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続・「フィリピンのセブでは犬猫の殺処分はない」。確かに公的殺処分はないかもしれませんね(笑)





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Edible slaughter of dogs in the Philippines.
Essbare Schlachtung von Hunden in den Philippinen.
Hundefleisch: Die verbotene Delikatesse

 前回記事、「フィリピンのセブでは犬猫の殺処分はない」。確かに公的殺処分はないかもしれませんね(笑)、では、フィリピンでは2007年に人の食用目的に犬を屠殺することが禁じられたにもかかわらず、今でも年間29万盗もの犬が食用目的で屠殺されていることを紹介しました。この事実を報じたのは、ドイツのマスメディアです。今回はこの記事に寄せられた、ドイツ人読者のコメントを紹介します。


 これが問題の記事です。私は、ドイツでの報道記事に対する一般読者さんのコメントを見て思うことは、有意義な議論となるコメントが多いということです。今回の記事に対しても同様です。
 Hundefleisch: Die verbotene Delikatesse 「犬肉:禁断の珍味」。2011年8月11日。コメントを以下に引用します。


Klaus
Heuchlerei
Ich warte auf den Tag, an dem eine Milliarde Inder gegen den deutschen Rindfleischkonsum protestieren - unterstützt von ein paar hundert Millionen Moslems, die gegen den deutschen Schweinefleischkonsum wettern.
Wer gegen den Konsum von Hundefleisch ist, sollte entweder Veganer sein, oder seine selbstgerechten Urteile ausschließlich in der eigenen Küche anwenden.

クラウス
偽善
私はドイツで牛肉を食べることに対して、10億人のインド人が抗議しードイツでの豚肉食用消費に対する怒りの声が、数億人のイスラム教徒に支持されることを日々待っています。
誰かが犬肉を食べることに反対すれば、その人は菜食主義者である必要があります。
もしくはその人の独善的な判断は、その人のキッチンの中でのみすればいいのです。


Georg Westerholz
Viele offene Fragen
Warum ist Hundefleisch auf der Verbotsliste.
Warum in Deutschland, warum erst seit kurzem auf den Phillipinen.
In der DDR gab es meines Wissens - wenn auch nur einige - Restaurants, in denen Hundefleisch angeboten wurde.
In der Schweiz, so meine ich, gibt es die heute noch.
Warum scheint es uns voellig normal, Rinder, Schweine, Gefluegel, Fische, ja sogar immer noch hier und dort Pferde "abzuschlachten", wie es so plakativ im Artikel im Artikel heisst?
Weil Hunde unsere Haustiere sind und uns so treu anschauen?
Das tun Rinder, Schweine auch.

ゲオルク·ヴェスターホルツ
多くの未解決の問題
なぜ犬肉は、禁止リストに乗っているのですか。
なぜドイツで、なぜ、ごく最近のフィリピンで。
東ドイツでは、私の知る限りーごく少数ではありますがー犬の肉を提供するレストランが存在していました。
スイスでは 今日でも、犬肉を提供するレストランがあることを私は知っています。
なぜそれ(犬肉の食用屠殺を禁じること。犬の食用屠殺を非難すること)が完全に正常と思われるのですか。
では、牛、豚、鶏肉、魚、さらには「馬の虐殺」という単語は、記事の中ではそれほどインパクトを与えるでしょうか?
犬は私たちのペットであり、私たちにとって、とても忠実に見えるから?
牛、豚も(犬と)同様です。



 私が、今回の記事を書く発端となったのは、日本人のブログ、トルコ 猫にとって住みやすい国 です。こちらの管理人さんは、「特定のペット(犬、猫)」ただひたすら殺さないこと」が、動物愛護に適うとお考えのようです。しかし特定の動物種を殺さないことだけが、動物愛護なのかどうか、これらのコメントは課題を投げかけてくれています。
 「犬猫だけを優越し、ひたすら殺さないノーキル至上主義者」は、目標は単純明快です。ある意味では、悩みがなく幸せな人たちかもしれません。私は、動物愛護活動ほど、コモンセンスが求められる分野はないと思います。人社会と動物との関係のありかた、愛誤とある面では対峙する管理との兼ね合いなど。絶対解がないからです。

 愛誤さんが理想としている国家は、ドイツなど欧米先進国ではなくインドが近いかもしれません。インドは、人が占有していない(牛が有名ですが、飼い主のない無管理状態の野犬なども含まれます)特定の動物種の殺害を法律で禁じている、国際的にも例外的な国です。そのためにインドでの狂犬病感染死者数は、高位推計で年3万人以上と、全世界の感染死者数の半数以上です。また野犬が人を遅い殺すことも頻繁に置きます。
 インドでは、法律で禁じられているにもかかわらず、狂犬病や犬の襲撃の恐怖により、多くの犬が殺害されています。現実には、「ノーキル」の法律が機能していない状態です。機会があれば、インドの状況も紹介します。


(画像)

 ドイツ、ベルリンの日本料理店「はな毛」。この店のオーナーは日本人なのかそうではないのか、「はな毛」の意味がわかっていて店の名前にしたのか気になります。

はな毛
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「フィリピンのセブでは犬猫の殺処分はない」。確かに公的殺処分はないかもしれませんね(笑)





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Edible slaughter of dogs in the Philippines.
Essbare Schlachtung von Hunden in den Philippinen.
Hundefleisch: Die verbotene Delikatesse

 「フィリピンのセブ島では、犬猫の殺処分はない」とブログで書かれている方がいます。確かに(公的)殺処分はないかもしれませんね(笑)。それを言えば、ソマリアやルワンダは、ほぼ間違いなく(公的)殺処分はないでしょう。もしかしたら、フィリピンでは(公的)殺処分はないかもしれません。しかし違法ではありますが、フィリピンは犬の商業的食用屠殺は盛んなようです。


 「フィリピンのセブ島では、殺処分はないようだ」と書いているブログ管理人さんのブログはこちらです。前回記事でも取り上げたました。トルコ 猫にとって住みやすい国。2014年3月2日。管理人さん自らのコメントです。以下に引用します。


トルコは猫や犬がいっぱいです。
殺処分が無い。
イスタン(ブール)では増え続ける野良犬に、困惑していますが、 だからといって、殺処分してまで自分たちの生活を守ろうとはしないのが トルコ人です。
(フィリピンの)セブ(島)では、殺処分はないようで、シェルターがあるって言ってた。



 殺処分を(公的)殺処分に限れば、もしかしたらフィリピンにはないかもしれません。(公的)殺処分制度は、その根拠となる法律の整備やインフラが必要です。ですから、その国がある程度法整備が進み、社会インフラも整っていることが条件です。特に施設型殺処分ではそうです。
 概ね(公的)殺処分制度が整っているのは、政情が安定した先進国です。絶対数、人口比ともに、犬猫の施設に集中して行う殺処分数が世界で最も多いのは、おそらくアメリカと思われます。

 ですから内戦状態のソマリアやルワンダは、ほぼ間違いなく(公的)殺処分はないと思われます。愛誤さんたちも、「ソマリアやルワンダは(公的)殺処分ゼロです!(公的)殺処分を行っている日本は、それらの国に比べて後進国です!」とやればいいのに。そうすれば嘘つきのそしりを受けません。
 公的殺処分の根拠となる法律があり、殺処分数の公的統計まで出しているドイツを「殺処分ゼロ」と持ち出せば、嘘がすぐにバレます。またドイツは、飼い主がペットの安楽死を獣医師に依頼する、野良犬猫の狩猟駆除などの私的殺処分も広く行われています。

 さてフィリピンを含めた東南アジアは、犬食、猫食が一般に行われているのは周知の事実です。フィリピンでは、年間約29数万頭の犬が食用として屠殺されていることを伝える、ドイツのマスメディアの記事があります。2007年に禁止される前までは、年間100万頭の犬がフィリピンで食用屠殺されていました。 Hundefleisch: Die verbotene Delikatesse「犬肉:禁断の珍味」。2011年8月11日。以下に引用します。
 『殺処分」ではなく、無駄なく食べることは問題ではないのですね。トルコ 猫にとって住みやすい国の管理人さんは。


Auf den Philippinen ist Hundefleisch verboten.
Dennoch boomt das Geschäft im Verborgenen: 290 000 Tiere sterben jährlich.
Der Verkauf von Hundefleisch für den menschlichen Verzehr ist auf den Philippinen seit 2007 verboten.
Der illegale Handel aber boomt, etwa 2,8 Millionen Euro soll er im Jahr einbringen, schätzt .

フィリピンでは、犬肉は禁止されています。
しかし秘密裏に犬肉ビジネスは急成長しています:毎年、29万頭もの犬が屠殺されています。
人の食用(人の食用以外では良いようです)のために犬肉を販売することは、2007年からフィリピンでは禁止されています。
しかし、部族の儀式や難病に用いるなどの例外では犬肉は許可されています。
違法取引は活況で、推定では年間2千8百万ユーロの利益をもたらしているとの推計があります。



 フィリピンの犬の食用屠殺を批判しているドイツのマスメディアですが、実はドイツには、1986年に禁止するまで、多くの犬肉屋がありました。地方によっては、犬肉は大変好まれたとされています。
 日本版ウィキペディアにも、ドイツの犬肉屋に関する記述があります。犬食文化。「ドイツにもかつては犬肉屋が存在したが、1986年以降は流通が全面禁止になっている。それまでは食用から医薬用まで、様々な用途で利用されていた」。このウィキペディアでは、ドイツの他、スイスやフランスなどの犬食文化についての記述があります。興味のある方はぜひ、ご覧下さい。

 私も、過去にこのような記事を書いています。びっくり!世界の犬事情~ドイツには1986年まで犬肉屋があった。ドイツの動物愛護(誤?)団体の一部では、今でもドイツにおいても、違法に輸入された犬肉が消費されている疑惑があるとしています。こちらは、フィリピンでの犬の食用屠殺についての、ドイツ人個人ブログです。Schon mal Hundefleisch probiert ? 「フレッシュチーズ(HN)のブログ 『事実は小説より奇なり』 今まで犬の肉を食べたことがありますか?」(木に吊るされた犬の画像は、スペインでの用済み猟犬の私的殺処分です)。インターネット上では、フィリピンでの犬食についての情報が多数見つかります。
 機会があれば、引用したフィリピンでの違法な犬の食肉用屠殺の記事に対する、ドイツ人読者のコメントを紹介します。


(画像)

 フィリピンでの、食用犬の屠殺の様子。

フィリピン犬肉
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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