まとめ・沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機



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 記事、
沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機
続・沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機、 
資料編・沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機
の続きです。これらの記事記事では、
①3年ほど前から沖縄県で野犬が急増して沖縄県の希少生物、ヤンバルクイナが野犬の捕食被害に遭っている、
②その原因は、動物愛護系国会議員の殺処分数の多い沖縄県に圧力をかけているために、犬猫の引取りを沖縄県が事実上停止している、
③沖縄県の犬猫引取り停止の具体的な実態、
④海外先進国の多くでは、生態系保全のために、野良犬野良猫などの捕食性の外来生物は厳格に駆除・殺処分を行って排除しているところが多い、
について述べました。私は、沖縄県、その他の県においてもですが、野犬の捕獲は狂犬病予防法に基づき捕獲を行うことと、所有者不明犬猫の引取りは動物愛護管理法35条3項に基づき適正に行うべきだと思います。これらは自治体の義務です。自治体の責務は動物愛護ではなく、動物の管理により、公衆衛生を維持することです。



 ニュージーランド、オーストラリアなどの先進国は、在来生物保護のために、国内に生息している野良犬野良猫など(ニュージーランドは捕食性の外来哺乳類の全て。オーストラリアはおもに野良猫と野犬)の根絶方針を相次いで明らかにしました。またアイスランドは、国内全土の野良猫の根絶事業を2000年から開始し、2015年には生き残りの野良猫を一掃する駆除事業を行い、ほぼ野良猫根絶に成功しました(この件については折々記事にします)。国の一部の地域における野良猫などの悪性外来生物の根絶事業はアメリカなどでも多く実施され、根絶に成功した例がいくつもあります。
 国の事業としては行わなくても、在来生物を守るために、ドイツ、オーストリア、スイス(スイスは猫のみ)などのヨーロッパ諸国では、野良犬野良猫の狩猟駆除を民間人ハンターに推奨しています。ドイツでは年間40万の野良猫と6万5000頭の犬が狩猟駆除されていると推定されています。フランスでは一部の地域で、野良犬野良猫を民間人ハンターが狩猟駆除することを推奨しています。

 前参院議員、安井美沙子氏の参院委員会での発言、「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い。国として殺処分数の目標を立てるなど、なんとか数を減らせないだろうか。声なきもの、弱い存在(犬猫)をないがしろにする国は先進国とは言えません(2015年2月10日」は極めて不適切です。安井美沙子前参院議員の「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い。(犬猫を殺処分するのは)先進国とは言えない」は、明らかに根拠がない大嘘もしくは誤りです。
 先に述べた、生態系保全のために行う野良犬野良猫の駆除・殺処分(国が自ら事業として行うケースも法律で民間人ハンターに犬猫の狩猟駆除を推奨しているケースの両方を含める)の他に、おもに公衆衛生上の理由から国・自治体が法律に基づく制度としておこなっている狭義の殺処分も先進国では相当数あります。公的殺処分数のみの比較でも、*1、アメリカ合衆国では犬猫の殺処分推計値が直近で200万~400万程度。*2、フランスは5万~50万程度で、いずれも高位推計は人口比で日本の10倍以上です。また*3、イギリスの2014年公表の公的な犬の殺処分数は7085頭で、日本の27年度統計の犬の殺処分数の人口比とほぼ同倍です。

 現にこのような国会議員の嘘・誤り発言を受けて、沖縄県などでは、野犬野良猫の行政が引取りを拒否を拒否し、弊害が生じています。その発言は無知蒙昧によるのか、嘘を嘘と知りつつなのかは存じませんが、まさに有害な妄言と言える、(前)国会議員です。特に野犬の捕獲は狂犬病予防法に基づく自治体の義務です。また、「所有者不明の犬猫の引取り」も、動物愛護管理法35条3項により、自治体の義務としか解釈できません。法律によらない国会議員の圧力は、自治体は従う義務はないのです。
 このような無知蒙昧、もしくは大嘘つきの国会議員による有形無形の「殺処分を減らせ」「殺処分ゼロ」の圧力により、法に基づいた自治体の義務である「野犬の捕獲が実行できない事態」や、「所有者不明犬猫の引取り拒否」が沖縄県以外でも多くの自治体で表面化しています。沖縄県では、野犬や野良猫による希少生物の捕食被害の激増のほか、野犬が増えて市民の安全が脅かされる事態が生じています。「野犬が増えて市民の安全が脅かされる事態」は、沖縄県以外の自治体でもいくつか生じています。
 私は、自治体に対しては義務である、「狂犬病予防法に基づく野犬の捕獲」と、「動物愛護管理法35条3項に基づく所有者不明犬猫の引取り」を確実に実施していただくことを望みます。自治体の犬猫収容は、根拠が狂犬病予防法です。動物愛護が目的ではありません。動物を管理して公衆衛生を維持することだからです。


(動画)

 Gareth Morgan - Cats to Go. 「ガレス・モーガンー猫はニュージーランドから去るべき」。2013/02/20 に公開。ガレス・モーガン氏はニュージーランドの環境保護活動家であり、著名な経済学者です。私は過去にも、ガレス・モーガン氏の、ニュージーランドにおける野良猫根絶運動について記事にしています。氏は、野良猫を殺処分した場合、一匹あたり5ニュージーランドドルを私財から提供しています。

ニュージーランドの著名経済学者は、野良猫根絶運動を立ち上げた
「TNR活動家は無知で人間不信者の狂人」と言う論説ーニュージーランド




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続・沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機



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 前回記事、沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機、の続きです。前回記事では、①3年ほど前から沖縄県で野犬が急増して沖縄県の希少生物、ヤンバルクイナが野犬の捕食被害に遭っている、②その原因は、動物愛護系国会議員の殺処分数の多い沖縄県に圧力をかけているために、犬猫の引取りを沖縄県が事実上停止している、ことをあげました。今回記事では、③沖縄県の犬猫引取り停止の具体的な実態、について述べます。


 繰り返して申し訳ありませんが、前回記事で引用した、沖縄県でのヤンバルクイナの野犬被害を報じたニュースを引用します。地元メディア、沖縄タイムズの記事、野犬の群れに母子囲まれる 沖縄で被害相次ぐ(2016年9月9日)。


今年に入り、沖縄県国頭(くにがみ)村楚洲や安田、辺土名で野犬が群れで徘徊(はいかい)し、人を取り囲んだり追い掛けたりするなどの被害が出ている。
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の長嶺隆理事長は「犬は群れをなすと凶暴化し人を襲う可能性もある」と早急な対策の必要性を指摘している。
野犬は3年ほど前から急増し、20匹近い群れで徘徊する様子が目撃されている。
野犬の群れの目撃が多い楚洲では、ペットがかみ殺されたり、けがをするケースも出ており、背景に犬の不法投棄が増えたことがあるとみる。
天然記念物のヤンバルクイナやケナガネズミなどの希少動物が野犬に捕食される被害も出ている。
発見されたクイナの死骸の多くから犬のDNAを検出している。



 前回記事では、サマリーで述べた通り、沖縄県での野犬の急増は、「原因は、動物愛護(誤)系国会議員が殺処分数の多い沖縄県に圧力をかけているために、犬猫の引取りを沖縄県が事実上停止している」、ことをあげました。「沖縄県の保健所の犬猫の引取り停止の実態」について、読者様から匿名でコメントをいくつかいただいてます。その中から引用します。


(匿名様)
沖縄県では、犬猫の引取り拒否をする愛護センターのおかげで現在、ノラ猫と野良犬(捨てられた飼犬)が増え続けています。
沖縄県では、不適正飼育が多いのが現状です。
引取り拒否が原因でいま希少動物(ヤンバルクイナ)が野良犬、野良猫に食べられ続けています。
よく聞く話が愛護センターに引取り依頼をしても何度も断られるそうです。
特に野良猫。
所有者不明猫は、本来引き取りしてないといけないはずなのに拒否するようで、そうなると沖縄では、○○○の方にすてられる犬猫が倍増したようです。(16/10/07 )

引き取り拒否は、愛護センターと書簡する課が愛護団体から苦情をうけたのも原因みたいです。
×××市の行政にも愛護センターと愛護団体からの苦情があり、猫を保護捕獲するための捕獲器を市民に貸し出さないように 愛護センターに指導されたようです。
行政が貸し出さないなら私は、自分で購入し、不明猫を愛護センターにとどけていましたが、今年にはいってから、駆除目的で保護した猫は引き取らないとか、飼猫かもしれないからひきとらないとか電話で言っていました。
犬に関しては、飼犬の引取りを何度も拒否するようです。
新しい飼い主をさがしなさいとか自分でどうにかしなさいと言われるようです。
終生飼育の原則はわかりますが、飼い主が止む得ない事情で、飼えなくなって、犬をもらってくれる人もみつからず、同しようもない場合に引取り依頼をお願いしているのにもかかわらず拒否する愛護センターの対応に疑問を感じます。
自分も愛護法は、少し勉強したので愛護センターが35条3項に違反しているのを指摘したら電話対応の方はきちんとこたえてくれないし、あげくのはてに、猫をにがしなさいとかいう始末です。
現在、沖縄県の市町村で所有者不明猫をとるところはないようです。
例外は、生まれたばかりの子猫と負傷猫はとるようです。
以上のことが原因で北部の○○○に捨てられる犬猫がふえたようです。(16/10/08)



 想像以上に、沖縄県の愛護センター(保健所)の犬猫引取り拒否の実態は深刻であると感じます。読者様のコメントの文面からは、動物愛護(誤)系国会議員の圧力とともに、それに乗じた地元の動物愛護団体の妨害活動があることが伺えます。
 また、動物愛護系国会議員の圧力の他、平成25年の動物愛護管理法の改正(動物の愛護及び管理に姦する法律 - 環境省 平成25年9月1日施行)、「終生飼養義務」が盛り込まれたことも、愛護センター(保健所)の引取り拒否に拍車をかけていると思われます。本法改正点の「終生飼養義務」は、必ずしもすべてのケースにおいて動物愛護センター(保健所)が飼い主から引取り拒否をする理由とはなりません。しかし事実上、「引取り拒否」の根拠とされているようです。

 ヤンバルクイナの捕食被害は、野犬だけではありません。近年は野犬による被害が増えて問題視されていますが、かねてから野良猫による被害は指摘されていました。環境省は、野良猫(ノネコ)による、ヤンバルクイナの捕食被害が深刻であることを公表しています。
 環境省の資料、ヤンバルクイナ、では、ヤンバルクイナに関してこのように明記されています。「絶滅危惧ⅠA類(環境省第4次レッドリスト) 沖縄島のみに分布する固有種 平成26年現在、約1500羽が生息していると推定されている。生息を脅かす要因~外来生物であるマングースやノネコによる捕食」。

 前回記事で述べた通り、沖縄県の犬猫引取り拒否の原因とも言える、動物愛護(誤)系国会議員のグループ、「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(通称・ハッピーゼロ議連)に参加している、前参院議員の安井美沙子氏はこのように述べています。「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い。国として殺処分数の目標を立てるなど、なんとか数を減らせないだろうか。声なきもの、弱い存在をないがしろにする国は*1、先進国とは言えません」。
 では、海外の先進国の在来生物を外来生物の野良猫や野良犬から保護する取り組みはどうなのでしょうか。その問題に先進的に取り組む、ニュージーランドの政府方針と、今後実施される、の在来生物保護施策についてみてみたいとおもいます(続く)。


(資料)

・ワシントン・ポスト社の記事、New Zealand vows to kill every weasel, rat and feral cat on its soil 「ニュージーランド政府は、その国土上のすべてのイタチ、ネズミや野良猫を殺すことを誓います」。2016年7月25日。

連載の後ほどで、海外先進国の、野良犬野良猫などの外来種による希少な在来生物への被害対策と沖縄県を比較します。
ニュージーランドは、国土で野生化して生息している外来哺乳類の全てを駆除して根絶する方針です。
日本語訳と解説は、次回以降の記事で行います。


(動画)

ヤンバルクイナ 2009/04/09公開


沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機



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 現在沖縄は野犬の数が増え、深刻な問題が生じています。人に対する危険性の他に、沖縄の固有種で大変希少な絶滅が危惧されているヤンバルクイナを増えた野犬が捕食しているのです。野犬の増殖以前から、野良猫によるヤンバルクイナの捕食も問題となっていました。沖縄の野犬野良猫の増殖の問題、そしてその背景を分析します。その上で同様の問題に直面している海外の先進国の対策と沖縄県を比較します。


 まず、沖縄県における野犬の増殖と、それにともなう問題について述べます。地元メディア、沖縄タイムズの記事、野犬の群れに母子囲まれる 沖縄で被害相次ぐ(2016年9月9日)、から引用します。


今年に入り、沖縄県国頭(くにがみ)村楚洲や安田、辺土名で野犬が群れで徘徊(はいかい)し、人を取り囲んだり追い掛けたりするなどの被害が出ている。
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の長嶺隆理事長は「犬は群れをなすと凶暴化し人を襲う可能性もある」と早急な対策の必要性を指摘している。
野犬は3年ほど前から急増し、20匹近い群れで徘徊する様子が目撃されている。
野犬の群れの目撃が多い楚洲では、ペットがかみ殺されたり、けがをするケースも出ており、背景に犬の不法投棄が増えたことがあるとみる。
天然記念物のヤンバルクイナやケナガネズミなどの希少動物が野犬に捕食される被害も出ている。
発見されたクイナの死骸の多くから犬のDNAを検出している。



 「野犬が3年前から急増した」理由ですが、私が思うところを述べます。沖縄県は他都道府県に比べて犬猫の殺処分数が多かったのです。沖縄県の殺処分数の多さに対しては、しばしば動物愛護団体が非難の的としました。さらい追い討ちをかけたのが、、「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(通称・ハッピーゼロ議連)の設立と、参加者、民主党・新緑風会の安井美沙子前・参院議員の参院での発言です。なお、「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(通称・ハッピーゼロ議連)は、2015年2月12日に設立しました、超党派の議員約60名が参加し、会長には元厚労相の尾辻秀久参院議員、事務局長には社民党の福島みずほ氏が就任しています。
 前・参院議員、「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(通称・ハッピーゼロ議連)は、参院で都道府県別の犬猫殺処分の具体的数字を上げて、あからさまに殺処分数の多い県を非難したのです。そのうちの一つは沖縄県でした。それを報じる、東洋経済online の記事、「犬猫殺処分ゼロ」実現への高いハードル 超党派の議員連盟が発足、今後の課題とは?(2015年2月18日)、から引用します。


(2015年)2月12日に「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(通称・ハッピーゼロ議連)の設立総会が開かれた。
会場では資料として「全国
都道府県知事からのメッセージ集」も配布された。
犬猫の殺処分は自治事務であるため、各自治体の取り組み方が重要になる。
これを読むと、香川県や沖縄県では殺処分数が多い一方で、目覚ましい成果を上げているのが神奈川県で、2013年度には「犬の殺処分ゼロ」を達成した。
民主党・新緑風会の安井美沙子参院議員は、ハッピーゼロ議連のメンバーで、(2月)10日の参院決算委員会では「動物収容・譲渡対策施設整備補助金」について質問した。
日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い。国として殺処分数の目標を立てるなど、なんとか数を減らせないだろうか」。
質問する際に安井氏は、資料として殺処分された犬や猫の死体が重なっている写真を委員会で配布した。
「声なきもの、弱い存在をないがしろにする国は*1、先進国とは言えません」。


*1、アメリカ合衆国とフランスにおける犬猫殺処分数は高位推計で日本の10倍です。またイギリスの公的犬殺処分数は日本より多いのです。イギリスでは、動物保護施設や犬ブリーダーなどが私的に殺処分を行っています。ドイツも自治体によっては、日本より多くの犬の公的殺処分を行っています。そのほか、狩猟駆除が広く合法的に行われ、それらを合わせた事実上の殺処分数は日本の数倍です。安井美沙子前議員の発言は問題がありますので、後ほど改めて記事にします。


 このように、国会議員によるあからさまな「殺処分数」が多い県に対しての非難、圧力が近年続いていたのは間違いありません。またそれ以前の平成24年8月24日に、衆参両議院環境委員会において、動物愛護管理法改正に関する付帯決議が可決されました。付帯決議は、法律的な拘束力はありませんが、政府はこれを尊重することが求められます。第12号 平成24年8月28日 第180回国会 環境委員会 第12号
 この付帯決議においても、「自治体に対して犬猫の引取り数の更なる減少を目指すこと。殺処分頭数をゼロに近付けることを目指して最大限尽力するよう、各地方自治体を指導すること」が謳われています。先に述べた通り付帯決議は法的拘束力を持ちませんが、これを根拠にして多くの国会議員や愛護団体などが、有形無形の、自治体による犬猫の引取りに対して圧力をかけていたのは間違いありません。

 これらの超党派の国会議員連や付帯決議(いずれも法的拘束力はない)を根拠として、各都道府県の動物愛護センターは、動物愛護団体らの圧力がさらにましたことは想像に難くありません。つまり、「引取りをするな」「殺処分を減らせ。それを数字で示せ」「殺処分ゼロにしろ」です。それを裏付ける、読者様からの情報提供をも頂いています。
 沖縄県は、予てより全国都道府県の中では殺処分数が多い県でした。ですからより「殺処分を減らせ」という圧力が高かったと容易に想像できます。例えば沖縄県は、「気候が温暖で野生動物の生息密度が高く、野良猫野良犬が生存~自然繁殖しやすい」や、「地域の習慣として犬猫は放し飼いが多い」などの特殊性も殺処分数が多い背景だと思います。しかしそれを無視して、早急に「殺処分を減らす」ために「犬猫の引取り拒否」が横行し、「野犬、野良猫の増大」を招いたのだと思います。それがヤンバルクイナの野犬の捕食被害の増大などの深刻な問題を生じさせたのです。次回は、「現に動物愛護活動家らの圧力により、沖縄県が事実上犬猫の引取りを拒否して引取り業務がストップしている状態」であることを述べます(続く)


(動画)

ヤンバルクイナ 犬に襲われる被害“対策が必要” 2016/09/18 に公開




(資料)

・ワシントン・ポスト社の記事、New Zealand vows to kill every weasel, rat and feral cat on its soil 「ニュージーランド政府は、その国土上のすべてのイタチ、ネズミや野良猫を殺すことを誓います」。2016年7月25日。

連載の後ほどで、海外先進国の、野良犬野良猫などの外来種による希少な在来生物への被害対策と沖縄県を比較します。
ニュージーランドは、国土で野生化して生息している外来哺乳類の全てを駆除して根絶する方針です。
日本語訳と解説は、後ほど行います。

続々・三味線の猫革が入手困難になった原因は、ドイツの冬の厳しい寒さだった?!



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(Zusammenfassung)
Katze aus Leder ist schwierig für die Shamisen, in Japan zu erhalten.
Es ist aufgrund der strengen Kälte von Deutschland? 


 記事、
三味線の猫革が入手困難になった原因は、ドイツの冬の厳しい寒さだった?!
続・三味線の猫革が入手困難になった原因は、ドイツの冬の厳しい寒さだった?!
 の続きです。「動物愛護気運の高まりから猫犬の皮革が入手困難になった。しかしカンガルー革への代替が進められつつある」。それを報じたマスメディアの記事は、猫犬革の代わりにカンガルー革の代替が進んでいることを好意的に報じています。私は違和感を感じます。



 東京新聞、<邦楽>三味線材料ピンチ 犬・猫の皮、入手困難に。2016年4月29日、の記事から引用します。ことらの記事では、三味線に猫犬革を代替することを好意的に報道しています。


和楽器の素材となる動植物の入手がますます困難になっている。
特に三味線の胴に使われる犬と猫の皮は世界的な動物愛護の高まりを受け、輸入がほぼ停止、新たな素材が入手できなくなっている。
このような事態に対処しようと、三味線の製造業者や奏者、研究者たちは代替素材の開発を急いでいる。
これまで犬や猫の皮の供給元となってきたタイや中国が輸出を禁止、危機的状況にあることが報告された。
こうした現状に対し、犬や猫の代替品として、カンガルーの皮を張った三味線を実演。
「犬や猫(の皮を使った三味線)と音色は遜色がなく、将来的に期待ができる」と語った。
長唄協会は、東京・国立小劇場で7月5日に開く「夏季定期演奏会」にカンガルー皮の三味線を使った演奏を披露する。
「邦楽器音響研究会」と東京邦楽器商工業協同組合などが2014年からカンガルー皮の研究を開始。
皮の測定を重ね、三味線に応用できるという結論に至った。
また、安定的に輸入が見込める利点もあり、試作と改良を続けているという。
既に演奏会で使用したことがある佐吉は「音色はまったく遜色がない」。



 私は違和感を感じます。カンガルーは現在は生息個体数は十分とは言え、野生動物です。また、オーストラリアの有袋類という特殊な生態系を担う、重要な種です。対して猫犬は飼育動物、もしくは一部は野生化して外来生物となり、生態系に重大な被害を与えているケースが大変多いです。特に猫はそうです。
 オーストラリア、ニュージーランドなどの多くの国・地域では、特に猫は悪性外来種として根絶方針です。かなりの国家予算をかけて駆除を行っています。現在オーストラリアは、5ヵ年野良猫200万匹駆除計画を実行中です。そのような状況で、なぜわざわざ野生生物であるカンガルーの革を猫犬皮革に代替しなければならないのでしょうか。カンガルー皮革の生産国であるオーストラリアでは、多くの野良猫が駆除されているのです。その皮革を有効活用すればよいのではないでしょうか。「猫の皮を使うな」という、感情論のみで反対する猫愛護(誤)家への対処のためだけでカンガルー皮革への代替を進めるのはむしろ環境問題に反します。猫犬革からカンガルー皮革への代替を好意的に報じるメディアは矛盾しているのではないでしょうか。

 一方、ドイツにも同様の矛盾があります。EUでは犬と猫(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)の皮革の輸出入と域内流通を2008年から禁じたのは述べた通りです。しかし禁じる猫皮革は、いわゆる飼い猫とそれが再野生化したもの(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)です。野生種のヤマネコ類は、個別に国際条約や各国の規制がなければ貿易は自由です。
 EUでは、猫(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)の輸出入と域内流通を禁じるようになって以降、中国からの猫(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)の輸入はほぼストップしました。しかし近年、再びドイツをはじめとする猫毛皮の需要により、野生種の山猫類の毛皮を中国は輸出しています。これを報じるドイツのメディアの記事から引用します。Geschlachtet und gehäutetSo brutal werden die Tiere in Chinas Fell-Fabriken gequält 「屠殺と毛皮 動物は中国の毛皮工場で残酷に拷問されています」。2014年7月1日。


Blutüberströmt und in Käfige gesperrt: So bestialisch werden Katzen in China gehalten.
China ist der weltweit größte Pelzwaren-Exporteur.
Jedes Jahr werden mehr als 2 Millionen Katzen sowie Hunderttausende Hunde gehäutet.
Das verbirgt sich hinter den Etiketten.
► Katze: Lipi, Lyrenkatze, Cypernkatze, Genotte, Goyangi (koreanisch für Katze), Mountain Cat, Maopi, Wild Cat
► Hund: Asian Wolf, Asian Jacka, Bio-Wolf, Corsac Fox, Goupee, Sakon Makhon lamb, Sobaki, Wolf von Asien, Gaewolf

血にまみれたケージ。
そのように猫は中国で飼育されています。
中国は世界最大の毛皮輸出国です。
毎年200万匹以上の猫や数十万頭の犬が皮を剥がされます。
ラベルの裏に書かれていることは。
猫:LIPI、Lyrenkatze、Cypernkatze、Genotte、Goyangi(韓国のヤマネコ)、マウンテンキャット、Maopi、ワイルドキャット(=全て野生種)
犬:アジアウルフ、アジアジャッカル、ベオウルフ、コサックキツネ、Groupee、Sakon Makhon Lamb、Sobaki、アジアオオカミ、Gaewolf(=すべて野生種)



 現に、EUで犬猫(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)の毛皮輸出入と域内流通が禁じられた2008年以降には、希少な野生種の猫の毛皮を用いた「猫毛皮毛布」が販売されています(以下の画像。2010年に撮影)。
 猫(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)は、例えばドイツでは、年間40万匹が狩猟駆除されているとの推計値があります。そのような状況で猫(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)の毛皮を禁じたが故に、希少種である野生のヤマネコ類の毛皮が代替品として用いられるのは矛盾を感じます。「EUで犬(飼育種、もしくは再野生化した野犬)猫(イエネコ、Felis silvestris catus。原種はリビアヤマネコ)の毛皮を禁じた。動物愛護に適う」と好意的には評価できません。犬猫の動物愛護のために、野生動物保護に反することになるようでは、本末転倒だと思います。


(動画)

 ストラディバリウスとTSUNAMIヴァイオリン 2大ヴァイオリンの競演(12月5日リサイタル告知映像)。2015年11月22 日公開。ヴァイオリンの名器「ストラディバリウス」の音色。ヴァイオリンなどの擦弦楽器では、弦は羊の腸が原料のナチュラルガットが用いられます。初心者の稽古用の楽器はともかく、上級者やましてや貴重な古楽器でナチュラルガット弦以外が用いられることはありえないでしょう(ヴァイオリンのE弦は抜く)。擦弦楽器の弦がナチュラルガットであることに対して「動物愛護上けしからん。代替品を使え」「羊がかわいそうだ。ほかの動物の腸を代わりに使え」という意見は、今まで一度もありません。
 なお、私は三味線でも希少生物を原料とする、象牙やべっ甲のバチを他の物に代替するのはやむを得ないと思います。増えすぎた悪性外来種として大量に駆除している猫などの皮革を用いることが「動物愛護上けしからん」として、希少な野生動物の皮を代替することが「良いこと」とは私は到底理解できないです。




(画像)

 Wildkatzenfell 「野生猫の毛皮 ドイツ版ウィキペディア」より引用。2010年撮影。オセロットなどの野生猫の毛皮が用いられています。イエネコを用いた猫毛皮毛布より、はるかに高価だと思います。しかし需要があるということでしょう。

山猫 毛皮 毛布

メディアの無知蒙昧と安直ぶりには呆れる



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 最大手メディアであっても、国有メディアのNHKでも無知蒙昧で安直な番組制作を行っているのです。ですから、弱小メディアや半アマチュアメディアに報道の正確さを求めること自体、無理なのかもしれません。しかしどうしても気になる報道がありましたので、ここで指摘させていただきます。


・そくほう.ねっと Social for.の記事から。「ハトばあさん 東京杉並もハトのエサやりで大問題!ハト男を見て助け求める投稿。ハト女とは一体」。2016年3月30日。

(画像)

 本報道記事に掲載されていたもの。

キジバト

 こちらで掲載されている鳥の画像は、日本の在来種の「キジバト」です。いわゆる「ハトの餌やりさん」で給餌対象となるのは、ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカなどを原産地とする「カワラバト」が、伝書鳩として家畜化されたものが再野生化した「ドバト」です。全く種が異なります。
 さらに法律上の扱いも異なります。キジバトは、鳥獣保護狩猟適正化法の対象です。対してドバトは動物愛護管理法の対象です。



 「キジバト」は、つがい単位で行動し、人に対する警戒心が「ドバト」よりはるかに強いです。つがい単位で行動するために群れをつくらず、鳩の餌やりさんの給餌対象にはなりません。キジバト(雉鳩、Streptopelia orientalis)は、鳥綱ハト目ハト科キジバト属に分類される鳥。キジバト

(動画)

 キジバト。2013年6月6日公開。





 対して「ドバト」は、もともと「カワラバト」を伝書鳩に改良されて人に飼育されていたものであり、人に対する警戒心が希薄です。ですから容易に餌付けの対象になり、群れを形成して給餌により周辺に迷惑を及ぼす種です。糞害などでしばしば有害鳥獣駆除の対象になります。「ドバト」の原種、「カワラバト(河原鳩、学名:Columba livia)」は、ハト目ハト科カワラバト属に属する鳥類の一種です。キジバトとカワラバトは、属が異なります。カワラバトは本来ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカなどの乾燥地帯に生息する鳥。カワラバト

(動画)

 ドバト。2015年11月27日公開。





 その他にも、わんちゃんホンポ(このサイトの海外動物愛護情報は、ほぼ全てが噴飯大嘘ですが)の記事、海外の犬事情はどうなってるの?アメリカ・ドイツ・台湾のマナーや法律(2ページ目)。2016年1月19日。もあまりにも安直です。 
 「動物救急隊という存在 ドイツのミュンヘンでは、2001年に24時間体制動物救急隊が誕生しました!」という記述が有り、「レスキュー車」として写真が掲載されています。しかし、この車両は日本の消防局の車両です。まあ、やっていることは、NHKもTBSもFNNも大差ありませんが。


(追記)

2016年4月2日~2016年6月30日まで、アンケート調査を行っています。
「野良猫の被害を受けている絶滅危惧種生息地での野良猫の殺処分(駆除)は賛成ですか?」。
よろしければ投票してください。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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