猫肉を羊肉と偽って売るインド~国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る






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India

 記事、
野犬の殺害を指示していたマハトマ・ガンジー~国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る
猫を窒息死させる実験が記述されているインドの教科書~国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る
の続きです。
 インド建国の父、マハトマ・ガンジーの格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated)」という格言を、得意になって引用している国会議員がいます。高井たかし衆議院議員です。高井たかし議員は、「犬猫殺処分ゼロ」を政策として掲げています。しかしこの格言は、ガンジーによるものではなく、後世別人がガンジーの著作の、「牛は保護しなければならない」という記述に加筆したものです。インドでは、犬猫の殺害は牛などに比べて寛容です。インドの教科書には、猫を窒息死させる実験の記述があります。「犬猫殺処分ゼロ」を政策とする国会議員がこのガンジーの、しかも「ニセモノ」とされている格言を引用するのは噴飯モノです。



 高井たかし議員は、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟の主力メンバーです。この動物愛護議員連盟は、当初、ニセのガンジーの格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」を掲げていたと記憶しています。高井たかし議員ほか、この議員連のメンバーは、「動物愛護」と言いつつ、実はその理念は「犬猫だけ愛誤」です。
 サマリーで、マハトマ・ガンジーのニセ格言は、「ガンジーの牛の保護を強調する著作に後世別人が加筆したもの」と述べました。この点については、私はかつて記事にしています。

東大出身の赤恥三愛誤~高井たかし衆議院議員
ニセのガンジーの格言を引用して得意満面!~高井たかしセンセイ、大丈夫ですか?


 前々回記事でも述べましたが、インドでは現在刑法では牛などの草食動物の一部の動物種に対しては、経済的価値がないもの(野良や野生化したもの)であっても、殺害は最高懲役5年と罰金の併科という重罪です。しかしインド刑法においては、経済的価値がない犬猫(所有者がない野良、野生化したもの)の殺害に対する処罰規定はありません。明らかに牛などの一部の草食動物に対して、犬猫は法律上はるかに下位に置かれています。
 インドでは、安価な食肉として犬肉が食べられている、ナーガランド州などの州がいくつかあります。マーケットで普通に売られています。また、路上で野良猫や放し飼い猫を捕獲して屠殺し、その肉をより高価な「羊肉」と偽って売る飲食店が摘発されるという事件もしばしばあります。
 Cats are rounded up off the street so they can be slaughtered for their meat and sold as mutton biryani at Indian restaurants  「猫は通りから持ち去られ、食肉のために屠殺されてインドのレストランで子羊ビリヤニ(インド風混ぜご飯)として売られます」。2016年11月3日(イギリス デイリーメール ビデオあり) から引用します。


Shocking video footage captured the animals being skinned and boiled alive in the Pallavaram area in the city of Chennai.
Police have raided a number of eateries in the area and rescued 16 gangrene-ridden cats being kept in a small cage, but officers said they could not prove owners were selling the cat meat.
The shocking find came to light when four volunteers from People for Animals (PFA), a non profit organization fighting for the rights of animals, exposed the reality of the businesses.
'Our volunteers became friends with these men kidnapping and killing innocent cats and recorded their brutality on a spy camera.’
The secret filming was then handed over to the police who then raided restaurants with the PFA volunteers during the early hours of October 28.
Police Inspector Venkatesaran, from Pallavaram Police Station, said: ‘We’ve had several reports of cat kidnapping in the past.
'We raided the eateries and found that cat meat was being sold as a cheap replacement of mutton, largely used in biryani in Pallavaram. "

衝撃的なビデオは、パラーバラム地区のチェンナイの街で、猫たちが皮を剥がされ、そして生きたまま茹でられている映像をとらえています。
警察は、この地区の数多くの飲食店を捜査し、小さなケージに入れられた、16匹の傷だらけの猫を救出しました。
しかし警察官は、レストランオーナーが猫の肉を売っていることを証明することはできないと言いました。
衝撃的な発見は、動物の権利擁護のために活動している非営利団体、「動物のための人々(PFA)」の4人のボランティアによるもので、彼らは猫肉ビジネスの現実を公開しました。
「ボランティアの私たちは、無実の猫を誘拐し、殺した男たちと友人になり、盗撮カメラでその残虐さを記録しました」。
その後、盗撮された映像が警察に提出され、警察は10月28日の早朝に、PFAのボランティアメンバーとともにレストランを捜査しました。
パラーバラム警察署のヴェンカテサラム警察官は、「過去に、猫の誘拐に関する届出が何件もありました」と述べました。
「私たちは飲食店を捜査し、パラーバラムのビリヤニ(インド風混ぜご飯)で主に使用されている羊肉の、安価な代替品として猫肉が販売されていることが判明しました」。



 一部日本では、「インドでは殺処分ゼロ(犬猫のことか?)である」という情報が流布されています。マスメディアもそのように報道したことがあります。しかし、インドでは、犬猫は法律での保護は、牛などの草食動物に比較して極めて劣位の扱いです。特に犬は、インドが狂犬病感染が多いこともあり、極めて多くが殺処分されています。私は、インドのケララ州の、州が行う大量殺処分について何度か取り上げました。ケララ州は年間50万頭の犬を殺処分しており、その数は、人口比で日本の100数十倍です。
 猫の扱いについても、インドは相当雑という気がします。犬よりさらにひどいかもしれません。いずれにしても、犬猫だけ愛誤が、「インドは(犬猫?)殺処分ゼロ」と言う誤情報を信じ、ニセモノの、さらに牛の保護を強調するためのガンジーの格言を得意になって引用するのは愚の骨頂です。


(動画)

 SHOCKING CAT MEAT MIXED WITH MUTTON BIRIYANI in Chennai Roadside Hotels 「ショック ビリヤニ(インド風混ぜご飯)に猫肉が羊肉に混ぜられていた インド、チェンナイ ロードサイドホテルで」。2016/10/31 に公開
 今回記事で引用したニュースソースの事件と思われます。前回記事で貼った、「インドでは猫肉が羊肉と偽られて売られている」という内容の動画は2015年公開です。本動画は2016年公開です。




(動画)

 犬・猫の殺処分ゼロについて 2015/11/12 に公開
 相変わらず痛い発言を繰り返している高井たかしセンセイ。「日本はペットショップが多い」って、どこの国と比較してですか。きちんと公的統計を調べてから発言していますか。例えば、ドイツでは人口比で日本より生体販売ペットショップの数も、ペットショップでの生体の売上高も大きいです。私はこの点について記事にしています。ドイツのペットショップ生体販売売上高は日本より大きい。ペットショップの数も多い(人口比)~「ペトこと」の嘘を暴く。そのほかでも、高井センセイは、アニマルポリスの意味を理解されているのか心配です。視聴回数が455回にとどまっていて良かったですね(3月27日)。




(参考資料)

高井 崇志(たかい たかし、1969年9月26日 - )は、日本の政治家、郵政・総務官僚。立憲民主党所属の衆議院議員(3期)

 この方が行った、第189回国会 総務委員会 第18号(平成27年8月27日(木曜日))、での質問の噴飯ぶりはあまりにもひどいです。以下に引用します。

○高井委員 
動物のことかよと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は非常に重要だと。
小さな命一つ守れずに、大きな命、人の命は守れません。
マハトマ・ガンジーがこういう言葉を残しています。
国家の偉大さや道徳的水準は、その国で動物がどう扱われているかによって判断できる。
私も本当にそのとおりだと思うんです。
ところが、我が国では今、殺処分というのが行われています。
これが今、我が国では十三万匹、大分減ってきてはいるんですけれども、まだある。
ちなみに、ドイツは殺処分はゼロにしています(註 ドイツには全州で公的な犬の殺処分がありますし、狂犬病規則や通関法による公的な犬猫などの殺処分制度が有り、相当数あります。また非占有の犬猫は狩猟法により狩猟駆除が推奨されており、その数は年間50万頭近くになります)



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猫を窒息死させる実験が記述されているインドの教科書~国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る






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 記事、野犬の殺害を指示していたマハトマ・ガンジー~国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る、の続きです。
 インド建国の父、マハトマ・ガンジーの格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated)」という格言を、得意になって引用している国会議員がいます。高井たかし衆議院議員です。高井たかし議員は、「犬猫殺処分ゼロ」を政策として掲げています。しかしこの格言は、ガンジーによるものではなく、後世別人がガンジーの著作の、「牛は保護しなければならない」という記述に加筆したものです。インドでは、犬猫の殺害は牛などに比べて寛容です。インドの教科書には、猫を窒息死させる実験の記述があります。「犬猫殺処分ゼロ」を政策とする国会議員がこのガンジーの、しかも「ニセモノ」とされている格言を引用するのは噴飯モノです。



 高井たかし議員は、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟の主力メンバーです。この動物愛護議員連盟は、当初、ニセのガンジーの格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」を掲げていたと記憶しています。高井たかし議員ほか、この議員連のメンバーは、「動物愛護」と言いつつ、実はその理念は「犬猫だけ愛誤」です。
 サマリーで、マハトマ・ガンジーのニセ格言は、「ガンジーの牛の保護を強調する著作に後世別人が加筆したもの」と述べました。この点については、私はかつて記事にしています。

東大出身の赤恥三愛誤~高井たかし衆議院議員
ニセのガンジーの格言を引用して得意満面!~高井たかしセンセイ、大丈夫ですか?


 前回記事でも述べましたが、インドでは現在刑法では牛などの草食動物の一部の動物種に対しては、経済的価値がないもの(野良や野生化したもの)であっても、殺害は最高懲役5年と罰金の併科という重罪です。しかしインド刑法においては、経済的価値がない犬猫(所有者がない野良、野生化したもの)の殺害に対する処罰規定はありません。明らかに牛などの一部の草食動物に対して、犬猫は法律上はるかに下位に置かれています。
 インドの教科書に「猫を窒息死させる実験」の記述があります。その点について、欧米の動物愛護団体が非難しています。インドにおいては、まさに猫は、日本で言えば理科の実験で用いられるカエル並の扱いということになりそうです。
 Row over Indian textbook that tells children how to kill kittens 「子どもたちに子猫を殺す方法を教えるインドの教科書」(イギリスBBCニュース) 2017年2月9日、から引用します。


Animal lovers are outraged about a Delhi textbook which they say endangers kittens.
An animal rights row has erupted in India over a school textbook which tells children how to suffocate kittens.
The book, which is used in hundreds of private schools, features a science experiment in which two cats are placed in separate boxes- only one of which has airholes.
Environment Studies is meant to demonstrate that air is essential for life.
"Put a small kitten in each box. Close the boxes. After some time open the boxes. What do you see? The kitten inside the box without holes has died."

動物を愛する人たちは、インドのデリーの教科書が、子猫を危険に晒していると怒っています。
動物の権利活動家の論争が、子供たちに猫の窒息死の方法を教える、インドの学校の教科書で火がつきました。
数百の私立学校で使われているこの教科書は、2匹の猫が別々の箱に入れられている科学実験が特徴的で、そのうちのひとつの箱に空気穴が開けられています。
環境問題の学習で、空気は生きていく上で不可欠であることを示すことを目的としています。
「それぞれの、小さな箱に猫を入れて箱を密閉して、しばらくして箱を開けると何が見えますか?空気穴のない箱の中の猫は死んでしまいました」。



 インド国民の多数の信者を占めるヒンズー教においては、不殺生を戒律とします。そのために動物の価値においても、肉食動物は、草食動物より一段低く置かれるようです。それを裏付けるニュースソースがあります。
 Indian families rarely have cats as pets is it true ? 「インドの家庭ではペットとして猫を飼うことはめったにありません。 それは本当ですか?」。2015年6月21日。


Most Hindu Indians are vegetarians and this is one of the main reasons that cats are less popular as pets compared to dogs.
In India its not mainly superstition but simple vegetarian eating habits that makes the cat not as popular as a pet compared to dogs.
A dog can be fed a vegetarian diet but definitely not a cat.

ほとんどがヒンズー教徒のインド人は菜食主義者であり、これは猫が犬と比較してペットとして人気がない主な理由の1つです。
インドでは迷信からではなく、主として単に菜食主義の食生活があり、そのために犬と比較して猫はペットとして人気がありません。
犬は植物食を食べることができますが、まさに猫はそうではありません。



 上記のように、ヒンズー教徒のインド人にとっては、牛は信仰の対象として最上位に尊重すべき動物です。次にヒンズー教の価値観により、牛以外の草食動物が尊重されます。その下位に肉食だけれど、植物食も食べる犬が続き、完全な肉食動物である猫は最下層という位置づけです。上記の記事では、翻訳はしませんでしたが、インドのヒンズー教徒にとっては、猫は悪魔の使い、不吉という迷信すらあります。
 繰り返しますが、ガンジーのものとされるニセ格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated)」は、もともとガンジーのヒンズー教に関する著作に、後世別人が加筆したものです。加筆された箇所は、「牛は保護しなければならない」という記述でした。ですから、この(ニセ)格言は、「牛は尊重しなければならない」という、ガンジーの記述をさらに強調するためのものです。

 ヒンズー教徒にとっては、肉食動物は牛などの草食動物と比べてはるかに卑しい存在で、保護に値しない存在です。それを、ニセのガンジーの格言をニセとも知らず、また本来の意味も分からずに、「犬猫だけ愛誤議員(犬猫殺処分ゼロ議員)」が得意になって引用するのは滑稽極まりないです。
 現にインドにおいては、犬猫の扱いは牛などに比べて雑な扱いを受けています。ケララ州の犬の大量殺処分については何度か取り上げましたが、猫はニセ羊肉として用いられることもあります。インドの猫食については、次回以降の記事で書きます。


(動画)

 Cat Meat Biryani Served in Chennai Roadside Canteens | Cat Biryani Sales in Chennai | Focus | NTV 猫肉のビリヤニ(インド風混ぜご飯)は、チェンナイのカンテンスの道路沿いで売られています| チェンナイの猫肉ビリヤニ販売| フォーカス| NTV(インドのTV局) 2015/09/25 に公開
 インドでは、しばしば猫肉や犬肉が羊肉と偽られて販売される事件が起きます。ナーガランドなどの複数の州では、市場で犬肉が売られています。比較的外国人客が多い、大規模ホテルでも起きます。「絶対に犬猫肉を食べたくない」人は、インド旅行は気をつけたほうが良いかもしれません。




(参考資料)

高井 崇志(たかい たかし、1969年9月26日 - )は、日本の政治家、郵政・総務官僚。立憲民主党所属の衆議院議員(3期)

 この方が行った、第189回国会 総務委員会 第18号(平成27年8月27日(木曜日))、での質問の噴飯ぶりはあまりにもひどいです。以下に引用します。

○高井委員 
動物のことかよと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は非常に重要だと。
小さな命一つ守れずに、大きな命、人の命は守れません。
マハトマ・ガンジーがこういう言葉を残しています。
国家の偉大さや道徳的水準は、その国で動物がどう扱われているかによって判断できる。
私も本当にそのとおりだと思うんです。
ところが、我が国では今、殺処分というのが行われています。
これが今、我が国では十三万匹、大分減ってきてはいるんですけれども、まだある。
ちなみに、ドイツは殺処分はゼロにしています(註 ドイツには全州で公的な犬の殺処分がありますし、狂犬病規則や通関法による公的な犬猫などの殺処分制度が有り、相当数あります。また非占有の犬猫は狩猟法により狩猟駆除が推奨されており、その数は年間50万頭近くになります)

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野犬の殺害を指示していたマハトマ・ガンジー~国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る






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 インド建国の父、マハトマ・ガンジーの格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated)」という格言を、得意になって引用している国会議員がいます。高井たかし衆議院議員です。高井たかし議員は、「犬猫殺処分ゼロ」を政策として掲げています。しかしこの格言は、ガンジーによるものではなく、後世別人がガンジーの著作の、「牛は保護しなければならない」という記述に加筆したものです。一方ガンジーは、野犬の殺害を指示していました。「犬猫殺処分ゼロ」を政策に掲げる国会議員がこのガンジーの、しかも「ニセモノ」とされている格言を引用するのは噴飯モノです。


 高井たかし議員は、犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟の主力メンバーです。この動物愛護議員連盟は、当初、ニセのガンジーの格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」を掲げていたと記憶しています。高井たかし議員ほか、この議員連のメンバーは、「動物愛護」と言いつつ、実はその理念は「犬猫だけ愛誤」です。
 サマリーで、マハトマ・ガンジーのニセ格言は、「ガンジーの牛の保護を強調する著作に後世別人が加筆したもの」と述べました。この点については、私はかつて記事にしています。

東大出身の赤恥三愛誤~高井たかし衆議院議員
ニセのガンジーの格言を引用して得意満面!~高井たかしセンセイ、大丈夫ですか?

 さらにガンジーは、野犬に対しては、厳格に狂犬病対策として殺害を部下などに指示していました。ガンジーによる、「野犬を殺せ」と指示した内容の電報などが今でも残っています。
 「犬猫殺処分ゼロ」を政策として掲げる議員が、このガンジーのニセ格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」を引用するのは、まさにブラックジョークです。以下に、ガンジーが生前、「野犬の殺害」を強く指示していたことを示す文献のいくつかから引用します。


Gandhi the philosopher 「哲学者ガンジー」 2017年11月22日(ガンジー研究者である、キングズ・カレッジ・ロンドンのRichard Sorabji 名誉教授による論説)。
 なおガンジーはそのほかにも、地方自治体の長などに対して「野良犬を殺せ」という電報を度々送っていました。その電報も残っています。

When is killing non-violent?
This question was triggered by his support of the head of a municipality, who had authorised the killing of 60 stray dogs for fear that they might spread rabies.
Outraged letters came to Gandhi from all over India, saying: ‘We thought you were a man of non-violence.’
Was that not an admission that he was in the wrong, since killing the stray dogs was not for their sake, although it might have been for the sake of other dogs, and people?
If he kills the dog, he commits a sin.
If he does not kill it, he commits a graver sin.

ガンジー師が非暴力を殺したのはいつですか?
この疑問は、狂犬病を広げるおそれがあるため、60頭の野良犬の殺害を許可した自治体長をガンジー師が支持したことで引き起こされました。
インド各地から「あなたが非暴力の人だと思っていました」という、ガンジー師に怒った手紙が届きました。
ガンジー師は間違っていたことを認めないのでしょうか?
野良犬を殺すことは他の犬や人々のためであったかもしれませんが、野良犬のためではありません。
ガンジー師が犬を殺すと、ガンジーは罪を犯ことになります。
もしガンジー師が野良犬を殺さなければ、ガンジー師はより重大な罪を犯すことになります。


Mahatma Gandhi Hoax Quote Greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way that its animals are treated 「マハトマ・ガンジー:デマの引用 国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」。2013年9月13日

Gandhi addressed the difficult problem of dealing with stray dogs in India, especially those being carriers of rabies.
In the 7 pieces Gandhi defended the position of killing stray dogs because of the problems associated with dogs being feral, harming humans etc.
Humanitarian instinct demands destruction of such animals in an instantaneous and painless measure.

ガンジーはインドの、特に狂犬病に感染している野良犬を扱うという、難しい問題に取り組みました。
ガンジーは犬の野生化に起因する、人に危害を与える問題により、野良犬を殺すことを「7つのこと」という著作で擁護していました。
人道主義は、そのような動物(野良犬)の殺害を速やかにかつ痛みのない方法で行うことを要求する、と。


AS I THINK: MAHATMA GANDHI – CONCEPT OF AHIMSA IN HINDUISM – RAMA KILLING OF VALI「私の見解:マハトマ・ガンジー -ヒンズー教におけるアイヒマの概念 - バリのラマ殺害」 2014年8月

Gandhi Approved Killing of Rabid Dogs.
A mill owner in Ahmedabad, Ambalal Sarabai, a Gandhain was worried about the menace caused by rabid dogs.
Therefore Ambalal wanted to get the dogs killed.
So he sent a telegram “Dogs gone mad please advise what I must do”.
Mahatma Gandhi sent back a reply “Shoot them to kill”.
It was sensational news the apostle of peace and non-violence Mahatma Gandhi approved killing of stray dogs was quite a sensational story.

ガンジー師は狂犬病に感染した犬の殺害を認めました。
アマンダバードの工場所有者であるガンバイン氏は、狂犬病に感染した犬による脅威を心配していました。
そのため、アンバラールで犬を殺害したかったのです。
そこで、ガンバイン氏は、電報を送りました。
「犬は狂犬病で凶暴になっているので、私が殺さなければなりません。私にアドヴァイスしてください」。
マハトマ・ガンジー師は、「犬を射殺せよ」という返事を送りました。
平和と非暴力の使徒マハトマ・ガンジー師が、野良犬の殺害を承認したことは、驚くべきニュースでした。



 ガンジーの(ニセ)格言「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated)」の意味は、ガンジーはヒンズー教徒であることからヒンズー教に則って、「牛は保護しなければならない」ことを強調したものです。
 インドでは現在刑法では牛などの草食動物の一部の動物種に対しては、経済的価値がないもの(野良や野生化したもの)であっても、殺害は最高懲役5年と罰金の併科という重罪です。しかしインド刑法においては、経済的価値がない犬猫(所有者がない野良、野生化したもの)の殺害に対する処罰規定はありません。明らかに牛などの一部の草食動物に対して、犬猫は法律上はるかに下位に置かれています。現にインドでは、ケララ州などでは人口比で日本の100倍以上の犬を州が殺処分していますし、犬を食用としているナーガランド州などもあります。
 このガンジーのニセ格言、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated)」を、日本の「犬猫だけ愛誤」が得意になって引用しているのはまさに滑稽です。次回は、インドにおける猫の扱いについて述べようと思います。インドにおける猫の扱いは、犬以下という気がします。


(動画)

 5 Yr Old Boy Killed | in a Stray Dog Attack | Guntur 「5歳の男児が殺された| 野良犬の攻撃で| インド、ガンツール」。2017/09/21 に公開
 インドは狂犬病による死者がたいへん多く、それ以外にも野犬、野良犬による重大な咬傷事故が多発している国です。野犬野良犬の殺害駆除は当然という気がします。




(動画)

 Delhi: A dog was beaten to death in Munirka 「デリー:犬はムニルカで撲殺された」。2017/08/21 に公開
 3人の若者が、犬を撲殺する様子が防犯カメラに写っていました。私は、「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」などとは申しません。その国にはその国の事情があります。狂犬病や咬傷事故に脅かされているインド国民が犬を敵視するのはやむを得ないと思います。この、ガンジーの偽格言を得意になって引用する政治家に、むしろ軽薄さを感じます。




(参考資料)

高井 崇志(たかい たかし、1969年9月26日 - )は、日本の政治家、郵政・総務官僚。立憲民主党所属の衆議院議員(3期)

 この方が行った、第189回国会 総務委員会 第18号(平成27年8月27日(木曜日))、での質問の噴飯ぶりはあまりにもひどいです。以下に引用します。

○高井委員 
動物のことかよと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は非常に重要だと。
小さな命一つ守れずに、大きな命、人の命は守れません。
マハトマ・ガンジーがこういう言葉を残しています。
国家の偉大さや道徳的水準は、その国で動物がどう扱われているかによって判断できる。
私も本当にそのとおりだと思うんです。
ところが、我が国では今、殺処分というのが行われています。
これが今、我が国では十三万匹、大分減ってきてはいるんですけれども、まだある。
ちなみに、ドイツは殺処分はゼロにしています(註 ドイツには全州で公的な犬の殺処分がありますし、狂犬病規則や通関法による公的な犬猫などの殺処分制度が有り、相当数あります。また非占有の犬猫は狩猟法により狩猟駆除が推奨されており、その数は年間50万頭近くになります)。

続・動物のための救急車を配備した偉大な国、インド~高井たかし衆議院議員が理想としている国の実態



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(Summary)
Blues and moos: Indian state launches cow ambulance service
In India, however, human welfare policies are very inferior.
FORCED TO GIVE BIRTH IN THE STREET Abandoned 17-year-old girl is forced to give birth by the side of the road while soaked in blood ‘after hospital snubs her pleas for help’


 記事、動物のための救急車を配備した偉大な国、インド~高井たかし衆議院議員が理想としている国の実態、の続きです。前回記事では、「インドでは牛専用の救急車が配備され、牛の殺害を終身刑で処罰する州がある。対して貧しい人は、救急車は無料ではないから利用できない。動物の保護においても、インドでは憲法で殺害を禁じている。インド刑法では牛の殺害は懲役5年までと罰金の併科が科されるのに対して、野良犬猫の殺害は処罰規定がない」ことを取り上げました。今回は、インドの人権状況について書きます。


 前回記事では、インドでは「牛専用の救急車が配備された」ニュースを取り上げました。大変興味深い内容ですので、本記事においても、引用対訳を「続き」で示しておきます(Blues and moos: Indian state launches cow ambulance service 「インドの州が牛の救急車サービスを開始しました)」。
 インドでは、牛専用の救急車が配備され、牛の殺害を終身刑で処罰する州があります。対して貧しい人は救急車(無料ではないから)を利用できません。動物の保護においても、牛は無主物(野良)でも刑法で懲役5年以下と罰金の併科が科されるのに対して、経済的価値がない(無主物、野良)犬猫の殺害は処罰規定がありません。では、インドでの人権保護の状況はどうなのでしょうか。このようなニュースがあります。
 FORCED TO GIVE BIRTH IN THE STREET Abandoned 17-year-old girl is forced to give birth by the side of the road while soaked in blood ‘after hospital snubs her pleas for help’ 「路上で生まれ育った17歳の少女は、彼女が懇願して助けを求めているにもかかわらず病院が受け入れれを断った後に、路傍で血まみれになって出産することを余儀なくされました」。2017年8月24日、から引用します。


A passerby noticed her soaked in blood and clutching a newborn girl with the umbilical cord still attached.
A TEENAGE girl was forced to deliver her baby on the side of a filthy road after staff at a health centre allegedly refused to help her.
The teenager gave birth at the side of the road, just 30 yards from the health centre.
A man went to the health centre asking for help but they refused.

通行人は、17歳の少女が、血まみれになって、新生児の女の赤ちゃんにへその緒がついたままであることに気がつきました。
10代の少女は、汚い道の側で赤ちゃんを出産しなければなりませんでした、保健所の職員がその少女を援助することを断ったからだと言われています。
10代の少女は、道路の側で出産したのですが、保健所からわずか30ヤードしか離れていませんでした。
ある男性が保健所に行って助けを求めましたが、保健所の職員は拒否しました。



(動画)

 Cow Ambulance for Stray Cows in India. 「インドの野良牛のための牛専用救急車」。2017/09/06 に公開。
 このビデオでは、インドで飼育放棄された牛(野良牛)の生活環境がいかに悲惨で同情すべきかを訴えています。そして「牛は良好な環境で生きるべきだ」としています。まさに、日本の犬猫愛誤の、野良犬野良猫の悲惨な状況をことさら強調した、お涙頂戴の愛誤プロパガンダビデオを彷彿とさせます。牛が犬猫に置き換わっただけです。日本の犬猫愛誤の彼らは、インドの人権無視と牛の極端な保護状況は、素晴らしいと思うでしょうか。インドの動物保護は、牛重視で、犬猫は虫けら同然に扱われます。日本の犬猫愛誤の主張から考察すれは、インドの牛を犬猫に置き換えることが、理想の国家なのでしょう。
 さらに、数日前には、インドの牛専用救急車に対して批判的なTVニュースの動画がyoutubeに公開されていました。しかし、現在は削除されています。もしかしたら、インドの牛至上主義者の圧力により、削除されたのかもしれません。




 高井たかし衆議院議員ですが、国会答弁でこのように発言しています(第189回国会 総務委員会 第18「平成27年8月27日(木曜日)」、第190回国会 予算委員会第六分科会 第1号 平成二十八年二月二十二日(月曜日))。


○高井委員 
動物のことかよと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は非常に重要だと。
小さな命一つ守れずに、大きな命、人の命は守れません。
マハトマ・ガンジーがこういう言葉を残しています。
国家の偉大さや道徳的水準は、その国で動物がどう扱われているかによって判断できる。
私も本当にそのとおりだと思うんです。
ところが、我が国では今、殺処分というのが行われています。
これが今、我が国では十三万匹、大分減ってきてはいるんですけれども、まだある。
ちなみに、ドイツは殺処分はゼロにしています(註 ドイツには、全州に犬の公的殺処分制度があります。咬傷犬、行動により危険と判断された犬、法律で飼育が禁されている犬種を行政が押収して強制的に殺処分する制度があり、殺処分は相当数あります)。


 高井たかし衆議院議員は、好んでガンジーのニセ格言「国家の偉大さや道徳的水準は、その国で動物がどう扱われているかによって判断できる(The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated.)」を好んで引用します。いたるところで得意になって、しゃべりまくっているようですが、高井たかし議員は、この格言の意味が、もともとはヒンズー教における牛の絶対神聖視について述べられたものであることをご存知なのでしょうか。
 高井たかし議員は、「犬猫殺処分ゼロ推進議員」の一人で、「犬猫殺処分ゼロ推進派」の支持を受けています。高井たかし議員は、では、インドにおける野良犬猫の扱いをご存知でしょうか。インドでは刑法で牛などの特定の動物は経済的価値がなくても(無主物。野良でも)、殺害は最高で懲役5年と罰金の併科で罰せられますが、経済的価値のない犬猫(無主物。野良)の殺害を処罰する規定はありません。それをご存知ないのでしょうか。だとすれば滑稽な見世物、まさにブラックジョークです。
 それを知りつつ、インドの牛の扱いを日本の犬猫の扱いに置き換えることを理想としているのでしょうか。それは大変危険な思想です。人権をないがしろにしてまで動物を保護する国家は、私は偉大だとは思いません。国家の責務は、人の福祉向上が第一です。


(画像)

 yoko@動物虐待反対!、のスクリーンショット。
 猫伯爵さんとyokoさんは、「インドでの牛殺害に対する処罰が終身刑」であることは、素晴らしいとお思いなのでしょうね。野良猫の殺害を懲役10年以上で処罰することを肯定していますから。
 なお、ドイツ連邦共和国では、野良猫(無主物。非占有猫)の殺害そのもの刑事罰はありません。したがって、野良猫(無主物)を殺害して、懲役10年以上になった判例はただの一つもありません。懲役10年以上どころか、刑事罰すらありませんから。野良猫(無主物)は、ドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)の適用となり、積極的駆除の対象となります。

 ドイツ16州のうち、唯一ノルトライン=ヴェストファーレン州では、州狩猟法の改正により野良猫の狩猟による殺害を禁じました。処罰は行政罰のみで、最高で過料5,000ユーロ(65万円。1ユーロ130円)までが課されます。したがって、ノルトライン=ヴェストファーレン州においても、野良猫の殺害そのものでは刑事罰を受けません。
 ノルトライン=ヴェストファーレン州に限っても、野良猫の殺害そのものでの懲役刑はありえません。友人の、ドイツ人弁護士の方に、この条文を教えてあげましょう(大笑い)。

GeltendeGesetze und Verordnungen (SGV. NRW.) mit Stand vom 6.10.2017
Bekanntmachung der Neufassung des Landesjagdgesetzes Nordrhein-Westfalen (LJG-NRW)
§ 19
Sachliche Verbote
12. das Töten von Katzen.
§ 55
Bußgeldvorschriften
(2) Ordnungswidrig handelt ferner, wer vorsätzlich oder fahrlässig
1. den Vorschriften des § 19 Absatz 1 Nummer 1, 3 bis 5, 7 oder 12 zuwiderhandelt,
§ 56
Verwaltungsbehörde, Geldbuße,
Verbot der Jagdausübung, Einziehung
(2) Ordnungswidrigkeiten nach § 55 können mit einer Geldbuße bis zu 5000 Euro geahndet werden.
1. den Vorschriften des § 19 Absatz 1 Nummer 1, 3 bis 5, 7 oder 12 zuwiderhandelt,

2017年10月6日現在に適用される法令(SGV NRW)
ノルトライン=ヴェストファーレン州法 狩猟法 改正法の発表
19条
実際に禁止される事項
12 猫の殺害
55条
行政犯罪
(2)規則に違反して、故意または過失による行為を行った者
1 第19条1、3、から5、7又は12(猫の殺害禁止)の規定に違反した場合、
56条
行政の権限、過料、狩猟禁止と没収
(2)55条に基づく行政犯罪は、最高5,000ユーロ(65万円)の過料で罰せられることがあります。


猫伯爵


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動物のための救急車を配備した偉大な国、インド~高井たかし衆議院議員が理想としている国の実態



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(Summary)
Blues and moos: Indian state launches cow ambulance service
India has been incessantly, indiscriminately killing stray dogs for decades.
For example, in Kerala State killing 500,000 dogs each year.
The Indian Penal Code does not specifically recognize offences against animals
and crimes like killing or maiming, which are dealt under the category of offences against "property" of people and this excludes stray animals as they are not "assets".
Last month Gujarat state raised the sentence for cow slaughter to life imprisonment, one of a raft of states to increase the severity of punishments for crimes against cows in recent years.
The chief minister of Chhattisgarh said in April that anyone caught killing cows in his state could be hanged.


 高井たかし衆議院議員が好んで引用する格言があります。インド建国の父、マハトマ・ガンジーの、「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(英語 The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated.)です。そして高井たかし議員は、犬猫愛護の殺処分ゼロの実現をポリシーとして掲げています。では、インドの犬猫愛護の状況や道徳的発展はどうなのでしょうか。


 高井たかし衆議院議員は、犬猫愛護の推進と犬猫殺処分ゼロの実現をポリシーとして掲げる議員です。そして高井たかし議員がそのポリシーを唱えるときに必ず引用するのが、マハトマ・ガンジーのものとされる格言、「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る(英語 The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated)です。「インドは犬猫ですら殺処分しない偉大な国である。日本はインドを見習うべきだ」と主張していると判断せざるを得ません。
 しかし、このガンジーによるものとされるこの格言は、「ガンジー自身によるものではない」が定説です。この格言は、ガンジー自身がヒンズー教について書いた著作で、「牛の保護の重要性」に関する記述に、後世別人が勝手に付け加えてものとされています。つまり「動物の扱い」とは、「牛をいかに保護しているか」という意味です。この点については、私は記事にしています。ニセのガンジーの格言を引用して得意満面!~高井たかしセンセイ、大丈夫ですか?

 では、実際のインドの犬猫に対する法律や公的施策、そして人権状況はどうなのでしょうか。まず、インドの動物政策ですが、インドでは牛の殺害は憲法で禁じており、刑法でも牛と一部の家畜の殺害は例外なく5年までの懲役と罰金の併科という重罪です。しかし無主物(野良)の犬猫、すなわち経済価値がない犬猫は、殺害を処罰する規定はありません。この点については、私はインド刑法の原文を引用して記事にしています。「インドは殺処分を廃止した」は大嘘
 日本では、「インドは(犬猫の?)殺処分がゼロである」という情報がかなり定着しています。しかしそれは大嘘です。例えば、ケララ州では州が野犬を殺処分しており、犬の殺処分数は人口比で日本の百数十倍です。この点についても、私は上記の記事で取り上げています。
 つまり、高井たかし衆議院議員が、犬猫殺処分ゼロの実現をポリシーとして、このガンジーの格言を引用することは笑止千万なのです。高井たかし衆議院議員は、「インドは殺処分ゼロの国」と信じているのでしょうか。滑稽です。

 そのようなインドですが、最近「動物専用の豪華な救急車」を配備した州があります。ヒンズー教系のNPOが運営していますが、国会議員も支援しています。これを聞けば、高井たかし議員は「さすがは偉大な国インドだ」と絶賛しそうです。しかし残念ながらこの「動物専用救急車」は、牛専用なのです。犬猫は全く無視されています(笑い)。
 Blues and moos: Indian state launches cow ambulance service 「インドの州が牛の救急車サービスを開始しました」。2017年5月8日、から引用します。


NGO funds five ambulances in Uttar Pradesh state as growing zeal to safeguard cows has also resulted in rising violence.
In a country where poorer people often have to carry their injured relatives to hospital, the launch of a new private ambulance service in India was cheered by some politicians.
But these new ambulances, equipped with sirens and a doctor on board, will exclusively serve injured cows, in the latest of a series of high-profile schemes to improve the wellbeing of the animals, which are revered by most Hindus.
The first five ambulances were launched last week by Keshav Prasad Maurya, the deputy chief minister of Uttar Pradesh state.
India’s prime minister, Narendra Modi, won office in 2014 campaigning for a national ban on cow slaughter, and under his tenure there has been a surge in projects to improve the animal’s welfare.
The other side of the growing zeal to protect cows is increasing violence against those perceived to be harming them.
A dairy farmer, Pehlu Khan, was attacked by a mob and died .
State ministers labelled him a cow smuggler and rationalised the attack.
Two Muslim men including a teenager were killed in Assam after they were suspected of trying to rustle cows.
Movements to protect the cow first became prominent in India in the late 19th century, accompanying a growing political consciousness among Hindus.
Inside the Indian village where a mob killed a man for eating beef.
Last month Gujarat state raised the sentence for cow slaughter to life imprisonment, one of a raft of states to increase the severity of punishments for crimes against cows in recent years.
The chief minister of Chhattisgarh said in April that anyone caught killing cows in his state could be hanged.

NGOはウッタル・プラデーシュ州で5台の救急車に資金を提供しており、牛を守る熱意が高まっていますが、暴力も増えています(註 牛の保護に反対する勢力に対する暴力)。
貧しい人々が負傷した身内を、しばしば自分たちで病院に運ばなければならない(註 無料の救急車サービスがなく、貧しい人々は救急車を利用することができない)ことが多い国インドでは、新しい民間救急車サービスが開始され、一部の政治家が支援しました。
しかし、サイレンを備え、医師が搭乗したこれらの新しい救急車は、負傷した牛専用で、ほとんどのヒンズー教徒が敬う牛の幸福の向上のための、最新の一連の企画の中では高度なもの一つです。
最初の5台の救急車は、先週、ウッタル・プラデーシュ州の副首相、カシャブ・パサッド・マウルヤル氏によって運用を開始しました。
インドのナレンドラ・モデー首相は、2014年に牛の屠殺禁止の全国的なキャンペーンを行い、在任中に牛の福祉を改善するプロジェクトが急増しています。
牛を守ることに熱心な取り組みのもう一つの側面は、牛に害を及ぼしていると思われる人々に対する暴力の増加です。
酪農家のペル・カーン氏は、群衆によって攻撃され、死亡しました。
インドの国務閣僚は、ペル・カーン氏は牛の密輸業者と非難し、ペル・カーン氏への攻撃を正当化しました。
アッサム州では、牛をばかにしたと疑われた、十代の若者を含む2人のイスラム教徒の男性が殺されました。
ヒンズー教徒の政治意識の高まりに伴い、19世紀後半には、インドで牛を保護する動きが顕著になりました。
インドの村の中では、群衆が牛肉を食べる人を殺しました。
先月、グジャラート州は、牛の屠殺の最高刑を終身刑にし、近年、牛に対する犯罪の刑罰の厳罰化を高める州のひとつとなりました。
4月には、チャッティースガル州の首相は、彼の州では牛を殺したものは、だれでも絞首刑になる可能性があると述べました。



 信じがたい内容ですが、そのまま訳しています。このニュースソースは、イギリスのメディアによるもので、若干の誇張はあるかもしれません。インドの、(牛に限定した)動物愛護には驚愕します。高井たかし議員は、このインドの状況をご理解しながら、ガンジーの「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」を好んで引用されているのでしょうか。それとも、インドの牛を日本で犬猫に置き換えることが理想とでも?恐ろしい話です。まさに、「狂った愛護(誤)思想」です。巷間、野良猫を殺害した犯人に対して「同じ目に遭わせろ。死刑にしろ」という声もありますから、日本の犬猫愛誤は、まさにインドの牛が、犬猫に置き換わった国家が理想なのかもしれません。高井たかし議員は、彼らの代弁者なのでしょうか。
 若干引用が長くなりましたので、一旦切ります。次回記事においては、インドの牛保護とインドの人権保護の状況を対比させたいと思います。また、現在の日本の犬猫愛護(誤)運動とも比較してみたいと思います(続く)。


(動画)

 Cow Ambulance - First time in History of India ambulance for Cow「牛の救急車 - インドの歴史上初めての牛のための救急車」。2017/05/05 に公開




(動画)

 Kill stray dog in Njarakkal Manorama NEWS 「インド、ナラカカルの野犬を殺せ マノラマニュース」。2016年9月6日。インドは、牛の殺害は、州にとっては終身刑や死刑が科される重大犯罪ですが、経済的価値がない野良犬猫は、インド刑法では処罰する規定がありません。ケララ州などは、極めて大量の野犬を殺害しており、その数は人口比で日本の百数十倍です。




(動画)

 Dog Meat Market in Nagaland India 「インド、ナーガランド州の犬肉市場」。2017年4月13日公開。インドでは、牛の殺害は憲法で禁じていますし、州によっては終身刑や死刑もありうる重大犯罪です。対して犬は、食用として一般的に食べられている州がいくつもあります。

People of Nagaland State in North - East India eat Dog Meat.
Video shows selling dog meats in a Nagaland Market.
Dog Meat Price in Nagaland is around 2700 RS per Dog.

インド北東部のナーガランド州の人々は犬肉を食べます。
ビデオは、ナーガランドの市場で犬の肉を売っていることを示しています。
ナーガランドの犬肉の価格は、犬1頭あたり約2700インドルピーです。

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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