鳥インフルエンザ感染拡大防止のために、ドイツの自治体は猫を外に出すことを禁じた



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(Zusammenfassung)
Vogelgrippe Das müssen Sie über die Haustier-Auflagen wissen
Nach dem Fund einer an Vogelgrippe erkrankten Wildente im Kreis Peine dürfen Katzen und Hunde in Arpke, Immensen, Sievershausen, Hämelerwald, Dolgen und Haimar sowie in Dedenhausen, Dollbergen, Katensen und Schwüblingsen nicht mehr frei laufen. Der Amtstierarzt der Region Hannover gibt Antworten auf die häufigsten Fragen.

 日本を含む東アジアでは、鳥インフルエンザが流行しています。日本においてもいくつかの養鶏場で鳥インフルエンザが発生しました。多くの鶏などの健康な家禽が殺処分されました。このような痛ましいことがこれ以上起きないように、今後も鳥インフルエンザの拡大阻止に向けての対策がなされることを期待いたします。さらに一般市民でも、感染拡大防止に協力するのは義務であると思います。ドイツなどの西ヨーロッパでも、鳥インフルエンザが流行の兆しを見せています。ドイツの自治体が一般市民に対して鳥インフルエンザの感染拡大防止に向けて禁止措置を講じたことがあります。それは「猫を屋外に出すことの禁止」などです。


 現在、ドイツから始まった、鳥インフルエンザ(H5N8型)が西ヨーロッパで流行の懸念があります。それを受けて、ドイツの大都市、ハノーバー市(ハノーファー。ニーダー・ザクセン州の州都。人口516万人)では、鳥インフルエンザの拡大防止のために、一般市民に対する禁止措置をいくつか講じました。それは「猫を室外から出すことの禁止」などです。
 ハノーバー市HPの、鳥インフルエンザに関する広報から。Vogelgrippe Das müssen Sie über die Haustier-Auflagen wissen 「鳥インフルエンザについて あなたがペットに関する制限事項について知っておく必要があります」。2016年11月17日。


Mit dem Freilaufverbot für Hunde und Katzen soll verhindert werden, dass sie tote Wildvögel finden und durch
die Gegend schleppen, sodass sich das Virus H5N8 weiter ausbreitet.
Erkrankte Tiere lassen sich zudem in der Regel einfacher jagen, sodass sie für Katzen zu einer leichten Beute werden.
Hunde an die Leine, Katzen ins Haus.
In einigen Orten an der Grenze zum Kreis Peine gelten zusätzliche Schutzmaßnahmen – unter anderem dürfen hier Hunde und Katzen nicht mehr frei laufen.
Außerdem müssen Hunde und Katzen eingesperrt oder angeleint werden.

H5N8型鳥インフルエンザウイルスの感染が拡大し続けているので、犬や猫は死んだ野鳥を見つけ、感染区域内でそれを運ぶために、犬猫の自由な徘徊を禁止し、それを防止しなければなりません。
また病気にかかった鳥は、通常より簡単に狩ることができますので、猫の格好の餌食になります。
犬は係留すること、猫は室内に保つこと。
ペイネ地区の境界内のいくつかの場所では、追加の注意事項が適用されますーもはやここでは、特に犬や猫の自由な移動は許可されません。
また、犬や猫は、ケージに閉じ込めるか、係留しなければなりません。



 鳥インフルエンザはいくつかの型が有り、毒性が強く、今まで養鶏場などに多大な感染被害をもたらしたウイルスの型は、H5N1、H5N6、H5N8、があります。H5N1型、H5N8型は、犬猫の致死的感染が確認されています。犬猫などの哺乳類から、ほかの哺乳類や鳥への感染は今のところ確認されていないようです。しかし、ウイルスの変異によって、これらのH5型鳥インフルエンザウイルスが哺乳類→哺乳類、哺乳類→鳥類、への感染能力を獲得する可能性は常にあると言えます。
 極めて深刻な被害を畜産業にもたらし、かつヒト感染の被害を潜在的に内包した鳥インフルエンザに対する対策は、「予防原則」であるべきです。つまり現時点では確認されていなくても、「起こりうる可能性が高いリスク」に対しては、事前に可能な限り対策を講じるということです。

 また、ウイルス感染は、機械的な伝播においても起こりえます。つまり、非感受性動物(ウイルス感染しない動物)であっても、体に付着したウイルスを運ぶことにより感染を拡大させるなどです。ハノーバー市広報にあるように、鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥の死体を、猫が咥えて運び、ウイルスをばらまくなどの間接的感染もあります。
 日本で喧伝されている、「犬猫などは、鳥インフルエンザに感染しない(致死的感染例はいくつも報告されています)から、対策は不要。リスクはない」は、大変危険だと思います。日本における鳥インフルエンザ対策としては、感染が発生した地域の道路や車両を消毒したり、鶏舎に入る人の消毒などを行う、鶏舎への野鳥の侵入防止を行っています。
  日本の、鳥インフルエンザ対策は、次のとおりです。<鳥インフル>東北厳戒 対策徹底も不安消えず。2016年12月4日。
 「各生産者は、出入り口や鶏舎周辺などへの消石灰散布、出入りする人や車両の制限、従業員の長靴の履き替えや靴底の消毒の徹底など対策に懸命だ。鶏舎には野鳥の侵入防止策を施し、従業員に対して野鳥が集まる場所に近づかないように呼び掛ける業者もいる。『これ以上、対策はない』???」。自由に徘徊する猫などの小動物の対策は、ドイツに比べれば全くの無策です。
 日本では、野良猫や自由に徘徊する放し飼い猫などに対しては全く無策です。犬は日本では、まず放し飼いすることはありませんし、野犬は少ないです。しかし野良猫の存在や放し飼いが多い猫は危険です。日本においても、野良猫、放し飼い猫の感染症拡大リスクについても、感情を排した冷静な対策を期待します。


(動画)

 ドイツでは、通年屋外を自由に徘徊している猫・犬の狩猟駆除が合法です。通年許可されているのは「猫・犬」のみです。養鶏場の経営者は、養鶏場に侵入した猫の駆除を行っています。徘徊猫の狩猟駆除までいたらなくても、猫の放し飼いの禁止や、野良猫への給餌は見直すべきではないでしょうか。
 PETAs Ermittler machen grausigen Fund 「PETAの調査員はゾッとするような発見をしました」。ドイツPETA、HPより。 

Ihre Katze ist verschwunden? Vielleicht war es der Jäger…
PETA-Ermittler machen einen grausamen Fund in einer Kadavertonne einer Hühnerfarm März 2012.
Dort befanden sich erschossene und sogar erschlagene Katzen.
Der zuständige Pächterzeigt sich allerdings ungerührt:„Wenn die Katze wildert, hab‘ ich da Verständnisdafür, wenn die erschossen wird.
Auf die Frage, woran man denn erkenne, ob eine Katze „wild“ sei oder ein Zuhause habe, hieß es dann aber, das könne man nicht erkennen.“
„Haustierabschuss“ ist gängige Praxis.
Jährlich werden etwa 400.000 Katzen und 65.000 Hunde von Jägern erschossen, in den allermeisten Fällen handelt es sich um tierische Familienangehörige.
Eine Katze gilt bereits dann als „wildernd“ (und darf somit frei abgeschossen werden), wenn sie sich je nach Bundesland 200 bis 500 Meter vom nächsten Haus entfernt aufhält.
Hunde, die nicht angeleint waren, wurden bereits in unmittelbarer Nähe ihres menschlichen Begleiters erschossen.

あなたの猫が行方不明?多分、それはハンターに殺されたのでしょう・・・
PETAの調査員は、2012年3月に、養鶏場の死体保管コンテナで陰惨な発見をしました。
そこには射殺された猫の死体がありました。
しかしハンターは動揺せずに答えました。
「なぜならば、私はその猫が養鶏場の鶏に被害を及ぼしている野良猫と理解したから射殺したのです」。
「その猫が野良猫なのか飼い猫なのか、あなたは知っていたのか」と尋ねたところ、彼は「判別できませんでした」と答えました。
ペットが射殺されるのは一般的です。
ドイツでは、毎年約40万匹の猫と6万5千頭の犬がハンターに殺され、それらのほとんどに飼い主がいます。
猫は州によって異なりますが、民家から200mから500m離れていれば、野生化しているとみなされ、それは自由に射殺して良いということを意味します。
首輪と紐を付けていなかった犬は、飼い主などの目の前で射殺されました。




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続・ドイツにおける狂犬病対策での殺処分は、日本よりはるかに厳格です

 




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(Zusammenfassung)
In Deutschland, wie Hunde und Katzen gibt es einen Verdacht auf Tollwut werden getötet.
Tollwut-Maßnahmen in Deutschland ist streng.
Verordnung zum Schutz gegen die Tollwut(Tollwut-Verordnung)
Nach amtlicher Feststellung
§ 7 Tötung und unschädliche Beseitigung
(1) Ist der Ausbruch oder der Verdacht des Ausbruchs der Tollwut in einem Betrieb oder an einem sonstigenStandort amtlich festgestellt, so kann die zuständige Behörde die sofortige Tötung und unschädliche Beseitigungder seuchenverdächtigen Tiere anordnen;
bei seuchenverdächtigen Hunden und Katzen hat sie die Tötung und unschädliche Beseitigung anzuordnen.


 記事、ドイツにおける狂犬病対策での殺処分は、日本よりはるかに厳格です、の続きです。前回記事では、ドイツはかつては狂犬病の発生が多く、そのために狂犬病防除に係わる法律の規定が厳しいことを述べました。ドイツでは、「狂犬病の疑いがある」だけでも、その動物を殺処分しなければなりません。例えば狂犬病に感染した動物と接した事実があれば、その動物は即時強制殺処分の対象となります。症状を示さなくてもです。在ドイツ日本大使館のHPでは、「犬猫などをドイツ国内に持ち込む際に、ドイツ連邦共和国の基準にみたないものは強制的に殺処分されることがあります」とあります。例えば狂犬病ワクチン接種の証明が不備であったなどです。


 前回記事では、ドイツにおける狂犬病防除策として、連邦狩猟法の規定をあげました。ドイツでは本法により、自由に徘徊している犬猫を通年狩猟駆除することを推奨していますが、その目的は野生動物の保護と、感染症(狂犬病)の防除です。今回は、ドイツにおける関税事務所での狂犬病の防除対策や、狂犬病に係わる法令について紹介します。
 また、日本における犬猫などの入国手続きや、狂犬病の疑いのある犬などの扱いについて比較します。結論から言えば、ドイツは日本よりはるかに厳格に狂犬病防除のための、殺処分を行っています。

 「東欧からドイツの愛護(誤)団体がレスキューした犬を違法に持ち込もうとしたところ、そのうちの一頭で狂犬病が発見されました。ドイツ当局は、その狂犬病感染犬と接触があった犬=(狂犬病の症状はない)のすべてを強制殺処分しました」。これは昨年起きた事件です。記事のリンクが切れていましたので、ほかのソースを提示します。
 これはバイエルン州内の自治体、バンベルク郡で発生した狂犬病です。犬の輸出国はモロッコでしたが、書類上はこの犬の狂犬病ワクチン接種は行われていました。税関の獣医師は、症状などからその犬の狂犬病を疑い、即時殺処分決定を行いました。殺処分翌日の剖検で、狂犬病の診断が確定しました。

 この例では、「ドイツの狂犬病に対する対処は、狂犬病の疑いがあるだけでも即時、強制的に殺処分を行う~狂犬病に感染した動物と接触があっただけでも(外見上健康で症状がなくても、狂犬病感染個体と接触したという事実は狂犬病に感染している疑いが生じるため)、即時殺処分の対象となる」ことがお分かりいただけると思います。
 2013年に、狂犬病が疑われる輸入犬を即時殺処分した、バンベルク郡のプレスリリースから引用します。Landkreis Bbamberg Tollwut im Landkreis Bamberg 「バンベルク郡におけるプレスリリース バンベルク郡で狂犬病が発生しました」。2013年7月26日。


Landesamt für Gesundheit und Lebensmittelsicherheit bei einem importierten Hundewelpen aus dem Landkreis Bamberg Tollwut nachgewiesen.
Impfpass erfolgte in Marokko die vorschriftsmäßige Tollwutimpfung.
Der behandelnde Tierarzt reagierte äußerst schnell und umsichtig und äußerte den Verdacht auf Tollwut.
Der erkrankte Welpe wurde eingeschläfert und zur Untersuchung an das Bayer.
Der Tollwutverdacht wurde vom Labor am nächsten Tag bestätigt.
Nicht bzw. unzureichend geimpfte Tiere, die Kontakt zu einem tollwutkranken Tier hatten, werden auf behördliche Anweisung sofort getötet.

バンベルク郡の「健康と食品安全局」において、(モロッコから)輸入された子犬に狂犬病が検出されました。
その子犬は、(記録上では)モロッコで適切にワクチン接種が行われていました。
担当の獣医師は、(症状から)非常に迅速かつ慎重に対応し、その子犬の狂犬病の感染の疑いがあることを表明しました。
その病気の子犬を安楽死させ、バイエルン州が調査を行いました。
狂犬病の疑いは翌日に、実験室で診断が確定されました。
ワクチン未接種、もしくは不適切なワクチン接種をした動物、さらには狂犬病に感染した動物と接触した動物は、公式見解により、即時殺処分しなければなりませんでした。



 続いて、「ワクチン未接種、不適切なワクチン接種(完全にワクチン接種の証明がなされていない、ワクチンの効果に疑念があるなど)、もしくは狂犬病と接触した動物(狂犬病感染動物とともに輸送したなど。外見上健康であったとしても)は即時殺処分しなければならない」との根拠となる法令の条文を引用します。
 ドイツ連邦狂犬病規則(Verordnung zum Schutz gegen die Tollwut(Tollwut-Verordnung))。


§ 7 Tötung und unschädliche Beseitigung
(1) Ist der Ausbruch oder der Verdacht des Ausbruchs der Tollwut in einem Betrieb oder an einem sonstigenStandort amtlich festgestellt, so kann die zuständige Behörde die sofortige Tötung und unschädliche Beseitigungder seuchenverdächtigen Tiere anordnen;
bei seuchenverdächtigen Hunden und Katzen hat sie die Tötung und unschädliche Beseitigung anzuordnen.

殺処分と有害獣の排除
(1)施設内または他の周辺場所において、狂犬病が集団発生したり、またそれが狂犬病と疑われることが公に確認された場合は、所管官庁は、その疑わしい動物の即時殺処分と排除を命ずることができ、所轄官庁は、狂犬病の疑いのある犬や猫の殺処分と排除を命じなければなりません。



 さらにドイツの、犬猫などの入国手続きに関する、在日本ドイツ大使館のHPに、以下のような記述があります。ドイツ連邦共和国大使館・総領事館 ドイツへの犬、猫などの持ち込みについて


狂犬病の予防接種の証明書がないペット、もしくはマイクロチップを提示するこ とができないペットは、管轄官庁によりもと来た国へ送致されるか、健康検査が終わるまで検疫所に預けられます(費用は飼い主負担)。
非常手段として、飼い 主の費用負担なしに殺処分されることもあります



 対して日本では、狂犬病の疑いのある犬などは、保健所が押収して経過観察を経た後に、症状を確認した上で殺処分します。また海外から、日本に犬猫などを持ち込む場合は、ワクチン接種などの証明が不備であったとしても、半年間関税事務所に留め置いて、感染症が認められなければ入国を認めます。
 ドイツと比べれば、日本は狂犬病に係わる殺処分においてはかなり慎重です。「疑い」があるだけでは法律上、強制的に殺処分することはできません。「かなりの経過観察期間を経て、明らかに症状を呈しない限り」殺処分は行えません。次回は、日本の狂犬病に関する法令と、ドイツの狂犬病防除を比較したいと思います(続く)。


(動画)

2014年のことですが、泡を吹くと言う特有の症状を示さなかったのですが、この犬は狂犬病に感染していました。
この動画はイタリアです。
まだまだヨーロッパは、狂犬病の脅威にさらされているのです。
そのようなところで「犬の放し飼い、ノーリード」が「良き伝統」でありえますか。




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ドイツにおける狂犬病対策での殺処分は、日本よりはるかに厳格です

 




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(Zusammenfassung)
Die Vorschriften des Bundesjagdgesetz:
Pflicht des Jägers ist vermehrte
Bejagung von Raubwild (Freilaufende Hunde und Katzen).
Darüber hinaus ist die Tollwut Kontrolle auch Zweck.
Bundesjagdgesetz
§ 23 Inhalt des Jagdschutzes
Jagdschutzes Der Jagdschutz umfaßt nach näherer Bestimmung durch die Länder den Schutz des Wildes insbesondere vor Wilderern, Futter not, Wildseuchen, vor wildernden Hunden und Katzen sowie die Sorge für die Einhaltung der zum Schutz des Wildes und der Jagd erlassenen Vorschriften.


 私のブログをFace bookなどで紹介して下さっている方から、質問を受けました。「ドイツでの犬猫の狩猟は、狂犬病対策でもあるのか?」です。こちらの記事です。さんかくたまご様 返信。ドイツにおける犬猫の狩猟の根拠となる法律は、ドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)です。本法においては、犬猫の狩猟は野生生物保護と感染症(狂犬病)防除を目的としています。さらには、各州の警察法で警察官が犬などを職務で射殺することを求めている規定も、狂犬病対策の一環かもしれません


 ヨーロッパ大陸は狂犬病が根絶されていません。実は、東ヨーロッパや黒海沿岸の旧ソビエト連邦構成国の一部では、世界でも有数の狂犬病多発地帯です。ヨーロッパにおける狂犬病発生の状況は、次の画像のとおりです(ドットが狂犬病発生地点)。
 Tollwut「狂犬病」より引用します。またこちらのサイトでは、Aus jagdlicher Sicht: Pflicht des Jägers ist vermehrte Bejagung von Raubwild. bei Tollwut im Jagdbezirk Köder auslegen.「法律の条文では。ハンターの責務は、野生動物の捕食者である犬猫を狩猟駆除することです。狩猟地区での給餌は、狂犬病拡大行為とみなします(「野生生物の生息域でも野良猫への給餌は制限すべきではない」と主張している人に、このようなドイツの規定を知っていただきたいです。しかしその様な人に限って、狂信的な「動物愛護先進国ドイツ」の信奉者なのですから理解に苦しみます)」とあります。


(画像1)

1990年における狂犬病発生状況。
野生動物、ペット、人間とコウモリのみ。

狂犬病1990


(画像2)

2011年における狂犬病発生状況。
野生動物、ペット、人間とコウモリのみ。

狂犬病2011


 1990年頃に、ヨーロッパ大陸東部で極めて狂犬病発生数が多かった理由は、当時ソビエト連邦構成国の独立~共産党一党独裁から民主化へのプロセスで政情が安定せず、各国の衛生対策がおざなりになったためです。現在でも、内戦状態が近年まで続いた旧ユーゴスラビアの構成国や、政情が安定しないウクライナ周辺などは、狂犬病発生数が大変多いのです。
 それらの国々と地続きであるドイツは、厳格に狂犬病対策を講じています。浮遊状態の犬猫を積極的に狩猟駆除してきたのもその一環です。日本のように、国境は全て海を隔てている国とは異なります。日本の感覚で、ヨーロッパの狂犬病を理解しようとする方が間違いです。


 ドイツにおける犬猫の狩猟駆除の根拠となる法律は、ドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetzです。犬猫の狩猟駆除に関する条文を引用します。
 なお、さんかくたまご様 返信においては、私は「ドイツ連邦狩猟法では犬猫の狩猟の根拠を野生動物保護としていて、狂犬病防除は明文化されていない」とコメントしました。ドイツ連邦狩猟法が、2013年に改正されていたことを忘れていました。改正後は、感染症(主に狂犬病を念頭においていると思われます)防除の目的も加えられました。

§ 23 Inhalt des Jagdschutzes
Jagdschutzes Der Jagdschutz umfaßt nach näherer Bestimmung durch die Länder den Schutz des Wildes insbesondere vor Wilderern, Futter not, Wildseuchen, vor wildernden Hunden und Katzen sowie die Sorge für die Einhaltung der zum Schutz des Wildes und der Jagd erlassenen Vorschriften.

第23条 狩猟対象鳥獣の保護に関する内容
狩猟対象鳥獣の保護は、野生動物や狩猟活動の保護のために採用した規定に応じて、犬や猫などからの野生動物の捕食を懸念し、例えば、浮遊犬猫に給餌しないことや、野生動物の感染症流行に関して、特別に野生動物を捕食する犬猫から野生生物を保護する、国の具体的な規定に従った保護機能が含まれています。



 2013年の改正以前の連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)23条では、Futter not「給餌禁止」と、Wildseuchen「野生動物(浮遊犬猫)における感染症の流行」はなかったと記憶しています。改正連邦狩猟法で、野生動物(浮遊犬猫)の感染症に関する記述が盛り込まれたことにより、犬猫の狩猟駆除は、より狂犬病対策としての正当化を得たと言えると思います。
 しかし2013年の本法改正以前からドイツにおいては、犬猫の狩猟駆除は事実上狂犬病対策でもあったことは間違いないと思います。なぜならば、「狂犬病防除のために、犬猫は射殺すべし」という看板が多く、ドイツの狩猟区域に掲示されているからです。以下のような画像です。


(画像)

 Tollwutgefahr ! freilaufende hunde u. katzen werden erschossen 「狂犬病の危険!自由に徘徊している犬と猫は射殺すべきと書かれています。

狩猟支持看板 (640x480)


 ドイツ連邦共和国における狂犬病対策の根拠となる主な法令は、連邦狂犬病規則(Verordnung zum Schutz gegen die Tollwut(Tollwut-Verordnung))です。本規則における狂犬病防除のための殺処分規定は、日本よりはるかに厳しいのです。例えば、「狂犬病感染獣と接したなどで感染が疑われるだけも、その動物は即時殺処分しなければならない」などです。日本の狂犬病予防法では、感染が疑われる動物は、保健所が収容して経過観察をして発症後に殺処分~解剖を行い診断を確定するとあります。つまり、症状が出ていない~疑いの状態での殺処分は認められていません。
 なお、在日本ドイツ大使館では、「ドイツに犬猫などを持ち込もうとする際に、ワクチンの接種が証明できないなどの基準を満たしていないものは、ドイツ政府により強制的に殺処分されることがあります」と日本語で明記されています。その一文だけでも、「ドイツは殺処分ゼロ」ではないと判断できますね。
 対して日本の税関は、半年間の経過観察の後に、狂犬病などの感染症なないことを確認した上で入国を認めます。ドイツの狂犬病法と、通関の際の強制殺処分については、次回以降の記事で書きます(続く)。

ドイツでも、猫アレルギーは深刻な疾患という認識です





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(Zusammenfassung)
Nach Schätzungen leiden in Deutschland über 10 % der Haustierhalter an einer Tierhaarallergie.
Und häufiger als bei anderen Allergenen kommt es zu Asthma mit anfallsweiser Luftnot bei Kontakt zu Katze.
Weiter, es(Hyposensibilisierung gegen Katze) kam schon zu schweren Nebenwirkungen und sogar Todesfälle sind in der Literatur beschrieben.
Die Behandlung ist auch schwierig, Katzenallergie.
In Deutschland ist erkannt worden, Katzenallergie ist eine ernste Krankheit.
In Japan hingegen Katzenallergie ist vernachlässigt worden.
Ich weiß nicht den Grund.


 前回記事、アメリカにおける猫アレルギー死亡例は年間50人、では、アメリカにおいては猫アレルギーは大変深刻な問題で、患者は高位推計で1,000万人存在し、年間の死亡者数は50人であることを書きました。ドイツにおいても、猫アレルギーは深刻な疾患であるとの認識です。


 ドイツのアレルギー患者向けサイト、Mein Allergie Portalから記事、Allergisch auf die eigene Katze? Was tun?「自分の飼い猫にアレルギーがあったら?どうしたらよいでしょう?」。2013年3月14日。
 

Und häufiger als bei anderen Allergenen kommt es zu Asthma mit anfallsweiser Luftnot bei Kontakt zu Katze.
Das Allergen ist sehr klein, heftet sich an Haare und Kleidung der Menschen, die mit der Katze leben, und kommt so überall hin.
Deshalb findet man das Katzenallergen auch in öffentlichen Gebäuden, im öffentlichen Nahverkehr, in Schulen und Kindergärten, überall, wo Menschen zusammen kommen.
Übrigens gelten diese Aussagen nicht nur für Hauskatzen, alle Katzen.
Der erste und wichtigste Rat ist immer, den Kontakt zur Katze zu vermeiden, dh die Katze abzuschaffen.
Es(Hyposensibilisierung gegen Katze) kam schon zu schweren Nebenwirkungen und sogar Todesfälle sind in der Literatur beschrieben.

他のアレルゲンと比べ、猫と接触した場合はより頻繁に発作性呼吸困難と喘息になります。
(猫)アレルゲンは非常に小さく、猫と一緒に暮らす人々の髪や衣服に付着し、どこにでも拡散します。
したがって、人が集まる場所である公共の建物、公共交通機関、学校や幼稚園などのどこにでも猫のアレルゲンが検出されます。
なおこれらの記述における猫とは、飼い猫のみならずすべての猫を含みます。
(猫アレルギー患者に対する)第一に、そして最も重要なアドバイスは、猫との接触を避けるために常に猫を遠ざけることです、つまり猫の飼育をやめることです。
猫に対する免疫療法は、深刻な死亡という副作用が起こっているとさえ文献で報告されています。



 引用した記事では、次のことが書かれています。
1、猫は、ほかの動物よりアレルギー症状を発症しやすく、かつ重症化しやすい。
2、猫アレルゲンは非常に小さくどこにでも拡散し、猫飼育者以外にも被害をもたらす。
3、猫アレルギー患者のアレルギー発作を防ぐためには、猫を徹底的に排除することが第一です。

 
 この猫アレルギーの特異性1、2によれは、猫飼育者以外のアレルギー患者を危険に晒す可能性が、ほかの動物アレルギーに比べてより高いと言えます。なおこちらの記事でも、猫は、他の動物に比べてアレルギーを発症させやすいとされています。Tierhaarallergie「動物アレルギー」。2011年1月11日。 ペットの医療・健康  第6回「アレルギー対策と、人間とペットの生活」
 そのためにも非猫飼育者である無関係な猫アレルギーの患者さんの安全を守るためには、3、にあるように、徹底的に患者さんから猫と猫アレルゲンを遠ざける必要があります。猫飼育者は室内飼いに徹底して猫を外に出さないことと、猫アレルギー患者と接するときは、衣類、持ち物などについた猫アレルゲンを完全に除去する必要があります。

 野良猫の温存、猫の放し飼い、地域猫活動(TNR活動)は、それに真っ向から反します。私が前回記事で書いたとおり、アメリカでは推定で1,000万人の猫アレルギー患者が存在する可能性が有り、年間50人の方が死亡しています。日本においても、相当数の猫アレルギー患者が存在すると考えられます。
 また引用した記事では、猫アレルギーの治療である免疫療法は、副作用のリスクが高く、死亡例もあるとしています。猫アレルギーの免疫療法の副作用による死亡例は、ドイツでは4名です(Gegen Katze hyposensibilisieren?「猫アレルギー免疫療法に反対?」2012年7月7日)。猫アレルギーは、治療も困難です。

 このように、猫アレルギーの問題は深刻なのです。一部の野良猫の愛好家、猫放し飼いの飼い主、地域猫(TNR)の活動家らのわがままを通して、人の健康や生命を危険に晒して良いのでしょうか。(野良猫を温存することや、猫を放し飼いすること、地域猫は、私は動物愛護にも反すると思いますが)仮に、野良猫の温存、猫の放し飼い、地域猫活動(TNR)が動物愛護に適うとしても、人の健康や生命の方が、はるかに重いと思います。
 さらに野良猫の温存、猫の放し飼い、地域猫活動(TNR活動)は、猫アレルギー患者さんのみに害があるだけではありません。多くの感染症のリスクを高めるとの研究報告がされています。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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