fc2ブログ

北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在し家畜がトキソプラズマ感染している~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

Denmark (Greenland)/Dänemark (Grönland)

 記事、
野良猫が異常に多いイギリス~第二の都市バーミンガムでは人口と同じ100万匹の野良猫がいる
野良猫900万匹と異常に多いイギリスはドイツなどと異なり、猫の狩猟は事実上禁止されている
野良猫900万匹と異常に多いイギリスは行政が野良猫の捕獲収容を行わない特異な国
野良猫の数が900万匹と異常に多いイギリスでは行政がずさんなTNRを推奨し行われている
小野塚知二東大教授の研究の「イギリスでは野良猫が消滅した」の出典とは?~イギリスの野良猫数は900万匹とされている
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の根拠は便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか~イギリスには900万匹の野良猫がいる
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の典拠は全て噓の便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか
東京都とほぼ同じ人口のバイエルン州には野良猫が東京都の5倍いる~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無知
「ドイツには野良猫が~300万匹いる」とのドイツの資料は多数ある~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の狂気
野良猫の増加に悩むニーダーザクセン州は猫の狩猟を緩和する法改正を行った~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無学
小野塚知二東大教授らの「ドイツには野良猫がいない」の典拠は自作自演?ドイツには~300万匹の野良猫がいる
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在しトキソプラズマ感染で野生動物に害を及ぼしている~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
の続きです。
 小野塚知二東大教授が科研から補助金を受けている「イギリス、ドイツで野良猫が消滅した社会的背景」との研究の典拠と思われる環境省審議会の「イギリスとドイツでは高緯度で気候が厳しいので野良猫はいない」との資料があります。しかしこの資料の海外に関する記述はほぼ全てがデマ嘘です。
 グリーンランドは大半が北極圏に属します。そのような酷寒の地ですら野良猫が存在します。それらの野良猫はグリーンランドの家畜のトキソプラズマ感染症の原因となっています。イエネコほど生息域の拡大と個体数の増加に成功した種は例を見ません。人の生活圏ではよほど人為的に致死的駆除を行った離島以外では、北極圏を含めて野良猫が生息していない場所はないと言えます。



 グリーンランドは世界最大の島で、現在はデンマーク王国に属します。サマリーで示した通り、領土のほとんどが北極圏内という、酷寒のグリーンランドでも野良猫が原因の家畜のトキソプラズマ感染症が発生しているとの、論文から引用します。


Zoonotic pathogens in wild muskoxen ( Ovibos moschatus ) and domestic sheep ( Ovis aries ) from Greenland 「グリーンランドの野生のジャコウウシ (Ovibos moschatus) と家畜の羊 (Ovis aries) における人獣共通病原体」 デンマーク スタテンス血清研究所の研究員らによる 2021年8月

The present study aimed to estimate the prevalence of zoonotic Toxoplasma gondii in muskoxen (Ovibos moschatus) and sheep (Ovis aries) from Greenland.
In 2017 and 2018, faecal samples were collected from wild muskoxen from three distinct populations (Zackenberg, Kangerlussuaq, and Ivittuut) and from domestic sheep from southwest Greenland.
The estimated T. gondii seroprevalence was 2% and 0% in muskoxen from Kangerlussuaq and Ivittuut, respectively, and 1% in sheep.

本研究はグリーンランドのジャコウウシ (Ovibos moschatus) とヒツジ (Ovis aries) における人獣共通感染症の、トキソプラズマ・ゴンディの有病率を推定することを目的としました。
2017年と2018年に、3つの異なる集団(ザッケンベルグ、カンゲルルススアーク、イヴィトゥウト)の野生のジャコウウシと、グリーンランド南西部の家畜の羊から糞便試料が収集されました。
トキソプラズマ・ゴンディの血清有病率の推定では、カンゲルルススアークとイヴィトゥウトのジャコウウシではそれぞれ2%と0%、ヒツジでは1%でした。



 前回記事では、グリーンランドに生息するホッキョクグマのトキソプラズマ感染が成獣で21%と、極めて高いことを取り上げました。ホッキョクグマはイルカやクジラ類と異なり広い範囲で回遊せず、生涯北極圏で過ごします。ですからグリーンランドのホッキョクグマのトキソプラズマ感染は、グリーンランドの野良猫が原因であることが強く疑われます。
 ホッキョクグマが、トキソプラズマに北極圏以外で感染した回遊する海洋哺乳類を捕食することによりトキソプラズマに感染した可能性は否定できません。しかしグリーンランドで飼育されている家畜(ヒツジ)のトキソプラズマ感染は、グリーンランド領土外で感染した可能性は否定されます。ヒツジは草食で、グリーンランド以外でトキソプラズマに感染した動物を捕食することにより感染することがあり得ないからです。野良猫がトキソプラズマのオーシストが含まれた糞便を排泄し、それに汚染された草や水をヒツジが摂取すること以外に考えられないからです。

 又私はすでに記事にしていますが、国土の一部が北極圏にかかるアイスランドですら野良猫はいます。アイスランドでは生態系保全のために、過去に何度も野良猫の掃討事業を実施しました。しかしいまだに根絶に至っていません。
 アイスランドでは野良猫に給餌する者もいますし、野良猫保護団体もあります。近年は野良猫のTNRまで行われ、その活動を合法として自治体に認めるように働きかけるTNR団体すらあります。(*)

(*)
アイスランド

 しかし「イギリスとドイツでは野良猫はほぼいない。高緯度で気候条件が厳しいのが要因だ」という、狂人の妄想レベルのデマ文書を環境省が出しています。イギリス、ドイツとも温帯に属し、グリーンランドやアイスランドよりはるかに温暖です。イギリス、ドイツとも野良猫が多く、その存在と増加は生態系への悪影響等が問題視されています。


動物愛護管理をめぐる 主な課題への対応について(論点整理) 平成 30 年 12 月 中央環境審議会動物愛護部会 (環境省)

動物の保護・譲渡活動は、海外(イギリス、ドイツ)では、民間団体が寄付金等の自己資金を用いて実施している。(*)
これらの国では、日本と比べて屋外の生活環境が厳しい(高緯度なので寒い)ことや野良犬や野良猫が有害鳥獣として駆除(*1)されること等もあり、野良犬や野良猫がほとんど存在せず、シェルターに収容される動物の多くは飼い主が所有放棄したものが多いという。(*2)
一方、日本の場合は、北関東や西日本を中心に野良犬の収容が多く、全国的に野良猫の数も多いことから、保護収容し
た個体のうち人間との社会化ができておらず、馴化が困難で飼養に適さないものも多い。


(*)
イギリスは犬に限り、所有者不明のものの一次収容は自治体(行政)に義務付けられ、民間が行うことができない.ドイツは犬猫とも所有者不明であれば自治体(行政)しか一次保護ができず、民間は行えない。

(*1)
ドイツは犬猫とも通年飼犬猫も含めて狩猟対象であるが、イギリスは犬は全土で狩猟が禁止されている。猫はガーンジー島とマン島の離島に限り、完全に野生化したもののみ狩猟が許可されている。

(*2)
ドイツでは所有者不明犬猫の保護は行政しか行えず、一定期間飼主返還と緊急的な殺処分が行われ、その後残った犬猫を民間ティアハイムに委譲する。民間保護施設の行政から移譲された犬猫は8割(つまりもと野良犬猫)で、日本の公的施設と変わらない。イギリスでは所有者不明犬の保護は行政の責務であるが、自治体が保護した年間の所有者不明(野良)犬の数は、日本の公的施設よりはるかに多い。


 短い記述ですが、よくここまで嘘デマを詰め込むことができるものと感心します。まさにキチガイ、バカの証明(笑)。おそらく環境省の審議会委員が無知無学で「イエネコの原種はリビアヤマネコだから、亜熱帯の砂漠気候が生息域で寒さに弱い」と勝手に妄想しているのでしょう。しかしリビアヤマネコの自然の生息域はロシアのカスピ海沿岸にまで及びます。亜種とされているヨーロッパヤマネコの自然生息域の北限は、スコットランド北部(モスクワより緯度が高い)の高山地帯です。
 今回記事で書いた通り、領土のほぼ全てが北極圏に位置するグリーンランドでも野良猫が存在し、野良猫を保護する団体すらあります。国土が北極圏にかかるアイスランドでも、野良猫による生態系への被害が深刻で国は何度も野良猫の掃討事業を行っていますが根絶に至っていません。近年はTNR活動が行われ、合法化を求める団体があります。

 小野塚知二東京大学教授らの、科研から補助金を受けている研究、「イギリスとドイツでは野良猫がいない。その社会的背景」ですが、「イギリスとドイツには野良猫はいない」という、前提自体に誤りがあります。小野塚知二狂授の「イギリスとドイツでは野良猫がいない」の典拠は、上記の寛容省の審議会議事録、動物愛護管理をめぐる 主な課題への対応について(論点整理) 平成 30 年 12 月 中央環境審議会動物愛護部会 と思われます。
 しかしこの資料は「(イギリスとドイツは)日本と比べて屋外の生活環境が厳しい(高緯度なので寒い)こと等もあり、野良犬や野良猫がほとんど存在せず」 は大嘘です。その記述以外でも、この資料は海外に関する情報はほぼ全てがデマ大嘘であることはすでに述べた通りです。このような典拠も示さず、狂人の妄想作話レベルの資料を典拠にするとは、小野塚知二狂授らの知能は底辺だと思います。科研の補助金決定も不正すら疑われます。


(画像)

 淡青(東京大学広報誌) から。

小野塚知二 淡青


 小野塚知二狂授らは、小野塚知二狂授の上記の妄想の、「ドイツには野良猫がいない社会的背景」という、中学生以下の研究で科研に補助金を申請し、驚くことにそれが認められています。その共同研究者一覧を下に提示します。
 繰り返しますが、ドイツでは200万~300万匹程度の野良猫がいるとされ、その数値は大学等の論文にも引用され信頼性は高いとされています。対してドイツ国内のドイツ語文献をはじめ、日本以外では「ドイツでは野良猫がいない。消滅した」という資料は確認できません。


野良猫の有無と消滅過程に注目した人間・社会の総合的研究方法の開拓 バカ、キチガイ、税金泥棒リスト(笑) この方々はちゃんと義務養育を履修しているのだろうか?


研究機関 東京大学
研究代表者 小野塚知二 東京大学, エグゼクティブ・マネジメント・プログラム室, 名誉教授 (40194609)
研究分担者 藤原 辰史 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (00362400)
新原 道信 中央大学, 文学部, 教授 (10228132)
山井 敏章 立命館大学, 経済学部, 教授 (10230301)
北村 陽子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (10533151)
高橋 一彦 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20197130)
芳賀 猛 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20315360)
宮崎 理枝 大月短期大学, 経済科, 教授(移行) (20435283)
渡邉 健太 山口大学, 共同獣医学部, 准教授 (20582208)
鈴木 鉄忠 東洋大学, 国際学部, 准教授 (20726046)
梅垣 千尋 青山学院大学, コミュニティ人間科学部, 教授 (40413059)
長谷川 貴彦 北海道大学, 文学研究院, 教授 (70291226)
石井 香江 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (70457901)
西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80172708)
井上 直子 城西大学, 経済学部, 准教授 (80727602)
永原 陽子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (90172551)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2027-03-31
研究の概要
世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できることに着想を得て、野良猫の有無とその消滅過程から、従来はそれぞれ個別に認識されてきた人間・社会の諸特質を総合的に理解する。その上で、他の家畜よりも相対的に人間による介入・改変が及んでいない猫と人との関係を認識し直すことによって、家畜人文学・家畜社会科学という新しい研究領域と方法を開拓する。

学術的意義、期待される成果
世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できるとする問題設定はユニークであり、かつその背景を人類史的視点に立ってさまざまな方面から分析しようとする点は、人文科学だけでなく、社会科学や自然科学の分野にもインパクトを持った研究になるといえる。よって、本研究により家畜人文学・家畜社会科学というこれまでに無い研究領域が開拓されることが期待できる。
スポンサーサイト



北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在しトキソプラズマ感染で野生動物に害を及ぼしている~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

Denmark (Greenland)/Dänemark (Grönland)

 記事、
野良猫が異常に多いイギリス~第二の都市バーミンガムでは人口と同じ100万匹の野良猫がいる
野良猫900万匹と異常に多いイギリスはドイツなどと異なり、猫の狩猟は事実上禁止されている
野良猫900万匹と異常に多いイギリスは行政が野良猫の捕獲収容を行わない特異な国
野良猫の数が900万匹と異常に多いイギリスでは行政がずさんなTNRを推奨し行われている
小野塚知二東大教授の研究の「イギリスでは野良猫が消滅した」の出典とは?~イギリスの野良猫数は900万匹とされている
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の根拠は便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか~イギリスには900万匹の野良猫がいる
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の典拠は全て噓の便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか
東京都とほぼ同じ人口のバイエルン州には野良猫が東京都の5倍いる~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無知
「ドイツには野良猫が~300万匹いる」とのドイツの資料は多数ある~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の狂気
野良猫の増加に悩むニーダーザクセン州は猫の狩猟を緩和する法改正を行った~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無学
小野塚知二東大教授らの「ドイツには野良猫がいない」の典拠は自作自演?ドイツには~300万匹の野良猫がいる
の続きです。
 小野塚知二東大教授らが科研から補助金を受けている「イギリス、ドイツで野良猫が消滅した社会的背景」との研究の典拠と思われる環境省審議会の「イギリスとドイツでは高緯度で気候が厳しいので野良猫はいない」との資料があります。しかしこの資料の海外に関する記述はほぼ全てがデマ嘘です。
 グリーンランドは大半が北極圏に属します。そのような酷寒の地ですら野良猫が存在します。それらの野良猫は北極海に生息するホッキョクグマのトキソプラズマ感染の原因になっています。イエネコほど生息域の拡大と個体数の増加に成功した種は例を見ません。人の生活圏ではよほど人為的に致死的な駆除を行った離島以外では、北極圏を含めて野良猫が生息していない場所はないと言えます。



 サマリーで示した通り、領土のほとんどが北極圏内という、酷寒のグリーンランドでも野良猫が生息しているという、ニュースソースから引用します。グリーンランドは世界最大の島で、現在はデンマーク王国に属します。


Cat Has Best Reaction To Finding Out She's Pregnant 2018年5月22日

Greenland’s long winter season can be difficult for stray animals.
In mid-April, a young tabby cat was picked up off the streets of Nuuk, Greenland’s capital, and brought to area shelter Dyrenes Venner (which translates roughly to “Protector of Animals in Greenland”).
Stray and lost cats have a really tough time during the winters up here.

グリーンランドの長い冬は、野良動物にとって厳しい季節です。
4月中旬にグリーンランドの首都ヌークの路上で若いトラ猫が拾われて、地域の動物保護施設ダイレネス・ヴェナー(ざっと訳せば「グリーンランドの動物の保護家」)に連れてこられました。
グリーンランドでは冬の間は、野良猫や迷子の猫たちは本当に厳しい時を過ごしています



(動画)
 
 Stray Cat Finds Out She's Pregnant And Her Reaction Is Priceless 「発見された野良猫 その野良猫は妊娠しており、その猫の反応はお金に変えられないほど価値があります」 2023年4月9日公開

Meet Ulla, a young tabby cat who was rescused from the streets of Nuuk, Greenland, at the animal shelter Dyrenes Venner (translating to “Protector of Animals in Greenland”).
The shelter staff immediately fell in love with the adorable fur ball and named her Ulla.

グリーンランドの(首都)ヌークの路上で、動物保護施設ダイレネス・ヴェナー(訳すと「グリーンランドの動物の保護家」)で保護された若いトラ猫のウラに会いましょう。
保護施設のスタッフは、すぐにその愛らしい毛玉(猫のこと)に一目惚れし、ウラと名付けました。





 領土のほぼ全てが北極圏に位置し、人口がわずか5万6,000程度しかいないグリーンランドに動物保護施設があり、野良猫が存在してそれらが保護されていることには驚きです。野良猫に子猫を産ませている場合ではないと思いますが。
 グリーンランド周辺海域では、猫が原因の海洋性哺乳類のトキソプラズマ感染がかなり高いのです。イルカ、クジラ類は広範囲を回遊しますから、他の温暖な海域で感染した可能性もあります。しかし北極圏のみに生息するホッキョクグマですら、成体では21%も感染しているのです。海洋哺乳類がトキソプラズマ感染により死んでいることを思えば、絶滅も危惧されているホッキョクグマにとっては北極圏のグリーンランドに生息する野良猫の存在は脅威と言えるでしょう。
 アメリカ合衆国連邦農務省が参考資料として採用している、ノルウェー獣医科大学の研究者らによる論文から引用します。これは2009年の論文ですので、さらに野良猫が増加傾向で温暖化が進んだ今日では、感染率が上がっている可能性もあります。


PREVALENCE OF ANTIBODIES AGAINST TOXOPLASMA GONDII IN POLAR BEARS (URSUS MARITIMUS ) FROM SVALBARD AND EAST GREENLAND Norwegian School of Veterinary Science, Section of Arctic Veterinary Medicine 「ホッキョクグマにおけるトキソプラズマ・ゴンディに対する抗体の保有率 ノルウェー獣医科大学北極獣医学部門」 アメリカ連邦農務省文書 2009年

Serum samples from 419 polar bears (Ursus maritimus) from Svalbard and the Barents Sea (collected 1990–2000) and 108 polar bears from East Greenland (collected 1999–2004) were assayed for antibodies against Toxoplasma gondii using the modified agglutination test.
Antibody prevalences were 3.6% among cubs dependent on their mothers and 21.4% among subadults and adults.
Toxoplasmosis caused by the protozoan parasite Toxoplasma gondii is considered a ubiquitous infection affecting all warmblooded animal species, including humans.
Sexual reproduction is known to take place only in the domestic cat and some wild felids.

スバールバル諸島とバレンツ海で採取された419頭のホッキョクグマ (Ursus maritimus) (1990 ~ 2000 年に採取) と、東グリーンランドで採取された108頭のホッキョクグマ (1999 ~ 2004 年に採取) の血清サンプルで、修正凝集試験を使用してトキソプラズマ ・ゴンディに対する抗体について分析しました。
抗体保有率は母親に依存している子グマでは3.6%、亜成体と成体では21.4%でした。
寄生性の原虫トキソプラズマ・ゴンディによって引き起こされるトキソプラズマ症は、人間を含むすべての温血動物種に影響を与える遍在する感染症と考えられています。
トキソプラズマ・ゴンディの有性生殖は、イエネコと一部の野生ネコ科動物でのみ行われることが知られています。



 このようにトキソプラズマは領土のほぼ全てが北極圏に属するグリーンランド等に生息するホッキョクグマですら、成体の感染率が21%と非常に高いのです。野良猫はおよそ人の生活圏では、北極圏も含めてほぼいない場所はないと言えるでしょう。余程地勢的に隔絶した離島では、人為的に厳格に致死手段によって駆除し、野良猫を根絶させた例はあります。
 今回取り上げた北極圏に位置するグリーンランドにすら野良猫はいます。グリーンランドでは今回取り上げたホッキョクグマ等の野生動物へのトキソプラズマ感染のみならず、わずかに飼育されている家畜でも、トキソプラズマ感染があります。牛と羊では、トキソプラズマ感染が学術調査により判明しました。次回は、グリーンランドにおける家畜のトキソプラズマ感染について取り上げます。
 繰り返しますが、トキソプラズマの終宿主はネコ科動物です。グリーンランドの野生動物と家畜のトキソプラズマ感染は、グリーンランドに生息している野良猫が原因と言うことは確定です。


動物愛護管理をめぐる 主な課題への対応について(論点整理) 平成 30 年 12 月 中央環境審議会動物愛護部会 (環境省)

動物の保護・譲渡活動は、海外(イギリス、ドイツ)では、民間団体が寄付金等の自己資金を用いて実施している。
これらの国では、日本と比べて屋外の生活環境が厳しい(高緯度なので寒い)ことや野良犬や野良猫が有害鳥獣として駆除されること等もあり、野良犬や野良猫がほとんど存在せず、シェルターに収容される動物の多くは飼い主が所有放棄したものが多いという。
一方、日本の場合は、北関東や西日本を中心に野良犬の収容が多く、全国的に野良猫の数も多いことから、保護収容し
た個体のうち人間との社会化ができておらず、馴化が困難で飼養に適さないものも多い。



 上記のバ官狂症の審議会のこの記述は、すべてが真逆の大嘘デマです。「イギリス、ドイツでは高緯度で寒いので野良猫がほとんど存在しない」ですが、イギリス、ドイツとも極めて多く、野良猫は人口比で日本の数倍はいます。
 領土のほぼ全てが北極圏に属するグリーンランドですら野良猫が存在し、トキソプラズマ感染により希少な野生動物に被害を及ぼしています。また次回記事で書きますが、野良猫が原因のトキソプラズマ症は、グリーンランドの家畜にも感染しています。イギリス、ドイツは国土がほぼ温帯です。
 この荒唐無稽な狂人の妄想レベルの資料を、小野塚知二頭狂大学狂授が科研の補助金を受けた研究の典拠としていると思われます。つまり「世界は野良猫のいる世界といない世界に二分される。野良猫がいない筆頭はイギリスとドイツ」です。典拠となる資料も狂人の妄想文に等しいですが、小野塚知二らの研究もまさに狂人の寄せ集めに等しいと思います。


(画像)

 淡青(東京大学広報誌) から。

小野塚知二 淡青


 小野塚知二狂授らは、小野塚知二狂授の上記の妄想の、「イギリス、ドイツには野良猫がいない社会的背景」という、中学生以下の研究で科研に補助金を申請し、驚くことにそれが認められています。その共同研究者一覧を下に提示します。
 繰り返しますが、ドイツでは200万~300万匹程度の野良猫がいるとされ、その数値は大学等の論文にも引用され信頼性は高いとされています。対してドイツ国内のドイツ語文献をはじめ、日本以外では「ドイツでは野良猫がいない。消滅した」という資料は確認できません。


野良猫の有無と消滅過程に注目した人間・社会の総合的研究方法の開拓 バカ、キチガイ、税金泥棒リスト(笑) この方々はちゃんと義務養育を履修しているのだろうか?


研究機関 東京大学
研究代表者 小野塚知二 東京大学, エグゼクティブ・マネジメント・プログラム室, 名誉教授 (40194609)
研究分担者 藤原 辰史 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (00362400)
新原 道信 中央大学, 文学部, 教授 (10228132)
山井 敏章 立命館大学, 経済学部, 教授 (10230301)
北村 陽子 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (10533151)
高橋 一彦 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (20197130)
芳賀 猛 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20315360)
宮崎 理枝 大月短期大学, 経済科, 教授(移行) (20435283)
渡邉 健太 山口大学, 共同獣医学部, 准教授 (20582208)
鈴木 鉄忠 東洋大学, 国際学部, 准教授 (20726046)
梅垣 千尋 青山学院大学, コミュニティ人間科学部, 教授 (40413059)
長谷川 貴彦 北海道大学, 文学研究院, 教授 (70291226)
石井 香江 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (70457901)
西村 亮平 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (80172708)
井上 直子 城西大学, 経済学部, 准教授 (80727602)
永原 陽子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (90172551)
研究期間 (年度) 2022-06-30 – 2027-03-31
研究の概要
世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できることに着想を得て、野良猫の有無とその消滅過程から、従来はそれぞれ個別に認識されてきた人間・社会の諸特質を総合的に理解する。その上で、他の家畜よりも相対的に人間による介入・改変が及んでいない猫と人との関係を認識し直すことによって、家畜人文学・家畜社会科学という新しい研究領域と方法を開拓する。

学術的意義、期待される成果
世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できるとする問題設定はユニークであり、かつその背景を人類史的視点に立ってさまざまな方面から分析しようとする点は、人文科学だけでなく、社会科学や自然科学の分野にもインパクトを持った研究になるといえる。よって、本研究により家畜人文学・家畜社会科学というこれまでに無い研究領域が開拓されることが期待できる。



続きを読む

不要のペットを動物園の動物の餌にご提供ください~デンマークの動物園



地域猫 ブログランキングへ





Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Summary)
Denmark
Feed ’em to the lions: Danish zoos reportedly let hungry predators eat visitors' pets
In Denmark zoos are asked to bring Pets to feed to the lions.
For those willing to do away with their pet, hungry predators at the Copenhagen Zoo and Givskud Zoo are more than ready to take over.
Both zoos are eagerly accepting pet animals as feed.


 デンマークでは、2つの動物園が「高齢になって不要になった、安楽死を予定しているペットを動物園の肉食動物の餌にするためにご提供ください」とTVを通じて呼びかけています。ペットを持ち込んだ元の飼い主が、そのペットが肉食動物に食べられるところを目撃する可能性もあります。動物保護保護団体や活動からは怒りをあらわにしています。しかし一方では、「安楽死したペットの死体の処分の社会的コストや、環境負荷を考えれば良い取り組みである」という意見もあります。その合理的な思考は、日本人には理解しがたいところがあります。


 デンマークの動物園が、「不要になった高齢の安楽死予定のペットを、動物園で飼育している動物の餌に提供してください」という呼びかけを、一般に行っているというニュースはこちらです。
 Feed ’em to the lions: Danish zoos reportedly let hungry predators eat visitors' pets 「ライオンに食べさせる:デンマークの動物園では、空腹の肉食動物が来園者が連れてきたペットを食べます」。2017年12月27日。


If your old pet has to be put down anyway, why not feed it to a hungry lion?
That's an option now on offer at two Danish zoos, local TV2 channel reports, sparking outrage from animal rights activists.
This unusual scheme, which has come under fire for its cruelty,
has been initiated by the two zoos to give their carnivores a more varied diet as well as to teach children about the animals’ true nature.
“It's good for the animals to have a varied diet, so it's not always a horse or a cow. Plus there is fur that is fun to chew on, and their intestines are super-healthy for them,” Copenhagen zookeeper Sophie Eller told Denmark’s TV2 channel.
The Copenhagen zoo has come under fire for its seemingly callous treatment of animals before.
In 2014 it publicly killed and dissected a healthy giraffe named Marcus “to avoid inbreeding,” and then later put down two lions and their cubs to make room for a new male lion.

もしあなたの年をとったペットをとにかく安楽死させなければならないのならば、空腹のライオンに食べさせてみませんか?
それはローカルTVの2チャンネルの報道で、現在、2つのデンマークの動物園で提供され、呼びかけられている選択肢の一つですが、動物権活動家の怒りを誘発しています。
この珍しい計画は、その残虐性のために炎上していますが、肉食動物により多様な食生活を与え、子供たちに動物の真の生態について教えるために、2つの動物園から始まりました。
「動物園の動物がいろいろな食物を摂取するのは良いことです。だから必ずしも馬や牛ではなくて」。
コペンハーゲン動物園のソフィー・エルラー氏は、デンマークのTV2チャンネルに語りました。
コペンハーゲン動物園は、かつても動物の扱いにより炎上の渦中にありました。
2014年には、「近親交配を避けるために」マーカスと名付けられた健康なキリンを公衆の目前で殺して解剖しました。
そしてその後に、2頭のライオンとその子を安楽死させて、新しい雄ライオンのための新しい飼育スペースを確保しました。



 デンマークで「不要になったペットを動物園で飼育している肉食動物の餌に提供してください」という一般への呼び掛けは、合理的かもしれません。しかし日本人にとっては、その「合理的な思考」は理解しがたいかもしれません。「不要ペットを餌に提供する」呼びかけを行っている動物園のひとつは、コペンハーゲン動物園です。この動物園は、過去にも動物の扱いで国内外から批判を浴びています。
 2014年の、「キリンの近親交配を避けるために若い個体を屠殺し、ライオンに餌として与える様子を多くの子供を含む来園者に公開した」ことです。そのすぐ後のことですが、ライオンの父母と2頭の幼獣を安楽死処分しました。目的は、「若いオスライオンを受け入れるためのスペースを作るため」でした。


(動画)

 Zookeepers Kill Healthy Giraffe And Feed To Lions In Front Of Children | Copenhagen 「動物園の飼育員が健康なキリンを殺し、子どもたちの前でライオンに餌として与えます コペンハーゲン」。2014年2月9日公開。イギリス、ガーディアンニュース。




(動画)

 Why did the Danish zoo kill 4 lions? BBC News 「なぜデンマークの動物園は、4頭のライオンを殺したのでしょうか? イギリスBBCニュース」。2014/03/26 に公開
 
A zoo in Denmark that provoked outrage after putting down a healthy giraffe has killed a family of 4 lions to make way for a new young male lion.

健康なキリンを殺し、怒りを引き起こしたデンマークの動物園では、今度は新しい若い雄のライオンを受け入れるために、4頭のライオンの家族を殺しました。


愛犬を強制殺処分されて自殺したデンマークの青年~世界びっくり犬事件



地域猫 ブログランキングへ





Please send me your comments. eggmeg@hotmail.co.jp
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare. eggmeg@hotmail.co.jp
メールは、こちらにお寄せください。eggmeg@hotmail.co.jp

(Zusammenfassung)
Drama um Rasse-Nachweis | Däne (27) folgt seinemHund in den Tod
Laut Gesetz sind 13 Hunderassen oder auch nur Mischling Anteile in Dänemark seit 2010 strikt verboten.
darunter Pitbulls und Bulldoggen.
Auch Hunde, die keine klassischen Kampfhunde sind, stehen auf der Liste.
Hunde einer bestimmten Rasse hat in so vielen fortgeschrittenen westlichen Ländern verboten.
Es umfasst Deutschland und das Vereinigte Königreich.
Ein solcher Hund kann sie eingeschläfert werden.
Ein solches Gesetz ist nicht Japan .


 私は過去記事で、「デンマークには厳しい犬の法律が有り、闘犬カテゴリーの犬種などの危険とされる犬は、行政が押収して強制的に殺処分する」ことを書いています。そのデンマークですが、愛犬を殺処分された青年が、自殺するという痛ましい事件が起きました。デンマークに限らず、ドイツなどの欧米を始めとする先進諸国では、闘犬カテゴリーなどの特定の犬の品種(とその雑種、雑種と思われるもの)の飼育などを禁じています。それらの無資格飼育犬は、行政当局が押収し、強制的に殺処分することが行われています。デンマークは、ほかの国に比べて法律の運用が厳格というだけです。


 デンマークでは「世界で最も厳しい犬法」と言われる法律があります。その法律によれば、飼育が禁止されている13種の闘犬カテゴリーなどの危険とされる品種の犬と、その雑種(と思われるものを含む)の飼育や国内持ち込み、繁殖が禁じられています。それらの犬は警察が押収し、強制的に殺処分します。
 その犬が、法律で定められた品種の犬や、その雑種ではないということは、犬の飼い主が証明しなければなりません。証明ができなければ、有無を言わさず、警察官一人の判断でも、その犬を強制的に殺処分できるとされています。この件については、私は何度か記事にしています。


(参考記事)

スイス人は犬を食べる?そんなことはナンセンスですよ、デンマーク人は理由もなく犬を殺します!
「日本は、欧米先進国の動物愛護を見習え!」~では、デンマークを見習ってください
「世界で最も厳しいデンマークの犬法」を、多くのドイツ人は支持した


 最近そのデンマークの犬法に関する、痛ましい事件が起きました。愛犬を押収~強制的に殺処分された青年が、犬のあと追い自殺をしたのです。
 ドイツの大手メディア、Bild のニュースから引用します(ドイツ語)。Drama um Rasse-Nachweis | Däne (27) folgt seinemHund in den Tod「禁止犬種のドラマ 青年デーン(27)は、愛犬の強制殺処分のあとを追って自殺しました」。2015年5月9日。


Er hatte acht Tage Zeit, den dänischen Behörden zu beweisen, dass sein Hund keine genetischen Anteile einer verbotenen Kampfhunderasse hatte.
Besitzer in der Beweispflicht
Laut Gesetz sind 13 Hunderassen oder auch nur Mischlingsanteile(Mischling anteile?) in Dänemark seit 2010 strikt verboten.
Wird von der Polizei in Dänemark der Verdacht ausgesprochen, ein Hund könnte Anteile dieser Rassen aufweisen, gerät der Besitzer in die Beweispflicht.
Kann er nicht eindeutig die genetische Herkunft des Hundes nachweisen.
Dan konnte Zanto nicht retten
dann wurde Zanto aus seinen Armen gerissen und eingeschläfert.
Das brach Dan das Herz.
Laut „Fairdog“ wurden Dan und sein Hund am 29. April gemeinsam beigesetzt.

4月8日までに、彼(愛犬の後追い自殺をした青年デーン)は、彼の愛犬が法律で禁止されている闘犬カテゴリーの品種の遺伝子を持っていないということを、デンマーク当局に証明しなければなりませんでした。
しかし、彼はできませんでしたー彼は死ぬことを選びました。
立証責任は、犬の飼い主にあります。
法律により、デンマークでは13品種の犬種、あるいはそれらの品種との混血は、2010年より厳格に(飼育などが)禁止されています。
犬がこれらの品種の血統を持つとの疑いはデンマークの警察が示すことができ、それを否定する立証責任は犬の飼い主にあります。
しかし犬の遺伝的起源を明確に証明することはできません。
デーンは、ザント(愛犬の名前)を飼い続けることはできませんでした。
その後ザントは、デーンの腕から引き離されて、安楽死させられました。
そのことは、デーンの心を壊しました。
4月の終わりにデーンは、毒薬の錠剤を飲んで自らの命を絶ってしまいました。
デーンの「Fairdog(=合法的な犬。メディアは強制殺処分された犬は、法律で禁じられた犬ではないとしているのでしょう)」とデーンは、4月29日に一緒に埋葬されました。



(画像)

 愛犬ザントと、後追い自殺した飼い主のデーン青年。

デンマーク 犬


 デーン青年の愛犬ザントは、子犬の頃から家族同様に飼われていました。デンマーク警察がザントを押収し、強制的に殺処分した理由は、法律で禁じられている犬種、もしくはその雑種である疑いがあったからです。ザントは、咬傷事故を起こしたわけでもなく、危険な行動を示したわけでもありませんでした。
 しかし欧米先進国(アジアではシンガポールもそうですが)では、特定の犬種を「危険な犬」として、法律で飼育、繁殖、国内持ち込みを禁じているところがほとんどです。ドイツやイギリスでも、そのような犬の押収~強制殺処分は一定数あります。デンマークは、法律の運用が厳格であるというだけです。

 私は疑問に思うのですが、このような欧米などの先進国では常識とも言える、「禁止犬種規定」を報道するマスメディアはほぼ皆無です。また動物愛護団体はさらにないでしょう。対して、誤った「欧米などの常識」はこれでもか、というほどマスメディアは報道しますし、動物愛誤団体は同調して、その嘘情報を拡散させます。
 誤った「欧米などの常識」とは、「犬猫の販売が禁じられている」「犬猫の殺処分がゼロ、もしくは極めて少ない」「ティアハイム(アニマルシェルター)は非営利の公的性格が強い団体、もしくは公的団体」「ドイツでは、犬の首輪は必要ない。甚だしきは犬には人権と同様の犬権がるので首輪、リードはしてはならない」などです。それらは全て「大嘘」です。この誤った情報を流布させる人は道義的責任があると思います。

 「ドイツに赴任するのに犬を同行させたい」という事で、ネット上でアドヴァイスを求めていた人がいますが(全て日本語です)、「動物愛護に反するとされないだろうか」という心配ばかりでした。無責任な嘘回答ばかりでした。そのようなことは、ドイツ大使館に問い合わせるべきでしょう。日本語で回答が来るとは限りませんが。
 それ以前に、ドイツに犬を持ち込む際の狂犬病予防ワクチンの証明は、ドイツ語か英語でなければトラブルのもとになります。ドイツ税関当局がそれを証明として認めなかった場合は、強制送還もしくは強制殺処分になります。また、飼育が禁止されている犬種や、その雑種も同様です。その心配をしたほうが良いでしょう。またドイツは、法律上は犬のリード使用と、犬税登録済の鑑識を装着する義務が日本より厳しいです(限られた場所、期間ですが、リード義務違反は5,000ユーロの罰金です)。また犬を遁走させれば警察官に射殺される可能性がありますし、咬傷事故をお越した場合の飼い主の刑事責任は、ドイツの方が厳しいです。

 日本のように、禁止犬種が法律で規定されていない先進国は例外です。また、咬傷事故、それが死亡事故であったとしても、その犬を強制的に殺処分する法的根拠のない、お犬様国家も、おそらく日本だけでしょう。また、最近、遁走したドーベルマンが次々と咬んで4人にけがを負わせた事件がありましたが、駆けつけた警察官は拳銃の使用もしませんでした。諸外国では同様のケースでは、即時警察官が犬を射殺します。
 犬などの飼育動物の管理に関しては、日本以外の先進国ははるかに厳しく、殺処分も辞さないのです。海外でのトラブルを事前に防止するためにも、マスメディアや動物愛誤団体は、無責任な嘘の拡散は即刻やめるべきです。


(参考資料)

 この事件に対して、ドイツではフォーラムがたっています。一部を引用します。4.6.2015 Dänemark - Lebensmüde nach Zwang sent hunden「デンマーク 犬を強制的に押収された後の疲れた人生」。


Cool. Das heißt für unsere Sache: 2 Fliegen mit einer Klappe geschlagen.
Man wünscht sich mehr konsequente Länder wie Dänemark.

Er hätte sich doch einfach nur an die Gesetze seines Landes halten sollen.

nach verlorener Schlacht.
Sich das Leben nehmen ist die perfekte Methode zum Untertauchen und ich weine dem Versager (in Bezug auf die menschliche Rasse) auch keine Träne nach.

やったぜ、一石二鳥だね、それを俺たちは大義と呼ぶぜ(ドイツ語でも「一石二鳥」という慣用句があります。ドイツ語では「鳥」ではなく「ハエ」です)。
デンマークのような、法律の一貫性のある運用を望むところだ。

彼は彼の国の法律を守らなければならなかっただけです。

犬を失ったあとは、自殺をするには、溺死が最適な方法です(私は人として)失敗すれば泣きますが、自殺の後は涙は出ません。


( rücksichtslosen deutschen Volkes!)

デンマークのヘンリック殿下(現国王、マルグレーテ二世の夫君)の好物は犬肉です






Please send me your comments. eggmeg@hotmail.co.jp
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare. eggmeg@hotmail.co.jp

(Zusammenfassung)
Ich werde aus "Nahrungstabu Deutsch wikipedia "zitieren .
"Im Mai 2006 erregte ein Interview von Prinz Henrik von Dänemark Aufsehen, das in einer dänischen Zeitschrift erschien und in dem er offen äußerte, dass er sowohl ein Liebhaber lebender Hunde als auch von Hundefleisch sei, denn zum Verzehr bestimmte Hunde würden eigens dafür gezüchtet, das sei also vergleichbar mit Hühnern. Der Geschmack von Hunden erinnere an Kalbfleisch ."
Ich war überrascht!\(◎o◎)/!


 デンマーク現国王、マルグレーテ二世の夫君であるヘンリック殿下の好物は「犬肉」です。これはかつてマスメディアに対して殿下自身が告白した事実です。ヨーロッパのメディアは、しばしばこの事実を取り上げてきました。特にスイスのメディアは、周辺諸国から自国の犬猫食を批判されるたびに、ムキになってこの話題を蒸し返します。


 私はかつて、スイスの犬肉食の習慣を記事にした時に、このようなスイスのマスメディアの記事を引用しました。Gegrilltes Hündchen als Delikatesse 「犬肉のバーベキューは美味」。2013年1月15日。  
 これは、スイスがヨーロッパの周辺諸国から、犬猫食の習慣を批判されることに対しての反論とも言える記事です。この記事では、「1986年までドイツでは犬食が合法で、普通に犬肉屋があった」「イギリスでも犬肉が食べられていた」などの史実を挙げています。
 そして、デンマーク現国王のマルグレーテ二世の夫君であるヘンリック殿下の好物が犬肉であることや、アメリカのオバマ大統領がインドネシアに住んでいた当時犬肉を食べていたという、大統領選挙時のネガティヴキャンペーンも取り上げています。今回は、デンマークのヘンリック殿下の犬食について紹介します。


Seit dem Wahlkampf um die US-Präsidentschaft wissen wir zudem, dass auch Barack Obama während seiner Kindheit in Indonesien schon einmal Hund verzehrte und das Fleisch zäh fand.
Und Prinz Henrik von Dänemark, Ehemann von Königin Margrethe II., gestand der Illustrierten «Se&Hør», dass er gerne Hundefleisch verspeise.

アメリカの大統領選の選挙運動以来、私たちはまた、バラク·オバマ氏でさえ、インドネシアの少年時代にがっつりと犬肉を食べていたことを知っています。
デンマーク国王であるマルグレーテ二世の夫君であるヘンリック殿下は、雑誌「S&Hør」に、彼が犬の肉が好物であることを告白しました。



 少し古い記事ですが、ドイツの最大手メディアのシュピーゲル紙も、ヘンリック殿下が犬肉が好物であることを報じています。Schock für Tierfreunde:Dänischer Prinz mag Hundefleisch 「動物愛好家にとってはショック:デンマークのヘンリック殿下にとっては、ほかの肉と犬の肉は同じです」。2006年1月6日。


Prinz Henrik ist auf den Hund gekommen: Zum Entsetzen vieler Tierfreunde gestand der Ehemann von Königin Margrethe, gerne Hundefleisch zu verspeisen.
Pikant: Der Prinz ist Ehrenpräsident des dänischen Dackelclubs.
Prinz Henrik (71), Ehemann von Königin Margrethe II. (66), hat sich zum Verspeisen von Hundefleisch bekannt.
"Die Hunde, die man essen kann, sind ja in der Regel gezüchtet. Das ist genauso wie mit Hühnchen."
Der Prinz, der aus Frankreich in den Kopenhagener Hof einheiratete, ließ sich in dem Interview detailliert über den Geschmack von Hundefleisch aus, das er als "recht trocken" einstufte und mit Kalbfleisch verglich.

ヘンリック殿下は犬肉を召し上がりました。
多くの動物愛好家の友人を持つデンマーク国王、マルグレーテ二世の夫君は、犬の肉が好物であることを告白しました。
皮肉なことに、殿下は、デンマークのダックスフント愛好家クラブの名誉会長です。
ヘンリック殿下(71歳)は、犬の肉を食べることで知られています。
「犬肉、それは(食肉用に犬が)実際に普通に飼育され、あなたがたも食べることができます。 犬肉は普通の鶏肉のようなものです」。
殿下はパネリストからの犬の味のインタビューに、「それは仔牛の肉に比べてパサパサした食感です」と応えています。



 ヘンリック殿下の犬肉嗜好は、ドイツ版ウィキペディアにも記述があります。Nahrungstabu 「食のタブー(禁忌)」。王族の方々などは、メディアの注目度が高いから大変ですね。お疲れ様。


(動画)

 デンマーク国王、マルグレーテ二世と夫君のヘンリック殿下。殿下は、ダックスフントを可愛がっておられます。やんごとなきデンマークのロイヤルファミリーのご様子。
 昔はハンサムだったヘンリック殿下も、太めのおじいちゃんになるのね(犬肉の食べ過ぎ?じゃなかった、汗)。この方もヨーロッパのメディアからは「女王の影(日本語で言えば「金魚の●」といったニュアンス)」と書かれたり、お気の毒という気もします。

 
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

びっくりしたなぁ、もぅ FC2支店

動物にやさしいライフスタイルのススメ♪

遊休地

野良猫駆除協力会本部

野生動物である野良猫、行政対応に思う

迷惑な愛誤達
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR