TNR(地域猫)を廃止し、野良猫は射殺駆除すべし~米国ニュージャージー州の政策転換ー2
米国ニュージャージー州の、TNR(地域猫)の廃止と野良猫狩猟駆除への転換方針について、スポーツ射撃愛好家団体が早くから賛成表明をしています。それに対して、世界最大の動物愛護団体PETAも賛同しました。TNR(地域猫)の否定は、もはや世界的潮流です。
米国スポーツ射撃愛好家団体、AmmolandのHPの記事、TNR for Feral Cats is Horribly Cruel and Only Makes People Feel Better「TNR(地域猫)は野良猫に対して恐ろしく残酷であり、一部の愛誤の自己満足に過ぎない」Ammoland shooting sports news を引用します。(2009年7月)。
Feral Cats are not outside pets and suffer horribly from the lack of food, water, shelter and regular medical care while living outside exposed to the elements.
The number of feral cats suffering under the guise of TNR is staggering.
The popularity of TNR programs has been put forward as an acceptable solution by animal rights extremist organizations.
Feral Cats are so damaging to the environment .
Even well-fed domestic cats may hunt and kill, mainly catching small mammals, but also birds, amphibians, reptiles and fish. Hunting by domestic cats is the leading cause of the decline in the numbers of birds in urban areas.
Feral Cats Spread Rabies.
In recent weeks there has been a dramatic upswing in the incident(incidence が正しいと思われる) of rabies in local wild animals.
Many times the vector source of the spread of rabies is established cat colonies as evidenced by the recent warnings by Point Pleasant Beach’s animal control officer and the suspension of their much toutedTNR program.
A better Solution.
All towns should pass ordinances so domestic cats are licensed the same as dogs,
and like dogs, the ordinance should read that cats can not be allowed outside without a leash.
All the same fines and penalties for dog owners should apply to cat owners.
existing wild cats and cat colonies should be trapped,rehabilitated and adopted out or euthanized.
野良猫は外飼いのペットとは言えず、屋外の環境にさらされて生きており、おそろしいほど食糧、水、保護されること、定期的な医療を受けることの欠如に苦しんでいます。
TNRと言う名目で、苦しめられている野良猫の数は驚くほど多いです。
TNR(地域猫)が広まった原因は、過激派動物権利擁護団体によって受け入れ可能な解決策として提唱されてきたからです。
野良猫は、生態系にも大きな打撃を与えています。
栄養の十分な飼い猫でさえ、小動物を狩り、殺します。
主に小型哺乳類を捕食しますが、それだけではなく鳥、両生類、爬虫類、魚も。
飼い猫の捕食行動は、都市部での野鳥の数の減少の主要な原因です(ですからTNRで屋外で猫を飼育すれば、いかに生態系に大きなダメージを与えるかおわかりいただけるでしょう)。
野良猫は狂犬病を広めます。
最近数週間の間に、地元の野生動物で狂犬病の発生率において、劇的な増加がありました。
今まで何回も、狂犬病感染拡大原因は、猫の集団から発生しました。
それは、活発に行われていたTNR(地域猫)活動の中止により証明されており、ポイントプレザントビーチの動物管理局員は警告しています。
より良い解決策とは。
猫飼育は、犬と同じ免許が必要ですので、(ニュージャージ-州の)すべての町では、その条例を周知させる必要があります。
猫は犬のように、引き綱なしで外に出すことが許されていないと言う条例条文を読みください。
犬の所有者に対する罰金や罰則は、猫の所有者にも全て同様に適用されるべきです。
既に生息している野生化した猫と猫の群れは、わなで捕獲し、飼い猫として再生させるか安楽死させる必要があります。
TNR(地域猫)の問題は、次のとおりです。
1、猫にとっても残酷で動物愛護に反する。
2、生態系にとって悪影響を与える。
3、狂犬病の感染拡大につながる。
1、2、に関しては、そのまま日本にも当てはまるでしょう。3、の狂犬病に関しては、日本は清浄地域です。しかし野良猫が感染拡大の原因となる感染症は、狂犬病だけではありません。猫は、人畜共通感染症が多い種なのです。
TNR(地域猫)を廃止した後の、より良い野良猫問題解決策として、適正飼育化を挙げています。つまり飼い猫の免許制を順守させること(飼い猫の登録義務。猫は飼い主が責任もって適正飼育すること)。その上で室内飼いの徹底、違反者には罰金や罰則を与えることが提言されています。
さらには、野良猫は捕獲し、飼い猫化するか安楽死させるべきだとも述べられています。
日本では、新たにTNR(地域猫)を制度化する自治体が近年増えています。しかし米国をはじめとする先進国においては、TNR(地域猫)の限界、効果がないことが既に定説になりつつあります。TNR(地域猫)は、世界的な猫の適正飼育化(飼い猫の登録、室内飼い)の潮流に真っ向から反します。
面白いことに、スポーツ射撃愛好団体のこの、「ニュージャージー州TNR(地域猫)廃止、狩猟駆除」賛成表明に対して、世界最大規模の動物愛護団体PETAが2010年に賛同していることです。PETAは、過激な動物愛誤活動やノーキル主義を標榜しています。そのPETAがTNR(地域猫)に真っ向から反対し、対立関係?にあるスポーツ射撃愛好団体に賛同するとは興味深いです。
PETAは、「TNR(地域猫)は残酷で動物愛護に反する。むしろ安楽死の方が動物愛護に適うであろう」と述べています。次回は、PETAの、TNR(地域猫)否定表明についての記事を紹介します(続く)。
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