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日本は動物福祉に先進的すぎる(皮肉)法改正により繁殖引退雌犬の大量余剰が発生した~NHKの「日本は動物福祉に遅れている」は真逆の大嘘







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(Domestic/Inländisch)

 記事、
「繁殖引退犬の大量余剰」これは動物愛護管理法の悪改正の当然の帰結
国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低い日本~それは動物福祉向上が目的ではないことを意味する
国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低いが交配下限年齢の規制がない日本~動物福祉が目的ではないことが明らか
「日本で繁殖雌犬の余剰が大量発生するのはペットショップがあり動物福祉に遅れているから」というNHKの報道は論外
「ドイツ等は動物福祉に進んでペットショップでの犬猫販売を抑制しているから繁殖引退犬の余剰が発生しない」というNHKの頓珍漢
の追記です。
 NHKは2024年2月5日放送の「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」という番組を放送しました。その番組では「日本は現在引退繁殖犬の大量余剰問題があるが、その原因は動物福祉に遅れてペットショップがあるからだ」と結論づけています。そして「ペットショップでの犬猫販売が抑制されている、禁止されている動物福祉に進んだ国」としてドイツ、フランス、イギリスを挙げ、その先進的な動物福祉の法制度を挙げています。短い記述ですが、看過できない誤りがありますので指摘しておきます。



 サマリーで示した通り、2024年2月5日に放送された「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」では、現在日本では繁殖引退雌犬の大量余剰が問題になっていることが報じられました。その理由として、2019年に改正された動物愛護管理法の犬ブリーダーに対する繁殖雌犬の交配年齢の上限や、繁殖業者の従業員一人当たりの世話をする犬の数の上限の制限などがあるとしています。

 そしてNHKは番組の最期にドイツ、フランス、イギリスを挙げて「これらの動物福祉先進国では犬猫のペットショップでの販売を禁止、もしくは抑制しているため繁殖引退犬の養生問題が起きない」と締めくくっています。しかしその因果関係の説明はありません。むしろ繁殖雌犬の繁殖上限の法令による規制がなく、生涯ぎりぎりまで繁殖させ、繁殖効率が落ちれば殺処分(安楽死)させれば繁殖引退雌犬の大量余剰問題は起きないのではないでしょうか。
 ドイツ、フランス、イギリスは法令による繁殖雌犬の上限がありません(かなり多くの資料でこれらの国で法令による雌犬の繁殖上限年齢があるとしていますが、24年2月現在ありません。反論のある方は根拠法の原文のリンクと該当する条文を示して下さい)。むしろそれがある日本の方が動物福祉に配慮していると言えるのではないでしょうか。また日本はおそらく世界で唯一、犬猫繁殖業者の繁殖犬猫の終生飼養を法令で義務付けている国です。それは動物福祉に進んでいるのではないでしょうか。むしろ動物福祉に進んでいる日本だからこそ、繁殖引退雌犬の大量余剰問題が発生していると言えます。NHの報道は、真逆の嘘です。


(*)
令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令


(画像)

さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 のホームページから

クローズアップ現代


 NHKの本番組では、次のように結論づけています。「日本でこのように繁殖引退雌犬の大量余剰問題が発生する根本原因はペットショップである。動物福祉先進国であるドイツ、フランス、イギリスでは犬猫の販売禁止や抑制を行っているために、日本のような繁殖引退雌犬の大量余剰問題は起きない」。そして以下に画像に示す図を提示しています。この図の短い記述でも誤り偏向が盛りだくさんなのです。
 ペットショップでの犬猫販売があることが「繁殖引退雌犬の大量余剰問題の原因」という因果関係の説明を、NHKはしていません。いきなりの論理の飛躍で驚きます。


(画像)

 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 から

NHK クローズアップ現代


 番組で示された、ドイツ、フランス、イギリスの一覧表ですが、完全に誤っています。


イギリス~生後6ヵ月未満の犬猫 ペットショップでの販売禁止

 正しくは、イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4ヶ国からなる連合国家で、それぞれに独立した立法権があります。イングランドは2020年から、ウェールズとスコットランドは2021年に「自家繁殖ではない犬猫の販売もしくは仲介は、動物取扱業者(註 保護団体は除外)は6ヵ月以上のものに限るとしています。北アイルランドは犬猫の販売は自家繁殖それ以外を問わず、8週齢から販売できる、です。
 イギリスでは、「ペットショップの犬猫販売は6ヵ月以上」云々という法律の条文は存在しません。日本では自家繁殖の有無にかかわらず、「ペット生体を店舗で展示販売している小売業」をペットショップという意味で使っています。(日本標準産業分類(平成25年[2013年]10月改定))。
 イギリス(uk)では、自家繁殖した犬猫であれば、店舗での展示販売(日本の定義ではペットショップになる)は禁じられていません。6ヵ月未満の犬猫の販売を禁じているのはあくまでも「自家繁殖させていない犬猫の販売仲介」です。ですから店舗の展示販売飲むではなく、自家繁殖させていない犬猫を店舗の展示販売することを含め、中間のペット卸売業者、ペットオークション等の仲介業は6ヵ月未満の犬猫を取り扱うことができません。この点については私は最近記事にしています。

「イギリスではペットショップの犬猫販売が禁止されている」のデマを固持する愛誤ネットワーカー
「イギリスでは犬猫の店頭展示販売が禁止されている」という、老害愛誤ネットワーカーのデマ
「イギリスでは犬猫の店頭販売が禁止」という荒唐無稽な愛誤情報の生成メカニズム~伝言ゲーム


フランス~今年からすべての犬猫 ペットショップで販売禁止

 このNHKの記述は完全に誤っています。フランスでは2024年1月1日から「ペットショップでの犬猫の展示販売」を原則禁止しました。しかし保護犬猫は、ペットショップの店舗での展示販売が許可されています。 (*1)
 フランスでは法律でのペットショップの定義は「自家繁殖を行わないペット生体を販売する者」です。(*2)したがって自家繁殖させた犬猫であれば店舗での展示販売(日本ではペットショップになる)でも、それは法律上「ペットショップ」ではないので、規制対象外になります。フランスのパリ市内では、1974年代から営業を続けている子犬販売の専門の老舗ペットショップ等、複数の犬の販売を専門に行っているペットショップが複数現在も営業しています。もちろんこの法規制を機に、犬猫に販売を取りやめた店もあります。
 しかしNHKもよほど頭が悪いのか、「すべての犬猫 ペットショップで販売禁止」とわざわざ墓穴を掘って恥をかかなくてもいいのに。単に「ペットショップでの犬猫販売禁止」とでもしていれば、突っ込まれても「例外規定がある」と言い逃れができる(大笑)。その痴脳には毎回笑わせてくれます。

(*1)
LOI n° 2021-1539 du 30 novembre 2021 visant à lutter contre la maltraitance animale et conforter le lien entre les animaux et les hommes

(*2)
Code rural et de la pêche maritime Article L214-6


(動画)

Dog Club, Animalerie à Paris 「ドッグクラブ パリのペットショップ」 2018年6月7日

 1974年から営業している、パリ14区にある子犬販売専門のペットショップ。現在も営業して子犬を販売しています。フランスでのペットショップでの犬猫の販売規制はかなり目の粗いザル法です。その点については後ほど取り上げます。この店以外でも、パリ市内では子犬販売のペットショップが現在も複数営業しています。

Dog Club, votre animalerie et vente de chiots à Paris のホームページ

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「ドイツ等は動物福祉に進んでペットショップでの犬猫販売を抑制しているから繁殖引退犬の余剰が発生しない」というNHKの頓珍漢







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 記事、
「繁殖引退犬の大量余剰」これは動物愛護管理法の悪改正の当然の帰結
国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低い日本~それは動物福祉向上が目的ではないことを意味する
国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低いが交配下限年齢の規制がない日本~動物福祉が目的ではないことが明らか
「日本で繁殖雌犬の余剰が大量発生するのはペットショップがあり動物福祉に遅れているから」というNHKの報道は論外
の続きです。
 NHKは2024年2月5日放送の「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」という番組を放送しました。その番組では「日本は現在引退繁殖犬の大量余剰問題があるが、その原因は動物福祉に遅れてペットショップがあるからだ」と結論づけています。そして「ペットショップでの犬猫販売が抑制されている、禁止されている動物福祉に進んだ国」としてドイツを挙げています。しかしドイツの犬の供給はほとんどが外国産の安い犬です。つまりドイツの法制度やペットショップの有無と繁殖引退雌犬の余剰は無関係です。



 サマリーで示した通り、2024年2月5日に放送された「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」では、現在日本では繁殖引退雌犬の大量余剰が問題になっていることが報じられました。その理由として、2019年に改正された動物愛護管理法の犬ブリーダーに対する繁殖雌犬の交配年齢の上限や、繁殖業者の従業員一人当たりの世話をする犬の数の上限の制限などがあるとしています。
 本連載では、主に犬ブリーダーの交配年齢の上限を「6歳まで」とした規制強化の悪影響を取り上げます。2019年に動物愛護管理法が改正に基づき、「令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令」が制定され、犬の繁殖を行う者は、雌犬の交配の年齢の上限を「6歳まで」と規制が強化されました。(*)

(*)
令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令


(画像)

さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 のホームページから

クローズアップ現代


 さらにNHKの本番組では、次のように結論づけています。「日本でこのように繁殖引退雌犬の大量余剰問題が発生する根本原因はペットショップである。動物福祉先進国であるドイツ、フランス、イギリスでは犬猫の販売禁止や抑制を行っている(ために、日本のような繁殖引退雌犬の大量余剰問題は起きない」。そして以下に画像に示す図を提示しています(この図の短い記述でも誤り偏向が盛りだくさんなのですが。それは後ほど詳述します)。
 ペットショップでの犬猫販売があることが「繁殖引退雌犬の大量余剰問題の原因」という因果関係の説明を、NHKはしていません。いきなりの論理の飛躍で驚きます。


(画像)

 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 から

NHK クローズアップ現代


 前回記事では、ドイツ、フランス、イギリスでは犬の平均寿命が日本と比較して著しく低いことと、繁殖雌犬の繁殖の法定の上限年齢がなく、民間のケネルクラブの自主規制でも日本よりはるかに上限年齢が高いことを述べました。ドイツ、フランス、イギリスでは繁殖雌犬は寿命ぎりぎりまで繁殖させられるために、繁殖引退犬の余剰がほぼ発生しないのです。
 さらに追記すれば、ドイツ、フランス(イギリスもかなり多い)では、犬の新規需要はほぼ安い外国産外の子犬の輸入に頼っています。特にドイツでは、犬の新規需要の約8割が安価な輸入子犬で、ほぼネットで販売されます。原産国は主に東欧ですが、繁殖が行われるのはドイツ、フランスの国外ですので、ドイツ、フランス国内での繁殖引退犬の発生はほぼ発生しません。今回記事ではその点について述べます。

 NHKは「ドイツ等は動物福祉に進んでペットショップでの犬猫販売を抑制しているので日本のように繁殖引退犬の大量余剰が発生しない」と報じています。しかし前回記事で示した理由と共に、ドイツでは現在ほぼ国内での子犬生産はありませんので、繁殖引退犬の余剰はほぼ発生しません。
 ドイツで生産される子犬は年間6万頭台です。それに対して主に東欧からですが、安価な子犬が合法違法含めて年間50万頭が輸入されており、主にネットで販売されます。ちなみにティアハイムが販売する犬の数は年間6万頭程度です。したがってドイツ国内で生産された子犬の供給シェアは、10%未満です。つまり繁殖雌犬はドイツ国外いるために、ドイツ国内では繁殖雌犬の余剰はほぼ発生しないのです。それを裏付ける資料から引用します。


Anzahl der neugeborenen Hundewelpen in Deutschland in den Jahren 2000 bis 2022 「2000 年から 2022 年までにドイツで生産された子犬の数」 2023年9月1日(有料サイトのため、一部がマスキングされています)

Die Statistik bildet die Entwicklung der Anzahl neugeborener Hundewelpen in Deutschland in den Jahren 2000 bis einschließlich 2022 ab.
Im Jahr 2022 wurden in Deutschland insgesamt 69.391 Hundewelpen geboren.

この統計は2000 年から 2022 年までの間の、ドイツの生まれた子犬の数の推移を示しています。
2022年にはドイツでは、合計6万9391頭の子犬が生まれました。(*)



Dr. Ralf Unna - "Illegaler Welpenhandel wird zu ernstem Problem!" 「ラルフ・ウンナ博士-ドイツでは、違法な子犬取引が深刻な問題になっています!」 2017年4月22日

Welpenhandel geht in Richtung organisierte Kriminalität.
Rund neun Millionen Hundebesitzer gibt es in Deutschland - und die Zahl steigt.
Jährlich kommen ungefähr 500.000 Welpen dazu, immer mehr illegal und aus dem Ausland.
Als Produktionsstätten für die Welpen gelten zum Beispiel die Nachbarländer Polen und Tschechien.
Von dort werden die Tiere dann in Transportern in die Niederlande und nach Belgien gebracht, wo deutsche Kunden die Tiere für einen Bruchteil des Preises erstehen können, den ein ordentlich gezüchteter Rassehund in Deutschland kostet.

子犬の密売は組織犯罪に変わっています。
ドイツには約900万の飼犬がいて、その数は増え続けています。
毎年約50万頭の子犬が違法に海外から持ち込まれて、増えています。
例をあげれば隣国のポーランドやチェコ共和国が子犬の生産地
と考えられています。
そこから動物(犬)はバンで(註 産地偽装のために)オランダとベルギーに運ばれ、ドイツの犬を買う客はドイツで適正に繁殖された血統書付きの犬の数分の1の価格で犬を購入できるのです。



TIERSCHUTZHUND 5 Gründe, warum manche Hunde besonders schwer vermittelbar sind 「保護犬 一部の犬が引取られるのが難しい5つの理由」 2022年8月29日

In Deutschland kommen jährlich rund 80.000 Hunde in ein Tierheim.
Von diesen Tieren bekommen ungefähr nur drei Viertel innerhalb die Chance auf eine Adoption.

ドイツでは、毎年約8万頭の犬がティアハイムに入所します。
これらの動物(犬)のうち新しい飼主引き取られる機会を得られるのは、約4分の3(6万頭)だけです。
(*1)

(*1)
ドイツのティアハイムの年間の犬譲渡数は6万頭。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される

 ドイツのティアハイムの犬の殺処分率は2014年のハノーファー大学の調査によれば26.2%であり、上記の記事の「ティアハイムで譲渡される犬は4分の3」という数値にほぼ一致します。なおドイツ語文献では「全ティアハイムの譲渡率は90%以上」という資料はありません。


 このようにドイツで「国内ブリーダーが繁殖雌犬を寿命ぎりぎりまで繁殖させ、お役御免になれば安楽死させる」以前に、国内での子犬生産はほぼない状態です。ドイツ国内の新規の犬の供給は外国生産の子犬ですので、繁殖雌犬はドイツ国外の国の問題です。ですからNHKが報じる「ドイツ等の動物福祉に先進的な国は犬猫販売のペットショップ抑制、もしくは禁止しているので繁殖引退雌犬の余剰問題は起きない」は的外れも甚だしいです。
 ではドイツの犬に供給元となっている、東ヨーロッパの犬に繁殖場ではどうなっているのでしょうか。近年はハンガリーがドイツなどの西ヨーロッパの犬の供給元として台頭していますが、ハンガリーの犬の繁殖場を取材した記事があります。以下に引用します。


Tierschützerin: "Die Haltungsbedingungen in den Welpen-Produktionen sind grauenhaft" 「動物保護活動家 子犬の工場生産的な施設での飼育環境はひどい」 2022年5月4日

Wir haben mit Sabine Winkelmann dazu gesprochen, die ein Tierheim nahe Budapest betreibt.
Welpenhandel – in seiner illegalen Form nach Drogen- und Waffenhandel eines der lukrativsten Geschäfte in Deutschland.
Sie betreten ein finsteres Gebäude, in der Regel gibt es kein oder nur sehr wenig Tageslicht.
Es empfängt Sie außerdem ein beißender Ammoniakgeruch, der sich mit dem von Kadavern mischt.
Sie sehen ausgezehrte Muttertiere, denn der Zyklus dieser Hündinnen wird häufig medikamentös verändert, damit sie mehrmals im Jahr Welpen bekommen können.
Und Sie sehen halb verhungerte Tiere, denn wenn eine Hündin keinen Nachwuchs mehr bekommen kann, erhält sie einfach kein Futter – bis sie stirbt.

ハンガリー、ブダペストの近郊で動物保護施設を運営するザビーネ・ヴィンケルマン氏に話を聞きました。
子犬の密売ーそれは違法なビジネスの系統では、ドイツでは麻薬と武器の密売に次いで最も儲かるビジネスの1つです。
子犬繁殖の暗い建物に入ると、大概は日光がほとんどかまたはまったく入りません。
そこではまた、動物の死臭と混ざり合ったアンモニアの刺激的な臭いも感じられるでしょう。
雌犬の性周期は薬によって変えられ、年に数回も子犬を産むことが可能となり、そのためやせ細った母犬が見られます。
そして半分飢え死にしそうな犬も見られます。
雌犬が子犬を産めなくなったならば、死ぬまで餌を与えられないからです。



 ドイツを例示しましたが、フランスも同様に主に東欧からの違法合法を含めた子犬の輸入が大変多いのです。2020年の国会下院の資料ではフランスの犬猫の購入の8割がネット販売からで(*2)、その多くが輸入犬です。中には「フランス産」と偽装された犬もあります。さらにEU域内であれば、外国のサイトから商品を自由に購入できます。
 イギリスはEUから離脱してドイツやフランスほど輸入子犬は多くはないと思う方も多いでしょうが、実はイギリスでもかなりの子犬の違法も含めての輸入があります(*3)。それらの子犬は「イギリス国内の、登録が不要の零細個人ブリーダー」に売り主が偽装されて、多くがネットで販売されています。イギリスでは、無認可ブリーダーから購入される犬の割合は75%という推計もあります(*4)。そのかなりの多くが、外国から違法も含めて輸入された国内産と偽装された子犬と思われます。したがってフランスもイギリスも、国内法規の犬の繁殖等に関する動物福祉に関する法規が厳しいとしても、それは繁殖引退雌犬の余剰の多寡とはほぼ関係ありません。全くNHKの番組「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」の制作者は無知無学で、頭が空っぽとしか言いようがありません。

(*2)
フランスの犬猫取得に占めるネット販売のシェアは80%。ペットショップの犬猫販売制限は無意味?

(*3)
Cruel puppy-smuggling gangs use posh Airbnbs to trick buyers 2023年9月23日

 この記事では、イギリスにおいても東欧等からの子犬の密輸が多く、それらの子犬は偽装された住所でイギリス人の個人繁殖家(イギリスでは一定規模未満の犬の繁殖であれば犬ブリーダーの登録を必要とせず、ネット販売も規制を受けません)を騙ってネット販売されているという内容です。私はドイツにおける東欧等からの子犬輸入は、実際に見聞していますし、多くのテレビドキュメントも見ています。しかしイギリスの子犬の違法輸入とネットでの偽装販売はそれほど詳しくはありません。この点については、後ほど調べて詳細を記事にしたいと思います。

(*4)
イギリスでは犬の75%が無認可ブリーダーにより売られている~杉本彩氏の真逆のデマ

「日本で繁殖雌犬の余剰が大量発生するのはペットショップがあり動物福祉に遅れているから」というNHKの報道は論外







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 記事、
「繁殖引退犬の大量余剰」これは動物愛護管理法の悪改正の当然の帰結
国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低い日本~それは動物福祉向上が目的ではないことを意味する
国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低いが交配下限年齢の規制がない日本~動物福祉が目的ではないことが明らか
の続きです。
 NHKは2024年2月5日放送の「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」という番組を放送しました。その番組では「日本は現在引退繁殖犬の大量余剰問題があるが、その原因は動物福祉に遅れてペットショップがあるからだ」と結論づけています。そして「ペットショップでの犬猫販売が抑制されている、禁止されている動物福祉に進んだ国としてドイツ、イギリス、フランスを挙げています。しかしそれは全くの論外で、無理やりなこじつけです。



 サマリーで示した通り、2024年2月5日に放送された「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」では、現在日本では繁殖引退雌犬の大量余剰が問題になっていることが報じられました。その理由として、2019年に改正された動物愛護管理法の犬ブリーダーに対する繁殖雌犬の交配年齢の上限や、繁殖業者の従業員一人当たりの世話をする犬の数の上限の制限などがあるとしています。
 本連載では、主に犬ブリーダーの交配年齢の上限を「6歳まで」とした規制強化の悪影響を取り上げます。2019年に動物愛護管理法が改正に基づき、「令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令」が制定され、犬の繁殖を行う者は、雌犬の交配の年齢の上限を「6歳まで」と規制が強化されました。(*)

(*)
令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令


(画像)

さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 のホームページから

クローズアップ現代


 さらにNHKの本番組では、次のように結論づけています。「日本でこのように繁殖引退雌犬の大量余剰問題が発生する根本原因はペットショップである。動物福祉先進国であるドイツ、フランス、イギリスでは犬猫の販売禁止や抑制を行っている(ために、日本のような繁殖引退雌犬の大量余剰問題は起きない」。そして以下に画像に示す図を提示しています(この図の短い記述でも誤り偏向が盛りだくさんなのですが。それは後ほど詳述します)。
 ペットショップでの犬猫販売があることが「繁殖引退雌犬の大量余剰問題の原因」という因果関係の説明を、NHKはしていません。いきなりの論理の飛躍で驚きます。


(画像)

 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 から

NHK クローズアップ現代


 結論から言えば、ペットショップでの犬猫販売の有無は、繁殖引退雌犬の余剰とは関係ありません。連載記事ですでに述べた通りその理由はドイツ、フランス、イギリスに比べて、雌犬の繁殖の法令による上限年齢がこれらの国は強制力がある法令はなく、民間の自主規制でも日本に比較して著しく低くことが挙げられます。
 さらにドイツ、フランス、イギリスの犬の平均寿命は日本に比べて著しく低いのです。またこれらの国では、犬の人為的な致死処分に対して、日本に比べて寛容です。ドイツは犬の死因の80%から90%、イギリスは80%超です。特に営利生産の犬ブリーダーは、一般飼主に対して自分が飼育している飼犬の安楽死処置に抵抗はないでしょう。対して日本は国際的にも特異な「犬の繁殖業者は犬を終生飼養しなければならない」という、動物愛護管理法の規定があり、繁殖を引退した犬の安楽死処置がほぼ不可能です。
 ですから雌犬が繁殖を引退してから、寿命を迎えるまでの余命が日本はこれらの国と比較して極端に長いために、必然的に繁殖引退犬の余剰が大量に発生します。以下に、その根拠となる一覧を示します。

犬の平均寿命の各国比較


・イギリス 10.33歳(註 死亡年齢中央値)
Canine Medicine and Genetics Longevity and mortality in Kennel Club registered dog breeds in the UK in 2014

・フランス 11歳
Espérance de vie, calcul en années humaines : tout savoir sur l'âge de votre chien

・ドイツ 11歳
Wie alt werden Hunde?



 なお、ドイツ、イギリス、フランスでは、法令による雌犬の繁殖の上限年齢の規制はありません。多くのデマ資料がありますが、これらの国で法令による雌犬の繁殖年齢の上限はいずれもありません(2024年2月現在)。
 民間のケネルクラブにより自主規制があり、次の通りです。民間の自主規制ですら、日本の法定の繁殖雌犬の上限年齢より、著しく高くなっています。また民間のケネルクラブの自主規制は、生産した子犬の血統書の発行をしないというだけで、必ずしも消費者は血統書を求めてはいません。血統書無しでも商品としての犬は生産できます。

民間の自主規制による雌犬の「交配」(註 「出産」ではない)の上限年齢


・イギリス
The Kennel Club's rules in regards to registration
出産が8歳以上になると見込まれる雌犬の交配の禁止。ただし獣医師が許可した場合は通常認められる(全英ケネルクラブ)

・ドイツ(VDH 全ドイツケネルクラブ)
Zuchttauglichkeitsprüfung
8歳以上の雌犬の交配を禁じる

・フランス 全仏ケネルクラブ(LOF)
Gestation de la chienne et âge avancé
雌犬の9歳以上の交配は禁止。



 その上ドイツ、イギリス、フランスでは、日本に比べて犬の安楽死を行いことに非常に寛容です。ですから特に営利の犬の繁殖業者は法定の犬の繁殖の上限年齢が高い、もしくはないことと相まって生涯ぎりぎりませ繁殖させ、繁殖効率が悪くなれば安楽死処置を行うと考えられます。ですから日本のように、繁殖引退雌犬の大量余剰問題が発生しないのです。以下に、これらの国の犬の安楽死率がきわめて高いことを示す資料から引用します。


Canine Medicine and Genetics Longevity and mortality in Kennel Club registered dog breeds in the UK in 2014 「犬の医学と遺伝学(学術誌) 2014年の全英ケネルクラブに登録された犬種の寿命と死亡率」 2018年

Mortality data on 5663 deceased dogs registered with the UK Kennel Club were collected from an owner-based survey.
The overall median age at death across all breeds was 124 months [10.33 years] .
Of all deaths reported, 79.58% involved euthanasia.
The overwhelming majority of reported deaths in dogs (79.58%) in this study involved euthanasia.
These findings concur with results reported from primary-care veterinary practice in the UK which reported that 86.4% of deaths involved euthanasia.

UK Kennel Clubに登録されている5663頭の死亡犬の死亡率データは、飼い主ベースの調査から収集されました。
イギリスの犬のすべての品種の全体的な死亡年齢の中央値は124か月[10.33歳]でした。
報告されたすべての死亡のうち、79.58%が安楽死に関与していました。
この研究で報告された犬の死亡の圧倒的多数(79.58%)は安楽死に関係していました。
これらの調査結果は、死亡の86.4%が安楽死に関係していると報告したイギリスのプライマリケア獣医診療から報告された結果と一致しています。


* さらにイギリスでは、犬猫の所有者管理者であれば、獣医師資格がなくとも銃による殺処分が合法です。


Mehr Tierschutz mit Versicherung? Empirische Studie zu Tierkrankenversicherungen für Hund und Katze aus der Perspektive von Tierärztinnen und Tierärzten sowie Tierhalterinnen und Tierhaltern im deutschsprachigen Raum 「ペット医療保険でより多くの動物が保護されるのか? ドイツ語圏の獣医師とペットの飼主の視点から見た犬と猫のペット医療保険に関する実証的研究」 2020年8月

Einige Berichte deuten darauf hin, dass Entscheidungen zur Beendigung des Lebens eines Tieres auf der Grundlage wirtschaftlicher Faktoren (wirtschaftliche Euthanasie) immer häufiger getroffen werden (Kipperman et al. 2017).
dass Schätzungen zufolge in Deutschland vier von fünf Haustiere durch Euthanasie sterben.

ドイツではいくつかの報告においては、経済的要因(経済的な理由による安楽死)に基づいて動物の命を終わらせる決定がより一般的になっていることが示唆されています(Kipperman et al.2017)。
ドイツではペットは5分の4(つまり80%)が安楽死で死亡していると推定されています。


* つまりドイツでは「経済的な理由で犬を安楽死させることが一般的」と言うことです。それはすなわち営利の犬繁殖業者は、より繁殖引退犬を経済的理由で安楽死させることが一般的であるということがうかがえます。


 その他には「ドイツでは犬の死因の90%以上が安楽死である」という資料も複数あります。フランスでは、犬の死因に占める安楽死が占める割合の資料は見つかりませんでした。しかし犬の平均寿命がイギリスとドイツとほぼ同じですので、安楽死は一般的に行われていると推測されます。獣医療が普及した先進国においては、日本のように犬の安楽死がほぼ行われない国では、犬の平均寿命が15歳近くなど著しく高くなるからです。
 NHKが一覧表で示したドイツ、フランス、イギリスでは、繁殖引退雌犬の余剰が大量に発生することはありません。繰り返しますがそれは日本と異なり法定の繁殖雌犬の繁殖上限年齢がなく、民間の自主規制でも著しく高いことがあります。さらにこれらの国では犬の安楽死が容易いことで寿命ぎりぎりまで繁殖させ、お役御免になれば繁殖雌犬を安楽死処置させるからです。NHKの報道の「ドイツ、イギリス、フランスはペットショップでの犬猫販売を禁止もしくは制限している動物福祉に進んだ国だから、繁殖引退雌犬の大量余剰が発生しない」は妄論です。短い記述ですが、NHKのこの一覧表でも偏向誤りがあります。それは次回以降の記事で述べます。

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 記事、
「繁殖引退犬の大量余剰」これは動物愛護管理法の悪改正の当然の帰結
国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低い日本~それは動物福祉向上が目的ではないことを意味する
の続きです。
 日本では日本の繁殖雌犬の交配の上限年齢は6歳で国際比較では異常に低いですが、下限年齢の規制はありません。日本以外で繁殖雌犬を、法令により年齢により交配もしくは出産を制限している国においては、上限年齢よりも下限年齢に制限をしていることが多いです。日本が繁殖雌犬の交配の上限年齢を異常に低く下限年齢に規制がないのは、動物福祉ではなく、犬ブリーダーから若い繁殖雌犬を放出させることが目的だからです。



 サマリーで示した通り、2024年2月5日に放送された「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」では、現在日本では繁殖引退雌犬の大量余剰が問題になっていることが報じられました。その理由として、2019年に改正された動物愛護管理法の犬ブリーダーに対する繁殖雌犬の交配年齢の上限や、繁殖業者の従業員一人当たりの世話をする犬の数の上限の制限などがあるとしています。
 本連載では、主に犬ブリーダーの交配年齢の上限を「6歳まで」とした規制強化の悪影響を取り上げます。2019年に動物愛護管理法が改正に基づき、「令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令」が制定され、犬の繁殖を行う者は、雌犬の交配の年齢の上限を「6歳まで」と規制が強化されました。(*)

(*)
令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令


(画像)

さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 のホームページから

クローズアップ現代


 サマリーで示した通り、2019年の法改正により日本では、繁殖雌犬の交配の上限年齢が定められました。交配の年齢は6歳までですが、下限年齢の規定はありません。


令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令

第二条 法第二十一条第一項の規定による第一種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等に関し環境省令で定める基準は、次の各号に掲げる事項について、当該各号に定めるとおりとする。
三 動物の飼養又は保管をする環境の管理に関する事項
六 動物を繁殖の用に供することができる回数、繁殖の用に供することができる動物の選定その他の動物の繁殖の方法に関する事項
ホ 販売業者、貸出業者及び展示業者にあっては、販売、貸出し又は展示の用に供するために犬を繁殖させる場合には、生涯出産回数を六回までとするとともに、雌の交配時の年齢を六歳以下とすること。



 日本のように、繁殖雌犬の交配の規制で「上限年齢はあるが下限年齢はない」国は、私が確認した限りありません。逆に上限年齢の規制はあるが、下限年齢の規制がある国はイギリスがあります。
 以下に一覧を示します。なおこれはあくまでも法令によるもので、民間の自主規制のケネルクラブの規約は含みません。日本ではJKCの自主規制により、「雌犬の交配は生後9ヵ月1日から」としています。(*1)

(*1)
正しいブリーディングと守るべき心得 JKC

3、法令による雌犬の「交配」(註 「出産」ではない)の最低年齢

・イギリス
The Animal Welfare (Licensing of Activities Involving Animals) (England) Regulations 2018
1歳以上とする。生涯出産回数は6回まで。しかし「交配」もしくは「出産」の上限年齢の定めはない。

・インド
雌犬の「交配」は18ヵ月齢以降でなければならず、獣医師によって健康と診断されなければならない。
Be Aware of Regulations Related to Dog Breeding in India.

・スェーデン
Regel 2:5
雌犬の交配は18ヵ月齢以降 かつ2回目以降の発情であること。

・フランス
Code rural et de la pêche maritime Version consolidée au 3 août 2020
雌犬の「交配」は2回目以降の発情から。
ANNEXES de l’arrêté du 3 avril 2014, fixant les règles sanitaires et de protection animale auxquelles doivent satisfaire les activités liées aux animaux de compagnie d’espèces domestiques relevant des articles L. 214-6-1, L. 214-6-2 et L. 214-6-3 du code rural et de la pêche maritime.

・アメリカ合衆国 ヴァージニア州(州法)
West's Annotated Code of Virginia. Title 3.2. Agriculture, Animal Care, and Food. Subtitle V. Domestic Animals. Chapter 59. General Provisions
雌犬の「交配」は18ヵ月齢以降とする。




 このようにイギリスでは雌犬の交配の上限年齢の規制はありませんが、下限年齢ではあります。また、最初の発情での交配を禁じている国があります。
 他の繁殖雌犬の交配の上限年齢を規制している国では、全て下限年齢の規制があります。日本が上限年齢の規制がありながら、下限年齢がないのとは対照的です。

 犬は小型犬大型犬より、最初の発情の月齢に大きな差があります。小型犬では早ければ生後6ヵ月からあり、大型犬では18ヵ月以上になる場合もあります。個体差はありますが、大型犬では2歳以上の場合もあります。(*2)
 一方、雌犬の交配におおいては「動物福祉上、最初の発情は見送るべき。交配は2回目以降とすることを推奨する」と、各国の獣医師団体やケネルクラブが示しています。その理由は母体がまだ十分に成長していない状態で妊娠・出産をすれば、母体に悪影響を及ぼすからです。

(*2)
犬のヒート(生理)とは?生理期間や出血以外の症状、発情期に注意すべきこと

 しかし日本は繁殖雌犬の交配の下限年齢月齢は、法令での規制はありません。ですから最初の発情で交配させることが合法です。さらに交配の上限が国際比較では異常とも言える6歳という低さですので、利益を追求しようと思えば最初の発情で交配をせざるを得なくなります。なおJKCでは「9ヵ月齢未満の雌犬の交配で生まれた仔犬の血統登録は行わない」との規約がありますが、必ずしも販売される犬に血統書がつけられているわけで社ありません。近年人気の「ミックス犬」ですが、当然血統書は発行できません。ミックス犬の流行は、法令による「雌犬の交配は6歳まで」という制約と、JKCの「雌犬の交配の下限は9ヵ月齢とする」の規約の回避のために、意図的に流行らせたのかもしれません。
 さらに繁殖雌犬の「生涯の出産は6産までとする」という規制と、「交配は6歳まで」という低い年齢制限から、最初の発情から、発情が来るたびに休みなく交配出産が行われる可能性があります。特に、最初の発情が遅い、発情周期が長い大型犬ではそうなるでしょう。むしろ交配の上限年齢を8歳までとし、繁殖を休む年を設けた方が、繁殖雌犬の健康には良いと思われます。

 日本の繁殖雌犬の「交配の上限年齢は国際比較では異常に低い6歳である」ことと、「繁殖雌犬の個配下限年齢の規制がない」ことは、犬の動物福祉向上を目的としたものではないことは明白です。連載記事ですでに述べた通り、この規制は「犬ブリーダーから出来るだけ早く、できるだけ若い犬を無理やり放出させる。そして放出させた犬を愛誤団体の保護犬譲渡ビジネスの仕入れに回して愛誤団体を支援する」ことが目的なのです。
 少し考えれば、あからさまにわかることです。しかも、殺処分ゼロ議員連盟と海外の動物愛護に関するデマを機関銃のように乱射し続けているその愛誤議員らの団体のアドヴァイザー(笑)の杉本彩氏らは、海外の法律に関する大嘘資料(*3)を作成して環境省に圧力をかけていました。まさに国賊です。

(*3)
犬猫の殺処分ゼロを目指す動物愛護議員連盟 第一種動物取扱業者における犬猫の飼養管理基準に関する要望書

 この資料にかかれている海外の法令ですが、ほぼ全てで誤り、嘘、偏向があります。例えば「その法律にはそのような規定がない」、「その規定は別の法律にある」、「存在しない行政指導文書」、「民間の自主規制を安宅に強制力のある法令と誤認させる記述」など、目も当てられない酷さです。この点については、私はブログ記事にしています。このような嘘デタラメ偏向の要望書を真に受けた、環境省も国賊でしょう。

なぜ「殺処分ゼロ議員連」は先の衆院選で惨敗したのか?〜嘘に有権者はノーを突きつけた
「殺処分ゼロ議員連」による要望書はデタラメ羅列~読んだ人が悶絶死するレベル
「殺処分ゼロ議員連」による要望書はデタラメ羅列~「雌犬の出産は1歳以上6歳まで」という悶絶誤訳
「犬の出産の下限上限年齢を制限する法令はない」~西山ゆう子氏のデマ
「犬の出産の下限上限年齢を制限する法令はない」理由~西山ゆう子氏のデマ
「殺処分ゼロ議員連」による要望書はデタラメ羅列~ドイツの法令は妄想作文レベル
続・「殺処分ゼロ議員連」による要望書はデタラメ羅列~ドイツの法令は妄想作文レベル
「殺処分ゼロ議員連」の役立たずの偏向文書~なぜ立法の参考で法令ではなく強制力がない行政指導を挙げるのか?
イギリスの犬飼養の数値基準は殺処分ゼロ議員連の要望より緩い
アメリカの犬1頭当たりの最小ケージ広さの法定数値基準はハンカチ1枚分の広さ
アメリカの離乳前子猫1頭当たりの最小ケージ広さの法定数値基準はコースター1枚分の広さ
殺処分ゼロ議員連のペット業者に対する数値基準の法制化要望の決定的な欠陥
動物取扱業者に対する環境省の狂った数値基準の方針
「フランスでは猫の出産は1歳以上6歳までと規定されている」という殺処分ゼロ議員連のデマ文書
全英ケネルクラブは雌犬の8歳以上の出産を認めている~殺処分ゼロ議員連「要望書」の大嘘
環境省の「動物取扱業の数値基準の方針~海外の犬猫の出産は6歳まで」は完全なデマ
「英国ガイドラインで動物取扱業者の従業員1人当たりの動物上限数が定められている」は捏造(殺処分ゼロ議員連要望書)
「英国ガイドラインで動物取扱業者の従業員1人当たりの動物上限数が定められている」は捏造(殺処分ゼロ議員連要望書)
環境省の「動物取扱業者に対する数値規制方針」は歴史的悪法になるのか
「悪法」で行き場を失う犬猫たち~環境省「動物愛護管理法数値基準の方針」
国際標準から逸脱した殺処分議員連議案の「雌犬の出産は1歳以上6歳まで」の目的は何か?
続・国際標準から逸脱した殺処分議員連議案の「雌犬の出産は1歳以上6歳まで」の目的は何か?
動物取扱業者に対する環境省の狂った数値基準の方針
「フランスでは猫の出産は1歳以上6歳までと規定されている」という殺処分ゼロ議員連のデマ文書
全英ケネルクラブは雌犬の8歳以上の出産を認めている~殺処分ゼロ議員連「要望書」の大嘘
環境省の「動物取扱業の数値基準の方針~海外の犬猫の出産は6歳まで」は完全なデマ
「英国ガイドラインで動物取扱業者の従業員1人当たりの動物上限数が定められている」は捏造(殺処分ゼロ議員連要望書)
「英国ガイドラインで動物取扱業者の従業員1人当たりの動物上限数が定められている」は捏造(殺処分ゼロ議員連要望書)
「悪法」で行き場を失う犬猫たち~環境省「動物愛護管理法数値基準の方針」
国際標準から逸脱した殺処分議員連議案の「雌犬の出産は1歳以上6歳まで」の目的は何か?
続・国際標準から逸脱した殺処分議員連議案の「雌犬の出産は1歳以上6歳まで」の目的は何か?
「スウェーデンでは犬猫の帝王切開による出産は3回まで」は捏造~殺処分ゼロ議員連要望書

国際比較で雌犬の繁殖上限年齢が異常に低い日本~それは動物福祉向上が目的ではないことを意味する







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(Domestic/Inländisch)

 記事、「繁殖引退犬の大量余剰」これは動物愛護管理法の悪改正の当然の帰結 の続きです。
 現在日本では、引退繁殖雌犬の余剰が大量に発生しています。これは2019年の動物愛護管理法の改悪により、当然予想できたことです。日本の繁殖雌犬の交配の上限年齢は6歳ですが、国際比較では異常に低いのです。さらに日本の犬の平均寿命は国際比較で突出して長いのです。ですから日本では繁殖雌犬が引退した後の余命が著しく長くなり、繁殖引退犬の余剰が大量に発生します。繁殖雌犬の交配に上限を立法したのは余剰犬の発生を意図したのであり、動物福祉の向上を目的とはしていません。その目的とは「愛誤団体の保護犬ビジネスを支援」するためです。



 サマリーで示した通り、2024年2月5日に放送された「NHKクローズアップ現代 さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う」では、現在日本では繁殖引退雌犬の大量余剰が問題になっていることが報じられました。その理由として、2019年に改正された動物愛護管理法の犬ブリーダーに対する繁殖雌犬の交配年齢の上限や、繁殖業者の従業員一人当たりの世話をする犬の数の上限の制限などがあるとしています。
 本連載では、主に犬ブリーダーの交配年齢の上限を「6歳まで」とした規制強化の悪影響を取り上げます。2019年に動物愛護管理法が改正に基づき、「令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令」が制定され、犬の繁殖を行う者は、雌犬の交配の年齢の上限を「6歳まで」と規制が強化されました。(*)

(*)
令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令


(画像)

さまよう繁殖引退犬 ペット業界の“異変”を追う 初回放送日: 2024年2月5日 のホームページから

クローズアップ現代


 サマリーで示した通り、2019年の法改正により日本では、繁殖雌犬の交配の上限年齢が定められました。交配の年齢は6歳までで、下限年齢の規定はありません。


令和三年環境省令第七号 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令

第二条 法第二十一条第一項の規定による第一種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等に関し環境省令で定める基準は、次の各号に掲げる事項について、当該各号に定めるとおりとする。
三 動物の飼養又は保管をする環境の管理に関する事項
六 動物を繁殖の用に供することができる回数、繁殖の用に供することができる動物の選定その他の動物の繁殖の方法に関する事項
ホ 販売業者、貸出業者及び展示業者にあっては、販売、貸出し又は展示の用に供するために犬を繁殖させる場合には、生涯出産回数を六回までとするとともに、雌の交配時の年齢を六歳以下とすること。



 この日本における「犬を繁殖させる場合には、生涯出産回数を六回までとするとともに、雌の交配時の年齢を六歳以下とする」規程は、国際比較では異常なほど低いのです。それ以前に強制力のある法令で定めている国はほぼありません、以下に表を示します。

1、法令による雌犬の「交配」(註 「出産」ではない)の上限年齢

・スェーデン
Regel 2:5
10歳以上の交配を禁じる。ただし未出産の犬の場合は7歳以上の交配を禁じる。

・インド
Be Aware of Regulations Related to Dog Breeding in India.
雌犬の8歳以上の「交配」を禁じる。

・アメリカ合衆国 ヴァージニア州(州法)
West's Annotated Code of Virginia. Title 3.2. Agriculture, Animal Care, and Food. Subtitle V. Domestic Animals. Chapter 59. General Provisions
8歳以上の雌犬の交配を禁じる。

*法令における、ブリーダーの雌犬の「交配」年齢の上限の規定は、、上記の3つしか確認できませんでした。



2、民間の自主規制による雌犬の「交配」(註 「出産」ではない)の上限年齢

・アメリカ合衆国
When to Breed a Dog — When Is The Best Breeding Age For Dogs? 
AKC’s Guide to Responsible Dog Breeding
12歳以上の交配を雄雌とも禁じる(AKC)
8歳以上の雌犬の交配を禁じる(UKC) 

・イギリス
The Kennel Club's rules in regards to registration
出産が8歳以上になると見込まれる雌犬の交配の禁止。ただし獣医師が許可した場合は通常認められる(全英ケネルクラブ)

・ドイツ(VDH 全ドイツケネルクラブ)
Zuchttauglichkeitsprüfung
8歳以上の雌犬の交配を禁じる

・ニュージーランド(ニュージーランド ケネルクラブ)
New Zealand Kennel Club (Inc)
8歳以上の雌犬の交配を禁じる。ただし獣医師の許可を得た場合は認められる。

・フランス 全仏ケネルクラブ(LOF)
Gestation de la chienne et âge avancé
雌犬の9歳以上の交配は禁止。



 日本では雌犬の交配年齢の上限は6歳までという、国際比較では異常に低い法令による規定があります。しかし交配年齢の下限は定められていません。海外では、法令もしくは民間の自主規制による、雌犬の交配の最低年齢、もしくは最初の発情での交配を禁止する規定は法令と民間の自主規制ではかなりあります。

3、法令による雌犬の「交配」(註 「出産」ではない)の最低年齢
・インド
雌犬の「交配」は18ヵ月齢以降でなければならず、獣医師によって健康と診断されなければならない。
Be Aware of Regulations Related to Dog Breeding in India.

・イギリス
The Animal Welfare (Licensing of Activities Involving Animals) (England) Regulations 2018
1歳以上とする。生涯出産回数は6回まで。しかし「交配」もしくは「出産」の上限年齢の定めはない。

・スェーデン
Regel 2:5
雌犬の交配は18ヵ月齢以降 かつ2回目以降の発情であること。

・フランス
Code rural et de la pêche maritime Version consolidée au 3 août 2020
雌犬の「交配」は2回目以降の発情から。
ANNEXES de l’arrêté du 3 avril 2014, fixant les règles sanitaires et de protection animale auxquelles doivent satisfaire les activités liées aux animaux de compagnie d’espèces domestiques relevant des articles L. 214-6-1, L. 214-6-2 et L. 214-6-3 du code rural et de la pêche maritime.

・アメリカ合衆国 ヴァージニア州(州法)
West's Annotated Code of Virginia. Title 3.2. Agriculture, Animal Care, and Food. Subtitle V. Domestic Animals. Chapter 59. General Provisions
雌犬の「交配」は18ヵ月齢以降とする。



 さらに、雌犬の交配年齢の民間の自主規制がある国で、犬の平均寿命が確認できる国を挙げます。


・イギリス 10.33歳
Canine Medicine and Genetics Longevity and mortality in Kennel Club registered dog breeds in the UK in 2014

・フランス 11歳
Espérance de vie, calcul en années humaines : tout savoir sur l'âge de votre chien

・ドイツ 11歳
Wie alt werden Hunde?



 上記から、イギリス、フランス、ドイツの、繁殖雌犬の繁殖引退後の余命は概ね次の通りとなります。
・イギリス~1年半程度
・フランス~1年半程度
・ドイツ~2年半程度

 対して日本は6歳の終わりごろぎりぎりに交配、7歳2か月ごろに出産、子犬が離乳して出産するのは7歳半ば程度となります。日本の犬の平均寿命が14.76歳(*)と、国際比較で突出して長いのです。そのため、繁殖雌犬が繁殖を引退した後の余命は7年以上と、イギリス、フランス、ドイツと比べて異常なほど長くなります。それが日本で繁殖引退雌犬の余剰が大量に発生する要因です。
 しかしこれは法改正前からそのようになることがわかりきっていたことです。むしろ意図的に、立法にかかわった議員ら(この改正は議員立法です)は、余剰犬を大量に発生させたと言えます。 
 その目的は第一種動物取扱業者の犬ブリーダーから、純血種犬を無理やり放出させ、それらの犬を愛誤団体による「保護犬譲渡ビジネス」の支援に利用することです。保護犬譲渡ビジネスをしている愛誤団体は、純血種犬が喉から手が出るほど欲しいのです。しかも比較的若い犬が供給されます。その仕入れのために、国際的にはあり得ないほどの、繁殖雌犬の繁殖上限年齢を低くする立法を行ったことが露骨にわかります。さらにこの立法では、繁殖雌犬の交配の下限年齢の規制はありません。このことにより、さらに立法が犬の福祉向上を目的としたものではなく、愛誤団体の支援だということが明らです。この点は、次回以降の記事で説明します。


(画像)

 2019年の動物愛護管理法改悪のための参考として、殺処分ゼロ議員連盟が作成した、犬猫の殺処分ゼロを目指す動物愛護議員連盟 第一種動物取扱業者における犬猫の飼養管理基準に関する要望書 から

 この文書の記述は、ほぼ全てが嘘、誤り、偏向です。一例ですが、イギリスには「犬の出産(または「交配」)」上限年齢を規定する法令は存在しません。全英ケネルクラブでは「出産が8歳を超える見込みの交配は禁じる。しかし獣医師が認めた場合は許可する」という、民間の自主規制があります。法令で禁止されている、「6歳以上の出産」を民間のケネルクラブが規約で定められますか。
 少し調べればすぐに分かることでも堂々と嘘をつき、所管省の環境省に提出するとは、まさに犯罪に近いです。恥知らずの厚顔無恥とは、まさにこのことでしょう。そのように嘘まで使って、露骨に関係する団体のための利益誘導の立法まで行うとは、国賊です。それにしてもこの恥しらずの資料を公開し続けていることに驚きです。

殺処分ゼロ議員連 津曲 バカ


The Kennel Club's rules in regards to registration 「全英ケネルクラブにおけるブリーダー登録におけるルール」

Sometimes The Kennel Club will not accept an application to register a litter.
This will happen if any of the following circumstances apply:
The dam has already reached the age of 8 years at the date of whelping, save in exceptional circumstances, and only provided the application is made prior to the mating, and the proposed dam has previously whelped at least one other registered litter and permission has been received.

全英ケネルクラブは、生まれた子犬の血統登録を受け付けないことがあります。
これは、次のいずれかの状況が当てはまる場合に生じます。
少なくともすでにケネルクラブの許可を得て1回の出産の経験がある母犬で、出産日に8歳に達する場合は、例外的な状況を抜いて交配前に申請が行われ、その母犬が出産に耐えられるという獣医師の所見の裏付けがあり許可を得ている限り、交配が行えます。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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