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EUの犬猫などのペットの入手は8割近くがインターネット販売とペットショップ~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問






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Domestic/Inländisch

 記事、
串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問~海外情報はすべて誤り
欧米では犬猫の殺処分は注射による安楽死だけ。ガス室の殺処分は禁止されている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・欧米では犬猫の殺処分は注射による安楽死だけ。ガス室の殺処分は禁止されている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
諸外国では犬猫の繁殖最低年齢や生涯繁殖回数を法律で規定している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
続・諸外国では犬猫の繁殖最低年齢や生涯繁殖回数を法律で規定している~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問
犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(アメリカ編)
「アメリカ合衆国では事実上8週齢未満の犬猫販売を禁じている」という、環境省のデタラメ資料
続・犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(EU編)
続々・犬猫の販売においては、諸外国では圧倒的に8週齢以上を義務付けている~串田誠一議員の動物愛護管理法改正に関する赤恥国会質問(カナダ、オセアニア編)
の続きです。
 これらの記事では、串田誠一衆議院議員(日本維新の会)が行った2019年2月27日の、衆議院予算委員会第六分科会、の質問内容において、海外に関する事柄がすべてにわたり何らかの誤りがあることを述べました。今回は「犬猫の販売においては、日本はペットショップによる流通が多く、安易に入手できる」との発言について述べます。例えばEUは、犬猫などペットの入手は、非対面のインターネット販売とペットショップが占める割合は8割近くです。ペットショップよりインターネット販売のほうが、入手は安易でしょう。つまり串田誠一議員の発言は嘘です。



 まず問題の、串田誠一衆議院議員の発言内容はこちらです(ビデオ録画)。衆議院インターネット中継 開会日 : 2019年2月27日 (水) 会議名 : 予算委員会第六分科会


(画像)

 衆議院インターネット中継 開会日 : 2019年2月27日 (水) 会議名 : 予算委員会第六分科会 串田誠一(日本維新の会) より

串田誠一


 上記の、2019年2月27日の、衆議院予算委員会第六分科会、において、串田誠一議員(日本維新の会)は次のように発言しています。「日本は犬猫のペットショップによる流通が多い。だから日本は安易にペットを入手できる。諸外国の場合は販売方法が違う」。
 串田誠一議員の、「犬猫などのペットの販売は、諸外国は日本と違う」は正しいです。日本は国際的にまれな、「消費者に対するインターネットによる非対面のペット(動物愛護管理法上の愛護動物に限る)販売」を全面的に禁じている国です。チしてヨーロッパは、犬猫などのペットのインターネット販売が極めて盛んです。2019年に公表された、イギリスの著名動物愛護団体、ブルークロスのペットのインターネット販売に関するEUの調査報告書があります( Online pet sales in the EU What’s the cost? 「EUにおけるオンラインでのペット販売 その費用は?」)。なおこの資料は、「ペット全般」を対象としていますが、私が調べた限り、インターネットによるペットの非対面生体販売のポータルサイトは、ヨーロッパでは犬猫が大変多いです。ですからこの資料はほぼ、「犬猫のインターネット販売の問題」と理解しても良いと思います。特に鳥類はインターネット販売が難しく、熱帯魚、爬虫類、両生類も輸送の温度管理の問題があります。

 この資料によれば、EUの調査対象国22ヵ国と地域では、ペットの入手割合においては、6割近くが「インターネットによる通信販売」を占めました。次に多いのは「ペットショップ」が2割近くで、3番目には「知人親族からからもらった」です。以下、マーケット(路上販売や露店、フリマなどと思われる。ポーランドなどでは、露店のマーケットで犬が売られており、ドイツとの国境付近の高速道路サービスエリアでは一大犬の露店マーケットが開かれています)と続きます。アニマルシェルター(ティアハイムなど)、非営利団体(保護団体)からの入手は、統計上無視できるほど少ないのか、パーセンテージすら示されていません。
 またEUにおいては、犬猫などのペット生体のインターネット販売に対する規制が概して緩く、「規制が皆無」という国が多くあります。ドイツもそのうちの一国です。


(画像)

 Online pet sales in the EU What’s the cost? 「EUにおけるオンラインでのペット販売 その費用は?」 から

 本資料によれば、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、スペインなどの、ヨーロッパの多くの国では、インターネットによる、犬猫などの販売の法的規制が全くありません。黒メッシュで示された国がそうです。

EU ペット通信販売 規制


(画像)

 Online pet sales in the EU What’s the cost? 「EUにおけるオンラインでのペット販売 その費用は?」 2019年(イギリスの著名動物愛護団体、ブルークロスによる調査資料)から引用

Which of the below methods are most commonly used to purchase pets in your country?
The answers given as ‘Other’ are as follows: breeders, shelters, animal charities, adverts at veterinary clinics, dog beauty salons, supermarkets.

あなたの国でペットを購入する場合、最も一般的に用いられる方法は何ですか?
「その他」として提示された回答の選択肢は、以下の通りです:ブリーダー、アニマル・シェルター、非営利団体、獣医診療所の広告、犬の美容院、スーパーマーケット。


EU ペット 通信販売


 対して日本ですが、犬猫の入手経路について、平成23年に環境省が調査しています。犬猫の入手経路(調査 平成23年 環境省) 
 それによれば、犬の入手経路では、「ペット販売業者の店舗販売で購入した (ペットショップ)」が33.5%、「通信販売(インターネットなど)で購入した」が2.3%であり、両者の合計は35.8%です。
 猫の入手経路では、「ペット販売業者の店舗販売で購入した (ペットショップ)」が7.2%、「通信販売(インターネットなど)で購入した」が0.4%であり、両者の合計は7.6%です。なお、平成25年度の動物愛護改正により、日本では対消費者へのペット生体(愛護動物に限る)の非対面販売は全面的に禁止されています。なお、平成25年度の動物愛護改正により、日本では対消費者へのペット生体(愛護動物に限る)の非対面販売は全面的に禁止されています。


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 犬猫の入手経路(調査 平成23年 環境省) から

保護犬譲渡 日本


 「日本はペットショップによる犬猫の流通が多い。だから(諸外国と比べて)ぺットの入手が安易に行われている」という、串田誠一議員の発言ですが、それは嘘と言って差し支えないでしょう。
 日本はペットショップでのペット生体の販売において、第一種動物取扱業の順守事項から、動物取扱責任者がペット購入者に対面での説明を行う義務があります。しかし非対面のインターネット販売においてはありません。インターネットによる非対面通信販売のほうが、はるかに安易にペットを入手できると思います。また、価格もペットショップより安いのです。
 日本の犬猫の入手経路を調査した環境省の上記の調査では、ペットショップから猫を入手した割合は、EUの犬猫などのペット入手割合調査と比較すれば、EUは日本より高いのです。ですから、日本よりEUのほうがはるかに商業販売における「犬猫などのペットの入手」は、安易であると考えられます。


(画像)

 ドイツの子犬販売インターネットポータルの一例。ドイツ最大手のインターネット通販サイト、eBayのページから。ebay "welpen verkaufen" in Deutschland 「ドイツにおける子犬販売」。
 ミニチュアピンシャーが300ユーロ(3万円台)。これは完全に東ヨーロッパからの密輸品でしょう。しばしば、200ユーロ台の純血種の子犬の出品もあります。

インターネット 犬 販売 ドイツ


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犬などのペットの非対面インターネット販売の規制が全くないドイツ~環境省のデタラメ資料







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(Zusammenfassung)
In Deutschland,liegen derzeit auch keine gesetzlichen Regelungen zu Hund Online-Verkauf.


 私は何度か環境省の資料の誤りを述べてきました。環境省の資料の海外情報においては、かなりの頻度で誤りがあります。今回は2018年に公表された、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス 、の誤りについて述べます。「ドイツではインターネットによる犬の販売は行われている。犬を郵送で送ることは数年前から禁止」とあります。しかしそれは全くの誤りです。ドイツにおいては、ペット生体のインターネットなどによる非対面通信販売に対する規制は現在(2019年4月10日現在)全くありません。犬などの通信販売において「郵送」を禁止する法令はありませんし、一般に行われています。また、過去にも禁止されたことはありません。その他にも本資料の誤り、嘘、偏向記述は目に余るひどさです。


 まず、問題の環境省の資料から引用します。平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス  (環境省)


またドイツでもインターネット販売が行われている。
犬を郵送で送ることでは、数年前から禁止されており、飼い主がブリーダーまで引き取りにいくか、ブリーダーが自宅まで車で配送するかとなる。
高速道路のサービスエリアで取引されることもある。
ブリーダーと飼い主が対面し資格を確認したり、 「この犬で良いか」といった取引を行ったりしている(12ページ)。



 もちろん、「犬を郵送(輸送の誤記と理解します *1)で送ることでは、数年前から禁止」の記述に関しては、根拠法の出典がありません。このように規定している法令は、現在ドイツにはありません(2019年4月現在)。環境省は、その法律名と該当する条文を原語でぜひ示していただきたい。この記述は、結論から言えば真っ赤な嘘です。ドイツでは、犬を含むペットの生体を輸送することは全く合法ですし、複数の運送業者が犬などのペットの配達を請け負っています。
 またドイツでは、犬などのペットの非対面インターネット販売を規制する法律は全くありません。ですから、インターネットで犬などの売買をネット上で完遂し、非対面で運送業者を利用して配達することは広く行われています。「高速道路のサービスエリアで手渡し」することもありますが、それはいわゆる動物取扱業の登録を得ていない業者で、クレジットカード決済などでは身元が明らかになるためにできない場合です。正規の動物取扱業の届け出をしているブリーダーやティアハイムは、非対面での犬などのインターネット販売を広く行っています。ティアハイム専用の、非対面インターネットの保護犬通販サイトもあります。

 まず、「ドイツでは犬を郵送(*1)で送ることは、数年前から禁止」ですが、それが真っ赤な嘘であり、インターネットで犬などが非対面で販売され、運送業者により非対面のまま届けられていることを裏付けるサイトから引用します。
 Tierversand: Hunde - Über den Transport der Vierbeiner 「ペットの配達:犬ー4本足の友人の輸送について」 2019年


Der Tierversand erfreut sich von Jahr zu Jahr größerer Beliebtheit.
Durch die vielen Angebote im Internet findet jeder Hundeliebhaber seinen Traumhund.
Dann kann der Hundehalter einen Tierversand mit dem Transport beauftragen.
Der Online-Handel von Tieren steigt stetig.
Auch immer mehr Hunde werden über Kleinanzeigen online vermittelt.
Da die Entfernung zwischen Tier und dem neuen Besitzer oft recht groß und manchmal auch kein eigenes Fahrzeug verfügbar ist, muss sich der neue Besitzer für den Tierversand nach anderen Wegen umschauen.
Dasselbe gilt für einen Hundekauf bei einem Züchter.

動物の宅配は年々人気が高まっています。
インターネット上の販売者の多くの提供により、すべての犬好きは夢の犬を見つけるでしょう。
その後、犬の飼い主(購入者)は運送業者を使って動物の輸送を手配することができます。
動物のオンライン取引は着実に増加しています。
ますます多くの犬が、オンラインで買主を求める広告を介して販売されています。
動物(註 インターネット販売で出品されている犬など)と新しい飼い主との間の距離は非常に大きいことが多く、時には自分の自動車が利用できないため、新しい飼い主は、動物を輸送する他の方法(自分の自動車で引き取りに行く以外の)を探す必要があります。
同じことがブリーダーからの犬の購入にも当てはまります。



 次に、「ドイツでは犬などのインターネット販売が急増している」ことに関して、その問題を報じる記事から引用します。Darf man sich einen Hund bei eBay kaufen? 「eBay(ドイツの大手のインターネット販売ポータルサイト)で犬を買えますか?」 2019年3月7日


Hund bei eBay Kleinanzeigen kaufen: So legal ist es wirklich.
Laut der Tierschutzorganisation Vier Pfoten ist der Online-Verkauf von Welpen in den letzten Jahren kontinuierlich gewachsen.
Angeblich veröffentlichen die Händler bis zu 1.000 Anzeigen am Tag.
eBay Kleinanzeigen ist daher eine der größten Plattformen für den deutschen Tierhandel.
Es gibt keine Verifizierungspflichten für die Händler und leider liegen derzeit auch keine gesetzlichen Regelungen zu diesem Thema vor.
Im Regelfall kosten diese Welpen viel weniger als die Tiere beim Züchter.
Das ist leider für viele Verbraucher ein ausschlaggebender Grund, einen Hund bei eBay Kleinanzeigen zu kaufen.

イー・ベイ(eBay ドイツのインターネットの販売ポータル)のクラシファイド広告で犬を買うこと:それが合法なのは本当です。
動物保護団体、Vier Pfoten (4本足)によると、(ドイツ)子犬のオンライン販売は近年着実に成長しています。
伝えられるところでは、販売業者は1日に最大1,000もの広告を掲載しています。
そのため、eBayのクラシファイド広告は、ドイツのペット業界にとって最大の基盤の一つです。
(サイト運営者による)販売業者に対する確認義務はなく、残念ながら、現在この問題(インターネットなどによる犬などのペット生体の非対面通信販売)に関する法的規制はドイツではありません。
一般的に、これらの子犬は、ブリーダーのものよりはるかに安いです。
残念ながら多くの消費者にとって、これが、eBayの広告で犬を買うための決定的な理由です。



 ドイツにおいては、犬などのペットの生体を、インターネットなどの非対面通信販売で販売することに対する規制が全くない国です。インターネットの販売ポータルサイトに犬などのペットの生体を出品して販売し、非対面で輸送して配達するなどして取引を完遂することは、ドイツでは全く合法です。また、犬の輸送を禁じる法律はありません。
 ドイツにおける、犬などのペットの生体販売と、動物の輸送を包括的に規定した法律は、Tierschutzgesetz 「連邦動物保護法」です。まず犬などのペットの生体販売と営利繁殖に関しては、Siebenter Abschnitt Zucht, Halten von Tieren, Handel mit Tieren § 11 § 11a § 11b § 11c  「第7節 11条 11条a 11条b 11条c 動物の繁殖、動物の飼育、動物の売買」により規定されています。「インターネットなどによる非対面での通信販売」を禁じる規定はありません。
 また、犬などの輸送に関しては、同法の、Achter Abschnitt Verbringungs-, Verkehrs- und Haltungsverbot § 12 「第8節 動物の移動、輸送、保管の禁止事項  12条」に規定されています。条件を満たせば、犬などのペットの生体は輸送(個別宅配便での輸送)は全く合法です。
 犬に限り、犬の飼育や繁殖、販売に関して包括的に定めた、Tierschutz-Hundeverordnung 「動物保護 犬規則」があります。しかし同規則においても、犬の輸送や、非対面のインターネット販売を禁じる条項は皆無です。


(画像)

 ドイツの子犬販売インターネットポータルの一例。ドイツ最大手のインターネット通販サイト、eBayのページから。ebay "welpen verkaufen" in Deutschland 「ドイツにおける子犬販売」。
 ミニチュアピンシャーが300ユーロ(3万円台)。これは完全に東ヨーロッパからの密輸品でしょう。しばしば、200ユーロ台の純血種の子犬の出品もあります。

インターネット 犬 販売 ドイツ


(画像)

 ティアハイムのインターネット販売サイトにおける、保護犬の商品出品の実例です。ティアハイムももちろん保護犬猫などの非対面のインターネットによる譲渡(販売)を利用しており、ドイツにはティアハイム専用のインターネット販売サイトが複数あります。その一つの、Tierwelt の画像です(Hunde aus dem Tierheim)。
 ティアハイムの売り物の犬は、多くが不人気の中型大型の雑種の成犬老犬です。シェパードとコリーの雑種が398ユーロです。これでは近年、ティアハイムが経営難に陥るのは当然です。このような「もの自体の価値に対して価格が高い」犬は、よほど動物愛護家でなければ買う人はいません。一定割合の、「動物愛護という付加価値にお金を払う」というニッチな市場は存在しますが、一般的」にはなりえないのです。それがマーケティングの原理です。

ティアハイム 犬


 そのほかにも、環境省の同資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス  (環境省) は全編にわたり、誤り、嘘の羅列で見るに堪えがたい内容です。また、あからさまに誤りとは言えないものの、読者に著しく誤解を招く記述が多数あります。まさに狂った資料です。
 具体例を今後折々指摘していきます。私が過去に取り上た事柄は割愛しますが、看過できない記述については取り上げていきます。それにしても例えば「数年前から禁止されている」などという記述は、公的機関の調査報告書ではあってはならないでしょう。「禁止されている」とは強制力を伴うものですから、その法令と該当する条文を明記し、その法律の施行年月日も明示しなければなりません。法令に関する事柄であれば、根拠法を出典として挙げなければ、その資料はゴミに等しいです。
 妄想、単なる思い付きの一行であっても、その検証には、正確性を期するためには、関連法規や政府広報などの複数の資料を精査しなければならないのです。それは大変な労力です。私は無報酬のアマチュアです。

 その他私は、現在三菱UFJリサーチ&コンサルティングの広島県が発注した、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング、について、現在連載中です(続きは折々書きます)。三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、環境省の調査も受託していますが、その資料の内容もひどいの一言に尽きます。
 有償の調査でかつ専門家と目されているのであれば、その調査内容に責任を持つべきです。このようなデタラメ資料が公的機関からも次次と出され、訂正もなく公開され続けているのはまさに狂気です。動物愛護の分野に限ってのことでしょうか。となれば日本は「動物愛護後進国」どころか、暗黒国家です。本当に憤りを感じています。


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続・「ドイツでは業界の自主規制によりペットショップでの生体販売を廃止した」という真っ赤な嘘~ドイツは人口比で日本より生体販売ペットショップが多い





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(Zusammenfassung)
Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands
Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. (ZZF) ist ein Zusammenschluss von mehreren hundert Mitgliedsbetrieben aus dem Zoofach-Einzelhandel.


 記事、「ドイツでは業界の自主規制によりペットショップでの生体販売を廃止した」は真っ赤な嘘~ドイツは人口比で日本より生体販売ペットショップが多い、の続きです。前回記事では日本で流布されている、「ドイツではほとんどのペットショップが加盟する業界団体の自主規制により、ペットショップでの生体販売を廃止した」と言う情報が真っ赤な嘘であることを述べました。件の業界団体はZZF(Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands e.v.)と言い、主に生体販売ペットショップをメンバーとしています。つまり、「生体販売を廃止」すれば、その業界団地は存続できません。ZZFが販売の自粛をしたのは犬猫のみです。またドイツには生体販売ペットショップが4,100~4,300(この数は人口比で日本より多い)有りますが、ZZFの加入企業数は約400社です。つまり組織率は9%台です。仮にZZFの加盟企業がすべて生体販売を自主規制したとしても、1割に満たないのです。


 日本で流布されている嘘情報で、「ドイツではZZF(Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands e.v.)という、ペットショップのほとんどが加盟する団体の自主規制により生体販売を廃止した。したがってドイツには生体販売ペットショップがない。もしくはほとんどない」というものがあります。真実は次のとおりです。以下、それぞれについての、ソースを挙げます。
 なおZZFとは、ドイツの生体販売ペットショップが加盟する、法人登記された業界団体(日本で言えば非営利社団法人に近い)です。団体の目的は、「業界の広報」の他、「動物保護の促進、種に適したペット飼い主に対する教育、自然と種の保全への取り組み」(ZZFのHPおよびドイツ語版ウィキペディアによる)です。
1、ドイツには4,100~4,300の生体販売ペットショップがあり、その数は人口比で日本より多い。
2、ZZFの加盟企業数はわずか400社程度で、ドイツの生体販売ペットショップ全体に占める率は9%台にすぎない。
3、ZZFが生体販売を自主規制しているのは、「犬と猫」だけである。



1、ドイツには4,100~4,300の生体販売ペットショップがあり、その数は人口比で日本より多い。

Zoofachgeschäft 「ドイツのペットショップ」(ドイツ版 ウィキペディア)

Ein Zoofachgeschäft, auch Tierhandlung o. ä., ist ein Unternehmen im Einzelhandel, das seinen Kunden Heimtiere, Tiernahrung und entsprechendes Zubehör zum Kauf anbietet und beratend bei der Haltung der Tiere zur Seite steht.
Nach § 11 des deutschen Tierschutzgesetzes ist für den Handel mit Heimtieren eine spezielle Genehmigung erforderlich.
In Deutschland gibt es über 4100 Fachhändler.

大規模ペットショップ、または同じくペットショップは、顧客にペットの生体、ペットフードおよび関連アクセサリーを販売する小売企業であり、動物の飼育に関して助言します。
ドイツの動物保護法第11条によれば、ペットの動物の商業取引には特別な許可が必要です(註 この許可はかなり取得が面倒ですので、許可を受けたペットショップはほぼ100%生体販売をしていると考えられます)。
ドイツには4,100以上のペット小売業者(ペットショップ)があります。



Tierhandlungen – Geschäfte auf Kosten der Tiere 「ペットショップ-動物を犠牲にする店」。2012年7月14日(動物保護団体の記事)

Viele der Tiere stammen von Züchtern, aus Tierheimen, aus dem Ausland ─ oder aus einer der ca. 4300 Zoohandlungen deutschlandweit.
Obwohl jedes Jahr Millionen Tiere in Tierhandlungen verkauft werden, gibt es in Deutschland, keine speziellen gesetzlichen Regelungen für den Verkauf von lebenden Tieren.
2010 betrug der Gesamtumsatz der Heimtierbranche nach offiziellen Angaben 3,7 Milliarden Euro, Tendenz steigend.

ほとんどの動物は、ブリーダー、ティアハイム、外国から輸入したり、またはドイツ全土にある約4,300のペットショップの1つから購入することができます。
毎年数百万の動物がペットショップで販売されていますが、ドイツでは生きた動物の販売に関する特別な法的規制はありません(現在は連邦動物保護法 Tierschutzgesetz 11条で規制されています)。
2010年の総売上高はドイツのペット(生体)販売業の売上高は、公的統計ではの37億ユーロ(註 おそらくペットショップによるインターネットなどの通信販売を含めた数値)で、増加傾向にあります。



2、ZZFの加盟企業数はわずか400社程度で、ドイツの生体販売ペットショップ全体に占める率は9%台にすぎない。

Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands ZZF ドイツ語版ウィキペディア

Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. (ZZF) ist ein Zusammenschluss von mehreren hundert Mitgliedsbetrieben aus dem Zoo fach-Einzelhandel

ZZFは、数百の生体販売小売業企業(生体販売ペットショップ)がメンバーの協会です。



ZZF Jahresbericht 2017/ 2018 「ZZF 2017/2018 年次報告書」 2018年

ZZF insgesamt mehr als 50 Newsletter an über 400 Ansprechpartner aus den Mitglieds- unternehmen verschickt.

ZZFは、会員企業400社以上に、50回以上のニュースレターを送りました。


3、ZZFが生体販売を自主規制しているのは、「犬と猫」だけである。

Heidelberger Beschlüsse zum Tierschutz in der Heimtierbranche 「ペット産業における動物福祉に関するハイデルベルクの決議」 ZZFのHPから。各項目をクリックすれば、詳細な内容が現れます。

Heidelberger Beschlüsse zum Tierschutz in der Heimtierbranche
Selbstverpflichtungen der ZZF-Mitglieder
1) Tierschutz im Zoofachhandel
a) Negativliste für ungeeignete Heimtiere
b) Bedürfnisse der Heimtiere erfüllen
c) Kein Hundeverkauf im Zoofachhandel
d) Heimtiere sind kein Schnäppchen
e) Kein Katzenverkauf im Zoofachhandel
f) Unterstützung von Tierheimen
g) Versandhandel mit Tieren
h) Checkliste Tierschutzwidriges Zubehör
i) Nein zu Qualzuchten/künstlich gefärbten Zierfischen
j) Förderung des Artenschutzes
k) Sachkunde für Tierhalter
2) Tierschutz im Heimtierpflegesalon
Selbstbeschränkungen der Heimtierpfleger
3) Tierschutz im Zucht- und Tiergroßhandelsbetrieb
a) Kennzeichnung von bedingt geeigneten Heimtieren
b) Tiergerechte Zucht

ペット産業における動物保護に関するハイデルベルク
ZZFメンバーの自主的な誓約
1)ペットショップでの動物の保護
a)ペットに適さない動物のネガティブリスト
b)ペットの要求を満たします
c)ペットショップでの犬の販売はしません
d)ペットのバーゲンセールはしません
e)ペットショップでの猫の販売はしません
f)ティアハイムへの支援
g)動物の通信販売に関して
h)動物を傷つける用品のチェックリスト
i)苦痛を与える飼育をしません/人工的に着色した観賞魚
j)種の保護の促進
k)ペット飼い主に対する専門知識の提供
2)ペットグルーミング(トリミング)の動物保護 ペットブリーダーの自己規制
3)繁殖・卸売動物事業における動物保護
a)条件に適したペットの表示
b)動物に優しい繁殖



 前回記事でとりあげた、「ドイツのペット業者の大半が加盟している業界団体ZZFがペットショップでの生体販売を自主規制したからドイツでは生体販売ペットショップがほとんどない」という、嘘ブログ記事を再び引用します。


ドイツで動物の生体販売が行われなくなった理由。 2018年3月14日 

ドイツで動物を飼いたい方は、ペットショップには行きません。
なぜならドイツの殆どのペットショップでは、動物を陳列販売することが禁止されているからです。
動物を飼いたいひとは、ブリーダーに直接頼むか、ティアハイムに譲渡してもらうかを選びます。
ドイツでは、生体販売を禁止する法律はなく、生体販売が禁止されているわけでもありません。
しかしながら、犬や猫などを販売するための条件が非常に厳しく、それらの条件を満たせないの多くのペットショップでは生体販売をしていません。
そして、実はその条件というのが、政府主導の下で決められたわけではないというところが大きなポイントです。
ドイツの多くのペットショップは、Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands e.V. (ZZF)とよばれる、ペットやペット関連商品を取り扱う連盟に属しており、1991年には連盟を通じてペットショップにおける生体販売の条件を取り決めたという経緯があります。



海外はペットショップが少ない国も多い

ドイツではペットショップの大半は、ある連盟に所属しております。
それは、ZZFという連盟です。

この連盟が発表したペットショップの最低飼育条件というのは、日本人からするとかなり驚きのものです。
この条件はかなり厳しいということで、この条件の発表を機に、ドイツのペットショップから犬や猫が消えたといわれております。
もちろん、これらの条件は動物愛護の精神の観点からでもあるのですが、この条件を満たそうとすると、ペットショップの経営が成り立たないということもまた事実です。



 ZZFがコミットメントした「ハイデルべルク決議」ですが、上記のブログ記事の記述、「動物を陳列販売することが禁止されている」、「連盟が発表したペットショップの最低飼育条件というのは、日本人からするとかなり驚きのものです。この条件はかなり厳しい」ですが、該当する記述はありません。「犬猫販売の自粛」はあります。ブログ管理人は、出典を示すべきでしょう。なお、ハイデルブルクの決議書の、猫に関する項目の詳細な記述は、「続き」をご覧下さい。
 ペット業界の組織率が1割にすら満たない業界団体ZZFを、「大半が加盟している」というあきれた嘘をも含めて、これらのブログ管理人は資料も調べずに、単なる思いつき、妄想の誤った情報を公に公開したということでしょうか。信じる人も中に入るでしょう。情報の提供者は、きちんと出典を調べ、その情報の正確性に責任を持つべきだと思います。嘘情報の拡散は有害です。


(動画)

 Tierleid Zoohandel: Verdeckte Ermittlungen zeigen grausame Realität (Peta) 「ペットショップでの動物の苦しみ:覆面調査は残酷な現実を明らかにする(Peta)」 2011/08/27 に公開
 ドイツには、日本では比較にならないほど巨大化した生体販売ペットショップが多数あります。このビデオでも、ドイツの郊外型の巨大ペットショップがいくつか取り上げられています。猫、犬も販売されています。

Der Gesamtumsatz der Heimtierbranche beträgt 3,148 Milliarden Euro allein in Deutschland.
Dass die Tiere in dieser hauptsächlich auf Gewinn orientierten Branche auf der Strecke bleiben, zeigt PETAs Recherche in verschiedenen Zoohandlungen Deutschlands.

ドイツだけで、ペット生体の総売上高は31億4,800万ユーロになります。
ドイツのいろいろな生体販売ペットショップでのPETAの調査によれば、利益重視が主となるこの業界では、動物が中途で死んでしまいます。





(動画)

 HUNDEVERKAUF im ZOOLADEN? | WIESO geht das? | NORBERTS WELT | Zoo Zajac 「ペットショップでの犬販売?| それはなぜ可能なのですか?| ノルベルト(ドイツにある、世界最大のペットショップ、ノルベルト・ザヤック社長のこと)の世界| Zoo Zajac 2018/04/13 に公開
 世界最大の生体販売ペットショップは、ドイツにあります。ここでの犬販売の様子。一代でギネス認定の世界最大のペットショップを育て上げた、ノルベルト・ザヤック氏は、業績絶好調でご機嫌です。




(動画)

 KATZEN, TATZEN und Miau Miau Miau | Von Pharao zu SPHINX | NORBERTS WELT | Zoo Zajac 「猫、4本足、そしてニャーニャーニャー ファラオからスフィンクスまで ノルベルト(ドイツにある世界最大の生体販売ペットショップ、Zoo Zajac の社長、ノルベルト・ザヤック氏のこと)の世界 Zoo Zajac 2018/08/03 に公開
 ドイツにある、世界最大のペットショップ、Zoo Zajac での猫の販売の様子。




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「ドイツでは業界の自主規制によりペットショップでの生体販売を廃止した」は真っ赤な嘘~ドイツは人口比で日本より生体販売ペットショップが多い





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(Zusammenfassung)
Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands
Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. (ZZF) ist ein Zusammenschluss von mehreren hundert Mitgliedsbetrieben aus dem Zoofach-Einzelhandel.


 ドイツには生体販売ペットショップの数は約4,100~4,300あり、その数は人口比で日本より~3割も多いのです(*1)。もちろん犬猫も売っています。しかし「ドイツでは生体販売ペットショップがない」、もしくは「ほとんど生体販売ペットショップがない」という、真実とは正反対の、驚愕すべき大嘘情報が日本で流布されています。その根拠の一つに、「ドイツではペット関連業者の大半が加盟している業界団体が自主的に生体販売を廃止したから」があります。ドイツでは、ペットショップの団体が、加盟企業の犬と猫のペットショップでの展示販売を自粛したのは事実です。しかしその団体(ZZF Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V.)は、加盟企業数はわずか約400社です。ドイツの生体販売ペットショップのZZFの加盟率は9%台です。1割に満たない加盟率を、「大半が加盟する業界団体」とは、愛誤の大嘘には空いた口がふさがりません


 まず、「ドイツではペット関連業者の大半が加盟している業界団体(ZZF)が自主的に生体販売を廃止したために、生体販売を行うペットショップでの陳列販売がほとんどない」という、呆れた大嘘サイトをいくつか例示します。


ドイツで動物の生体販売が行われなくなった理由。 2018年3月14日 

ドイツで動物を飼いたい方は、ペットショップには行きません。
なぜならドイツの殆どのペットショップでは、動物を陳列販売することが禁止されているからです。
動物を飼いたいひとは、ブリーダーに直接頼むか、ティアハイムに譲渡してもらうかを選びます。
ドイツでは、生体販売を禁止する法律はなく、生体販売が禁止されているわけでもありません。
しかしながら、犬や猫などを販売するための条件が非常に厳しく、それらの条件を満たせないの多くのペットショップでは生体販売をしていません。
そして、実はその条件というのが、政府主導の下で決められたわけではないというところが大きなポイントです。
ドイツの多くのペットショップは、Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands e.V. (ZZF)とよばれる、ペットやペット関連商品を取り扱う連盟に属しており、1991年には連盟を通じてペットショップにおける生体販売の条件を取り決めたという経緯があります。



海外はペットショップが少ない国も多い

ドイツではペットショップの大半は、ある連盟に所属しております。
それは、ZZFという連盟です。

この連盟が発表したペットショップの最低飼育条件というのは、日本人からするとかなり驚きのものです。
この条件はかなり厳しいということで、この条件の発表を機に、ドイツのペットショップから犬や猫が消えたといわれております。
もちろん、これらの条件は動物愛護の精神の観点からでもあるのですが、この条件を満たそうとすると、ペットショップの経営が成り立たないということもまた事実です。



 先の両サイトでの記述はわかりにくいところがありますが、「ZZFという、ドイツのペットショップの大半が加盟する業界団体がペットショップでの生体の陳列販売を禁じたためにほとんどない」ということのようです。先に挙げたサイトの記述は、ペットショップでの生体販売自体は禁止ではない?つまり極めて狭いショーケースでの展示販売は禁止という意味でしょうか。
 二番目のサイトは、ドイツのペットショップの大半が加盟している「ZZFという業界団体が自主的に決めた犬猫(のみ?)の飼育条件が極めて厳しいために、事実上ペットショップでの犬猫(のみ?)の販売ができない」という内容です。さらに、「生体販売が事実上ほぼできない」ので、「ドイツでは生体販売を行っているペットショップが少ない」としています。

 私はつねづね、「嘘つきは『ほとんど』、や『大半』と言った形容詞や形容動詞を多用し、具体的な数値を示さない。また根拠となる信頼性の高い資料を提示しない」と述べています。この両サイトにおいても、まさに当てはまります。
 両サイトの管理人は、「ドイツのペットショップの大半、多くが加盟する」という記述がある業界団体、ZZF( Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V.)について、以下について述べなければならないでしょう。
1、ZZFとはどのような団体で
2、ZZFの加入企業数はどの程度で
3、ZZFの加入割合はどの程度なのか

 真実は、以下のとおりです。
1、ZZFの加盟企業は、「ペットの生体販売をおこなう小売業企業(Zoofach-Einzelhandel 生体販売を行う小売業)」です。
2、ZZFの加盟企業数は、約400社です。
3、ZZFの組織率は、9%台です。現在ドイツには、生体販売ペットショップ(小売業者)の数が4,100~4,300あるからです。


 つまり先にリンクしたサイトは、「加盟割合が9%台しかない業界団体の組織率を大半、多く」とし、「その業界の自主規制によりドイツでは生体販売が事実上不可能になった」。「従ってドイツには生体販売ペットショップがほぼない」という、呆れた大嘘を述べたに過ぎません。それにしても「生体販売をおこなうペットショップの業態団体が生体販売の自主規制をしているために生体販売ができない」とは笑わせます。
 次回は、ZZFに関する、ドイツの原語の一次ソースの内容を訳し、先にリンクしたサイトの内容が大嘘であることを述べます。それにしても「加盟率が1割に満たない」の業界団体の加入率を「ほとんど」、「大半」と言い切ってしまう厚かましさがすごいです。


(参考資料)

Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe Deutschlands ZZF ドイツ語版ウィキペディア

Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. (ZZF) ist ein Zusammenschluss von mehreren hundert Mitgliedsbetrieben aus dem Zoo fach-Einzelhandel

ZZF(Der Zentralverband Zoologischer Fachbetriebe e.V. )は、数百の生体販売小売業企業(生体販売ペットショップ)がメンバーの協会です。



ZZF Jahresbericht 2017/ 2018 「ZZF 2017/2018 年次報告書」 2018年

ZZF insgesamt mehr als 50 Newsletter an über 400 Ansprechpartner aus den Mitglieds- unternehmen verschickt.

 ZZFは、会員企業400社以上に、50回以上のニュースレターを送りました。



ZZF

 ZZFのHP ウィキペディアでは、ペットショップの業界団体とありますが、ブリーダーや中間業者の加盟企業もあるようです。となれば、組織率は、9%よりさらに低い可能性があります。


Heidelberger Beschlüsse zum Tierschutz in der Heimtierbranche 「ペット産業における動物福祉に関するハイデルべルクの決議」

 ZZFのHPから。これが加入企業の、1991年ハイデルベルク決議における、犬猫販売自粛に関する記述です。「加盟企業での犬猫の販売自粛など」の声明発表です。
 しかし、犬猫を始め、「ペットの展示基準」に関する記述はありません。サイト、「海外はペットショップが少ない国も多い」の、「この連盟が発表したペットショップの最低飼育条件というのは、日本人からするとかなり驚きのものです」という記述ですが、出典を示していただきたいものです。


(動画)

 Tierleid Zoohandel: Verdeckte Ermittlungen zeigen grausame Realität (Peta) 「ペットショップでの動物の苦しみ:覆面調査は残酷な現実を明らかにする(Peta)」 2011/08/27 に公開
 ドイツには、日本では比較にならないほど巨大化した生体販売ペットショップが多数あります。このビデオでも、ドイツの郊外型の巨大ペットショップがいくつか取り上げられています。猫、犬も販売されています。


Der Gesamtumsatz der Heimtierbranche beträgt 3,148 Milliarden Euro allein in Deutschland.
Dass die Tiere in dieser hauptsächlich auf Gewinn orientierten Branche auf der Strecke bleiben, zeigt PETAs Recherche in verschiedenen Zoohandlungen Deutschlands.

ドイツだけで、ペット生体の総売上高は31億4,800万ユーロになります。
ドイツのいろいろな生体販売ペットショップでのPETAの調査によれば、利益重視が主となるこの業界では、動物が中途で死んでしまいます。





(動画)

 HUNDEVERKAUF im ZOOLADEN? | WIESO geht das? | NORBERTS WELT | Zoo Zajac 「ペットショップでの犬販売?| それはなぜ可能なのですか?| ノルベルト(ドイツにある、世界最大のペットショップ、ノルベルト・ザヤック社長のこと)の世界| Zoo Zajac 2018/04/13 に公開
 世界最大の生体販売ペットショップは、ドイツにあります。ここでの犬販売の様子。一代でギネス認定の世界最大のペットショップを育て上げた、ノルベルト・ザヤック氏は、業績絶好調でご機嫌です。




(動画)

 KATZEN, TATZEN und Miau Miau Miau | Von Pharao zu SPHINX | NORBERTS WELT | Zoo Zajac 「猫、4本足、そしてニャーニャーニャー ファラオからスフィンクスまで ノルベルト(ドイツにある世界最大の生体販売ペットショップ、Zoo Zajac の社長、ノルベルト・ザヤック氏のこと)の世界 Zoo Zajac 2018/08/03 に公開
 ドイツにある、世界最大のペットショップ、Zoo Zajac での猫の販売の様子。




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ドイツでの違法な子犬販売はヤクザのシノギ~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘






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(Zusammenfassung)
Hunde kommerziellen Züchter (Welpen Bauernhof).
Deutschland




 記事、
「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
イギリスの巨大パピーファームとインターネットによる犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
続・イギリスの巨大パピーファームとインターネットによる犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
ビニール袋に病気の子犬を詰め込んで殺害した犬ブリーダー~イギリス
ドイツにおける東ヨーロッパの犬密輸とインターネット犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
続・ドイツにおける東ヨーロッパの犬密輸と犬のインターネット販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
ドイツのパピーミルが東ヨーロッパから輸入した子犬を自社生産品(ドイツ産)と偽って販売
の続きです。
 ドイツ、ベルリンで、ボランティアで子犬の違法取引の発見と通報をしている男性がいます。その男性が大手メディアの取材に応じました。ドイツにおける、東ヨーロッパからの違法なインターネットによる子犬販売の実情に触れています。



 現在ドイツにおいては、東ヨーロッパから違法に輸入された子犬をインターネットで販売するケースが激増しています。違法と疑わしい子犬のインターネットによる広告を調べて、実際に違法であることを確認してから警察などに通報している、ボランティアのドイツ人男性がいます。なお、ドイツにおいては、インターネットなどによる犬などのペットの非対面通信販売自体は合法で、ほとんど規制はありません。許可を受けたペットショップやブリーダーが、インターネットなどによる非対面通信販売で犬などの生体を売ることは全く合法です。インターネット上の商品出品だけを見ても、違法か合法かの判断は極めて困難です。
 Undercover-Mission in BerlinTierschützer kämpft gegen die Welpen-Mafia 「水面下での使命 動物保護活動家は子犬ヤクザと戦います」 2017年10月9日 から引用します。


Das Internet ist ein Tummelplatz für illegale Tierhändler.
Zu jeder Tages- und Nachtzeit könnten hier alle möglichen Tiere gekauft werden - "von Kobra bis illegaler Kampfhund".
In erster Linie aber Welpen.
Alleine in Berlin Pro Woche werden in Berlin um die 250 Hundewelpen aus Osteuropa verkauft.
Die Tiere kommen in der Regel von "Hinterhof-Züchtern", die sie unter unwürdigen Bedingungen halten und viel zu früh von ihrer Mutter weggeben.
Sie werden weder geimpft, noch gechipt, bevor sie illegal nach Deutschland geschleust werden.
Folgen sind Verhaltensstörungen und schlimme Krankheiten.
Es kommt vor, dass der Welpe schon einen Tag nach dem Kauf stirbt.
Käufer, die online einen günstigen Hund erwerben, seien auch Teil des kriminellen Kreislaufs und sollten deshalb darauf verzichten.
Seriöse Züchter verlangen um die 1000 Euro - online kostet er 200 Euro.
Die Hunde werden unter schlimmsten Bedingungen gehalten.
Der Welpenhandel wird in Deutschland als "Kleinkriminalität" eingestuft.
Denn dahinter steckt ein organisiertes System.
Die suchen gezielt in sozial schwachen Umgebungen nach potentiellen Verkäufern.
Gezielt werde nach jungen, alleinerziehenden Müttern gesucht, die pro Hund eine Provision von etwa 30 Euro bekämen.
Die Mädels machen die Drecksarbeit und müssen dann das Bußgeld bezahlen, während die Hintermänner ein Millionengeschäft machen und nie belangt werden.

インターネットは、違法なペットトレーダーのための活動場所です。
昼でも夜でも、「コブラから法律で禁止されている闘犬種の犬」まで、あらゆる種類の動物をここで購入することができます。
しかし最も多いのは、子犬です。
ベルリン市(註 人口約300万人)だけでも、毎週東ヨーロッパ産の子犬が約250頭インターネットで販売されています。
子犬たちは通常、「バックヤードブリーダー」から来たもので、ひどい状態で飼育され、あまりに早く母親から離されています。
子犬たちは、不法にドイツに密輸される前に、ワクチン接種も、マイクロチップ施術もされていません。
結果として、子犬たちは行動障害と悪い疾患があります。
購入後、わずか1日で子犬が死んでしまうことも起きます。
安価な犬をオンラインで購入する買い手も、犯罪の一端を担っているのであり、それは控えるべきです。
評判の良いブリーダーは、子犬に約1000ユーロの価格を提示します - オンラインでは200ユーロです。
子犬は最悪の条件下に置かれています。
子犬の違法販売は、ドイツでは「軽犯罪」に分類されています(註 子犬をインターネットで非対面販売すること自体は、ドイツでは全く合法です。例えば8週齡未満や、狂犬病ワクチン未接種で外国から犬を持ち込むなどは犯罪です)。
子犬の違法販売の背後には、組織化されたシステムがあります。
その組織は、社会的弱者である、潜在的な売り手を探しています。
目的は、犬1頭の販売につき、約30ユーロの手数料を受け取る若い、シングルマザーを探すことです。
若い女性は汚れた仕事をして、罰金を払わなければなりませんが、黒幕は100万ドル(1億円以上)の取引をしても起訴されることはありません。



 本連載で引用している、獣医師界の重鎮の太田光明氏(東京農業大学教授)の発言ですが、再度引用します。「ペットブームは嘘」減少たどる犬の飼育頭数、ペット産業が抱える“悪循環”のウラ側 2016年8月28日
 ドイツの犬販売の状況は、太田光明氏の発言とは、随分異なるようです(笑い)。


ヨーロッパでは、日本のように繁殖を商売にしている人なんていません。
ボランティアのようなお年寄りが1~2頭飼っていて、繁殖しています。
子犬が生まれたら、えさ代くらいの経費をもらって人に譲渡するんです。
そこで稼ごうなどと考えてもいないでしょう。
生き物を扱うモラルが浸透しているんです。
それに比べて日本はモラルのカケラもないですね。



(動画)

 Ungarn: Susy Utzinger besucht die Hunde aus der geräumten Horror-Welpenfarm 「ハンガリー スージー・ウティンガー氏は、閉鎖になったおそるべきパピーファーム(パピーミル)を訪問しました」 2017/10/15 に公開(スイスの動物保護活動家)
 東ヨーロッパのうち、ドイツなどに子犬を密輸している主な国の一つである、ハンガリーのパピーファーム(パピーミル)の様子を伝えています。近年は、ドイツなどの西ヨーロッパ向けに犬の営利繁殖を行っている東ヨーロッパの主力国は、ポーランドからハンガリーに移っていると感じます。ポーランドは、ドイツ企業が生産拠点を移転させるなどで景気がよく、所得水準も高まっていることが一つの要因だと思います。しかしこのような犬をレスキューするという名目で、動物保護団体やティアハイムが「保護犬詐欺」を働くケースが多発しています。ドイツ人は優良なペットショップから犬を買うのが一番いいのではないかとも思います。ドイツ人がお気の毒になります。

139 Hunde lebten unter kaum vorstellbaren Umständen und mussten dort Junge gebären, die dann gewinnbringend an Internet-BestellerInnen verhökert wurden.

139匹の繁殖犬たちは想像を絶するひどい状況下で生きて、子犬を育てなければならず、インターネットユーザーに有利に販売されました。





(画像)

 ドイツの子犬販売インターネットポータルの一例。ドイツ最大手のインターネット通販サイト、e-bayのページから。ebay "welpen verkaufen" in Deutschland 「ドイツにおける子犬販売」。
 ミニチュアピンシャーが300ユーロ(3万円台)。これは完全に東ヨーロッパからの密輸品でしょう。しばしば、200ユーロ台の純血種の子犬の出品もあります。

インターネット 犬 販売 ドイツ

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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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