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ヨーロッパにおけるヒツジのトキソプラズマ感染率は高く国による感染率に差はない~「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」という東大教授の妄論






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(summary)
On Toxoplasma infection of sheep.


 記事、東大教授が「野良猫がいない」としている国の全てでヒツジのトキソプラズマ感染が深刻なのだが?w の続きです。
小野塚知二東京大学教授らの「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」との研究があります。その上で「野良猫が消滅した、いない国」としてイギリス、ドイツを挙げています。対して「野良猫がいる国」はイタリア、スペイン、ポルトガル等としています。しかしこれらの国ではいずれもヒツジのトキソプラズマ感染率が高く、感染率に差はありません。このことはこれらの国ではいずれも野良猫の数生息密度が高く、差がないことを示します。



まず小野塚知二狂授らの「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」との研究はこちらです。この研究は、科研が補助金を支給しています。


野良猫の有無と消滅過程に注目した人間・社会の総合的研究方法の開拓 バカ、キチガイ、税金泥棒リスト(笑)

小野塚知二 東京大学, エグゼクティブ・マネジメント・プログラム室, 名誉教授 (40194609)
研究分担者 藤原 辰史 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (00362400)
新原 道信 中央大学, 文学部, 教授 (10228132)
山井 敏章 立命館大学, 経済学部, 教授 (10230301)
北村 陽子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (10533151)
高橋 一彦 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20197130)
芳賀 猛 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20315360)
宮崎 理枝 大月短期大学, 経済科, 教授(移行) (20435283)
渡邉 健太 山口大学, 共同獣医学部, 准教授 (20582208)
鈴木 鉄忠 東洋大学, 国際学部, 准教授 (20726046)
梅垣 千尋 青山学院大学, コミュニティ人間科学部, 教授 (40413059)
長谷川 貴彦 北海道大学, 文学研究院, 教授 (70291226)
石井 香江 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (70457901)
西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80172708)
井上 直子 城西大学, 経済学部, 准教授 (80727602)
永原 陽子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (90172551)

研究の概要
世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる(笑)ことに着想を得て、野良猫の有無とその消滅過程(笑)から、従来はそれぞれ個別に認識されてきた人間・社会の諸特質を総合的に理解する。



 小野塚知二東京大学狂授の「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる」との主張ですが、具体的な「野良猫がいない国」と「野良猫がいる国」はこちらです。
 ヨーロッパでは「野良猫がいる国」はイギリス、ドイツ、スイス、オーストリア、北フランスとしています。「野良猫がいる国」はイタリア、スペイン、ポルトガルです。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日 から。

イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


小野塚 キチガイ


 前回記事で述べた通りネコ科動物のみを終宿主とする寄生虫にトキソプラズマ・ゴンディがあります。トキソプラズマは、温血動物は全ての温血動物が感染します。食用の牛豚の感染では感染した肉は人の食用にはなりません。ヒツジは普遍的に感染率が高く、流産の原因となります。そのようにトキソプラズマの家畜感染は、畜産業に大きな被害をもたらしています。
 先に述べた通りトキソプラズマは、終宿主になるのはネコ科動物だけです。トキソプラズマの感染経路はトキソプラズマの感染した動物の肉を食べることと、終宿主が便と共に輩出したオーシスト(卵状のもの)を経口摂取する2つしかありません。そのことは、家畜のトキソプラズマ感染率を調べれば、その地域のネコ科動物の生息数と密度を推測することができます。

 特にヒツジは完全草食性で、トキソプラズマの感染した動物を原料とする飼料を食べることによる感染は皆無です。またほぼ100%放牧飼育ですので、輸入した穀物や干し草にトキソプラズマのオーシストが混入してそれによる感染はあり得ません。
 ヒツジがトキソプラズマに感染する経路は、放牧地の牧草と共にネコ科動物が便と共に輩出したトキソプラズマのオーシストを経口摂取する以外にないのです。このことはヒツジのトキソプラズマ感染率が高ければ、その地域の自由に徘徊するネコ科動物の数と生息密度が高いということになります。
 結論から言えば、小野塚知二狂授が「野良猫がいるいないではっきりと二分できる」として、「野良猫がいない国」のイギリス、ドイツ、スイス、オーストリアと、「野良猫がいる国」のイタリア、スペイン、ポルトガルではヒツジのトキソプラズマ感染率に差はありません。しかも非常にすべての国で感染率が高いのです。このことは、上記のいずれの国でも野良猫の生息数生息密度ともに非常に高く、差がないとの証明になります。ましてやこれらの国では、野生の在来種のヤマネコのヨーロッパオオヤマネコ、ヨーロッパヤマネコはほぼ絶滅したか、絶滅しているため、トキソプラズマをヒツジの放牧地に排出するのは野良猫(イエネコ いわゆる猫)だけです。特にイギリスではヨーロッパオオヤマネコは完全に絶滅、ヨーロッパヤマネコは大ブリテン島ではほぼ絶滅しています。

 上記のヨーロッパ各国の、ヒツジのトキソプラズマ感染率をまとめました。なおこれらのヨーロッパ諸国では下水道普及率がほぼ100%で、飼猫の糞便を処理した汚水が自然界に流出することはあり得ません。


小野塚知二教授が「野良猫が消滅していない」としている国


イギリス         74%
ドイツ           55~88%
スイス           80.7%
(北)フランス       89%



小野塚知二狂授が「野良猫がいる」としている国


イタリア         59~88%
スペイン         49~85%
日本           18~65%



(出典)

Toxoplasma gondii infection and toxoplasmosis in farm animals: Risk factors and economic impact ドイツ、フリードリヒ・ロフラー研究所 2019年
nstitut für Parasitologie der Vetsuisse-Fakultät und der Medizinischen Fakultät Universität Bern (Direktor: Prof. Dr. B. Gottstein) Arbeit unter der Leitung von Dr. med. vet. C. F. Frey und Prof. Dr. B. Gottstein Toxoplasma gondii: Potenzielle tierische Infektionsquellen in der Schweiz  スイス ベルン大学 2009年
Institut für Medizinische Mikrobiologie, Immunologie und Hygiene der Technischen Universität München [Direktor: Univ.-Prof. Dr. Dr. h. c. H. Wagner, Ph. D. (Melbourne)] Untersuchungen zur Epidemiologie, Diagnose und Therapie der Toxoplasmose unter besonderer Berücksichtigung der Augenbeteiligung Susanne Molzberger ドイツ ミュンヘン工科大学 2002年
日獣 トキソプラズマ病(届出)


 小野塚知二狂授の共同研究者には獣医学部の狂授も複数いるのです。「トキソプラズマの終宿主はネコ科動物だけ」、「すべての温血動物はトキソプラズマに感染する=中間宿主になる」、「ヒツジは広く飼育されている家畜であり、ほぼ100%放牧飼育でトキソプラズマ感染経路は放牧地の牧草から経口摂取する以外にない」という条件からすれば、その国の野良猫の生息数と生息密度の多寡を図る、最適なモニター=ヒツジのトキソプラズマ感染率、があるのに気が付かないとは(呆)。獣医学の専門家ではなくても、少し頭がよい高校生レベルでも思いつきそうなことです。
 それにしても人口が数千万人レベルの国で「野良猫が消滅した、いない」という荒唐無稽な狂人の妄想レベルの小野塚知二狂授の主張を疑問にも思わない、獣医学の教授ら痴能と言ったら(笑)。日本の研究者の白痴化は絶望的です。日本の学術研究の将来はお先真っ暗です。


(白痴化一直線の獣医学の狂授らw もう知能が底辺を突き破って底なし)

芳賀 猛 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授
~専門は「感染症」だそうです ( ´,_ゝ`)プッ

・渡邉 健太 山口大学, 共同獣医学部, 准教授
~山口大学の学園祭に小野塚知二狂授を講演に招待し、「世界は野良猫のいるいないではっきりと二分できる。イギリスとドイツ等は野良猫がいない」という妄言で、山口大学の学生の白痴化に貢献した人。

西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授
~小野塚知二狂授の妄論研究で科研から補助金泥棒をしているのみならず、環境省の審議委員会の座長もしています。審議会では驚くべきデマをくり返しています。例えば「イギリスでは野良猫野良犬は有害鳥獣として狩猟駆除される。野良犬はイギリスでは狩猟で殺しまくったのでいない」など。真実はイギリスでは犬は全土で完全に狩猟が禁止(日本のようなノイヌの狩猟に相当する規定もない)、猫はマン島、ガーンジー島の離島のみで完全に野生化したものみ狩猟が許可です。他では完全に禁止です。このような方を審議会の委員に任命するバ官狂症もどうかと思います。科研と環境省からダブルで税金泥泥棒をしているとは、大した神経です(笑)。


(動画)

 Sheep Abortions - What you need to know Scotland's Farm Advisory Service 「ヒツジの流産 - のついて知っておくべきこと スコットランド畜産アドヴァイザリーサービス  2022年7月21日

In this video, Megan Fergusson, Veterinary Investigation Officer at SRUC talks about the main causes of sheep abortions - Toxoplasmosis and Enzootic Abortion (EAE) and provides some top tips on how to prevent abortions occurring in your flock.

このビデオでは、SRUC(スコットランド農業大学) の獣医学調査官であるミーガン・ファーガソン氏が、(イギリス、スコットランドでの)ヒツジの流産の主な原因であるトキソプラズマ症と寄生虫感染による (EAE) について語り、ヒツジの群れで起こる流産を防ぐための重要なヒントをいくつか提供します。



 あらっ!?小野塚知二狂授は「世界は野良猫がいるいないではっきりと二分できる。野良猫がいない国の筆頭はイギリスだ」と得意になって機関銃の様に喋り捲り、記述もしていますが?このビデオはイギリス、スコットランドではネコ科動物しか終宿主(感染力のあるオーシストを輩出できるのはネコ科動物だけ)にならないトキソプラズマによる感染でヒツジが流産し、問題になっています。
 イギリスでは野生のネコ科動物はほぼ絶滅しました。なぜ野良猫が消滅したためにいないイギリスで、ヒツジがトキソプラズマに感染して流産しているのでしょうか。まさかスペインから竜巻にのって、野良猫の糞をイギリスに降らせたのでしょうか。小野塚知二狂授には、ぜひ見解を示していただきたい。

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東大教授が「野良猫がいない」としている国の全てでヒツジのトキソプラズマ感染が深刻なのだが?w






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(summary)
On Toxoplasma infection of sheep.


 東京大学教授らが「社会は野良猫がいるいないではっきりと二分できる。イギリス、ドイツなどでは野良猫が消滅した」という、科研から補助金を受けている研究があります。しかしこの教授が「野良猫が消滅した、いない」としている国の全てでは、ヒツジのトキソプラズマ感染率がきわめて高く、それによる流産等が深刻な問題になっています。草食で放牧飼育されるヒツジのトキソプラズマ感染経路は、野良猫が便とともに排出したトキソプラズマのオーシストを経口摂取する以外ありません。このことは、これらの国には多くの野良猫がいることの証明になります。


 小野塚知二東京大学教授らは「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる(笑)。野良猫の有無とその消滅過程(笑)」云々という研究を科研から補助金を得て進めています。その前提として「イギリス、ドイツ、スイス、オーストリアは野良猫が消滅していない。いるのはスペイン、ポルトガル、イタリア等ではっきりと二分できる」としています。その小野塚知二狂授の主張と、協同研究者らはこちらです。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日 から。

イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


小野塚 キチガイ


野良猫の有無と消滅過程に注目した人間・社会の総合的研究方法の開拓 バカ、キチガイ、税金泥棒リスト(笑)

小野塚知二 東京大学, エグゼクティブ・マネジメント・プログラム室, 名誉教授 (40194609)
研究分担者 藤原 辰史 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (00362400)
新原 道信 中央大学, 文学部, 教授 (10228132)
山井 敏章 立命館大学, 経済学部, 教授 (10230301)
北村 陽子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (10533151)
高橋 一彦 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20197130)
芳賀 猛 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20315360)
宮崎 理枝 大月短期大学, 経済科, 教授(移行) (20435283)
渡邉 健太 山口大学, 共同獣医学部, 准教授 (20582208)
鈴木 鉄忠 東洋大学, 国際学部, 准教授 (20726046)
梅垣 千尋 青山学院大学, コミュニティ人間科学部, 教授 (40413059)
長谷川 貴彦 北海道大学, 文学研究院, 教授 (70291226)
石井 香江 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (70457901)
西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80172708)
井上 直子 城西大学, 経済学部, 准教授 (80727602)
永原 陽子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (90172551)

研究の概要
世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる(笑)ことに着想を得て、野良猫の有無とその消滅過程(笑)から、従来はそれぞれ個別に認識されてきた人間・社会の諸特質を総合的に理解する。



 私は小野塚知二狂授らの研究「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる。イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。現在も野良猫がいるのは⽇本、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧など」が、全くの妄論であることを連載で述べてきました。まず狂授が野良猫がいないとしている国のイギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスの、その国の信頼性が高い資料(大学の論文、国会での質疑資料等)で、多数の野良猫がいることを示しました。むしろ狂授が野良猫がいる国としている日本、イタリア、スペインより人口当たりで多いのです。
 さらにイギリス、ドイツ、スイスにおける、在来野生動物のヨーロッパヤマネコと野良猫(イエネコ いわゆる猫)との交雑が進んでいることを取り上げました。これらの国に野良猫がいなければ、ヨーロッパヤマネコとの交雑は起きません。これは側面からこれらの国に野良猫がいることの証明になります。

 今回記事ではさらに、小野塚知二狂授が「野良猫がいない」としている国の、ヒツジのトキソプラズマ感染率が非常に高いことを取り上げます。小野塚知二狂授が野良猫がいないとしている国といないとしている国とでは、ヒツジのトキソプラズマ感染率はヨーロッパでは差ありません。むしろ狂授が「野良猫がいる国」としている日本は感染率が低いのです。
 放牧飼育されるヒツジがトキソプラズマに感染する経路は、野良猫が便とともに排出したトキソプラズマのオーシストを経口摂取する以外ありません。肉食動物の様にトキソプラズマに感染した動物の肉を食べることや、輸入飼料にトキソプラズマのオーシストが混入してそれを食べることはあり得ないからです。トキソプラズマの説明を引用します。


トキソプラズマ症とは NIDD 国立感染症研究所

トキソプラズマ症は、トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)というアピコンプレクサに属する一属一種の寄生性原生生物(原虫)により起こされる感染症である。
トキソプラズマはほぼ全ての温血脊椎動物(哺乳類・鳥類)に感染能を持つ。
細胞内寄生性であり、環境中で単独では増殖しない。トキソプラズマの生活環は終宿主内での有性生殖と中間宿主内での無性生殖のステージからなる。
有性生殖はネコ科動物の腸管上皮内でのみ成立する。
中間宿主への感染は、他の中間宿主組織シストまたは終宿主であるネコ科動物のオーシストを経口摂取することによる



 次回以降の記事では、狂授が野良猫がいないとしているイギリス、ドイツ、スイスと、いるとしているスペイン、イタリアとのヒツジのトキソプラズマ感染率について取り上げます。結論から言えば、これらの国ではヒツジのトキソプラズマ感染率には差がなく、ヨーロッパ諸国ではいずれも~80%台と非常に高いのです。そのことはこれらの国ではいずれも野良猫の生息数密度とも高く、差がないことの証明になります。


(動画)

 TOXOPLASMOSIS AND ENZOOTIC ABORTION VACCINATING EWES 「トキソプラズマ症とそれによる羊の流産を防ぐためのワクチン接種」 2020年8月15日 

 イギリスではヒツジのトキソプラズマ感染による流産が深刻な問題になっており、その予防のためにワクチン接種が行われているとのイギリスの農場の事例です。あらっ、小野塚知二狂授は「イギリスには野良猫がいない。消滅した」と得意になって喋り捲っていますが?イギリスに野良猫がいなければ、ヒツジのトキソプラズマ感染はほぼゼロになるはずなのですが?

Today on the farm we are vaccinating ews with toxoplasmosis and enzootic abortion vaccines.
These are vaccines against abortion.

現在農場ではトキソプラズマ症ワクチンと、流産を防ぐワクチンを雌ヒツジに接種しています。
これらはヒツジの流産を防ぐワクチンです。





(参考資料)

野良猫が異常に多いイギリス~第二の都市バーミンガムでは人口と同じ100万匹の野良猫がいる
野良猫900万匹と異常に多いイギリスはドイツなどと異なり、猫の狩猟は事実上禁止されている
野良猫900万匹と異常に多いイギリスは行政が野良猫の捕獲収容を行わない特異な国
野良猫の数が900万匹と異常に多いイギリスでは行政がずさんなTNRを推奨し行われている
小野塚知二東大教授の研究の「イギリスでは野良猫が消滅した」の出典とは?~イギリスの野良猫数は900万匹とされている
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の根拠は便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか~イギリスには900万匹の野良猫がいる
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の典拠は全て噓の便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか
東京都とほぼ同じ人口のバイエルン州には野良猫が東京都の5倍いる~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無知
「ドイツには野良猫が~300万匹いる」とのドイツの資料は多数ある~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の狂気
野良猫の増加に悩むニーダーザクセン州は猫の狩猟を緩和する法改正を行った~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無学
小野塚知二東大教授らの「ドイツには野良猫がいない」の典拠は自作自演?ドイツには~300万匹の野良猫がいる
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在しトキソプラズマ感染で野生動物に害を及ぼしている~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在し家畜がトキソプラズマ感染している~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
スイスは30万匹の野良猫がいて増加が問題になっている~「スイスには野良猫がいない」という東大教授のバカッぷり(笑)
スイスには30万匹の野良猫がおり毎年10万匹が狩猟で殺される~「スイスには野良猫がいない」という東大教授の無知
オーストリアには25万匹の野良猫(人口比で日本の1.8倍)がいて毎年4万匹が狩猟駆除される~「オーストリアには野良猫がいない」という東大教授の無知
野良猫が1400万匹もいるフランス~「フランスには野良猫がいない」という東大教授の頭は大丈夫か?
野良猫の増加に悩むフランス最北部のリール市が採用した方策~給餌禁止や市民の通報の推奨、警察も野良猫捕獲
スペインとイタリアの野良猫数は東大教授が「野良猫がいない」としているイギリスよりはるかに少ない
東京とソウル市は東大教授が「野良猫がいない」とするイギリス、ドイツより人口当たり野良猫数が少ない(中間総括)

在来種のヨーロッパヤマネコが野良猫との交雑により絶滅の危機に瀕している
野良猫の被害を受けている野生動物の生息地でTNRの愚策を行うイギリス、スコットランド
在来野生動物のヨーロッパヤマネコが野良猫の交雑により絶滅の危機にあるドイツ、バーデンビュルテンベルク州
スイスで再導入された在来野生動物のヨーロッパヤマネコは、野良猫との交雑で絶滅の可能性がある
スーパーウルトラ級無知無学の東大教授とその仲間たちは野良猫とヨーロッパヤマネコを混同したのだろうか?
イタチ科のアナグマとクマ科のクマの区別ができない東大教授らの無知無学、底辺知能(笑)

鳥インフルエンザ禍でTNRの支援を却下した福岡県は正しい






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(Domestic/inländisch)

 今シーズンの鳥インフルエンザは過去最大の流行で、ニワトリの殺処分数も最多となりました。そのような理由から卵の生産が激減して価格が高騰しています。この状態は1年以上は続くとの観測がされています。そのような状況下で過去最悪の鳥インフルエンザ流行下にある福岡県に対して、TNRに対する支援を求めていた団体がありました。鳥インフルエンザは猫にも感染し、猫が感染拡大の要因になるとされています。私は記事、過去最悪の鳥インフルエンザ流行の福岡県でTNRを推進する亡国者たち~猫は鳥インフルエンザを拡散する で取り上げています。福岡県は、その要求を却下しました。県の決断は正しいと私は思います。


 2022年12月から複数回にわたり、福岡県知事と県議会に対して「TNRへの支援」を、TNRに特化した団体「どうぶつ基金」が求めていました。結果、福岡県は同団体に対してその要望を23年4月13日に完全に却下しました。私は福岡県の判断は正しいと思います。
 その理由は、昨年末から現在まで福岡県は過去最大の鳥インフルエンザ流行に見舞われているからです。学術研究では「猫は鳥インフルエンザに感染し、鳥類はもとより哺乳類にまで感染させる。また猫は感染しなくても体にウイルスを付着させることにより、鶏舎に侵入することにより鳥インフルエンザの感染を拡大させる」とされているからです。それは記事、過去最悪の鳥インフルエンザ流行の福岡県でTNRを推進する亡国者たち~猫は鳥インフルエンザを拡散する に記述しました。
 畜産業の保護と共に、公衆衛生の維持を猫愛誤活動に優先した福岡県の判断は妥当です。以下に、福岡県がTNRの支援を却下したニュースソースから引用します。


福岡県からのゼロ回答に対し「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」を再提出 2023年4月25日

犬や猫の殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金は、本年2月1日に提出した「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」に対する福岡県の回答が現状を正しく認識しておらず、連名した福岡県内20市町、1万筆を超えた福岡県民の要望をまったく汲み取っていないゼロ回答であったことから、2月1日の提出後、さらに署名が集まり総数が4万筆に増えたChange.org(オンライン署名)による署名を添えて4月13日に要望書を再提出するとともに、4月19日に福岡県知事へ見解を問う公開質問状を提出しました。


 猫による鳥インフルエンザの感染拡大リスクに関して、新たな情報を今回は取り上げます。それはフランスで猫がアヒルの養殖場に侵入してそこから鳥インフルエンザH5N1型に感染し、重症になったために安楽死させたというニュースです。
 その猫から分離されたウイルスは、哺乳類に感染しやすい特徴を持っていました。ヒトはH5N1型鳥インフルエンザに感染することがあります。感染すれば、致死率が56%と非常に危険です。


Mutated avian influenza virus detected in cat 「猫から変異型鳥インフルエンザウイルスが検出されました」 2023年1月27日

Cats have a tendency to roam, and one poor feline has paid the price for, I assume, visiting a duck farm.
The French Agency for Food, Environmental and Occupational Health and Safety (ANSES) reports that, late last year, a sick cat suffering severe neurological symptoms had to be euthanized.
Infection with a mutated strain of the H5N1 avian influenza (AI) virus.
This is not the first time that AI has been detected in a cat, infected cats have been recorded in Germany and Thailand, but it is, nevertheless, a cause for concern.
The virus isolated from the cat had genetic characteristics of adaptation to mammals.
The agency has strongly advised pet owners to keep their animals away from infected farms or operations that cull infected birds.
Contamination of pets, it warns, could make it easier for the virus to cross into humans.
Most attention where AI is concerned is paid to losses in the poultry industry.
A total of 240 cases of human infection with AI A(H5N1) were recorded resulting in a case fatality rate of 56%.

猫は徘徊する傾向があり、アヒルの養殖場を訪れた1匹のかわいそうな猫がその代償を払ったのだと私は思います。
フランス食品・環境・労働安全衛生庁 (ANSES) は昨年末に、重度の神経的症状に苦しむ病気の猫を安楽死させなければならなかったと報告しています。
その猫は、鳥インフルエンザH5N1鳥型(AI)ウイルスの変異株に感染していました。
AI(鳥インフルエンザH5N1型)が猫で検出されたのはこれが初めてではなく、感染した猫はドイツとタイで記録されており、それも懸念の原因となっています。
猫から分離されたウイルスは、哺乳類に感染に適応する遺伝的特徴を持っていました。
政府当局はペットの所有者に、鳥インフルエンザに感染した家禽の農場や、感染した鳥を処分する事業が行われている場所からペットを遠ざけるように強く勧告しています。
ペットの感染は、ウイルスが人間に感染しやすくなる可能性をもたらすと警告されています。
鳥インフルエンザH5N1型(AI )に関する最も注目すべき点は、家禽産業における損害です。
AI (鳥インフルエンザH5N1型)による人への感染は、合計240例記録されており、致死率は 56%
でした。



 このように猫が徘徊して鶏などの養殖場に侵入し鳥インフルエンザに感染することは、その猫に接する人に対しても鳥インフルエンザの感染のリスクをもたらします。もちろん、猫が鳥インフルエンザに感染して、他の家禽の養殖場に侵入し、そこで鳥インフルエンザの家禽への感染拡大をもたらすリスクもあります。
 鳥インフルエンザ流行地では、家禽生産農家を守るのみならず、人への致死性が高い感染症の感染を防ぐためには、飼犬猫は室内にとどめ、やむなく外出させる場合はクレートに密閉するか、リードで拘束するのが望ましいです。自由に徘徊する野良猫は捕獲して公的施設に収容するか、殺処分が望ましいのです。現にドイツではそのようにしています。飼犬猫を鳥インフルエンザ流行地で放せば3万ユーロ(450万円近く。1ユーロ=148円)の罰金が科され、犬猫は捕獲の上、殺処分されることもあります。ましてや野良猫の温存策であるTNRに対して公的な支援などありえません。


(動画)

 Vogelgrippe H5N8 - 2017 Sperrgebiete Hunde und Katzen mit Leinenzwang Sperrgebiet mit Leine 「2017年の鳥インフルエンザH5N8による、リードで拘束された犬と猫以外を制限する区域」 2017年2月1日
 ドイツでは、鳥インフルエンザが流行している規制区域では、犬と猫を外に出す場合は必ずリードで拘束しなければなりません。自治体によっては違反者は3万ユーロ(450万円)以下の罰金が科され、犬猫は行政により殺処分される可能性があります。宮崎県の口蹄疫流行では徘徊猫による感染拡大の可能性が指摘され、鳥インフルエンザや豚熱でも徘徊猫による感染の可能性があったと疑われています。しかし日本は、猫の室内飼育への移行や、野良猫放し飼い猫の対処についての議論すら起きません。狂った猫愛誤国家です。 

Vogelgrippe H5N8 Sperrgebiete Hunde und Katzen mit Leinenzwang.
Allerdings ist die Vogelgrippe für Hausgeflügel und Vögel tödlich.
Außerdem können Tiere und Menschen den Virus verbreiten.
Das bedeutet, dass Hunde und Katzen an die Leine müssen.
Ansonsten drohen Geldstrafen bis zu 30000 Euro.
Sogar mit Einschläferungen der Fellnasen gerechnet werden, wenn Tiere nicht durch ein Halsband zugewiesen werden können.

鳥インフルエンザH5N8における規制区域では、犬と猫にリードが必要です。
鳥インフルエンザは、家禽や鳥にとって致命的です。
動物や人間もウイルスを広める可能性があります。
つまり、犬と猫はリードにつながなければなりません。
それを行わない場合は、最高で3万ユーロ(日本円で450万円 1ユーロ=148円)が科される可能性があります。
もし指示に従わずに犬と猫に首輪をつけていなければ、安楽死処分(殺処分)されることが予想されます。





(動画)

 Bird flu: The next pandemic? • FRANCE 24 English 「鳥インフルエンザ:次のパンデミックは?」 2023年3月25日

 5:40~あたりから、フランスのアヒル養殖農場から猫が鳥インフルエンザに感染したことが述べられています(ビデオはフランス語。英語字幕)。「鳥以外での動物種への感染、特に哺乳類では最近フランスで発見されました。鳥インフルエンザは急速に感染拡大が可能です」とあり、乗数的な感染拡大により突然変異が起こり、哺乳類(ヒト)へのパンデミックの可能性に含みを持たせた内容です。

It has ravaged farms, decimated wild birds and spilled onto mammals.
Could the #avianflu spark the next human #pandemic?

鳥インフルエンザは農場を荒廃させ、野鳥を殺し、哺乳類にまでばらまかれました。
#鳥インフルエンザ は、次には人類 #のパンデミック を引き起こす可能性があるのでしょうか?


猫による感染症拡大リスクがありながら野良猫温存策(地域猫)を推し進める狂った日本






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(Domestic/inländisch)

 記事、
過去最悪の鳥インフルエンザ流行の福岡県でTNRを推進する亡国者たち~猫は鳥インフルエンザを拡散する
ドイツでは鳥インフルエンザ等流行地では猫の放飼いは禁止、行政による捕獲殺処分もある
の続きです。
 前回記事では、ドイツでは鳥インフルエンザ流行地では猫の放飼いを禁じ、違反者は3万ユーロ(420万円 1ユーロ=140円)以下の罰金が科され、外猫は行政が捕獲して殺処分も行っていることを取り上げました。今回はアメリカの猫による感染症対について述べます。



 アメリカでは感染症を所管する連邦政府機関はCDC(アメリカ疾病予防管理センター)です。同機関は、猫のTNRを感染症のリスクを高めるとして何度も繰り返し、完全に否定しています。同機関は多くのTNRを否定する公文書を公表していますが、2016年の論文から引用します。


Rabies Prevention and Management of Cats in the Context of Trap, Neuter, Vaccinate, Release Programs

Although Trap-Neuter Vaccinate-Return (TNVR) programs are growing in popularity as alternatives to euthanizing feral cats, their ability to adequately address disease threats and population growth within managed cat colonies is dubious.
Rabies transmission via feral cats is a particular concern as demonstrated by the significant proportion of rabies postexposure prophylaxis associated with exposures involving cats.
Moreover, TNVR has not been shown to reliably reduce feral cat colony populations because of low implementation rates.
TNVR programs are not effective methods for reducing public health concerns or for controlling feral cat populations. Instead, responsible pet ownership, universal rabies vaccination of pets, and removal of strays remain integral components to control rabies and other diseases.


Trap-Neuter Vaccinate-Return (TNVR Vはワクチン) プログラムは、野良猫を安楽死させる代替手段として人気が高まっていますが、管理された猫の一群内の病気の脅威と個体数の増加に適切に対処する能力は疑わしいものです。
野良猫を媒介した狂犬病の感染は、猫が関係した狂犬病ウイルスの曝露後の狂犬病予防処置がかなりの割合によって示されるように特に懸念されています。
さらにTNVRは(不妊去勢の)実施率が低いため、野良猫の一群の個体数を確実に減少させることが示されていません
TNVRプログラムは公衆衛生上の懸念を軽減させたり、野良猫の個体数をコントロールしたりするには効果的な方法ではありません
代わりに飼主が責任もって飼育すること、全てのペット(猫)へ狂犬病ワクチンを接種すること、野良猫の駆除は、引き続き狂犬病やその他の病気を予防するための不可欠な要素です。


 この論文は主にTNRが主に狂犬病の感染の脅威となるとしてTNRに反対する内容ですが、狂犬病に限らず他の多くの感染症の予防という見地から、CDCはTNRに反対しています。徘徊する猫は畜産関係だけでも鳥インフルエンザ、口蹄疫、豚熱など、多くの感染症の感染拡大の原因になるとされています。アメリカでもしばしば鳥インフルエンザが流行します。ドイツのように放飼い猫の飼主に高額の罰金を科すという法的根拠はありませんが、連邦政府機関のCDCは、「鳥インフルエンザの流行地では猫は室内に保つこと」と求めています。
 鳥インフルエンザは複数の型ですでに鳥からネコ科動物に感染することが確認されており、さらに猫→猫、猫→人、の感染も確認されています。猫→鳥、の感染の可能性もあるとされています。さらに猫が鳥インフルエンザに感染しなくても、体に付着した鳥インフルエンザウイルスを拡散させます。猫は鳥インフルエンザにおいても、CDCは感染を拡大させる危険性があるとしています。
 自由に徘徊する猫が鳥インフルエンザに感染することは養鶏場への脅威となる以外にも、野生の鳥に感染を拡大させる可能性もあります。猫は鳥をよく捕食しますので、鳥との接触が多いと考えられるからです。さらに鳥インフルエンザに感染した猫の死体も発見されています。自由に徘徊する猫を放置するということは、猫にとっても動物福祉上よいとは言えません。


(動画)

 Avian Flu Outbreak affecting Pets? 「鳥インフルエンザの発生はペットに影響を与えますか?」 2022年5月4日

 この獣医師による動画では、次のことが述べられています。「猫は鳥インフルエンザに感染し死亡例も確認されています。感染した猫はウイルスを拡散します(人や鳥にも感染を広げる可能性があることを示唆)。猫は屋外でウイルスに感染した鳥を捕食することで感染します。CDCは鳥インフルエンザ流行地域では猫を外に出さないよう求めています」。




(動画)

 鳥インフル多発で殺処分最多に 農水大臣が衛生管理の徹底呼びかけ(2023年1月9日) 2023年1月9日

野村農水大臣:「鳥インフルエンザの発生予防をするためには消毒をはじめ、農場内にウイルスを持ち込まないよう飼養衛生管理を徹底するほかございません」
野村農水大臣は9日に開かれた鳥インフルエンザの対策本部で非常事態宣言ともいうべき状態だとして、養鶏に関わる関係者に農場内の消毒の徹底を改めて呼び掛けました。
農場の金網や壁の穴から野生動物(のうち、猫も含まれることが疑われます)が侵入した疑いのあるケースもあったとして、衛生管理の取り組みについても再確認するよう求めました。


 このような状況で、野良猫の不妊去勢(TNR)の公費助成を求める動物愛護(誤)団体が存在し、感染原因となる野良猫や放飼い猫に対して無策な日本は、国際的には異常と言えるでしょう。
 連載記事で述べましたが、ドイツでは鳥インフルエンザ流行地では外猫を行政が捕獲し、殺処分もします。鳥インフルエンザではありませんが、カリフォルニア州では発疹チフス流行時では警察官まで動員して野良猫の捕獲を行いました。行政からの中止命令に応じず、TNRを強行した団体は、周辺に発疹チフス感染を広げたとして刑事訴追を受けました。

過去最悪の鳥インフルエンザ流行の福岡県でTNRを推進する亡国者たち~猫は鳥インフルエンザを拡散する






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(Domestic/inländisch)

 現在日本では鳥インフルエンザが猛威を振るっています。福岡県など複数の県では、すでに鶏の殺処分数が過去最大となっています。鳥インフルエンザは非常に感染力が強く、感染しない動物であっても体に付着したウイルスにより伝搬します。さらに猫は鳥インフルエンザに感染し、猫から鳥への感染の可能性も指摘されています。そのためにドイツでは、鳥インフルエンザの流行地では猫を屋外に放すことが禁じられ、やむを得ず屋外に出す場合はリードを使用するか、クレートに密封しなければなりません。違反者は3万ユーロ(約420万円 1ユーロ=140円)以下の罰金に処されます。また外猫は行政が捕獲し、殺処分も行います。しかし日本では、鳥インフルエンザの深刻な流行地の福岡県で、野良猫のTNRに公費助成を求める団体があります。まさに亡国動物愛誤です。


 サマリーで示した、福岡県等で過去最悪のペースで鳥インフルエンザの流行拡大が続いていることを報じるニュースソースから引用します。


福岡、千葉で鳥インフル 過去最多、エミューも 2023年1月3日

福岡県は3日、古賀市のエミュー農場で致死率の高い高病原性鳥インフルエンザが発生したと発表した。
今季はこれで23道県54例目となり、2020~21年シーズンの52例を上回って過去最多となった。
殺処分数は約775万羽になるという。



(動画)

 鳥インフルエンザ感染拡大 “過去最悪”に広がる警戒と困惑 2022年12月8日




 鳥インフルエンザは非常に感染力が強く、感染した動物がウイルスを広げるばかりではなく、例えば人の衣服や苦痛らに付着したウイルスが養鶏場に持ち込まれ、それにより感染拡大もします。人以外でも、非感染の小動物が養鶏場に出入りすれば、鳥インフルエンザのウイルスを持ち込むこともあり得ます。小動物としては野生のイタチ、キツネなどもありますが、人社会に密着して人を恐れず、数が多いのは放飼い猫や野良猫です。さらに猫は鳥インフルエンザは他の野生動物に比較して感染しやすく、猫から鳥への感染の可能性も指摘されています。そのため、野生動物よりはるかに鳥インフルエンザの感染のリスク原因としては、外猫は高いと言えます。
 「自由に徘徊する猫は鳥インフルエンザの感染拡大の要因である」。それは多くの論文で示されています。以下に、その一例から引用します。


野生動物による高病原性鳥インフルエンザウイルス伝播の 可能性 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター 2016年

猫による HPAIV(高病原性鳥インフルエンザウイルス)伝播の可能性
調査を実施した多くの農場で 養鶏場内あるいは鶏舎内への猫の侵入が確認された。
HPAIVは,鳥類の他にも多様な動物での感染が知られている 。
特に猫科の動物は HPAIV感染に高い感受性を示すことが知られ,国外では HPAIV感染野鳥の補食による猫での自然感染例がある。
猫が HPAIV感染野鳥の捕食等により感染する可能性のあること,さらには HPAIV感染猫が鶏への感染源となる可能性のあることを示唆しており,猫についても鶏舎内への侵入対策が必要と考えられた。



(動画)

 Highly pathogenic strain of bird flu found in 2 dead cats 「(韓国で)2匹の死んだ猫から高病原性鳥インフルエンザが発見された) 2016年12月31日

 鳥インフルエンザは、かなり以前から猫が感染し、猫から人への感染も報道されています。また引用した論文にある通り、猫から鳥への感染の可能性も指摘されています。しかしこのリスクについては、日本のマスコミはほぼ報道しません。

A highly pathogenic strain of bird flu has been discovered in two dead cats.
Citing information from health authorities,... an official from the Gyeonggi-do provincial government said the H5N6 strain,... which has infected chickens across the country,... was found in the bodies of the cats in Pocheon.
The cats were found dead this week nearby a chicken farm where the strain was first reported in November.

(韓国で)鳥インフルエンザの高病原性株が 2 匹の死んだ猫から発見されました。
保健当局からの情報として、ギョンギドウ政府の当局者は、韓国全土の鶏に感染しているH5N6株が、ポチョンで猫の体から見つかったと述べました。
猫は11月に入った今週に、同じ系統の鳥インフルエンザが最初に報告された養鶏場の近くで死んでいるのが発見されたものです。





 つまり野良猫の放置や猫の放飼いは養鶏場にとっては大変な鳥インフルエンザの感染リスクなのです。また連載で後に取り上げRますが、野良猫外猫は鳥インフルエンザのみならず、口蹄疫や豚コレラの感染拡大にも寄与しているとの学術研究が多数あります。ですから本来は野良猫は行政が捕獲し、猫は室内飼いを義務付けるのは正しいのです。
 しかしそのような状況において、TNRの推進団体が福岡県知事及び県議会に「野良猫の不妊去勢手術の公費助成を求める」要望書を提出し、」さらに賛同の署名活動を行っています。しかしTNR少なくとも早急に野良猫の数を減らす効果はありません。さらに長期的にも野良猫の数を減らす効果はないとする学術研究が多数あり、それが定説になっています。それに関する資料から引用します。


署名のお願い

公益財団法人どうぶつ基金と県下の12市町は、福岡県知事及び県議会に「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」を
2023年2月の県議会で提議できるよう2022年12月22日、知事と県議会に本要望書を一次提出しました。
この要望書が2月の議会で承認されれば、令和5年から福岡県で8,000頭の野良猫の無料不妊手術を県民に提供できます。
さらに賛同者を増やして二次提出を行うため、引き続き署名と賛同団体を募集しています。



【公益財団法人どうぶつ基金】◇緊急!署名募集中◇ 福岡県に野良猫8,000頭の無料不妊手術実施を求める要望を提出しました 2022年12月22日

 この記事は、先の公益財団法人どうぶつ基金の、福岡県知事と県議会に提出された「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」と、賛同の署名活動を報じています。


 マスコミは、TNR団体が鳥インフルエンザが過去最悪で流行している福岡県に対して、事実上の野良猫の温存策であるTNR(野良猫の不妊・去勢)への公費助成の要望と署名活動の後押しとなる報道をしています。しかしTNRは、実際には野良猫の温存策です。福岡県の養鶏業を保護するためには、現在流行している鳥インフルエンザの感染拡大を少しでも防止する施策の方がはるかに重要度が高いのです。
 猫が鳥インフルエンザの感染拡大に寄与しているとの学術研究はいくつもあります。日本は現在は行政は野良猫を捕獲するところはないと思いますが、かつては行っていた自治体がありました。猫は犬と異なり、行政に捕獲する義務はありませんが、禁止する法的根拠もありません。このような緊急時には、行政は本来野良猫対策は早急に猫を減らす効果がある捕獲と、飼猫の室内飼い飼育の義務の立法です。しかしこのような提言をしたマスコミやジャーナリストは皆無です。まさに日本は狂った愛誤亡国国家です。

 一方海外に目を向けると、鳥インフルエンザ等の家畜の感染症発生時には「飼猫を屋外に出すことの禁止」や、「行政が屋外を徘徊する猫を捕獲して殺処分も行う」ドイツがあります。罰則は大変厳しく、「鳥インフルエンザ等の流行地で飼猫を放飼いにした、遁走させた場合は3万ユーロ(420万円 1ユーロ=140円)」以下の処罰があります。また行政が外を徘徊する猫を捕獲し、飼主不明の猫は公的動物収容所に収容し、殺処分も行われます。
 次回記事では、ドイツの感染症対策での、猫に関する法令を取り上げます。いずれにしても日本ほど野良猫がもたらす感染症リスクにおいて無為無策、それどころか野良猫を温存するような野良猫愛誤な国は私は知りません。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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