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野良猫の対策では日本は最後進国〜奄美市と海外の条例を比較







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(summary)
Free-range cat ban law
The case of Kangaroo Island and Christmas Island, in Australia.


(本記事は6,239ブログ記事中、1位を獲得しました)

 記事、
海外では猫の完全室内飼いを義務付ける条例の成立が相次ぐ
オーストラリアの厳しい猫飼育の法律〜完全室内飼いしなければ殺されてもやむを得ない
の続きです。
 これらの記事ではオーストラリアとアイスランドの、飼い猫を規制する条例をいくつか挙げました。いずれも猫の不妊化を義務付け放し飼いを完全に禁止し、放し飼いの猫は行政が捕獲します。飼主は猫の返還を受けるには手数料等を払わなければなりません。更に厳しい条例では、新規の猫の飼育禁止と自体内への猫の持ち込みも定めています。その目的は猫による在来生物の被害を防止するためです。対して日本で猫による捕食被害を受けている島嶼の自治体の猫飼育を規制する条例は全く効果が期待できない内容です。



 まず、連載記事で取上げた海外の猫飼育を規制する条例の概要は以下のとおりです。

海外では猫の完全室内飼いを義務付ける条例の成立が相次ぐ

(アイスランド)
複数の自治体〜猫の放し飼いを完全に禁止。違反者には罰金を科す。

(オーストラリア)
ノックス市〜24時間猫を屋外に放すことを禁止。脱出防止のためのフェンスを設置した場合のみ自己所有地に猫を出せる。監視員が屋外猫を捕獲し、飼主が返還を受けるには多額の罰金が科され、刑事罰を設ける。


オーストラリアの厳しい猫飼育の法律〜完全室内飼いしなければ殺されてもやむを得ない

(オーストラリア)
①カンガルー島〜行政は外猫の捕獲殺処分を行う。飼猫のMC化と自体への登録義務。MCで登録していない猫は行政が捕獲殺処分する可能性もある。原則飼猫は不妊化を義務付ける。登録ブリーダーは除外。敷地内もしくは室内飼いを義務付ける。公共の場では、飼猫はキャリーケースに入れなければならない。
②ノックス市〜外猫は捕獲殺処分を行う。飼猫のMC化と自体への登録義務。MCで登録していない猫は行政が捕獲殺処分する可能性もある。原則飼猫は不妊化を義務付ける。敷地内もしくは室内飼いを義務付ける。公共の場では、飼猫はキャリーケースに入れなければならない。新規の猫の持ち込みは禁止。不妊化義務により、現在飼育されている猫が寿命を迎えれば島内の猫はゼロになる。


 ノネコによりアマミノクロウサギなどの希少な固有種が食害にあっており、複数の種は絶滅の恐れがある奄美市なども、猫の飼育を規制する条例を制定しています。しかし上記の自治体に比べれば骨抜き条例もいいところで、効果は全く期待できません。具体的に条文を引用します。


奄美市飼い猫の適正な飼養及び管理に関する条例

第4条 飼い主は,飼い猫の生態,習性及び生理を理解し,かつ,愛情をもって接するとともに,終生にわたり飼養及び管理するように努めなければならない。
2 飼い主は,飼い猫を適正に飼養及び管理することにより,健康及び安全を保持するとともに,飼い猫が飼い主以外の者に迷惑を及ぼすことのないようにしなければならない。
3 飼い主は,人と飼い猫と野生生物との共生に配慮しつつ,飼い猫が野生生物に害を加えることのないようにしなければならない。
4 飼い主は,飼い猫を室内で飼養及び管理し,屋外で飼い猫を放し飼いにしないように努めなければならない。
5 飼い主は,やむを得ず飼い猫を屋外で放し飼いにする場合には,繁殖制限の措置を講じなければならない。


 奄美市の、具体的な猫の飼養に関する規制に関する問題点は次の通りです。奄美群島ではその他の自治体でも猫飼養に関する条例を制定していますが、概ね奄美市と同様です。
1、大きな欠陥は本条は罰則規定がない努力義務です。努力規定にとどまれば猫飼養者に規定を順守するのは難しいです。
2、繁殖制限を行えば放し飼いを認めるのも大きな問題です。不妊化したとしても、猫の捕食行動は全く変わらないという学術研究の結果もあります。


 奄美群島は世界自然遺産に登録されています。しかし今回記事で取り上げたオーストラリアとアイスランドの自治体は、世界自然遺産には登録されてはいません。にもかかわらず、これらの自治体では在来生物の猫による被害を防止するために実効性のある、厳しい猫飼養条例を制定したのです。世界遺産登録された地域では、オーストラリアはさらに厳しい猫の駆除政策を実施し、マッコーリ島などでは完全根絶に成功しました。その後も猫の持ち込みの禁止と、再導入を監視しています(「奄美大島のノネコの殺処分は世界遺産登録機関であるユネスコの理念に反する」という支離滅裂な主張~「ノネコ殺処分・安楽死計画の根拠は科学的ではない」の非科学性を検証する)。
 奄美市等の猫飼養条例は、「生態系保護にも気を使っていますよ」という、単なるアリバイ作りという気がします。世界でも例を見ない、先鋭的で攻撃的、そして狂信的な野良猫愛誤のテロのおそれに日本の奄美市などの自治体は屈したのでしょうか。
 このような日本の生態系保全の政策が後手後手の日本は、海外の生態系保全に先進的な国からは非難されるでしょう。科学的な根拠に基づかない、一部のノイジーマイノリティーに政策が歪められる日本は世界に対して恥ずかしくないのでしょうか。


(動画)

 Feral cats threatening endangered species on Kangaroo Island after bushfires | ABC News 「山火事の後にカンガルー島で絶滅危惧種を脅かしているす野良猫| オーストラリアABCニュース」 2020年9月13日

For more than 20 years, Barry Green — known as the "KI cat man" — has made it his mission to rid the island of feral cats.
He has trapped, killed and skinned about 1,500 feral cats.
"I've spent a lot of money chasing cats around the island," Mr Green said.

「カンガルー島の猫男」として知られているバリーグリーン氏は20年以上にわたり、野良猫を島から取り除くことを自ら使命としてきました。
彼は約1,500匹の野良猫を捕獲し、殺し、皮を剥ぎました。
「私は島の周辺で猫を追跡するのに多額のお金を費やしました」とグリーン氏は言いました。


 このような民間人ボランティアがオーストラリアの野良猫ノネコ駆除を支えています。日本では世界でも例を見ない狂信的な野良猫愛誤が妨害するために、政府機関が捕獲するだけで殺処分すらできません。また世界でも例を見ない、猫の捕食被害を受けている希少生物生息地でのTNRを行われています。




(動画)

 Cats,Traps and Decor 「猫 わな インテリア」 2019年3月10日

 オーストラリア カンガルー島の猫駆除ボランティアのバリー・グリーン氏。「カンガルー島の猫男」の歴史について。彼は20年間で1,500匹の野良猫ノネコを駆除して皮をはぎ、インテリア小物に加工しました。カンガルー島では英雄です。




(動画)

 Black Cat Bowhunt - Super Close Shot 「黒猫をボウガンで狩るー超接近での射撃」 2019年12月12日

 オーストラリアでは高齢者も若者も悪性外来種の野良猫ノネコ駆除ボランティアに励んでいます。この動画の方はまだ銃が持てない高校生かな。




(動画)

 TG OUTDOORS - Feral Cat VS John 「TG OUTDOORS - 野良猫とジョンさんの対決」 2020年3月21日

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ネットでトラを1300ドルで叩き売るアメリカのエキゾチックペット販売の無法ぶり〜杉本彩氏の狂気のデマ






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(summary)
In the United States, tiger cub is sold online for $ 1,500. Sale of exotic pets in the United States is almost lawless state.


 記事、
日本はエキゾチックアニマルの輸入が激減している〜杉本彩氏の悪質デマ拡散
エキゾチックペットの貿易が拡大しているにも関わらず輸入が激減している日本〜杉本彩氏の狂気のデマ
日本に比べてエキゾチックペットの飼育数が桁違いに多いアメリカ〜杉本彩氏の狂気のデマ
エキゾチックペットの規制がゆるゆるでライオンやトラが犬より安いアメリカ〜杉本彩氏の真逆の大デマ
の続きです。
 最近ペットのニシキヘビが遁走する事件が相次ぎました。それに乗じて「このようなエキゾチックペットの遁走事件が相次ぐ日本は動物愛護後進国だ。日本はエキゾチックペットに反する規制がゆるい」と、馬鹿の一つ覚えで愛誤の支持を得ている杉本彩氏がデマを流しています。真実は、アメリカでは包括的なエキゾチックペットの飼育に関する強制力がある連邦法令がありません。多くの州では届出や飼養基準に関する規制法令すらありません。また販売に関しても規制がほぼなく、トラやライオンですら数千ドルの価格でオンラインで非対面販売されています。まさにアメリカはエキゾチックペットの販売飼育とも、ほぼ無法状態と言える国です。対して日本ではエキゾチックペットの多くが含まれる危険性が高い「特定動物」は愛玩目的での飼育を禁止しましたので、これらの動物が個人のペット用に販売されることはありえません。また特定外来生物法等により、比較的エキゾチックペットの販売規制が厳しい国です。



 問題の、杉本彩氏の発言について引用します。スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日


世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています。
この背景にあるのがペットブームです。
ペットブームは、犬猫だけでなく、野生動物にまで及んでいます。
規制のゆるい日本では、ブームに伴う悲劇は避けられないのが現状です。



 上記のコラムでは「日本は世界の流れに反して、エキゾチックアニマルのペット飼育に関する規制がゆるい」と述べています。しかしそれは真逆の大嘘です。私はすでにこのコラムのもととなったWeb 東スポの記事に、ドイツのエキゾチックペットに関する法令を反証としてあげて反論しています。ドイツでは、エキゾチックペットの飼育を規制する連邦法令はありません。16州中6州では、州法令ですらありません。
 今回は、アメリカ合衆国のエキゾチックペットのインターネットでの非対面販売等について取り上げます。結論から言えばアメリカはドイツと同様に、エキゾチックペットの個人の愛玩目的の飼養に関する規制がゆるいのです。エキゾチックペット全般の飼養に関する強制力がある連邦法令はありません。4州ではエキゾチックペットに関する飼養を規制する州法令すらなく、個人がトラや巨大なワニやニシキヘビ、猛毒のコブラなどを届出や州の飼養基準すらなく、全く自由に飼育できます。その飼養施設が脆弱で、容易に危険なエキゾチックペットが遁走する可能性があってもです。
 更に驚くことにアメリカ合衆国では、エキゾチックペットの販売に関してはインターネットでの非対面販売を禁じる連邦法令はありません。極めて安価にトラ、ライオン、ヒョウなどの大型ネコ科動物が売られています。中にはトラの幼体を1,300ドル(14万3,000円 1ドル=110円)で叩き売りしているサイトもあります。概ねトラ、ライオンの幼体は2,000〜5,000ドル程度ですが、人気犬種であれば子犬のほうが高価でしょう。以下にそれを裏付ける資料をいくつか示します。


(動画)

 Why Is It So Easy To Buy A Tiger? | Mashable Explains 「なぜアメリカ合衆国ではトラを簡単に買うことができるのですか?|マシャブル氏の説明」 2020年4月19日

In different parts of the United States, you can get bears, chimpanzees, snakes, elephants, giraffes, and it’s totally legal.
We take a look at exotic animal laws in the U.S. to understand private ownership of wild animals.

アメリカ合衆国の様々な地域で、クマ、チンパンジー、ヘビ、ゾウ、キリンを飼うことができ、それは完全に合法です。
野生動物の私人の所有に関して、アメリカ合衆国のエキゾチックアニマルに関する法律を調べます。



上記の動画の英語と日本語訳

One big question many are left with is how are those people allowed to own those animals in the first places.
Some are endangered species most are extremely dangerous.
The fact is that the exotic animal trade is a multi-billion dollar industry and it's Not limited just to big cats In different parts of the United States.
You can get bears chimpanzees snakes elephants giraffes and its totally legaly.
The few federal laws regulating the possession of exotic animals including the Endangered Species Act the Lacey Act do not regulate private ownershop and they're mainly focused on regulating.
The inpact and export of wild animals into the country there are also different laws depending on state city and county ordinances where in some might ban the sossesstion of exotic animals others might only a basic permit.
Florida classifies.
Class one animals cannot be pets due to the dangers involved while.
Class two animals can be obtained with a permit for personal use.
Both class one and two animals permit and licence require additional standards like caging and veterinary requirements.
Class three animals can be obtained as pets by applying for apermit and filling out a questionnaire.
Additionlly all the classfied animals along with venomous reptiles reqire a licence to capture possess or exhibit.
These licence and permit are pretty easy to get in spite of the different regulations.
Some people have been able to side step the few existing laws by labeling thir exotic pets as more support animals or by becoming licensed breedres or exhibitors and ofcouse people often by animals and less restrictive states and illgally transport them to their more resrricive home states and if youre wondering where those poeple even get the wild animals in the first place.
Well apart from directly obtaining them from poachers traffickers breedres zoo owners and so on.
The avvent of online shopping has really opened, the door to exotic animal ownershop.
A quick Google search will give you websites exotic animals for sale.

多くの人々に残されている大きな問題の1つは、前提としてそれらの人々がエキゾチックアニマルをどのように所有することが許可されたのかということです。
これらのエキゾチックアニマルの数種は絶滅危惧種であり、ほとんどの種は非常に危険です。
事実、エキゾチックアニマルの商業取引は数十億ドル規模の産業であり、それはアメリカ合衆国の多くの地域では大型のネコ科動物だけに限定されているわけではありません。
クマ、チンパンジー、ヘビ、ゾウ、キリン、そしてそれらを完全に合法的に入手することがアメリカでは可能なのです。
絶滅危惧種法(the Endangered Species Act )、レーシー法(the Lacey Act )を含むエキゾチックアニマルの所有を規制するいくつかの連邦法では、個人の所有者を禁止せず、主に規制に焦点を合わせています。
また野生動物の影響とそれらの動物のアメリカへの輸出には複数の異なる法律があり、州の市や郡の条例では、エキゾチックアニマルの飼育を禁止する場合もあれば、基本的に許可だけを要する場合もあります。
フロリダ州は以下のように(エキゾチックアニマルを)分類しています(註 フロリダ州はアメリカ合衆国内では最もエキゾチックアニマルの個人の所有に関しては厳しい部類の州です)。
クラス1の動物は、危険が伴うため愛玩目的の飼育はできません(註 トラ、グリズリー、ワニなど)。
クラス2の動物は、個人の飼育の許可を得れば取得できます(註 キツネ、無毒なヘビ、スカンクなど)。
クラス1と2の両方の動物の(取得と飼育の)許可と免許には、飼養するケージや獣医師の許可などの追加の基準が必要です。
クラス3の動物は許可を申請し、質問票に記入することによりペットとして入手できます。
さらに毒のある爬虫類とともに分類されたすべての動物は、所有または展示を行うためにはライセンスの取得が必要です。
これらのライセンスと許可はさまざまな規制にもかかわらず、非常に簡単に取得できます。
もしあなたが野生動物を業者からどうやって入手するのか疑問に思っているのならば、一部の人々は多くの自分たちのエキゾチックペットを法律上取得と所有が許可されている動物としてラベル付けすることによって、既存のエキゾチックアニマルのペットとしての取得を禁じる法律を回避することができます。
または多くの場合では、エキゾチックアニマルとしての法律の適用が少なく、取得や所有の制限の少ない州でブリーダーや出展者(販売者)になり、それらのエキゾチックアニマルをより厳しい州に輸送します。
密猟者、違法売買業者、繁殖を行っている動物園のオーナーなどから直接入手することは別として。
(エキゾチックペットの)オンラインショッピングは本当に出現し、エキゾチックアニマルの所有者になる扉が開かれました。
グーグルで検索すると、すぐさまエキゾチックアニマルの販売用ウェブサイトが表示されます。

 上記をまとめれば「アメリカでは連邦法ではエキゾチックアニマルを個人が取得することを禁じる法律はない」、「最もエキゾチックアニマルの取得と飼育が難しい州であっても抜け穴があり、またエキゾチックペットを販売する業者は規制がゆるい州でブリーダーや販売者になり、規制が厳しい州に販売する(事業所が規制がゆるい州にあっても規制が厳しい州にインターネットで販売できる)」、「エキゾチックペットの販売を規制する連邦法令はないために、エキゾチックペット(トラやライオンでも)インターネットで非対面販売できる」となります。


(動画)

 How to Own a Tiger - EPIC HOW TO 「トラの飼い主になる方法」 2015年6月5日
 「米国ではネヴァダ州などではほぼ自由にトラをペットとして飼うことができる。トラの仔の価格は数千ドルだが、適正に飼育するには多額のコストがかかる。アメリカでは1990年から2011年の間にペットのトラに殺された人が21人いる」。もちろんトラなどのエキゾチックペットの飼育を皮肉る動画。




(画像)

 EXOTIC WILD CATS Home Of Exotics(2021年7月8日アクセス) アメリカ合衆国にある、ネコ科のエキゾチックアニマルを個人所有のペットとして販売しているサイト。幼齢のトラが1300ドルの価格で出ています。これはニセサイトではありません。

アメリカ トラ インターネット販売


(参考資料)

Cub Tiger or Lion sale $ 「幼体 トラ または ライオン 販売(対象国:アメリカ)」の検索結果

 トラやライオン、チーター、マヌルネコなどの幼体が、多数のオンラインショップで数千ドルで販売されています。


 まさに杉本彩氏のEva通信のコラムの記述、「世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっている。規制のゆるい日本」は、真実の真逆も真逆もいいところです。日本では、トラやライオンが十数万円から数十万円でインターネットで非対面販売されるなどありえません。スナネコどころではありません。
 杉本彩氏の何ら調べない、狂人の妄想と同様のデマ嘘デタラメの拡散は本当に有害です。それよりもこの方の知能と精神状態が正常の域に満たないのではないかと思います。意図的なデマとするならば、正確な情報に敵愾心を持って意地になって嘘プロパガンダに邁進しているのではないかとも思えます。


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日本に比べてエキゾチックペットの飼育数が桁違いに多いアメリカ〜杉本彩氏の狂気のデマ






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 記事、
日本はエキゾチックアニマルの輸入が激減している〜杉本彩氏の悪質デマ拡散
エキゾチックペットの貿易が拡大しているにも関わらず輸入が激減している日本〜杉本彩氏の狂気のデマ
の続きです。
 最近ペットのニシキヘビが遁走する事件が相次ぎました。それに乗じて「このようなエキゾチックペットの遁走事件が相次ぐ日本は動物愛護後進国だ。エキゾチックペットを飼わないのが世界の潮流なのに日本は逆行している」と、馬鹿の一つ覚えで愛誤の支持を得ている杉本彩氏がデマを流しています。まさに悪質なデマ情報の拡散で「歩く有害物質」です。真実は、アメリカではエキゾチックペットの飼育数は日本に比べて桁違いに多く、また飼育率もはるかに高いのです。アメリカは連邦法ではエキゾチックアニマルの飼育に関する規制法令が皆無で、州によっては州法令すらないという法律のゆるさも要因と思われます。



 問題の、杉本彩氏の発言について引用します。スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日


世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています。
この背景にあるのがペットブームです。
ペットブームは、犬猫だけでなく、野生動物にまで及んでいます。
規制のゆるい日本では、ブームに伴う悲劇は避けられないのが現状です。



 この杉本彩氏のEva通信のコラムは、私がすでに問題点を指摘したWeb東スポの記事、大蛇&巨大鳥捕獲でわかった日本の飼育モラルの低さ 世界は「エキゾチックアニマル」敬遠 2021年6月8日 のパクリです。
 この記事の、「世界的に『外国産の珍しい動物=エキゾチックアニマルを飼うのはやめよう』という流れになっている中、日本の動物愛護・福祉は世界から30年以上遅れている。いまだに多くの野生動物が(日本では)販売目的で輸入されている」記述は、ほぼデマと偏向です。その点に関しては、私は主にドイツを例に反証に挙げて上げて記事にしています。ドイツは日本よりはるかにエキゾチックアニマルの輸入数が多く、飼育に関する法律がゆるい(というか連邦法では規制法令がない。6州では州法令もない)ので、エキゾチックアニマルの遁走事件が頻繁に起きます。またティアハイムでエキゾチックアニマルの収容数が激増して犬猫に取って代わる勢いであることや、アライグマの駆除数も日本より多いことを記事にしています。「続き」にリンクを貼っています。

 今回記事では前回記事に続いて、スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日 で記述されている問題点について取り上げます。それは、「世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています」です。
 この記述は、読者は「世界的にエキゾチックペットの飼育は減少しかつ少ないが、日本はそれに逆行して野生動物(エキゾチックペット)の飼育数が高水準、もしくは増えている(「ペットブーム」という記述から)」と理解します。しかしそれは全くの逆です。国際的にエキゾチックアニマルの需要が激増し、特にアメリカでは著しいです。またアメリカでのエキゾチックペットの飼育数は、日本とは比べ物にならないぐらい多いのです。

 以下に、エキゾチックペットの需要の多くがアメリカ合衆国であり(それは飼育数の多さにつながる)、またアメリカ合衆国ではエキゾチックペットの飼育数が極めて多く、また飼育率が高いことを裏付けるいくつかの資料から引用します。


Many exotic pets suffer or die in transit, and beyond—and the U.S. government is failing to act 「多くのエキゾチックペットは輸送中やその後に苦しんだり死んだりしています。そしてアメリカ合衆国政府は法規制に失敗しています」 2021年3月3日(ナショナルジオグラフィック)

The U.S. imported 3.24 billion live animals from 2000 to 2014, according to a 2020 paper in Scientific Data.
Paperwork for the shipments indicate that about half came from the wild and nearly all were intended for commercial purposes, most likely the pet trade, according to the study authors.
As the biggest importer in the world of wild animals for pets, the U.S. ought to set the bar for standards of humane treatment in the exotic pet trade, but so far, it’s failing.
The same of the European Union, which imports almost as many exotic animals as the U.S.
Weak regulations, few wildlife inspectors, and the difficulty of prosecuting cases mean violators are likely to go unpunished.

サイエンティフィックデータ(Scientific Data)掲載の2020年の論文によると、アメリカでは2000年から2014年にかけて32億4000万の生きた動物を輸入しました。
調査した著者によると、通関手続きでは書類上約半分が野生由来の動物であり、ほぼすべてが商業目的で、おそらくペットとしての商業取引を目的としていたことを示しています。
ペット用の野生動物の世界で最大の輸入国として、アメリカはエキゾチックペットの商業取引における人道的扱いの基準を定めなければなりませんが、これまでのところそれは失敗しています。
アメリカ合衆国とほぼ同じ数のエキゾチックアニマルを輸入しているEUも同じです。
法規制がゆるく野生生物の監視官が少なく、(野生動物の違法取引の)事件を訴追するのが難しいということは、違反者が罰せられない可能性が高いことを意味します。


exotic pet trade statistics 「エキゾチックペット貿易の統計」 2020年12月8日

It's a $15 billion dollar business in the United States alone, with breeders and dealers selling animals over the Internet or in trade magazines.
The illegal trade in wildlife is second only to that of drugs in the United States, according to the U.S.
These cold blooded animals fascinate many people, which is why they can always be found in pet stores.
Hundreds of species of snakes, including boa constrictors, anacondas, and other large snakes are shipped into the U.S. every year.
The WWF estimates there are 5,000 tigers being kept in U.S. backyards … there are only around 3,000 left in the wild.
Other organisations have estimated a pet primate population of 4-5,000 kept in the UK and 4,825 licensed Dangerous Wild Animals, which is likely to be a significant under-estimate of the actual population.
Schiphol airport in the Netherlands is one of the largest European airports and is considered a main hub for legal and illegal import of exotic animals.
Keeping exotic pets, such as reptiles and amphibians, has become increasingly popular over the past two decades but the trend has spawned an enormous illegal trade, the New York Times reported Monday.
The exotic pet trade is still a booming business.
Across the U.S., millions of exotic animals – including lions, tigers, cougars, wolves, bears, monkeys, alligators, birds, and venomous snakes – are bred, bought, and sold for private possession.
Today, exotic pets are even bigger business.

エキゾチックペットの貿易はアメリカ合衆国だけでも150億ドルのビジネスであり、ブリーダーや小売業者がインターネットや業界誌でこれらの動物を販売しています。
アメリカ合衆国政府によると野生生物の違法取引は、アメリカの麻薬取引に次ぐ規模です。
エキゾチックな冷血動物は多くの人々にとって魅力的なために、ペットショップでいつでも見つけることができます。
ボアコンストリクター、アナコンダ、その他の大型ヘビなど数百種のヘビが、毎年米国に出荷されています。
WWFは、アメリカの一般家庭の庭に5,000頭のトラが飼育されていると推定していますが…野生には約3,000頭しか生存していません。
他の組織はイギリスではペットとして飼育されている霊長類の数が4〜5,000頭であり、認可された危険な野生動物の数が4,825頭と推定しています。
オランダのスキポール空港はヨーロッパ最大の空港の1つであり、エキゾチックな動物の合法および違法な輸入の主要なハブと見なされています。
ニューヨークタイムズ紙によると爬虫類や両生類などのエキゾチックなペットを飼うことは、過去20年間でますます人気が高まっておりその反面、その傾向は膨大なエキゾチックアニマルの違法取引を発生させています。
エキゾチックなペット取引は依然として活況を呈しているビジネスです。
アメリカ全土ではライオン、トラ、クーガー(註 ピューマ)、オオカミ、クマ、サル、ワニ、鳥、毒ヘビなど、何百万ものエキゾチックな動物が私有地で飼育、売買されています。
今日においては、エキゾチックペットはさらに大きなビジネスになっています。



AVMA releases latest stats on pet ownership and veterinary care 「全米獣医師会はペットの飼い主と獣医師の治療に関する最新の統計を発表します」 2018年11月18日

Pet ownership is on the rise in the United States, with dogs leading the way and large increases in the number of less traditional pets like poultry and lizards, according to recently released data from the American Veterinary Medical Association (AVMA).
More than 13 percent of U.S. households owned a specialty or exotic pet at year-end 2016, a 25 percent increase from 2011.

全米獣医師会(American Veterinary Medical Association(AVMA))から最近発表されたデータによると、ペットを飼っている世帯はアメリカ合衆国で増加しており犬が増えているものの、鑑賞鳥(オウムなど)やトカゲなどの従来あまりなかったペットの数が大幅に増加しています。
2016年末現在アメリカの世帯の13%以上が特殊なペットまたはエキゾチックペットを飼っていて、2011年から25%増加しています。



 日本のエキゾチックペットの飼育数が推定できる資料をいくつか示します。日本は外来生物法や動物愛護管理法の特定動物の愛玩目的の飼育禁止などの法規制により、国際比較ではエキゾチックアニマルのペット飼育が少ない国です。


Ⅲ.主要指標 サマリー 一般社団法人 日本ペットフード協会 2020年調査 から、「ペット現在飼育状況 年代別」

 この統計では「エキゾチックペット・特殊なペット」という区分はありません。エキゾチックペットが含まれると考えられるのは「その他のペット」、「フェレット」、「モルモット」、「その他の魚」、「ウサギ」、「熱帯魚」、「カメ」、「小鳥」がありますが、全て足してもアメリカの「エキゾチックペット・特殊ペットの飼育率13%」には及びません。それと「カメ」は在来種のカメの比率も高いと思われます。「その他の魚」も在来種のタナゴなどがペットショップで売られています。また「小鳥」ですが、旧来から飼育されているジュウシマツや文鳥が含まれるのかどうか疑問です。

ペット飼育状況 年代別 ペットフード協会


(画像)

 2.特定動物の飼養保管状況(1)特定動物の飼養保管状況(総括表) 環境省 から。この資料は特定動物(トラ、ワニ、ニシキヘビ、毒ヘビなど)の飼養数を表しています。この数値は、動物園などの学術機関や公的機関も含めた数ですが、4万頭台で推移しています。また増えていません。

 先の資料にある通り、アメリカではトラ、ワニ、毒ヘビなどの私的な愛玩目的の所有や販売目的の保有は数百万あり、トラだけでも民間での愛玩目的の飼育が5,000頭あります。ペット目的でのエキゾチックアニマルの飼育数は、アメリカの数は日本より桁違いに多い、というか3桁多いです。

特定動物 届出数


 以上より杉本彩氏のEva 通信コラムの記述、「世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています」は、「世界的にエキゾチックペットの飼育は減少しかつ少ないが、日本はそれに逆行して野生動物(エキゾチックペット)の飼育数が高水準、もしくは増えている(「ペットブーム」という記述から)」との意味になりますが、まさに真逆の狂気の発言です。アメリカは、エキゾチックアニマル等特殊な動物のペット目的の所有は、日本より3桁多いのです。また「エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れ」という記述も大間違いです。アメリカでは、エキゾチックアニマル等特殊なペット飼育が激増しています。
 エキゾチックペットの貿易は成長し、アメリカやドイツなどのEU等先進国は輸入が増えています。その背景はエキゾチックアニマルの飼育がこれらの国ではブームになっていることと、規制法令がゆるいことがります。アメリカ合衆国では連邦ではエキゾチックアニマルの個人の飼育でも届出や、飼養基準に対する法令すらありません。多くの州では、州法令もありません。すでに述べたとおり、ドイツも連邦法ではエキゾチックアニマルの飼育に関する規制法令はありません。16州6州では、州法すらありません。日本が動物愛護管理法で特定動物(トラ、ワニ、毒ヘビ、大型のヘビなど危険な動物。多くはエキゾチックアニマル)の愛玩目的の飼育をすでに禁止しました。Eva通信のコラムの「(エキゾチックアニマルの)規制がゆるい日本」という記述も大デマです。この点については、次回記事で取り上げます。


(動画)

 Reticulated Python, The Best Pet Snake? 「アミメニシキヘビはペットとして最高のヘビですか?」 2021年5月22日
 「アミメニシキヘビは人を捕食することもあると知られています。しかし犬猫による人身事故発生数よりはるかに少ないのです。ですからアミメニシキヘビは安全で、ペットに最良のヘビです」というアメリカ人。もうむちゃくちゃ。アメリカはこのようなペットでも、飼育の届出や飼養基準を規制する連邦法令はありません。多くの州でも、州法令すらありません。届出なしに自由に飼えるのです。




(動画)

 Pet FREAKIN' Tigers! 「ひどい飼育状態のペットのトラ」 2014年8月10日
 「アメリカでは、半数以上の州でペットとしてトラを飼うことができます」。日本は動物愛護管理法で特定動物(トラなど)の、愛玩目的の飼育を禁じました。日本のほうがよほど規制が厳しいです。杉本彩氏「スナネコなどのエキゾチックアニマルの飼育ができる日本は規制がゆるい」というバカッぷり。アメリカはスナネコどころではない。


  

(動画)

 Examining A Feisty Pet Tiger Found Wandering The Streets! | The Vet Life 「街中の通りを元気に徘徊していたところを発見されたトラと調べる!獣医の生活」 2018年11月14日

 テキサス州コンローで、4〜5ヶ月歳のトラが町中を歩いているところをアニマルコントロール(行政組織)が捕獲し、公的アニマルシェルターに保護しました。狭いケージに閉じ込められていたようです。飼い主は名乗り出ていません。アメリカの多くの州では、エキゾチックアニマルの飼育に関しては無法状態とさえ言えます。「ゆるい」のは日本のエキゾチックアニマルに対する規制ではなく、杉本氏の頭の中身でしょう(笑)(笑)(笑)。




(動画)

 MY NEW PET TIGER !!! 「私の新しいペットのトラ」 2017年8月29日
 動画投稿者はドバイの富裕層です。北米EUは、まだエキゾチックペットの法規制法令はある方でしょう。それ以外の中進国、非民主国家は多くは無法地帯です。最近は中国の富裕層がエキゾチックアニマルを求めるようになりました。




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エキゾチックペットの貿易が拡大しているにも関わらず輸入が激減している日本〜杉本彩氏の狂気のデマ






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 記事、日本はエキゾチックアニマルの輸入が激減している〜杉本彩氏の悪質デマ拡散、の続きです。
 最近ペットのニシキヘビが遁走する事件が相次ぎました。それに乗じて「このようなエキゾチックペットの遁走事件が相次ぐ日本は動物愛護後進国だ。エキゾチックペットを飼わないのが世界の潮流なのに日本は逆行している」と、馬鹿の一つ覚えで愛誤の支持を得ている杉本彩氏がデマを流しています。まさに悪質なデマ情報の拡散で「歩く有害物質」です。しかし真実は、国際的にペット用のエキゾチックアニマルの貿易が拡大しているのにも関わらず、日本では輸入が激減しています。日本のエキゾチックアニマルの輸入が激減しているのは、外来生物法の施行と動物愛護管理法の改正によるところが大きいと環境省が分析しています。



 問題の、杉本彩氏の発言について引用します。スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日


世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています。
この背景にあるのがペットブームです。
ペットブームは、犬猫だけでなく、野生動物にまで及んでいます。
規制のゆるい日本では、ブームに伴う悲劇は避けられないのが現状です。



 この杉本彩氏のEva通信のコラムは、私がすでに問題点を指摘したWeb東スポの記事、大蛇&巨大鳥捕獲でわかった日本の飼育モラルの低さ 世界は「エキゾチックアニマル」敬遠 2021年6月8日 のパクリです。
 この記事の、「世界的に『外国産の珍しい動物=エキゾチックアニマルを飼うのはやめよう』という流れになっている中、日本の動物愛護・福祉は世界から30年以上遅れている。いまだに多くの野生動物が(日本では)販売目的で輸入されている」記述はほぼデマと偏向です。その点に関しては、私は主にドイツを例に反証に挙げて上げて記事にしています。ドイツは日本よりはるかにエキゾチックアニマルの輸入数が多く、飼育に関する法律がゆるく(というか連邦法では規制法令がない。6州では州法令もない)、そのためにエキゾチックアニマルの遁走事件が頻繁に起きます。またティアハイムでエキゾチックアニマルの収容数が激増して犬猫に取って代わる勢いであることや、アライグマの駆除数も日本より多いことを記事にしています。「続き」にリンクを貼っています。

 今回記事では前回記事に続いて、スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日 で記述されている問題点について取り上げます。それは、「世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています」です。
 この記述は、読者は「世界的にエキゾチックペットの飼育は減少しているが日本はそれに逆行して野生動物(エキゾチックペット)の輸入が高水準である、もしくは増えている(「ペットブーム」という記述から)」と理解します。しかしそれは全くの逆です。国際的にエキゾチックアニマルの貿易数は激増していますが、日本はエキゾチックアニマル(ペット目的)の輸入は激減しています。その理由は外来生物法の施行と動物愛護管理法の特定動物に関する規制の強化であると、所管する環境省は分析しています。


 まず最初に、「国際的にエキゾチックアニマルの貿易数は増加している」ことを裏付ける記事のいくつかから引用します。これらの記事では特にアメリカ合衆国においてエキゾチックアニマルの貿易数が増加を続けており、エキゾチックアニマルのペット需要の拡大が背景にあるとしています。


Does The Global Exotic Pet Trade Favor Invasive Pests? 「世界的なエキゾチックペットの貿易は侵略的な有害動物の拡大を促進しますか?」

In the last decade alone, billions of individuals comprising thousands of animal species were traded annually, fuelling a multibillion-dollar global industry.
This rapidly increasing demand for pets has been driven by the easy access provided by the internet and, increasingly, people who are looking for ‘something different’ — nontraditional or ‘exotic’ pets.
Source: Invasiveness is linked to greater commercial success in the global pet trade. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 22 March 2021

過去10年間だけでも、数千の動物種からなる数十億個体の(エキゾチックアニマルの生体)が毎年取引され、数十億ドル規模の世界的な産業に活気を与え続けています。
急速に増加するエキゾチックペットの需要は、インターネットが提供する安易な購入と、さらに「人とは違う」、非伝統的か、「外国産の」なペットを探している人々によって推められてきました。
出典:外来種の侵略は、世界のペット取引における商業的成功の拡大に関係しています。 アメリカ合衆国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America) 2021年3月22日


exotic pet trade statistics 「エキゾチックペットの貿易統計」 2020年12月8日

It's a $15 billion dollar business in the United States alone, with breeders and dealers selling animals over the Internet or in trade magazines.
The illegal trade in wildlife is second only to that of drugs in the United States, according to the U.S.
These cold blooded animals fascinate many people, which is why they can always be found in pet stores.
Hundreds of species of snakes, including boa constrictors, anacondas, and other large snakes are shipped into the U.S. every year.
The WWF estimates there are 5,000 tigers being kept in U.S. backyards … there are only around 3,000 left in the wild.
Other organisations have estimated a pet primate population of 4-5,000 kept in the UK and 4,825 licensed Dangerous Wild Animals, which is likely to be a significant under-estimate of the actual population.
Schiphol airport in the Netherlands is one of the largest European airports and is considered a main hub for legal and illegal import of exotic animals.
Keeping exotic pets, such as reptiles and amphibians, has become increasingly popular over the past two decades but the trend has spawned an enormous illegal trade, the New York Times reported Monday.
The exotic pet trade is still a booming business.
Across the U.S., millions of exotic animals – including lions, tigers, cougars, wolves, bears, monkeys, alligators, birds, and venomous snakes – are bred, bought, and sold for private possession.
Today, exotic pets are even bigger business.

エキゾチックペットの貿易はアメリカ合衆国だけでも150億ドルのビジネスであり、ブリーダーや小売業者がインターネットや業界誌でこれらの動物を販売しています。
アメリカ合衆国政府によると野生生物の違法取引は、アメリカの麻薬取引に次ぐ規模です。
エキゾチックな冷血動物は多くの人々にとって魅力的なために、ペットショップでいつでも見つけることができます。
ボアコンストリクター、アナコンダ、その他の大型ヘビなど数百種のヘビが、毎年米国に出荷されています。
WWFは、アメリカの家庭の庭に5,000頭のトラが飼育されていると推定していますが…野生には約3,000頭しか生存していません。
他の組織はイギリスではペットとして飼育されている霊長類の数が4〜5,000頭であり、認可された危険な野生動物の数が4,825頭と推定しています。
オランダのスキポール空港はヨーロッパ最大の空港の1つであり、エキゾチックな動物の合法および違法な輸入の主要なハブと見なされています。
ニューヨークタイムズ紙によると爬虫類や両生類などのエキゾチックなペットを飼うことは、過去20年間でますます人気が高まっておりその反面、その傾向は膨大なエキゾチックアニマルの違法取引を発生させています。
エキゾチックなペット取引は依然として活況を呈しているビジネスです。
アメリカ全土ではライオン、トラ、クーガー(註 ピューマ)、オオカミ、クマ、サル、ワニ、鳥、毒ヘビなど、何百万ものエキゾチックな動物が私有地で飼育、売買されています。
今日においては、エキゾチックペットはさらに大きなビジネスになっています。


AVMA releases latest stats on pet ownership and veterinary care 「全米獣医師会はペットの飼い主と獣医師の治療に関する最新の統計を発表します」 2018年11月18日

Pet ownership is on the rise in the United States, with dogs leading the way and large increases in the number of less traditional pets like poultry and lizards, according to recently released data from the American Veterinary Medical Association (AVMA).
More than 13 percent of U.S. households owned a specialty or exotic pet at year-end 2016, a 25 percent increase from 2011.

全米獣医師会(American Veterinary Medical Association(AVMA))から最近発表されたデータによると、ペットを飼っている世帯はアメリカ合衆国で増加しており犬が増えているものの、鑑賞鳥(オウムなど)やトカゲなどの従来あまりなかったペットの数が大幅に増加しています。
2016年末現在アメリカの世帯の13%以上が特殊なペットまたはエキゾチックペットを飼っていて、2011年から25%増加しています。



 対して、日本のエキゾチックアニマルの貿易量(輸入)は激減しています。その要因として所管省である環境省は、「外来生物法の施行と動物愛護管理法の改正が大きい」と分析しています。



(画像)

 5-1外来生物の導入に関わる可能性の高い物品の輸入実態 環境省(平成24年度) この資料によれば、エキゾチックアニマルの(多くは)ペット目的の輸入が激減している。環境省はその要因を外来生物法の施行と動物愛護管理法の特定生物の飼養の規制強化としている。
 更に考察を加えれば、令和2年に特定動物(ワニやニシキヘビなどの人に危害を与える恐れのある動物。多くはエキゾチックアニマルに属する)の愛玩目的の飼育が禁じられたために、現在ではさらに「ペット用の動物の生体」の輸入は減っていると考えられます。

生きている動物の輸入実態


(画像)

 日本における爬虫類ペット市場の現状 自然保護助成基金成果報告書 vol. 27 (2018) 
 先の環境省資料より新しい統計。エキゾチックのアニマルのペットの大きな割合を占める爬虫類の生体(多くはペット目的)の輸入は激減している。

日本 爬虫類 輸入


 以上より、スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日 の「世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています」との記述は誤りです。
 この記述は、「世界的にエキゾチックペットの飼育は減少しているが日本はそれに逆行して野生動物(エキゾチックペット)の輸入が高水準である、もしくは増えている(「ペットブーム」という記述から)」と理解せざるを得ません。しかし学術論文や日本の公的統計を分析する限り、「世界規模ではエキゾチックアニマルの貿易の増加は著しく、エキゾチックアニマルのペット需要が拡大を続けている」にもかかわらず、「日本はエキゾチックアニマルの輸入数は激減している」からです。
 次回記事では、主にアメリカ合衆国と日本のエキゾチックアニマルの飼育数・率を比較します。結論から先に述べれば、アメリカ合衆国でのエキゾチックアニマルの飼育数は日本と比べて桁違いに多く、率も比較にならないほど高いのです。


(動画)

 HOW TO START A REPTILE SHOP! (New REPTILE STORE tour) 「爬虫類ショップを始める方法! (新しい爬虫類店ツアー)」 2020年11月22日

 アメリカ、カリフォルニは州ではごく最近、巨大なエキゾチックペット専門の巨大ペットショップの開店が相次いでいます。巨大なヘビなど展示販売(12:00~)は日本では考えられないです。アメリカ合衆国では、エキゾチックペットの需要拡大が続いているとマスコミの報道や学術論文であります。




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まとめ・暴力団根性の愛誤議員は落とせ!






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 記事、
「外来生物の猫を根絶させれば在来生物の生息数は回復する」多くの実例~学術論文
「外来生物の猫を根絶させれば在来生物の生息数は回復する」多くの実例~政府文書
「奄美大島のノネコ対策は世界でも例を見ない広さ」というデマ記事と悪用する愛誤政治家
続・「奄美大島のノネコ対策は世界でも例を見ない広さ」というデマ記事と悪用する愛誤政治家
続々・「奄美大島のノネコ対策は世界でも例を見ない広さ」というデマ記事と悪用する愛誤政治家
「猫はネズミ駆除に効果がある」は詭弁~デマ記事を悪用する愛誤政治家
生態系保全のためには猫の致死的手段による駆除は必然~ガセネタ記事とそれを悪用する愛誤政治家
続・生態系保全のためには猫の致死的手段による駆除は必然~ガセネタ記事とそれを悪用する愛誤政治家
アマミノクロウサギは多産!?~奄美の猫愛誤は真正無知なのか?悪質なデマゴーグなのか?
「アマミノクロウサギは犬猫とともに進化してきた」という、愛誤のぶったまげ理論(笑)
のまとめです。 
 この連載では、串田誠一衆議院議員のデマを取り上げました。さらに串田誠一議員はこれらのデマ情報を根拠にして環境省のノネコ対策事業に圧力をかけるとも公言しています。デマ=根拠のない口実により相手に圧力をかけることは「言いがかりをつける」です。これはまさに、暴力団のやり方です。



 私はこの連載で、動物愛誤政治家、串田誠一衆議院議員の呆れたデマ拡散と詭弁を取り上げてきました。串田誠一議員は、奄美大島のノネコ捕獲事業に対して、次のように主張しています。
1、奄美大島で捕獲されたノネコは殺処分されるので反対。
2、ノネコ駆除により生態系が保全されたというエビデンスはない。したがって駆除による生態系保全効果は疑問でするべきではない。
3、奄美大島のノネコ対策は世界でも例を見ない広さ(だから駆除は不可能)で、かつ欧米と日本は動物観が異なるので野良猫ノネコは奄美大島で温存共存すべきである。

 上記は、次の串田誠一議員のツイッターの投稿に示されています。以下にスクリーンショットを示します。


(画像)

 衆議院議員 串田誠一(くしだ誠一) 日本維新の会 横浜市 旭区 保土ケ谷区 から。

串田誠一 ツイッター 2

*「奄美大島のノネコは殺処分される」と明言。殺処分は現在ゼロで、予定もない。


(画像1)

 衆議院議員 串田誠一(くしだ誠一) 日本維新の会 横浜市 旭区 保土ケ谷区 から。

串田誠一 ツイッター

*「2、ノネコ駆除により生態系が保全されたというエビデンスはない。したがって駆除による生態系保全効果は疑問でするべきではない」とし、環境省の奄美大島のノネコ捕獲事業(「殺処分」と串田誠一議員は述べていますが殺処分はありませんし予定もありません)に対して環境大臣に圧力をかけると明言しています。しかし猫の食害を受けている希少生物の生息地でのノネコ対策では、海外では致死手段により猫を根絶させ、生態系が劇的に回復したとのエビデンスは多数あります。また海外では「駆除(致死手段)以外での努力は公的制度としては一切行われていません(民間が独自に生息地の猫を捕獲して移動させるドイツのボルクム島や、民間人が行政の反対に遭いながらTNRを行ったフロリダ州のキーラーゴ島などの例はありますが、いずれも失敗、中途でとん挫しています。いずれも同時に、公的な猫の致死処分による駆除が行われています)。


(画像2)

 衆議院議員 串田誠一(くしだ誠一) 日本維新の会 横浜市 旭区 保土ケ谷区 から。

串田誠一 ツイッター 1

*串田誠一議員は、「ノネコ対策を行っている奄美大島は世界でも例のない広さ」などという事実も全く反するデマが羅列された記事を引用し、奄美大島でのノネコ対策を否定し、ノネコ野良猫と飼猫の放し飼いを主張しています。例えばオーストラリアでは連邦政府が「200万匹猫駆除計画」を実施中ですが、オーストラリアの面積はどうなのでしょうね?これは日本でも大きく報道されていますが、動物愛誤議員の串田誠一氏はこのようなニュースすら読んでいないとは。それで動物愛護(誤)とはあきれ果てる。


 しかし上記は、すべてデマです。真実は以下の通りです。
1、奄美大島で捕獲された猫の殺処分は現在1匹も殺処分されていない。
2、南北アメリカ、オセアニア、ヨーロッパでは数多くの希少生物生息地で致死手段による駆除により猫の根絶に成功しており、根絶に成功した地域では劇的な在来生物の個体数回復に成功している。エビデンスは多数ある。
3、ノネコ対策を行っている奄美大島は海外の地域と比べて面積は広くない。また欧米が感情的な動物観により生態系保全のために猫の致死手段による駆除を行っているわけではなく、致死手段による早急な除去でなければ生態系保全ができないからである。


 愛誤票が欲しいだけで、公人としての立場で堂々と荒唐無稽なデマを垂れ流す愛誤議員の倫理観の底辺ぶりには呆れるばかりです。串田志一議員が真正無知(つまりバカ)なのか、デマをデマと知りつつも、それを利用して環境省に圧力をかけているのかは私はわかりません。しかし繰り返しますが、串田誠一議員の、環境省のノネコ対策に対して圧力をかける根拠は、すでに述べた通り、すべてが真実とは全く逆のデマです。
 「根拠のない口実をつくったり、ささいなことを取り上げたりして、相手を脅かしたり困らせたりする」。これを「言い掛かりをつける」と言います。まさに暴力団の典型的なやり方です。

 串田誠一議員に関しては、私は過去に記事にしています。これらの連載記事は、2019年2月27日に行われた串田誠一議員による国会質問に対してです。この国会質問においては、海外の動物愛護に関する事柄はほぼ間違っています。私はこれらの記事の事柄に関しては、その都度発言の根拠の出典を求めてメールしましたが、ただの一度も回答はありません。

串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問~海外情報はすべて誤り
欧米では犬猫の殺処分は注射による安楽死だけ。ガス室の殺処分は禁止されている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・欧米では犬猫の殺処分は注射による安楽死だけ。ガス室の殺処分は禁止されている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
諸外国では犬猫の繁殖最低年齢や生涯繁殖回数を法律で規定している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・諸外国では犬猫の繁殖最低年齢や生涯繁殖回数を法律で規定している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(アメリカ編)
「アメリカ合衆国では事実上8週齢未満の犬猫販売を禁じている」という、環境省のデタラメ資料
続・犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(EU編)
続々・犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(カナダ、オセアニア編)
EUの犬猫などのペットの入手は8割近くがインターネット販売とペットショップ~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
アメリカは行政単位で犬猫譲渡をしている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
殺処分100%のアメリカの公営アニマルシェルター~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
99%以上の殺処分率かつ84%を24時間以内に殺処分したアメリカのアニマルシェルター~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
日本はペットショップが多い。イギリスでは生体販売ペットショップを禁止している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
イギリスでは「犬肉禁止法案」が審議中。しかし成立は流動的~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
アメリカの半数の州が犬猫のブリーダーに関する法規制すらない~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・アメリカの半数の州が犬猫のブリーダーに関する法規制すらない~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
ヨーロッパ諸国より日本の犬ブリーダーの規制は厳しい~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
「ペットの数がものすごい数で増えている」というデタラメ~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問~まとめ


 現行法においては、国会議員が国会で「明らかに客観的な嘘、誤り」を発言しても何ら処罰されることはありません。しかし立法の場であからさまな嘘を国会議員が発言(*1)することは、適切な立法の妨げになります。国会議員による(例えば海外の法令や公的統計など)あからさまな嘘(故意)であれ、誤りであれ(過失)であれ、何らかの処罰規定が必要だとすら思えます。少なくとも国会で嘘発言をする国会議員の倫理観は底辺と私は判断しますし、まさしく民主制度に対するテロです。
 さらに「ノネコ駆除により生態系が保全されたというエビデンスはない。したがって駆除による生態系保全効果は疑問でするべきではない」という言いがかりを環境省につけるのは、立法の不当な行政に対する圧力です。本当にこの人大丈夫ですか。三権分立なんて中学公民で習います。
 さらに(画像)での発言ですが、串田誠一議員は奄美大島等の猫により害を受けている希少生物生息地の野良猫の猫の温存のみならず、都市部の野良猫、飼い猫の放し飼いも容認すべきというお考えのようです。しかし猫の放し飼いは、「国民の意見を聞く」以前に、罰則規定はなく努力規定にとどまるものの、動物愛護管理法7条に違反すると解釈できます。この発言は公人としては失格でしょう。このような「愛誤議員」は落とすべきです。串田誠一議員の「愛誤度」はあまりにもひどい。


(*1)例えば「二酸化炭素での犬猫殺処分は欧米では禁じられている。獣医師による注射による安楽死のみ認められる」などの串田誠一議員の発言。アメリカ、カナダでは、法律で犬猫等の殺処分での方法に二酸化炭素が指定されている州が複数あり、現在も行われています。イギリス、ドイツでは二酸化炭素死は公的殺処分では行われていませんが、法律で禁止する規定はありません。イギリスでは犬猫の殺処分は銃殺が合法で広く行われています。この事実のみならず、串田誠一議員の発言内容は荒唐無稽のデタラメの羅列で、目を覆うばかりですが。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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