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生きた子犬をニシキヘビの餌として与えた中国の動物園







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(Zusammenfassung)
Zoo in China verfüttert Hundewelpen an Schlange
In einem Zoo in China sind mehrere Hundewelpen lebendig an eine Riesenpython verfüttert worden.
Bilder, die in den sozialen Medien verbreitet wurden, dokumentieren das fürchterliche Geschehen.
Der Tierpark gibt die Tat zu, versucht sich aber aus der Affäre zu ziehen.


 中国の動物園で、「生きた子犬」を巨大なニシキヘビの餌として与えていました。そのニュースは、欧米でも報じられました。しかし動物園は、日常的に「活き餌」を展示動物に与えています。「活き餌」しか食べない動物種(特に爬虫類など)や個体もあるからです。また、展示動物の健康維持のために生き餌を与える場合もあるでしょう。活き餌と与えられる動物は、鶏やマウス・ラットなどが多いです。しかしなぜ犬を活き餌として与えると非難されて、鶏やマウス・ラットでは非難されないのでしょうか。合理的な理由は見つかりません。


 サマリーで示した事件を報じる記事から引用します。Zoo in China verfüttert Hundewelpen an Schlange 「中国の動物園は子犬を餌にして蛇に与えた」。2018年2月6日(オーストリアのメディア ドイツ語)。


In einem Zoo in China sind mehrere Hundewelpen lebendig an eine Riesenpython verfüttert worden.
Der Hebin Park Zoo in Pingdingshan ist heftig in Kritik geraten, da er Hundewelpen lebendig an eine helle Riesenpython verfüttert hat.
Der Tierpark gibt die Tat zu, versucht sich aber aus der Affäre zu ziehen.
Die Bilder verbreiteten sich rasant im Internet und zwangen den Zoo dazu, Stellung zu beziehen.
"Es wurden tatsächlich Welpen an die Schlangen verfüttert."

中国の動物園では、何頭かの子犬が生きたまま巨大なニシキヘビに餌として与えられました。
明るい色調(白変異)の巨大なニシキヘビに、生きている子犬を餌として与えたため、ピンディンシャン市にあるヘビン動物園は、激しい批判にさらされています。
動物園はその行為を認めており、やめようとしています。
(子犬を蛇に与える)画像はインターネット上で急速に広がり、動物園は方針を改めるように圧力を受けました。
「子犬たちは、実際にヘビに餌として与えられたのです」。



(動画)

 こちらがビデオニュース。Vor den Augen der Besucher: Zoo verfüttert Hundewelpen an Riesen-Python ) 「訪問者の目の前で:動物園は子犬を巨大なニシキヘビに餌として与えました」。2018年2月5日(ドイツのメディア ドイツ語 残酷な映像あり 注意)。

 一方、このニュース受けて、ドイツではインターネットフォーラムで取り上げられました。それに対する投稿コメントを紹介します。Thema: China: Zoo verfüttert Hundewelpen an eine Schlange 「テーマ:中国:動物園で子犬を餌として蛇に与える」。2018年2月6日。


・Hundelärmgeplagter
Warum fürchterliches Geschehen?
Das Fleisch wird bestens verwertet, ein späteres Bellen bleibt aus!
Zwei Vorteile!

・Caldaretta
Endlich mal eine sinnvolle Nutzung der Hundsbrut.

・犬の騒音に悩まされている者
なぜ恐ろしい出来事なのですか?
犬の肉が最も有効に活用され、犬がその後で吠えることはありません!
2つの利点があります!

・Caldaretta
犬の飼育において、最後に犬を有効活用しました。



 私は、フランスのリゾート地で、サメ釣りで生きた子犬と子猫を餌にして、観光客が非難されている事件を取り上げたことがあります。この事件では、アニマル・シェルターが観光客に収容した犬猫を、「サメ釣りの活き餌」として、安価に販売していました。こちらが私の記事です。生きたままサメの釣り餌にされる子犬子猫~フランスのリゾート島での動物虐待
 一般に動物園は常に活き餌を購入し、展示動物たちに与えています。今回の記事にあるように、「活き餌」でなければ食べない動物もいます。特に爬虫類、その中でも蛇はその傾向が強いと思います。また、動物の健康管理上活き餌を与える場合もあるようです。ですから、「生きた鶏」や「生きたマウス・ラット」を日常的に給餌しています。なぜ「犬」や「猫」ならば非難されるのか。鶏やラット・マウスならばなぜ批判されないのか。冷静になってこの事件を、動物福祉について考えてみるきっかけにするのも良いかもしれません。


(動画)

 サメ釣りで生き餌としてもちいられているのは、犬の他猫もあります。LIVE CAT FOR SHARK BAIT...2011年2月20日公開。




(画像)

 最大のヨーロッパ大ナマズ。イタリア、ポー川で2015年に釣り上げられました。ヨーロッパオオナマズは、体長2マートル以上になり、犬が襲われて呑まれる事故も度々起きています。ヨーロッパ大ナマズを釣り上げるために生きたニワトリを餌にすることが、ヨーロッパではしばしば行われます。しかし、上記の、生きた猫をサメ釣りの餌にすることは非難されていも、ナマズ釣りに生きたニワトリを用いることを非難する人はいません。
 Italiener fängt Weltrekord-Wels 「イタリア人はナマズでの世界記録を更新しました」。2015年2月27日。(動画あり)。

 オオナマズヨーロッパ





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呆れた「中国犬肉祭り」の反対署名サイトの嘘捏造



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中国
China


 中国の玉林(ユーリン市)では、夏至の頃に犬を大量に屠殺して食べる祭りがあります。欧米では、この「ユーリン犬肉祭り」を批判し、停止を求める署名サイトが多数あります。その一つですが、「ユーリンの犬肉祭り」の残酷さをことさら強調する目的でしょうが、犬を生きたまま、まるごと鍋で煮込む料理の画像が掲載されています。しかしこの画像は、中国やユーリンとは全く無関係の、ドイツの犬嫌いサイトgegenhund 「反犬サイト」に投稿された、ジョークの偽画像です。


 まず問題の、「ユーリン犬肉祭り反対署名サイト」です。Shut down the Yulin dog meat festival! 「ユーリン犬肉祭りをやめさせよう」。キャンペーン開始は、2016年10月1日です。以下にその趣旨を引用します。
 

(英語)
Did you know, every year, on the summer solstice, thousands of dogs are rounded up to be eaten in Yulin, China as part of a Dog Meat Festival?
By signing our petition, you’re joining a global movement with like-minded people who want to shut down this heinous festival and trade.

あなたは毎年夏至に、中国のユーリン市で数千頭犬が犬肉祭りの一環として食べられるために、切り裂かれていることをご存知でしたか?
私たちの請願書に署名することにより、あなたはこの凶悪な祭りと、犬肉の商業取引を停止させたいとする志を同じくする人々と、世界規模での運動に参加することになるのです。



(画像)

 「ユーリン犬肉祭り反対署名サイト」です。Shut down the Yulin dog meat festival! 「ユーリン犬肉祭りをやめさせよう」の冒頭に掲載されている、「犬肉料理」の写真。


gegenhund 犬肉レシピ


 上記の画像ですが、全く同じ画像がドイツの犬嫌い者のためのサイト、gegenhund 「反犬サイト」の、Hundefleisch-Rezepte 「犬肉レシピ」というスレッドに投稿があります。こちらです。Würziger Sauerhund 「スパイシーで酸味がある犬肉料理」。 
 この投稿は2013年8月19日のもので、先の「ユーリン犬肉祭りをやめさせよう」の反対署名サイトの立ち上げより3年も前のことです。明らかに、「ユーリン犬肉祭りをやめさせよう」という、署名サイトが、gegenhund「反犬サイト」の画像を無断盗用したものです。さらにこのジョークの偽犬肉料理で、ユーリンの犬肉祭りの残酷さを強調しようと意図したと思われます。Würziger Sauerhund 「スパイシーで酸味がある犬肉料理」から引用しますが、この投稿では、中国やましてやユーリンの犬肉祭りのことは何一つとして言及していません。


(ドイツ語)
Man "besorge" einen Klein caniden, ent felle und ent dar me ihn vorsichtig und lege ihn mit folgenden Gewürzen in einen geeigneten Steinguttopf: Wacholder, Senfsamen, Rosmarinzweige, Zucker, Salz, Pfefferkörner, Knoblauch und Papayaschale (siehe Foto).
Die Menge der Zutaten wird nach eigenem Ermessen entschieden, je nach Größe und Art des Schadköters.
Abschließend bedecke man das Ganze mit einem passenden Holzbrett, beschwere es mit einem Stein o.ä.
be gieße es langsam mit einem trockenen Weißwein bis der Canide ertrunken ist.

小さな犬を入手し、耳鼻の皮の扱いは丁寧にします。
ジュニパー(ワコルダー。ジンの香り付けなどの用いる針葉樹の実。香辛料)、マスタードシード、ローズマリー、砂糖、塩、コショウ、ニンニクとパパイヤの皮などのスパイスとともに、それらを以下のような適当な土鍋に入れます(写真を参考にしてください)。
それらの材料の量は、有害な雑種犬の大きさや種類に応じて、その適宜加減してください。
最後に、木の板で蓋をして全体を覆い、石などで重石をします。
犬は辛口の白ワインがゆっくりと注がれることにより、溺死します。



 この文章からして「犬を生きたまま鍋に入れて蓋をして、白ワインを注いで犬を溺死させる」などとは、現実的にはありえず、ジョークであることは明らかです。また写真の犬も、不自然なほどきれいで整っています。おそらく本物の犬ではなく、犬の置物などを塗装したのではないでしょうか。
 また、Hundefleisch-Rezepte 「犬肉レシピ」というスレッドには、次のような、susi-hund 「寿司犬」の投稿もあります。これは明らかに合成画像です。以上より、Hundefleisch-Rezepte 「犬肉レシピ」のスレットの投稿は、合成画像、偽物、ほかの食肉を用いて犬肉とするなどの、あくまでも「ジョーク」で「偽犬肉料理」の投稿を楽しむサイトです。このようなジョーク画像を「ユーリンの犬肉祭り」の残酷さを強調するために勝手に盗用し(立派に著作権の侵害です)、嘘捏造を行うとは、動物愛護(誤)活動家にはあきれ果てます。また、このような不自然な、よく見ればフェイクとわかる画像でもなんら疑義を唱えず、頭に血が登って署名するする人ばかりというのも、いわゆる動物愛護(誤)家の知性のなさの証明だと思います。


(画像)

 gegenhund 「反犬サイト」の、Hundefleisch-Rezepte 「犬肉レシピ」のスレットの投稿にある、susi-hund 「寿司犬」。この画像は、合成であることが明らかです。

gegenhund 犬肉レシピ1 (284x177)


(訂正)

 記事の内容を訂正します。このような情報提供がコメントで寄せられました。

2011年にはこの画像は出回っていたらしいので
Gegenhundの方も拾い画像で投稿したのではないでしょうか

20/11/2011
http://fandeloup.centerblog.net/6499782-chine
2011.01.24
http://blog.daum.net/ggdzz/7804514

続・「毛皮は生きたまま剥がされる」と信じ、集団ヒステリー化する愛誤衆愚



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中国
China


 記事、「毛皮は生きたまま剥がされる」と信じ、集団ヒステリー化する愛誤衆愚、の続きです。「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」という一種の神話が定着しています。「毛皮は生きたまま剥がされるため、大変動物に苦痛を与える残虐な行為である」として、毛皮産業の攻撃をしたり、毛皮反対運動を過激に行う動物愛護(誤)団体が数多くあります。しかし「毛皮の生き剥ぎは一般的に行われている」は捏造された情報と言って差し支えありません。通常毛皮は、生きたままはがされるということは行われません。前回記事では、「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」という、捏造と言って差し支えない情報を、動物愛護団体やTVメディアが広めていることを書きました。今回は、「毛皮が全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」という情報が捏造である根拠について述べます。


 まず最初に、「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」という情報に対して、一般社団法人 日本毛皮協会が反論しています。一般社団法人 日本毛皮協会 異論・反論、平成20年3月28日、から引用します。


1)うさぎ
うさぎは明らかに食用は主であり、毛皮は副産物です。
これらの動物(食用が主であり、毛皮、皮革が副産物である動物)は、格別残酷な殺され方をしているわけではありません。
怯える時間をできるだけ作らずに、仮死または即死させています。
血を抜いて動物が死亡してから皮をはいでいきます。

2)狐とミンク
電気ショックや一酸化炭素若しくは二酸化炭素中毒により殺されますが、動物が怯える時間を持たないように即死する方法が取られます。
それから毛皮を剥いでいきます。

毛皮を剥ぐ時に、毛の面も皮の面も傷がつかないようにする事です。
毛の面に傷がつけば使用面積が減るので、値段が下がってしまいますし、皮の面の傷は、すべての毛を鞣しの工程の途中で失いかねませんので、毛の面の傷よりも更に値段がつかなくなります。
又、皮の面に多くの動物の血痕が残りますと、皮が腐ってしまいますので、その場合には、毛皮は無価値になってしまいます。


 「毛皮の生産現場では、皮を剥ぐ前には必ず仮死または即死させる」ことが強調されています。その理由として、「毛皮を剥ぐ時に、毛の面も皮の面も傷がつかないようにするため」としています。生きたまま皮をはぐのは作業効率も悪く、なによりも動物が暴れ毛の面も皮の面も傷つけてしまいます。「棍棒でめった打ちして気絶した状態で、中途で覚醒し、動物が暴れている状態で皮を剥げば、毛皮を傷つけて売り物として台無しにしてしまう」ことは確実です。
 また、食用が主な種では、先に血抜きをすることが述べられています。完全に放血した状態であれば、その動物は絶命しています。先に血抜きをする理由は、血が残っていると、毛皮に血が付着してこれもまた、毛皮の商品価値を下げてしまうからと思われます。
 毛皮生産者は営利事業者です。「生きたまま毛皮を剥ぐ」ことは、「余計な手間が掛かり、毛皮の商品価値を下げる行為」です。営利を目的とした事業者が、わざわざ不利益になる方法を選ぶ合理的な理由はありません。

 次に、「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」との主張を検証します。これらは、多くの矛盾点があります。'TV동물농장' 산채로 가죽벗기는 中모피시장 고발「【[TV動物農場] 生きたまま皮を剥ぐ中国毛皮市場 告発】 STARNEWS  MINITODAY   ぺ・ソンヨン記者 2011.1.25 11.12」から引用します。ペ・ソンヨン記者は、 2011年に「中国の毛皮産業の生き剥ぎ」のドキュメンタリー番組を制作した韓国のTV局、SBSの記者と思われます。
 日本語訳は、地球生物会議 ALIVEによるものです。(記事1) 【生きたまま毛皮を剥がされる動物、それでも毛皮を着るのか】 [ソウル= NAVER NEWSIS]  キム・ジョンファン記者 2011-01-25 


動物たちの毛皮を剥ぎとる過程は、さらに衝撃的だった。
棍棒でめったやたらに殴りつけ気絶させた。
続いてすぐに皮を剥がし取った。
タヌキが死んだ後に作業をすると、血が固まりながら皮が硬くなって、剥がすのが難しくなるだけでなく、商品価値も落ちるという理由からだった。
皮をすべて剥がされたとき、タヌキがかろうじて意識を取り戻したことだ。
タヌキは前足を動かしながら、皮を失くした自分の体をみつめながら死んでいった。
「死んだ後に毛皮を剥がすと思っているだろうけど、今回の放送を通して毛皮の獲得方法が知られ~」。


 この記述で疑わしいのはまず、「1、棍棒でめったやたらに殴りつけ気絶させた」です。棍棒でめったやたらに殴りつければ、毛皮に傷が付き、商品価値が下がります。
 それと「2、タヌキが死んだ後に作業をすると、血が固まりながら皮が硬くなって、剥がすのが難しくなるだけでなく、商品価値も落ちる」です。毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」と」主張している人たちは、「殺してから時間が経つと死後硬直するので革をはぐのが難しくなる」としています。しかし死後硬直が始まるのは、「通常死後2 - 3時間程度経過してから徐々に内臓、顎や首から始まり、死後12時間ほどで大関節,末梢関節などの全身に及ぶ」とあります。(死後硬直)。つまり全身の筋肉にまで硬直が及ぶのは最大12時間もかかるということです。つまり「死後硬直を回避するために生きたまま毛皮を剥ぐ」のは真っ赤な嘘です。
 「血が固まりながら皮が硬くなって、剥がすのが難しくなる」も明らかに嘘です。むしろ生きていて出血している状態であれば、さらに動物が暴れていれば、血液が毛皮に付着します。そうなれば毛皮は汚損で売り物にならなくなるのです。

 牛や豚などの食用が主な家畜で皮革を得る場合も、完全に放血(放血後は完全に絶命している)した後に行われます。毛皮獣であっても、副産物として皮革を得る場合でも、動物の死後硬直という現象は同じく進行します。
 食用が種の家畜で問題なく絶命後、さらに完全に血抜きをした後に皮を剥いでいます。毛皮を目的とした動物だけが、生きたまま皮を剥がなければならないというのは矛盾しています。「死んだ後に作業をすると、血が固まりながら皮が硬くなって、剥がすのが難しくなる」は明らかに嘘です。

 ではなぜ、このような捏造情報が動物愛誤団体により意図的に流され、またTVという多くの視聴者を集めるメディアが報じるのでしょうか。私が想像するには、動物愛護団体の利権(例えばアニマルライツを名目にした寄付金集めや知名度の向上など)を目的としていることです。
 また韓国のTVなどの巨大メディアの捏造番組は、例えば隠れた政治的背景の存在も否定できません。例えば韓国は、歴史的に反中感情が強い国民です。長く中国の属国だった歴史があります。また近年の中国の著しい経済成長に対しての、中国の脅威もあります。反中の韓国人が多ければ、中国批判は視聴率を集めることができます。いずれにしても、メディア等が発信する情報は鵜呑みにしてはならないと思います、冷静になることと、矛盾点があれば盲信しないほうが良いでしょう。


(画像)

 「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」と主張している人は、「毛皮の生き剥ぎ」のビデオを証拠だとしています。しかし「例外」を「普遍」とするのは嘘付きの常套手段です。確かに「生き剥ぎ」のビデオ映像は、加工でもしない限り、「そのビデオに映った」事実は存在します。しかしそれがイコール、中国の毛皮産業全て、ましてや「毛皮は全てが生きたまま剥がされる」ことの証明にはなりません。
 以下の画像は、NHKが制作した番組、「地球イチバン 地球でイチバンペットが幸せな街ベルリン」のHPです。「ベルリンでは市街地でも大型犬が首輪なしリードなしで歩き回り~」とあります。この映像を根拠に、「ドイツではノーリード(は和製英語で通じませんが)が許されている」と主張している人が多数います。しかし真実は、「ベルリン州では市内は全域でリードは1m以内が義務です。違反者は最高5000ユーロの罰金。リードなしの犬は警察官に射殺されることもあります」です。このような映像をつくろうと思えば、大型犬の飼い主に金を払って、撮影時だけリードを放してもらえば簡単に捏造できます。なお、このHPに記載されていることはほぼ全てが嘘です。

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(参考資料)

 【エンタメよもやま話】“犬喰い”韓国…ネコも生きたまま煮込み精力スープに! あり得ない“残虐食文化 ... 。「毛皮は全て生きたまま剥がされる」と、「韓国では猫を生きたままそのまままるごとゆでてスープにする」という、荒唐無稽な嘘情報を真に受けている愛誤の主張にうんざりします。
 あまりの必死ぶりが、見ていてイタイですね。これらの嘘情報の根拠は共通しています。折々、「韓国や中国では猫を生きたまままるごと茹でる」という情報の欺瞞についても論じたいと思います。


(動画)

 ウサギの毛皮を剥ぐ様子(ロシア語。「猫」とありますが、実際はウサギです)。2012年6月16日公開。血抜きをした後で、完全に絶命した後に皮を剥いでいます。ですから「死んだ後は血が固まって皮をはぐのが困難になる」は、完全に嘘であることがわかります。

「毛皮は生きたまま剥がされる」と信じ、集団ヒステリー化する愛誤衆愚



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 「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」という一種の神話が定着しています。「毛皮は生きたまま剥がされるため、大変動物に苦痛を与える残虐な行為である」として、毛皮産業を攻撃をしたり、毛皮反対運動を過激に行う動物愛護(誤)団体が数多くあります。しかし「毛皮の生き剥ぎは一般的に行われている」は捏造された情報と断言して差し支えありません。通常毛皮は、生きたままはがされるということは行われません。「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」という、捏造と言って差し支えない情報を、動物愛護団体やTVメディアが広めています。


 「毛皮は全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる。極めて残虐で、動物に苦痛を与える行為である。だから毛皮は全廃すべきだ」と主張し、毛皮反対運動を過激に繰り広げる動物愛護(誤)団体があとを絶ちません。また、彼らがその根拠としている「毛皮の生き剥ぎ」のビデオがいくつか公開されており、TVドキュメンタリーも韓国で2011年に放映されました。いずれも中国で行われていたとされています。
 「毛皮は生きたまま剥がされる」と主張し、その根拠として韓国のTVドキュメンタリー番組を挙げている動物愛護(誤)団体があります。そのHPの記述を見てみましょう。


地球生物会議ALIVE 中国の毛皮の実態をTV放映

中国:生きたまま毛皮を剥ぐ行為は現在も行われている事実です。
動物たちの毛皮を剥ぎとる過程は、さらに衝撃的だった。
商人はタヌキ一匹を連れてくると、棍棒でめったやたらに殴りつけ気絶させた。
続いてすぐに皮を剥がし取った。
タヌキが死んだ後に作業をすると、血が固まりながら皮が硬くなって、剥がすのが難しくなるだけでなく、商品価値も落ちるという理由からだった。
その少し後に、さらに驚愕な状況が展開された。
皮をすべて剥がされたとき、タヌキがかろうじて意識を取り戻したことだ。
タヌキは前足を動かしながら、皮を失くした自分の体をみつめながら死んでいった。
動物愛実践協会のパク・ソヨン代表は、「死んだ後に毛皮を剥がすと思っているだろうけど、今回の放送を通して毛皮の獲得方法が知られ~」。


(動画)

 また2005年には、動物愛誤団体PETAが中国河北省の毛皮生産業者に潜入して実態を告発、ビデオを公開しました。それを受けて再び韓国のTV局SBSが2011年に取材し、先に挙げた、動物愛護(誤)団体、ALIVEが紹介している番組を制作しました。タヌキを 鈍器でめちゃくちゃに殴りつけて気絶させ、生きているまま皮を剥ぎ取る様子が写っています。PETAによる2005年制作のビデオのオリジナル版はインターネット上から削除されているようですが、以下のビデオは2005年のPETAが製作したビデオを編集したものと思われます。
 日本語のテロップで「毛皮は生きたまま剥がされる」「意識があるうちにはがされる」と繰り返されています。強く「毛皮の生産においては、全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」ことを強く印象付ける内容です。




 さて、上記の毛皮の生産現場はいずれも中国です。2005年にPETAが中国の毛皮産業の実態を暴いたとしました。そしてそれに追随して同様の内容で、2011年に韓国SBS(TV局)が追随してTVドキュメンタリーを制作しました。「毛皮は、中国では全てか、ほとんどが生きたまま剥がされる」と強く印象付ける内容でした。
 これらの情報により、日本でも「毛皮生産においては、動物が生きたまま毛皮を全てか、ほとんど生きたまま剥がされる」が定着しています。中国という一国の中の、一部の業者の例外ではなく、「一般的な毛皮生産方法」として、「生き剥ぎが行われている」です。そして「生き剥ぎ」が極めて残酷であり、毛皮産業の攻撃や毛皮を全廃すべきという、彼らの主張の根拠となっています。

 では真実はどうなのでしょうか。一般社団法人 日本毛皮協会は「通常毛皮生産においては生き剥ぎは行われない。それが一般的な方法であるとはありえない」と完全否定してます。さらに、一般社団法人 日本毛皮協会は、中国での毛皮の生き剥ぎについて、中国政府に調査を依頼しています。中国政府も、PETAの「毛皮の生き剥ぎ」ビデオについては、「インターネットで流された映像は、動物養殖の現場で撮られた物ではなく、事実ではない」と完全否定しています(つまり「捏造」)。
 では、なぜ中国の「毛皮の生き剥ぎ」が捏造されたのでしょうか。その理由を次回記事で私の思うところを書きます。また「毛皮の生き剥ぎ」は、毛皮生産者にとっては、経済的合理性に真っ向から反するのです。毛皮をはぐ場合は、動物を完全に絶命させた後の方が作業効率も良く、毛皮の汚損毀損もないのです。営利業者がわざわざ経済原則に反する行為をすることはありえません。それらについては、一般社団法人 日本毛皮協会 異論・反論、で述べられています。その解説も、次回記事で書きます(続く)。


(動画)

 ウサギの毛皮を剥ぐ様子(ロシア語。「猫」とありますが、実際はウサギです)。2012年6月16日公開。血抜きをした後で、完全に絶命した後に皮を剥いでいます。ですから「死んだ後は血が固まって皮をはぐのが困難になる」は、完全に嘘であることがわかります。

中国の犬肉祭りに過激に反対する日本人の滑稽さ



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 記事、
玉林の犬肉祭りを報じるスイスのメディアの厚顔無恥~中国人の「犬を食べたことがある」割合は20%未満、スイス人の「猫を食べたことがある」割合は48%
玉林犬肉祭り考~先鋭的な反対活動家がいるアメリカはほとんどの州(44州)で犬猫の食肉目的の屠殺が合法
続・玉林犬肉祭り考~先鋭的な反対活動家がいるアメリカはほとんどの州(44州)で犬猫の食肉目的の屠殺が合法
事実上犬肉が合法的に生産されているハワイ州
の続きです。日本では、中国や韓国の犬食に対して猛烈の反対している人たちがいます。彼らが中国や韓国の犬食に反対する理由は、全て根拠薄弱です。上記の記事で書きましたが、犬食は欧米先進国でも行われています。スイスはかなり一般的です。またアメリカ合衆国、カナダも同様です。



 私は中国の玉林(ユーリン)犬肉祭りに反対する、Face BookなどのSNSやブログをいくつか確認しました。彼らの反対の根拠は、主に次の3つです。しかしいずれの理由も根拠薄弱です。
1、犬猫と言う愛玩動物を食べるのは動物愛護に反するし、世界的普遍的な倫理観にも反する。
2、屠殺の仕方が残酷である。
3、飼い犬を盗んで犬肉祭りに用いる。


 「1、」についてはサマリーで挙げた記事で既に書いたとおり、犬食習慣があるのは中国などのアジアの一部の国だけではありません。先進国においても例えば、しかしアメリカ合衆国では、50州のうち、44州が犬猫を食用目的で屠殺することが合法です。州によってはかなり犬食が一般的です。その他スイスやカナダでもかなり犬肉は食べられています。中南米や東南アジアでも、かなり多くの犬食習慣がある国があります。ですから、「犬猫と言う愛玩動物を食用にするのは動物愛護に反し、世界的普遍的な倫理観にも反する」は当てはまりません。
 また「犬猫と言う愛玩動物に限り、食用にしてはならない」という倫理観は世界的普遍的ではありません。例えば50州のうち44州で犬猫の食用目的の屠殺が合法なアメリカ合衆国では、馬の屠殺が連邦法で禁じられています。アメリカ合衆国が連邦法で馬の屠殺を禁じている件については、後の記事で詳述します。

 「2、」の「屠殺の仕方が残酷」ですが、中国の犬肉祭りにことさら反対している動物愛誤団体の誇張もあると私は推測します。私が確認した玉林犬肉祭りの動画では、犬はハンマーで頭部を強打して屠殺していました。多くの国では、食用の家畜の屠殺では、それがスタンダードな屠殺方法です。また感電死も行われていますが、感電死は、日本でも豚の一般的な屠殺方法です。
 対して宗教上の理由から、残酷な屠殺方法を行っている国があります。例えばドイツでは「屠殺の場合は、放血前に動物を気絶させなければならない」と動物保護法で定められています。しかしイスラム教に則った屠殺では、例外を認めています。イスラム教での屠殺は、放血前に家畜を気絶させることはしません。これはかなり残酷な屠殺方法です。もし玉林の犬肉祭りが「屠殺方法が残酷」という理由で反対するのならば、明らかに残酷なドイツなどのハラール屠殺に反対しなければ筋が通りません。

 「3、」の「飼い犬を盗んで犬肉祭りに用いる」ですが、これもこじつけでしょう。犬肉祭りで屠殺される犬は、約1万頭とされています。一部の犬は盗んだものである可能性がありますが、これほどの数になれば大多数が食用に繁殖されたか、もしくは所有者のない野良犬と思われます。
 ハワイ州での犬肉習慣を伝えるアメリカのマスメディアは、「ハワイでは飼い犬や迷い犬を盗んで食用にする」とあります。またスイスの猫食では、大学院生がドキュメンタリー映画を作成し、「放し飼い猫がハンターに撃たれて、食用にされるケースもある」としています。また「犬を食する倫理観」と「窃盗」は別問題で、分けて考える必要があります。
 以上より、「1、」「2、」「3、」の、中国の犬肉祭りに反対する日本の根拠が、いずれも薄弱であることがお分かりいただけると思います。

 関連記事に投稿されたコメントを紹介します。このコメントは、私は的を得ていると思いましたし、荒唐無稽な憶測とは言えないと思います。
 続・玉林犬肉祭り考~先鋭的な反対活動家がいるアメリカはほとんどの州(44州)で犬猫の食肉目的の屠殺が合法に投稿されたコメントです。


海犬に似ている
鯨/海豚の食習慣は奪われてしまいました。
そして日本人は海犬の攻撃を受け、愛誤のからくりに気がついてしまいました。
この記事の場合はたまたま犬食習慣が残っている玉林市が愛誤に狙われたにすぎません。
愛誤のいつものパターン、ストーリー作り→パフォーマンス→寄付金募集です。
また「営業妨害」「窃盗」「犬食」は分けて考えねばなりません。
犬を10ドルで買い上げているので営業妨害ではなさそうです。
「犬を救うにはお金がいるんだよ」という愛誤宣伝用の映像と疑わざるを得ません。
「窃盗」はアヒル/鶏泥棒もいますので、犬食のみ問うのは間違いです。
こういう団体にコンタクトをとってしまうと「寄付金しろ」「活動に参加しろ」とメールが来ることが予想されます。
関わらぬのが身のためです。
2016-07-13(12:50) : ケムンパ



(動画)

 玉林(ユーリン)犬肉祭りに反対する団体の、署名活動のために作成されたサイト。Stoppt dasHundefleisch-Festivalin Yulin!「玉林(ユーリン)犬肉祭りをやめさせよ!」。
 こちらの署名サイトの説明では、Für das Hundefleisch-Festival im chinesischen Yulin werden Hunde zu Tode geprügelt und ausgeblutet. 「中国の玉林の犬肉祭りでは、犬を撲殺しから放血する」とあります。またビデオでも、犬をハンマーで屠殺している様子が撮影されています。こちらがその様子を撮影したビデオです。Stoppt dasHundefleisch-Festivalin Yulin!


(お知らせ)

 ブログページの右フリーエリアで、「中国の犬肉祭りに関するアンケート」を行っています。よろしければ投票してください。2016年9月末日まで。
 早速のアンケートご協力ありがとうございます。「猫肉まつりはどこで行われているのですか」という質問がありましたので、ペルーの猫肉祭りの動画を貼っております、ペルーの猫肉まつりは、複数の地方で行われているようです。ペルーの猫肉まつりはかなり盛んなようです。Cat meat served at annual religious festival。




(動画)

 European restaurant serves dog and cat meat. New restaurant called La Table Suisse is first to serve dog and cat meat in Europe. 「ヨーロッパのレストランでは、犬と猫の肉を提供しています。ヨーロッパの、La Table Suisseと呼ばれる新しいレストランでは、犬と猫の肉を提供する最初のレストランです」。2016年。閲覧注意。


プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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