アメリカ連邦政府は、明確かつ完全にTNRを否定しました
アメリカ連邦政府、魚類野生動物サービス庁(U.S. Fish and Wildlife Service )は、2009年に野良猫TNRを明確に否定しました。TNRは「成功例はただの一つもない」(There was no “success” story)。
アメリカ連邦政府、魚類野生動物サービス庁( U.S. Fish and Wildlife Service )のHPから引用します。Cats Gone Wild!「猫は野生に戻ります!」から。2009年(最終更新2011年)。
Domestic cats have the ability to live in almost any environment and are prevalent around the world.
What’s more, domestic cats have few “natural” predators, such as larger wild cat species like bobcats and cougars.
There is little natural population control.
One solution some people feel will help this problem is a program called Trap Neuter Return (TNR).
It was thought that this would help curb the population so that there would be fewer feral cats.
However, after many years of these programs and subsequent studies to determine their success, most cat populations stayed the same, increased or decreased only slightly.
There was no “success” story.
イエネコは、ほぼすべての環境で生存する能力があり、世界中に生息域を広げています。
その上米国内の猫は、自然界ではボブキャットやクーガー(ピューマ)などの大型のヤマネコ類などの、限られた捕食者しかいません。
自然の状態では、猫の個体数抑制はわずかです。
何人かの人々は、この問題解決には、TNRと呼ばれるプログラムが効果があると思いました。
TNRは野良猫を減少させ、個体数増加抑制効果があるだろうと考えられていました。
TNRプログラムの実行と多くの研究が、TNR信奉者が成功したと判定するするために、長期間続けられました。
しかしほとんどのTNRを実行した猫の一群は、個体数が同じままが僅かに増減しただけでした。
TNRの成功例は、ただの一つもありませんでした。
There was no “success” story.
TNRの成功例は、ただの一つもありませんでした。
これ以上、明確で完全にTNRを否定した表現はないでしょう。アメリカ連邦政府は公式な見解として2009年に、上記魚類野生動物サービス庁のHPで発表しました。
それ以降は、アメリカでは地方自治体で猫飼育に対する適正飼育化への規制強化を盛り込んだ条例制定や、違反者への罰則強化の改正が相次いでいます。また司法判断でも、2009年には、ロサンゼルス上級裁判所がロサンゼルス市に対して、市のTNR制度の即時停止を命じる判決を下しました。背景には、アメリカ連邦政府が、TNRを明確かつ完全に否定を表明したこともあると思います。
日本では、餌やりや地域猫(TNR)に反対されたり、地域猫への不妊去勢手術助成の増額を求める野良猫愛誤が頻繁に「日本は動物愛護後進国」と主張しています。「欧米の動物愛護先進国は餌やりに寛容でやりたい放題。TNRが野良猫対策のスタンダードで、公的助成が厚い」と思っているようです。しかしそれは大間違いです。
アメリカでは、猫の飼育規制は近年ますます強化されつつあり、飼い猫の登録、ワクチン接種、ライセンス料、飼育数制限、野良猫への餌やり禁止などが条例化され、違反者には刑事罰を科す自治体が多くあります。実際に逮捕有罪となった人も相次いでいます。猫の飼育はTNRから適正飼育化、管理強化が世界的な潮流です。ヨーロッパでもドイツでは同様の条例制定が相次ぎ、ベルギーでは法制化されました(これらについては折々記事にします)。
日本ほど、野良猫が存在することや、野良猫に餌をやること、猫の放し飼いなどの不適正飼育に寛容で甘い先進国は希でしょう。以下は、日本にしばらく居住した経験があるアメリカ人のブログを紹介した記事です。Livedoor News2013年2月11日。【米国ブログ】日本には猫をかわいがり、大切にする環境がある
「日本には特定の誰かに飼われていない野良猫がたくさんいる。野良猫を愛する人も多く、路上や公園などで餌を与えている人もいる」。
「日本では猫が気ままに生きる環境が整っていて、それを受け入れる社会の寛容さがある」。
同じ事をすれば、アメリカの多くの自治体では刑事罰を科されますね。野良猫愛誤には、「『架空の動物愛護先進国欧米』をでっち上げて、自分達の要求を通そうとすることはいい加減止めなさい」と言いたいです。
それとアメリカでは、TNRを制度化している自治体はわずか10程度しかありません。対して日本では、不妊去勢手術の助成制度がある自治体は100以上あります(平成23年度)。
アメリカ連邦政府、魚類野生動物サービス庁( U.S. Fish and Wildlife Service )のHPから引用します。Cats Gone Wild!「猫は野生に戻ります!」から。2009年(最終更新2011年)。
Domestic cats have the ability to live in almost any environment and are prevalent around the world.
What’s more, domestic cats have few “natural” predators, such as larger wild cat species like bobcats and cougars.
There is little natural population control.
One solution some people feel will help this problem is a program called Trap Neuter Return (TNR).
It was thought that this would help curb the population so that there would be fewer feral cats.
However, after many years of these programs and subsequent studies to determine their success, most cat populations stayed the same, increased or decreased only slightly.
There was no “success” story.
イエネコは、ほぼすべての環境で生存する能力があり、世界中に生息域を広げています。
その上米国内の猫は、自然界ではボブキャットやクーガー(ピューマ)などの大型のヤマネコ類などの、限られた捕食者しかいません。
自然の状態では、猫の個体数抑制はわずかです。
何人かの人々は、この問題解決には、TNRと呼ばれるプログラムが効果があると思いました。
TNRは野良猫を減少させ、個体数増加抑制効果があるだろうと考えられていました。
TNRプログラムの実行と多くの研究が、TNR信奉者が成功したと判定するするために、長期間続けられました。
しかしほとんどのTNRを実行した猫の一群は、個体数が同じままが僅かに増減しただけでした。
TNRの成功例は、ただの一つもありませんでした。
There was no “success” story.
TNRの成功例は、ただの一つもありませんでした。
これ以上、明確で完全にTNRを否定した表現はないでしょう。アメリカ連邦政府は公式な見解として2009年に、上記魚類野生動物サービス庁のHPで発表しました。
それ以降は、アメリカでは地方自治体で猫飼育に対する適正飼育化への規制強化を盛り込んだ条例制定や、違反者への罰則強化の改正が相次いでいます。また司法判断でも、2009年には、ロサンゼルス上級裁判所がロサンゼルス市に対して、市のTNR制度の即時停止を命じる判決を下しました。背景には、アメリカ連邦政府が、TNRを明確かつ完全に否定を表明したこともあると思います。
日本では、餌やりや地域猫(TNR)に反対されたり、地域猫への不妊去勢手術助成の増額を求める野良猫愛誤が頻繁に「日本は動物愛護後進国」と主張しています。「欧米の動物愛護先進国は餌やりに寛容でやりたい放題。TNRが野良猫対策のスタンダードで、公的助成が厚い」と思っているようです。しかしそれは大間違いです。
アメリカでは、猫の飼育規制は近年ますます強化されつつあり、飼い猫の登録、ワクチン接種、ライセンス料、飼育数制限、野良猫への餌やり禁止などが条例化され、違反者には刑事罰を科す自治体が多くあります。実際に逮捕有罪となった人も相次いでいます。猫の飼育はTNRから適正飼育化、管理強化が世界的な潮流です。ヨーロッパでもドイツでは同様の条例制定が相次ぎ、ベルギーでは法制化されました(これらについては折々記事にします)。
日本ほど、野良猫が存在することや、野良猫に餌をやること、猫の放し飼いなどの不適正飼育に寛容で甘い先進国は希でしょう。以下は、日本にしばらく居住した経験があるアメリカ人のブログを紹介した記事です。Livedoor News2013年2月11日。【米国ブログ】日本には猫をかわいがり、大切にする環境がある
「日本には特定の誰かに飼われていない野良猫がたくさんいる。野良猫を愛する人も多く、路上や公園などで餌を与えている人もいる」。
「日本では猫が気ままに生きる環境が整っていて、それを受け入れる社会の寛容さがある」。
同じ事をすれば、アメリカの多くの自治体では刑事罰を科されますね。野良猫愛誤には、「『架空の動物愛護先進国欧米』をでっち上げて、自分達の要求を通そうとすることはいい加減止めなさい」と言いたいです。
それとアメリカでは、TNRを制度化している自治体はわずか10程度しかありません。対して日本では、不妊去勢手術の助成制度がある自治体は100以上あります(平成23年度)。
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