆ベクトルに働きます。
 給餌を前提とした地域猫の理論がいかに欺瞞に満ちていて、いい加減なものであるかが分かります。その上実証でも、海外を始め日本でも失敗例が山積しています。「地域猫で野良猫を減らす、そして野良猫の害を減らす」という主張に惑わされないでください。




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みくまり峡勝手地域猫番外編~「野良猫がいるから餌をやる」のではない。「餌をやるから野良猫がいる」のだー1





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(Summary)
I will quote the paper of University of Texas.
”Abundant food resources could increase survival and fecundity and reduce ranges and movement”.
However, it is to understand common sense.



 「野良猫がいるから餌をやる」ではありません。「餌をやるから野良猫がいる」のです。ここで言う「野良猫がいる」とは、「異常に多数の野良猫が集中して被害を及ぼす」という意味です。


 「鶏が先か卵が先か」という言葉があります。「野良猫がいるから餌をやる」のか、「餌をやるから野良猫がいるのか」(「野良猫がいる」とは、異常に多数が集中して被害を及ぼす状態という意味です)。よく愛誤は、「野良猫がいるから餌をやらなくてはならない。餌をやらなければ死んでしまうから、餌をやらないのは動物愛護管理法違反だ。野良猫が存在するのは、捨てる人がいるから」と詭弁を言います。
 しかしそれは間違いです。「餌をやるから野良猫が集中し、異常繁殖し、被害を及ぼす」のです。

 広島県みくまり峡森林公園での無許可地域猫について記事にしています。みくまり峡森林公園は、自然公園です。人口密集地や漁港のように、人の残飯や産業廃棄物のような餌となるものがありません。ですから野良猫に人工給餌しなければ、野良猫は自然の状態で小動物を自ら捕獲して餌を獲得しなければなりません。
 一個体が生存可能な小動物が獲得できる縄張りは、かなりの広さを必要とします。それらの縄張りは個体個体に必要です。ですから人工給餌をしなければ、野良猫の過度の集中はありません。また高栄養の餌を与えなければ、異常な大量繁殖もありません。したがって、野良猫による被害の顕在化もありません。
 
 猫虐待2これから雪 霙の寒い冬が来るがその前に処分される運命の猫達.MP4。まさに猫の過度の集中、大量繁殖です。
 人工給餌しつつ、かつこのような不妊去勢手術の偽装までしているのだから当然といえば当然なのですが。猫虐待1 耳カット妊娠猫猫虐待1 耳カット妊娠猫

 しかし、このような主張をする愛誤な方が多いです。「野良猫を出さない策を考えてみてはどうか?(野良猫の発生の原因は「捨てる人がいるから」というのが愛誤の常套句です)猫がいなければ餌をやる人はいない。猫がいるから餌をやる。やらずに衰弱して見殺しにすれば動物愛護法に違反する」。京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー番外編。この方は、給餌することにより野良猫の繁殖力を異常に高め、それが野良猫発生の原因であることに気が付いていないのでしょうか。「野良猫を出さない策」とは、猫の繁殖力を高める給餌をやめることが第一です。
 さらには、地域猫活動(無認可も含めて)をすることが、その場所での捨て猫を招く原因であれば、地域猫活動(無認可含む)がその地域での猫の増加原因そのものになっています。
 
 アメリカテキサス大学の論文では、人工給餌が野良猫の繁殖力と生存率を高め、さらに野良猫の集中化を招くと結論づけています。Survival, Fecundity, and Movements of Free-Roaming Cats。以下に引用します。


Abundant food resources could increase survival and fecundity and reduce ranges and movement.
whereas TNR programs may reduce free-roaming cat numbers and localize or concentrate their impacts, it is not clear if this will reduce or eliminate nuisance behaviors,disease transmission, or predation ofwildlife .

豊富な食糧資源は、(野良猫の)生存と繁殖力を向上させ、行動範囲を狭める可能性があります。
TNRプログラムは、自由に徘徊する猫を減らし、集中させることはできますが、(猫の)迷惑な行動、疾病伝染、または野生動物の捕食を減らすか、または排除するかどうかは明らかではありません。



 人工給餌は、野良猫の生存率と繁殖力を高め、集中させます。また限定的なTNRでは、猫の個体数を減少させることは不可能です。つまり地域猫(無許可も含めて)は、猫の個体数の増加と、実施している地域での野良猫集中による被害の顕在化という効果しかもたらしません。野良猫の過度の集中がなければ被害は顕在化しませんし、人工給餌による異常な大量繁殖がなければ、被害も少なくてすみます。
 「猫がいなければ餌をやる人はいない。猫がいるから餌をやる」と主張している愛誤は、実は「餌をやる人がいなければ猫はいない。餌をやるから猫がいる」ということに気がついていません。

 野良猫ではありませんが、人工給餌と繁殖力と生存率の向上による個体数の増加と過度の集中による野生動物の被害とその対策で示唆する事例があります。それは大阪箕面市のサルです。大阪箕面市の箕面国定公園では、観光目的で1954年に野生のニホンザルに餌付けを始めたところ、数匹だったものが650匹にまで増えました。そして増えたサルは、近隣の住宅や農業にまで被害を及ぼすようになりました。
 増えすぎたサルを減らすために、餌に避妊薬などを混ぜたりしましたが、サルは減少しませんでした。ところが箕面市がサルへの給餌を厳しく制限したところ、効果はすぐに現れました。

 サルを遺棄する人はゼロでしょう。その上、避妊対策を行ってもサルは増えたのです。「野良猫を出さない策を考えてみてはどうか?猫がいなければ餌をやる人はいない。猫がいるから餌をやる」→「サルを出さない策を考えてみてはどうか?サルがいなければ餌をやる人はいない。サルがいるから餌をやる」とすれば、矛盾が分かります。
 サルを出さない対策とは、餌やりを徹底して禁止し、過度の繁殖を防止することが第一です。それはサルのみならず猫などすべての動物に当てはまります。次回は、大阪箕面市国定公園のサル対策について書きます。箕面市。 

地域猫は社会に害悪しかもたらさなかった~広島みくまり峡無許可地域猫の実態ー5





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(Summary)
TNR(Chiikinekokatudou) is "a (T)troublesome (N)nearby (R)rogue".
He(or She) is a fool (feeding)on it(+F) .
I can say it only.


 記事、地域猫は社会に害悪しかもたらさなかった~広島みくまり峡無許可地域猫の実態ー1、2、3、4の続きです。広島県府中町の無許可地域猫活動家は、近隣住民に対して暴力行為にまで及び、地域猫活動?を強行しています。

 環境省の地域猫ガイドラインより、地域猫の定義を引用します。


(地域猫の定義)以下を全て満たすことが必要です。
1、地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫。
2、飼い主を探して飼い猫にしていくことで、将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことを目的としたもの。
3、行政が地域の対策に沿って必要な支援を行う(行政の関与・許可)。



 一連の記事では広島県府中町の、みくまり峡森林公園を拠点とする「地域猫活動同盟(行政の許可を受けていない。無許可地域猫です)」の実態を取り上げ、さらに「地域猫」の弊害を論じています。すでに、環境省ガイドラインに示す上記の条件をすべて「地域猫活動同盟」は満たしていないことを述べました。
 その上、「地域猫活動同盟」のメンバー(といっても中高年男性一人と協力者の公益社団法人動物愛護団体に加入している中年女性の協力者一人ですが)らは、活動拠点のみくまり峡森林公園の利用者である一般市民の自宅にまで押しかけ、暴力行為に及びました。理由は、「野良猫の餌やりに反対した」、「この被害者が犬を散歩させた際に、犬を野良猫にけしかけて猫を虐待した」ということです。被害者は「地域猫活動同盟」のメンバーを暴行罪、脅迫罪、器物損壊等により刑事告訴しました。

 なお犬の飼い主である被害者の方は、公園内では許可を受けたドッグラン以外では必ず犬にはリードを付け、マナーを守る方です。リードをつけた犬であっても、野良猫が近づいてくれば興味を示すのは自然でしょう。これが「犬をけしかけて猫を虐待した」と主張する「地域猫活動同盟」側がアップした動画です。猫虐待1 みくまり峡の犬
 動画を見る限り犬にはリードをつけています。リードをつけている犬に、行動が自由な野良猫が近づいた場合、犬の飼い主は不可抗力で責任はないと私は思います。以下に、「地域猫活動同盟」のメンバーが、被害者の犬の飼い主宅に押しかけ、「餌やりに反対した」「猫を虐待した」と言いがかりをつけたいきさつを、犬の飼い主被害者の方のブログ記事から引用します。限度を超えたので・・・。2013年2月10日。


ドッグラン以外の公園や広場では必ずリードを付け、先客が居れば必ず先客優先を厳守して、まだまだご指摘はあるでしょうがマナーを守ってます。
ネコの餌やりの中には町が指定した場所以外で餌をあたえ、公共な公園を自分の土地と勘違いし、みくまり峡を仕切る行為は非常に恐怖すら感じます。
広島東警察や府中町役所が真っ向から迷惑行為として反対しているにもかかわらず、野良猫を地域猫と称して指定以外の場所で餌をやるのは地域住人にとっては大変迷惑です。
したがって、みくまり峡に居るネコは残念ですが地域猫ではありません。。。

野良猫の餌やりの中にはタカ派(強行派)も居り、先日も2名が役所や警察でなく、直接、個人住人宅(当家)に話し合いに来たと言い突然押し入って来て。
帰れと拒否する家内に対し、その2名は身分や名前もかたらず、『何でお前らは餌やりを反対するんじゃ』『ルールもクソもない!犬は、そもそもリードなど必要ない!リードで繋ぐ事が、虐待だ』。
私の胸ぐらや腕を何度もつかまれ、『今から、待っとるけぇ~、みくまりに来いや』などと強要行為や脅迫行為。
更に、いくら帰れと言っても30分以上居座り続け、その後、不審者の一人が家内の手を力任せに払いのける暴力行為をしたので即、110番・・・
私共は弁護士と相談した結果、被疑者2名には、この度の多々刑法による犯罪行為対し、告訴状を弁護士より提出します。
告訴内容には妻に対する暴行罪・過失傷害罪、私を強引に現場に連れて行こうとした罪強要未遂罪、家族に対し脅迫・恐喝罪、カメラを壊す行為、器物破損罪など。



 本記事で取り上げた、みくまり峡森林公園での無許可地域猫「地域猫活動同盟」の犯罪は、一例にしか過ぎません。野良猫への餌やり行為を勝手に「地域猫」と自称し、それを強行し、そのために犯罪行為に及んでも正当化するという事件が多発しています。
 地域猫が地域猫として成立するためには、厳しい要件を満たす必要があり、私はそれを繰り返し述べています。しかしその要件を全く満たさない、ただの違法で迷惑な餌やり行為を「地域猫」と自称して正当化し、強行する手段としている餌やり狂人が多すぎます。「地域猫」というワードが餌やり狂人に都合よく曲解され、利用されています。

 「地域猫」というワードは大変罪作りです。それがなければ、野良猫への餌やりは「迷惑で恥ずべきもの、非難されるべきもの」のままであったと思います。ですから「地域猫」という概念が普及しなければ、野良猫への餌やりは昔のように人目をはばかってこっそりとされるもののままだったかも知れません。
 この記事の続きでは、みくまり峡森林公園での、野良猫餌やりを告訴した事件の経過を紹介していきたいと思います。また地域猫に名を借りた、無許可で野良猫に給餌している人たちの犯罪行為も分析していきたいと思います。(続く)。


(画像)

 私がかつて記事にした、神戸市中心部の無許可地域猫の惨状(2011年11月)。神戸市都市公園条例では、ポスターの無許可掲示は禁止されています。神戸市土木事務所に確認したところ、当該ポスターの掲示は許可されていませんでした(当時)。猫ハウス(ゴミそのもの)とゴミの放置。これが「ボランティア」とは厚かましすぎる。
荒田公園3


 同公園内での掲示。荒田公園1


 神戸市兵庫区の荒田公園では、2013年現在、「兵庫県土木事務所により許可を受けた地域猫」という看板が設置されています。以前よりは、餌やり活動に伴う、ゴミ等の不法投棄は少なくなったようです。しかし当公園の管理者は「神戸市建設局 中部建設事務所」で、こちらが設置した看板では今までどおり、ハトや猫への餌やりを禁じています(2013年8月)。
 この荒田公園の「兵庫県土木事務所による許可」の真偽について、また公園管理者の「神戸市建設局 中部建設事務所」の見解~猫の餌やり、「地域猫の許可を受けている」との看板、はどうなのか、取材してみたいと思います。

京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー番外編

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(Summary)
In the United States,that the police shoot to kill the dogs and cats will take place normally.
It has been prescribed by an ordinance or state law.
This is true even EU.
She said, "an ordinance or state law regulations such was not found" and.
English ability of her, poor desperate.


 記事、
京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー1
京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー2
京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー3、に関連する記事です。



 今回の記事では、ドイツでの所有者のない(とみなされるものを含む)犬猫の狩猟駆除について書くつもりでしたが、それに関連して書いておきたいことがあります。
 京子アルシャー氏のブログ記事、犬と生きる社会、にコメントをされた方がいます。私がこのブログでしばしば取り上げている、ドイツにおける犬猫の狩猟駆除について質問されています。ドイツでは、Jagdgesetz「連邦狩猟法」により、所有者のない(と思われるものも含む)犬猫の狩猟駆除を推奨しています。そのため、ドイツでは年間猫40万匹、犬6万5千頭が民間人ハンターにより狩猟駆除(射殺、罠により捕獲後殺害)されます。以下に引用します。


ここのところ気になる英国紙の記事を読みましたので、宜しければ氏の見解をお聞かせ願えれば、と思います。
German hunters under fire for killing domestic cats「ドイツのハンターは猫を殺害するために非難されている」
兵庫に住むある女性の個人ブログには、前述に加え「欧米社会が動物愛護なんてウソウソ。
①ドイツでは狩猟駆除により日本以上に犬・猫が殺されており、ティアハイムも経営難で先行き危うい。
日本の愛誤(アンチ連中はネット内で愛護家をこのように呼んで、人間的に卑下する)は精神異常者で教養が無いから、海外の事情をまるで知らない。」などと書かれております。
私は子供の時分米NYに住んでおりまして、マンハッタンの動物愛護(福祉)施設より白鯖の猫を我が家に迎え入れた事があります。
その②米国でも「警察官による射殺駆除は常識」などと書かれており、その原文ソースや該当するという州・市町村条例を読んでもそのような記述は無いので、多分彼女の記事には「抜き書きされた真実」と「願望を含んだ解釈」が混じっていると私は考えております。



 ①ですが、ドイツにおいては、所有者のない(と思われるものも含む)犬猫の狩猟駆除により殺害駆除される猫は、高位推計値で年間40万匹、犬6万5千頭に及ぶとの根拠は、複数の研究機関が出した数値であり、複数のドイツ大手メディアが報道しており、世界最大の動物愛護団体PETAもその数値を引用しています。(例えばペタドイツによるこのような文献。Haustier-Abschuss durch Jäger 「ハンターによって射殺されるペット」)。
 私は重要な事項に関しては、必ず複数のソースを根拠としています。一部の偏った情報は用いません。この方が挙げたイギリスのニュースソースは、The telegraph社のもので、当社はイギリス最大のニュースメディアであることは周知です。
 またティアハイムの経営難ですが、まさに今年の5月にドイツで最も古い、収容動物が1,000を超えるシュツッゥトガルトティアハイムが経営破綻しました。ティアハイムの経営難は、多くのドイツのマスメディアが報じています。


 それと②に関してですが。問題にしている私の記事は、動物愛護先進国、アメリカの事情 多くの自治体で、条例で警察官が野良猫犬を殺害することを認めていますー1、と思われます。
 私の本ブログ記事でリンクした、アメリカサウスダコタ州スピフィッシュ市のニュース、Spearfish PD admits mistake in killed cat incidentの原文から引用します。


Spearfish's ordinances, any dog or cat having dangerous propensities or considered dangerous or vicious— meaning they attack or chase a person — may be killed by any police officer without impounding the animal.

スピアフィッシュ市の条例では危険な性癖があったり悪質とみなされるいなかる犬や猫 は- 人を攻撃したり、追いかけるといった意味ですが - そのような動物は押収されることなく、警察官の任意によって殺される可能性があります。



 その根拠となる、サウスダコタ州スピアフィッシュ市の条例Bookmark REVISED ORDINANCES OF THE CITY OF SPEARFISH, SOUTH DAKOTAから、BookmarkCHAPTER 5 ANIMALS*の条文を引用します。


Sec. 5-33. Destruction of dangerous, vicious dogs and cats.
Such dog or cat is dangerous or vicious or has dangerous or vicious propensities and tendencies may be killed by any police officer of the city without such officer having to catch or impound such dog or cat.

第5章ー33 危険で悪質な犬や猫の殺害。
このような危険もしくは悪質、または危険もしくは悪質な性質や傾向を持っているな犬や猫は、市の担当者が捕獲したり押収することなく、警察官によって殺される可能性があります。



 「『警察官による射殺駆除は常識』などと書かれており、その原文ソースや該当するという州・市町村条例を読んでもそのような記述は無い」と書いているこの方の英語力、そして日本語の読解力は大丈夫でしょうか。私は原文ソース通りに「スピアフィッシュ市は警察官が犬猫の殺害駆除を行うことを条例で認めており、それに従って放し飼い(悪質な)猫を殺害した」と書いています。「警察官による犬猫の射殺駆除は常識」なんて一言も書いていません(アメリカでは、警察官が銃で犬猫を殺害駆除するのはまあ「常識」なんですが)。勝手に人の文章を捏造しないでください。

 なお、原文ソースでは、提示したとおりはっきりと「スピアフィッシュ市の条例では危険な性癖があったり悪質とみなされるいなかる犬や猫 は押収されることなく、警察官の任意によって殺される可能性があります(つまり現場で警察官の判断により殺害しても良い)」と書かれています。それと、「該当するという州・市町村条例を読んでもそのような記述は無い」とありますが、スピアフィシュ市の条例では、明確に「危険もしくは悪質、または危険もしくは悪質な性質や傾向を持っているな犬や猫は、市の担当官が捕獲したり押収することなく、警官によって殺される可能性があります」とはっきりと明文化されています。
 「Spearfish ordinances」で検索すれば、たやすく該当の条文が見つかります。

 この方の英語力、それ以前の国語の読解力は大丈夫なのでしょうか。「教養がない」とは申しません。どうやらそれ以前の義務教育レベルの英語力と国語力すらない、知的障害がおありのようです。もし、ご本人がご覧になっていれば、もう一度英語と国語を義務教育レベルからやり直すことをお勧めします。
 話が脱線しました。次回意向は、ドイツにおける所有者のない(と見なされるものも含む)犬猫の狩猟駆除について述べます。(続く)。


(動画)

 警察官が職務で公共の場で犬を殺傷駆除するのはアメリカでは法律で定められており、日常的に行われていることです。EUでも同様です。武器を持たない保健所の職員が危険を冒してまで犬を無傷で捕獲し、施設に収容する日本は世界的に見ても例外中の例外です。
 アメリカの州法、条例でも大概は警察官が犬の現場での殺処分の規定がされています。一々例示するのもバカバカしいです(もしご本人が反論されるのであれば、いくらでも例示しますが?)。最低限の英語力があればいくらでも見つかります。「『警察官による射殺駆除は常識』などと書かれており、その原文ソースや該当するという州・市町村条例を読んでもそのような記述は無い」という方は「教養がない」以前に、日本国民が最低限身に付けておかなければならない、義務教育レベルの学力すらないということです。
 
Another Shocking Incident of Police Shooting Dead A Dog | Graphic Video

Pit Bull "aggressive" shot and killed by Police officer caught on dash cam

Stupid cops kill dog on catch pole, Commerce City, Colorado

Pitbulls attack Cop and get Shot


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京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー3





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(Zusammenfassung)
In vielen Staaten Deutschland, und verbietet die Zucht Prinzip gefährlicher Hund(Sogenannte Kampfhunde Kategorie).
Viele der Hunde werden sie von den Behörden getötet.
Es ist eine Regel des staatlichen Rechts.
”Hunde und Katzen, die in der Null-Deutschland getötet”Was meinst du damit?



 記事、京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー1京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー2の続きです。今回は、ドイツには飼育が禁止されている犬種があり、また咬傷事故を起こしたなどの危険な犬、危険と思われる犬を行政が押収し、強制的に安楽死させることができると法律で定められていることを紹介します。行政により強制的に殺処分される犬は、毎年相当数あります。


 前回記事、京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー2で引用したドイツのニュースサイトの記事、Neun Kugeln aus MP: Polizist erschießt 60-Kilo-Hund「9発の機関銃の弾。警察官は体重60kgの犬を射殺した」では、ドイツで(ヨーロッパの先進国のほぼ全てとアメリカのほとんどの州でも同様の規制があります)、法律で飼育が規制される犬種があることが述べられています。同記事では、以下のように述べられています。


Gefährliche Hunde
Folgende Hunderassen gelten in Hamburg als gefährliche Hunde (§2, Hamburgisches Gesetz über das Halten und Führen von Hunden): Pitbull, American Staffordshire Terrier, Staffordshire Bullterrier, Bullterrier, Bullmastiff, Dogo Argentino, Dogue de Bordeaux, Fila Brasileiro, Kangal, Kaukasischer Owtscharka, Mastiff, Mastin Español, Mastino Napoletano, Rottweiler, Tosa Inu. Wer einen gefährlichen Hund hält, braucht dafür eine Genehmigung der Behörde.

次の品種は、危険な犬(§2、飼育を指導するハンブルク州法)として、ハンブルクで定められています。
危険な犬を飼育している飼い主らは、行政当局の許可を必要とします。
ピットブル、アメリカン·スタッフォードシャー·テリア、スタッフォードシャー·ブル·テリア、ブル·テリア、ブルマスティフ、ドゴ・アルゼンチーノ、コトン·ド·ボルドー、フィラ・ブラジレイロ、カンガール、コーカサス・シェパードドッグ。



 州にもよりますが、飼育設備が要件を満たさなかったり、飼い主が犬飼育の資格試験に合格しなければ、行政や警察の専門部署により犬は押収され、行政命令により安楽死させられます。また法律で禁止されていない犬種であっても、咬傷事故を起こした犬は原則安楽死です。
 例えばベルリン州では、そのような犬が年間700頭以上が押収され、強制的に安楽死させられています。私は過去にこのような記事も書いています。ドイツの犬の公的殺処分事情~ドイツマスメディアの記事から

 ベルリン州は、比較的犬の公的殺処分に対して厳しい州とされています。Berliner Hundegesetzes「ベルリン 犬に関する州法」の条文を引用します。ベルリン州法では、明確に行政当局が強制的に飼い主の意思に反しても、犬を殺処分する権限があると定められています。


Abs.Abschnitt III
Befugnisse
§ 10
Auflagen, Sicherstellung und Tötung

(1) Bei Auffälligkeit eines Hundes durch aggressives Verhalten gegenüber Menschen oder Tieren im Sinne des § 4 Abs.
1 hat die zuständige Behörde die notwendigen Maßnahmen zu treffen, um eine weitere Gefährdung von Menschen und Tieren abzuwehren.
Sie kann insbesondere eine Leinenpflicht und die Sicherstellung des Hundes anordnen, die Haltung von Hunden untersagen und die Tötung des Hundes anordnen.


第三章
行政による強制力
§10
危険な動物(犬)の収容と殺害

(1)仮に§4で示すような、人や動物に向かって異常で攻撃的な行動をする犬があれば。
1、行政当局は、人間や動物に対する、さらなる危険を回避するために必要な措置を講じます。
飼い主に対して指定の鎖・首輪を入手して確実に係留することや、その犬の飼育を禁止すること、その犬の殺処分を命じることができます。



 このような統計もあります。これはヘッセン州の、禁止犬種の安楽死に関するものです。原文はHundejo.deという犬愛好家向けのドイツのサイトです。その中の記事からGedanken / Hinweise zu den Urteilen in Hessen「意見 ヘッセン州当局の決定に思うこと/メモ」を引用します。


Deshalb sei die Zahl der eingeschläferten Hunde extrem hoch.
In Hessen werden viele Hunde ungerechtfertigt .
Als Beweis dient eine Statistik des Innenministeriums in Wiesbaden, wonach in der Zeit von August 2002 bis September 2003 insgesamt 456 Hunde auf amtliche Anordnung getötet wurden.

(ドイツ)ヘッセン州では、多くの犬が不当な扱いを受けています。
証拠は、ヴィースバーデンの内務省の統計にあり、2002年8月から2003年8月の期間に合計456頭の犬が行政の決定により殺処分されました。



 このようにドイツでは、行政が強制的に行う犬の「公的殺処分」は厳然と存在します。なお、ヘッセン州の統計はいわゆる飼育が禁止されている犬種に限ったもので、咬傷事故を起こした犬や、警察官が公の場で射殺した犬の数は含みません。従って京子アルシャー氏がいう「ドイツ殺処分ゼロ」という意味は、氏が強調するとおり「日本のような二酸化炭素死の施設による殺処分がゼロ」という意味でしかありません。
 それでも「殺処分の絶対数は日本より少ないではないか」と屁理屈で反論する方もいらっしゃるでしょう。私は広義の「殺処分」の定義は、・合法的に、・飼育動物種(野良化したものを含む)を、・人の便益を目的とせず殺すこと、と考えます。ドイツでは民間人ハンターが、野良犬猫(と思われるものを含む)を年間46万5千頭も狩猟駆除していると推計されています(2012年推計)。その数だけでも絶対数で日本の公的殺処分の2,7倍、人口比で4倍です。この件については続きの記事で書きます。

 読者様は、京子アルシャー先生に「ドイツ殺処分ゼロ」の意味をぜひ、直接先生の個人ブログにコメントして聞いてみてください。「ドイツ殺処分ゼロとは、日本のような二酸化炭素死施設以外の方法でもゼロなのですか。また野良犬猫でも殺処分はゼロなのですか」と。
 ドイツの獣医師免許をもち、大手企業のHPに寄稿し、マスコミにもしばしば登場されている方です。その情報は、社会への影響力が大きいでしょう。疑問にお答えするのはいわば公的な存在となった方の責務であると私は思います。(続く)

 京子アルシャー先生の個人ブログはこちら。Bodai Blog



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 飼育が禁止される危険犬種(闘犬)の偏見に対する抗議ビデオ。これらの犬種は殺処分にいたらなくても、州法で公共の場に出してはならないとか、口輪をつけること、指定の首輪、短いリードを付けることが義務付けられたり極めて高い犬税が課せられ(言わば、行政の「さっさと殺処分しろ」という意思表示です)ます。
 「ドイツではお犬様はどこでもノーリード」なんて言うバカがいますが、ノーリードが許されるのは例外です。ドイツ連邦軽犯罪法では、犬のノーリードは犯罪と明文化されています。対して日本では、犬のノーリードに対して罰する法律はありません(条例ではあります)。ましてや口輪を義務付けた法律はないです。Kampfhunde/Vorurteile!!_0002.wmv


京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー2





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(Zusammenfassung)
In Deutschland ist die Polizei zu schießen, um den Hund oft töten.
Darüber hinaus, Polizei und Verwaltungsbehörden, beherrscht die Euthanasie des Hundes(Dangerous Hundezucht oder verboten).
Es ist unmöglich, in Japan.
Japan wäre der Himmel für Hunde.



 記事、京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー1の続きです。ドイツでは、犬の公的殺処分が厳然と存在します。公共の場での警察官による射殺や、法律で禁じられた犬種や咬傷事故を起こした犬を行政が強制的に行う殺処分は相当数あります。今回は、警察官による犬の射殺処分の具体例について紹介します。


 私は、過去にもこのような記事を書いています。警察官が公道上で犬を射殺、ドイツ世論の76,32%が警察官による犬射殺を支持した
 本記事では、ドイツミュンスター市において、警察官が市民の通報を受けて、2頭のアメリカン・スタッフォードシャーテリアを拳銃で射殺処分しました。この事件では、殺された2頭の犬による人身事故は起きていませんでした。しかし警察官は、危険防止のためにそれらの犬を射殺しました。警察官の行為を、ドイツ世論の76,32%が支持しました。

 そのほかにも、ドイツにおける公共の場での警察官による犬射殺処分のいくつが実例をあげます。Polizeibeamte erschießen bissigen Hund。「警察官が猛犬を射殺する」2013年7月。から引用します。


Ein Polizist hat einen Hund erschossen, nachdem das Tier Anwohner verletzt hatte.
Nun ermittelt die Polizei gegen den Hundehalter aus Trier-Biewer wegen fahrlässiger Körperverletzung.

犬は人を負傷させたあと、警察官により射殺されました。
現在警察は、過失傷害罪で、(ドイツ)トリアー-ビーヴァー(地名)で犬の飼い主を捜査しています。



 次に、Neun Kugeln aus MP: Polizist erschießt 60-Kilo-Hund「9発の機関銃の弾。警察官は体重60kgの犬を射殺した」。2012年6月から引用します。


Als alle Versuche, den Hund zu beruhigen, scheiterten, zückte der Polizeibeamte die Maschinenpistole.
Neun Kugeln:
So viele Schüsse waren nötig, um den aggressiven American Bulldog umzubringen.
Bestimmte Hunderassen werden grundsätzlich als gefährlich eingestuft.
Wer einen solchen Hund halten will, braucht dafür eine Genehmigung der Fachbehörde.
In Bayern zählt der American Bulldog zu den gefährlichen Hunderassen.
In Hamburg nicht.

犬を落ち着かせるすべての試みが失敗したので、警察官は機関銃(マシンピストル)を取り出しました。
9発の銃弾。
多くの射撃は、攻撃的なアメリカのブルドッグを殺すために必要だったのです。
特定の品種(の犬)は一般的に有害と分類されています。
そのような犬を飼いたい人は、(安全に飼うことができる)技術が必要であり、飼育には当局の許可を必要とします。

バイエルン州では、アメリカンブルドッグは(飼育が規制される)危険犬種の一つです。
ハンブルク州ではそうではありません。



 ドイツでは、ピットブルテリアなどの特定の犬種を「危険犬種」と定め、国内の持ち込みや繁殖を連邦法で禁止しています。その連邦法を受けて、各州は独自の危険犬種規定を州法で定めています。連邦法に定めた危険犬種より多くの種を規制対象としたり、規制対象とする危険犬種の飼育規制を定めています。頑丈な檻に入れて公共の場に出してはならない、公共の場に出すのであれば口輪や基準を満たしたリード、首輪を必ず装着すること、またそれらの犬を飼育する場合は、行政当局が定めた資格試験に合格して許可を得ること、極めて高額な犬税が課されるなど、です。
 特に危険犬種規制が厳しいのが、ベルリン州(京子アルシャー氏が在住)です。同州では、対象とする犬種が多く、また飼育要件や飼い主の資格要件が厳しく、それに満たない飼い主から犬を押収し、安楽死を行政が強制的に行うこともあります。

 さらにドイツの多くの州では、軽くても咬傷事故を起こした犬は基本的には安楽死されます。例えばベルリン州では州法で、咬傷事故を起こした犬など危険犬種以外の、危険行動を起こした犬、起こす可能性のある犬の類型を定め、行政当局が強制的にそれらの犬を安楽死させることができると定められています。
 ベルリン州では、行政当局が飼い主から押収して、強制的に公的安楽死(殺処分)などをする犬の数が年間数百頭に及びます(以降の記事で根拠を示します)。

 日本の犬猫の殺処分は所有者不明犬猫もありますが、飼い主が持ち込む場合はいわば行政サービスです。しかしドイツが行う殺処分は、飼い主の意思に反しても行政が強制的に行うものです。ドイツの公的殺処分の方が厳格だと言えるかもしれません。
 なお日本では、重大な死亡事故を起こした犬であっても、行政が殺処分を強制的に行う権限はありません。狂犬病予防法では、咬傷事故を起こした犬は2週間保健所が収容し、狂犬病等の感染症がないことが確認されれば飼い主に返還しなければならないとなっています。また凶暴な犬でも、保健所職員が無傷で捕獲し、3日間飼い主の引取りを待つことができます。このような犬に甘い日本は、先進国は例外でしょう(続く)。


(画像)

 警察官に射殺されたロットワイラー種の犬。Polizist erschießt aggressiven Rottweiler「警察官は攻撃的なロットワイラー種の犬を射殺した」から。こんなニュースは、ドイツのローカルニュースサイトでは毎月のようにあります。

Polizist-erschiesst-aggressiven-Rottweiler_pdaArticleWide.jpg


(追記)

 リンクの記事、Neun Kugeln aus MP: Polizist erschießt 60-Kilo-Hund「9発の機関銃の弾。警察官は体重60kgの犬を射殺した」は削除されましたので、同じ事件を報道した他のメディアの記事をリンクしておきます。

http://www.shz.de/hamburg/meldungen/polizisten-erschiessen-wilde-bulldogge-id280749.html
http://www.welt.de/regionales/hamburg/article108253972/Polizei-rettet-Besitzer-mit-9-Schuessen-vor-Kampfhund.html

 画像をそれぞれの記事から引用します。上~警察官が射殺したアメリカン・ブルドッグの死体を運ぶ。下~射殺されたアメリカンブルドッグの死体。

野生ブルドッグ

kampfhund.jpg



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京子アルシャー獣医師の欺瞞~「ドイツは殺処分ゼロ」という大嘘プロパガンダ誘導ー1





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(Zusammenfassung)
Deception von weiblichen Tierärzte Dr. Kyoko Arusha.
"Es gibt kein Gebäude in Deutschland für Hunde und Katzen zu töten", sagt sie.
Tierschutz, die Fanatiker ein Narr, um es zu hören.
Und sie sind falsch,"Töten die Hunde und Katzen ist Null in Deutschland".



 京子アルシャー獣医師は、日本出身でドイツ人獣医師の夫とともに、ドイツベルリン州にご在住です。この方は日本の動物愛護(誤)界のカリスマ的存在で、ドイツの動物愛護を紹介されている方としても有名です。しかし氏が流布している情報は欺瞞に満ちています。今回は氏が紹介している「ドイツ殺処分ゼロ」の欺瞞について述べます。


 「ドイツ 殺処分ゼロ」で検索すればトップでヒットするサイトがあります。第10回 ドイツ 殺処分ゼロの理由 - アクサダイレクトのペット保険
 損害保険会社のアクサダイレクトが運営しているサイトです。その中の、京子アルシャー氏による記事です(ブログサイト、dogactuallyに掲載している記事を転載したものです。ドイツ 殺処分ゼロの理由)。以下に、本記事を引用します。


「ドイツには日本のような『殺処分』はありません」と答えると、誰もが驚く。
「じゃあ、いつ頃から殺処分場はないのですか?」「ドイツにはずっと殺処分場はありませんよ」、さらに皆驚く。
ドイツには過去にも現在にも日本のような複数頭を同時に殺す「殺処分場」は存在しない。



 日本では、公に行う犬猫の殺処分は、二酸化炭素死が用いられます。ですから必然的に犬猫等をひとところに集めて同時に複数頭殺処分する「施設」を必要とします。上記の引用文をじっくりと読んでください。「ドイツでは殺処分ゼロです」と一言でも書いていますか。「日本のような『殺処分』はありません」「殺処分場はありません」「複数頭を同時に殺す『殺処分場』は存在しない」とは書いています。つまり「日本のような複数頭を集めて殺処分を行う施設、そのような方法による殺処分は無い」と述べているだけです。
 しかし犬猫の殺処分は二酸化炭素死しか知らない日本人は、「殺処分が無い」という事を強調すれば、「ドイツではあらゆるケースにおいて殺処分はゼロだ」と勝手に勘違いしてくれます。「ドイツは殺処分ゼロです」と自ら大嘘をたれなくても、頭に血が上った愛誤が大嘘プロパガンダを拡散してくれます。言わば自分だけは「嘘つきのそしりを免れる」知能犯です。

 事実ドイツには、複数頭を集めて同時に殺処分をする施設はありません。ドイツではTierschutzgeset(ドイツ連邦動物保護法)で、動物を殺害する場合は、原則麻酔による安楽死でなければならないからです(本法の対象は飼育動物に対してだけです。さらに多くの例外規定があります)。だから施設が必要ないだけです。
 しかしドイツには、飼育が禁じられている犬種が存在しますし、それらの犬種とその雑種は、厳しい飼育条件を満たさなければ行政が強制的に安楽死を命じることを定めた州があります。ドイツにおいては、犬の殺処分に対して厳しい州では、軽くても咬傷事故を起こした犬は原則殺処分です。それも行政が命令し、飼い主が拒否しても強制的に行われます。特にアルシャー京子氏が在住のベルリン州は、犬の殺処分に厳格な州で、年間数百頭の犬の公的殺処分をしています。
 また公の場で犬が遁走している場合は、危険であると警察官が判断すればその場で射殺します。その場で射殺すれば、確かに殺処分施設は必要ありません。

 殺処分を狭義・広義で定義するならば、狭義の殺処分とは、行政が法律に基づき、制度として行う公的殺処分でしょう。行政が飼い主に対して法律で飼育が禁止されている犬や、咬傷事故を起こした犬の殺処分を命じ、実行すること。及び警察官が職務で市中で犬を射殺することは、公的殺処分そのものです。ドイツ国内では、頻繁に犬が路上で警察官により射殺されます。
 つまりドイツには、狭義の殺処分=公的殺処分に限っても、厳然と相当数が行われています。

 「警察官 射殺 犬」をドイツ語で検索すれば、これほどの多くの情報がヒットします。Polizist erschoss den Hund。ドイツ以外の国の情報もヒットしますが。スイスなどでも、警察官が職務で犬を射殺したというニュースは度々目にします。

 最近もこのような事件がありました。Polizeibeamte erschießen bissigen Hund。「警察官が猛犬を射殺する」2013年7月。


Ein Polizist hat einen Hund erschossen, nachdem das Tier Anwohner verletzt hatte.
Nun ermittelt die Polizei gegen den Hundehalter aus Trier-Biewer wegen fahrlässiger Körperverletzung.

犬は人を負傷させたあと、警察官により射殺されました。
現在警察は、過失傷害罪で、(ドイツ)トリアー-ビーヴァー(地名)で犬の飼い主を捜査しています。



 次回は上記の記事と、その他の警察官による公道上での犬の殺処分について紹介します。ドイツが「ナニガナンデモ殺処分ゼロ」というのは大きな誤解だということが、これだけでもご理解いただけると思います。
 日本でしたらどんなに危険な犬でも、仮に死亡咬傷事故をおこした犬でも、保健所職員が危険を冒して無傷で捕獲し施設に収容します。警察官の応援を得て、その場で射殺するということはありえません。日本は随分と犬権?に配慮し、保健所職員の人権を無視した国だと思います。ドイツでは、そのようなお犬様扱いはしません。殺処分の事情は、ある面厳しいと言えます(続く)。


(動画)

 UNGLAUBLICH!!! MANN ERSCHIESST HUND!!!。公道上で射殺された犬。2013年7月17日。


(画像)

 警察官が射殺したアメリカンブルドッグの死体を運ぶ。Neun Kugeln aus MP: Polizist erschießt 60-Kilo-Hund「9発の機関銃の弾。警察官は体重60kgの犬を射殺した」。2012年6月。ドイツハンブルグ。この記事も次回に紹介します。

「猫は人を襲わない」という大嘘






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(Summary)
Cats attack dogs and human  activity often.
Cat more than one struck the young woman and her dog, in France.
Her wound was fatal.
It is a lie, "a cat does not attack people. So cat is a safe cat" is.


 前回記事で引用した、Britt Cocanour of Alley Cat Allies in Bethesda, Md., says humans pose greater threat to songbirds than feral cats doのTVニュースの動画では、老婦人が猫に襲われたことを地方議会公聴会で証言しています。しばしば猫愛誤が「猫は人を襲わないので安全だ」と述べていますが誤りです。最近も、フランスで群れとなった猫が人と飼い犬を遅い、重傷を負わせるという事件がありました。


 イギリス最大手メディア、the telegraphのインターネット版記事から引用します。Warning to tourists in France after attack by feral cats「野良猫による攻撃がありました。フランスへ行かれる観光客に警告します」。2013年7月25日。


About six cats pounced on the unnamed dog owner as she walked her poodle in the city of Belfort,dragging her to the ground and mauling her.
She was bitten repeatedly and left with a torn artery which could have proved fatal, while the dog was also badly hurt.
It is thought that particularly high summer temperatures may have made the cats far more aggressive than usual.
"The feral cats bit her on the leg and on her arms. They even pierced an artery," Mrs Galliot told.
Tourists from countries like Britain should certainly be wary – they should certainly not approach these cats, or try to feed them.
There are an estimated 8,000 feral cats born in France every day .

約6匹の猫は、(フランスの)ベルフォールの街で、プードルを連れて散歩している女性を急に襲いました。
そして彼女を地面に引き倒し、裂傷を負わせました。
彼女は何度も噛みつかれて、犬もひどく傷つきました。
そして致命傷となる可能性が証明できる、動脈裂傷が残されました。
特に夏の高い気温が、猫をいつもよりはるかに攻撃的にした可能性があると思われます。
「野良猫は私の足と腕に噛み付きました。それは動脈まで達しました」と被害者のギャリオットさんは話しました。
イギリスなどからの観光客は、確かに警戒する必要があります - 観光客らは、これらの猫に近づいたり、餌やりしたりしようとしてはならないのは間違いありません。
フランスでは毎日、野良猫が8,000匹も生まれていると推定されています。



 猫も、狂犬病予防法による規制を強化すべきであるという提言に対して愛誤が反論する内容は、「猫は人を襲わない。だから狂犬病に仮に感染したとしても安全である。だから狂犬病対策は必要ではない」です。しかし上記の事件のように、猫が群れになって、積極的に人をおそう事件もあります。
 また私は、アメリカで狂犬病感染猫が人を襲った事件も記事にしています。狂犬病感染猫が子供たちを襲う。こちらでリンクした動画を見れば、何の前兆もなく猫が一方的かつ積極的に子供らを襲っています。

 幸い、フランスで女性を襲った複数の猫には、狂犬病感染個体はありませんでした。しかし狂犬病に感染していなくても、動脈にまで達する傷を負えば、致命傷になり兼ねません。アメリカでは、飼育動物(種)の中では犬より猫の狂犬病感染数がはるかに多く、人に近いことからも、野良猫が最も狂犬病の危険要因とされています。
 日本では、狂犬病対策が異常なほど犬に偏りすぎています。行政・立法はは野良猫狂人の戯言など無視して、統計や実際にあった事例をもとに、適切な対策を行っていただきたいと思います。また日本が狂犬病が清浄国であっても猫が人を襲い、致命傷を負わせる事件も実際に起きているのです。仮に狂犬病が感染しなくても、猫の屋外放置は危険です。早急な猫に対する適正飼育化(室内飼い、ワクチン接種、不妊去勢、登録など)のための法制化を望みます。


(動画)

 狂犬病感染猫が、前兆もなく一方的に子供らを襲っている。Point Pleasant Beach Cat attack

 犬とその犬の飼い主を攻撃する猫。Cat Attacks Rottweiler

地方議会公聴会で嘲笑された、アメリカ最大のTNR推進団体のメンバー





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(Summary)
alley cat allies is just a private organization.
They are doing promotion activities of TNR.
They will make a radical actions and behavior often.
So many people have been recognized as "fanatical" them.
"The U.S. government is in favor of the views of the alleycat allies" It is an error to it.


 alleycat alliesという、アメリカ国内では最大の猫TNR推進団体があります。これを自動翻訳すれば「路地猫連合国」となります。しかし動詞allyの意味は、「同盟を結ぶ」、そして共通の敵に立ち向かうといった意味です。alliesは、「連合国」という狭い意味だけではありません。

 The Alliesは固有名詞として、狭義では、第二次世界大戦でのアメリカを中心とする連合国を指します。連合国側に敵対する日本、ドイツ、イタリアは枢軸国 (the Axis powers) といいます。ですからalliesを辞書で引くと、第一に「連合国」と出てきます。だからalleycat alliesを自動翻訳すれば「路地猫連合国」となるはずです。
 しかしalliesは広義では「連合・同盟」や動詞では「同盟して共通の敵に立ち向かう」といった意味です。独立した企業の連合体はAllianceと言います。

 多分自動翻訳で「cat TNR」を検索してalleycat allies「路地猫連合国・同盟国」と出てきたものだから、alleycat alliesがアメリカの公的機関と勘違いしたのだと思います。alleycat alliesの、HPの記述を引き合いに出して「アメリカではTNRが最も効果的な方法であると確認しているのだ」と噛み付いてきた人がいます。しかしalleycat alliesは、猫TNRを推進している一民間団体です。HPを一読すれば、TNRに偏向した民間団体と理解できます。
 そもそもalliesなんて名乗ること自体、過激TNR団体と判断すべきでしょう。TNRに反対する勢力に団結して敵対し立ち向かおうということですから。
 
 いずれにしても、このalleycat alliesのHPで記述されているTNR礼讃を「アメリカが確認している」ということにはなりえません。そのような認識を持つ方は、先に述べたと通り、alleycat alliesをアメリカの公的機関と勘違いしたか、よほど偏向した方です。アメリカでの民間団体が出しているTNRの見解は、肯定より否定の方がはるかに多いと私は感じます。
 またalleycat alliesは、違法で過激な餌やりで当局と暴力ざたを起こし、関わった餌やりでは過去に逮捕者も出しています。獣医師会や野生動物保護団体などと敵対し、トラブルもしばしば起こしています。私はこのような記事も書いています。大手動物愛護団体のTNR否定が相次ぐアメリカですが(愛護団体TNR論争)ー1。この記事の続きも近々アップします。

 alleycat alliesは、TNRを合法化するための強引なロビー活動でも知られています。バージニア州プリンスジョージ郡議会公聴会でも、メンバーが出席してTNRを公的制度として採用すべきと発言しました。しかし公聴会ではalleycat alliesのメンバーの証言は完全否定され、嘲笑される有様でした。

 公聴会の様子のニュースです。Britt Cocanour of Alley Cat Allies in Bethesda, Md., says humans pose greater threat to songbirds than feral cats do。2012年7月。「メリーランド州ベセスダのalleycat Alliesのブリット・コキャノールは証言しました『野良猫より人間の方が野鳥にとっては脅威なのよキーキーキー(爆・嘲笑)』。以下に引用します。


Some of the neutered cats have their ears "tipped" to mark them as treated cats.
When Prince George's County Council woman Mary Lehman proposed to order animal control to release those "ear-tipped" cats, she ran into a storm of criticism at a council public hearing.
"We had in excess of 25 or 30 cats in one block," says Devon Brown. "The smell was terrible."
says Midge Cruz"I got scratched, my hand got bit and it swelled to twice the size."
Lehman was forced to put off her bill for now....

数匹の去勢された猫は、耳に去勢済みの目印がついています(いわゆる耳カット)。
プリンスジョージ郡評議会の女性メアリー・リーマンは、それらの 「耳に去勢済みの目印を付けられた猫」をリリースするために、動物のコントロール部(公的部署)に要求するするように提案しましたが、彼女は議会の公聴会で批判の嵐に遭いました。
「私たちの一街区だけでも25匹から30匹以上の猫がいました」と、デボン・ブラウンは言います。
「悪臭はひどかったです」
ミッジ・クルーズは言います、「私はひっかかれ、その上手を噛まれました。そして、手の大きさが2倍にもふくらんで腫れました」
現在の彼女の法案(TNR合法化)は、先送りせざるを得ませんでした。



 次回は、プリンスジョージ郡の、野良猫に対する現在の方針・施策についてご紹介します。いずれにしても、アメリカの一小都市での議会公聴会でTNRの合法化を唱え、それすら否定される民間の一団体の考えが、「アメリカが確認している」と主張する人の思考経路がわかりません。


(おわび)

 前回記事に誤りがありましたので、お詫び申し上げます。alleycat allies(野良猫連合。アメリカ最大のTNR推進団体)の本拠地がメリーランド州ベセスダです。alleycat alliesのメンバーが公聴会で証言を行ったのが、バージニア州プリンスジョージ郡議会です。申し訳ありませんでした。 

面白いコメントがありましたので紹介しますね~アメリカ連邦政府機関より民間の狂信猫団体が正しいとは

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(Summary)
"Policy of the United States federal government mistake.Fanatic organizations in the private sector is correct"they say.
I can not understand (AIGO=animal rights activists wrong and crazy) .



 本日は愛誤さんから大変面白いコメントをいただきましたので紹介します。記事、アメリカ連邦政府は、明確かつ完全にTNRを否定しましたより。HN、海外と比較する意味が不明様のコメントです。


 以下に、そのコメントを引用します。


海外と比較する意味が不明様

TNRの是非論に海外をいちいち引き合いに出すのが理解できないです。
野良猫の去勢避妊手術は止むにやまれぬ気持ちでしているケースがほとんでしょう。
猫の妊娠出産スピードを知っていれば放っておけばどんどん増えてしまうからです。
当然のことながら飼い主を見つけるのがベスト。
しかし、そうはいかないケースもあるためにリリースされます。
放置しておけばいいと言う人はつまり、繁殖が進む猫を放置して数がたまったら殺処分しろ、その繰り返しでいいではないか。
結局、誰かがどうにかしてくれるだろうと他力本願なだけですね。
犬猫は人間と極めて近い空間で生活を共にしてきた変わった野生動物と言えます。まず、この現実と生態を受け入れるところから始めてはどうでしょうか。TNR活動にたずさわることになった人の多くは偽善的?な気持ちでも、イイ人ぶってるわけでもなんでもないと思いますが?

それから、アメリカヲタクでいらっしゃるようですので正式なリンクを張りますが、2013年現在、アメリカはTNRが最も効果的な方法だと確認しています。
だからといって日本もと言っているのではなく、ブログ主さんの議論がアメリカを前提としているようですので一応、過ちを正しておきます。
alleycat allies




さんかくたまご

> TNRの是非論に海外をいちいち引き合いに出すのが理解できないです。

では、日本国内でのTNRの学術的に耐えられる成功例を一例でも示してください。
日本で学術的に耐えられるケースは、1992年から1997年にかけて行われた北海道天売島ですが、200匹生息している野良猫を5年かけて200匹のTNRを行いましたが、現在300匹まで増えています。
気候が厳しい、地勢的に隔絶した恵まれた条件でもそうなのです。
猫の流入が自由で、気候が温暖、TNRも申し訳程度という都市部で野良猫が減るとしたら、過密状態での感染症まん延くらいしか可能性はないでしょう。
ましてや日本の地域猫はワクチンさえしていませんし。

> 放置しておけばいいと言う人はつまり、繁殖が進む猫を放置して数がたまったら殺処分しろ、その繰り返しでいいではないか。
こう言ってるのでしょうか。

私は放置して良いなど一言もこのブログで書いていません。
適正飼育化が野良猫増殖防止の抜本的解決策であると常に主張しています。
地域猫も不適正飼育の一種です。
それと徹底して餌やりを禁じれば野良猫は激減します。

>TNR活動にたずさわることになった人の多くは偽善的?な気持ちでも、イイ人ぶってるわけでもなんでもないと思いますが?

彼らは犯罪者集団です。
自らの行為を犯罪と認識するべきです。

> それから、アメリカヲタクでいらっしゃるようですので正式なリンクを張りますが、2013年現在、アメリカはTNRが最も効果的な方法だと確認しています。

「アメリカはTNRが最も効果的な方法だと確認しています」。
勝手に事実を捏造しないでください。
alleycat alliesは民間団体です。
アメリカでも州ではなく連邦政府が示す見解とは比べ物になりません。
複数の連邦政府機関は、明確にTNRを否定しています。
それを理解できないあなたは相当知能が低いです。
私はこの団体のことは、何度か記事にしています。
禁止しているにもかかわらず、TNRを強行して排除する警察と暴力ざたになって何人も逮捕者を出したり(たしかNYのケネディ空港周辺の公有地でTNRを強行して、武装警察が催涙弾使用して排除した事件にも関わっていたと記憶しています。
残餌に鳥が集まり、飛行機の安全運行上大変な問題が生じるからです。
Bird Strikeといいます。
また獣医師学会や野生動物の保護団体ともトラブルばかり起こしている、アメリカでは狂信的なテロ団体という認識です。
日本でも、「野良猫連合」がトラブル団体であるのは周知の事実です。
そんなことも知らないのですか。

> どうぞ、じっくりとお読み下さい。

アメリカの公的機関(連邦政府や州政府などの)の文書であれば、じっくりと拝見しますがね。
一つでも例示してください。



 上記の「海外と比較する意味が不明」様のコメントの要旨は、「1、海外と日本のTNRを比較することは無意味」「2、アメリカはTNRが最も効果的な方法であると確認している」です。今まで散々、猫愛誤は海外の動物愛護先進国を捏造し、対して日本はその嘘海外動物愛護先進国に見習えと二言目には言っていたのではないですかね。私は海外の動物愛護事情の実際をご紹介してきましたが、今では大分正しい情報が浸透してきたと思います。最近目立つのは、掲示板などでも「海外の事情なんて関係ない」という主張です。その厚顔無知ぶりには呆れます。
 それはさて置き、私は海外の動物愛護事情は参考にすべきだと思います。そもそもTNR(地域猫)の手法はアメリカから導入されたものです。先行したアメリカで、どのような問題が生じ、結果はどうだったのか。先例に学べば無駄な失敗も防げるからです。

 「2、アメリカはTNRが最も効果的な方法であると確認している」ですが、引用されている文書は、民間のalleycat AlliesというTNR推進団体です。アメリカでも特に連邦政府機関の方針とは、その重さにおいて比べ物になりません。「アメリカ」としての認識、方針であれば、連邦政府機関のだす公文書に記されていることになるでしょう。
 例えば日本で環境省や厚労省が政府のHPで「地域猫は効果がない」とはっきり明言し、それを受けてTNR(地域猫)であっても餌やりを厳しく刑事罰で罰する条例を制定する自治体が急増しているような場合。狂信的な一動物愛誤団体が「野良猫対策は地域猫が最も効果が有り推進されるべきである」との意見表明をしたとしても、それが「日本」が確認したとはならないでしょう。

 なお、alleycat Alliesは、アメリカではトラブルメーカーとして認識されています。野生動物保護団体や獣医師会としばしば敵対します。行政が禁止しているTNRの強行での警察官による排除や、半ばテロと言える活動など、折々記事にします。
 以下は、バージニア州プリンスジョージ郡議会での、alleycat Alliesのメンバー、ブリット・コキャノールによる証言のTVニュースです。ニュースではalleycat Alliesのメンバー、Britt Cocanourが、バージニア州プリンスジョージ郡での猫TNRを合法化、制度化すべきと訴えました。しかし議会での猛攻撃に会い、まさに吊るし上げ状態になりました。このニュースについて解説します。

Britt Cocanour of Alley Cat Allies in Bethesda, Md., says humans pose greater threat to songbirds than feral cats do。「メリーランド州ベセスダのalleycat Alliesのブリット・コキャノールは証言しました『野良猫より人間の方が野鳥にとっては脅威なのよキーキーキー(爆・嘲笑)』。2012年7月。

地域猫は社会に害悪しかもたらさなかった~広島みくまり峡無許可地域猫の実態ー4





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(Summary)
Requirements CHIIKINEKO(=TNR+Feedng.Management of feral cat colonies)
・Understanding and cooperation in the region.
・Eliminating the stray cat purposes.
・It's got the permission of the administration.
"CHIIKINEKODOUMEI" do not meet all.


 記事、
地域猫は社会に害悪しかもたらさなかった~広島みくまり峡無許可地域猫の実態ー3
地域猫は社会に害悪しかもたらさなかった~広島みくまり峡無許可地域猫の実態ー2
地域猫は社会に害悪しかもたらさなかった~広島みくまり峡無許可地域猫の実態ー1の続きです。



 環境省ガイドラインから、地域猫の定義について引用します。住 宅 密 集 地 に お け る 犬 猫 の 適 正 飼 養 ガ イ ド ラ イ ン、「V 地域猫」から引用します。


(地域猫の定義)以下を全て満たすことが必要です。
1、地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫。
2、飼い主を探して飼い猫にしていくことで、将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことを目的としたもの。
3、行政が地域の対策に沿って必要な支援を行う(行政の関与・許可)



 本連載記事で問題としている広島県の「地域猫活動同盟」ですが、上記の環境省ガイドラインにある地域猫の要件のうち、2、3の要件を満たしていないことは既に書きました。
 「2、飼い主のいない猫をなくしていることが目的」~TNRを偽装して餌やりを極大化するばかりです。従って野良猫が大量に繁殖し大量死しています。この団体の活動は餌やりを目的としただけであり、結果猫はさらに増殖し、動物愛護にも反しています。これらは、当団体がアップした動画が証拠です。
 「3、行政の関与・許可を得ていない」~私が当団体の活動拠点である、広島県安芸郡府中町のみくまり峡森林自然公園の公園管理者に直接電話で確認したところ、当公園では餌やりは許可しておらず、餌容器や猫ハウスの設置も認めていないとのことでした。また府中町による「餌やり禁止看板」が立てられている画像もあります。今回は、「1、地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている」との要件を満たしていないことを挙げます。

 この「地域猫活動同盟」ですが、異常なほどの大量の動画をyoutubeにアップしています。その中から、当地域猫活動同盟が「1、地域の理解と協力」と得ていない証拠となるものを紹介します。chiikinekodoumei


猫虐待1 情けのない広告
 こちらはみくまり峡森林自然公園ではありませんが、地域猫活動同盟の餌やり場の公園です。公園監視者による、「あなたが放置されているもの(猫ハウス、餌や容器などは)公園の管理に支障をきたすので至急撤去してください」との広告がなされています。「3、行政の関与・許可」を得ていない事の証左でもありますが、行政が禁じるということは、「1、地域の理解と協力」を得ていない証左でもあるでしょう。またこの動画には、明らかに人工的に耳を切断された妊娠末期の猫が写っています。

猫虐待1 公告 猫小屋撤去
 町内会の要請を受けて、猫小屋を撤去する行政職員。「1、地域の理解と協力」「3、行政の関与・許可」を受けていないことは明らかです。

猫虐待1 国土省から許可を得て堂々と花壇に
 猫の餌やりによる被害を受けた住民が、国土交通省の許可を受けて「餌やり禁止看板」を設置しています。この餌やりが、地域住民の理解と協力を得ていないことは明らかです。

猫虐待1 みくまり峡の犬
 みくまり峡森林自然公園で、犬をリードをつけて散歩させていた飼い主に「犬をけしかけて猫を虐待した」としています。地域猫活動同盟のメンバー(と言っても中高年男性一人と、公益財団法人動物愛護団体メンバーの中年女性一人が協力しているだけです)は、この犬の飼い主宅に押しかけ、恫喝したり、器物を損壊したりしました。犬の買主側は、地域猫活動同盟のメンバーを刑事告訴し、告訴は受理されました。地域猫同盟のメンバーは、ほかの住民にも対して「猫を虐待した、毒殺した」などと根拠もなく言いがかりを付け恫喝しています。以上を鑑みれば、当団体は到底「1、地域の理解と協力」と得ているとは言えません。
 なお、「犬が猫を虐待した」と犬の飼い主が恫喝されたこの事件は、改めて記事にします。

 従って、環境省ガイドラインが示す、地域猫の要件をすべてみたしていないので、当「地域猫活動同盟」の行為は到底「地域猫」とは言えません。しかし当地域猫活動同盟の行為を紹介したところ、当団体を擁護する方からのコメントをいくつかいただきました。
 要するに「地域猫」などというのは方便で、「地域猫」を理由に野放図な餌やりを認めさせよというのが「地域猫推進派」「支持者」なのです。そのためには犯罪行為も許される、社会の迷惑など省みる必要はないという反社会テロリスト集団にしか過ぎません。彼らの大義名分「動物愛護に適うやり方で飼い主のない猫をなくす」という、真逆の行為(TNRの偽装)でさえ、容認するわけですから。


(画像)

 しばしば地域猫活動同盟は、迷惑餌やり、違法行為(餌やり禁止場所での餌やり、立ち入り禁止区間へ無断立ち入りして餌やりを行う)により、警察に通報されています。しかし地域猫活動同盟のメンバーは、警察官にさえ、肩を掴むなどの行為をしています。
 これらが褒められた行為でしょうか。

higai19.jpg

higai17.jpg

(続く)。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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